JPH08254190A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH08254190A JPH08254190A JP5903796A JP5903796A JPH08254190A JP H08254190 A JPH08254190 A JP H08254190A JP 5903796 A JP5903796 A JP 5903796A JP 5903796 A JP5903796 A JP 5903796A JP H08254190 A JPH08254190 A JP H08254190A
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- eccentric
- component
- bearing groove
- crankshaft
- spiral blade
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
- F04C29/0057—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクロール圧縮機において、固定渦巻羽根部
品と旋回渦巻羽根部品が衝突して、大きな振動、騒音が
発生するのを防止するものである。 【解決手段】 クランク軸8の旋回渦巻羽根部品2側の
一端に溝の側面がクランク軸8の軸線に平行な偏心駆動
軸受溝10を形成し、この偏心駆動軸受溝10の内側
に、旋回渦巻羽根部品2の駆動軸4が回転可能に嵌合し
た偏心軸受11を滑動可能に配設し、偏心駆動軸受溝1
0内に弾性体12を配設して、旋回渦巻羽根部品2の旋
回運動の偏心量が最大となるように、偏心軸受11を偏
心駆動軸受溝10の外方の壁面に圧接する弾性体を配設
する。
品と旋回渦巻羽根部品が衝突して、大きな振動、騒音が
発生するのを防止するものである。 【解決手段】 クランク軸8の旋回渦巻羽根部品2側の
一端に溝の側面がクランク軸8の軸線に平行な偏心駆動
軸受溝10を形成し、この偏心駆動軸受溝10の内側
に、旋回渦巻羽根部品2の駆動軸4が回転可能に嵌合し
た偏心軸受11を滑動可能に配設し、偏心駆動軸受溝1
0内に弾性体12を配設して、旋回渦巻羽根部品2の旋
回運動の偏心量が最大となるように、偏心軸受11を偏
心駆動軸受溝10の外方の壁面に圧接する弾性体を配設
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調用あるいは空気
圧縮用に用いられるスクロール圧縮機に関するものであ
る。
圧縮用に用いられるスクロール圧縮機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の圧縮機は、例えば第3図の
ような構造になっていた。
ような構造になっていた。
【0003】第3図に示す構造は、一定回転数で運転す
る圧縮機に適用され、旋回渦巻羽根2aと固定渦巻羽根
1aとを常に接触させながら動作させて、羽根の半径方
向隙間を縮小に保ち、圧縮室内での洩れを最小限にとど
め、圧縮効率を向上させるものであった。
る圧縮機に適用され、旋回渦巻羽根2aと固定渦巻羽根
1aとを常に接触させながら動作させて、羽根の半径方
向隙間を縮小に保ち、圧縮室内での洩れを最小限にとど
め、圧縮効率を向上させるものであった。
【0004】すなわち、クランク軸8の上端面にその軸
心0をはずれて伸びる軸受嵌合穴10aが形成され、こ
の軸受嵌合穴10aには偏心軸受11が長手方向に滑動
可能に、かつ回転しない様に嵌合されている。そして、
偏心軸受11が軸受嵌合穴10aの外方の壁面に接触す
る前に、両羽根が接触する関係寸法になっている。ま
た、上記軸受嵌合穴10aの長手方向と、旋回渦巻羽根
部品2に働くガス圧縮力fgと遠心力fcとの合力Fが
なす角は、一定回転数かつ許容し得るガス圧縮負荷のも
とで、90°以下に設定されている。従って、通常の運
転状態では、旋回渦巻羽根部品2に働く合力Fが、軸受
嵌合穴10aの壁面におって偏心軸受嵌合穴10aの外
方へ移動させる。その結果、このような圧縮機では、常
に旋回渦巻羽根2aと固定渦巻羽根1aとが、いずれか
の点で接触しながら動作することになる。
心0をはずれて伸びる軸受嵌合穴10aが形成され、こ
の軸受嵌合穴10aには偏心軸受11が長手方向に滑動
