JPH08261352A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JPH08261352A
JPH08261352A JP6302195A JP6302195A JPH08261352A JP H08261352 A JPH08261352 A JP H08261352A JP 6302195 A JP6302195 A JP 6302195A JP 6302195 A JP6302195 A JP 6302195A JP H08261352 A JPH08261352 A JP H08261352A
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JP
Japan
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valve body
sensitive material
flow
heat
fluid passage
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Application number
JP6302195A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Watanabe
充明 渡辺
Hidetoshi Ota
秀俊 太田
Masami Negishi
正美 根岸
Minao Tanno
三七夫 丹野
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温側流体及び低温側流体の何れの流量も制
御することのできる流量制御弁を提供する。 【構成】 暖房時に温水が流体通路2の温水流路2aを
流通するとともに、周囲の温度が変化すると温水側感熱
素材4の変形により温水側弁体3の開度が変わり、温水
の流量が制御される。また、冷房時には冷水が流体通路
2の冷水流路2bを流通するとともに、周囲の温度が変
化すると冷水側感熱素材7の変形により冷水側弁体6の
開度が変わり、冷水の流量が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば温水と冷水を用
いて暖房及び冷房を行う空気調和設備等、高温の流体と
低温の流体とを共通の管路に流通させる際に用いられる
流量制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボイラ等で生成した温水を室内側
に設置した熱交換器に循環し、熱交換器で室内空気を加
熱して暖房を行うようにしたものが知られている。この
場合、室内側熱交換器への温水流入側管路には室内温度
に感応する流量制御弁が設けられ、流量制御弁によって
温水の流量を制御することにより、室内が任意の温度に
保たれるようになっている。この流量制御弁は、周囲の
温度変化に応じて所定方向に変形する感熱素材に流体通
路を開閉する弁体を連結し、感熱素材の変形量に応じて
流体通路の開度を変えるように構成されている。
【0003】また、前記室内側熱交換器を用いた空気調
和装置として、ボイラ等で生成した温水を熱交換器に流
通することにより暖房を行い、冷凍機等で生成した冷水
を熱交換器に流通することにより冷房を行うようにした
ものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記流
量制御弁は暖房時に周囲の温度が低くなると開度が大き
くなり、周囲の温度が高くなると開度が小さくなるよう
に動作するため、熱交換器に冷水を流通させて冷房を行
おうとする場合、室内温度に対する応答が逆の動作にな
り、冷房用には使用することができない。このため、例
えば流量制御弁をバイパスする管路及び流路の切換弁を
別途設けるなど、冷房時は冷水が流量制御弁を流通しな
いようにする必要があり、熱交換器周辺の配管が複雑に
なるとともに、冷房時の流量制御ができないという問題
点があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、高温側流体及び低温
側流体の何れの流量も制御することのできる流量制御弁
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、周囲の温度変化に応じて所
定方向に変形する感熱素材に流体通路を開閉する弁体を
連結し、感熱素材の変形量に応じて流体通路の開度を変
えるようにした流量制御弁において、前記流体通路を互
いに共通の出口を有する高温側流体の流路と低温側流体
