JPH08252037A - 海苔作業船及び海苔網の液処理方法 - Google Patents

海苔作業船及び海苔網の液処理方法

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JPH08252037A
JPH08252037A JP2048696A JP2048696A JPH08252037A JP H08252037 A JPH08252037 A JP H08252037A JP 2048696 A JP2048696 A JP 2048696A JP 2048696 A JP2048696 A JP 2048696A JP H08252037 A JPH08252037 A JP H08252037A
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JP
Japan
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seaweed
net
hull
laver
guide
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JP2048696A
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English (en)
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Tsuguo Nakano
▲伝▼男 中野
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Daiichi Seimo Co Ltd
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Daiichi Seimo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来は海苔網の液処理作業も海苔摘み作業もそ
れぞれ専用の作業船を使用していたので、両方の作業を
一度に行なうことはできなかった。 【解決手段】海苔作業船Nの船体1上部には網ガイド部
2が取り付けてある。船体1の処理液槽3下部には海苔
貯溜部10が設けてある。処理液槽3内底部には送りチ
ェーン41を有する網送り装置4が設けてある。送りチ
ェーン41は油圧モーターにより周動する。送りチェー
ン41の上部側は送りガイド45に挿通してある。送り
ガイド45の上面には停止板を除くほぼ全長にわたって
溝部が設けてある。送りチェーン41には所要数の引っ
掛け具46と先端部にローラを有する制御アームが設け
てある。処理液槽3の前方には回転刃装置5が設けてあ
る。回転刃装置5は必要に応じて船体1底部側へ収容可
能な回転刃51を有している。船体1前部には射水管6
1を有する射水装置6を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海苔作業船及び海苔
網の液処理方法に関するものである。更に詳しくは、海
苔の養殖において海苔網を処理液に浸漬する液処理作業
及び海苔の摘み取り作業をする海苔作業船及び海苔網の
液処理方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】海苔の養殖においては、海苔原藻(本発明
においては、単に海苔という)の病気の発生を防止する
ために数回にわたり海苔網を処理液に浸漬する、いわゆ
る液処理作業が行なわれる。この液処理作業は、処理液
槽を搭載した専用の作業船を使用して行なわれている。
また、海苔の養殖においては、時期がくると海苔網に付
着し生育した海苔を摘み取る、いわゆる海苔の摘み取り
作業が行なわれる。この摘み取り作業も、回転刃装置な
どを備えている専用の作業船を使用して行なわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の各作業船を使用した作業には、次のような課題
があった。すなわち、海苔網の液処理作業も海苔摘み作
業もそれぞれ専用の作業船を使用していたので、両方の
作業を一度に行なうことはできなかった。従って、作業
はそれぞれ別々に行なう必要があり、作業効率がよくな
かった。また、作業船の維持、整備などの管理はそれぞ
れの作業船に対して行なわなければならず、手間がかか
り面倒であった。また、作業船を設備として導入する際
の費用も二隻分が必要となるので高くなっていた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、海