可能に、かつ回転しない様に嵌合されている。そして、
偏心軸受11が軸受嵌合穴10aの外方の壁面に接触す
る前に、両羽根が接触する関係寸法になっている。ま
た、上記軸受嵌合穴10aの長手方向と、旋回渦巻羽根
部品2に働くガス圧縮力fgと遠心力fcとの合力Fが
なす角は、一定回転数かつ許容し得るガス圧縮負荷のも
とで、90°以下に設定されている。従って、通常の運
転状態では、旋回渦巻羽根部品2に働く合力Fが、軸受
嵌合穴10aの壁面におって偏心軸受嵌合穴10aの外
方へ移動させる。その結果、このような圧縮機では、常
に旋回渦巻羽根2aと固定渦巻羽根1aとが、いずれか
の点で接触しながら動作することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造のものでは、羽根の形状精度が少しでも悪い
と、旋回渦巻羽根2aと固定渦巻羽根1aとが接触する
点が連続的につながらず、常に偏心量が変動し、ときに
は羽根どうしが衝突する場合も生じて、振動、騒音が大
きいという問題があった。
うな構造のものでは、羽根の形状精度が少しでも悪い
と、旋回渦巻羽根2aと固定渦巻羽根1aとが接触する
点が連続的につながらず、常に偏心量が変動し、ときに
は羽根どうしが衝突する場合も生じて、振動、騒音が大
きいという問題があった。
【0006】また、既に述べた様に、この構成は一定回
転数で運転する圧縮機に適するもので、近年空調用圧縮
機として主流である可変速型圧縮機には適用できないと
いう問題があった。すなわち、ある特定の回転数で旋回
渦巻羽根22aと固定渦巻羽根1aとの接触力を適正な
値に設定すると、それより低速の回転数域では旋回渦巻
羽根部品2に働く遠心力fcが減小するので、それに伴
って羽根の接触力も低下し、旋回渦巻羽根2aが固定渦
巻羽根1a上で振動したり、場合によって羽根の半径方
向に大きな隙間ができ、圧縮中のガスが低圧側へ洩れて
運転ができなくなるという問題があった。
転数で運転する圧縮機に適するもので、近年空調用圧縮
機として主流である可変速型圧縮機には適用できないと
いう問題があった。すなわち、ある特定の回転数で旋回
渦巻羽根22aと固定渦巻羽根1aとの接触力を適正な
値に設定すると、それより低速の回転数域では旋回渦巻
羽根部品2に働く遠心力fcが減小するので、それに伴
って羽根の接触力も低下し、旋回渦巻羽根2aが固定渦
巻羽根1a上で振動したり、場合によって羽根の半径方
向に大きな隙間ができ、圧縮中のガスが低圧側へ洩れて
運転ができなくなるという問題があった。
【0007】また、高速回転数域では、羽根どうしの接
触力過大になって羽根が摩耗するという問題があった。
触力過大になって羽根が摩耗するという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、クランク軸の旋回渦巻羽根部品側の一端に
溝の側面がクランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を
形成し、この偏心駆動軸受溝の内側に、旋回渦巻羽根部
品の駆動軸が回転可能に嵌合した偏心軸受を滑動可能に
配設し、偏心駆動軸受溝内に弾性体を配設して、旋回渦
巻羽根部品の旋回運動の偏心量が最大となるように、偏
心軸受を偏心駆動軸受溝の外方の壁面に圧接する弾性体
を配設するとともに、偏心駆動軸受溝が旋回渦巻羽根部
品の偏心方向に対してなす角度と、下限の回転数で作動
時に旋回渦巻羽根部品に作用するガス圧縮力と遠心力と
の合力が偏心方向に対してなす角度との和が、90°を
超えるように設定してなる、クランク軸の一端に溝の側
面が前記クランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を形
成し、その溝の内側に、旋回渦巻羽根部品の駆動軸が回
転可能に嵌合した偏心軸受を滑動可能に配設し、前記偏
心軸受が前記偏心駆動軸受溝の最も外方に位置した時に
両羽根の半径方向の最接近部分が接触しないように、前
記偏心駆動軸受溝および前記偏心軸受の寸法を設定する
とともに、前記偏心駆動軸受溝のクランク軸軸心側の空
間に弾性体を入れて、前記偏心軸受を前記偏心駆動軸受
溝の外方の壁面に押し付けるものである。
に本発明は、クランク軸の旋回渦巻羽根部品側の一端に
