JPH08255272A - 郵便料金メータと通信するシステム及び方法 - Google Patents

郵便料金メータと通信するシステム及び方法

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JPH08255272A
JPH08255272A JP32555995A JP32555995A JPH08255272A JP H08255272 A JPH08255272 A JP H08255272A JP 32555995 A JP32555995 A JP 32555995A JP 32555995 A JP32555995 A JP 32555995A JP H08255272 A JPH08255272 A JP H08255272A
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meter
limit
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amount
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Hans-Peter Liechti
ペーター リーヒティ ハンス
Philipp Merz
メルツ フィリップ
Louis Baldisserotto
バルディッセロット ルイス
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Ascom Autelca AG
Ascom Hasler Mailing Systems AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TMSの目的だけではなく他の管理目的につ
いても郵便料金メータと中央施設との間で有効に通信を
行うシステムを提供する。 【解決手段】 通信システムにおいて、データセンター
のホストコンピュータは電話ダイヤル回線を介して多数
の電子郵便料金メータと通信を行い、テレメータ設定
(TMS)トランザクションを行う。通信により、ホス
トコンピュータは、各メータから統計学的データを収集
し、そして累積郵便料金額限界、時間限界、及び/又は
ピース限界をメータに課せる。機密性及びデータの完全
性を保証するために、メータとホストコンピュータとの
間で通信されるデータは選択的に暗号化及び/又は確証
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム及び
方法に係り、より詳細には、このようなシステム及び方
法において電子郵便料金メータとコンピュータ化された
中央施設との間の通信に係る。
【0002】
【従来の技術】郵便料金メータのユーザが電話により追
加の郵便料金でメータをリセットできるようにするため
のテレメータセッティング(TMS)技術が知られてい
る。例えば、これら技術の幾つかが、ホーバル氏等の1
993年8月17日付けの米国特許第5,237,50
6号;及びエカート二世氏等の1978年6月27日付
けの米国特許第4,097,923号に開示されてい
る。このような技術では、メータを承認リセットのため
に郵便局へ持って行く必要性が排除される。典型的な電
話リセットプロセスでは、ユーザが、又はモデムによる
場合にはユーザのメータが、追加利用郵便料金のために
コンピュータ化された中央施設へ通話する。中央施設
は、メータの識別を照合し、そしてユーザの口座の使用
可能な資金を確認する。情報を確認した後、中央施設
は、ユーザの口座から引き落としを行い、組合せコード
をメータに送るか又はユーザに送ってユーザがメータに
導入できるようにする。次いで、メータは、独自に別の
組合せコードを発生し、それを受け取ったコードと比較
する。それらの関係が正しい場合、例えば、組合せコー
ドが同じである場合には、要求した追加郵便料金でメー
タがリセットされる。
【0003】又、データ通信の機密を保持するためのデ
ータ暗号化標準(DES)暗号化アルゴリズムも公知で
ある。このDESアルゴリズムは、暗号化されるべきデ
ータの単純な変換の多数の繰り返しを含み、交互の置換
及び置き換え技術が適用される。このアルゴリズムは、
データを暗号化したり解読したりするのに選択されたD
ESキーを必要とする。このキーは機密保持されねばな
らない。というのは、DESアルゴリズム自体は公衆に
知られたものであり、DESキーを学習することによ
り、暗号データを解読できるからである。
【0004】DESキーは、8バイトで構成される。暗
号化の間に、DESアルゴリズムはデータバイトシーケ
ンスを8バイトのブロックに分割する。これは、一度に
1つのブロックに作用して、ブロックを半分に分割し、
文字を1つづつ暗号化する。文字は、キーの制御のもと
で16回スクランブルされ、64ビットの暗号化テキス
ト即ち暗号文を形成する。
【0005】DESは、複雑さ及び使い方の異なる4つ
の個別の動作モードを与える。これら4つの動作モード
の詳細は、1988年5月のプロシーディングズ・オブ
・ザ・IEEE、第76巻、第5号に掲載されたM.ス
ミッド氏等の「データ暗号化標準:過去及び未来(The D
ata Encryption Standard: Past and Future) 」と題す
る出版物を参照されたい。4つのDESモードの1つ
は、暗号文のブロックをチェーン連結するので「暗号ブ
ロックチェーン化(CBC)」モードとして知られてい
る。このCBCモードは、ブロック内の8個のデータバ
イト、キー、及び手前のブロックの関数である第3の値
に基づいて、各ブロックを暗号化する。チェーン化と称
するこの繰り返しの暗号化は、繰り返しのパターンを隠
すものである。
【0006】又、ウイルスの侵入やデータの不正変更を
防止するために、ある暗号化アルゴリズムを用いてデー
タ通信を確証付けることもできる。実際に、上記のDE
SCBCモードの適用は、近年、データの確証まで拡張
されている。CBCモード暗号化を上記のようにデータ
メッセージに適用するときには、メッセージ確証コード
を形成しそしてメッセージに符牒として添付することが
できる。使用するDESキーが分からないと、符牒を偽
造することは実質上不可能である。メッセージが確証コ
ードと共に受け取られると、受信者は、その受け取った
メッセージに基づいて確証コードを独自に計算し、それ
を受け取ったコードと比較する。2つのコードが同じ場
合には、メッセージが変更なく送られた可能性が非常に
高いことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、TM
Sの目的だけではなく、その他の管理上の目的について
も、郵便料金メータとコンピュータ化された中央施設と
の間で有効な通信を行うことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中央施
設は、各メータと通信して、第1の郵便料金値を有する
上限と第2の郵便料金値を有する下限とでメータの少な
くとも1つの料金クラスを定義する。郵便料金メータ
は、これにより処理されるメール品目のサブセットを、
そのサブセットに対して選択された郵便料金値に基づい
て料金クラスに関連付ける。この場合に、選択された郵
便料金値は、料金クラスの上限と下限との間に入る。サ
ブセットにおけるメール品目の数についての統計学的な
データは、郵便料金メータのカウンタを用いてコンパイ
ルされる。統計学的データは、予め選択された回数で読
み取られ、その後、中央施設に転送される。中央施設
は、各メータに対する詳細な統計学的記録を維持する。
【0009】本発明の特徴によれば、料金クラスの上限
及び下限は、特定の時期に変更することができる。通信
された新たな上限値及び下限値を、その特定の時期に達
するまで一時的に記憶するために、メータにはメモリバ
ッファが設けられる。このような時期に、これらの新た
な値がバッファから転送され、有効となる。
【0010】本発明の別の特徴によれば、中央の施設
は、各郵便料金メータと通信して、メータの使用を制限
し、メータの機密保持及び保守を容易にすることもでき
る。例えば、中央の施設は、メータの使用回数の限界、
メータが処理できるメール品目の数、及びメータが付与
できる累積郵便料金額をメータに課することができる。
郵便料金額の限界を課することは、メータのリセット量
に対してメータのユーザが料金請求されるような後払い
方式において有効である。というのは、メータのユーザ
に与えられる信用金額を制御できるからである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の更に別の目的、特徴及び
効果は、本発明の好ましい実施形態を示す添付図面につ
いての以下の詳細な説明から明らかとなろう。
【0012】図1において、システム10は、データセ
ンター15と、構造上同一の多数の電子郵便料金メータ
101−1ないしpを備えている。但し、pは整数であ
る。データセンター15のホストコンピュータ103
は、例えば、電話回線を通してメータとデータを通信す
ることができる。このため、ホストコンピュータ103
は、従来設計のターミナルサーバ105に接続されてい
る。サーバ105は、ホストがモデム107−1ないし
mのうちの選択されたモデムを経て郵便料金メータと同
時に通信できるようにする。但し、mは所定の整数であ
る。
【0013】図2には、郵便料金メータ101−1が示
されており、これは、図1のメータ101−1ないしp
の代表である。このメータ101−1の中心部は、従来
のマイクロプロセッサ(図示せず)より成るコントロー
ラ201である。コントローラ201は、メータ101
−1の動作を支配するようにプログラムされる。コント
ローラ201に接続されているのは、キーボード203
と、内部モデム205と、インターフェイス回路207
と、ディスプレイ215と、消去可能なプログラマブル
リードオンリメモリ(EPROM)220と、不揮発性
ランダムアクセスメモリ(nv−RAM)230と、電
気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ
(EEPROM)240と、電気−機械的サブシステム
250と、電気回路260である。キーボード203
は、ユーザがデータ及び/又はコマンドをメータに入力
できるようにする。内部モデム205は、モデム107
−1ないしmの1つを経てデータセンター15との通信
を確立するのに使用される。インターフェイス回路20
7は、RS422及びRS232入力/出力(I/O)
ポートとして構成されたユニバーサル・非同期・受信器
・送信器(UART)より成る。これらのI/Oポート
では、メータ101−1は、郵便秤量器、パーソナルコ
ンピュータ等の周辺装置とインターフェイスすることが
できる。ディスプレイ215は、内部メッセージ及びデ
ータセンター15からのメッセージを表示することがで
きる。EPROM220は、メータ101−1を動作す
るためのコントローラ201の命令を与えるオペレーシ
ョンプログラムを含んでいる。電気−機械的サブシステ
ム250は、メール品目に所望の郵便料金を印刷するた
めの駆動装置及びセンサのような標準的なメータ部品
と、メータをそれ以上の動作に対して制御可能にロック
しそしてメータをロック解除してその動作を再開するた
めの介在機構とを備えている。電気回路260は、電源
や、現在日付を表す信号を発生するためのカレンダー機
