JPH08251907A - 半導体遮断器 - Google Patents

半導体遮断器

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JPH08251907A
JPH08251907A JP4770295A JP4770295A JPH08251907A JP H08251907 A JPH08251907 A JP H08251907A JP 4770295 A JP4770295 A JP 4770295A JP 4770295 A JP4770295 A JP 4770295A JP H08251907 A JPH08251907 A JP H08251907A
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JP
Japan
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current
semiconductor element
output signal
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gto
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Application number
JP4770295A
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Inventor
Yukio Watanabe
幸夫 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短絡電流等の事故電流の電流変化率を監視し
て遮断電流設定値を可変することによって装置容量の増
大を防止する。 【構成】 GTOやサイリスタ等の半導体素子21と、
該半導体素子21に流れる電流を検出する電流検出手段
23と、該電流検出手段23の出力信号が印加され電流
変化率(di/dt)に応じた信号を出力する微分手段
26と、前記半導体素子21が遮断する遮断電流の設定
値(設定器25の設定値)を前記微分手段26の出力信
号に応じて可変する手段27を具備したことを特徴とし
た半導体遮断器3。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気鉄道変電所等で使
用する直流回路用の半導体遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の発達により、電気鉄道等
の直流き電保護用にサイリスタやGTOを使用した半導
体遮断器が適用されている。図8にGTOを使用た従来
の半導体遮断器の構成図を示す。図8において1は直流
母線、2は直流母線1とGTO遮断器3を接続する断路
器、4はき電線を示すもので、21はGTO、22はG
TOのオンオフを制御するゲ―ト回路、23はGTO2
1に流れる電流を検出する電流検出器、24は電流検出
器23の出力を監視する比較器で予め設定された設定器
25の遮断電流設定値と電流検出器23で検出される電
流検出値を比較して、電流検出値が遮断電流設定値以上
の場合にはゲ―ト回路22を介してGTO21をオフす
る。GTO遮断器3は、電気鉄道等のき電回路で短絡事
故等が発生した場合に前記電流検出器23、比較器24
で通過電流が遮断電流設定値以上であることを監視して
GTO21をオフして、き電回路事故電流を早期に遮断
する機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したGTO遮
断器3では、き電回路で短絡事故が発生し、電流検出器
23を介して比較器24で過電流を検出し、ゲ―ト回路
22からGTO21にオフ信号を送出して、GTO21
が実際の事故電流を遮断するまでには遅れ時間Tdが存
在する。この遅れ時間は設定器25の遮断電流設定値に
対して、GTO21で実際に遮断する電流を大きくする
原因となる。
【0004】例えば、直流母線1のインピ―ダンスが充
分小さい場合には、この短絡電流の電流の増加分ΔI
は、短絡点までのき電回路のインダクタンス分Lと直流
電圧Vdで決まる電流変化率(以下di/dtと記す)
とGTO遮断器3の遅れ時間Td の積で(1)式より決
まる。
【0005】
【数1】 ΔI=(di/dt)*Td ……(1) GTO遮断器には電流遮断能力IATOが有るので、少
なくとも実際の遮断電流は、前記のΔIと遮断電流設定
値の和がIATO以下となるように設定器25の遮断電
流設定値を選定している。ここで、遅れ時間Tdを一定
とするとdi/dtが大きいと、ΔIが大きくなって実