溝の側面がクランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を
形成し、この偏心駆動軸受溝の内側に、旋回渦巻羽根部
品の駆動軸が回転可能に嵌合した偏心軸受を滑動可能に
配設し、偏心駆動軸受溝内に弾性体を配設して、旋回渦
巻羽根部品の旋回運動の偏心量が最大となるように、偏
心軸受を偏心駆動軸受溝の外方の壁面に圧接する弾性体
を配設するとともに、偏心駆動軸受溝が旋回渦巻羽根部
品の偏心方向に対してなす角度と、下限の回転数で作動
時に旋回渦巻羽根部品に作用するガス圧縮力と遠心力と
の合力が偏心方向に対してなす角度との和が、90°を
超えるように設定してなる、クランク軸の一端に溝の側
面が前記クランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を形
成し、その溝の内側に、旋回渦巻羽根部品の駆動軸が回
転可能に嵌合した偏心軸受を滑動可能に配設し、前記偏
心軸受が前記偏心駆動軸受溝の最も外方に位置した時に
両羽根の半径方向の最接近部分が接触しないように、前
記偏心駆動軸受溝および前記偏心軸受の寸法を設定する
とともに、前記偏心駆動軸受溝のクランク軸軸心側の空
間に弾性体を入れて、前記偏心軸受を前記偏心駆動軸受
溝の外方の壁面に押し付けるものである。
【0009】回転数が変化しても弾性体が常に偏心軸受
を偏心駆動軸受溝の外方の壁面に押し付けているので、
旋回渦巻羽根部品の偏心量が一定に保たれ、羽根の半径
方向の隙間が変化しないので、旋回渦巻羽根と固定渦巻
羽根の衝突による振動・騒音を解消することができると
ともに、摩耗を防止することができる。
を偏心駆動軸受溝の外方の壁面に押し付けているので、
旋回渦巻羽根部品の偏心量が一定に保たれ、羽根の半径
方向の隙間が変化しないので、旋回渦巻羽根と固定渦巻
羽根の衝突による振動・騒音を解消することができると
ともに、摩耗を防止することができる。
【0010】さらに、旋回渦巻部品に作用するガス圧縮
力と遠心力との合力と、偏心駆動軸受溝とがなす角度9
0°を超えるように設定しているので、すべての運転回
転数において、圧縮室に冷媒または油が吸い込まれて圧
縮負荷が許容値を超えた場合には、この圧縮負荷が偏心
量が減力する方向に偏心軸受を移動させるので羽根の半
径方向の隙間が増加し、高圧の圧縮室から低圧の圧縮室
への洩れが増加して、液圧縮から圧縮機を保護すること
になる。
力と遠心力との合力と、偏心駆動軸受溝とがなす角度9
0°を超えるように設定しているので、すべての運転回
転数において、圧縮室に冷媒または油が吸い込まれて圧
縮負荷が許容値を超えた場合には、この圧縮負荷が偏心
量が減力する方向に偏心軸受を移動させるので羽根の半
径方向の隙間が増加し、高圧の圧縮室から低圧の圧縮室
への洩れが増加して、液圧縮から圧縮機を保護すること
になる。
【0011】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
は、クランク軸の旋回渦巻羽根部品側の一端に溝の側面
がクランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を形成し、
この偏心駆動軸受溝の内側に、旋回渦巻羽根部品の駆動
軸が回転可能に嵌合した偏心軸受を滑動可能に配設し、
偏心駆動軸受溝内に弾性体を配設して、旋回渦巻羽根部
品の旋回運動の偏心量が最大となるように、偏心軸受を
偏心駆動軸受溝の外方の壁面に圧接する弾性体を配設す
るとともに、偏心駆動軸受溝が旋回渦巻羽根部品の偏心
方向に対してなす角度と、下限の回転数で作動時に旋回
渦巻羽根部品に作用するガス圧縮力と遠心力との合力が
偏心方向に対してなす角度との和が、90°を超えるよ
うに設定してなる、クランク軸の一端に溝の側面が前記
クランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を形成し、そ
の溝の内側に、旋回渦巻羽根部品の駆動軸が回転可能に
嵌合した偏心軸受を滑動可能に配設し、前記偏心軸受が
前記偏心駆動軸受溝の最も外方に位置した時に両羽根の
半径方向の最接近部分が接触しないように、前記偏心駆
動軸受溝および前記偏心軸受の寸法を設定するととも
に、前記偏心駆動軸受溝のクランク軸軸心側の空間に弾
性体を入れて、前記偏心軸受を前記偏心駆動軸受溝の外
方の壁面に押し付けるものである。