構を含むリアルタイムクロックや、このリアルタイムク
ロックに電力を供給するバッテリ等の標準部品を備えて
いる。
【0014】図3は、メータ101−1のnv−RAM
230により与えられるメモリ空間のメモリマップを示
している。nv−RAM230内のメモリモジュール2
30aは、ハードウェア保護され、そしてページより成
るリングバッファを備えている。各ページは、例えば、
(a)ページ記憶の時間及び日付、(b)処理されるメ
ール品目の合計数を追跡するピースカウンタ、(c)下
降レジスタ、(d)上昇レジスタ、及び(e)繰り返し
冗長度チェック(CRC)を含んでいる。この後者は、
ノイズ性の電話ダイヤル回線によって生じる送信データ
のエラーを検出するための標準エラー検出機構に基づい
て送信データを処理することにより得られる。メモリモ
ジュール230bは、ワークスペースと、プログラムデ
ータを一時的に記憶するためのバッファとを備え、例え
ば、以下に述べるクラス定義バッファ及び限界バッファ
を含む。
【0015】図4は、EEPROM240により与えら
れるメモリ空間のメモリマップを示している。EEPR
OM240内のメモリモジュール240aも、ハードウ
ェア保護され、モジュール230aの内容のコピーを保
持する。メモリモジュール240bは、メータのハード
ウェア構成についてのデータを含んでいる。
【0016】ここに示す実施形態において、データセン
ター15は、例えば、郵便局によって制御される。他の
ものの中でも、郵便局は、例えば、郵便料金メータによ
って処理される異なる郵便クラス(例えば、ファースト
クラスメール、小包郵便、国際メール等)のメール品目
の数を含む統計学的なデータを収集することに関心があ
る。このようなデータは、公知の郵便料金メータでは入
手できない。
【0017】本発明の特徴によれば、各郵便料金メータ
は、郵便料金値の上限及び下限によって各々料金クラス
を定めるようにプログラムされている。単一の値でクラ
スを定めるべき場合には、下限及び上限がその値にセッ
トされる。例えば、料金クラス1は、郵便料金値が29
セントの品目を含み、料金クラス2は、郵便料金値が3
0セントないし35セントの品目を含み、料金クラス3
は、郵便料金値が36セントないし42セントの品目を
含み、等々となり、上記料金クラスの1つに入らない品
目は、個別の雑種クラス0にグループ分けされる。
【0018】上記料金クラスの各々は、郵便クラスに関
連するように指定される。メータによって処理されるメ
ール品目は、これらの料金クラスに基づいて計算され
る。このため、メータは、各料金クラスごとにカウンタ
を割り当て、そのクラスに属する品目をカウントする。
このカウントは、データセンター15によってカウンタ
が読み取られるまで累積する。
【0019】ここに述べる本発明の通信プロトコルで
は、データセンター15は、各メータからクラスの統計
データを時々収集し、メータの料金クラスの構造を変更
することができる。
【0020】本発明の別の特徴によれば、各メータに
は、郵便量限界、時間限界及びピース限界が課せられ、
これらの限界はデータセンター15によってメータへ通
信される。これら限界のいずれか1つに到達すると、メ
ータはその動作を停止するようにプログラムされる。デ
ータセンター15が対応限界値を無制限であるようにセ
ットすることにより限界を回避することができる。
【0021】従来のやり方では、下降レジスタをメータ
に使用して、印刷に使用できる郵便料金の額を追跡す
る。一方、印刷した郵便料金の額を追跡するのに上昇レ
ジスタが使用される。下降レジスタの値が時間と共に所
定の限界より減少したときに、メータの動作は、メータ
がリセットされるまで停止される。従来のTMS前払い
方式によれば、リセット量が承認時に下降レジスタの現
在値に追加され、そしてメータが動作を再開することが
できる。
【0022】本発明によれば、上昇レジスタの値は、い
かなる時にも、郵便料金の金額限界を越えない。メータ
は、上昇レジスタの値が郵便料金の金額限界以上になる
や否や不作動になる。メータをデータセンター15に接
続するだけで、新たな郵便料金の金額限界を確立するこ
とができる。郵便料金の金額限界を課するのは、メータ
のユーザがリセット量に対して請求される後払い方式に
おいて効果的である。というのは、ユーザに与えられる
信用の量を制御できるからである。郵便料金の金額限界
は、データセンター15により、ユーザの信用価値に基
づいて調整される。
【0023】メータに課せられる時間限界は、メータが
動作する時間周期を制限する。より詳細には、時間限界
は、予め選択された日付として表され、それを過ぎる
と、もはやメータはいかなるメール品目も処理できなく
なる。即ち、予め選択された日付を越えた直後に、メー
タはそれ以上の動作からロックされる。メータをデータ
センター15に接続するだけで、新たな時間限界を確立
してメータのロックを解除し動作を再開することができ
る。この場合も、データセンターは、メータのユーザの
信頼性の価値に基づいて特定のメータに与えられる動作
時間の長さを完全に制御する。
【0024】或いは又、上記の時間限界の概念は、メー
タにダウンカウントタイマーを使用して実施してもよ
い。時間限界は、例えば、時間、分及び秒について許さ
れたメータ動作時間の長さとして表される。ダウンカウ
ントタイマーは、ゼロ、即ち最初に許された時間限界で
ある設定時間までカウントダウンする。メータは、タイ
マーがゼロまで下がるや否やロックされる。メータをデ
ータセンター15に接続するだけで、新たな時間限界を
タイマーの現在動作時間に追加して、(a)現在動作時
間がゼロの場合に動作を再スタートするか、又は(b)
現在動作時間が非ゼロの場合にその動作時間を増加する
ことができる。
【0025】メータに課せられるピース限界は、メータ
により処理されるメール品目の数を制限する。即ち、動
作中に、メータは、許されたピース限界以上のメール品
目を処理することができない。メータは、ピースカウン
タがピース限界に達するや否や、それ以上の動作からロ
ックされる。メータをデータセンター15に接続するだ
けで、新たなピース限界を確立し、メータをロック解除
し、動作を再開することができる。この場合も、データ
センター15は、限界値、ひいては、メータの使用を制
御する。
【0026】或いは又、上記のピース限界の概念は、メ
ータにダウンカウントピースカウンタを用いて実施して
もよい。後者は、ゼロ、即ち最初に許されたピース限界
であるメール品目の設定数までカウントダウンする。メ
ータは、ゼロカウントが検出されるや否やロックされ
る。メータをデータセンター15に接続するだけで、カ
ウンタの現在カウントに新たなピース限界を追加して、
(a)現在カウントがゼロの場合はその動作を再スター
トさせるか、又は(b)現在カウントが非ゼロの場合に
は許容カウントを増加することができる。
【0027】図5は、本発明によりデータセンター15
とTMSトランザクションを行うためのメータのルーチ
ンを説明するフローチャートである。EPROM220
のオペレーションプログラムのルーチンにより指令され
て、コントローラ201は、ステップ401において初
期メータ状態でスタートする。この状態において、コン
トローラ201は、ステップ405に示すように、ログ
インパケットを送信することによりホストコンピュータ
103との通信を開始する。次いで、コントローラ20
1は、待機状態に入り、ステップ410で示すように、
ホストコンピュータ103からのシードパケットを待機
する。シードパケットを受け取った後、コントローラ2
01は、ステップ415において、メータが要求パケッ
トをコンピュータ103へ送るようにさせる。次いで、
コントローラ201は、ステップ420へ進み、別の待
機状態に入って、コンピュータ103からの応答パケッ
トを待機する。応答パケットを受け取ると、コントロー
ラ201は、ステップ425に示すように、メータが量
パケットをコンピュータ103へ送信するようにさせ
る。量パケットは、通常、メータにおいて使用できる郵
便料金を増加するためのリセット量データ、換言すれ
ば、下降レジスタの値を含んでいる。コントローラ20
1は、ステップ430において、更に別の待機状態に入
り、コンピュータ103からの許可パケットを待機す
る。許可パケットを受け取った後に、コントローラ20
1は、ステップ435に示すように、受け取った許可パ
ケットにおける上記限界を含むデータでメータを更新す
る。TMSトランザクションが問題なく完了すると、コ
ントローラ201は、ステップ440において、メータ
がログアウトパケットをコンピュータ103へ送信する
ようにさせる。
【0028】しかしながら、コントローラ201が、ト
ランザクション中に、メータのユーザが中断ボタンを押
したり、データセンター15からクイットメッセージを
受け取ったり、モデムに問題が生じたり又は一般的な送
信問題が生じたりといった状態を検出する場合には、メ
ータとコンピュータ103との間に確立された通信が中
断される。その結果、メータによって既に受け取られた
データは破棄され、メータは初期のメータ状態に戻り、
ユーザは通信の終了が通知され、そしてデータセンター
からの終了メッセージがディスプレイ215に表示され
る。
【0029】図6及び7は、本発明により、郵便料金メ
ータ101−1ないしpの1つとTMSトランザクショ
ンを行うためのホストコンピュータ103のルーチンを
記述するフローチャートである。TMSトランザクショ
ンがメータにより開始されると、コンピュータ103の
ルーチンにより指令されて、コンピュータ103は、ス
テップ501において、当該メータとの最後の通信セッ
ションにおいてログアウトパケットが受け取られたかど
うかチェックする。ログアウトパケットが受け取られて
いないことをコンピュータ103が決定し、最後の通信
が不完全であることが指示されると、ルーチンは、以下
に述べる図7のステップを実行するように進む。他方、
ログアウトパケットが受け取られた場合には、コンピュ
ータ103は、ステップ503へ進み、メータからのロ
グインパケットを受け取る準備をする。コンピュータ1
03は、このようなパケットを受け取ると、それに応答
して、ステップ511に示すように、メータへシードパ
ケットを送信する。コンピュータ103は、ステップ5
16において、メータからの要求パケットを待機する。
要求パケットが受け取られると、コンピュータ103
は、ステップ528において、応答パケットを作成す
る。以下に詳細に述べるように、この応答パケットは、
メータにその種々の料金クラス等を変更することを指示
する制御コマンドフィールドを含んでいる。コンピュー
タ103は、ステップ536において、応答パケットを
メータに送信して、量パケットの返送を待機する。量パ
ケットを受け取った後に、コンピュータ103は、ステ
ップ541において、メータにより要求されたリセット
量を処理する。コンピュータ103は、ユーザの口座残
高がその要求された量をカバーするには不充分な金額で
ある場合にメータの金額限界を減少することができる。
さもなくば、コンピュータ103は、ユーザの口座から
要求された量を差し引く。次いで、コンピュータ103
は、ステップ551において、メータに許可パケットを
送信し、新たな郵便料金の金額限界、即ちメータの上昇
レジスタが到達するところの新たな最大値を指示する。
その後、コンピュータ103は、ステップ553へ進
み、メータからのログアウトパケットを待機し、そして