苔の養殖における海苔網の液処理作業及び海苔の摘み取
り作業において、必要に応じて両方の作業を一度に行な
うことができるようにして作業効率を向上させることを
目的とする。また、使用する作業船の維持、整備などの
管理を簡略化できるようにして手間を軽減すると共に、
作業船を設備として導入する際のコストを低減すること
ができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、海苔の養殖において使用する海苔作業船で
あって、この作業船は、船体と、当該船体に推進力を与
える推進手段と、海苔網を牽引して船内に導く牽引手段
と、海から船内に牽引される海苔網を案内する案内手段
と、海苔を摘み取る摘み取り手段と、摘み取った海苔を
貯留する貯溜手段と、海苔網を処理液に浸漬する浸漬手
段と、を備えている、海苔作業船である。
【0006】第2の発明にあっては、牽引手段は、浸漬
手段に設けてあり少なくとも一部が処理液の液面下とな
る位置に設けてある送りチェーンと、この送りチェーン
に所要間隔で設けてあり海苔網を引っ掛けて牽引する引
掛具と、を備えている、第1の発明に係る海苔作業船で
ある。
【0007】第3の発明にあっては、案内手段を船体前
部から船体上に移動させることができる移動手段を備え
ている、第1または第2の発明に係る海苔作業船であ
る。
【0008】第4の手段にあっては、摘み取り手段は、
船体底部側へ移動させることができるようにしてある、
第1ないし第3の発明に係る海苔作業船である。
【0009】第5の手段にあっては、船体前部に配置し
てある案内手段に向けて下側から射水する射水手段を備
えている、第1ないし第4の発明に係る海苔作業船であ
る。
【0010】第6の手段にあっては、海苔網の浸漬作業
において、海苔網の側部に設けてある吊り縄を浸漬手段
に引き込み、海苔網の幅方向の両側が浮き上がらないよ
うに押える吊り縄押え手段を備えている、第1ないし第
5の発明に係る海苔作業船である。
【0011】第7の発明にあっては、液処理後の海苔網
または/及び吊り縄に処理液を射液する射液手段を備え
ている、第1ないし第6の発明に係る海苔作業船であ
る。
【0012】第8の発明にあっては、船体に、船体の揺
れを軽減する安定部材を備えている、第1ないし第7の
発明に係る海苔作業船である。
【0013】第9の発明にあっては、海苔作業船を使用
した海苔網の液処理方法であって、海苔網を牽引して処
理液槽内に引き込むステップ、処理液槽内に引き込まれ
た海苔網を展開した状態で牽引し移動させながら液処理
をするステップ、液処理が終わった海苔網を海に送り出
すステップ、を含む、海苔網の液処理方法である。
【0014】(作 用)液処理作業の際、海苔網は船体
の前部から牽引手段を介し案内手段により引き上げられ
る。海苔網は、浸漬手段の液処理用の処理液に浸漬され
た後、船体の後方へ送られる。海苔の摘み取り作業の際
には、同様に引き上げられた海苔網は、摘み取り手段に
より処理されて、海苔が海苔網から切断、分離される。
このように、海苔作業船一隻で液処理作業と海苔の摘み
取り作業の両方の作業を行なうことができる。
【0015】牽引手段が浸漬手段に設けてある送りチェ
ーンと引掛具を備えているものにあっては、引掛具で海
苔網を引っ掛け、海苔網を展開した状態で処理液の液面
下に送ることができ、しかも海苔網が浮き上がることを
防止できるので、処理液に十分に浸漬することができ
る。また、送りチェーンの送り速度を調整することによ
り海苔網の浸漬時間の設定が可能である。更には、海苔
網を牽引することにより、船体の推力が得られると共に
船体の蛇行が防止され、進行方向が安定する。
【0016】案内手段を船体前部から船体上まで移動さ
せることができる移動手段を備えているものにあって
は、案内手段を船体上に収納すれば、船体から外へ張り
出さないので、海苔作業船を海上で移動させるときや陸
に上げたときなどに案内手段が邪魔にならず、取り扱い
及び収容に便利である。
【0017】摘み取り手段が船体底部側へ移動させるこ
とができるようにしてあるものにあっては、海苔網の液
処理作業をする際に、摘み取り手段を船体底部側へ移動
させて邪魔にならないようにすれば、作業がよりしやす
くなる。
【0018】船体前部に配置してある案内手段に向けて
下側から射水できる射水手段を備えているものにあって
は、作業中には案内手段に沿って移動する海苔網に下側
から射水することができる。これによると、海苔網が海
面から引き上げられるときに網上面に付着するゴミなど
の浮遊物を水圧で吹き飛ばすことができ、摘み取った海