は、クランク軸の旋回渦巻羽根部品側の一端に溝の側面
がクランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を形成し、
この偏心駆動軸受溝の内側に、旋回渦巻羽根部品の駆動
軸が回転可能に嵌合した偏心軸受を滑動可能に配設し、
偏心駆動軸受溝内に弾性体を配設して、旋回渦巻羽根部
品の旋回運動の偏心量が最大となるように、偏心軸受を
偏心駆動軸受溝の外方の壁面に圧接する弾性体を配設す
るとともに、偏心駆動軸受溝が旋回渦巻羽根部品の偏心
方向に対してなす角度と、下限の回転数で作動時に旋回
渦巻羽根部品に作用するガス圧縮力と遠心力との合力が
偏心方向に対してなす角度との和が、90°を超えるよ
うに設定してなる、クランク軸の一端に溝の側面が前記
クランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受溝を形成し、そ
の溝の内側に、旋回渦巻羽根部品の駆動軸が回転可能に
嵌合した偏心軸受を滑動可能に配設し、前記偏心軸受が
前記偏心駆動軸受溝の最も外方に位置した時に両羽根の
半径方向の最接近部分が接触しないように、前記偏心駆
動軸受溝および前記偏心軸受の寸法を設定するととも
に、前記偏心駆動軸受溝のクランク軸軸心側の空間に弾
性体を入れて、前記偏心軸受を前記偏心駆動軸受溝の外
方の壁面に押し付けるものである。
【0012】回転数が変化しても弾性体が常に偏心軸受
を偏心駆動軸受溝の外方の壁面に押し付けているので、
旋回渦巻羽根部品の偏心量が一定に保たれ、羽根の半径
方向の隙間が変化しないので、旋回渦巻羽根と固定渦巻
羽根の衝突による振動・騒音を解消することができると
ともに、摩耗を防止することができる。
を偏心駆動軸受溝の外方の壁面に押し付けているので、
旋回渦巻羽根部品の偏心量が一定に保たれ、羽根の半径
方向の隙間が変化しないので、旋回渦巻羽根と固定渦巻
羽根の衝突による振動・騒音を解消することができると
ともに、摩耗を防止することができる。
【0013】さらに、旋回渦巻部品に作用するガス圧縮
力と遠心力との合力と、偏心駆動軸受溝とがなす角度9
0°を超えるように設定しているので、すべての運転回
転数において、圧縮室に冷媒または油が吸い込まれて圧
縮負荷が許容値を超えた場合には、この圧縮負荷が偏心
量が減力する方向に偏心軸受を移動させるので羽根の半
径方向の隙間が増加し、高圧の圧縮室から低圧の圧縮室
への洩れが増加して、液圧縮から圧縮機を保護すること
になる。
力と遠心力との合力と、偏心駆動軸受溝とがなす角度9
0°を超えるように設定しているので、すべての運転回
転数において、圧縮室に冷媒または油が吸い込まれて圧
縮負荷が許容値を超えた場合には、この圧縮負荷が偏心
量が減力する方向に偏心軸受を移動させるので羽根の半
径方向の隙間が増加し、高圧の圧縮室から低圧の圧縮室
への洩れが増加して、液圧縮から圧縮機を保護すること
になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基つい
て説明する。
て説明する。
【0015】第1図、第2図は、本発明に係わるスクロ
ール圧縮機を、例えば、空調用冷媒圧縮機として構成し
たものである。
ール圧縮機を、例えば、空調用冷媒圧縮機として構成し
たものである。
【0016】同図において、1は固定渦巻羽根部品、1
aは固定渦巻羽根、1bは固定渦巻羽根の壁体であり、
2は旋回渦巻羽根部品、2aは旋回渦巻羽根、2bは旋
回渦巻羽根の壁体である。前記固定渦巻羽根1aと旋回
渦巻羽根2aはインボリュート曲線あるいはそれに近い
曲線より構成されたもので、互いに噛み合って圧縮室3
を形成する。4は前記旋回渦巻羽根部品2の駆動軸で、
本実施例では前記旋回渦巻部品2の壁体2bの背面中央
から突出している。5は旋回渦巻羽根2aの壁体2bを
支承するスラスト軸受、6は固定渦巻羽根部品1とボル
ト等で固定された軸受部品、7は旋回渦巻羽根部品2と
軸受部品6とに係合して旋回渦巻部品2の自転を防止す
る自転拘束部品、8は旋回渦巻羽根部品2を駆動するク
ランク軸でこのクランク軸8内には軸心部に長手方向の
油穴9が形成されている。8aはクランク軸の第1主
軸、8bはクランク軸の第2主軸、6aは軸受部品6の
上方にあって前記第1主軸8aを支承する第1軸受、6
