JPH08263031A - 画像表示方法および装置 - Google Patents
画像表示方法および装置Info
- Publication number
- JPH08263031A JPH08263031A JP7063889A JP6388995A JPH08263031A JP H08263031 A JPH08263031 A JP H08263031A JP 7063889 A JP7063889 A JP 7063889A JP 6388995 A JP6388995 A JP 6388995A JP H08263031 A JPH08263031 A JP H08263031A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image
- display means
- brightness
- test pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＣＲＴ表示手段を用いて画像を表示する際
に、ＣＲＴの輝度特性が劣化しても、常に所望の輝度、
階調で画像を表示可能とする。 【構成】 画像表示用のＣＲＴ表示手段25に入力される
画像信号Ｄを、信号変換手段23において階調補正テーブ
ルに基づいて階調補正処理する。そして、テストパター
ン発生手段26により発生させた相異なる輝度の複数のテ
ストパターンを担持する所定のテストパターン信号Ｂｔ
をＣＲＴ表示手段25に入力させ、このテストパターン信
号Ｂｔに基づいてＣＲＴ表示手段25に表示された複数の
テストパターンの輝度を輝度測定手段28により測定し、
変換テーブル作成部27が発生する変換テーブルを、上記
測定手段28による輝度測定結果に基づいて、同一画像信
号Ｄに対して同一の表示輝度が得られるように補正す
る。
に、ＣＲＴの輝度特性が劣化しても、常に所望の輝度、
階調で画像を表示可能とする。 【構成】 画像表示用のＣＲＴ表示手段25に入力される
画像信号Ｄを、信号変換手段23において階調補正テーブ
ルに基づいて階調補正処理する。そして、テストパター
ン発生手段26により発生させた相異なる輝度の複数のテ
ストパターンを担持する所定のテストパターン信号Ｂｔ
をＣＲＴ表示手段25に入力させ、このテストパターン信
号Ｂｔに基づいてＣＲＴ表示手段25に表示された複数の
テストパターンの輝度を輝度測定手段28により測定し、
変換テーブル作成部27が発生する変換テーブルを、上記
測定手段28による輝度測定結果に基づいて、同一画像信
号Ｄに対して同一の表示輝度が得られるように補正す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＣＲＴ表示手段を用いて
画像を表示する方法に関し、特に詳細には、ＣＲＴの輝
度特性の劣化を補償できるようにした画像表示方法に関
するものである。
画像を表示する方法に関し、特に詳細には、ＣＲＴの輝
度特性の劣化を補償できるようにした画像表示方法に関
するものである。
【０００２】また本発明は、上記のような画像表示方法
を実施するための装置に関するものである。
を実施するための装置に関するものである。
【０００３】
【従来の技術】従来より、例えば特開平１−１０７７３
９号公報等に示されているように、ＣＲＴ（cathode-ra
y tube：陰極線管）の画面に画像を表示するＣＲＴ表示
手段が知られている。このＣＲＴ表示手段は、大画面の
ものも比較的容易に形成できる、輝度が高い、といった
長所を有し、広範な分野に適用されている。
９号公報等に示されているように、ＣＲＴ（cathode-ra
y tube：陰極線管）の画面に画像を表示するＣＲＴ表示
手段が知られている。このＣＲＴ表示手段は、大画面の
ものも比較的容易に形成できる、輝度が高い、といった
長所を有し、広範な分野に適用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ＣＲＴは経時
変化により輝度特性が次第に劣化するため、ＣＲＴ表示