苔への混入を防止できる。
【0019】液処理後の海苔網または/及び吊り縄に処
理液を射液する射液手段を備えたものにあっては、海苔
網または/及び吊り縄の液処理時間がより長くなるの
で、液処理による殺菌効果などにおいて、より顕著な効
果が期待できる。
【0020】船体に、船体の揺れを軽減する安定部材を
備えているものにあっては、波によって生じる船体のロ
ーリングなどの揺れが減少して船体が安定するので、作
業がしやすい。なお、安定部材としては、例えばフロー
ト、翼状体などが使用されるが、船体に浮力を与えるフ
ロートの場合は、特に小型船の喫水を安定させる上で有
用である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る海苔
作業船の一実施の形態を示す平面図、図2は図1におけ
るI−I断面図、図3は図2におけるA部を拡大した説
明図、図4は図2におけるB部を拡大した説明図、図5
は網牽引装置の要部断面図である。符号Nは海苔作業船
で、平面視ほぼ長方形の船体1を有している。船体1は
FRP製で、軽量かつ強靱に形成してある。
【0022】船体1の両側部には、船体1の両縁部の上
下動による揺れを軽減し船体1を安定させる安定部材で
あるフロートFが取り付けてある。船体1の両側には、
船縁部に沿って移動手段を構成する移送チェーンC1、
C1が設けてある。各移送チェーンC1は、船縁部内側
の前部及び後部寄りに設けてあるスプロケット11、1
2に無端状に回し掛けてある。スプロケット11は油圧
モーター14により正逆方向へ回転される。移送チェー
ンC1、C1には固定具13、13を介し、案内手段を
構成する網ガイド枠2の基部が取り付けてある。
【0023】網ガイド枠2は固定具13、13に軸ピン
15を介し上方へ回動可能に取り付けてある。網ガイド
枠2は、ステンレス製のパイプで、外形が平面視ほぼ四
角形になるよう形成してある。また、網ガイド枠2は下
方へやや湾曲した形状で、船体1の前方に位置している
ときは、先端部が海面よりやや低くなるように形成して
ある。この構造によれば、油圧モーター14を駆動して
スプロケット11を正逆回転させれば、移送チェーンC
1、C1に取り付けてある網ガイド枠2を前後に移動さ
せることができ、使用しないときには船体1上部に収容
することができる。
【0024】船体1のほぼ中央部には浸漬手段を構成す
る処理液槽3が設けてある。処理液槽3は前後部が斜め
に傾斜した形状で、底部には支脚31、31・・が設け
てある。これにより、船体1底部と処理液槽3の底部と
の間には、貯溜手段を構成する海苔貯溜部10が設けて
ある。なお、処理液槽3と船体1の間に海苔貯溜部10
を設ける構造は、例えば船縁に内側へ突出したフランジ
を設け、このフランジに処理液槽3を載置して引っ掛け
る構造とするなど、他の手段を用いてもよい。また、船
体1の一方側(図1において上側)には、海苔貯溜部1
0とは遮蔽板16、17で区画されたポンプ収容部18
が設けてある。また、船体1の後部中央部には凹部19
が設けてあり、凹部19には推進手段を構成する船外機
Eが設けてある。なお、符号7は海苔網を案内する後部
網ガイド枠である。
【0025】処理液槽3の内底側には、牽引手段を構成
する網牽引装置4が設けてある。網牽引装置4は、処理
液槽3の前部側から後部側へ処理液槽3の内底面に沿っ
て無端状に設けてある送りチェーン41を有している。
送りチェーン41は、処理液槽3の幅方向へ等間隔で三
箇所に並設してある。なお、本実施の形態においては三
箇所であるが、これに限定するものではなく、網を牽引
する機能に問題がなければ二箇所または四箇所あるいは
それ以上でもよい。
【0026】各送りチェーン41はプラスチック製で、
処理液槽3の前部側の上縁部近傍に設けてあるスプロケ
ット42と、処理液槽3の内底前部に設けてあるスプロ
ケット43と、処理液槽3の内底後部に設けてあるスプ
ロケット44に回し掛けてある。なお、各スプロケット
42、・・は回転軸420に固着してあり、各スプロケ
ット43、・・は回転軸430に固着してあり、各スプ
ロケット44、・・は回転軸440に固着してある。回
転軸420は油圧モーター49により駆動される。
【0027】また、回し掛けてある各送りチェーン41
の上部側は、送りガイド45に挿通してある。送りガイ
ド45は、スプロケット42近傍からスプロケット43
近傍を通り、スプロケット44近傍まで設けてある。送
りガイド45は、ほぼ四角筒状に形成してあり、上面側
には後で説明する停止板452の箇所を除いてほぼ全長
にわたって溝部450が設けてある(図5参照)。
