JPH08251112A - 双方向光信号伝送方式 - Google Patents
双方向光信号伝送方式Info
- Publication number
- JPH08251112A JPH08251112A JP7092957A JP9295795A JPH08251112A JP H08251112 A JPH08251112 A JP H08251112A JP 7092957 A JP7092957 A JP 7092957A JP 9295795 A JP9295795 A JP 9295795A JP H08251112 A JPH08251112 A JP H08251112A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- light
- transmission
- optical
- semiconductor laser
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】モニタフォトダイオード内蔵形半導体レーザを
発光と受光に兼用して光学構成を単純化した単線双方向
全二重光信号伝送装置を得る。それにより、光伝送損失
の減少や信頼性の向上、コストの低減などを図る。 【構成】周波数変調器１で送信信号Ｓｔにより周波数変
調された送信搬送信号は自動光出力制御器２に与えられ
る。また、モニタフォトダイオード内蔵形半導体レーザ
のパッケージ４に内蔵されたモニタフォトダイオード６
の出力信号のうち半導体レーザ５の出力モニタ光による
信号のみを周波数帯域透過フィルタ７で分別して同じく
自動光制御器２に与える。自動光出力制御器２は、この
２つの信号を基にレーザ駆動電源３を通して、半導体レ
ーザ５の光出力の自動制御を行う。一方、受信信号Ｓｒ
は、モニタフォトダイオード６の出力信号のうち光ファ
イバ１０からの入力光による信号のみを周波数帯域透過
フィルタ８で分別して、周波数復調器９で復調させるこ
とで得られる。
発光と受光に兼用して光学構成を単純化した単線双方向
全二重光信号伝送装置を得る。それにより、光伝送損失
の減少や信頼性の向上、コストの低減などを図る。 【構成】周波数変調器１で送信信号Ｓｔにより周波数変
調された送信搬送信号は自動光出力制御器２に与えられ
る。また、モニタフォトダイオード内蔵形半導体レーザ
のパッケージ４に内蔵されたモニタフォトダイオード６
の出力信号のうち半導体レーザ５の出力モニタ光による
信号のみを周波数帯域透過フィルタ７で分別して同じく
自動光制御器２に与える。自動光出力制御器２は、この
２つの信号を基にレーザ駆動電源３を通して、半導体レ
ーザ５の光出力の自動制御を行う。一方、受信信号Ｓｒ
は、モニタフォトダイオード６の出力信号のうち光ファ
イバ１０からの入力光による信号のみを周波数帯域透過
フィルタ８で分別して、周波数復調器９で復調させるこ
とで得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】信号の流れが常に双方向に接続さ
れている双方向全二重の状態で、画像や音声、計測制御
信号、計算機データなどの情報を光信号に変換して伝送
する分野に利用できる。
れている双方向全二重の状態で、画像や音声、計測制御
信号、計算機データなどの情報を光信号に変換して伝送
する分野に利用できる。
【０００２】
【従来の技術】双方向全二重光信号伝送方式の技術とし
て、往路と復路に別々な２本の光ファイバを用いる方式
と光方向性結合器を用いて１本の光ファイバ伝送線路か
ら往復の光信号を分別する方式がある。
て、往路と復路に別々な２本の光ファイバを用いる方式
と光方向性結合器を用いて１本の光ファイバ伝送線路か
ら往復の光信号を分別する方式がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、光フ
ァイバ伝送線路が複数であったり、光方向性結合器など
の精密な光学部品が不可欠となる。また、各々の送受信
器に半導体レーザや発光ダイオードの発光素子とフォト
ダイオードなどの受光素子の両方を必要とするため、素
子や光学部品、光ファイバなどとの精密な光軸合わせを
要する光結合部の数も多くなり、光伝送損失の増大や信
頼性の低下、コストの増大などの問題を生じている。本
発明は、これらの課題を解決しようとするものである。
ァイバ伝送線路が複数であったり、光方向性結合器など
の精密な光学部品が不可欠となる。また、各々の送受信
器に半導体レーザや発光ダイオードの発光素子とフォト
ダイオードなどの受光素子の両方を必要とするため、素
子や光学部品、光ファイバなどとの精密な光軸合わせを
要する光結合部の数も多くなり、光伝送損失の増大や信
頼性の低下、コストの増大などの問題を生じている。本
