JPH0826148A - 自動車の外装材 - Google Patents
自動車の外装材Info
- Publication number
- JPH0826148A JPH0826148A JP19171394A JP19171394A JPH0826148A JP H0826148 A JPH0826148 A JP H0826148A JP 19171394 A JP19171394 A JP 19171394A JP 19171394 A JP19171394 A JP 19171394A JP H0826148 A JPH0826148 A JP H0826148A
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- JP
- Japan
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- fiber
- thermoplastic resin
- reinforced thermoplastic
- resin layer
- ceiling
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で耐食性を有した外装材の構造とする。
【構成】 発泡樹脂層11の両面に繊維強化熱可塑性樹
脂層12を積層したサンドイッチパネル10を荷第の
床、荷室の側壁、天井に用い、外装材とする。繊維強化
熱可塑性樹脂層12が強度を有し、発泡樹脂層11が軽
量化に寄与し、全体として耐食性を有する。
脂層12を積層したサンドイッチパネル10を荷第の
床、荷室の側壁、天井に用い、外装材とする。繊維強化
熱可塑性樹脂層12が強度を有し、発泡樹脂層11が軽
量化に寄与し、全体として耐食性を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラックの荷台や荷室な
どに使用する自動車の外装材に関する。
どに使用する自動車の外装材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にトラックは車体重量、燃料重量、
人員重量などの必須重量があり、これを考慮した上で軽
量化の設計がなされている。この軽量化のため、荷台、
荷室の外装材として、合板が使用されている。図3は合
板を使用した従来の外装材を示し、自動車のシャーシ3
0上に厚さ0.3mm程度の鋼板31が掛け渡され、こ
の鋼板31上に合板32が積層されている。合板32は
厚さ18mm程度となっており、この合板32上に約
0.8mm厚さのアルミニウム板33を重ね合わせアル
ミニウム板33、合板32、鋼板31にビス、ボルトな
どの止め具34を貫通させて、これらをシャーシ30に
固定している。
人員重量などの必須重量があり、これを考慮した上で軽
量化の設計がなされている。この軽量化のため、荷台、
荷室の外装材として、合板が使用されている。図3は合
板を使用した従来の外装材を示し、自動車のシャーシ3
0上に厚さ0.3mm程度の鋼板31が掛け渡され、こ
の鋼板31上に合板32が積層されている。合板32は
厚さ18mm程度となっており、この合板32上に約
0.8mm厚さのアルミニウム板33を重ね合わせアル
ミニウム板33、合板32、鋼板31にビス、ボルトな
どの止め具34を貫通させて、これらをシャーシ30に
固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら合板を用
いた従来の外装材であっても、合板の比重が0.85と
大きく、軽量化に限界があった。例えば、厚さ18mm
の合板を4トンクラスのトラックの床材として使用した
場合、その重量が213kgとなり、この重量が車体重
量に加算されるため、無視することができない。また合
板は経時的に腐食し、この腐食により強度が劣化する。
これと合わせて湾曲などの変形も生じ易い。このため合
板を外装材を用いた場合には、早期に取り換えする必要
があり、取り換え作業が面倒であり、ランニングコスト
も高くなる問題があった。本発明はこのような事情を考
慮してなされたものであり、飛躍的な軽量化ができ、耐
食性を有した自動車の外装材を提供することを目的とす
る。また、本発明は特に荷室に用いた場合に、荷室内の
明るさを確保することができる自動車の外装材を提供す
ることを目的とする。