際の遮断電流が大きくなり、所定の遮断電流が要求され
る半導体遮断器としては大容量の装置が必要になる等の
問題があることを示す。また遮断電流の設定値を下げた
場合には、短絡事故でない場合でも誤検出する等の問題
が発生する。一方、き電回路の短絡事故は、き電回路の
あらゆる場所で発生する可能性が有りそれぞれの場所に
より短絡事故電流のdi/dtは大きく変わる。
【0006】極端な場合、変電所近傍での短絡事故では
事故時のdi/dtが大きくなり、場合によっては実際
の遮断電流がGTO遮断器3の電流遮断能力を超えて、
遮断失敗する等の問題がある。
【0007】本発明の目的は、前述の問題を解決するた
めになされたものであり、装置容量を増大させることな
く、誤検出を防止すると共に、短落点の場所により遮断
失敗の無い半導体遮断器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明は、GTOやサイリスタ
等を使用した半導体遮断器において、半導体遮断器を通
過する電流のdi/dtを監視する手段と、dt/di
に応じて遮断電流設定値を可変する手段を具備したこと
を特徴とするものである。
【0009】又、前述の目的を達成するために、請求項
2に対応する発明は、GTOやサイリスタ等を使用した
半導体遮断器において、半導体遮断器を通過する電流の
di/dtが所定値を超えた場合には、該遮断器の遮断
電流設定値を下げるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0010】更に、前述の目的を達成するために、請求
項3に対応する発明は、GTOやサイリスタ等を使用し
た半導体遮断器において、半導体遮断器を通過する電流
のdi/dtが所定値を超えた場合に該遮断器に遮断指
令を与える手段を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0011】又、前述の目的を達成するために、請求項
4に対応する発明は、GTOやサイリスタ等を使用した
半導体遮断器において、半導体遮断器を通過する電流の
di/dtが所定値以上の場合または、通過する電流が
所定値を超えたことの論理和で該遮断器に遮断指令を与
える手段を具備したことを特徴とするものである。
【0012】更に、前述の目的を達成するために、請求
項5に対応する発明は、GTOやサイリスタ等を使用し
た半導体遮断器において、半導体遮断器を通過する電流
のdi/dtが所定値を超えた場合には該遮断器の遮断
指令を停止する手段を具備したことを特徴とするもので
ある。
【0013】更に又、前述の目的を達成するために、請
求項6に対応する発明は、GTOやサイリスタ等を使用
した半導体遮断器において、半導体遮断器を通過する電
流のdi/dtが第1の所定値以上で且つ第2の所定値
を超えない場合に該遮断器に遮断指令を与える手段を具
備したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、半導体遮断
器を通過する電流のdi/dtを監視することで、予め
確認した遅れ時間Tdと前記di/dtを式(1)の計
算によりΔIを求めることができ、電流遮断設定レベル
を可変できるので、装置容量の増大を防止できると共に
電流遮断設定値が低い場合に実際の事故ではない電流を
誤検出することを防止できる半導体遮断器を提供でき
る。。
【0015】又、請求項2に対応する発明によれば、半
導体遮断器を通過する電流のdi/dtが所定値を超え
た場合に予め確認した遅れ時間Tdと前記di/dtを
式(1)の計算によりΔIを求めることにより、常に半
導体遮断器の電流遮断能力IATO以下となる電流設定
レベルを選定できるので、遮断失敗の無い半導体遮断器
を提供できる。
【0016】更に、請求項3に対応する発明によれば、
半導体遮断器を通過する電流のdi/dtが所定値を超
えたことで事故発生を検出できるので、実際の事故電流
の遮断電流値を小さくすることが可能となまり、半導体
遮断器の電流遮断能力IATOが小さい装置でも適用が
可能な半導体遮断器を提供できる。
【0017】又、請求項4に対応する発明によれば、半
導体遮断器を通過する電流のdi/dtが所定値を超え
たこと、または通過する電流のレベルが所定値を超えた
ことの論理和で遮断指令を与えるため、di/dtの大
きな事故の場合には実際の事故遮断電流値を小さくする
ことが可能となり、半導体遮断器の電流遮断能力IAT
Oが小さい装置でも適用が可能であり、di/dtの小
さい事故が発生した場合にも検出ができるので、装置容
量の増大を防止できると共に遮断電流設定値が低い場合
に実際の事故ではない電流を誤検出することを防止でき