手段に同じ画像信号を入力しても、表示画像の階調が劣
化前と後とで異なってしまうことがある。このような階
調変動は、表示画像を観察して表示対象物の性状を判断
するような場合に、判断を誤らせるおそれがある。
変化により輝度特性が次第に劣化するため、ＣＲＴ表示
手段に同じ画像信号を入力しても、表示画像の階調が劣
化前と後とで異なってしまうことがある。このような階
調変動は、表示画像を観察して表示対象物の性状を判断
するような場合に、判断を誤らせるおそれがある。
【０００５】このような不具合を招かないように、ＣＲ
Ｔの輝度やコントラストの調整つまみを操作して、表示
状態を目視によって所望の一定状態に合わせ込むことも
なされているが、このように目視に頼る操作はかなり面
倒で、時間を要するものでもある。
Ｔの輝度やコントラストの調整つまみを操作して、表示
状態を目視によって所望の一定状態に合わせ込むことも
なされているが、このように目視に頼る操作はかなり面
倒で、時間を要するものでもある。
【０００６】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、面倒な操作を必要とせずに、常に所望の輝度、
階調で画像を表示することができる画像表示方法を提供
することを目的とする。
であり、面倒な操作を必要とせずに、常に所望の輝度、
階調で画像を表示することができる画像表示方法を提供
することを目的とする。
【０００７】また本発明は、そのような画像表示方法を
実施することができる画像表示装置を提供することを目
的とするものである。
実施することができる画像表示装置を提供することを目
的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による画像表示方
法は、請求項１に記載の通り、画像信号を階調補正テー
ブルに基づいて階調補正処理し、この階調補正処理後の
画像信号をＣＲＴ表示手段に入力して、該信号が示す画
像をこのＣＲＴ表示手段に表示する画像表示方法におい
て、相異なる輝度の複数のテストパターンを担持する所
定のテストパターン信号を上記ＣＲＴ表示手段に入力し
て、上記複数のテストパターンを該表示手段に表示さ
せ、表示されたこれらのテストパターンの輝度を測定
し、この測定の結果に基づいて上記階調補正テーブル
を、同一画像信号に対して同一の表示輝度が得られるよ
うに補正することを特徴とするものである。
法は、請求項１に記載の通り、画像信号を階調補正テー
ブルに基づいて階調補正処理し、この階調補正処理後の
画像信号をＣＲＴ表示手段に入力して、該信号が示す画
像をこのＣＲＴ表示手段に表示する画像表示方法におい
て、相異なる輝度の複数のテストパターンを担持する所
定のテストパターン信号を上記ＣＲＴ表示手段に入力し
て、上記複数のテストパターンを該表示手段に表示さ
せ、表示されたこれらのテストパターンの輝度を測定
し、この測定の結果に基づいて上記階調補正テーブル
を、同一画像信号に対して同一の表示輝度が得られるよ
うに補正することを特徴とするものである。
【０００９】一方本発明による画像表示装置は、請求項
２に記載の通り、画像信号に基づいて画像を表示するＣ
ＲＴ表示手段と、このＣＲＴ表示手段に入力される画像
信号を階調補正テーブルに基づいて階調補正処理する信
号変換手段と、相異なる輝度の複数のテストパターンを
担持する所定のテストパターン信号を上記ＣＲＴ表示手
段に入力するテストパターン発生手段と、上記テストパ
ターン信号に基づいてＣＲＴ表示手段に表示された複数
のテストパターンの輝度を測定する輝度測定手段と、こ
の輝度測定手段による測定結果に基づいて上記階調補正
テーブルを、同一画像信号に対して同一の表示輝度が得
られるように補正するテーブル補正手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
２に記載の通り、画像信号に基づいて画像を表示するＣ
ＲＴ表示手段と、このＣＲＴ表示手段に入力される画像