いた従来の外装材であっても、合板の比重が0.85と
大きく、軽量化に限界があった。例えば、厚さ18mm
の合板を4トンクラスのトラックの床材として使用した
場合、その重量が213kgとなり、この重量が車体重
量に加算されるため、無視することができない。また合
板は経時的に腐食し、この腐食により強度が劣化する。
これと合わせて湾曲などの変形も生じ易い。このため合
板を外装材を用いた場合には、早期に取り換えする必要
があり、取り換え作業が面倒であり、ランニングコスト
も高くなる問題があった。本発明はこのような事情を考
慮してなされたものであり、飛躍的な軽量化ができ、耐
食性を有した自動車の外装材を提供することを目的とす
る。また、本発明は特に荷室に用いた場合に、荷室内の
明るさを確保することができる自動車の外装材を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車の外装材
は、発泡樹脂層の両面に繊維強化熱可塑性樹脂層が積層
されたサンドイッチパネルからなることを特徴としてい
る。そして本発明ではこのサンドイッチパネルを荷台の
床、荷室の天井、側壁に用いるものである。
は、発泡樹脂層の両面に繊維強化熱可塑性樹脂層が積層
されたサンドイッチパネルからなることを特徴としてい
る。そして本発明ではこのサンドイッチパネルを荷台の
床、荷室の天井、側壁に用いるものである。
【0005】
【作用】上記構成のサンドイッチパネルは繊維強化熱可
塑性樹脂層が大きな強度を有している。この繊維強化熱
可塑性樹脂層に挟まれた発泡樹脂層は外装材全体の軽量
化を行う。またサンドイッチパネルは全体が樹脂である
ため、耐食性に優れると共に、吸湿性や温度膨張が小さ
く、変形量も少ない特性を有している。本発明では繊維
強化熱可塑性樹脂層を透明、半透明などの透光性を有す
るものとすることができ、この透光性の繊維強化熱可塑
性樹脂層を荷室の天井の採光窓に使用できる。これによ
り荷室内を明るくでき、照明設備が不要となる。本発明
において繊維強化熱可塑性樹脂層の外面にナイロン被膜
を被着させることができ、これにより外面の塗装が良好
にでき、外観が向上する。
塑性樹脂層が大きな強度を有している。この繊維強化熱
可塑性樹脂層に挟まれた発泡樹脂層は外装材全体の軽量
化を行う。またサンドイッチパネルは全体が樹脂である
ため、耐食性に優れると共に、吸湿性や温度膨張が小さ
く、変形量も少ない特性を有している。本発明では繊維
強化熱可塑性樹脂層を透明、半透明などの透光性を有す
るものとすることができ、この透光性の繊維強化熱可塑
性樹脂層を荷室の天井の採光窓に使用できる。これによ
り荷室内を明るくでき、照明設備が不要となる。本発明
において繊維強化熱可塑性樹脂層の外面にナイロン被膜
を被着させることができ、これにより外面の塗装が良好
にでき、外観が向上する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の外装材を用いたト
ラックの斜視図を示す。運転室1後部の車体(シャー
シ)2上に荷室3が設けられている。荷室3は車体2上
に設けられた床4と、床4上に立て掛けられた側壁5,
6と、左右の側壁5の後側に開閉自在に取り付けられた
荷室ドア7とを有している。また左右の側壁5の上端部
分には天井8が一体に連設されている。この天井8は側
壁5を下ろした状態で荷室3の上面の覆うが、側壁5を
折り畳みながら開いたときは起立状態となり、これによ
り側壁5が上方に移動して、側面からの荷物の積み下ろ
しが可能となっている。かかる天井8には複数の採光窓
9が配設されている。
ラックの斜視図を示す。運転室1後部の車体(シャー
シ)2上に荷室3が設けられている。荷室3は車体2上
に設けられた床4と、床4上に立て掛けられた側壁5,
6と、左右の側壁5の後側に開閉自在に取り付けられた
荷室ドア7とを有している。また左右の側壁5の上端部
分には天井8が一体に連設されている。この天井8は側
壁5を下ろした状態で荷室3の上面の覆うが、側壁5を
折り畳みながら開いたときは起立状態となり、これによ
り側壁5が上方に移動して、側面からの荷物の積み下ろ
しが可能となっている。かかる天井8には複数の採光窓
9が配設されている。
【0007】このトラックにおいて、荷室の床4、側壁
5,6および天井8が図2に示すサンドイッチパネル1
0により構成される。このサンドイッチパネル10は発