る半導体遮断器を提供できる。
【0018】更に、請求項5に対応する発明によれば、
半導体遮断器を通過する電流のdi/dtが所定値を超
えた時点で電流遮断を停止できるので、実際の電流が半
導体遮断器の電流遮断能力IATOを超えることなく、
遮断失敗の無い半導体遮断器を提供できる。
【0019】請求項6に対応する発明によれば、半導体
遮断器を通過する電流のdi/dtが第1の所定値を超
えた場合で且つ第2の所定値以下の場合には、瞬時に事
故と判定して電流遮断指令を送出できるので、実際の事
故電流の遮断電流値を小さくすることが可能となり、半
導体遮断器の電流遮断能力IATOが小さい装置でも適
用が可能であると共に、di/dtが大きな事故の場合
には、電流遮断を停止できるので、実際の電流が半導体
遮断器の電流遮断能力IATOを超えることが無く遮断
失敗の無い半導体遮断器を提供できる。
【0020】
【実施例】以下、請求項1に記載の発明の一実施例を図
8と同一部に同一符号を付して示す図1の構成図を参照
して説明する。本実施例は、図8の従来のものに、電流
検出器23の出力信号が印加され、電流検出器23の出
力信号を微分する微分回路26と、設定器25の出力か
ら前記微分回路26の出力を減算する減算回路27を設
け、減算回路27の出力と電流検出器23の出力を比較
器24に加えるようにしたものである。
【0021】前述のように構成することにより、GTO
21を通過する電流のdi/dtが高い場合には、微分
回路26の出力電圧が高くなり、その信号は減算回路2
7に入力しているので、設定器25の信号を下げる量が
大きくなり、di/dtが低い場合には設定器25の信
号を下げる量が小さくなるように動作する。
【0022】図2はこの様子を示したもので、(a)は
GTO21を流れる電流波形を示しt0 で電流変化が発
生したと仮定する。di/dtが高い場合には実線のよ
うに変化し、(b)に実線で示すように微分回路26の
出力信号も大きくなる。一方di/dtが低い場合には
(a)の破線のように電流が変化し、(b)の微分回2
6の出力信号も破線のように実線に比較して小さくな
る。その結果、短絡事故が発生した場合のようにdi/
dtが高い場合には比較器24の比較電圧が低下し、図
2(a)のV1 になり、短絡事故でなくdi/dtが低
い場合には比較器24の比較電圧は前者に比較して大き
く図2(a)のV2 の如く遮断電流設定値が可変でき
る。
【0023】又、それぞれの場合で、遅れ時間Tdはあ
まり変化しないので、実際に遮断する電流レベルV3 、
V4 は大きく変化しない。このようにdi/dtが様々
な場合でも装置容量の増大を防止できると共に遮断失敗
は無く、遮断電流設定値が低い場合に実際の事故ではな
い電流を誤検出することを防止できる半導体遮断器を提
供できる。
【0024】次に、図1と同一部に同一符号を付して示
す図3の構成図を参照して請求項2に記載の発明の一実
施例を説明する。本実施例は、微分回路26の出力と、
di/dtのレベルを設定器するdi/dtレベル設定
器25bの出力を比較する比較器28と、設定器25よ
りも低い遮断電流設定値を設定する設定器25aと、設
定器25と設定器25aの出力が印加されるアナログス
イッチ29を設けた点が図1と異なる。
【0025】アナログスイッチ29は、比較器28の出
力に応動し、実際のdi/dtが設定器25bの値以下
の場合には、設定器25の出力がアナログスイッチ29
を介して比較器24に接続され、また、実際のdi/d
tが設定器25bで設定した値より大きい場合には、比
較器28の動作によりアナログスイッチ29は切換えら
れ設定器25aの出力がアナログスイッチ29を介して
比較器24に接続される。
【0026】この場合には、設定器25の遮断電流設定
値よりも低いレベルを設定する設定器25aの遮断電流
設定値で遮断電流を決めることができるのでdi/dt
が高い場合でも装置容量の増大を防止できると共に電流
遮断設定レベルが低い場合に実際の事故ではない電流を
誤検出することも防止できる半導体遮断器を提供でき
る。
【0027】次に、図1と同一部に同一符号を付して示
す図4の構成図を参照して請求項3に記載の発明の一実
施例を説明する。本実施例は、微分回路26の出力と、
di/dtのレベルを設定器するdi/dtレベル設定
器25bの出力を比較する比較器28を設け、比較器2
8によりGTO21に流れる電流のdi/dtが設定器
25bで設定した所定値を超えた時点で、ゲ―ト回路2
2を介してGTO21にオフ指令を与えるようにしたも
のである。
【0028】本実施例では、実際の事故電流が増加する
前に事故電流の遮断が行えるので、装置容量を小さくす