bは軸受部品6の下方に位置し、前記第2主軸8bを支
承する第2軸受である。10は第1主軸8aの施固渦巻
羽根部品2側の端面に、溝の側面がクランク軸8の軸線
に平行で、また溝の中心線がクランク軸8の軸線を通る
ように形成した偏心駆動軸受溝である。11は旋回渦巻
羽根部品2の駆動軸4と回転可能に嵌合した偏心軸受
で、偏心軸受11は偏心駆動軸受溝10内でその長手方
向には滑動可能に、かつ回転しないように偏心駆動軸受
溝10に嵌合している。12は偏心駆動軸受溝10内の
クランク軸8の軸心側に入れられ、偏心軸受11を偏心
駆動軸受溝10の外方の壁面に押し付けるコイルバネで
ある。そして、偏心軸受11が偏心駆動軸受溝10の外
方の壁面に押し付けられた状態において、固定渦巻羽根
1aと旋回渦巻羽根2aの半径方向の最近接部には徽小
な隙間が存在するように、偏心駆動軸受溝10の長手方
向寸法およぴ偏心軸受11の寸法が設定してある。13
はクランク軸8を回転駆動する電動機、13aはクラン
ク軸8と一体になった電動機13のロータ、13bは電
動機13のステータである。14は圧縮全体を密封する
密閉容器、15はクランク軸8の一端に結合され、クラ
ンク軸8と共に回転するオイルポンプで、オイルポンプ
15の軸は密閉容器14の下部に結合されて、回転止め
されている。16は冷凍機油、17は密閉容器に結合し
た吸入管である。18は固定渦巻羽根部品の生体1bの
中心部に設けた吐出穴、19は吐出穴をおおうように設
けた吐出弁、20は弁押え、21は吐出室、22は吐出
管である。
aは固定渦巻羽根、1bは固定渦巻羽根の壁体であり、
2は旋回渦巻羽根部品、2aは旋回渦巻羽根、2bは旋
回渦巻羽根の壁体である。前記固定渦巻羽根1aと旋回
渦巻羽根2aはインボリュート曲線あるいはそれに近い
曲線より構成されたもので、互いに噛み合って圧縮室3
を形成する。4は前記旋回渦巻羽根部品2の駆動軸で、
本実施例では前記旋回渦巻部品2の壁体2bの背面中央
から突出している。5は旋回渦巻羽根2aの壁体2bを
支承するスラスト軸受、6は固定渦巻羽根部品1とボル
ト等で固定された軸受部品、7は旋回渦巻羽根部品2と
軸受部品6とに係合して旋回渦巻部品2の自転を防止す
る自転拘束部品、8は旋回渦巻羽根部品2を駆動するク
ランク軸でこのクランク軸8内には軸心部に長手方向の
油穴9が形成されている。8aはクランク軸の第1主
軸、8bはクランク軸の第2主軸、6aは軸受部品6の
上方にあって前記第1主軸8aを支承する第1軸受、6
bは軸受部品6の下方に位置し、前記第2主軸8bを支
承する第2軸受である。10は第1主軸8aの施固渦巻
羽根部品2側の端面に、溝の側面がクランク軸8の軸線
に平行で、また溝の中心線がクランク軸8の軸線を通る
ように形成した偏心駆動軸受溝である。11は旋回渦巻
羽根部品2の駆動軸4と回転可能に嵌合した偏心軸受
で、偏心軸受11は偏心駆動軸受溝10内でその長手方
向には滑動可能に、かつ回転しないように偏心駆動軸受
溝10に嵌合している。12は偏心駆動軸受溝10内の
クランク軸8の軸心側に入れられ、偏心軸受11を偏心
駆動軸受溝10の外方の壁面に押し付けるコイルバネで
ある。そして、偏心軸受11が偏心駆動軸受溝10の外
方の壁面に押し付けられた状態において、固定渦巻羽根
1aと旋回渦巻羽根2aの半径方向の最近接部には徽小
な隙間が存在するように、偏心駆動軸受溝10の長手方
向寸法およぴ偏心軸受11の寸法が設定してある。13
はクランク軸8を回転駆動する電動機、13aはクラン
ク軸8と一体になった電動機13のロータ、13bは電
動機13のステータである。14は圧縮全体を密封する
密閉容器、15はクランク軸8の一端に結合され、クラ
ンク軸8と共に回転するオイルポンプで、オイルポンプ
15の軸は密閉容器14の下部に結合されて、回転止め
されている。16は冷凍機油、17は密閉容器に結合し
た吸入管である。18は固定渦巻羽根部品の生体1bの
中心部に設けた吐出穴、19は吐出穴をおおうように設
けた吐出弁、20は弁押え、21は吐出室、22は吐出
管である。
【0017】また第2図において、 はクランク軸8の
軸心Oから旋回渦巻羽根の駆動軸4の中心Oまでの偏心
量、今クランク軸8の回転方向を矢印Aの方向とする
と、fgは施固渦巻羽根部品2に働く遠心力、fgは施
固渦巻羽根部品2に働くガス圧縮力であり、Fはfcと