泡樹脂層11の両面に繊維強化熱可塑性樹脂層12が積
層された構造となっている。発泡樹脂層11はポリスチ
レン発泡体、ポリウレタン発泡体などが熱可塑性発泡体
が使用される。このうち、強度上の観点からはポリスチ
レン発泡体が良好である。この発泡樹脂層11は例え
ば、20mmの厚さに成形されて使用され、発泡状態の
ため、軽量となっている。
5,6および天井8が図2に示すサンドイッチパネル1
0により構成される。このサンドイッチパネル10は発
泡樹脂層11の両面に繊維強化熱可塑性樹脂層12が積
層された構造となっている。発泡樹脂層11はポリスチ
レン発泡体、ポリウレタン発泡体などが熱可塑性発泡体
が使用される。このうち、強度上の観点からはポリスチ
レン発泡体が良好である。この発泡樹脂層11は例え
ば、20mmの厚さに成形されて使用され、発泡状態の
ため、軽量となっている。
【0008】繊維強化熱可塑性樹脂層12としては、実
願平4−89802号で提案した繊維強化熱可塑性樹脂
複合材が使用される。この繊維強化熱可塑性樹脂複合材
はガラス、金属などの繊維とポリプロピレン、ポリエチ
レンなどのポリオレフィンその他の熱可塑性樹脂とを分
散混合して成形、硬化したものである。かかる繊維強化
熱可塑性樹脂複合材は以下の特性を有している。 1.比重が小さく、軽量である。また複雑な成形加工が
1回でできるため大幅な工程の削減と設備費の低減が可
能となる。さらに腐食の問題が全くなく、かつ断熱性、
防音性、電気絶縁性に優れている。
願平4−89802号で提案した繊維強化熱可塑性樹脂
複合材が使用される。この繊維強化熱可塑性樹脂複合材
はガラス、金属などの繊維とポリプロピレン、ポリエチ
レンなどのポリオレフィンその他の熱可塑性樹脂とを分
散混合して成形、硬化したものである。かかる繊維強化
熱可塑性樹脂複合材は以下の特性を有している。 1.比重が小さく、軽量である。また複雑な成形加工が
1回でできるため大幅な工程の削減と設備費の低減が可
能となる。さらに腐食の問題が全くなく、かつ断熱性、
防音性、電気絶縁性に優れている。
【0009】2.SMCに比較して軽くて強靭である。
衝撃度が非常に優れていて特に低温でもその性能が維持
される。成形サイクルが短縮され、大幅な生産性の向上
につながる。取扱いが簡単で、貯蔵安定性の心配や加工
中のゲル可の心配がない。さらには、熱可塑性樹脂がマ
トリックスのためリサイクル使用が可能である。
衝撃度が非常に優れていて特に低温でもその性能が維持
される。成形サイクルが短縮され、大幅な生産性の向上
につながる。取扱いが簡単で、貯蔵安定性の心配や加工
中のゲル可の心配がない。さらには、熱可塑性樹脂がマ
トリックスのためリサイクル使用が可能である。
【0010】3.射出成型に比較して設備費が安い。型
締圧力が低くても成型できるため、比較的小型の成型機
で成型できる。成型品の強度が安定している。ランダム
に分散した複合材であるため、また、スタンピング成型
の特徴によって強度の異方性が少ない。
締圧力が低くても成型できるため、比較的小型の成型機
で成型できる。成型品の強度が安定している。ランダム
に分散した複合材であるため、また、スタンピング成型
の特徴によって強度の異方性が少ない。
【0011】4.従来のスタンパブルシートに比較して
成型品中にガラス繊維が均一分散(リブやエンド部を含
む)できる。そのため成型品の強度が安定しており、成
型品の強度予測値と実測値が一致するため、強度予測が
より有効になる。また、成型品のソリが少なくなる。製
造プロセスの特徴から、薄肉シートあるいは薄肉ウェッ
ブの供給が可能となるつまり、薄肉成型品の成型が容易
で、圧空成型法に適している。
成型品中にガラス繊維が均一分散(リブやエンド部を含
む)できる。そのため成型品の強度が安定しており、成
型品の強度予測値と実測値が一致するため、強度予測が
より有効になる。また、成型品のソリが少なくなる。製
造プロセスの特徴から、薄肉シートあるいは薄肉ウェッ
ブの供給が可能となるつまり、薄肉成型品の成型が容易
で、圧空成型法に適している。
【0012】このような繊維強化熱可塑性樹脂12は例
えば2〜3mmの厚さを有して発泡樹脂層11の両面に
積層される。積層手段としては、接着、熱溶着でも良
く、単に重ね合わせた状態に対し、クリップなどで挟み
込んでも良い。クリップ等による挟み込みの場合は各層