ログアウトパケットを受け取った場合にはその中のデー
タ(例えばログアウトメッセージを含む)をチェックす
る。この点において、ホストコンピュータ103は、い
つでも通信セッションを終了するという全制御権を保持
していることに注意されたい。特に、コンピュータ10
3は、例えば、受け取ったパケットにエラーを検出した
り、メータのデータベースに欠陥を検出したり、ユーザ
の口座の預金が要求量をカバーするに充分でないことを
検出したりしたときにメータとのセッションを終了す
る。コンピュータ103による終了は、クイットメッセ
ージを送信することにより行われ、次いで、ステップ5
01へ復帰する。このような終了により簡単なロールバ
ックが生じ、メータ及びデータセンターの両方は、現在
の通信セッションがあたかも生じなかったかのようにそ
れらの初期状態に復帰する。
【0030】図7のフローチャートを参照すれば、最後
の通信セッションにおいてログアウトメッセージが受け
取られないことが決定された後に、コンピュータ103
は、図6で述べたように、メータからログインパケット
を受け取り、シードパケットをメータに送信しそしてメ
ータから要求パケットを受け取るというサブステップを
含むステップ561へ進む。しかしながら、最後の通信
セッション中に停電によりログアウトパケットが受け取
られていないので、コンピュータ103は、メータがそ
のレジスタ及びバッファを更新するようマネージしたか
どうか確かでない。従って、最後の通信セッションで受
け取った確証キーを含む以前のメータ記録を破壊するこ
となく、コンピュータ103は、とりあえず、現在の通
信セッションで受け取った確証キーを含む現在メータ記
録を使用して、要求パケットの符牒が有効であるかどう
か照合する。前記したように、この符牒は、要求パケッ
トにおける確証データに対して特定のものである。受け
取ったデータ及び現在確証キーに基づいて、コンピュー
タ103は、ステップ562において、符牒を独自に計
算する。ステップ568において、コンピュータ103
は、その計算した符牒を受け取った符牒と比較する。2
つの符牒が一致する場合には、コンピュータ103は、
現在メータ記録を採用し、そして現在メータ記録に基づ
いて、メータに応答パケットを送信し、メータから量パ
ケットを受け取りそしてメータに許可パケットを送信す
るサブステップを含むステップ570を実行するように
進む。次いで、コンピュータ103は、ステップ573
へ進み、メータからのログアウトパケットを待機しそし
てログアウトパケットを受け取った場合にその中のデー
タをチェックする。しかしながら、計算された符牒がス
テップ568において受け取った符牒と異なることが決
定された場合に、コンピュータ103は、ステップ57
5へ進み、手前の確証キーを用いて第2の符牒を計算す
る。ステップ577において、コンピュータ103は、
第2の符牒が受け取った符牒と一致することを確証す
る。これは、手前の通信セッションが実質的に崩壊され
不完全であったことを指示する。コンピュータ103
は、それに応答して、ステップ578に示すように、手
前のメータ記録を採用することを含む逆のプロセスをス
タートする。次いで、コンピュータ103は、手前のメ
ータ記録に基づいて、応答パケットをメータに送り、メ
ータから量パケットを受け取りそしてメータに許可パケ
ットを送るというサブステップを含むステップ579を
実行するように進む。コンピュータ103は、その後、
ステップ581へ進み、メータからのログアウトパケッ
トを待機し、ログアウトパケットを受け取った場合にそ
の中のデータをチェックする。
【0031】ホストコンピュータ103と1つのメータ
との間の種々のパケットを含む上記通信のプロトコルに
ついて以下に説明する。従来そうであるように、各パケ
ットは、ヘッダ、トレーラ、及び/又はシステム10に
パケットを送信及びルート指定するに必要な他の標準オ
ーバーヘッドによって包囲されたデータ部分を含んでい
る。
【0032】上記したように、セッション中にメータに
よりコンピュータ103へ送信される真の第1のパケッ
トは、ログインパケットである。このパケットのデータ
部分は、通信が行われるプロトコルバージョンを指定す
る1バイトのキャラクタを含んでいる。
【0033】コンピュータ103により送信されるシー
ドデータパケットは、8バイト長さのzz番号を含んで
いる。この番号は、コンピュータ103により発生され
たランダム番号であり、メータにより暗号化の目的でC
BC初期化ベクトルを計算するのに使用される。
【0034】この点において、ここに示す実施形態で
は、通信のための種々のパケットのデータは、DES暗
号化のCBCモードを用いて選択的に暗号化及び/又は
確証されることを指摘しておく。この分野で良く知られ
たように、CBCモードは、ブロックのデータバイトシ
ーケンスに基づいて動作し、各ブロックは8バイトを含
む。CBCモードは、ブロックの8個のデータバイト
と、DESキーと、手前のブロックの関数である第3の
値とに基づいてデータブロックを暗号化する。チェーン
化と称するこの繰り返しの暗号化は、繰り返しパターン
を隠す。更に、ここでは、全てのDESキーは、それが
暗号化のためであるか確証のためであるかに係わりな
く、機密のキーであって、公衆に知られないよう保たれ
る。
【0035】ここに示す特定の実施形態では、現在デー
タブロックDn のCBC暗号化バージョンが関数DES
(Key、Dn +En-1 )として表される。但し、DE
SはDES CBC暗号化関数を表し、Keyは選択さ
れたDESキーを表し、n=0、1、2・・・であり、
0 は第1のデータブロックを表し、そしてEn-1 は手
前のデータブロックのCBC暗号化バージョンを表す。
n-1 は、n=0のときに不定であり、従って、n=0
に対するEn-1 の初期値としてはチェーン化プロセスを
スタートするためにCBC初期化ベクトルが必要とされ
る。
【0036】CBCが多数のデータブロックの確証に適
用されるときには、CBCは、それらデータブロックを
暗号化するのと同様にデータブロックに作用する。最後
のデータブロックELastの暗号化バージョンは、DES
(Key、ELast)として表すことのできる符牒を発生
するのに使用される。
【0037】説明上、要求パケットにおけるあるデータ
を暗号化するためのCBC初期化ベクトルk2は、DE
S(Key=loginID、zz)を表す8バイトで
選択的に構成される。「loginID」は、メータに
対する個々のログインキーである。このloginID
は、以下に述べるいわゆる弱い又は半弱いDESキーで
あってはならない。データセンター15は、メータ及び
データセンターの両方が同じloginIDを使用しな
い場合には無効要求パケットを検出する。ここでは、z
zに対する即時応答関数値の迅速な計算を必要とするた
めに、付加的な安全手段がとられる。より詳細には、要
求パケットは、データセンター15によりシードパケッ
トがメータへ送信されてから所定の短い時間周期内にデ
ータセンター15へ送信される必要がある。このような
短い時間窓では、zzがデータセンターにおいてリアル
タイムで発生されるという事実に鑑み、許可のないメー
タユーザが、正しく暗号化された要求データを含む有効
な要求パケットを作成することは実質上不可能である。
初期化ベクトルk2は、コンピュータ103との各通信
セッションにおいて変化する。
【0038】図8は、要求パケットのデータフォーマッ
トを示している。このパケットにおいて、制御要求フィ
ールド603は、メータが準備を整えた特定の手順をコ
ンピュータ103に知らせるための2バイトのフラグを
含み、これは、メータが適用する遠隔制御の形式と、送
信されるデータとを含む。このため、フィールド603
のビット15は、遠隔メータ設定に関連し;ビット14
は、遠隔カウンタの読みに関連し;ビット13は、遠隔
構成に関連し;ビット12は、遠隔統計学的データに関
連し;ビット8ないし11は、現在指定済である。ここ
に示す実施形態では、ビット8ないし15は制御バイト
として指定され、そしてビット0ないし7はサブ制御バ
イトとして指定される。図9は、制御要求フィールド6
03に指定された制御要求(R)と、以下に述べる応答
パケットの制御コマンドフィールドに指定された制御コ
マンド(C)をルックアップするためのテーブルであ
る。ここでは、メータが送信の瞬間にどんな種類の制御
を期待するかが制御要求により定められることが分かれ
ば充分である。実行さるべき実際の制御コマンドは、制
御要求に応答してコンピュータ103により送信され
る。制御要求フィールド603と同様に、制御コマンド
フィールドは、制御バイト及びサブ制御バイトを含み、
ある要求Rに対し、コンピュータ103は、多数のコマ
ンドCのうちの選択された1つでそれに応答する。例え
ば、図9のテーブルの行681において、値90(16
進)を有するフィールド603の制御バイトと、値01
(16進)を有するサブ制御バイトは、遠隔メータリセ
ットに対する制御要求と、統計学的な読み、即ちメータ
からのクラス統計学的データの読みとを指示する。この
要求に応答して、コンピュータ103は、行683に示
すような応答パケット、即ち90(16進)の制御バイ
ト及び01(16進)のサブ制御バイトを有する制御コ
マンドフィールドを発生し、これは、メータのリセット
及び統計学的コマンドと、手前の統計学的クラス定義の
保持とを指示する。或いは又、行685に示すように、
B0(16進)の制御バイト及び01(16進)のサブ
制御バイトは、(1)遠隔メータリセットのためのコマ
ンド、(2)クラス構成(即ち、新たな料金クラスを定
める)のコマンド、及び(3)メータからの統計学的な
読みを指示する。
【0039】本発明の別の特徴によれば、メータのユー
ザは、制御要求フィールド603を介して、メータの下
降レジスタにより指示された未使用郵便料金の償還を要
求することができる。このため、制御及びサブ制御バイ
トは、行687に示すように各々80(16進)及び0
2(16進)にセットされねばならない。その後にデー
タセンター15に送られる量パケットの要求量は、下降
レジスタをゼロにするような負の値でなければならない
(即ち、要求量+現在の下降レジスタの値=0であ
る)。このような償還要求に応答して、データセンター
15は、トランザクションの終わりに未使用の郵便料金
額をユーザの口座に預金する。
【0040】同様に、メータのユーザがメータを郵便局
へ解約するときにも、未使用の郵便料金が償還される。
加えて、メータへの無断のアクセスを防止するために、
メータはディスエイブルされる。このようなメータの解
約は、制御要求フィールド603の制御及びサブ制御バ
イトを行689に示すように各々80(16進)及び0
3(16進)に指定することにより行うことができる。
メータの解約に償還が要求されない後払い方式の場合に
は、このような解約は、制御要求フィールド603の制
御及びサブ制御バイトを行691に示すように各々40
(16進)及び03(16進)にセットすることにより
行うことができる。この設定で、郵便局は、無断アクセ
スを防止するためにメータをディスエイブルする前にメ
ータのカウントを最後に読み取ることができる。
【0041】図8に戻ると、メータのシリアル番号フィ
ールド605は、メータを独特に識別するためのシリア
ル番号を表す5つのバイトを含んでいる。この番号は送
信時に暗号化されない。というのは、コンピュータ10