発明は、これらの課題を解決しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】自動光出力制御を行うた
めに半導体レーザのパッケージに内蔵されているモニタ
用フォトダイオードを外部からの光信号の受光に兼用す
ることで、発光機能と受光機能を１つのモニタフォトダ
イオード内蔵形半導体レーザに持たすことができる。こ
れにより、各々の送受信器に光学素子が１個と光ファイ
バとの結合部が１箇所のみとなり、１本の光ファイバに
よる双方向全二重送受信システムが可能となる。
めに半導体レーザのパッケージに内蔵されているモニタ
用フォトダイオードを外部からの光信号の受光に兼用す
ることで、発光機能と受光機能を１つのモニタフォトダ
イオード内蔵形半導体レーザに持たすことができる。こ
れにより、各々の送受信器に光学素子が１個と光ファイ
バとの結合部が１箇所のみとなり、１本の光ファイバに
よる双方向全二重送受信システムが可能となる。
【０００５】本発明による伝送方式の送受信器につい
て、図面（図１）を用いて説明する。変調中心周波数を
送信搬送波の中心周波数に設定した周波数変調器１で送
信信号Ｓｔにより周波数変調された送信搬送信号は自動
光出力制御器２に与えられる。また、モニタフォトダイ
オード内蔵形半導体レーザのパッケージ４に内蔵された
モニタフォトダイオード６の出力信号のうち半導体レー
ザ５の出力モニタ光による信号のみを透過中心周波数を
送信搬送波の中心周波数に設定した周波数帯域透過フィ
ルタ７で分別して同じく自動光制御器２に与える。自動
光出力制御器２は、この２つの信号を基にレーザ駆動電
源３を通して、半導体レーザ５の光出力の自動制御を行
う。一方、受信信号Ｓｒは、モニタフォトダイオード６
の出力信号のうち光ファイバ１０からの入力光による信
号のみを透過中心周波数を送信搬送波の中心周波数に設
定した周波数帯域透過フィルタ８で分別して、周波数復
調器９で復調させることで得られる。
て、図面（図１）を用いて説明する。変調中心周波数を
送信搬送波の中心周波数に設定した周波数変調器１で送
信信号Ｓｔにより周波数変調された送信搬送信号は自動
光出力制御器２に与えられる。また、モニタフォトダイ
オード内蔵形半導体レーザのパッケージ４に内蔵された
モニタフォトダイオード６の出力信号のうち半導体レー
ザ５の出力モニタ光による信号のみを透過中心周波数を
送信搬送波の中心周波数に設定した周波数帯域透過フィ
ルタ７で分別して同じく自動光制御器２に与える。自動
光出力制御器２は、この２つの信号を基にレーザ駆動電
源３を通して、半導体レーザ５の光出力の自動制御を行
う。一方、受信信号Ｓｒは、モニタフォトダイオード６
の出力信号のうち光ファイバ１０からの入力光による信
号のみを透過中心周波数を送信搬送波の中心周波数に設
定した周波数帯域透過フィルタ８で分別して、周波数復
調器９で復調させることで得られる。
【０００６】
【作用】伝送相手方の送受信器における送信搬送波の中
心周波数は本説明の送受信器の受信搬送波の中心周波数
を充て、同じく受信搬送波の中心周波数は本説明の送受
信器の送信搬送波の中心周波数を充てる。これにより、
１本の光ファイバ線路で接続された送受信器間おいて、
双方向全二重の状態で互いの信号を送受信できる。
心周波数は本説明の送受信器の受信搬送波の中心周波数
を充て、同じく受信搬送波の中心周波数は本説明の送受
信器の送信搬送波の中心周波数を充てる。これにより、
１本の光ファイバ線路で接続された送受信器間おいて、
双方向全二重の状態で互いの信号を送受信できる。
【０００７】
【実施例】中心発光波長７８０ｎｍのモニタフォトダイ
オード内蔵形半導体レーザ、１２０ｋＨｚと６０ｋＨｚ
の送受信搬送周波数、１ｋｍのＧＩ形マルチモード光フ
ァイバを用いて、搬送波の送受信実験を行った。その結
果、双方向全二重の状態で互いの搬送波を本発明の方式
による光信号伝送装置を透過して送受信できることを確
認した。
オード内蔵形半導体レーザ、１２０ｋＨｚと６０ｋＨｚ
の送受信搬送周波数、１ｋｍのＧＩ形マルチモード光フ
ァイバを用いて、搬送波の送受信実験を行った。その結
果、双方向全二重の状態で互いの搬送波を本発明の方式
による光信号伝送装置を透過して送受信できることを確
認した。
【０００８】
【発明の効果】モニタフォトダイオード内蔵形半導体レ
ーザを発光と受光に兼用し、１本の光ファイバを用いて
双方向に全二重で光信号を伝送する機能を備えた本発明
の信号伝送方式は、各々の送受信器に光学素子が１個と
光結合部が１箇所のみで構成可能であり、従来の技術に
よる伝送方式に比べて光学構成を単純化できる。そのた
め、光伝送損失の減少や信頼性の向上、コストの低減な
どに効果がある。また、半導体レーザは通常数百ＭＨｚ
の変調帯域を有するため、本発明の伝送装置で上記実施
例よりも充分大きな伝送容量を確保できる。
ーザを発光と受光に兼用し、１本の光ファイバを用いて