の分離が容易なため、発泡樹脂層11、繊維強化熱可塑
性樹脂層12を個々に、リサイクルに供することができ
る。特に繊維強化熱可塑性層12のリサイクルにあって
は、発泡樹脂層11から剥した後、数ミリ単位に粉砕し
て、新たな繊維強化熱可塑性樹脂に混合させることによ
り容易に可能である。 このリサイクルにおいて、繊維
が突出することなく、元の形状に再生でき、強度、軽量
等の物性に変化なく、外観の変化もない。かかる繊維強
化熱可塑性樹脂層12に対し、ナイロン被膜を被覆する
ことができる。ナイロン被膜により耐食性がさらに付与
されると共に、塗装が容易となり外観が向上するメリッ
トがある。
えば2〜3mmの厚さを有して発泡樹脂層11の両面に
積層される。積層手段としては、接着、熱溶着でも良
く、単に重ね合わせた状態に対し、クリップなどで挟み
込んでも良い。クリップ等による挟み込みの場合は各層
の分離が容易なため、発泡樹脂層11、繊維強化熱可塑
性樹脂層12を個々に、リサイクルに供することができ
る。特に繊維強化熱可塑性層12のリサイクルにあって
は、発泡樹脂層11から剥した後、数ミリ単位に粉砕し
て、新たな繊維強化熱可塑性樹脂に混合させることによ
り容易に可能である。 このリサイクルにおいて、繊維
が突出することなく、元の形状に再生でき、強度、軽量
等の物性に変化なく、外観の変化もない。かかる繊維強
化熱可塑性樹脂層12に対し、ナイロン被膜を被覆する
ことができる。ナイロン被膜により耐食性がさらに付与
されると共に、塗装が容易となり外観が向上するメリッ
トがある。
【0013】上記構成のサンドイッチパネル10を外装
材に用いる場合には、合板に比べて飛躍的な軽量化が可
能となる。例えば発泡樹脂層11として、20mm厚さ
のポリスチレンを、繊維強化熱可塑性樹脂層12として
2.2mm厚さのものを用いた場合、サンドイッチパネ
ル10としての比重は0.3となる。このサンドイッチ
パネル10を4トンクラスのトラックの床材として使用
した場合、その重量は91kgとなり、合板が213k
gであるのに対し、その36%だけの重量となり、軽量
化ができる。また、サンドイッチパネル10は全体が合
成樹脂のため、耐水性、耐食性に優れ、長期間使用して
も強度劣化が小さいと共に、変形が少ない。このため外
装材の取換え頻度が減少する。
材に用いる場合には、合板に比べて飛躍的な軽量化が可
能となる。例えば発泡樹脂層11として、20mm厚さ
のポリスチレンを、繊維強化熱可塑性樹脂層12として
2.2mm厚さのものを用いた場合、サンドイッチパネ
ル10としての比重は0.3となる。このサンドイッチ
パネル10を4トンクラスのトラックの床材として使用
した場合、その重量は91kgとなり、合板が213k
gであるのに対し、その36%だけの重量となり、軽量
化ができる。また、サンドイッチパネル10は全体が合
成樹脂のため、耐水性、耐食性に優れ、長期間使用して
も強度劣化が小さいと共に、変形が少ない。このため外
装材の取換え頻度が減少する。
【0014】本実施例において、荷室3の天井8におけ
る採光窓9に透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層を用いる
ことができる。この場合は発泡樹脂層が不要となる。こ
の透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層は、充填剤、繊維な
どの配合比を調整したり、厚さを調整することにより、
その製造が可能である。この透光性を有した繊維強化熱
可塑性樹脂層は強度、耐食性においてサンドイッチパネ
ル10と劣ることがなく、しかも光を透過させる特性を
有する。かかる透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層を採光
窓9に用いる場合、天井8からの採光ができるため、荷
室2の内部が明るくなる。このため照明設備が不要とな
り、部品点数が削減できるメリットがある。なお、この
繊維強化熱可塑性樹脂層に替えて、他の透光性の繊維強
化熱可塑性樹脂層を用いることができ、これらの樹脂の
外面にナイロン被膜を施して、耐食性をさらに向上させ
ても良い。
る採光窓9に透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層を用いる
ことができる。この場合は発泡樹脂層が不要となる。こ