3はシリアル番号に基づいて当該メータの現在解読キー
をルックアップするからである。
【0042】メータハードウェアIDフィールド607
は、メータの形状、スタイル、モデル、印刷回路、及び
ハードウェアの他の細部を識別するために4バイトを含
んでいる。コンピュータ103は、広告又は統計情報の
編集のためにハードウェア情報を使用する。
【0043】メータソフトウェアIDフィールド609
は、メータのソフトウェアの現在バージョンを識別する
ために16バイトを含み、これにより、メータのモデル
変更に対してコンピュータ103を更新する。フィール
ド609は、メータのメインソフトウェアバージョンを
表す8バイトのASCIIテキストを含むサブフィール
ド609aと、国に特定のソフトウェアバージョンを表
す別の8バイトのASCIIテキストを含むサブフィー
ルド609bとを備えている。フィールド609により
与えられた情報により、コンピュータ103は、メータ
のソフトウェア能力を確認し、それにより、そのメータ
で効果的に動作して、メータの宣伝又は広告を作成した
り、統計学的データを編集したり、等々を行う。
【0044】メータパラメータ情報フィールド611
は、構成データを表す12バイトを含んでいる。特に、
4バイトは、メータ構成の将来の追加識別のために指定
されている。第5バイトは、表示のためにメータの内部
テキストが書き込まれる言語を識別する。第6バイト
は、メータが配置される国を識別する。第7バイトは、
表示の形式を識別する。第8バイトは、1つの表示にお
けるテキストの行数を指示する。第9バイトは、1つの
表示行における文字数を指示する。第10バイトはユー
ザのプリンタの形式を識別する。第11及び12バイト
は、どんな装置がメータに接続されそしてアクティブで
あるかを指示する16フラグビットで構成される。例え
ば、フラグビット0は、高であるときに、メータをテス
トするためのアクティブなテストモジュールへの接続を
指示する。フラグビット1は、高であるときに、アクテ
ィブなPCへの接続を指示する。フラグビット2は、高
であるときに、アクティブな内部プリンタへの接続を指
示する。フラグビット3は、高であるときに、アクティ
ブな外部プリンタへの接続を指示する。フラグビット4
は、高であるときに、アクティブな郵便秤量計への接続
を指示する。フラグビット5ないし15は、他の周辺装
置のために現在指定済である。フィールド611によっ
て与えられる情報で、コンピュータ103は、メータの
実際の構成を確認し、それにより、メータと効果的に動
作して、広告又は宣伝をプリンタに作成したり、統計学
的データを編集したり、等々を行う。例えば、メータの
外部プリンタがアクティブであることが決定されると、
コンピュータ103は、外部プリンタで印刷されるべき
テキストファイルをメータへ送信し、このファイルは、
TMSニュース及び現在口座残高を含む。
【0045】小数点後の桁フィールド613は、小数点
の後に許される桁数又は一連の桁の最も右からの小数点
の位置を指示する1バイトを含む。
【0046】メータの日付及び時刻フィールド615
は、6バイトを含む。バイト5は現在の年を識別し;バ
イト4は現在の月を識別し;バイト3は現在の日を識別
し、バイト2は現在の時間を識別し;バイト1は現在の
分を識別し;そしてバイト0は現在の秒を識別する。こ
のような日付及び時刻は、標準グリニッジ平均時刻(G
MT)に基づいてセットされる。実際に、システム10
において通信される日付及び時刻情報は、一般に、GM
Tをベースとしている。
【0047】上昇レジスタフィールド617は、上昇レ
ジスタの現在値の個々の桁を表す6バイトを含んでい
る。小数点後の桁フィールド613からの情報は、コン
ピュータ103がこれら個々の桁の中の小数点の位置を
決定できるようにする。このようにして、コンピュータ
103は、上昇レジスタの正確な値を決定することがで
きる。
【0048】下降レジスタフィールド619は、秤量に
使用できる現在の郵便料金額の個々の桁を表す5バイト
を含む。この場合も、小数点後の桁のフィールド613
からの情報で、コンピュータ103は、金額の正確な値
を決定することができる。下降レジスタの値は、ここで
は、計算により、即ち上昇レジスタ値未満の現在郵便料
金額限界によって得ることができる。
【0049】品目カウンタフィールド621は、秤量さ
れたメール品目の数を表す5バイトを含む。
【0050】ローカルリセット量フィールド623は、
メータが物理的に運ばれる郵便局において従来行われる
リセットの量を表す5バイトを含み、ローカルリセット
が生じたという確認として働く。従って、ここに示す実
施形態では、便利にも、ローカルリセット及び遠隔(リ
モート)リセットの両方を行うことができる。
【0051】指定済フィールド625は、将来使用する
ために指定された5バイトを含む。
【0052】口座番号フィールド627は、TMSトラ
ンザクションが行われるデータセンター15とで予め確
立された口座の番号を表す4バイトを含む。口座番号は
機密であるから、フィールド627内の4バイトは、前
記のDES CBC暗号化アルゴリズムによって暗号化
される。
【0053】次のキー番号フィールド629は、次の通
信セッションにおいて使用されるDESキーを表す8バ
イトを含む。このキーは、メータによって発生される擬
似ランダム番号の形態をとり、これも、弱い又は半弱い
DESキーではない。図10は、弱いDESキーの4つ
の例を示すテーブルであり、そして図11は、半弱いキ
ーの12の例を示すテーブルである。フィールド629
の暗号化キーも暗号化される。
【0054】次の確証キーフィールド631は、次の通
信サイクルで使用される確証キーを表す8バイトを含
む。しかしながら、この確証キーは、フィールド629
の暗号化キーに従属したもの又はその導関数であっては
ならない。これも、メータにより発生された擬似ランダ
ム番号の形態をとり、弱い又は半弱いDESキーではな
い。更に、このキーは暗号化される。
【0055】カウンタフィールド633は、メータ及び
コンピュータ103が関連している通信セッションを追
跡するカウントを表す2バイトを含む。これは、65,
535に到達した後に0で再スタートする。このカウン
トは、逆転の発生をコンピュータ103により検出する
ために重要であり、これも暗号化される。
【0056】第2の指定済フィールド635は、将来使
用するための2バイトを含み、これらは暗号化される。
【0057】要求パケットの最後のフィールドは、符牒
フィールド637であり、これは、上記のDES CB
C暗号化アルゴリズムに基づき、要求パケットのフィー
ルド637を除く各データフィールドのデータの確証か
ら得られる符牒を表す8バイトを含むものである。暗号
化のためのCBC初期化ベクトルとは異なり、確証のた
めのCBC初期化ベクトルはゼロにセットされる。確証
では、確証済データが変更される場合に符牒も変化す
る。
【0058】要求パケットを受け取った後に、コンピュ
ータ103は、先ず、パケットの確証されたデータに基
づいて符牒を計算し、そしてその計算された符牒を受け
取った符牒と比較することによりその確証性を照合す
る。次いで、暗号化されたデータが、逆DES関数を用
いて解読される。
【0059】上記応答パケットのあるデータを暗号化す
るためのCBC初期化ベクトルは、上記ベクトルk2な
いし1のビット式XOR(排他的オア)加算により得ら
れる8バイトで選択的に構成される。
【0060】この点において、上記とは別に、ダウンカ
ウントタイマー及びダウンカウントピースカウンタを用
いて、上記の時間限界及びピース限界概念を実施する場
合には、図8の要求パケットのデータフォーマットに2
つのフィールドを追加できることに注意されたい。デー
タセンター15の情報としては、これらの追加のフィー
ルドは、各々、現在動作時間及びピースカウントを表す
データを含む。このような追加のフィールドは、下降レ
ジスタフィールド619と同様に処理され、確証され
る。
【0061】図12は、上記応答パケットのデータフォ
ーマットを示している。このパケットにおいて、制御コ
マンドフィールド803は、上記で詳細に述べた制御要
求フィールド603と同様のフォーマットを有する2バ
イトのフラグを含んでいる。これらのフラグは、図9の
テーブルに示されたように、データセンター15からの
種々の制御コマンドを表す。
【0062】ユーザダイアログ時間切れフィールド80
5は、秒数を表す1バイトを含む。このデータに基づい
て、受信側の郵便料金メータは、ユーザの時間切れをセ
ットする。即ち、ユーザには、ユーザがセンター15に
より送られた情報に応答するのに必要な時間窓が与えら
れる。
【0063】指定済フィールド807は、将来使用する
ための5バイトを含む。このフィールドのデフォールト
値は、ゼロにセットされる。
【0064】リセット前の口座残高フィールド809
は、ユーザの口座において現在使用できる資金量を表す
6バイトを含む。資金量は機密と考えられるので、この
フィールドは暗号化される。
【0065】第2の指定済フィールド811は、将来使
用するための2バイトを含む。この場合も、このフィー
ルドのデフォールト値は、ゼロにセットされる。
【0066】更に別の応答データフィールド813は、
可変長さの追加応答データを含む。フィールド813の
構造は、「ダイナミックデータ構造」と称し、以下で詳
細に説明する。いずれにせよ、フィールド813のデー
タは、データの性質に基づいて暗号化及び/又は確証さ
れる。
【0067】符牒フィールド815は、上記のDES
CBC暗号化アルゴリズムに基づき応答パケット内の選
択されたデータ確証することにより得られる符牒を表す
8バイトを含む。この場合も、確証のためのCBC初期
化ベクトルは、ゼロにセットされる。
【0068】上記量パケットのあるデータを暗号化する
ためのCBC初期化ベクトルは、上記ベクトルk2ない
し1のビット式XOR(排他的オア)加算により得られ
る8バイトで選択的に構成される。図13は、量パケッ
トのデータフォーマットを示している。このパケットに
おいて、要求量フィールド903は、要求されたリセッ
ト量、即ちメータにおいて使用できるようにされるべき
追加郵便料金を表す5バイトを含む。この要求された量
は、暗号化される。
【0069】指定済フィールド905は、将来使用する
ための3バイトを含み、暗号化される。このフィールド
のデフォールト値は、ゼロである。
【0070】更に別の量データフィールド907は、以
下に述べるダイナミックデータ構造体において可変長さ
の追加量データを含んでいる。いずれにせよ、フィール
ド907のデータは、データの性質に基づいて暗号化及
び/又は確証される。
【0071】符牒フィールド909は、上記のDES
CBC暗号化アルゴリズムに基づき量パケット内の選択
されたデータ確証することにより得られる符牒を表す8
バイトを含む。この場合も、確証のためのCBC初期化
ベクトルは、ゼロにセットされる。
【0072】上記許可パケットのあるデータを暗号化す
るためのCBC初期化ベクトルは、上記ベクトルk2な
いし1のビット式XOR(排他的オア)加算により得ら
れる8バイトで選択的に構成される。図14は許可パケ
ットのデータフォーマットを示している。このパケット
において、日付限界許可フィールド1003は、将来の
日付限界を表す3バイトを含み、その限界の後にメータ
はロックされ、不作動になる。より詳細には、バイト2
