JPH08258279A - インク供給連結部材 - Google Patents

インク供給連結部材

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JPH08258279A
JPH08258279A JP6802495A JP6802495A JPH08258279A JP H08258279 A JPH08258279 A JP H08258279A JP 6802495 A JP6802495 A JP 6802495A JP 6802495 A JP6802495 A JP 6802495A JP H08258279 A JPH08258279 A JP H08258279A
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JP
Japan
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ink
cartridge
ink supply
ink cartridge
introducing
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JP6802495A
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English (en)
Inventor
Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクカートリッジの装着に伴うインクだれ
を防止すると共に、インクカートリッジ内に多量の外気
を導入しないインク供給連結部材を提供することを目的
とする。 【構成】 インクカートリッジ14とヘッドホルダとを
連結する記録ヘッド1のインクを供給するためのインク
導入部3と、インク導入部3の外周縁部に沿って摺動可
能な封止部7と、封止部7をインク導入部3の先端方向
へ付勢する弾性部材6とを有する。インクカートリッジ
14の装着時において、前記封止部7は、インクカート
リッジ14のインク供給口14aと対向し、且つインク
導入部3と吸収体15が接するより早く封止部7とイン
ク供給口14aが接するよう設けられている。封止部7
は、インクカートリッジ14の装着に伴ってその周縁部
がインク供給口14aを圧接し、インクカートリッジ1
4のインク供給口14aを封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを噴射する記録
ヘッドに、インクを供給するインクカートリッジを連結
させる為のインク供給連結部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置としては、記録媒体に印
字を行なう記録ヘッドに対して、その記録ヘッドにイン
クを供給するインク供給源を別体に設け、インク切れ等
においてインク供給源を交換可能に構成したものが一般
的である。そして、前記記録ヘッドとインク供給源とを
供給管等からなるインク供給系により連結していた。
【0003】従来のインク供給系においては、例えば、
図4乃至図6に示すようなインク供給連結部材104が
あり、このインク供給連結部材104は、記録ヘッド1
が配設されたヘッドホルダ2側に設けられており、封止
部107と導入部103とからなる。封止部107は、
ゴムや合成樹脂等により形成され、ヘッドホルダ102
の一側壁に突設されたインク導入部3を覆うように配設
されている。インク導入部103には、カートリッジ1
4内のインクを記録ヘッド1まで供給するためのインク
導入口103aを有し、そのインク導入口103aの開
口部端を覆うように多孔質体105が配設されている。
そして、インクカートリッジ14を取り付けた際、イン
ク導入部103によってインクカートリッジ14内の吸
収体15を圧縮しつつ、封止部107の外周がインクカ
ートリッジ14のインク供給口14aと嵌合すると共
に、多孔質体105を介してインク導入口103aより
インクを取り込んで、インクを記録ヘッド1へ供給する
構成を呈していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したような、ヘッドホルダ102とインクカートリッ
ジ14が分離可能なインク噴射装置においては、インク
カートリッジ14をヘッドホルダ102に取り付ける
際、封止部107とインクカートリッジ14のインク供
給口14aが嵌合するより先に、インク導入部103が
インクカートリッジ14内の吸収体15を圧縮する。そ
のため、吸収体15からあふれたインク118がインク
カートリッジ14の供給口14aから漏れて、インク供