【0028】各送りチェーン41には所要の間隔で引掛
具46、46・・・が取り付けてある。各引掛具46
は、先部がやや湾曲した棒体で、基部460が送りチェ
ーン41の側部に回動可能に軸着してある。また、引掛
具46の基部460からは、先部にローラ47を有する
制御アーム470が所要の角度で設けてある。
【0029】図3、図4、図5を参照して網牽引装置4
の細部の構造及び引掛具46の作動を説明する。 a.スプロケット42近傍の説明(図3参照) スプロケット42の近傍には送りガイド45上端部の底
板454に連続し、ローラ47が当接するガイド板45
1が設けてある。ガイド板451はスプロケット42の
回転に支障のないように半円形に曲げ返され、下側端部
は内側へほぼ直角に曲げてある。
【0030】b.スプロケット44近傍の説明(図4参
照) スプロケット44近傍にはローラ47が当接するガイド
板453がスプロケット44の回転に支障のないように
半円形に曲げ返されて設けてある。ガイド板453の上
側端部は斜め下方へ傾斜させてある。また、送りガイド
45の終端部の底板454は一部が切除されており、溝
部450の先端部には停止板452が設けてある。
【0031】この構造により、送りチェーン41に取り
付けてある引掛具46次のように作用する。 図3、図4に示すように、送りチェーン41は矢印
方向へ周動する。引掛具46は、ローラ47を船体1の
進行方向の前側にし、先端部を自重により処理液槽3の
底面に接触させながら送られる。 ローラ47がガイド板451端部に当たると、送り
チェーン41の進行に伴い、引掛具46は基部460を
中心にして、図3において左回りに回動して反転し、ロ
ーラ47は進行方向の後側になりガイド板451に沿っ
て進行する。そして、引掛具46は送りガイド45の溝
部450に入る。
【0032】 引掛具46が送りガイド45に沿って
進行し、送りガイド45の終端部にくると、引掛具46
は停止板452に当たり、基部460を中心にして右回
りに回動し反転する。そして、ローラ47が進行方向の
前側になりガイド板453に沿って進行する。 ローラ47がガイド板453から外れると、引掛具
46は基部460を中心として更に回動し、先端部を自
重により処理液槽3の底面に接触させながら進行し、上
記の動きから後の作用を繰り返す。
【0033】処理液槽3の前方には、海苔網8から海苔
を摘み取るための摘み取り手段を構成する回転刃装置5
が設けてある。回転刃装置5は回転刃51を有し、その
上部には海苔網8と回線刃51の間隔をほぼ一定にする
受枠57が設けてある。回転刃装置5は下部に支脚5
2、53を有している。前部側の支脚52の下端部は回
動軸54を介して船体1中段部に取り付けてある。後部
側の支脚53の下端部には可動脚55が回動軸56を介
し取り付けてある。なお、可動脚55は回動軸56を中
心に、支脚53と同軸線上から図2において左回り方向
にのみ回動するようにしてある。そして、回転刃51を
駆動する油圧モーター59は支脚53の中段部に取り付
けてある。
【0034】この構造によれば、支脚53と可動脚55
を直線状に固定し、可動脚55の下端部を船体1の内底
部に接面させることにより回転刃51を海苔網の海苔を
摘み取ることができる高さに位置させることができる。
また、可動脚55を折り曲げて可動脚55の接面を解除
することにより、回転刃装置5は図2において左回り方
向に回動し、支脚53の下端部が船体1内底部に接面し
て停止し、回転刃51は下降して船体1内部に収容され
る。
【0035】船体1には射水手段を構成する射水装置6
を備えている。射水装置6は、船体1の前部外壁に船縁
とほぼ平行に取り付けてある射水管61を有している。
射水管61の前部には、所要数の射水口62がほぼ全長
にわたって等間隔で設けてある。射水管61は船体1両
側に設けてある取付具63に固定ボルト64を介して取
り付けてある。なお、取付具63には複数のボルト孔6
5が所要間隔で設けてあり、このボルト孔65に固定ボ
ルト64を装着することにより、射水管61の高さを一
定の範囲で段階的に調整できるようにしてある。また、
射水管61には、給水ホースH2の一端部が接続してあ
る。給水ホースH2は上記ポンプ収容部18に導入して
あり、他端部はポンプ収容部18後部に設置してあるポ
ンプPに接続してある。なお、符号H1は海水を吸い上
げるための吸水ホースである。
【0036】(作 用)図1ないし図5を参照して本実
施の形態の作用を説明する。 (1)液処理作業を行なう場合 油圧モーター14を作動させて網ガイド枠2を船体
1の前方に移動させる。また、回転刃装置5を回動させ