fgの合力である。また、旋回渦巻羽根部品2の偏心方
向と偏心駆動軸受溝10の長手方向となす角をαとし、
偏心方向と前記合力Fとのなす角をβとする。
軸心Oから旋回渦巻羽根の駆動軸4の中心Oまでの偏心
量、今クランク軸8の回転方向を矢印Aの方向とする
と、fgは施固渦巻羽根部品2に働く遠心力、fgは施
固渦巻羽根部品2に働くガス圧縮力であり、Fはfcと
fgの合力である。また、旋回渦巻羽根部品2の偏心方
向と偏心駆動軸受溝10の長手方向となす角をαとし、
偏心方向と前記合力Fとのなす角をβとする。
【0018】このように構成された圧縮機において、電
動機13のステータ13bに通電すると、ロータ13a
はトルクを発生してクランク軸8とともに回転する。ク
ランク軸8が回転すると、偏心駆動軸受溝10、偏心軸
受11を介して旋回渦巻羽根の駆動軸4にトルクが伝達
され、旋回渦巻羽根部品2は、スラスト軸受5の上を、
自転拘束部品7によって姿勢を保たれながら、クランク
軸8の軸心Oのまわりを旋回運動し、圧縮作用を行な
う。
動機13のステータ13bに通電すると、ロータ13a
はトルクを発生してクランク軸8とともに回転する。ク
ランク軸8が回転すると、偏心駆動軸受溝10、偏心軸
受11を介して旋回渦巻羽根の駆動軸4にトルクが伝達
され、旋回渦巻羽根部品2は、スラスト軸受5の上を、
自転拘束部品7によって姿勢を保たれながら、クランク
軸8の軸心Oのまわりを旋回運動し、圧縮作用を行な
う。
【0019】これに伴い気体は、吸入管17より吸い込
まれ、一旦密閉容器14内に入り、軸受部品6の開口部
を経て、圧縮室3に取り込まれる(矢印は気体の流れを
示す)。圧縮室3内で圧縮されて高圧・高温になった気
体は、吐出穴18より吐出室21へ吐き出され、この後
吐出管22より外部へ送り出される。
まれ、一旦密閉容器14内に入り、軸受部品6の開口部
を経て、圧縮室3に取り込まれる(矢印は気体の流れを
示す)。圧縮室3内で圧縮されて高圧・高温になった気
体は、吐出穴18より吐出室21へ吐き出され、この後
吐出管22より外部へ送り出される。
【0020】このように通常の運転が行なわれるが、本
実施例では、ガス圧縮力fgと遠心力fcとの合力F
と、偏心駆動軸受溝10の長手方向とのなす角(α+
β)が90°以上に設定してある。従って、合力Fは旋
回渦巻羽根部品2の偏心量とを減小せしめる方向に偏心
軸受11を滑動させようとするが、偏心軸受11を定め
られた位置、すなわち偏心駆動軸受溝10の外方の壁面
に圧接させるために最低限必要な力を出すようにコイル
バネ12の拝し付け力を設定している。従って、広い回
転数域で偏心量が−定に保たれるので、両羽根は接触す
ることなく半径方向隙間も−定に保たれる。
実施例では、ガス圧縮力fgと遠心力fcとの合力F
と、偏心駆動軸受溝10の長手方向とのなす角(α+
β)が90°以上に設定してある。従って、合力Fは旋
回渦巻羽根部品2の偏心量とを減小せしめる方向に偏心
軸受11を滑動させようとするが、偏心軸受11を定め
られた位置、すなわち偏心駆動軸受溝10の外方の壁面
に圧接させるために最低限必要な力を出すようにコイル
バネ12の拝し付け力を設定している。従って、広い回
転数域で偏心量が−定に保たれるので、両羽根は接触す
ることなく半径方向隙間も−定に保たれる。
【0021】よって広い回転数域で振動・騒音が小さ
く、羽根の摩耗もなく、圧縮効率も高いものとなる。
く、羽根の摩耗もなく、圧縮効率も高いものとなる。
【0022】また、このような構成をとれば、低速で運
転する圧縮機においても、偏心駆動軸受溝10と偏心方
向とのなす角αを大きく設定することができる。する
と、低速だけでなく高速時においても、圧縮室3に冷媒
液または油等が吸い込まれて圧縮負荷が許容値を超えた
場合には、圧縮負荷fgが大きなるに伴って、偏心駆動
軸受溝10の長手方向と合力Fとがなす角(α+β)が
90°を大きく超えるので、この時合力Fの分力F=|
Fcos(α+β)|がコイルバネ12の押し付け力に打
ち勝って、偏心軸受11を偏心駆動軸受溝10の長手方
向に浴って滑動させ偏心量とが減小する。すると、羽根
の半径方向隙間が拡大し、高圧の圧縮室3から低圧の圧
縮室3へと洩れ量が増加して、負荷が軽減され、液圧縮
から圧縮機が保護される。
転する圧縮機においても、偏心駆動軸受溝10と偏心方