の流路とから構成するとともに、高温側流体の流路の開
度を変える高温側感熱素材及びその弁体と、低温側流体
の流路の開度を変える低温側感熱素材及びその弁体とを
備えている。
【0007】また、請求項2では、請求項1記載の流量
制御弁において、前記各感熱素材の動作温度範囲を何れ
か一方の弁体が流路を開いているときは他方の弁体が流
路を閉じるように設定している。
【0008】また、請求項3では、周囲の温度変化に応
じて所定方向に変形する感熱素材に流体通路を開閉する
弁体を連結し、感熱素材の変形量に応じて流体通路の開
度を変えるようにした流量制御弁において、前記流体通
路を互いに共通の出口を有する高温側流体の流路と低温
側流体の流路とから構成するとともに、高温側流体の流
路の開度を変える高温側弁体と、低温側流体の流路の開
度を変える低温側弁体と、各弁体を互いに開閉方向が逆
になるように連結した感熱素材とを備えている。
【0009】また、請求項4では、請求項3記載の流量
制御弁において、前記各弁体を感熱素材にそれぞれ流路
の開閉方向に摺動自在に取付けるとともに、各弁体を流
路の閉鎖方向に付勢する付勢手段と、各弁体に流路の開
放方向において係止する係止部とを備え、各係止部を何
れか一方の弁体が流路を開いているときは他方の弁体が
流路を閉じるように設けている。
【0010】
【作用】請求項1の流量制御弁によれば、高温側流体及
び低温側流体がそれぞれの流路を流通するとともに、高
温側流体の流路では高温側感熱素材及びその弁体によっ
て高温側流体の流量が制御され、低温側流体の流路では
低温側感熱素材及びその弁体によって低温側流体の流量
が制御されることから、高温側流体の流量制御用の配管
と低温側流体の流量制御用の配管とを別々に設ける必要
がない。
【0011】また、請求項2の流量制御弁によれば、請
求項1の作用に加え、高温側及び低温側の何れか一方の
弁体が流路を開いているときは他方の弁体が流路を閉じ
ているので、高温側流体及び低温側流体が他方の流路に
逆流することはない。
【0012】また、請求項3の流量制御弁によれば、高
温側流体及び低温側流体がそれぞれの流路を流通すると
ともに、各弁体が互いに開閉方向が逆になるように感熱
素材に連結され、高温側流体及び低温側流体の各流路で
は同一の感熱素材によりそれぞれ流体の流量が制御され
ることから、高温側流体の流量制御用の配管と低温側流
体の流量制御用の配管とを別々に設ける必要がない。
【0013】また、請求項4の流量制御弁によれば、請
求項3の作用に加え、高温側及び低温側の何れか一方の
弁体が流路を開いているときは他方の弁体が流路を閉じ
ているので、高温側流体及び低温側流体が他方の流路に
逆流することはない。この場合、一方の弁体は係止部に
係止して感熱素材と共に動作し、他方の弁体は付勢手段
に付勢されて流路を閉鎖したまま感熱素材側を摺動させ
る。
【0014】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は流量制御弁の側面断面図、図2は流量制御弁
の動作温度範囲を示す図、図3は流量制御弁を用いた空
気調和装置の概略構成図である。
【0015】同図に示す流量制御弁1は、高温側流体と
しての温水または低温側流体としての冷水を流通する流
体通路2を有し、流体通路2は互いに共通の出口を有す
る温水流路2aと冷水流路2bとから構成されている。
【0016】温水流路2a内には流路の開度を変える温
水側弁体3が設けられ、温水側弁体3は流量制御弁1の
外側に配置された温水側感熱素材4に連結されている。
この温水側感熱素材4にはワックス等が用いられ、温度
が上昇すると所定方向に伸長し、温度が低下すると収縮
する特性を有している。即ち、温水側弁体3は感熱素材
4から延びるシャフト4aに取付けられ、感熱素材4の
伸縮に伴って開閉方向に動作するようになっている。こ
の場合、温水側弁体3は感熱素材4が収縮(温度低下)
すると開放方向に動作するとともに、シャフト4aに取
付けられたスプリング4bによって開放方向に付勢され
ている。また、感熱素材4は流量制御弁1に螺合等によ
って回動自在に結合された温度調節ダイヤル5内に収容
されており、温度調節ダイヤル5を回転させると感熱素
材4及び弁体3が軸方向に移動するようになっている。
【0017】冷水流路2b内には流路の開度を変える冷
水側弁体6が設けられ、冷水側弁体6は流量制御弁1の
外側に配置された冷水側感熱素材7に連結されている。
尚、冷水側感熱素材7には温水側感熱素材4と同様の素
材が用いられる。即ち、冷水側弁体6は感熱素材7から