は日付限界の年を表し、バイト1は月を表し、そしてバ
イト0は日を表す。この限界は、このように識別された
日付の真夜中に到達する。フィールド1003の日付
は、暗号化される。
【0073】品目カウンタ限界許可フィールド1005
は、メータによって処理されるべきメール品目の数に対
するピース限界を表す5バイトを含む。この限界に到達
した後に、メータはロックされそして不作動になる。こ
の限界は、データセンター15において定義された所定
の増分に基づいてセットされる。フィールド1005の
データは暗号化される。
【0074】次のメータ限界許可フィールド1007
は、上昇レジスタに対する新たな郵便料金額限界を表す
6バイトを含む。この場合も、この限界に達すると、メ
ータはロックされ、不作動になる。この限界は、フィー
ルド617の受け取った上昇レジスタ値、フィールド9
03の要求量情報、及びユーザの口座における使用可能
な資金に基づいて決定される。フィールド1007のデ
ータは暗号化される。新たな郵便料金の金額限界は、メ
ータに既に通信されている現在郵便料金の金額限界に置
き代わるよう意図される。この新たな郵便料金の金額限
界は、ユーザの口座の資金が要求されたリセット量をカ
バーできるとすれば、要求されたリセット量だけ現在の
郵便料金の金額限界より大きい。このように、郵便料金
の金額限界は、絶えず増加し、メータの上昇レジスタの
値もそうである。しかしながら、上昇レジスタの値は、
レジスタに物理的に許された物理的な値を決して越える
ことがない。このように、新たな郵便料金の金額限界
は、当該物理限界より決して大きくなることはない。新
たな郵便料金の金額限界が物理的限界を越えたときは、
新たな郵便料金の金額限界を物理的限界より充分低くセ
ットできるように上昇レジスタを調整するよう修理する
必要がある。
【0075】指定済フィールド1009は、将来使用す
るための2バイトを含み、暗号化される。このフィール
ドのデフォールト値はゼロにセットされる。
【0076】上記のメータの日付及び時刻フィールド6
15のフォーマットと同様に、場所の日付及び時刻フィ
ールド1011は、メータの日付及び時刻を正しい値に
セットするのに使用する時間基準を表す6バイトを含
む。この場合も、この時間基準は、標準GMTに基づ
く。
【0077】第2の指定済フィールド1013は、将来
使用するための2バイトを含んでいる。このフィールド
は、ゼロのデフォールト値にセットされる。
【0078】更に別の許可データフィールド1015
は、以下に述べるダイナミックデータ構造の可変長さの
付加的な許可データを含む。いずれにせよ、フィールド
1015のデータは、データの性質に基づいて暗号化及
び/又は確証される。
【0079】メッセージフィールド1017は、データ
センター15からの表示メッセージを表すのに必要な無
制限の数のバイトを与える。メッセージは、所定のキャ
ラクタ(この例では#0)によって終了する。このメッ
セージは、暗号化/確証エラーが生じた場合でもユーザ
が読めるように暗号化も確証もされない。このメッセー
ジは、メータパラメータ情報フィールド611に既に通
信されているメータの表示形式/大きさに基づいてコン
ピュータ103によりフォーマットされる。
【0080】印刷メッセージフィールド1018は、メ
ータに関連したプリンタが印刷するためのメッセージを
表すのに必要な無制限の数のバイトを与える。メッセー
ジは所定のキャラクタ(この例では#0)で終了し、プ
リンタがアクティブであるときだけ送られる。このメッ
セージは、暗号化/確証エラーが生じた場合でもユーザ
が読めるように暗号化も確証もされない。このメッセー
ジは、メータパラメータ情報フィールド611に既に通
信されているプリンタ形式に基づいてコンピュータ10
3によってフォーマットされる。
【0081】符牒フィールド1019は、上記のDES
CBC暗号化アルゴリズムに基づき、許可パケット内
の選択されたデータを確証することにより得られる符牒
を表す8バイトを含むものである。この場合も、確証の
ためのCBC初期化ベクトルは、ゼロにセットされる。
【0082】この点において、上記とは別に、ダウンカ
ウントタイマー及びダウンカウントピースカウンタを用
いて、上記の時間限界及びピース限界概念を実施する場
合には、日付限界許可フィールド1003のデータが日
付ではなくて時間長さを表さねばならないことに注意さ
れたい。フィールド1003からこのような時間限界デ
ータをそしてフィールド1005からピース限界データ
を受け取った後に、メータは、ダウンカウントタイマー
の現在動作時間及びダウンカウントピースカウンタの現
在ピースカウントに各々時間限界及びピース限界を追加
する。
【0083】この点において、品目カウンタフィールド
621の情報を含むメータからの要求パケットと、メー
タへ既に通信されたピース限界を含む限界とに基づい
て、データセンター15は、これら限界のどの1つに達
したかを決定できることに注意されたい。データセンタ
ー15は、いずれかの限界に達したと決定されたときに
メータがそれ以上の動作からロックされるものと仮定す
る。メータが動作を再開できるようにする新たな限界
は、幾つかの所定の条件が満足されたときだけ許可パケ
ットのフィールド1003、1005及び1007にお
いて通信される。このような条件は、例えば、メータの
部品が正常に動作し、メータが盗難にあったと報告され
ず、そして後払い方式が実施されている場合に郵便局へ
の支払が遅れていないといったことを含む。
【0084】図15は、コンピュータ103が何らかの
理由でメータとの通信中にクイットすると判断したとき
にコンピュータによって発生される上記クイットパケッ
トのデータフォーマットを示している。このパケットに
おいて、クイット状態コードフィールド1101は、メ
ータの適用に反応するクイット状態を識別する2バイト
を含む。
【0085】メッセージフィールド1017と同様に、
クイットメッセージフィールド1103は、データセン
ター15からの表示メッセージを表すのに必要な無制限
の数のバイトを与える。このメッセージは、所定のキャ
ラクタ(この例では#0)によって終了する。このメッ
セージは、暗号化/確証エラーが生じた場合でもユーザ
がそれを読めるように暗号化も確証もされない。データ
センター15は、クイット時に、メータの表示形式/大
きさが知らされないかもしれないので、クイットメッセ
ージは、通常は、簡単で且つフォーマットされないもの
である。
【0086】図16は、上記ログアウトパケットのデー
タフォーマットを示している。このパケットは、データ
センター15との完全な通信セッションを確認し、デー
タセンターが次の通信セッションにおいて逆転が不要で
あることを保証するために、メータによって発生され
る。このパケットにおいて、次のメータ限界のフィール
ド1107は、受け取った許可パケットにおける次のメ
ータ限界の許可フィールド1007の内容を繰り返す2
バイトを含んでいる。ログアウト状態コードフィールド
1109は、上記のクイット状態コードフィールド11
01と同様にフォーマットされ機能する。ログアウトメ
ッセージフィールド1111は、上記のクイットメッセ
ージフィールド1103と同様にフォーマットされ機能
する。符牒フィールド1113は、ログアウトメッセー
ジフィールド1111以外の各フィールドのデータを確
証することから得られる符牒を表す8バイトを含む。
【0087】上記したように、更に別の応答データフィ
ールド、更に別の量データフィールド、及び更に別の許
可データフィールドは、必要に応じて、ダイナミックデ
ータ構造の付加的なデータを含む。図17は、ダイナミ
ックデータ構造の1つのこのようなデータフィールド1
200を示している。このフィールド1200のデータ
は、完全に/部分的に暗号化することもできるし及び/
又は完全に/部分的に確証することもできる。フィール
ド1200は、該フィールド内のデータエレメントのカ
ウント(N)を表す2つのバイトより成るバイト対12
01でスタートする。バイト対1201の後には、数字
Eを表すバイトつい1203が続き、これは、最初のE
個のデータエレメントのデータ部分(1≦x≦Nとすれ
ば、データxで示す)が暗号化されることを指定する。
次のバイト対1205は数字Aを表すもので、これは、
バイト対1201、1203、1205及び1207に
加えて、最初のA個のデータエレメントが確証されるよ
うに指定する。バイト対1207は、将来の使用のため
に予約済となっている。バイト対1207の後に、N個
のデータエレメントが続く。各エレメントは、エレメン
トのデータxにおけるバイト数(Lx)を表す長さバイ
トでスタートする。従って、フィールド1200の長さ
は、次の数1で表すようになることが示される。
【0088】
【数1】
【0089】値N、E及びAを各々表す上記バイト対1
201、1203及び1205と、長さバイトは、解読
が行われる前の長さの計算に必要とされるので、暗号化
されなくてもよいことを指摘しておく。
【0090】更に、DES CBC暗号化アルゴリズム
の要求により、暗号化されるべき各データ部分の長さ
は、8バイトの倍数でなければならない。暗号化される
べきいずれかのデータ部分が8の倍数でない場合には、
そのデータ部分は、値0のバイトを詰め込むことにより
最も近い8の倍数まで拡張される。この詰め込みバイト
は、実際のデータバイトであるかのように暗号化され送
信される。対応するデータ部分における実際のデータバ
イトの数を表すLxが分かると、コンピュータ103
は、受け取ったバイトのどれが詰め込みバイトであるか
を決定し、従って、解読の後にそれらを無視することが
できる。
【0091】確証を得るために、確証されるべき各デー
タエレメントにおいてバイト数が8の倍数であるという
のと同様の要求が適用される。確証されるべきいずれか
のデータエレメントが8の倍数のバイトを含んでいない
場合には、値0の仮想バイトが確証中に一時的に追加さ
れ、8の倍数に最も近い長さを得る。しかしながら、こ
れらの仮想バイトは送信されない。又、データ部分に実
際上現れもしない。
【0092】又、応答パケットの制御コマンドフィール
ド803の内容は、通信セッション中に、その同じパケ
ットの更に別の応答データフィールド813、量パケッ
トの更に別の量データフィールド907、及び許可パケ
ットの更に別の許可データフィールド1015の存在を
指示できることも指摘しておく。特に、制御コマンドフ
ィールド803が、標準遠隔メータリセットを表す16
進数8001(図9)又は標準遠隔カウンタの読みを表
す4001を含むときには、いずれの機能についてもフ
ィールド813、907及び1015が必要でなく、従
って、省略される。
【0093】一方、制御コマンドフィールド803が、
とりわけ統計学的データをデータセンター15へ返送す
ることをメータに指示する16進数9001、B00
1、5001及び7001の1つを含むときには、更に
別の量データフィールド907がメータからのその後の
量パケットにおいてこのような統計学的データを報告す
るように設定される。図18は、クラス統計学的データ
を報告する上記ダイナミックデータ構造の更に別の量デ
ータフィールドの内容を一例として示すテーブルであ
る。図18に示すように、N=4はフィールドの4つの
データエレメントを表し、E=0は暗号化データ部分が
ないことを表し、A=0は確証データエレメントがない
ことを表す。第1のデータエレメントは、L1=3バイ