向とのなす角αを大きく設定することができる。する
と、低速だけでなく高速時においても、圧縮室3に冷媒
液または油等が吸い込まれて圧縮負荷が許容値を超えた
場合には、圧縮負荷fgが大きなるに伴って、偏心駆動
軸受溝10の長手方向と合力Fとがなす角(α+β)が
90°を大きく超えるので、この時合力Fの分力F=|
Fcos(α+β)|がコイルバネ12の押し付け力に打
ち勝って、偏心軸受11を偏心駆動軸受溝10の長手方
向に浴って滑動させ偏心量とが減小する。すると、羽根
の半径方向隙間が拡大し、高圧の圧縮室3から低圧の圧
縮室3へと洩れ量が増加して、負荷が軽減され、液圧縮
から圧縮機が保護される。
【0023】また、異物が圧縮室3に取り込まれた場合
にも、偏心量εが減小して、羽根の半径方向隙間が拡大
し、異物が吐出穴18より排出されるまですみやかな運
転を続けることができる。
にも、偏心量εが減小して、羽根の半径方向隙間が拡大
し、異物が吐出穴18より排出されるまですみやかな運
転を続けることができる。
【0024】また第2図に示すように、偏心軸受11の
軸受穴を偏心軸受11の滑動面の一方に偏って穿孔する
ことによって、偏心方向と偏心駆動軸受溝10の長手方
向とのなす角を設定しているので、偏心駆動軸受溝10
はクランク軸8の軸心Oを通るように設置すればよく、
偏心駆動軸受溝10の加工を容易に行なうことができ
る。
軸受穴を偏心軸受11の滑動面の一方に偏って穿孔する
ことによって、偏心方向と偏心駆動軸受溝10の長手方
向とのなす角を設定しているので、偏心駆動軸受溝10
はクランク軸8の軸心Oを通るように設置すればよく、
偏心駆動軸受溝10の加工を容易に行なうことができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明は、旋回渦巻
羽根部品の駆動軸と嵌合する偏心軸受を、クランク軸に
設けた偏心駆動軸受溝に嵌合し、偏心量が減小し得る方
向に滑動可能とし、羽根が半径方向には接触しない関係
寸法としながら、偏心駆動軸受溝内に弾性体を入れて偏
心軸受を常に偏心駆動軸受溝の外方の壁面に圧接する構
成としたものであるから、偏心量の設定を容易に行なう
ことができるとともに広い回転数域で羽根の半径方向の
隙間を−定に保つことができるので、低振動・低騒音で
かつ効率の高い圧縮機が実現できる。
羽根部品の駆動軸と嵌合する偏心軸受を、クランク軸に
設けた偏心駆動軸受溝に嵌合し、偏心量が減小し得る方
向に滑動可能とし、羽根が半径方向には接触しない関係
寸法としながら、偏心駆動軸受溝内に弾性体を入れて偏
心軸受を常に偏心駆動軸受溝の外方の壁面に圧接する構
成としたものであるから、偏心量の設定を容易に行なう
ことができるとともに広い回転数域で羽根の半径方向の
隙間を−定に保つことができるので、低振動・低騒音で
かつ効率の高い圧縮機が実現できる。
【0026】さらに、旋回渦巻羽根部品に作用するガス
圧縮力と遠心力との合力と、偏心駆動軸受溝とがなす角
度を90°を超えるように設定したものであるから、す
べての運転回転数において、液圧縮等の異常負荷から機
構部を保護して、信頼性の高い圧縮機が提供てきる。
圧縮力と遠心力との合力と、偏心駆動軸受溝とがなす角
度を90°を超えるように設定したものであるから、す
べての運転回転数において、液圧縮等の異常負荷から機
構部を保護して、信頼性の高い圧縮機が提供てきる。
【0027】また、旋回渦巻羽根部品の駆動軸が回転可
能に嵌合する軸受穴を、偏心軸受の滑動面の一方に偏っ
て穿孔することによって偏心駆動軸受溝の角度設定を容
易に行なうことができる。
能に嵌合する軸受穴を、偏心軸受の滑動面の一方に偏っ
て穿孔することによって偏心駆動軸受溝の角度設定を容
易に行なうことができる。
【図1】本発明に係るスクロール圧縮機の縦断面図
【図2】同スクロール圧縮機の要部横断面図
【図3】(a)は従来のスクロール圧縮機の要部横断面図 (b)は同要部横断面図
1 固定渦巻羽根部品 2 旋回渦巻羽根部品 3 圧縮室 4 駆動軸 5 スラスト軸受 6 軸受部品 7 自転拘束部品 8 クランク軸 10 偏心駆動軸受溝 11 偏心軸受 12 コイルバネ 13 電動機 14 密閉容器 15 オイルポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐土 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】壁体の一方の面に渦巻状の羽根をそれぞれ