延びるシャフト7aに取付けられ、感熱素材7の伸縮に
伴って開閉方向に動作するようになっている。この場
合、冷水側弁体6は冷水側感熱素材7が伸長(温度上
昇)すると開放方向に動作するとともに、シャフト7a
に取付けられたスプリング7bによって開放方向に付勢
されている。また、感熱素材7は温水側感熱素材4と同
様の温度調節ダイヤル8内に収容されており、温度調節
ダイヤル8を回転させると感熱素材7及び弁体6が軸方
向に移動するようになっている。
【0018】また、温水側弁体3及び冷水側弁体6の動
作温度範囲は図2に示すように設定されている。即ち、
温水側弁体3の動作範囲T1 は感熱素材4の感知温度が
t1のとき全開、t2 のとき全閉となるように設定さ
れ、冷水側弁体6の動作範囲T2 は感熱素材7の感知温
度がt3 のとき全閉、t4 のとき全開となるように設定
されている。この場合、前記動作温度の関係はt1 <t
2 <t3 <t4 (例えばt1 =15℃,t2 =20℃,
t3 =21℃,t4 =26℃)となっており、温水側弁
体3及び冷水側弁体6の何れか一方が開いているときは
他方が閉じるように設定されている。
【0019】図3に示す空気調和装置は、熱交換器を備
えた複数の室内機10をボイラ11及び冷凍機12に接
続し、ボイラ11で生成された温水を図中実線矢印で示
すように各室内機10に流通することにより暖房を行
い、冷凍機12で生成された冷水を図中破線矢印で示す
ように各室内機10に流通することにより冷房を行うよ
うになっている。即ち、ボイラ11及び冷凍機12は流
出側及び流入側を三方弁13を介して接続され、それぞ
れ一系統の回路によって各室内機10に接続されてい
る。また、各室内機10は互いに並列に接続されるとと
もに、それぞれの流入側には本実施例の流量制御弁1が
設けられている。流量制御弁1には、ボイラ11及び冷
凍機12からの管路が前記温水流路2aと冷水流路2b
にそれぞれ分岐して接続されている。
【0020】本実施例の流量制御弁1では、暖房時に温
水が流体通路2の温水流路2aを流通するとともに、周
囲の温度が変化すると温水側感熱素材4の変形により動
作温度範囲T1 内で温水側弁体3の開度が変わり、温水
の流量が制御される。この場合、室内温度(感熱素材4
の感知温度)が常時t2 以下であるとすれば、冷水側弁
体6は常時閉じているので、温水が冷水流路2b側に逆
流することはない。また、冷房時には冷水が流体通路2
の冷水流路2bを流通するとともに、周囲の温度が変化
すると冷水側感熱素材7の変形により動作温度範囲T2
内で冷水側弁体6の開度が変わり、冷水の流量が制御さ
れる。この場合、室内温度(感熱素材7の感知温度)が
常時t3 以上であるとすれば、温水側弁体3は常時閉じ
ているので、冷水が温水流路2a側に逆流することはな
い。また、暖房及び冷房の何れの場合においても温度調
節ダイヤル5,8によって任意の設定温度に調節するこ
とが可能である。
【0021】このように、本実施例の流量制御弁1によ
れば、流体通路2を温水流路2aと冷水流路2bとから
構成するとともに、温水流路2aには温水の流量を制御
する温水側弁体3及びその感熱素材4を設け、冷水流路
2bには冷水の流量を制御する冷水側弁体6及びその感
熱素材7を設けたので、温水及び冷水の何れの流量も制
御することができる。従って、温水の流量制御用の配管
と冷水の流量制御用の配管とを別々に設ける必要がな
く、配管を極めて簡単にすることができる。また、温水
側弁体3及び冷水側弁体6の動作温度範囲を何れか一方
が開いているときは他方が閉じるように設定したので、
温水流路2aの温水または冷水流路2bの冷水が他方へ
逆流することがなく、温水及び冷水の流量制御を確実に
行うことができる。
【0022】尚、本実施例では温水側弁体3及び冷水側
弁体6の動作温度範囲を何れか一方が開いているときは
他方が閉じるように設定したが、温水側流路2a及び冷
水側流路2bへの流入側分岐管路に三方弁等の切換手段
を設けて逆流を防止するようにすれば、各弁体3,6の
動作温度範囲を互いに重複するように設定することも可
能である。
【0023】図4は本発明の他の実施例を示すもので、
流量制御弁の側面断面図である。
【0024】同図に示す流量制御弁20は、温水または
冷水を流通する流体通路21を有し、流体通路21は互
いに共通の出口を有する温水流路21aと冷水流路21
bとから構成されている。
【0025】温水流路21a内には流路の開度を変える
温水側弁体22が設けられ、温水側弁体22は流量制御