双方向に全二重で光信号を伝送する機能を備えた本発明
の信号伝送方式は、各々の送受信器に光学素子が１個と
光結合部が１箇所のみで構成可能であり、従来の技術に
よる伝送方式に比べて光学構成を単純化できる。そのた
め、光伝送損失の減少や信頼性の向上、コストの低減な
どに効果がある。また、半導体レーザは通常数百ＭＨｚ
の変調帯域を有するため、本発明の伝送装置で上記実施
例よりも充分大きな伝送容量を確保できる。
【図１】本発明の伝送方式による送受信器の基本構成図
である。
である。
Ｓｔ 送信信号 Ｓｒ 受信信号 １ 周波数変調器 ２ 自動光出力制御器 ３ レーザ駆動電源 ４ モニタフォトダイオード内蔵形半導体レーザのパッ
ケージ ５ 半導体レーザ ６ フォトダイオード ７ 周波数帯域透過フィルタ（送信搬送波用） ８ 周波数帯域透過フィルタ（受信搬送波用） ９ 周波数復調器 １０ 光ファイバ
ケージ ５ 半導体レーザ ６ フォトダイオード ７ 周波数帯域透過フィルタ（送信搬送波用） ８ 周波数帯域透過フィルタ（受信搬送波用） ９ 周波数復調器 １０ 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 掛澤 俊英 静岡県浜松市新都田１丁目３番３号 静岡 県浜松工業技術センター内 (72)発明者 渥美 博安 静岡県浜松市新都田１丁目３番３号 静岡 県浜松工業技術センター内
Claims (2)
- 【請求項１】 モニタフォトダイオード内蔵形半導体レ
ーザを発光と受光に兼用した双方向全二重光信号伝送方
式。 - 【請求項２】 モニタフォトダイオードからの光電流出
力を半導体レーザの光出力制御信号と外部からの光信号
に分別する機能を備えた双方向全二重光信号伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7092957A JPH08251112A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 双方向光信号伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7092957A JPH08251112A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 双方向光信号伝送方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251112A true JPH08251112A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=14068942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7092957A Pending JPH08251112A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 双方向光信号伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08251112A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181835A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-16 | カーエー コムニカチオンス―エレクトロニーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニ | 光送受信装置 |
| JPH01147931A (ja) * | 1987-10-24 | 1989-06-09 | Kabelmetal Electro Gmbh | 光導体を介して光信号を双方向に伝送する方法 |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7092957A patent/JPH08251112A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181835A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-16 | カーエー コムニカチオンス―エレクトロニーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニ | 光送受信装置 |
| JPH01147931A (ja) * | 1987-10-24 | 1989-06-09 | Kabelmetal Electro Gmbh | 光導体を介して光信号を双方向に伝送する方法 |
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