設けるとともにそれぞれの羽根を互いに組み合わせた固
定渦巻羽根部品及び旋回渦巻羽根部品と、前記旋回渦巻
羽根部品を偏心駆動するクランク軸と前記クランク軸を
支承する軸受部品と、前記旋回渦巻羽根部品の自転を拘
束する拘束部品とを含み成るスクロール圧縮機構であっ
て、前記クランク軸の前記旋回渦巻羽根部品側の一端に
溝の側面が前記クランク軸の軸線に平行な偏心駆動軸受
溝を形成し、この偏心駆動軸受溝の内側に、前記旋回渦
巻羽根部品の駆動軸が回転可能に嵌合した偏心軸受を滑
動可能に配設し、前記偏心駆動軸受溝内に弾性体を配設
して、前記旋回渦巻羽根部品の旋回運動の偏心量が最大
となるように、前記偏心軸受を前記偏心駆動軸受溝の外
方の壁面に圧接する弾性体を配設するとともに、前記偏
心駆動軸受溝が前記旋回渦巻羽根部品の偏心方向に対し
てなす角度と、下限の回転数で作動時に前記旋回渦巻羽
根部品に作用するガス圧縮力と遠心力との合力が前記偏
心方向に対してなす角度との和が、90°を超えるよう
に設定してなるスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059037A JP2701826B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059037A JP2701826B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | スクロール圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61126058A Division JP2730625B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254190A true JPH08254190A (ja) | 1996-10-01 |
JP2701826B2 JP2701826B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13101711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8059037A Expired - Lifetime JP2701826B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701826B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1314899C (zh) * | 2002-05-28 | 2007-05-09 | Lg电子株式会社 | 涡旋式压缩机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576452A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Sanyo Electric Co Ltd | Cassette tape recorder |
JPS59120794A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059037A patent/JP2701826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576452A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Sanyo Electric Co Ltd | Cassette tape recorder |
JPS59120794A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1314899C (zh) * | 2002-05-28 | 2007-05-09 | Lg电子株式会社 | 涡旋式压缩机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2701826B2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |