JPH08256166A - 伝送路制御方式および伝送路接続装置 - Google Patents

伝送路制御方式および伝送路接続装置

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JPH08256166A
JPH08256166A JP5689095A JP5689095A JPH08256166A JP H08256166 A JPH08256166 A JP H08256166A JP 5689095 A JP5689095 A JP 5689095A JP 5689095 A JP5689095 A JP 5689095A JP H08256166 A JPH08256166 A JP H08256166A
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JP
Japan
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transmission line
signal
direction control
regenerator
transceiver
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JP5689095A
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Haruhiko Sakai
晴彦 坂井
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチドロップ伝送路において複数のノードを
含むロッカーを接続する場合に,伝送路上のトランシー
バ数の制限を越えたノードの接続を可能にし,システム
を簡便に低コストで構成できるようにすることを目的と
する。 【構成】ロッカー内伝送路21,31 とロッカー外の主伝送
路10とをリジェネレータ26,34 により電気的に分離す
る。ノード22に接続するトランシーバ23の方向制御信号
24から方向制御回路25により方向制御信号28を生成し,
リジェネレータ26のトランシーバ27の伝送方向を制御す
る。また, 伝送路上の信号の特徴を用いてリジェネレー
タ34の方向制御回路35によりトランシーバ36,36'の伝送
方向を制御する。リピータ40は,主伝送路10,11 に伝送
される信号の特徴を用いて方向制御回路41によりトラン
シーバ42,42'の伝送方向を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,マルチドロップ接続の
伝送路制御方式および伝送路接続装置に関するものであ
る。
【0002】近年,コンピュータシステムのダウンサイ
ジング化に伴い,高機能かつ低価格の伝送路が要求され
ている。伝送路の接続方式としては,デージーチェーン
方式,タコ足方式,マルチドロップ方式等が提供されて
いる。しかし,デージーチェーン方式,タコ足方式はコ
ストが高いという欠点がある。一方,マルチドロップ方
式はコストは安いが,接続可能なトランシーバ数に制限
があり,制限を越える拡張にはリピータ(中継機)を設
置する必要がある。
【0003】特に,例えば1つのロッカー内に複数のノ
ードを収容し,そのロッカーを複数接続するようなマル
チドロップ伝送路では,トランシーバ数の制限からノー
ド数が制限されるので,高価なリピータを用いることな
くその制限を解消して低コストで接続することができる
方式が望まれる。
【0004】
【従来の技術】従来のマルチドロップ接続方式の伝送路
のうち,ロッカー内伝送路とロッカー外伝送路(以下,
主伝送路という)が共通な伝送路方式においては,例え
ばRS485インタフェースを例にとると,トランシー
バを32個まで同一伝送路に接続可能である。すなわ
ち,同一伝送路に接続できるノード数は最大32個まで
である。ところが,システムが大規模になってくると,
ノード数が32では不足し,これを増やすためには,通
信プロトコルの制御機能を持つインテリジェントで高価
なリピータ(中継機)が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって,伝送路自
体がマルチドロップ接続により低コストになっても,リ
ピータ自体が通信プロトコルの制御回路等を内蔵したイ
ンテリジェントなものであるために,高コストであり,
結果として,システム規模が大きくなると伝送路も高価
になってしまうという欠点があった。
【0006】また,個々のロッカーに収容されるノード
数はまちまちであり,ノード数,すなわちトランシーバ
数とロッカー台数とは対応していないため,リピータの
手配が煩雑になるという欠点があった。
【0007】本発明は上記問題点の解決を図り,マルチ
ドロップ接続方式の伝送路において,従来のような高価