給連結部材104やヘッドホルダ102の底面、及びそ
の周囲に配置された各機構を汚損したりしていた。ま
た、カートリッジ14の装着時において、吸収体15の
圧縮により生じたインクカートリッジ14内のスペース
に多量の外気を巻き込んだりしていた(図6参照)。こ
のインクカートリッジ14内に入り込んだ外気は、吸収
体15に含まれたインクを記録ヘッド1へ供給するのを
妨害したり、記録ヘッド1内へエアを混入させたりする
虞があった。
【0005】このように、装着時におけるインク漏れや
エアの混入が問題となっていた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、インクカートリッジの装着時に
おいて、カートリッジ内に多量の外気の巻き込みが生じ
ないと共に、カートリッジの着脱及び装着状態にてイン
ク漏れが無い、信頼性の高いインク供給連結部材を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインク供給連結部材は、インクを噴射する記
録ヘッドと、前記記録ヘッドへインクを供給するための
インク供給口を有する着脱自在なインクカートリッジと
を相互に連結させるものであり、前記記録ヘッドへイン
クを導入するインク導入口を有し、前記インク供給口よ
りインクカートリッジ内に挿入可能なインク導入部と、
少なくとも前記インク導入部の一部を包囲し、且つその
インク導入部の外周縁部に常に密着しつつ前記外周縁部
に沿って摺動可能であり、前記インクカートリッジが完
全装着される以前より前記インク供給口とインク導入部
との隙間を封止する封止部と、前記封止部を常には前記
インク導入部の先端方向へ付勢するための弾性部材とを
備えている。
【0008】尚、前記インクカートリッジは、前記イン
クを含浸させたインク吸収体を有し、前記インク導入部
は、インクカートリッジの装着が為された際には、前記
インク供給口よりインクカートリッジ内に入り込み、イ
ンクカートリッジ内に設けられた前記インク吸収体を圧
縮してもよい。
【0009】尚、前記封止部は、インクカートリッジの
装着が為される時には、前記インク導入部がインクカー
トリッジ内に設けられた前記インク吸収体を圧縮する以
前に、インク供給口と密着してもよい。
【0010】尚、前記インク導入部のインク導入口の先
端には、多孔質体が設けられていてもよい。
【0011】尚、前記封止部は、弾性変形可能な部材よ
りなるものでもよい。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1にかかる
インク供給連結部材においては、インクカートリッジが
装着されると、インク導入部がインク供給口より挿入さ
れ、前記インク導入部に設けられたインク導入口よりカ
ートリッジ内のインクは記録ヘッドへ導入される。ま
た、封止部は、前記インクカートリッジが完全装着され
る以前よりインク供給口とインク導入部との隙間を封止
し、弾性部材による押圧力によりその封止状態を保った
ままカートリッジを装着させる。よって、早くから前記
インク供給とインク導入部との隙間を封止するため、イ
ンク導入部の挿入に伴うインクカートリッジの容量変化
に起因するインクだれやインク漏れの発生を早期に防止
する。又、カートリッジの装着中に、インクカートリッ
ジ内に供給口より多量の外気が入り込む事がなく、印字
ヘッドへ空気を巻き込むことを防止する。
【0013】請求項2にかかるインク供給連結部材にお
いては、インクが含浸されたインク吸収体は、インク導
入部により圧縮される。よって、インク導入部近傍のイ
ンク吸収体の密度が高くなり、インク吸収体に含浸され
たインクは毛細管力によりインク導入部へ取り込まれ易
くなる。
【0014】請求項3にかかるインク供給連結部材にお
いては、インク導入部が吸収体を圧縮することで、吸収
体よりあふれでたインク液滴がインク供給口より漏れ出
るのを防止する。又、吸収体の圧縮により生じた空間に
インク供給口より多量の外気が入り込む事がない。よっ
て、安定したインクの供給が行なわれる。
【0015】請求項4にかかるインク供給連結部材にお
いては、インクカートリッジがヘッドホルダに装着され
ると、前記インク導入部のインク導入口の先端に設けら
れた多孔質体により、インク吸収体に含浸されたインク
が取り込まれ、インクがインク導入口へ導入され易くな
る。
【0016】請求項5に記載のインク供給連結部材にお
いては、封止部が弾性変形可能な部材によって形成され
ており、この封止部がインク供給口に密着してインクの
漏れを防止する。また、インクカートリッジがインク導
入部と連結されるとき、万一インク供給連結部材にイン
クカートリッジが干渉しても、弾性変形してその押圧を