て船体1内部に収容し、網の牽引の邪魔にならないよう
にする。油圧モーター49を作動させ、網牽引装置4の
送りチェーン41を駆動する。
【0037】 養殖海域の海苔支柱(図示省略)に張
設してある海苔網8の一端側に船体1を位置させ、船体
1を移動させながら海苔網8を網ガイド枠2で掬うよう
に引き上げ、送りチェーン41の引掛具46に海苔網8
を引っ掛ける。以後は、海苔網8に引掛具46、46・
・・が順次引っ掛り、海苔網8を牽引する。 海苔網8は、送りガイド45内の送りチェーン41
により、処理液が満たしてある処理液槽3の底部に沿っ
て送られ、送りチェーン41の周動速度に対応する時間
だけ処理液に浸漬されて液処理が行なわれる。なお、引
掛具46は送りガイド45の終端部で反転し、海苔網8
から外れるので、海苔網8は後部網ガイド枠7に沿って
案内され、船体1後部側へ送り出される。このように、
海苔網8は展開した状態で液処理が行われるので、処理
液による浸漬が十分に行われる。また、海苔網8を牽引
することにより、船体1の推力が得られると共に船体1
の蛇行が防止され、進行方向が安定する。
【0038】(2)海苔の摘み取り作業を行なう場合 油圧モーター14を作動させて網ガイド枠2を船体
1の前方に移動させる。回転刃装置5の可動脚55を伸
ばして下端部を船体1底部に接面させ、回転刃51を切
断位置に固定する。油圧モーター59を作動させ、回転
刃51を回転させる。また、ポンプPを作動し、射水管
61の射水口62、62・・・から、導入される海苔網
8に向けて水を噴射する。これにより、海苔網8が掬い
上げたゴミなどの浮遊物を吹き飛ばして、摘み取った海
苔に混入することを防止できる。
【0039】 養殖海域の海苔支柱(図示省略)に張
設してある海苔網8の一端側に船体1を位置させ、船体
1を移動させながら海苔網8を網ガイド枠2で掬うよう
に引き上げ、上記液処理の場合と同様に、網牽引装置4
により海苔網8を後部網ガイド枠7から船体1後部側へ
送り出す。これにより、海苔網8は回転刃装置5の受枠
57に沿って摺動移行する。 海苔網8に付着生育している海苔は、回転刃51で
切断されて船体1の海苔貯溜部10内に貯溜される。
【0040】船外機Eにより海上で移動する際は、網ガ
イド枠2を船体1上部に移動させれば、船体1から張り
出さないので邪魔にならない。また、陸に上げたときな
どにも取り扱い及び収容に便利である。なお、上記した
両方の作業は、必要に応じて同時に行なうことが可能で
あるので、作業効率を向上させることができる。また、
海苔作業船Nを使用することにより、各作業は上記した
ように比較的簡単に行なうことができるので、作業者が
一人であっても上記作業が可能である。
【0041】図6は本発明に係る海苔作業船の他の実施
の形態を示す要部斜視図、図7は駆動装置の正面図、図
8は駆動装置の平面図、図9は送りスプロケットと駆動
チェーンとの噛み合い部分の構造を示す断面図(切断線
は図10のa−aに対応)、図10は送りスプロケット
と駆動チェーンとの噛み合い部分の構造を示す断面図
(切断線は図9のb−bに対応)である。本実施の形態
においては、吊り縄押え装置9を備えている。吊り縄押
え装置9は、海苔網8をベタ張り(海苔支柱を使用せ
ず、フロートを使用して海面に浮かべた吊り縄で吊って
張る方法)にした場合に、海苔網8を吊っている吊り縄
80を処理液槽3内底部に引込み、海苔網8の両端部が
浮き上がらないように押えることにより海苔網8全体が
処理液に十分に浸漬されるようにするものである。
【0042】吊り縄押え装置9は二基の駆動装置9a、
9aと送り装置9bを備えている。駆動装置9a、9a
は、上記網牽引装置4の送りガイド45の両外側に平行
に配置してある。なお、送りガイド45は、本実施の形
態では四本並設してある。駆動装置9aは長さ方向両端
部に軸受ケース90、90を備えている。軸受ケース9
0、90間には、上部ガイドケース90aと下部ガイド
ケース90bが架設してある。上部ガイドケース90a
には、二箇所に長矩形の開口部92、92が設けてあ
る。開口部92、92の箇所は所要の曲率で下方へ湾曲
させてある。また、側壁部922は内下方へ傾斜させて
あり、後述する係合具98が入りやすいようにしてい
る。なお、後部側(図7において左側)の開口部92の
後部には湾曲部と同じ曲率を有するガイド板921が設
けてある。また、下部ガイドケース90bは直線状に形
成してある。
【0043】軸受ケース90、90内には駆動スプロケ
ット91aと従動スプロケット91bが軸支してある。
駆動スプロケット91aと従動スプロケット91bとの