なリピータを用いず,また,トランシーバのドライブ能
力を向上させることなく,伝送路上のノード数を増やす
ことを可能にすることを目的とする。また,リピータが
必要な場合には,安価なリピータを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記目的を達
成するため図1に示すような以下の手段を備える。図1
は,本発明の原理説明図である。図1において,10,
11はマルチドロップ接続方式の主伝送路,20,30
は複数のノードを収容するロッカー,21,31は主伝
送路と共通の伝送路方式のロッカー内伝送路,22a,
22b,32a,32bは各々データ信号を送受信する
ノード,23a,23b,33a,33bは各ノード対
応のトランシーバ,24a,24bは方向制御信号,2
5は方向制御回路,26はリジェネレータ,27はトラ
ンシーバ,28は方向制御信号,34はリジェネレー
タ,35は方向制御回路,36,36’はトランシー
バ,38は方向制御信号,40は伝送路を接続するリピ
ータ,41は方向制御回路,42,42’はトランシー
バを表す。
【0009】ロッカー20は,複数のノード22a,2
2bを収容する。各ノード22a,22bは,例えば処
理装置,外部記憶装置,プリンタ等のデータの送受信対
象となる通信のアドレス付与単位であり,それぞれ伝送
路上の信号の受け渡しのためのトランシーバ23a,2
3bに接続される。ロッカー30も同様である。
【0010】各ロッカー20,30のロッカー内伝送路
21,31は,それぞれリジェネレータ26,34によ
って主伝送路10と電気的に分離されている。図1に示
すロッカー20内の回路は請求項3記載の発明に対応し
ている。方向制御回路25は,ノード22a,22bか
らの方向制御信号24a,24bを集めて論理和をと
り,その結果を方向制御信号28としてリジェネレータ
26に送出する回路である。リジェネレータ26中のト
ランシーバ27は,ロッカー内伝送路21と主伝送路1
0とを電気的に分離し,方向制御回路25により送出さ
れた方向制御信号28により定まる方向へ信号を伝送す
る。
【0011】ロッカー30内の回路は請求項4記載の発
明に対応している。リジェネレータ34中のトランシー
バ36,36’は,ロッカー内伝送路31と主伝送路1
0とを電気的に分離し,方向制御回路35からの方向制
御信号38により定まる方向へ信号を伝送する。方向制
御回路35は,ロッカー内伝送路31および主伝送路1
0の信号を監視して信号の方向を判別し,その判別結果
に従って方向制御信号38によりトランシーバ36,3
6’の方向制御を行う。
【0012】リピータ40は,請求項5記載の発明に対
応する伝送路接続装置である。リピータ40に備えられ
た方向制御回路41,トランシーバ42,42’は,そ
れぞれ前述のリジェネレータ34における方向制御回路
35,トランシーバ36,36’と同様の機能を備え
る。すなわち,トランシーバ42,42’は,第1の主
伝送路10と第2の主伝送路11とを電気的に分離し,
方向制御回路41からの方向制御信号により定まる方向
へ信号を伝送する。方向制御回路41は,第1の主伝送
路10および第2の主伝送路11の信号を監視して信号
の方向を判別し,その判別結果に従って方向制御信号に
よりトランシーバ42,42’の方向制御を行う。
【0013】
【作用】本発明では,図1に示すように,ロッカー内伝
送路21,31とロッカー外の主伝送路10とを,リジ
ェネレータ26,34のトランシーバ27またはトラン
シーバ36,36’によって分離するので,各ロッカー
20,30には,それぞれトランシーバのドライブ能力
分だけのノードを収容することができ,またロッカー2
0,30の台数をトランシーバのドライブ能力分だけ増
やして接続することができる。したがって,主伝送路1
0上の見かけ上のノード数を伝送路の性能以上に増やす
ことが可能になる。
【0014】ロッカー20内では,リジェネレータ26
中のトランシーバ27の方向制御に,各ノード対応のト
ランシーバ23a,23bに対する方向制御信号24
a,24bの論理和である方向制御信号28を使用す
る。したがって,ロッカー20内のノード22a,22
bが受信状態のときは,トランシーバ27は,主伝送路
10からロッカー内伝送路21の方向へ信号が送出され
るように制御され,ロッカー20内の各ノード22a,
22bは,他のノードからの信号を受信可能となる。一
方,ロッカー20内の複数のノード22a,22bのい
ずれかが送信状態であれば,方向制御信号28により,
トランシーバ27の伝送方向がロッカー内伝送路21か
ら主伝送路10への方向となり,主伝送路10への信号
の送信が可能になる。
【0015】ロッカー30の場合,リジェネレータ34
においてトランシーバ36,36’間の信号を方向制御