受けとめつつインク導入部の外周縁部をストレスなく摺
動する。よって、カートリッジの装着におけるインク導
入部の挿入が容易となり、且つ確実にそのインク供給口
にシール部が密着することでインクの漏れを防止する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。尚、従来技術と同一の部材について
は同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0018】まず、図3を用いて本実施例のインク供給
連結部材4を備えた記録装置の構成を説明する。プリン
タのハウジング12内には、プラテン10が図3中矢印
A方向に回転可能に設けらており、そのプラテン10に
沿ってガイド軸20が設けられている。そのガイド軸2
0には摺動可能にキャリッジ16が取り付けられてお
り、そのキャリッジ16にはベルト26が取り付けられ
ている。そして、ベルト26はアイドルプーリ24と駆
動プーリ22とに掛けられている。駆動プーリ22は駆
動モータ28により回転され、その駆動プーリ22の回
転によって、キャリッジ16がベルト26を介してガイ
ド軸20に沿って図3中矢印B方向に移動される。キャ
リッジ16上にはプラテン10に対向してヘッドホルダ
2が取り付けられており、そのヘッドホルダ2上には印
字用のインクが収納されているインクカートリッジ14
が載置され、ヘッドホルダ2に固着された記録ヘッド1
(図1参照)へインクを供給している。また、インクカ
ートリッジ14はヘッドホルダ2に対して着脱可能にな
っている。
【0019】印字用紙32は、プリンタの後方より図3
中矢印C方向にハウジング12内に挿入され、プラテン
10に沿って矢印D方向に搬送されて、プリンタのハウ
ジング12から排出される。その印字用紙32は、プラ
テン10に搬送されたとき、キャリッジ16の移動と共
にヘッドホルダ2に固着された記録ヘッド1がインクを
噴射することによって、所要のデータが印字される。
【0020】印字領域のキャリッジ16移動方向におい
て一方の側に設けられた非印字領域には、図3が示すよ
うに、記録ヘッド清掃装置44とキャップ装置36がキ
ャリッジ16移動方向においてプラテン10と直列に並
んで設けられている。記録ヘッド清掃装置44は、記録
ヘッド1のインク噴射面に付着したインクを拭き取る装
置であり、キャップ装置36は非記録時にインク噴射面
を覆い、ノズル先端部の乾燥やインク流路内へのゴミ等
の侵入を防止する装置であるが、本発明では直接関係が
ないため、説明は省略する。
【0021】前記インクカートリッジ14は、図1乃至
図2に示すように箱形状を成し、その箱の前壁の中央を
貫通して円形断面のインク供給口14aが形成されてい
る。インクカートリッジ14内には、インクが染み込ん
だウレタンフォームのインク吸収体15が収容されてい
る。
【0022】ヘッドホルダ2には記録ヘッド1が固着さ
れており、また、図1乃至図2に示すように、ヘッドホ
ルダ2には、インクカートリッジ14装着時にインク供
給口14aよりインクカートリッジ14内に挿入可能な
インク導入部3が一体で突設されている。そして、その
インク導入部3には、インクカートリッジ14内のイン
クを記録ヘッド1へ搬送するインク導入口3aが形成さ
れており、更に、このインク導入口3aの開口端部を覆
うように、ゴミ等をインク導入口3aに混入させない為
のフィルタ5が溶着されている。このインク導入部3は
金属や樹脂等からなり、使用されるインクに対して十分
な耐久性を持つ。
【0023】また、インクカートリッジ14装着時にお
いて、インクカートリッジ14のインク供給口14aと
インク導入部3との隙間を封止するための封止部7がイ
ンク導入部3に組み付けられている。封止部7は、円形
状の板面を有すると共に、その中心に開口部が形成され
ている。そして、前記インク導入部3がその開口部に挿
入するように組み付けられている。尚、開口部の内周縁
部はインク導入部の外周縁部に密着している。更に、封
止部7は、前記インク導入部3の外周縁部に沿って、イ
ンク導入部3の先端から根元まで摺動可能に配設されて
いる。
【0024】本実施例における封止部7は、全体が適度
な弾性を有するゴムや樹脂等から形成されているが、少
なくとも、前記インク導入部3の外周縁部と密着する開
口部の内周縁部と、インクカートリッジが装着される側
に相当する面の表層とが、押圧力を受けると適度にその
形状を変化させると共に、押圧力を取り去れば、速やか
に元の形状に戻るような十分な復元力を持ち合わせた柔
軟性を有する部材で形成されればよい。尚、本実施例の
封止部7に形成された開口部は、通常、インク導入部3