間にはローラチェーンC2が巻掛けてある。駆動スプロ
ケット91aは駆動手段(図示省略)を介し、上記送り
チェーン41と同期させて駆動される。
【0044】送り装置9bは、四角形の基枠93を備え
ている。基枠93の前後部二箇所には幅方向に回転軸9
4、94が軸支してある。回転軸94、94の両端部
は、基枠93に固着されているカバー95の内カバー板
951と軸受具952(図10に図示)を貫通して軸支
してある。内カバー951板の上部側は円弧状に形成し
てあり、その縁部には周カバー板953が設けてある。
周カバー板953の端縁部には、内カバー板951とほ
ぼ同一形状の外カバー板954が固着してある。外カバ
ー板954のほぼ中央部には挿通孔955が設けてあ
る。内カバー板951の内部側の面には楕円状のガイド
部96が設けてある。ガイド部96は外ガイド板961
と内ガイド板962により形成されており、その中心は
後述する円板972の回転中心とは偏心して設けてあ
る。
【0045】回転軸94の両端部には回転盤97が固着
してある。回転盤97の中央部の円筒状の固着部971
は上記挿通孔955から外部へ突出させてある。回転盤
97の円板972の周縁部寄りには、軸ピン973が等
間隔で八箇所にかつガイド部96へ向けて直角に固着し
てある。軸ピン973・・・には、合成樹脂製でL状の
係合具98・・・が取り付けてある。係合具98・・・
の折曲部には軸孔981が設けてあり、係合具98・・
・は軸孔981を軸ピン973に嵌め入れて回転可能に
取り付けてある。係合具98・・・の長部側の先端部に
は上記ローラチェーンC2のローラ間に嵌合する嵌合突
部982が設けてある。係合具98・・・の短部側の先
端部には、軸ピン983を介し、ローラ99が回転可能
に取り付けてある。ローラ99・・・は上記ガイド部9
6に収容してある。
【0046】なお、基枠93のカバー95より外側に
は、前後端部を所要の角度で上方へ折曲した縄ガイド9
01が設けてある。また、カバー95より内側には、端
部を内カバー板951の円弧部分に沿って湾曲した縄ガ
イド902が設けてある(図6参照)。そして、送り装
置9bは、係合具98を上記四箇所の開口部92・・・
に差し入れ嵌合突部982とローラチェーンC2のロー
ラが噛み合った状態で処理液槽3の内底部に固定され
る。
【0047】後部網ガイド枠7から船体1の船縁にかけ
ては、射液手段である射液管20が取り付けてある。射
液管20は、船体1の幅方向に後部網ガイド枠7の上部
に設けてある横管201と、船体1の長さ方向に後部網
ガイド枠7から両側の船縁上面に沿って設けてある縦管
202、203を備えている。横管201と縦管20
2、203には射液口204が等間隔で設けてある。各
射液口204は、液槽3の方向かつ斜め上方に向けて形
成してある。なお、縦管202、203の先端部は封鎖
してあり、処理液がポンプ(図示省略)により射液管2
に導入されると、各射液口204から処理液が射液され
る。
【0048】図6ないし図10を参照して本実施の形態
の作用を説明する。なお、上記実施の形態の作用と共通
する部分については省略または簡略化して説明する。海
苔網8の上側にある吊り縄80は一定の間隔で設けてあ
り、海苔網8の両側縁部に先端部を括りつけてある。ベ
タ張りした海苔網8を液処理する場合などにおいて、吊
り縄80は海苔網8と共に網ガイド枠2に沿って案内さ
れる。海苔網8は、上記したように引掛具46によって
引っ掛けられて処理液槽3の内底部へ引込まれる。吊り
縄80は縄ガイド901によってガイド下へ案内され
る。なお、四箇所に設けてある回転盤97の係合具98
はローラチェーンC2によって後方へ送られており、回
転盤97は回転している。
【0049】案内されてきた吊り縄80は、まず前部側
の回転盤97の係合具98により係合され、押えられな
がら縄ガイド901、902の下側に沿って送られる。
なお、吊り縄80を係合した係合具98は、ローラ99
が楕円状で偏心したガイド部96に沿って移動すること
により、後部における上昇時に長部側が下方へ傾斜した
まになるようにしてあるので、係合具98からの吊り縄
80の離脱がスムーズに行われる。次に、吊り縄80は
後部側の回転盤97の係合具98により係合され、同様
にして後方へ送られる。このように、本実施の形態によ
れば、海苔網8を吊っている吊り縄80を処理液槽3の
内底部へ引込んで押えることができるので、海苔網8は
両側が浮き上がることがなく、海苔網8全体が処理液に
十分に浸漬される。
【0050】液処理後の海苔網8及び吊り縄80には、
液槽3から出て後方へ送られるときに、横管201と縦