回路35により監視し,信号の方向を判別し,これによ
り方向制御信号38を自動生成してトランシーバ36,
36’の方向制御を行う。ロッカー30内のノード32
a,32bが受信状態のときは,トランシーバ36,3
6’の方向は常に主伝送路10からロッカー内伝送路3
1側へ向いていて,他のノードからの信号をロッカー3
0内のノード32a,32bが受信可能になっている。
一方,ノード32a,32bのいずれかが送信状態のと
きは,トランシーバ36,36’の方向がロッカー内伝
送路31から主伝送路10側へ向き,主伝送路10への
信号の送信が可能になる。
【0016】なお,各ノードは同一ロッカー内で通信が
可能であることは明白である。また,リジェネレータ3
4と同様な回路を伝送路間のリピータ40として用いる
ことにより,主伝送路10と主伝送路11との間で通信
が可能となり,インテリジェントな高価なリピータを必
要としない。したがって,共通な伝送路方式の複数の伝
送路を簡易なリピータ40によって接続して,ノード数
制限を解消した伝送路を低コストで実現することができ
る。
【0017】
【実施例】図2は,図1に示すロッカー20内の回路構
成の例を示す図である。図2に示す実施例では,方向制
御回路25として論理和回路29を用い,各ノード22
a,22bからのトランシーバ23a,23bに対する
方向制御信号24a,24bを集めて,論理和回路29
によりそれらの論理和信号を生成し,それをロッカー内
伝送路21と主伝送路10との間のトランシーバ27に
対する方向制御信号28として用いている。
【0018】ロッカー内のノード22a,22bが受信
状態の場合には,トランシーバ27の信号伝送方向は,
主伝送路10からロッカー内伝送路21の方向へ向い
て,ロッカー内の各ノード22a,22bは,受信が可
能な状態となる。ロッカー内のノード22a,22bの
いずれかが送信状態である場合には,その方向制御信号
が論理和回路29を通してトランシーバ27に伝達さ
れ,トランシーバ27の方向はロッカー内伝送路21か
ら主伝送路10側へ向くため,ロッカー内のノードは送
信可能となる。
【0019】図3は,図1に示すロッカー20内の回路
構成の別の例を示す図である。図中,Tr1,Tr2は
トランジスタ,R1〜R5は抵抗を表す。図3に示す実
施例の場合,各ノード22a,22bからのトランシー
バ23a,23bに対する方向制御信号24a,24b
は,それぞれ抵抗R1,R3を介してトランジスタTr
1,Tr2のベースへ入力され,オープンコレクタで出
力された信号のドットオアをとることにより論理和信号
が生成される。この論理和信号をトランシーバ27の方
向制御信号とする。方向制御の動作は,図2に示す例と
同様である。
【0020】次に,図1に示すリジェネレータ34およ
びリピータ40の回路構成の例を,図4〜図7に従って
説明する。リジェネレータ34もリピータ40も回路構
成は同じである。
【0021】図4(A)は,図1に示すリジェネレータ
34とリピータ40の概要を示しており,トランシーバ
回路60は,図1のトランシーバ36,36’またはト
ランシーバ42,42’に相当する。また,方向制御回
路70は,図1の方向制御回路35または方向制御回路
41に相当し,伝送路Aからの信号検出回路71,伝送
路Bからの信号検出回路72,終了記号検出回路73,
クロック回路74を備える。伝送路Aと伝送路Bは,リ
ジェネレータ34の場合,ロッカー内伝送路31と主伝
送路10に対応し,リピータ40の場合,主伝送路10
と主伝送路11に対応する。
【0022】トランシーバ回路60は,図4(B)に示
すように構成される。図中,61〜64はスリーステー
トバッファ(ドライバ)であり,AB_SIGは伝送路
Aからの信号,BA_SIGは伝送路Bからの信号,+
DIR_ABは信号を伝送路Aから伝送路Bへ向かわせ
る方向制御信号,+DIR_BAは信号を伝送路Bから
伝送路Aへ向かわせる方向制御信号を表す。
【0023】トランシーバ回路60において,伝送路へ
出力するドライバが通信していないときは,常に出力が
ハイインピーダンスである。すなわち,スリーステート
バッファ62,63の出力はハイインピーダンス状態と
なる。
【0024】伝送路Aから信号がくると,方向制御回路
70は,伝送路Aからの信号検出回路71により信号A
B_SIGを検出して,方向制御信号+DIR_ABを
有効にする。これにより,伝送路Aから伝送路Bへ信号
が伝達される。また,伝送路Bから信号がくると,方向
制御回路70は,伝送路Bからの信号検出回路72によ
り信号BA_SIGを検出して,方向制御信号+DIR
_BAを有効にする。これにより,伝送路Bから伝送路
Aへ信号が伝達される。
【0025】図5は,伝送路Aからの信号検出回路およ
び伝送路Bからの信号検出回路の構成例を示す図であ