弁20の外側に配置された感熱素材23に連結されてい
る。即ち、温水側弁体22は感熱素材23から延びるシ
ャフト23aに軸方向に摺動自在に取付けられ、シャフ
ト23aには温水側弁体22に開放方向において係止す
る係止部23bが設けられている。この場合、温水側弁
体22は感熱素材23が収縮(温度低下)すると開放方
向に動作する。また、シャフト23aには温水側弁体2
2を付勢するスプリング24が取付けられ、温水側弁体
22はスプリング24によって常時閉鎖方向に押圧され
ている。感熱素材23は流量制御弁20に螺合等によっ
て回動自在に結合された温度調節ダイヤル25内に収容
されており、温度調節ダイヤル25を回転させると感熱
素材23及びシャフト23aが軸方向に移動するように
なっている。
【0026】冷水流路21b内には流路の開度を変える
冷水側弁体26が設けられ、冷水側弁体26は前記感熱
素材23に連結されている。即ち、冷水側弁体23は感
熱素材23のシャフト23aに温水側弁体22と同軸状
に摺動自在に取付けられ、シャフト23aには温水側弁
体22に開放方向において係止する係止部23cが設け
られている。この場合、冷水側弁体26は感熱素材23
が伸長(温度上昇)すると開放方向に動作する。また、
シャフト23aには冷水側弁体26を付勢するスプリン
グ27が取付けられ、冷水側弁体26はスプリング27
によって常時閉鎖方向に押圧されている。即ち、各弁体
22,26は互いに開閉方向が逆になるように感熱素材
23に連結されている。
【0027】また、図4に示すようにシャフト23aの
各係止部23b,23cの間隔L1は各弁体22,26
の閉鎖位置の間隔L2 以下に設定され、これにより一方
の係止部23b(または23c)が弁体22(または2
6)に係止しているときは他方の係止部23c(または
23b)が弁体26(または22)から離れるようにな
っている。即ち、温水側弁体22及び冷水側弁体26の
何れか一方が開いているときは他方が閉じるようになっ
ている。
【0028】本実施例の流量制御弁20では、暖房時に
温水が流体通路21の温水流路21aを流通するととも
に、周囲の温度が変化すると感熱素材23の変形により
温水側弁体22の開度が変わり、温水の流量が制御され
る。この場合、温水側弁体22は係止部23bに係止し
て感熱素材23と共に動作するが、冷水側弁体26はス
プリング27に付勢されて冷水流路21bを閉鎖したま
まシャフト23aを摺動させるので、温水が冷水流路2
1b側に逆流することはない。また、冷房時には冷水が
流体通路2の冷水流路21bを流通するとともに、周囲
の温度が変化すると感熱素材23の変形により冷水側弁
体26の開度が変わり、冷水の流量が制御される。この
場合、冷水側弁体26は係止部23cに係止して感熱素
材23と共に動作するが、温水側弁体22はスプリング
24に付勢されて温水流路21aを閉鎖したままシャフ
ト23aを摺動させるので、温水が冷水流路21a側に
逆流することはない。また、暖房及び冷房の何れの場合
においても温度調節ダイヤル25によって任意の設定温
度に調節することが可能である。
【0029】このように、本実施例の流量制御弁20に
よれば、前記実施例と同様、温水及び冷水の何れの流量
も制御することができる。また、温水側弁体22及び冷
水側弁体26を同一の感熱素材23に同軸状に取付けた
ので、暖房用の感熱素材と冷房用の感熱素材を別々に設
ける必要がなく、小型化に有利である。更に、温水側弁
体22及び冷水側弁体26をそれぞれシャフト23aに
摺動自在に取付け、何れか一方が開いているときは他方
が閉じるように設定したので、前記実施例と同様、温水
流路21aの温水または冷水流路21bの冷水の他方へ
の逆流を確実に防止することができる。
【0030】尚、本実施例では温水側弁体22及び冷水
側弁体26をシャフト23aに摺動自在に取付けて何れ
か一方が開いているときは他方が閉じるように構成した
が、温水側流路21a及び冷水側流路21bへの流入側
分岐管路に三方弁等の切換手段を設けて逆流を防止する
ようにすれば、各弁体22,26をシャフト23aに固
定した構造にすることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の流量制
御弁によれば、高温側流体及び低温側流体の何れの流量
も制御することができるので、高温側流体の流量制御用
の配管と低温側流体の流量制御用の配管とを別々に設け
る必要がなく、配管を極めて簡単にすることができる。
【0032】また、請求項2の流量制御弁によれば、請