トのデータ部分を含む。このデータ部分の最初の2つの
バイトは、雑種クラスである料金クラス0を表す。第3
のバイトは、メータにより処理されたメール項目であっ
て料金クラス0に属しているメール項目の非ゼロの統計
学的ヒットカウント(例えば、175)を表している。
同様に、第2のデータエレメントは、L2=4バイトの
データ部分を含んでいる。このデータ部分の最初の2バ
イトも、この例では料金クラス3であるクラスを表して
いる。第3及び第4バイトは、この例では9,278で
ある別の非ゼロの統計学的ヒットカウントを表してい
る。第3及び第4のデータエレメントも同様に、各々、
クラス4及び7の統計学的ヒットを指示している。この
例では、ヒットをもたない1、2、5及び6のようなク
ラスは表示されず、更に別の量データフィールドの長さ
が最小にされることが重要である。
【0094】制御コマンドフィールド803が、とりわ
け料金クラスを再定義することをメータに指示する16
進数B001及び7001の1つを含むときには、更に
別の許可データフィールド1015は、データセンター
15からのその後の許可パケットにおいて新たなクラス
定義に関する情報を搬送するように設定される。図19
は、新たな料金クラス定義を含む情報を搬送する上記ダ
イナミックデータ構造の更に別の許可データフィールド
の内容を例示するテーブルである。図19に示すよう
に、N=Sは、フィールドにおけるS個のデータエレメ
ントを表し、Sは所定の整数であり、E=0は暗号化デ
ータ部分がないことを表し、A=Sは全てのデータエレ
メントが確証されたことを表す。第1のデータエレメン
トは、新たな読み日付を表すL1=6バイトのデータ部
分を含む。このデータ部分のフォーマットは、上記要求
パケットのメータの日付及び時刻フィールド615のフ
ォーマットに類似している。このデータ部分の値がゼロ
にセットされた場合に、メータとデータセンター15と
の間の到来通信セッションが完全であるとすれば、この
セッションにおいて読み取りが行われる。新たな読み日
付情報は、その後のデータエレメントにおいて定義され
る新たなクラスをメータがいつ実施するかを指定する。
第2のデータエレメントは、L2バイトのデータ部分を
含む。このデータ部分の第1バイトは、この例ではファ
ーストクラスメールである料金クラス1のメールクラス
タイプを識別する。他のメールクラスタイプは、小包郵
便、速達便、国際郵便等を含む。データ部分の残りは、
各々(L2−1)/2バイトより成る2つの半部分に分
割される。第1の半部分は、料金クラス1の下限(これ
を含む)を定義し、そして他の半部分は、その上限(こ
れを含む)を定義する。第2のデータエレメントと同様
に、第3ないし第S番目のデータエレメントの各々は、
データ部分の第1バイトを用いて料金クラス2ないしS
−1のメールクラス形式を識別し、そして残りのデータ
部分の第1及び第2の半部分を各々用いてクラスの下限
及び上限を定義する。料金クラス0は、上記クラスのい
ずれにも入らない統計学的なヒットを考慮するためにメ
ータによって内部で形成されることに注意されたい。
【0095】図20は、郵便料金メータのnv−RAM
230の1組のバッファであって、データセンター15
と通信するのに必要なメータのデータベースを構成する
バッファを示している。図20に示すように、バッファ
1501は、現在クラス定義を含む。これらのクラス定
義は、最小の値を有するクラスが最初となる上昇する順
に順序付けされる。各クラスは、その順序において、下
限及び上限により定義される。もちろん、単一の値でク
ラスを記述すべき場合には、下限及び上限がその値にセ
ットされる。
【0096】バッファ1501と同様に構成されたバッ
ファ1503は、特定の読み日付の後に有効となる新た
なクラス定義を含んでいる。読み日付が特定されない場
合には、メータがスイッチオンされる日付となる。この
場合も、読み日付がゼロにセットされる場合には、到来
する通信セッションが完全であるとすれば、そのセッシ
ョンにおいて読み取りが行われる。
【0097】バッファ1505は、クラス定義に対応す
る個々のクラスカウンタ又はピースカウンタを構成す
る。各クラスカウンタは、クラス定義に基づき、料金ク
ラスに対して動的に設定される。上記の料金クラス0に
ついては、常に、付加的なクラスカウンタが設定され
る。これらのクラスカウンタは、各クラスにおけるヒッ
トの数を含むクラス統計学的データを保持する。
【0098】バッファ1505と同様に構成されたクラ
ス読みバッファ1507は、指定の読み日付に基づいて
バッファ1505から読み取られたクラス統計学的デー
タを保持する。バッファ1509は、当該読み日付を含
む。バッファ1511は、新たな読み日付を含む。従っ
て、読み日付に基づき、クラス統計学的データは、クラ
ス読みバッファ1507へ読み込まれ、新たなクラス定
義は、バッファ1501へコピーされ、そして新たな読
み日付は、バッファ1509へコピーされる。
【0099】バッファ1513は、時間限界、量の上限
及びピース限界の値を含む。使用されない限界又は日付
については、値0(全て0)が指定される。
【0100】図21は、メータが本発明によりその動作
を実行する際に行う例示的なサイクルを示している。こ
のサイクルは、2つの状態1及び2が3つの段階A、B
及びCとインターリーブされたもので構成される。
【0101】クラス、新たなクラス、読み日付及び新た
な読み日付が定義される一方、メータが読み日付の満了
を待機する状態1においては、バッファ1505のクラ
ス統計学的データが更新される。この状態においては、
バッファ1513は、データセンター15により与えら
れる新たな限界で更新される。しかしながら、クラス統
計学的データは送信されない。このため、TMSトラン
ザクションでは、この状態の間に、メータから送信され
る要求パケットの制御要求フィールド603のビット1
2をゼロにセットしなければならない。
【0102】メータは、読み日付に達したときに段階A
に入る。この段階中に、バッファ1503の新たなクラ
ス定義がバッファ1501にコピーされ、バッファ15
05のクラス統計学的データがクラス読みバッファ15
07にコピーされ、そしてバッファ1505がクリアさ
れ、バッファ1511の新たな読み日付がバッファ15
09にコピーされる。バッファ1513の限界は、不変
である。
【0103】段階Aの後に、メータは状態2に入り、デ
ータセンター15へのクラス統計学的データの送信が要
求されるTMSトランザクションを待機する。状態1の
場合と同様に、状態2においては、バッファ1505
は、新たなクラス統計学的データで更新される。
【0104】メータは、データセンター15とのTMS
トランザクションを行うときに状態2から段階Bへ入
る。トランザクション中に、要求パケットの制御要求フ
ィールド603は、データセンター15へクラス統計学
的データを送信する要求を指示する(ビット12=
1)。前記したように、このような要求は、応答パケッ
トのコマンドでデータセンターにより通常は確認され
る。クラス読みバッファ1507のクラス統計学的デー
タは、データセンター15へ送信するために量パケット
に包囲される。
【0105】段階Bの直後に、クラス読みバッファがク
リアされる段階Cが続く。データセンターは、新たな限
界、新たな読み日付及び新たなクラス定義を包囲する許
可パケットをメータへ送信する。これらの限界は、メー
タにより受け取られた直後に有効となる。次いで、メー
タは状態1に復帰し、サイクルを再開する。
【0106】本発明の原理を以上に説明したが、当業者
であれば、ここには明確に示さないが、本発明の原理を
実施する多数の構成を案出することができよう。
【0107】例えば、郵便料金メータ101−1ないし
pとデータセンター15との間の上記通信は、ダイヤル
電話回線を経てリアルタイムで行われる。当業者であれ
ば、従来設計の集積回路(IC)カードにより同様の通
信をオフラインで実施できることも明らかであろう。図
22は、システム10に使用するICカード1700の
ブロック図である。ICカード1700は、マイクロプ
ロセッサ1705及びリード1707を備えている。マ
イクロプロセッサ1705は、EEPROMのような従
来のメモリ(図示せず)を備えている。このようなメモ
リの内容は消去可能でありそしてオーバーライトできる
ことに注意するのが重要である。即ち、このようなメモ
リへの書き込みは不可逆ではなく、便利なことに、メモ
リの限定された空間を再使用することができる。リード
1707は、カード上の入力/出力(I/O)インター
フェイス1709を経てデータを搬送するようにマイク
ロプロセッサ1705へ接続される。
【0108】ICカード1700を受け入れるために、
図2のメータは、ICカードを受け入れるスロットを有
するICカードコネクタを含むように変更する必要があ
る。カードコネクタは、カード1700をスロットリセ
プタクルに挿入したときにメータのコントローラ201
に電気的に接続するための金属接点より成るインターフ
ェイスを有する。これら金属接点の構成は、良く知られ
たインターフェイス標準に適合する。ホストコンピュー
タ103は、カード1700をコンピュータ103のプ
ロセッサと通信させるための同様のICカードコネクタ
を備えている。上記構成では、ICカード1700がい
ずれかのスロットリセプタクルに挿入されたときにIC
カード1700と図2のメータ又はホストコンピュータ
103との間にデータを送信することができる。
【0109】マイクロプロセッサ1705のメモリに含
まれたデータは、上記パケットのデータフォーマットに
適合するものである。パケットデータの交換シーケンス
は、前記と同様である。しかしながら、このような交換
は、通常は、メータとデータセンター15との間でカー
ドを前後に物理的に送付する(例えば、クーリエによ
り)必要があるために遅れが生じる。この別の実施形態
では、ICカード1700は、ニュートラルカードとし
て働いてメモリ1705にシードパケットデータのみを
含むか;メータカードとして働いてメータデータを含む
か;或いはセンターカードとして働いてセンターデータ
を含む。このため、メモリ1705のヘッダファイル
は、カードの形式を識別する。図21のサイクルを参照
すれば、例えば、状態2において、カード1700は、
ニュートラルカードであることが要求される。メータが
ニュートラルカードのシードパケットデータに基づいて
計算しそして段階Bの間に要求、量及びログアウトパケ
ットデータをカードに書き込んだ後に、このカードは、
メータカードと呼称し直される。このメータカードは、
次いで、データセンター15へ送付される。
【0110】データセンター15のコンピュータ103
は、メータカードを読み取ると、このカード上の以前の
カードデータに、次のサイクルに対する応答、許可及び
シードパケットデータを含むセンターデータをオーバー
ライトし、このカードは、次いで、センターカードと呼
称し直される。段階Cにおいて、メータがセンターカー
ドを読み取った後に、カードは、次のシードパケットデ
ータ以外のデータがクリアされ、そして再びニュートラ
ルカードとなる。
【0111】以上の説明から明らかなように、ICカー
ド1700は、単にデータ記憶のための媒体として使用
され、クーリエによって前後に送られて、メータとデー
タセンター15との間にデータを搬送する。即ち、カー
ド1700は、ここでは、メータの郵便料金印刷動作中