信号を階調補正テーブルに基づいて階調補正処理する信
号変換手段と、相異なる輝度の複数のテストパターンを
担持する所定のテストパターン信号を上記ＣＲＴ表示手
段に入力するテストパターン発生手段と、上記テストパ
ターン信号に基づいてＣＲＴ表示手段に表示された複数
のテストパターンの輝度を測定する輝度測定手段と、こ
の輝度測定手段による測定結果に基づいて上記階調補正
テーブルを、同一画像信号に対して同一の表示輝度が得
られるように補正するテーブル補正手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【００１０】
【作用および発明の効果】上記構成の画像表示方法にお
いては、ＣＲＴ表示手段に表示されたテストパターンの
輝度を測定し、この測定の結果に基づいて階調補正テー
ブルを、同一画像信号に対して同一の表示輝度が得られ
るように補正しているので、目視に頼る面倒な操作は必
要とせずに、ＣＲＴの輝度特性劣化を補償して、常に所
望の輝度、階調で画像を表示することが可能となる。
いては、ＣＲＴ表示手段に表示されたテストパターンの
輝度を測定し、この測定の結果に基づいて階調補正テー
ブルを、同一画像信号に対して同一の表示輝度が得られ
るように補正しているので、目視に頼る面倒な操作は必
要とせずに、ＣＲＴの輝度特性劣化を補償して、常に所
望の輝度、階調で画像を表示することが可能となる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図１は本発明の一実施例による画像表示装
置を備えた放射線画像情報読取装置を示すものである。
例えばＸ線等の放射線が人体等の被写体を介して照射さ
れることによりこの被写体の透過放射線画像情報を蓄積
記録した蓄積性蛍光体シート10は、エンドレスベルト等
のシート搬送手段11により、副走査のために矢印Ｙ方向
に搬送される。半導体レーザ等の励起光源12から射出さ
れた励起光（読取光）としてのレーザビーム13は、高速
回転する回転多面鏡14によって反射偏向され、通常ｆ・
θレンズからなる走査レンズ18によって集束され、ミラ
ー19で反射して蓄積性蛍光体シート10上を上記副走査方
向Ｙと略直角な矢印Ｘ方向に主走査する。
に説明する。図１は本発明の一実施例による画像表示装
置を備えた放射線画像情報読取装置を示すものである。
例えばＸ線等の放射線が人体等の被写体を介して照射さ
れることによりこの被写体の透過放射線画像情報を蓄積
記録した蓄積性蛍光体シート10は、エンドレスベルト等
のシート搬送手段11により、副走査のために矢印Ｙ方向
に搬送される。半導体レーザ等の励起光源12から射出さ
れた励起光（読取光）としてのレーザビーム13は、高速
回転する回転多面鏡14によって反射偏向され、通常ｆ・
θレンズからなる走査レンズ18によって集束され、ミラ
ー19で反射して蓄積性蛍光体シート10上を上記副走査方
向Ｙと略直角な矢印Ｘ方向に主走査する。
【００１２】こうしてレーザビーム13が照射されたシー
ト10の箇所からは、蓄積記録されている放射線画像情報
に応じた光量の輝尽発光光15が発散され、この輝尽発光
光15は集光体16によって集光され、光検出器としてのフ
ォトマルチプライヤー（光電子増倍管）17によって光電
的に検出される。
ト10の箇所からは、蓄積記録されている放射線画像情報
に応じた光量の輝尽発光光15が発散され、この輝尽発光
光15は集光体16によって集光され、光検出器としてのフ
ォトマルチプライヤー（光電子増倍管）17によって光電
的に検出される。
【００１３】上記集光体16はアクリル板等の導光性材料
を成形して作られたものであり、直線状をなす入射端面
16ａが蓄積性蛍光体シート10上のビーム走査線に沿って
延びるように配され、円環状に形成された出射端面16ｂ
に上記フォトマルチプライヤー17の受光面が結合されて
いる。上記入射端面16ａから集光体16内に入射した輝尽
発光光15は、該集光体16の内部を全反射を繰り返して進
み、出射端面16ｂから出射してフォトマルチプライヤー