求項1の効果に加え、高温側流体及び低温側流体が他方
の流路へ逆流することがないので、各流体の流量制御を
確実に行うことができる。
【0033】また、請求項3の流量制御弁によれば、請
求項1と同様、高温側流体及び低温側流体の何れの流量
も制御することができるので、高温側流体の流量制御用
の配管と低温側流体の流量制御用の配管とを別々に設け
る必要がなく、配管を極めて簡単にすることができる。
この場合、高温側流体用の感熱素材と低温側流体用の感
熱素材を別々に設ける必要がないので、小型化に有利で
ある。
【0034】また、請求項4の流量制御弁によれば、請
求項3の効果に加え、高温側流体及び低温側流体が他方
の流路へ逆流することがないので、各流体の流量制御を
確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す流量制御弁の側面断面
【図2】流量制御弁の動作温度範囲を示す図
【図3】流量制御弁を用いた空気調和装置の概略構成図
【図4】本発明の他の実施例を示す流量制御弁の側面断
面図
【符号の説明】
1…流量制御弁、2…流体通路、2a…温水通路、2b
…冷水通路、3…温水側弁体、4…温水側感熱素材、6
…冷水側弁体、7…冷水側感熱素材、20…流量制御
弁、21…流体通路、21a…温水通路、21b…冷水
通路、22…温水側弁体、23…感熱素材、23b,2
3c…係止部、24…スプリング、26…冷水側弁体、
27…スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹野 三七夫 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲の温度変化に応じて所定方向に変形
    する感熱素材に流体通路を開閉する弁体を連結し、感熱
    素材の変形量に応じて流体通路の開度を変えるようにし
    た流量制御弁において、 前記流体通路を互いに共通の出口を有する高温側流体の
    流路と低温側流体の流路とから構成するとともに、 高温側流体の流路の開度を変える高温側感熱素材及びそ
    の弁体と、低温側流体の流路の開度を変える低温側感熱
    素材及びその弁体とを備えたことを特徴とする流量制御
    弁。
  2. 【請求項2】 前記各感熱素材の動作温度範囲を何れか
    一方の弁体が流路を開いているときは他方の弁体が流路
    を閉じるように設定したことを特徴とする請求項1記載
    の流量制御弁。
  3. 【請求項3】 周囲の温度変化に応じて所定方向に変形
    する感熱素材に流体通路を開閉する弁体を連結し、感熱
    素材の変形量に応じて流体通路の開度を変えるようにし
    た流量制御弁において、 前記流体通路を互いに共通の出口を有する高温側流体の
    流路と低温側流体の流路とから構成するとともに、 高温側流体の流路の開度を変える高温側弁体と、低温側
    流体の流路の開度を変える低温側弁体と、各弁体を互い
    に開閉方向が逆になるように連結した感熱素材とを備え
    たことを特徴とする流量制御弁。
  4. 【請求項4】 前記各弁体を感熱素材にそれぞれ流路の
    開閉方向に摺動自在に取付けるとともに、 各弁体を流路の閉鎖方向に付勢する付勢手段と、各弁体
    に流路の開放方向において係止する係止部とを備え、 各係止部を何れか一方の弁体が流路を開いているときは
    他方の弁体が流路を閉じるように設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の流量制御弁。
JP6302195A 1995-03-22 1995-03-22 流量制御弁 Pending JPH08261352A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106499870A (zh) * 2016-12-28 2017-03-15 广东高而美制冷设备有限公司 一种温控防冻装置及具有该装置的液路系统
KR102172647B1 (ko) * 2019-08-12 2020-11-02 주식회사 에어텍 에너지절약형 팬코일유니트

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CN106499870A (zh) * 2016-12-28 2017-03-15 广东高而美制冷设备有限公司 一种温控防冻装置及具有该装置的液路系统
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