の透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層は、充填剤、繊維な
どの配合比を調整したり、厚さを調整することにより、
その製造が可能である。この透光性を有した繊維強化熱
可塑性樹脂層は強度、耐食性においてサンドイッチパネ
ル10と劣ることがなく、しかも光を透過させる特性を
有する。かかる透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層を採光
窓9に用いる場合、天井8からの採光ができるため、荷
室2の内部が明るくなる。このため照明設備が不要とな
り、部品点数が削減できるメリットがある。なお、この
繊維強化熱可塑性樹脂層に替えて、他の透光性の繊維強
化熱可塑性樹脂層を用いることができ、これらの樹脂の
外面にナイロン被膜を施して、耐食性をさらに向上させ
ても良い。
【0015】
【発明の効果】本発明は発泡樹脂層の両面に繊維強化熱
可塑性樹脂層を積層したサンドイッチパネルを用いるた
め、軽量化ができ、 しかも耐食性を有した外装材とす
ることができる。また本発明では、外装材としての天井
の採光窓に、透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層を用いる
ため、荷室内が明るくなり、照明設備が不要となる。
可塑性樹脂層を積層したサンドイッチパネルを用いるた
め、軽量化ができ、 しかも耐食性を有した外装材とす
ることができる。また本発明では、外装材としての天井
の採光窓に、透光性の繊維強化熱可塑性樹脂層を用いる
ため、荷室内が明るくなり、照明設備が不要となる。
【図1】本発明を適用したトラックの斜視図
【図2】本発明の外装材の拡大断面図
【図3】従来の外装材の拡大断面図
3 荷室 4 床 5,6 側壁 8 天井 9 採光室 10 サンドイッチパネル 11 発泡樹脂層 12 繊維強化熱可塑性樹脂層
Claims (4)
- 【請求項1】 発泡樹脂層の両面に繊維強化熱可塑性樹
脂層が積層されたサンドイッチパネルからなる自動車の
外装材。 - 【請求項2】 荷台の床、荷室の天井または側壁が前記
サンドイッチパネルからなることを特徴とする請求項1
記載の自動車の外装材。 - 【請求項3】 荷室の天井の採光窓が透光性の繊維強化
熱可塑性樹脂層からなることを特徴とする自動車の外装
材。 - 【請求項4】 前記繊維強化熱可塑性樹脂層の外面にナ
イロン被膜が施されていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項3記載の自動車の外装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19171394A JPH0826148A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 自動車の外装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19171394A JPH0826148A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 自動車の外装材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826148A true JPH0826148A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16279246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19171394A Pending JPH0826148A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 自動車の外装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826148A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-07-12 JP JP19171394A patent/JPH0826148A/ja active Pending
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