17に受光され、前記放射線画像情報を担持する輝尽発光
光15の光量がこのフォトマルチプライヤー17によって検
出される。
を成形して作られたものであり、直線状をなす入射端面
16ａが蓄積性蛍光体シート10上のビーム走査線に沿って
延びるように配され、円環状に形成された出射端面16ｂ
に上記フォトマルチプライヤー17の受光面が結合されて
いる。上記入射端面16ａから集光体16内に入射した輝尽
発光光15は、該集光体16の内部を全反射を繰り返して進
み、出射端面16ｂから出射してフォトマルチプライヤー
17に受光され、前記放射線画像情報を担持する輝尽発光
光15の光量がこのフォトマルチプライヤー17によって検
出される。
【００１４】フォトマルチプライヤー17のアナログ出力
信号（画像信号）Ｓは対数増幅器20によって増幅され、
Ａ／Ｄ変換器21において所定の収録スケールファクター
でデジタル化される。以上のようにして、被写体の放射
線画像を担持するデジタルの画像信号Ｄが得られる。こ
のデジタル画像信号Ｄは一旦光ディスク装置等の記憶手
段22に記憶された後、そこから読み出される。読み出さ
れたデジタル画像信号Ｄは、後に詳述する信号変換部23
において変換テーブルに基づいて信号Ｂに変換され、Ｄ
／Ａ変換器24でアナログ信号Ｂａに変換されてＣＲＴ表
示手段25に入力される。ＣＲＴ表示手段25はこの画像信
号Ｂａに基づいて、該信号Ｂａが示す放射線画像を表示
する。
信号（画像信号）Ｓは対数増幅器20によって増幅され、
Ａ／Ｄ変換器21において所定の収録スケールファクター
でデジタル化される。以上のようにして、被写体の放射
線画像を担持するデジタルの画像信号Ｄが得られる。こ
のデジタル画像信号Ｄは一旦光ディスク装置等の記憶手
段22に記憶された後、そこから読み出される。読み出さ
れたデジタル画像信号Ｄは、後に詳述する信号変換部23
において変換テーブルに基づいて信号Ｂに変換され、Ｄ
／Ａ変換器24でアナログ信号Ｂａに変換されてＣＲＴ表
示手段25に入力される。ＣＲＴ表示手段25はこの画像信
号Ｂａに基づいて、該信号Ｂａが示す放射線画像を表示
する。
【００１５】ここで、前述したようにＣＲＴ表示手段25
のＣＲＴが経時変化して、輝度特性が劣化すると、その
ままでは表示画像の階調が変動してしまう。以下、この
ような不具合の発生を防止する点について説明する。
のＣＲＴが経時変化して、輝度特性が劣化すると、その
ままでは表示画像の階調が変動してしまう。以下、この
ような不具合の発生を防止する点について説明する。
【００１６】前記Ｄ／Ａ変換器24には、テストパターン
信号発生部26からテストパターン信号Ｂｔが入力される
ようになっている。このテストパターン信号Ｂｔは、図
２に示すようにＣＲＴ表示手段25に、例えば数点〜十数
点程度の相異なる輝度のテストパターンＰＴ１、ＰＴ２
……ＰＴｎを表示させるものであり、前述のように記憶
手段22からデジタル画像信号Ｄを読み出して画像表示を
行なう前に、あるいは装置の立ち上げ時等に自動的にＤ
／Ａ変換器24に入力される。それによりＣＲＴ表示手段
25には、上述のテストパターンＰＴ１〜ＰＴｎが１列に
並べて表示される。
信号発生部26からテストパターン信号Ｂｔが入力される
ようになっている。このテストパターン信号Ｂｔは、図
２に示すようにＣＲＴ表示手段25に、例えば数点〜十数
点程度の相異なる輝度のテストパターンＰＴ１、ＰＴ２
……ＰＴｎを表示させるものであり、前述のように記憶
手段22からデジタル画像信号Ｄを読み出して画像表示を
行なう前に、あるいは装置の立ち上げ時等に自動的にＤ
／Ａ変換器24に入力される。それによりＣＲＴ表示手段
25には、上述のテストパターンＰＴ１〜ＰＴｎが１列に
並べて表示される。
【００１７】上記テストパターン信号発生部26には変換
テーブル作成部27が接続され、この変換テーブル作成部
27には例えばポインタ状輝度計等の輝度測定手段28が接
続されている。装置操作者がこの輝度測定手段28をＣＲ
Ｔ表示手段25の表示画面に近付けて、テストパターンＰ