ることができる半導体遮断器を提供できる。次に、図1
と同一部に同一符号を付して示す図5の構成図を参照し
て請求項4に記載の発明の一実施例を説明する。
【0029】図5において、25bは短絡事故電流のd
i/dtレベルを設定する設定器であり、比較器28は
実際のdi/dtが前記設定値を超えた時点で、OR回
路30ゲ―ト回路22を介してGTO21にオフ指令を
与える。このため、本実施例では実際の事故電流が増加
する前に事故電流の遮断が行えるので、装置容量を小さ
くすることができると共に、di/dtの低い場合に
は、比較器24により電流検出器23の出力が設定器2
5の遮断電流設定値以上で事故検出ができるのでdi/
dtの低い短絡事故でも検出が可能な半導体遮断器を提
供することができる。
【0030】次に、図1と同一部に同一符号を付して示
す図6の構成図を参照して請求項5に記載の発明の一実
施例を説明する。図6において、5はヒュ―ズ、31は
反転回路、32はAND回路を示す。
【0031】図6において、比較器28はdi/dtレ
ベルを設定する設定器25bの出力と微分回路26の出
力を比較し、反転回路31を介してAND回路32に入
力する。実際のdi/dtが設定器25bで設定したd
i/dtレベル以下の時には比較器28の出力は「0」
であり、反転回路31で論理出力「1」となって遮断許
可信号「1」をAND回路32に送出し、事故電流に対
して比較器24からの指令でゲ―ト回路22を介してG
TO21をオフする。一方、事故電流のdi/dtが所
定のdi/dtレベルよりも高い場合には、比較器28
の出力は「1」となり、反転回路31で論理出力「0」
となりAND回路32に遮断不許可信号「0]を送出し
てAND回路32により比較器24からのGTOオフ指
令をブロックする。このような事故は極めて希なケ―ス
であるので事故電流はヒュ―ズ5により遮断する。この
ように極めて希に発生する高いdi/dtの場合でも、
装置容量の小さな半導体遮断器を適用可能で且つ遮断失
敗の無い半導体遮断器を提供できる。
【0032】次に、図1と同一部に同一符号を付して示
す図7の構成図を参照して請求項6に記載の発明の一実
施例を説明する。図7において、33は第1のdi/d
tレベルを決める設定器、25bは第2のdi/dtレ
ベルを決める設定器である。本実施例では、GTO21
を通過する電流のdi/dtが設定器33で設定した第
1のレベルを超えると比較器34が出力が「1」とな
り、設定器25bで設定した第2のdi/dtレベル以
下の時に反転回路31の出力が「1」となって、GTO
21に遮断指令を供給するものである。この方法では短
絡事故を早期に検出できるので、実際の遮断電流を低く
くできると共に、半導体遮断器の能力以上の事故に対し
ては遮断動作をしないでヒュ―ズ5で事故拡大保護がで
きるので、装置容量を小さくすることができる半導体遮
断器を提供できると共に、極めて希に発生する高いdi
/dtの場合でも、装置容量の小さな半導体遮断器を適
用可能で且つ遮断失敗の無い半導体遮断器を提供でき
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項6に記載の発明によれば、サイリスタやGTOを使用
した半導体遮断器において、装置容量を増大させること
なく、誤検出することを防止すると共に、短絡点により
実際の遮断電流がGTO遮断器の電流遮断能力IATO
を超えることがなく、遮断失敗の無い半導体遮断器を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図2】請求項1記載の発明の動作を説明するための
図。
【図3】請求項2記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図4】請求項3記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図5】請求項4記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図6】請求項5記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図7】請求項6記載の発明の一実施例を示す構成図。
【図8】従来の半導体遮断器の示す回路図。
【符号の説明】
1 …直流母線 2 …断路器 3 …GTO遮断器 4 …き電線 5 …ヒュ―ズ 21 …GTO 22 …ゲ―ト回路 23 …電流検
出器 24 …比較器 25 …遮断電
流設定器 25a …遮断電流設定器 25b …di/
dt設定器 26 …微分回路 27 …減算回
路 28 …比較器 29 …アナロ