る。図5において,80,80’,81,81’はD型
フリップフロップ(以下,D−FFという),82,8
2’は排他的論理和回路,83,83’は論理積回路,
84,84’はJK型フリップフロップ(以下,JK−
FFという)を表す。また,+D_AB_RSTは伝送
路Aの信号の終了記号を検出したときに図4(A)に示
す終了記号検出回路73によって出力されるリセット信
号,+D_BA_RSTは伝送路Bの信号の終了記号を
検出したときに終了記号検出回路73によって出力され
るリセット信号を表す。
【0026】伝送路Aからの信号の検出方法を,図5
(A)に示す伝送路Aからの信号検出回路で説明する。
伝送路Aからのトランシーバ回路60内の信号AB_S
IGをクロック回路74からのクロック信号+CLKで
サンプリングして,D−FF80,D−FF81に順次
ホールドする。信号AB_SIGに変化があると,排他
的論理和回路82の出力が変化し,JK−FF84のJ
端子が有効になる。この結果,方向制御信号+DIR_
ABが有効になる。ただし,既に伝送路Bからの通信が
行われている場合には,方向制御信号+DIR_BAは
有効であり,その反転信号−DIR_BAが論理積回路
83に入力されるため,JK−FF84のJ端子は有効
にならず,方向制御信号+DIR_ABは有効にならな
い。これは,伝送路Bからの通信が行われているとき
は,伝送路Aからの信号検出回路71が誤動作すること
を防止するためである。
【0027】図5(B)は,伝送路Bからの信号検出回
路72の構成例を示している。この回路による伝送路B
からの信号の検出は,図5(A)で説明した伝送路Aか
らの信号の検出と全く同様である。伝送路Bからのトラ
ンシーバ回路60内の信号BA_SIGに変化がある
と,JK−FF84’のJ端子が有効になり方向制御信
号+DIR_BAが有効になる。ただし,既に伝送路A
からの通信が行われている場合には,誤動作防止のため
方向制御信号+DIR_BAは有効にならない。
【0028】図6は,図4(A)に示す終了記号検出回
路73の構成例を示す。図中,90,94は排他的論理
和回路,91〜93はシフトレジスタ,95,96は論
理積回路を表す。
【0029】伝送の終了検出は,図6(A)に示すよう
な終了記号検出回路によって行われる。この実施例で
は,信号の伝送パターンとして,例えば図6(B)に示
すような信号のパターンを用いている。すなわち,信号
がないときには伝送路のレベルが変化しない。信号があ
る場合には,“1”信号では1.6μsの間信号が変化
せず,“0”信号では1.6μsの中間で信号が反転す
る。また,ビットの区切りでは信号が反転し,データ列
の終りでは,1.6μs×2.5=4μsの間信号が変
化しないように定義されている。
【0030】伝送路からの信号BA_SIGおよびAB
_SIGを排他的論理和回路90に入力して,その排他
的論理和出力を,順次,シフトレジスタ91,シフトレ
ジスタ92,シフトレジスタ93に通し,シフトレジス
タ91〜93の出力について排他的論理和回路94で排
他的論理和をとる。これにより4μsの間,信号変化が
ないことを検出し,終了記号を検出する。
【0031】さらに,その終了記号検出信号と,先に検
出している方向制御信号+DIR_BAおよび+DIR
_ABとの論理積を,それぞれ論理積回路95,96で
とり,図5に示した伝送路Bまたは伝送Aからの信号検
出回路のJK−FF84’またはJK−FF84をリセ
ットするリセット信号+D_BA_RST,+D_AB
_RSTを生成する。JK−FF84,84’がリセッ
トされると,トランシーバ回路60のドライバは元のハ
イインピーダンス状態に戻る。
【0032】図6(A)に示す終了検出回路では,図6
(B)に示すような信号を前提として,終了信号の検出
には2.5ビット分(4μs)の時間,信号が変化しな
いことを利用しているが,もちろん他の信号形式でも同
様に本発明を適用することが可能である。
【0033】図7は,他の終了信号検出回路の構成例を
示している。図中,100,105は排他的論理和回
路,101〜103はシフトレジスタ,104は信号反
転回路,106,107は論理積回路を表す。
【0034】図7(A)に示す終了信号検出回路は,図
7(B)に示すような信号の伝送パターンを採用するシ
ステムで用いる終了信号検出回路の例である。この信号
パターンでは,特に終了記号が1μs,1.2μs,
1.9μsの間隔で変化する信号で表されている。この
ような変則的な信号パターンを終了記号として使用した
場合にも,図7(A)に示すような終了検出回路を用い
ることにより,図6で説明した終了記号の検出と同様
に,終了記号を検出することができる。
【0035】以上説明した方式は,伝送路が不平衡であ
っても平衡であっも使用可能であることは言うまでもな