Ｔ１〜ＰＴｎに沿って移動させると、該輝度測定手段28
により各テストパターンＰＴ１〜ＰＴｎの輝度が測定さ
れる。輝度測定手段28から出力された輝度測定信号Ｑ１
〜Ｑｎは、変換テーブル作成部27の内部メモリに一時的
に記憶される。この際、該メモリの第ｍ番目のアドレス
に、第ｍ番目のテストパターンＰＴｍの輝度を示す信号
Ｑｍが記憶される。
テーブル作成部27が接続され、この変換テーブル作成部
27には例えばポインタ状輝度計等の輝度測定手段28が接
続されている。装置操作者がこの輝度測定手段28をＣＲ
Ｔ表示手段25の表示画面に近付けて、テストパターンＰ
Ｔ１〜ＰＴｎに沿って移動させると、該輝度測定手段28
により各テストパターンＰＴ１〜ＰＴｎの輝度が測定さ
れる。輝度測定手段28から出力された輝度測定信号Ｑ１
〜Ｑｎは、変換テーブル作成部27の内部メモリに一時的
に記憶される。この際、該メモリの第ｍ番目のアドレス
に、第ｍ番目のテストパターンＰＴｍの輝度を示す信号
Ｑｍが記憶される。
【００１８】次いで変換テーブル作成部27は、上記メモ
リに記憶されているｎ通りの輝度測定信号Ｑ１〜Ｑｎを
読み出して、前記画像信号Ｄを信号Ｂに変換する変換テ
ーブルを作成し、このテーブルＴを信号変換部23におい
て設定させる。以下、この変換テーブルＴの作成につい
て詳しく説明する。
リに記憶されているｎ通りの輝度測定信号Ｑ１〜Ｑｎを
読み出して、前記画像信号Ｄを信号Ｂに変換する変換テ
ーブルを作成し、このテーブルＴを信号変換部23におい
て設定させる。以下、この変換テーブルＴの作成につい
て詳しく説明する。
【００１９】変換テーブル作成部27は各輝度測定信号Ｑ
１〜Ｑｎが各々担持するテストパターン輝度Ｈと、テス
トパターン信号発生部26から送られたテストパターン信
号Ｂｔとから、両者の実際の関係を求める。この際、前
記メモリの第ｍ番目のアドレスに記憶されていた輝度信
号Ｑｍが示す輝度と、第ｍ番目の輝度パターンＰＴｍを
担持するテストパターン信号Ｂｔとが対応付けされた上
で両者の関係が求められる。
１〜Ｑｎが各々担持するテストパターン輝度Ｈと、テス
トパターン信号発生部26から送られたテストパターン信
号Ｂｔとから、両者の実際の関係を求める。この際、前
記メモリの第ｍ番目のアドレスに記憶されていた輝度信
号Ｑｍが示す輝度と、第ｍ番目の輝度パターンＰＴｍを
担持するテストパターン信号Ｂｔとが対応付けされた上
で両者の関係が求められる。
【００２０】この変換テーブル作成部27が求めるテスト
パターン信号Ｂｔとテストパターン輝度Ｈとの関係は、
例えば図３の第１象限に曲線ｈで示すようなものとな
る。また変換テーブル作成部27には、所望の画像信号対
表示輝度特性、つまり画像信号Ｄに対する表示輝度Ｈの
関係（図３の第２象限に示す曲線ｇ）が記憶されてお
り、変換テーブル作成部27はこの特性と、上記テストパ
ターン信号Ｂｔとテストパターン輝度Ｈの関係とに基づ
いて変換テーブルＴを作成する。
パターン信号Ｂｔとテストパターン輝度Ｈとの関係は、
例えば図３の第１象限に曲線ｈで示すようなものとな
る。また変換テーブル作成部27には、所望の画像信号対
表示輝度特性、つまり画像信号Ｄに対する表示輝度Ｈの
関係（図３の第２象限に示す曲線ｇ）が記憶されてお
り、変換テーブル作成部27はこの特性と、上記テストパ
ターン信号Ｂｔとテストパターン輝度Ｈの関係とに基づ
いて変換テーブルＴを作成する。
【００２１】すなわち変換テーブル作成部27は、各テス
トパターン信号Ｂｔに対応する輝度Ｈを上記画像信号対
表示輝度特性ｇの下に得る画像信号Ｄを求め、最終的に
この画像信号Ｄとテストパターン信号Ｂｔとの関係ｆ
（図３の第４象限）を求める。なおこの画像信号Ｄとテ
ストパターン信号Ｂｔとの関係ｆは、実際にテストパタ
ーン発生に利用されたいくつかのテストパターン信号Ｂ
ｔについて求めた後、それらを補間する等により、連続
的に求めることができる。そして変換テーブル作成部27
は、この画像信号Ｄとテストパターン信号Ｂｔとの関係
