JPH0826532B2 - 海面等における油除去方法 - Google Patents
海面等における油除去方法Info
- Publication number
- JPH0826532B2 JPH0826532B2 JP3452790A JP3452790A JPH0826532B2 JP H0826532 B2 JPH0826532 B2 JP H0826532B2 JP 3452790 A JP3452790 A JP 3452790A JP 3452790 A JP3452790 A JP 3452790A JP H0826532 B2 JPH0826532 B2 JP H0826532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- sea surface
- adsorbent
- adsorbents
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B12/00—Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material
- F42B12/02—Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect
- F42B12/36—Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information
- F42B12/46—Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing gases, vapours, powders or chemically-reactive substances
- F42B12/50—Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing gases, vapours, powders or chemically-reactive substances by dispersion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B5/00—Cartridge ammunition, e.g. separately-loaded propellant charges
- F42B5/02—Cartridges, i.e. cases with charge and missile
- F42B5/145—Cartridges, i.e. cases with charge and missile for dispensing gases, vapours, powders, particles or chemically-reactive substances
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は海面、湖水面に油汚染が発生した時に中和
剤、吸着材を海面上等に拡散し、中和し又は吸着し、回
収する海面等における油除去方法に関するものである。
剤、吸着材を海面上等に拡散し、中和し又は吸着し、回
収する海面等における油除去方法に関するものである。
従来の技術 従来、海上、湖水上において船舶による悪質な垂れ流
し行為、船舶事故、海難事故、移槽中事故による流出な
どの原因により、海面、湖水面に原油、重油等の油汚染
がしばしば発生し、その被害は多面に広がり、大きな公
害となることもあった。
し行為、船舶事故、海難事故、移槽中事故による流出な
どの原因により、海面、湖水面に原油、重油等の油汚染
がしばしば発生し、その被害は多面に広がり、大きな公
害となることもあった。
そこで、海面、湖水面に油汚染が発生すると、オイル
フェンス、中和剤、吸着マット等を使用して対処してい
るが、かかる対策では、中和剤、吸着マット等は船舶上
より乗船員、作業者により手作業で拡散、回収してお
り、効率が悪く、人手を要する欠点を有していた。
フェンス、中和剤、吸着マット等を使用して対処してい
るが、かかる対策では、中和剤、吸着マット等は船舶上
より乗船員、作業者により手作業で拡散、回収してお
り、効率が悪く、人手を要する欠点を有していた。
発明が解決しようとする課題 本発明は人手を要することなく、効率良く中和剤、吸
着材を海面上等に拡散、回収する様にした海面等におけ
る油除去方法を提供せんとするものである。
着材を海面上等に拡散、回収する様にした海面等におけ
る油除去方法を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記従来技術に基づく、効率が悪く、人手
を要する課題に鑑み、中和剤、吸着材を船舶上より打ち
上げ、海面上等に拡散することによって、人手を要する
ことなく、効率良く油除去を行う様にし、又吸着材の基
端を結束すると共に船舶と吸着材を連結紐により連結し
手繰り寄せることによって、人手を要することなく、効
率良く吸着材を回収する様にして、前記課題を解決せん
とするものである。
を要する課題に鑑み、中和剤、吸着材を船舶上より打ち
上げ、海面上等に拡散することによって、人手を要する
ことなく、効率良く油除去を行う様にし、又吸着材の基
端を結束すると共に船舶と吸着材を連結紐により連結し
手繰り寄せることによって、人手を要することなく、効
率良く吸着材を回収する様にして、前記課題を解決せん
とするものである。
作 用 本発明は、中和剤又は吸着材と拡散用火薬より油除去
玉を構成し、油除去玉を船舶上より打ち上げ、海面上等
に中和剤又は吸着材を拡散し、油分を中和又は吸着し、
紐状の吸着材の基端を結束すると共に船舶と吸着材を連
結紐により連結し手繰り寄せて吸着材を回収するのであ
る。
玉を構成し、油除去玉を船舶上より打ち上げ、海面上等
に中和剤又は吸着材を拡散し、油分を中和又は吸着し、
紐状の吸着材の基端を結束すると共に船舶と吸着材を連
結紐により連結し手繰り寄せて吸着材を回収するのであ
る。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 中和剤１、1a…と拡散用火薬より構成した油除去玉２
を打ち上げ用火薬により船舶３の打ち上げ台４より打ち
上げ、空中で拡散用火薬を爆発させて中和剤１、1a…を
広面積に拡散し海面、湖水面上に落下させ、中和剤１、
1a…により油分を中和するのである。
を打ち上げ用火薬により船舶３の打ち上げ台４より打ち
上げ、空中で拡散用火薬を爆発させて中和剤１、1a…を
広面積に拡散し海面、湖水面上に落下させ、中和剤１、
1a…により油分を中和するのである。