管202、203に設けてある射液口204から射液さ
れる処理液がかけられる。これによって、海苔網8及び
吊り縄80の液処理時間がより長くなるので、液処理に
よる殺菌効果などにおいて、より顕著な効果が期待でき
る。本発明は図示の実施の形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能
である。
【0051】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明に係る海苔作業船は、一隻で海苔の養殖に
おける海苔網の液処理作業及び海苔の摘み取り作業がで
きる。また、必要に応じて両方の作業を同時に行なうこ
とも可能である。従って、作業効率を向上させることが
できる。また、従来は各作業に対してそれぞれに必要で
あった作業船が一隻で済むので、作業船の維持、整備な
どの管理を従来に比べて簡略化でき、手間が軽減され
る。
【0052】(b)海苔網の液処理作業及び海苔の摘み
取り作業を行なうための設備を一隻に集約して搭載して
いるので、作業船を設備として導入する際の費用を従来
に比べて低減することができる。
【0053】(c)牽引手段が浸漬手段に設けてある送
りチェーンと引掛具を備えているものにあっては、引掛
具で海苔網を引っ掛け、海苔網を展開した状態で処理液
の液面下に送ることができ、しかも海苔網が浮き上がる
ことを防止できるので、処理液に十分に浸漬することが
できる。また、送りチェーンの送り速度を調整すること
により海苔網の浸漬時間の設定が可能である。更には、
海苔網を牽引することにより、船体の推力が得られると
共に船体の蛇行が防止され、進行方向が安定する。
【0054】(d)牽引手段の送りチェーンの送り速度
を調整することにより海苔網の浸漬手段による浸漬時間
の設定が可能である。すなわち、潮の流れや風の方向に
関係なく、送りチェーンの送り速度で浸漬時間を設定で
きるので、液処理の均一化を図ることができ、ひいては
海苔製品の品質を安定させることができる。
【0055】(e)案内手段を船体前部から船体上まで
移動させることができる移動手段を備えているものにあ
っては、案内手段を船体上に収納すれば、案内手段が船
体から張り出さないので、海苔作業船を海上で移動させ
るときや陸に上げたときなどに邪魔にならず、取り扱い
及び収容に便利である。
【0056】(f)摘み取り手段が船体底部側へ移動さ
せることができるようにしてあるものにあっては、海苔
網の液処理作業をする際に摘み取手段を船体底部側へ移
動させて邪魔にならないようにすれば、作業がよりしや
すくなる。
【0057】(g)射水装置を備えているものにあって
は、作業中には案内手段に沿って移動する海苔網に下側
から射水できる。これによると、海苔網が海面から引き
上げられるときに網上面に付着するゴミなどの浮遊物を
水圧で吹き飛ばし、摘み取った海苔への混入を防止でき
るので、海苔加工の前工程におけるゴミ除去の手間が軽
減される。
【0058】(h)吊り縄押え手段を備えたものにあっ
ては、海苔網を吊っている吊り縄を浸漬手段に引込んで
押えることができるので、海苔網は両側が浮き上がるこ
とがなく、海苔網全体が処理液に十分に浸漬される。
【0059】(i)液処理後の海苔網または/及び吊り
縄に処理液を射液する射液手段を備えたものにあって
は、海苔網または/及び吊り縄の液処理時間がより長く
なるので液処理による殺菌効果などにおいて、より顕著
な効果が期待できる。
【0060】(j)船体に、船体の揺れを軽減する安定
部材を備えているものにあっては、波によって生じる船
体のローリングなどの揺れが減少して船体が安定するの
で、作業がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔作業船の一実施の形態を示す
平面図。
【図2】図1におけるI−I断面図。
【図3】図2におけるA部を拡大した説明図。
【図4】図2におけるB部を拡大した説明図。
【図5】網牽引装置の要部断面図。
【図6】本発明に係る海苔作業船の他の実施の形態を示
す要部斜視図。
【図7】駆動装置の正面図。
【図8】駆動装置の平面図。
【図9】送りスプロケットと駆動チェーンとの噛み合い
部分の構造を示す断面図(切断線は図10のa−aに対
応)。
【図10】送りスプロケットと駆動チェーンとの噛み合
い部分の構造を示す断面図(切断線は図9のb−bに対
応)。
【符号の説明】