ｆに基づいて、画像信号Ｄを信号Ｂに変換する変換テー
ブルＴを作成し、信号変換部23において設定させる。
トパターン信号Ｂｔに対応する輝度Ｈを上記画像信号対
表示輝度特性ｇの下に得る画像信号Ｄを求め、最終的に
この画像信号Ｄとテストパターン信号Ｂｔとの関係ｆ
（図３の第４象限）を求める。なおこの画像信号Ｄとテ
ストパターン信号Ｂｔとの関係ｆは、実際にテストパタ
ーン発生に利用されたいくつかのテストパターン信号Ｂ
ｔについて求めた後、それらを補間する等により、連続
的に求めることができる。そして変換テーブル作成部27
は、この画像信号Ｄとテストパターン信号Ｂｔとの関係
ｆに基づいて、画像信号Ｄを信号Ｂに変換する変換テー
ブルＴを作成し、信号変換部23において設定させる。
【００２２】記憶手段22から読み出されたデジタル画像
信号Ｄが担持する画像を、前述のようにしてＣＲＴ表示
手段25に表示する際に、信号変換部23において上記のよ
うな変換テーブルＴに従って画像信号Ｄが信号Ｂに変換
されれば、この画像信号Ｄと輝度Ｈとの関係は、結局図
３の第２象限に示される所望の関係となる。
信号Ｄが担持する画像を、前述のようにしてＣＲＴ表示
手段25に表示する際に、信号変換部23において上記のよ
うな変換テーブルＴに従って画像信号Ｄが信号Ｂに変換
されれば、この画像信号Ｄと輝度Ｈとの関係は、結局図
３の第２象限に示される所望の関係となる。
【００２３】以上のように、図３に示したテストパター
ン信号Ｂｔと輝度Ｈとの関係ｈがＣＲＴの経時変化によ
って変動しても、その関係と前記所望の画像信号対画像
輝度特性（図３の第２象限）とに基づいて変換テーブル
Ｔを作成すれば、必ず上記所望の特性の下に画像表示が
なされるようになる。したがって、適当な期間が経過し
たならば、テストパターン信号Ｂｔの発生から変換テー
ブルＴの作成までの操作を行なって、その後にＣＲＴ表
示手段25に放射線画像を表示させれば、常に輝度、階調
が安定した画像を表示可能となる。
ン信号Ｂｔと輝度Ｈとの関係ｈがＣＲＴの経時変化によ
って変動しても、その関係と前記所望の画像信号対画像
輝度特性（図３の第２象限）とに基づいて変換テーブル
Ｔを作成すれば、必ず上記所望の特性の下に画像表示が
なされるようになる。したがって、適当な期間が経過し
たならば、テストパターン信号Ｂｔの発生から変換テー
ブルＴの作成までの操作を行なって、その後にＣＲＴ表
示手段25に放射線画像を表示させれば、常に輝度、階調
が安定した画像を表示可能となる。
【００２４】なお図４に示すように、ＣＲＴ表示手段25
の表示画面に画像表示領域Ａ１と非画像領域Ａ２とを設
定し、通常の画像表示は画像表示領域Ａ１において行な
うとともに、非画像領域Ａ２にテストパターンＰＴ１〜
ＰＴｎを表示し、ＣＲＴ表示手段25に組み付けた常設型
の輝度測定手段28によって定期的（毎朝、毎月等）にテ
ストパターンＰＴ１〜ＰＴｎの輝度を測定して、その都
度階調補正テーブルを補正するようにしてもよい。
の表示画面に画像表示領域Ａ１と非画像領域Ａ２とを設
定し、通常の画像表示は画像表示領域Ａ１において行な
うとともに、非画像領域Ａ２にテストパターンＰＴ１〜
ＰＴｎを表示し、ＣＲＴ表示手段25に組み付けた常設型
の輝度測定手段28によって定期的（毎朝、毎月等）にテ
ストパターンＰＴ１〜ＰＴｎの輝度を測定して、その都
度階調補正テーブルを補正するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例による画像表示装置を示す概
略構成図
略構成図
【図２】図１の画像表示装置におけるテストパターンの
表示状態を示す斜視図
表示状態を示す斜視図
【図３】本発明方法における変換テーブルの作成方法を
説明する説明図
説明する説明図
【図４】本発明の別の実施例による画像表示装置を示す
概略構成図
概略構成図