又、第２の油除去方法としては、中和剤１、1a…に代
えてチップ状（小さな粒子状）の吸着材５、5a…と拡散
用火薬より油除去玉２を構成し、上記の中和剤１、1a…
と同様に船舶３より打ち上げ、吸着材５、5a…を広面積
に拡散し海面上等に落下させ、吸着材５、5a…により油
分を吸着し、例えばオイルフェンスで集めたり網により
吸着材５、5a…を回収するのである。
えてチップ状（小さな粒子状）の吸着材５、5a…と拡散
用火薬より油除去玉２を構成し、上記の中和剤１、1a…
と同様に船舶３より打ち上げ、吸着材５、5a…を広面積
に拡散し海面上等に落下させ、吸着材５、5a…により油
分を吸着し、例えばオイルフェンスで集めたり網により
吸着材５、5a…を回収するのである。
又、第３の油除去方法としては、油除去玉２を多数の
紐状の吸着材６、6a…と拡散用火薬より構成し、吸着材
６、6a…の基端を結束すると共に該基端と船舶３を連結
紐７により連結し、上記と同様に船舶３より打ち上げ、
吸着材６、6a…を広面積に拡散し海面上等に落下させ、
吸着材６、6a…により油分を吸着し、連結紐７を手繰り
寄せて吸着材６、6a…を回収するのである。
紐状の吸着材６、6a…と拡散用火薬より構成し、吸着材
６、6a…の基端を結束すると共に該基端と船舶３を連結
紐７により連結し、上記と同様に船舶３より打ち上げ、
吸着材６、6a…を広面積に拡散し海面上等に落下させ、
吸着材６、6a…により油分を吸着し、連結紐７を手繰り
寄せて吸着材６、6a…を回収するのである。
尚、油除去玉２の具体的構成としては、例えば中心部
に拡散用火薬を詰め、周囲に中和剤１、1a…、吸着材
５、5a…、６、6a…を配置したものを使用し、油除去玉
２に使用する拡散用火薬、打ち上げ用火薬は共に花火の
技術を応用することが出来、又第３の油除去方法におい
ては手繰り寄せる技術は捕鯨の技術を応用することが出
来、又火薬の量等は汚染状況により使い分け、打ち上げ
の高さ、拡散の径等は種々工夫出来、且つ油汚染規模に
応じて複数の油除去玉２を使用するのである。
に拡散用火薬を詰め、周囲に中和剤１、1a…、吸着材
５、5a…、６、6a…を配置したものを使用し、油除去玉
２に使用する拡散用火薬、打ち上げ用火薬は共に花火の
技術を応用することが出来、又第３の油除去方法におい
ては手繰り寄せる技術は捕鯨の技術を応用することが出
来、又火薬の量等は汚染状況により使い分け、打ち上げ
の高さ、拡散の径等は種々工夫出来、且つ油汚染規模に
応じて複数の油除去玉２を使用するのである。
要するに本発明は、中和剤１、1a…と火薬より構成し
た油除去玉２を船舶３より打ち上げ、中和剤１、1a…を
拡散し海面上等に落下させ、油分を中和する様にしたの
で、又チップ状の吸着材５、5a…と火薬より構成した油
除去玉２を船舶３より打ち上げ、吸着材５、5a…を拡散
し海面上等に落下させ、油分を吸着し吸着材５、5a…を
回収する様にしたので、瞬時に広い範囲に中和剤１、1a
…又は吸着材５、5a…を拡散出来るために、人手を要す
ることなく、効率良く油除去を行うことが出来るのであ
る。
た油除去玉２を船舶３より打ち上げ、中和剤１、1a…を
拡散し海面上等に落下させ、油分を中和する様にしたの
で、又チップ状の吸着材５、5a…と火薬より構成した油
除去玉２を船舶３より打ち上げ、吸着材５、5a…を拡散
し海面上等に落下させ、油分を吸着し吸着材５、5a…を
回収する様にしたので、瞬時に広い範囲に中和剤１、1a
…又は吸着材５、5a…を拡散出来るために、人手を要す
ることなく、効率良く油除去を行うことが出来るのであ
る。
又、多数の紐状の吸着材６、6a…と火薬より構成し、
吸着材６、6a…の基端を結束すると共に該基端と船舶３
を連結紐７により連結した油除去玉２であって、該油除
去玉２を船舶３より打ち上げ、吸着材６、6a…を拡散し
海面上等に落下させたので、瞬時に広い範囲に吸着材
６、6a…を拡散出来るために、人手を要することなく、
効率良く油除去を行うことが出来、又油分を吸着し連結
紐７を手繰り寄せて吸着材６、6a…を回収する様にした
ので、人手を要することなく、効率良く吸着材６、6a…
を回収することが出来る等その実用的効果甚だ大なるも
のである。
吸着材６、6a…の基端を結束すると共に該基端と船舶３
を連結紐７により連結した油除去玉２であって、該油除
去玉２を船舶３より打ち上げ、吸着材６、6a…を拡散し
海面上等に落下させたので、瞬時に広い範囲に吸着材
６、6a…を拡散出来るために、人手を要することなく、
効率良く油除去を行うことが出来、又油分を吸着し連結
紐７を手繰り寄せて吸着材６、6a…を回収する様にした
ので、人手を要することなく、効率良く吸着材６、6a…
を回収することが出来る等その実用的効果甚だ大なるも
のである。
図は本発明の一実施例を示すものにして、 第１図は中和剤又はチップ状の吸着材を打ち上げ、拡散
する状態の正面図、第２図は紐状の吸着材を打ち上げ、
拡散する状態の正面図、第３図は同上の拡散後の平面図
である。 １、1a……中和剤、２油除去玉、３船舶 ５、5a……吸着材、６、6a……吸着材、７連結紐
する状態の正面図、第２図は紐状の吸着材を打ち上げ、
拡散する状態の正面図、第３図は同上の拡散後の平面図
である。 １、1a……中和剤、２油除去玉、３船舶 ５、5a……吸着材、６、6a……吸着材、７連結紐
Claims (3)
- 【請求項１】中和剤と火薬より構成した油除去玉を船舶
より打ち上げ、中和剤を拡散し海面上等に落下させ、油
分を中和する様にしたことを特徴とする海面等における
油除去方法。 - 【請求項２】チップ状の吸着材と火薬より構成した油除
去玉を船舶より打ち上げ、吸着材を拡散し海面上等に落
下させ、油分を吸着し吸着材を回収する様にしたことを
特徴とする海面等における油除去方法。 - 【請求項３】多数の紐状の吸着材と火薬より構成し、吸
着材の基端を結束すると共に該基端と船舶を連結紐によ
り連結した油除去玉であって、該油除去玉を船舶より打
ち上げ、吸着材を拡散し海面上等に落下させ、油分を吸
着し連結紐を手繰り寄せて吸着材を回収する様にしたこ
とを特徴とする海面等における油除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3452790A JPH0826532B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 海面等における油除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3452790A JPH0826532B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 海面等における油除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03238082A JPH03238082A (ja) | 1991-10-23 |