N 海苔作業船 1 船体 F フロート C1 移送チェーン 10 海苔貯溜部 11、12 スプロケット 13 固定具 14 油圧モーター 15 軸ピン 16、17 遮蔽板 18 ポンプ収容部 19 凹部 2 網ガイド枠 3 処理液槽 31 支脚 E 船外機 4 網牽引装置 41 送りチェーン 42、43、44 スプロケット 420、430、440 回転軸 45 送りガイド 450 溝部 46 引掛具 47 ローラ 470 制御アーム 49 油圧モーター 5 回転刃装置 51 回転刃 52、53 支脚 54 回動軸 55 可動脚 56 回動軸 59 油圧モーター 6 射水装置 61 射水管 62 射水口 63 取付具 P ポンプ H1 吸水ホース H2 給水ホース 7 後部網ガイド枠 9 吊り縄押え装置 9a、9a 駆動装置 9b 送り装置 90 軸受ケース 90a 上部ガイドケース 90b 下部ガイドケース 91a 駆動スプロケット 91b 従動スプロケット 92 開口部 921 ガイド板 922 側壁部 C2 ローラチェーン 93 基枠 94 回転軸 95 カバー 951 内カバー板 20 射液管 201 横管 202、203 縦管 204 射液口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔の養殖において使用する海苔作業船
    であって、この作業船は、 船体と、 当該船体に推進力を与える推進手段と、 海苔網を牽引して船内に導く牽引手段と、 海から船内に牽引される海苔網を案内する案内手段と、 海苔を摘み取る摘み取り手段と、 摘み取った海苔を貯留する貯溜手段と、 海苔網を処理液に浸漬する浸漬手段と、を備えているこ
    とを特徴とする、 海苔作業船。
  2. 【請求項2】 牽引手段は、 浸漬手段に設けてあり少なくとも一部が処理液の液面下
    となる位置に設けてある送りチェーンと、 この送りチェーンに所要間隔で設けてあり海苔網を引っ
    掛けて牽引する引掛具と、 を備えていることを特徴とする、 請求項1記載の海苔作業船。
  3. 【請求項3】 案内手段を船体前部から船体上に移動さ
    せることができる移動手段を備えていることを特徴とす
    る、 請求項1または2記載の海苔作業船。
  4. 【請求項4】 摘み取り手段は、船体底部側へ移動させ
    ることができるようにしてあることを特徴とする、 請求項1ないし3記載の海苔作業船。
  5. 【請求項5】 船体前部に配置してある案内手段に向け
    て下側から射水する射水手段を備えていることを特徴と
    する、 請求項1ないし4記載の海苔作業船。
  6. 【請求項6】 海苔網の浸漬作業において、海苔網の側
    部に設けてある吊り縄を浸漬手段に引き込み、海苔網の
    幅方向の両側が浮き上がらないように押える吊り縄押え
    手段を備えたことを特徴とする、 請求項1ないし5記載の海苔作業船。
  7. 【請求項7】 液処理後の海苔網または/及び吊り縄に
    処理液を射液する射液手段を備えたことを特徴とする、 請求項1ないし6記載の海苔作業船。
  8. 【請求項8】 船体に、船体の揺れを軽減する安定部材
    を備えていることを特徴とする、 請求項1ないし7記載の海苔作業船。
  9. 【請求項9】 海苔作業船を使用した海苔網の液処理方
    法であって、 海苔網を牽引して処理液槽内に引き込むステップ、 処理液槽内に引き込まれた海苔網を展開した状態で牽引
    し移動させながら液処理をするステップ、 液処理が終わった海苔網を海に送り出すステップ、を含
    むことを特徴とする、 海苔網の液処理方法。
JP2048696A 1995-01-11 1996-01-10 海苔作業船及び海苔網の液処理方法 Pending JPH08252037A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112257A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nichimo Co Ltd 海苔網活性処理装置
JP2009112258A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nichimo Co Ltd 海苔網活性処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009112257A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nichimo Co Ltd 海苔網活性処理装置
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