の外径より小さい内径を有している。よって、この開口
部にインク導入部3が嵌合されると、開口部の内周縁部
は柔軟性を持って伸び変形しながらも復元力により元の
形状に戻ろうとするので、押圧力を与えているインク導
入部3の外周縁部に、開口部の内周縁部が常に広く確実
に密着する。
【0025】更に付け加えれば、封止部7の材質は、使
用されるインクに対して充分な耐久性を持つものが好ま
しい。
【0026】また、封止部7には、封止部7を常にはイ
ンク導入部3の先端方向へ付勢するバネやゴム等からな
る弾性部材6が設けられている。本実施例では弾性部材
6はコイルバネが用いられている。
【0027】尚、以上説明したインク導入部3、封止部
7及び弾性部材6により、インク供給連結部材4を構成
する。
【0028】更に詳細に説明を続けると、ヘッドホルダ
2にインクカートリッジ14が未装着のとき、封止部7
は、インクカートリッジ14と対向するように、インク
導入部3を包囲している。また、その周端の径は、イン
クカートリッジ14のインク供給口14aの径より十分
大きな径を有している。また、封止部7におけるインク
カートリッジ14との対向面は、インク導入部3の先端
部よりインクカートリッジ装着方向へ突出している。
【0029】インクカートリッジ14を装着する時に
は、まず、装着方向へ突出した前記封止部7の対向面
が、インクカートリッジ14のインク供給口14aの周
縁部により押さえられる。そして、そのままインク供給
口14aの周縁部に密着し、インク供給口14aを塞
ぐ。このとき、図1に示すように、インクカートリッジ
14がインク供給連結部材4に対して斜め方向より装着
されようとしても、封止部7は押圧力を受けると速やか
にそのインク導入部3に軸支された開口部近傍が弾性変
形して、インクカートリッジ14の装着方法へ傾斜す
る。そのため、同様にインク供給口14aの周縁部に密
着し、インク供給口14aを塞ぐことが可能となる。
【0030】封止部7を密着させたままインクカートリ
ッジ14を装着方向へ更に押しつけると、弾性部材6は
収縮してゆき、封止部7はインク導入部3の外周縁部に
沿って後退して行く。それに伴って、インク導入部3が
インク供給口14aよりインクカートリッジ内に入り込
んでゆく。封止部7は、弾性部材6の反発力を受けて常
にインク供給口14aの周縁部に押しつけられるため、
常にインク供給口14aを塞いだ状態で摺動する。ま
た、封止部7はインク導入部3の外周縁部にも完全密着
したまま摺動する。よって、インクカートリッジ14の
装着動作中、封止部7は、インク供給口14aとインク
導入部3との隙間を封止した状態を常に保つ。
【0031】インク導入部3がインク供給口14aに挿
入されると、インク導入部3の先端により押圧を受けて
インクカートリッジ14に収容された吸収体15が圧縮
される。圧縮を受けると、インクが吸収体15より液滴
としてあふれてくるが、封止部7の上記作用によりあふ
れたインク18がカートリッジ外に漏れ出ることが無
い。
【0032】また、圧縮を受けると、インク導入部3周
辺の吸収体15の密度が高められるため、毛管力がはた
らき、その作用によって吸収体15に含まれているイン
クがインク導入部3近傍へと集められてゆく。そして、
さらにインクはインク導入部3の先端に設けられたフィ
ルタ5の作用により効率よくインク導入口3a内に取り
込まれ、記録ヘッドへと導かれる(図2参照)。
【0033】また、インクカートリッジ14を装着する
際、まず、封止部7がインク供給口14aを封止する
為、インク供給口14a付近の吸収体15には外気が導
入されることはない。よって、インク導入部3付近には
エアによる弊害が生じず、常にインクで満たされ、安定
したインクの供給が行える。尚、外気は、インクカート
リッジ14の後端に設けられた外気連通孔14bから徐
々に導入される。
【0034】よって、本実施例のインク供給連結部材4
は、インクカートリッジ14の装着時において、インク
漏れや外気の巻き込みの無い、信頼性が高い封止を実現
する。
【0035】また、インクカートリッジ14を離脱させ
る際にも、同様に、封止部7が弾性部材6によりカート
リッジ14側へ押しつけられて、インクカートリッジ1
4が完全に取り外されるまで前記インク供給口14aと
インク導入部3との隙間を塞ぐ。よって、インク漏れや
インクだれが生じない。
【0036】また、インクカートリッジが装着された状
態では、インク導入部3の外周縁部にはインク18が付
着しているが、インク導入部3の抜取りに伴ってこのイ
ンク18は前記封止部7に設けられた開口部の内周縁部
によりぬぐい取られるため、インク導入部3はインク汚
れ及びインクだれの無いきれいな状態に清掃される。内