にメータに挿入されたままとなって、例えば、各郵便料
金印刷トランザクション中に印刷される郵便料金項目の
値及び量に関するデータ入力を記録するものではない。
実際に、カード1700は、このようなデータ入力をメ
ータから受け取らない。更に、カード1700は、メー
タ又はデータセンター15から受け取ったデータを処理
するようにプログラムされていないので「スマート」で
はない。
【0112】本発明の別の特徴によれば、メータは、段
階Cにおいて、センターカードのみを受け入れ、それ以
外の呼称のカードは受け入れない。従って、オフライン
通信に伴い、段階BとCとの間に状態3が必要となり、
これは、メータカードをセンターへ送りそしてセンター
カードをメータへ返送するための経過時間を表す。即
ち、状態3は、メータカードをデータセンターへ送る瞬
間に始まり、そしてセンターカードがメータによって受
け取られた瞬間に終わる。状態3の間に、バッファ15
05は、新たなクラスの統計学的データで更新される。
【0113】最後に、種々のシステム機能が個別の機能
的ブロックにより実行される形態で本発明の実施形態を
説明した。これらの機能的ブロックは、当業者に良く知
られたようにロジック回路及び/又は適当にプログラム
されたプロセッサを使用した種々のやり方及び組合せで
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によりデータセンターと郵便料金メータ
との間で通信するためのシステムを示すブロック図であ
る。
【図2】図1の郵便料金メータのブロック図である。
【図3】図2のメータに設けられたメモリ空間のメモリ
マップを示す図である。
【図4】図2のメータに設けられた第2のメモリ空間の
別のメモリマップを示す図である。
【図5】本発明によりデータセンターとのTMSトラン
ザクションを行うためにメータによって実行されるルー
チンを示すフローチャートである。
【図6】本発明によりメータとのTMSトランザクショ
ンを行うためにデータセンターのホストコンピュータに
より実行されるルーチンを示すフローチャートである。
【図7】本発明によりメータとのTMSトランザクショ
ンを行うためにデータセンターのホストコンピュータに
より実行されるルーチンを示すフローチャートである。
【図8】メータによりデータセンターへ通信される要求
パケットのデータフォーマットを示すブロック図であ
る。
【図9】通信中にメータにより制御要求をそしてデータ
センターにより制御コマンドをルックアップするための
テーブルである。
【図10】送信のために選択されたデータを暗号化及び
/又は確証するために弱いDESキー列挙したテーブル
である。
【図11】送信のために選択されたデータを暗号化及び
/又は確証するために半弱いDESキーを列挙したテー
ブルである。
【図12】データセンターによりメータへ通信される応
答パケットのデータフォーマットを示すブロック図であ
る。
【図13】メータによりデータセンターへ通信される量
パケットのデータフォーマットを示すブロック図であ
る。
【図14】データセンターによりメータへ通信される許
可パケットのデータフォーマットを示すブロック図であ
る。
【図15】データセンターによりメータへ通信されるク
イットパケットのデータフォーマットを示すブロック図
である。
【図16】メータによりデータセンターへ通信されるロ
グアウトパケットのデータフォーマットを示すブロック
図である。
【図17】本発明によりパケットの選択されたフィール
ドにより使用されるダイナミックデータ構造を示すブロ
ック図である。
【図18】図17のダイナミックデータ構造における例
示的な更に別の量データフィールドの内容を示すテーブ
ルである。
【図19】図17のダイナミックデータ構造における例
示的な更に別の許可データフィールドの内容を示すテー
ブルである。
【図20】図3のメモリ空間における1組のバッファを
示す図である。
【図21】本発明によりメータが動作を実行する際に通
る例示的なサイクルを示す図である。
【図22】図1のシステムに使用される集積回路(I
C)カードのブロック図である。
【符号の説明】
10 システム 15 データセンター 101−1ないしp 電子郵便料金メータ 103 ホストコンピュータ 105 サーバ 107−1ないしm モデム 201 コントローラ 203 キーボード 205 内部モデム 207 インターフェイス回路 215 ディスプレイ 220 消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ 230 不揮発性ランダムアクセスメモリ 240 電気的に消去可能なプログラマブルリードオン
リメモリ 250 電気−機械的サブシステム 260 電気回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 15/18 8842−5J H04L 9/00 611A 19 // G06F 17/60 G06F 15/21 A (72)発明者 ルイス バルディッセロット スイス ツェーハー3007 ベルン ヴァイ ッセンシュタインシュトラーセ 120

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便料金を印刷するための郵便料金メー
    タ装置において、 メール品目を処理する手段と、 上記メール品目に対する郵便料金の値を選択する手段
    と、 上限である第1の郵便料金の値と、下限である第2の郵
    便料金の値とで少なくとも1つの料金クラスを定義する
    手段と、 上記メール品目のサブセットを、そのサブセットに対し
    て選択された郵便料金の値に基づいて上記少なくとも1
    つの料金クラスに関連付ける手段と、を備えたことを特
    徴とする郵便料金メータ装置。
  2. 【請求項2】 上記サブセットにおける品目の数を決定
    する手段を更に備えた請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記品目の数を表す信号を予め選択され
    た時間に送信する手段を更に備えた請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 上記予め選択された時間を記憶する手段
    を更に備えた請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記少なくとも1つの料金クラスは、所
    定のメールクラス形式に関連付けされる請求項1に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の郵便料金の値は、上記第2の
    郵便料金の値に等しい請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 郵便料金を印刷するための郵便料金メー
    タ装置において、 メール品目を処理する手段と、 処理されるべきメール品目の数を制限する限界を受け取
    る手段と、 上記受け取った限界に応答して、上記限界に達したとき
    に上記メール品目の処理を停止する手段と、を備えたこ
    とを特徴とする郵便料金メータ装置。
  8. 【請求項8】 郵便料金を印刷するための郵便料金メー
    タ装置において、 郵便料金を付与する手段と、 メータにより付与される累積郵便料金が到達するところ
    の最大郵便料金の値を指定する限界を受け取る手段と、 上記最大郵便料金の値を新たな最大郵便料金の値に増加
    するようにメータをリセットする手段と、を備えたこと
    を特徴とする郵便料金メータ装置。
  9. 【請求項9】 郵便料金を印刷するための複数の郵便料
    金メータと、 上記郵便料金メータの選択された1つに少なくとも第1
    の郵便料金値及び第2の郵便料金値を通信してその選択
    されたメータにおいて少なくとも1つのクラスを定義す
    るための手段とを備え、上記メータは、 メール品目を処理する手段と、 上記メール品目に対する郵便料金を選択する手段と、 上記メール品目のサブセットを、そのサブセットに対し
    て選択された郵便料金の値に基づいて上記少なくとも1
    つのクラスに関連付ける手段と、を備えたことを特徴と
    する通信システム。
  10. 【請求項10】 上記メータは、更に、上記サブセット
    における品目の数を決定する手段を更に備えた請求項9
    に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 上記メータは、更に、上記品目の数を
    表す信号を所定の時間に送信するための手段を備えた請
    求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 上記信号を受信する手段を更に備えた
    請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 上記メータは、更に、上記予め選択さ
    れた時間を記憶する手段を備えた請求項9に記載のシス
    テム。
  14. 【請求項14】 上記少なくとも1つの料金クラスは、
    所定のメールクラス形式に関連付けされる請求項9に記
    載のシステム。
  15. 【請求項15】 上記第1の郵便料金値は、上記第2の
    郵便料金値に等しい請求項9に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 メール品目を処理するための少なくと
    も1つの郵便料金メータと、 データセンターとを具備し、該データセンターは、 上記メール品目が上記メータによって処理される時間周
    期を制限する少なくとも時間限界を上記郵便料金メータ
    に通信するための手段を備え、上記メータは、更に、上
    記時間限界に応答して、上記時間限界に達したときに上
    記メール品目の処理を停止する手段を備え、そして上記
    メータに既に通信された時間限界に達したかどうか決定
    するための手段を備え、 これにより、その以前の時間限界に達したと決定された
    ときに、上記データセンターは、1つ以上の所定の条件
    が満足されたときに、新たな時間限界を上記メータに通
    信して上記メータの停止手段を解離させ、上記メール品
    目の処理を再開させることを特徴とする通信システム。
  17. 【請求項17】 上記時間限界は、予め選択された日付
    によって定められる請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 上記データセンターは、更に、上記時
    間限界を暗号化する手段を備えた請求項16に記載のシ
    ステム。
  19. 【請求項19】 上記時間限界は、データ暗号化標準
    (DES)暗号化アルゴリズムによって暗号化される請
    求項18に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 メール品目を処理するための少なくと
    も1つの郵便料金メータと、 上記少なくとも1つの郵便料金メータへ処理されるべき
    メール品目の数を制限する限界を通信する手段とを備
    え、上記メータは、更に、上記限界に応答して、上記限
    界に達したときに上記メール品目の処理を停止するため