| JPH0826532B2 true JPH0826532B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=12416749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3452790A Expired - Lifetime JPH0826532B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 海面等における油除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826532B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2800499B2 (ja) * | 1991-09-18 | 1998-09-21 | 日産自動車株式会社 | 炭化水素吸着材 |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP3452790A patent/JPH0826532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03238082A (ja) | 1991-10-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Cho et al. | Field methods for amending marine sediment with activated carbon and assessing treatment effectiveness | |
| US4332854A (en) | Polypropylene oil removal structure | |
| WO2005081722A3 (en) | Sorption method, device, and system | |
| AR221528A1 (es) | Procedimiento para remover un primer gas polar de una mezcla del mismo con un segundo gas polar con un sorbente selectivo para el primer gas polar y el aparato para realizar dicho procedimiento | |
| IE42246L (en) | Purging liquid from a submerged pipeine | |
| JPS55159835A (en) | High selective heavy metal ion adsorbing agent, and method of preparation and adsorption thereof | |
| Nassar | The kinetics of basic dye removal using palm-fruit bunch | |
| JPH0826532B2 (ja) | 海面等における油除去方法 | |
| SE8803240D0 (sv) | Forfarande och apparat for att genom sorption lagra en gasblandning | |
| DK1185347T4 (da) | Separationsindretning og separationsfremgangsmåde | |
| NL162847C (nl) | Werkwijze en inrichting voor het scheiden van een mengsel van twee niet of onvolledig mengbare vloei- stoffen van verschillend soortelijk gewicht, bijvoorbeeld een mengsel van olie en water. | |
| US4303529A (en) | Multi-chromatographic materials | |
| JPH08192152A (ja) | 油吸着材 | |
| DE59205013D1 (de) | Verfahren zur Umweltverträglichen Entfernung von Öl und ölähnlichen Stoffen von der Wasser- oder Erdoberfläche und dazu geeigneter Öladsorber | |
| JP3006134U (ja) | 流出油吸収装置 | |
| DE69507557D1 (de) | Multikontakt-Antriebstrennvorrichtung insbesondere zur Anwendung beim Aussetzen eines Objektes aus einem Raumfahrzeug | |
| DE2903384A1 (de) | Seenot-ballon | |
| EP1043044A3 (de) | Verfahren und Gerät zum Löschen von Waldbränden aus der Luft | |
| Martins et al. | Hydrophobic expanded vermiculite as a cleaning agent for contaminated waters | |
| CN115419037B (zh) | 海上泄漏石油收集装置 | |
| Stenstrom et al. | Oil and grease removal by floating sorbent in a CDS device | |
| JPH0476106A (ja) | 水上浮遊オイルの回収方法 | |
| JP2004257068A (ja) | ポリマーチューブ式投擲用油吸着マット | |
| Piecewicz et al. | Further characterization of sorbents for environmental sampling | |
| Kondo | Use of sorbents for oil spills |