10 蓄積性蛍光体シート 11 シート搬送手段 12 励起光源 13 レーザビーム 14 回転多面鏡 15 輝尽発光光 16 集光体 17 フォトマルチプライヤー 20 対数増幅器 21 Ａ／Ｄ変換器 22 記憶手段 23 信号変換部 24 Ｄ／Ａ変換器 25 ＣＲＴ表示手段 26 テストパターン信号発生部 27 変換テーブル作成部 28 輝度測定手段
Claims (2)
- 【請求項１】 画像信号を階調補正テーブルに基づいて
階調補正処理し、 この階調補正処理後の画像信号をＣＲＴ表示手段に入力
して、該信号が示す画像をこのＣＲＴ表示手段に表示す
る画像表示方法において、 相異なる輝度の複数のテストパターンを担持する所定の
テストパターン信号を前記ＣＲＴ表示手段に入力して、
前記複数のテストパターンを該表示手段に表示させ、 表示されたこれらのテストパターンの輝度を測定し、 この測定の結果に基づいて前記階調補正テーブルを、同
一画像信号に対して同一の表示輝度が得られるように補
正することを特徴とする画像表示方法。 - 【請求項２】 画像信号に基づいて画像を表示するＣＲ
Ｔ表示手段と、 このＣＲＴ表示手段に入力される画像信号を階調補正テ
ーブルに基づいて階調補正処理する信号変換手段と、 相異なる輝度の複数のテストパターンを担持する所定の
テストパターン信号を前記ＣＲＴ表示手段に入力するテ
ストパターン発生手段と、 前記テストパターン信号に基づいて前記ＣＲＴ表示手段
に表示された複数のテストパターンの輝度を測定する輝
度測定手段と、 この輝度測定手段による測定結果に基づいて前記階調補
正テーブルを、同一画像信号に対して同一の表示輝度が
得られるように補正するテーブル補正手段とを備えてな
る画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7063889A JPH08263031A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 画像表示方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7063889A JPH08263031A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 画像表示方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08263031A true JPH08263031A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13242320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7063889A Pending JPH08263031A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 画像表示方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08263031A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7969455B2 (en) | 2005-06-15 | 2011-06-28 | Seiko Epson Corporation | Image calibration device and method |
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1995
- 1995-03-23 JP JP7063889A patent/JPH08263031A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7969455B2 (en) | 2005-06-15 | 2011-06-28 | Seiko Epson Corporation | Image calibration device and method |
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