い。例えばLANシステムにおいて,通常のデータ通信
とは別の伝送路によってシステム全体の電源制御を行う
電源制御監視系ネットワークなどでは,1つのロッカー
に各種周辺装置等の電源制御回路や監視対象となるノー
ドが多数存在することが多い。特にこのようなシステム
において本発明を用いれば,システムを簡便に低コスト
で構成することができる効果は大きい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
一伝送路上に複数のノードを含んだロッカーを,従来の
ようなインテリジェントで高価なリピータを用いること
なく,トランシーバ台数の制限を越えて設置することが
できるようになる。
【0037】また,ロッカーごとに実装されるリジェネ
レータは,ノード自身が持つ方向制御信号,または信号
の単純なパターン検出によって自動生成した方向制御信
号によって方向制御を行うため,非常に安価に製造する
ことができる。
【0038】また,リピータも,信号の単純なパターン
検出により方向制御を行うため,従来のプロトコル制御
を行うリピータに比べて非常に安価に製造することがで
き,結果として,伝送路および装置構成をきわめて安価
に提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明(請求項3)の実施例の構成を示す図で
ある。
【図3】本発明(請求項3)の他の実施例の構成を示す
図である。
【図4】本発明(請求項4,5)の実施例の構成を示す
図である。
【図5】図4に示す信号検出回路の構成を示す図であ
る。
【図6】図4に示す終了信号検出回路の構成を示す図で
ある。
【図7】図4に示す他の終了信号検出回路の構成を示す
図である。
【符号の説明】
10,11 主伝送路 20,30 ロッカー 21,31 ロッカー内伝送路 22a,22b,32a,32b ノード 23a,23b,33a,33b トランシーバ 24a,24b 方向制御信号 25 方向制御回路 26 リジェネレータ 27 トランシーバ 28 方向制御信号 34 リジェネレータ 35 方向制御回路 36,36’ トランシーバ 38 方向制御信号 40 リピータ 41 方向制御回路 42,42’ トランシーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数のデータ送受信対象を持つ
    複数の装置が接続されるマルチドロップ伝送路の伝送路
    制御方式において,前記装置内部の伝送路と前記装置外
    部の伝送路とを,リジェネレータによって電気的に分離
    したことを特徴とする伝送路制御方式。
  2. 【請求項2】 データを送受信する複数のノードを収容
    する複数のロッカーが接続されるマルチドロップ伝送路
    の伝送路制御方式において,複数のロッカーを接続する
    主伝送路と,各ロッカー内の複数のノードを接続するロ
    ッカー内伝送路と,前記各ロッカーごとに,前記主伝送
    路と前記各ロッカー内伝送路との間で信号を受け渡しす
    るリジェネレータとを備え,前記リジェネレータによっ
    て前記主伝送路と前記ロッカー内伝送路とを電気的に分
    離したことを特徴とする伝送路制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の伝送路制御方式におい
    て,前記各ロッカーごとに,各ロッカー内のノードに接
    続されているトランシーバの方向制御信号の論理和信号
    を生成する手段と,生成した論理和信号を前記リジェネ
    レータ内のトランシーバの方向制御信号として,前記主
    伝送路と前記ロッカー内伝送路間の信号の受け渡しを行
    う手段とを備えたことを特徴とする伝送路制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の伝送路制御方式におい
    て,前記リジェネレータは,前記ロッカー内伝送路およ
    び前記主伝送路の信号の特徴を検出して,該リジェネレ
    ータ内のトランシーバの方向制御信号とする方向制御回
    路を備えたことを特徴とする伝送路制御方式。
  5. 【請求項5】 第1のマルチドロップ伝送路と第2のマ
    ルチドロップ伝送路とを接続する伝送路接続装置におい
    て,前記第1のマルチドロップ伝送路と前記第2のマル
    チドロップ伝送路とのデータの受け渡しを行うトランシ
    ーバと,前記第1のマルチドロップ伝送路および前記第
    2のマルチドロップ伝送路の信号の特徴を検出して,前
    記トランシーバの方向制御信号とする方向制御回路とを
    備えたことを特徴とする伝送路接続装置。
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