周縁部にてぬぐい去った前記インク18は、そのまま再
びインクカートリッジ14内に戻されるため、インクだ
れが生じない。
【0037】また、フィルタ5近傍に付着していたイン
クや前記内周縁部により戻されたインクは、インク導入
部3に圧縮されていたインク吸収体15が復元するのに
伴って生ずる負圧により、再びインク吸収体15内へ吸
収される。よって、インクカートリッジ14を完全に抜
き取った際には、インク導入部3とフィルタ5近傍には
インクの汚れが残らない。
【0038】尚、本発明は上記実施例に限定されること
なく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能で
ある。例えば、上記実施例では、インク供給連結部材4
は封止部7と弾性部材6とを別々の部材にして設けてい
るが、同一部材で一体のもので組み付けたものでもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインク供給連結部材によれば、インクカートリッ
ジの装着の際には、まず、インク供給口を塞ぐように作
用するため、装着動作の初期からインクカートリッジか
らのインク漏れを防止すると共に、多量の外気をインク
カートリッジ内に巻き込まないという効果が得られる。
また、インクカートリッジの離脱時においても、完全に
取り外すまでインク供給口を塞いでいるためインク漏れ
が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において、インクカートリッ
ジをヘッドホルダへ装着する過程を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例において、インクカートリッ
ジをヘッドホルダへ搭載した状態を示す断面図である。
【図3】プリンターユニットの全体図である。
【図4】従来例において、ヘッドホルダのインク供給連
結部材とインクカートリッジの構成図である。
【図5】従来例において、インクカートリッジをヘッド
ホルダへ装着する過程を示す断面図である。
【図6】従来例において、インクカートリッジをヘッド
ホルダへ搭載した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 ヘッドホルダ 2a インク導入部 7 インク供給連結部材 8 インク導入部 50 弾性部材 14 インクカートリッジ 14a インク供給口 15 吸収体 20 インク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射する記録ヘッドと、前記記
    録ヘッドへインクを供給するためのインク供給口を有す
    る着脱自在なインクカートリッジとを相互に連結させる
    インク供給連結部材において、 前記記録ヘッドへインクを導入するインク導入口を有
    し、前記インク供給口よりインクカートリッジ内に挿入
    可能なインク導入部と、 少なくとも前記インク導入部の一部を包囲し、且つその
    インク導入部の外周縁部に常に密着しつつ前記外周縁部
    に沿って摺動可能であり、前記インクカートリッジが完
    全装着される以前より前記インク供給口とインク導入部
    との隙間を封止する封止部と、 前記封止部を常には前記インク導入部の先端方向へ付勢
    するための弾性部材とを備えたことを特徴とするインク
    供給連結部材。
  2. 【請求項2】 前記インクカートリッジは、前記インク
    を含浸させたインク吸収体を有し、 前記インク導入部は、インクカートリッジの装着が為さ
    れた際には、前記インク供給口よりインクカートリッジ
    内に入り込み、インクカートリッジ内に設けられた前記
    インク吸収体を圧縮することを特徴とする請求項1に記
    載のインク供給連結部材。
  3. 【請求項3】 前記封止部は、インクカートリッジの装
    着が為される時には、前記インク導入部がインクカート
    リッジ内に設けられた前記インク吸収体を圧縮する以前
    に、インク供給口と密着することを特徴とする請求項2
    に記載のインク供給連結部材。
  4. 【請求項4】 前記インク導入部のインク導入口の先端
    には、多孔質体が設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のインク供給連結部材。
  5. 【請求項5】 前記封止部は、弾性変形可能な部材より
    なることを特徴とする請求項1もしくは3に記載のイン
    ク供給連結部材。
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