    の手段を備えていることを特徴とする通信システム。
  21. 【請求項21】 上記データセンターは、上記限界を暗
    号化する手段を更に備えた請求項20に記載のシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 上記限界は、DES暗号化アルゴリズ
    ムによって暗号化される請求項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 郵便料金を付与するための少なくとも
    1つの郵便料金メータを具備し、該メータは、 付与のために使用できる郵便料金の額を記憶するための
    手段と、 上記使用可能な郵便料金の額に追加されるべき郵便料金
    の額を要求する手段とを備え、上記要求される郵便料金
    の額はゼロより小さく、そして更に、 データセンターを具備し、該データセンターは、 上記少なくとも1つの郵便料金メータから上記要求され
    た郵便料金の額を受け取るための手段と、 上記受け取った要求された郵便料金の額に応答して、上
    記郵便料金メータのユーザに上記要求された郵便料金の
    額の絶対値を償還する手段とを備えたことを特徴とする
    通信システム。
  24. 【請求項24】 上記データセンターは、上記郵便料金
    メータのそれ以上の使用を防止するように上記メータを
    ディスエイブルする手段を備えた請求項23に記載のシ
    ステム。
  25. 【請求項25】 少なくとも1つの郵便料金メータを具
    備し、該メータは、 郵便料金を付与するための手段と、 付与のために追加の郵便料金の額を要求する手段とを備
    え、そして更に、 データセンターを具備し、該データセンターは、 上記少なくとも1つの郵便料金メータから上記要求され
    た追加の郵便料金の額を受け取るための手段と、 上記要求された追加の郵便料金の額に応答して、上記郵
    便料金メータにより付与される累積郵便料金が到達する
    ところの最大郵便料金の額を指定する限界を上記郵便料
    金メータへ通信する手段とを備えたことを特徴とする通
    信システム。
  26. 【請求項26】 上記郵便料金メータは、更に、上記要
    求された追加の額を暗号化する手段を備えた請求項25
    に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 上記要求された追加の額は、DES暗
    号化アルゴリズムに基づいて暗号化される請求項26に
    記載のシステム。
  28. 【請求項28】 上記データセンターは、上記限界を暗
    号化する手段を更に備えた請求項25に記載のシステ
    ム。
  29. 【請求項29】 上記限界は、DES暗号化アルゴリズ
    ムに基づいて暗号化される請求項28に記載のシステ
    ム。
  30. 【請求項30】 郵便料金を印刷するための郵便料金メ
    ータ装置に使用する方法において、 メール品目を処理し、 上記メール品目に対する郵便料金の値を選択し、 上限である第1の郵便料金の値と、下限である第2の郵
    便料金の値とで少なくとも1つの料金クラスを定義し、
    そして上記メール品目のサブセットを、そのサブセット
    に対して選択された郵便料金の値に基づいて上記少なく
    とも1つの料金クラスに関連付ける、という段階を備え
    たことを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 上記サブセットにおける品目の数を決
    定する段階を更に備えた請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 上記品目の数を表す信号を予め選択さ
    れた時間に送信する段階を更に備えた請求項31に記載
    の方法。
  33. 【請求項33】 上記予め選択された時間を記憶する段
    階を更に備えた請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 上記少なくとも1つの料金クラスは、
    所定のメールクラス形式に関連付けされる請求項30に
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 上記第1の郵便料金の値は、上記第2
    の郵便料金の値に等しい請求項30に記載の方法。
  36. 【請求項36】 郵便料金を印刷するための郵便料金メ
    ータ装置に使用する方法において、 メール品目を処理し、 処理されるべきメール品目の数を制限する限界を受け取
    り、そして上記受け取った限界に応答して、上記限界に
    達したときに上記メール品目の処理を停止する、という
    段階を備えたことを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 郵便料金を印刷するための郵便料金メ
    ータ装置に使用する方法において、 郵便料金を付与し、 上記メータにより付与される累積郵便料金が到達すると
    ころの最大郵便料金の値を指定する限界を受け取り、そ
    して上記最大郵便料金の値を新たな最大郵便料金の値に
    増加するようにメータをリセットする、という段階を備
    えたことを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 郵便料金を印刷するための複数の郵便
    料金メータを備えた通信システムに使用する方法におい
    て、 上記郵便料金メータの選択された1つに少なくとも第1
    の郵便料金値及び第2の郵便料金値を通信してその選択
    されたメータにおいて少なくとも1つのクラスを定義
    し、 上記選択された郵便料金メータによりメール品目を処理
    し、 上記メール品目に対する郵便料金を選択し、そして上記
    メール品目のサブセットを、そのサブセットに対して選
    択された郵便料金の値に基づいて上記少なくとも1つの
    クラスに関連付ける、という段階を備えたことを特徴と
    する方法。
  39. 【請求項39】 上記方法は、上記サブセットにおける
    品目の数を決定する段階を更に備えた請求項38に記載
    の方法。
  40. 【請求項40】 上記方法は、上記品目の数を表す信号
    を所定の時間に上記選択されたメータにより送信する段
    階を更に備えた請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 上記信号を受け取る段階を更に備えた
    請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 上記方法は、上記所定の時間を上記選
    択されたメータに記憶する段階を更に備えた請求項38
    に記載の方法。
  43. 【請求項43】 上記少なくとも1つの料金クラスは、
    所定のメールクラス形式に関連される請求項38に記載
    の方法。
  44. 【請求項44】 上記第1の郵便料金値は、上記第2の
    郵便料金値に等しい請求項38に記載の方法。
  45. 【請求項45】 メール品目を処理するための少なくと
    も1つの郵便料金メータを含む通信システムに使用する
    方法において、 上記メール品目が上記メータによって処理される時間周
    期を制限する少なくとも時間限界を上記郵便料金メータ
    に通信し、 上記時間限界に応答して、上記時間限界に達したときに
    上記メール品目の処理を停止し、 上記メータに既に通信された時間限界に達したかどうか
    決定し、そしてその以前の時間限界に達したと決定され
    たときに、1つ以上の所定の条件が満足されたときに、
    新たな時間限界を上記メータに通信して上記メール品目
    の処理を再開させる、という段階を備えたことを特徴と
    する方法。
  46. 【請求項46】 上記時間限界は、予め選択された日付
    によって定められる請求項45に記載の方法。
  47. 【請求項47】 上記時間限界を暗号化する段階を備え
    た請求項45に記載の方法。
  48. 【請求項48】 上記時間限界は、DES暗号化アルゴ
    リズムによって暗号化される請求項47に記載の方法。
  49. 【請求項49】 メール品目を処理するための少なくと
    も1つの郵便料金メータを含む通信システムに使用する
    方法において、 上記少なくとも1つの郵便料金メータへ処理されるべき
    メール品目の数を制限する限界を通信し、そして上記限
    界に応答して、上記限界に到達したときに上記メール品
    目の処理を停止する、という段階を備えたことを特徴と
    する方法。
  50. 【請求項50】 上記限界を暗号化する段階を更に備え
    た請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 上記限界は、DES暗号化アルゴリズ
    ムによって暗号化される請求項50に記載の方法。
  52. 【請求項52】 郵便料金を付与するための少なくとも
    1つの郵便料金メータを備えた通信システムに使用する
    方法において、 付与のために使用できる郵便料金の額を上記少なくとも
    1つの郵便料金メータにより記憶し、 上記使用可能な郵便料金の額に追加されるべき郵便料金
    の額を要求し、上記要求される郵便料金の額はゼロより
    小さく、 上記少なくとも1つの郵便料金メータから上記要求され
    た郵便料金の額を受け取り、そして上記受け取った要求
    された郵便料金の額に応答して、上記郵便料金メータの
    ユーザに上記要求された郵便料金の額の絶対値を償還す
    る、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  53. 【請求項53】 上記郵便料金メータのそれ以上の使用
    を防止するように上記メータをディスエイブルする段階
    を更に備えた請求項52に記載の方法。
  54. 【請求項54】 少なくとも1つの郵便料金メータを備
    えた通信システムに使用する方法において、 上記郵便料金メータにより郵便料金を付与し、 付与のための追加の郵便料金の額を上記郵便料金メータ
    により要求し、 上記郵便料金メータから上記要求された追加の郵便料金
    の額を受け取り、そして上記要求された追加の郵便料金
    の額に応答して、上記郵便料金メータにより付与される
    累積郵便料金が到達するところの最大郵便料金の額を指
    定する限界を上記郵便料金メータへ通信する、という段
    階を備えたことを特徴とする方法。
  55. 【請求項55】 上記要求された追加の額を暗号化する
    段階を備えた請求項54に記載の方法。
  56. 【請求項56】 上記要求された追加の額は、DES暗
    号化アルゴリズムに基づいて暗号化される請求項55に
    記載の方法。
  57. 【請求項57】 上記限界を暗号化する段階を更に備え
    た請求項54に記載の方法。
  58. 【請求項58】 上記限界は、DES暗号化アルゴリズ
    ムに基づいて暗号化される請求項57に記載の方法。
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