グスイッチ 30 …OR回路 31 …反転回
路 32 …AND回路 33 …di/
dt設定器 34 …比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 7/00 H02H 7/00 K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GTOやサイリスタ等の半導体素子
    と、該半導体素子に流れる電流を検出する電流検出手段
    と、該電流検出手段の出力信号が印加され電流変化率
    (di/dt)に応じた信号を出力する微分手段と、前
    記半導体素子が遮断する遮断電流の設定値を前記微分手
    段の出力信号に応じて可変する手段を具備したことを特
    徴とした半導体遮断器。
  2. 【請求項2】 GTOやサイリスタ等の半導体素子
    と、該半導体素子に流れる電流を検出する電流検出手段
    と、該電流検出手段の出力信号が印加され電流変化率
    (di/dt)に応じた信号を出力する微分手段と、前
    記半導体素子が遮断する遮断電流を設定する少くとも二
    つの設定手段と、前記微分手段の出力信号が所定値を超
    えた場合に低い方の前記設定手段の出力を選択する手段
    を具備した半導体遮断器。
  3. 【請求項3】 GTOやサイリスタ等の半導体素子
    と、該半導体素子に流れる電流を検出する電流検出手段
    と、該電流検出手段の出力信号が印加され電流変化率
    (di/dt)に応じた信号を出力する微分手段と、前
    記微分手段の出力信号が予め設定された所定値を超えた
    場合に前記半導体素子をオフにする指令を出力する比較
    手段を具備したことを特徴とした半導体遮断器。
  4. 【請求項4】 GTOやサイリスタ等の半導体素子
    と、該半導体素子に流れる電流を検出する電流検出手段
    と、該電流検出手段の出力信号が印加され電流変化率
    (di/dt)に応じた信号を出力する微分手段と、前
    記電流検出手段の出力信号が予め設定される遮断電流設
    定値に達したことで遮断指令を出力する第1の比較手段
    と、前記微分手段の出力信号が予め設定される電流変化
    率(di/dt)の設定値に達したことで遮断指令を出
    力する第2の比較手段と、前記第1及び第2の比較手段
    の論理和をとるOR回路を具備し、該OR回路の出力信
    号を前記半導体素子のオフ指令信号としたことを特徴と
    する半導体遮断器。
  5. 【請求項5】 GTOやサイリスタ等の半導体素子
    と、該半導体素子に直列接続されたヒュ―ズと、前記半
    導体素子に流れる電流を検出する電流検出手段と、該電
    流検出手段の出力信号が印加され電流変化率(di/d
    t)に応じた信号を出力する微分手段と、前記電流検出
    手段の出力信号が予め設定される遮断電流設定値に達し
    たことで遮断指令を出力する第1の比較手段と、前記微
    分手段の出力信号が予め設定される電流変化率(di/
    dt)の設定値を超えないことで遮断指令を出力する第
    2の比較手段と、前記第1及び第2の比較手段の出力信
    号が印加され、前記微分手段の出力信号が予め設定され
    る電流変化率(di/dt)の設定値を超えたことで前
    記半導体素子へのオフ指令を禁止する信号を発生する論
    理回路を具備した半導体遮断器。
  6. 【請求項6】 GTOやサイリスタ等の半導体素子
    と、該半導体素子に直列接続されたヒュ―ズと、前記半
    導体素子に流れる電流を検出する電流検出手段と、該電
    流検出手段の出力信号が印加され電流変化率(di/d
    t)に応じた信号を出力する微分手段と、該微分手段の
    出力信号が予め設定される第1の電流変化率(di/d
    t)の設定値を超えたことで遮断指令を出力する第1の
    比較手段と、前記微分手段の出力信号が予め設定される
    前記第1の電流変化率(di/dt)より大きい第2の
    電流変化率(di/dt)の設定値を超えないことで遮
    断指令を出力する第2の比較手段と、前記第1及び第2
    の比較手段の出力信号が印加され、前記微分手段の出力
    信号が予め設定される第2の電流変化率(di/dt)
    の設定値を超えたことで前記半導体素子へのオフ指令を
    禁止する信号を発生する論理回路を具備した半導体遮断
    器。
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