JPH08249497A - 3次元モデル構築方法 - Google Patents

3次元モデル構築方法

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JPH08249497A
JPH08249497A JP7049387A JP4938795A JPH08249497A JP H08249497 A JPH08249497 A JP H08249497A JP 7049387 A JP7049387 A JP 7049387A JP 4938795 A JP4938795 A JP 4938795A JP H08249497 A JPH08249497 A JP H08249497A
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JP
Japan
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dimensional
data
image
dimensional model
grouping
Prior art date
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Pending
Application number
JP7049387A
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English (en)
Inventor
Makoto Morita
誠 森田
Takahiro Mizogami
恭弘 溝上
Fumio Yasutomi
文夫 安富
Atsuo Saijo
淳夫 西條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スケッチ画に基づく3次元座標値の生成後の
面やメッシュのグルーピングを自動的に行うことができ
る3次元モデル構築方法を提供することを目的とする。 【構成】 2次元画を画像読取装置により読み取って得
た画像データから2次元線データを抽出し、この2次元
線データを空間座標にデータ変換する3次元モデル構築
方法において、前記画像データからグループ化情報とし
て色情報を抽出し(ステップ12)、このグループ化情
報によって前記の空間座標に変換したデータをグループ
化し(ステップ16)、このグループ化されたデータご
とに面の作成およびメッシュの作成を行う(ステップ1
7〜20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デザイナーによって描
かれた一枚或いは何枚かのスケッチ画を画像読取装置で
読み取り、読み取った画像データを演算処理して前記ス
ケッチ画の3次元モデルを構築する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製品のデザイン設計は、通常、デザイナ
ーがイメージをスケッチ画により2次元的に表し、次い
で加工が容易な発泡材を削るなどしてイメージに基づく
立体的モデルを製作することにより行っている。しか
し、デザイナーのイメージした通りに発泡材を削ること
は容易でないため、デザイナーのイメージとそれを具現
化した立体モデルとの間に相違が生じがちであり、製品
のデザイン設計を効率的に行うことが困難であった。
【0003】そこで、近年、デザイナーによって描かれ
たスケッチ画をスキャナーで読み取り、そのデータを用
いて演算処理を実行して前記スケッチ画の3次元モデル
をCADシステム上に構築する方法が考えられている。
その手法としては、例えば、物体の鏡面対称性を利用し
て3次元モデルを作成する方法や、スケッチ画に描かれ
た物体の対称性という拘束条件と2枚の異なる方向から
描いたスケッチ図の合成によって3次元モデルを作成す
る方法などが知られている(特開平3−154972号
公報参照 G06F15/60)。
【0004】ところで、このようにして2次元のスケッ
チ画に基づいて3次元モデルをCADシステム上に構築
し、更に、CADシステム上の3次元モデルをCG(コ
ンピューターグラフィック)システムに展開し、デザイ
ンされたモデルが例えば自動車であれば、自動車と背景
との関係を見るためにレンダリングを行ったり、風景画
と合成して自動車が走行する様子をディスプレイ上に表
すアニメーション処理を行ってデザインの再検討を行う
ことが考えられる。
【0005】図11は、スケッチ画から3次元モデルを
作成してCGに展開するための処理工程を示したフロー
チャートである。まず、スケッチ画をスキャナーで読み
取り(ステップ1)、読み取った画像データからエッジ
画像(2値画像)を生成する(ステップ2)。次に、こ
のエッジ画像からエッジラインを抽出し(ステップ
3)、このエッジラインの2次元曲線を算出する(ステ
ップ4)。そして、前述した公知の2次元スケッチ→3
次元モデル生成手法を用い、上記2次元曲線から3次元
座標値を生成する(ステップ5)。
【0006】次に、上記3次元座標値に基づいてサーフ
ェースモデルを作成する(ステップ6)。そして、サー
フェースモデルの面に対するメッシュ(三角パッチ)の
作成を行う(ステップ7)。その後、メッシュのグルー
ピング、例えば、自動車のバンパー部分に属している一
群の三角パッチ、或いは、自動車のタイヤ部分に属して
いる一群の三角パッチについて、共通の属性を付与する
処理を行う(ステップ8)。このグルーピングにより、
バンパー部分について色変更等の処理を一括して行うこ
と等が可能となり、その後に行う各部の色/質感の変更
や陰影付け等のレンダリングの処理(ステップ9)を容
易に行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したメッシュのグ
ルーピングは、各三角パッチについてデザイナーがモニ
ター上で手動操作により個々にグループ指定をすること
により行っている。しかし、その作業には労力と時間が
必要であり、デザイン設計の効率化が阻害されるという
問題点がある。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑み、スケッチ画
に基づく3次元座標値の生成後の面やメッシュのグルー
ピングを自動的に行うことができる3次元モデル構築方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元モデル構
築方法は、上記の課題を解決するために、2次元画を画
像読取装置により読み取って得た画像データから2次元
線データを抽出し、この2次元線データを空間座標にデ
ータ変換する3次元モデル構築方法において、前記画像
データからグループ化情報を抽出し、このグループ化情
報によって前記の空間座標に変換したデータをグループ
化し、このグループ化されたデータごとに面の作成およ
びメッシュの作成を行うことを特徴とする。
【0010】前記グループ化情報としては、前記2次元
画から読み取られた色情報や濃淡情報を用いることがで
きる。
【0011】
【作用】色或いは濃淡を付けて描いたスケッチ画を画像
読取装置で読み取るとき、エッジラインの他に色情報や
濃淡情報を得ることができる。そして、例えばスケッチ
画の青色部分を囲む2次元線データに青色といったグル
ープ化情報を与え、この2次元線データに基づく空間座
標変換後のデータをグループ化する。このグループ化し
たデータごとに面の作成およびメッシュの作成が自動的
に行われるため、デザイナーが手動操作によりグループ
指定をする必要がなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0013】図1は、本発明の3次元モデル構築方法を
用いたスケッチ/3D変換システムの概念を示した模式
図である。また、図2は、スケッチ画から3次元モデル
を作成してCGに展開するための処理工程を示したフロ
ーチャートである。
【0014】デザイナーは、例えば、図4に示すような
色付きのスケッチ画1を描く。そして、このデザイナー
により描かれたスケッチ画1を画像読取装置であるスキ
ャナー2にセットし、その画像を読み取らせて画像デー
タを生成する(ステップ11)。スキャナー2は、色情
報をも含めたスケッチ画の画像データを生成する。スキ
ャナー2にて読み取られた画像データは、3D変換装置
3に供給される。
【0015】3D変換装置3は、前記画像データから色
情報の抽出(ステップ12)と、エッジ画像(2値画
像)の生成を行う(ステップ13)。次に、前記エッジ
画像から、図5に示すように、エッジラインを抽出し
(ステップ14)、このエッジラインの2次元曲線デー
タを算出する(ステップ15)。そして、図6に観念的
に示すように、前記画像データから抽出した色情報に基
づいて2次元曲線データを色別にグループ化する(ステ
ップ16)。
【0016】図3(a)は、前記グループ化した2次元
曲線データのデータ構造を示した説明図である。例え
ば、青色部分を囲むエッジラインから算出された2次元
ラインL11,L12,L13,…にG1というグルー
プ化情報を与え、白色部分を囲むエッジラインから算出
された2次元ラインL21,L22,L23,…にG2
というグループ化情報を与える。各2次元ラインL…
は、例えば、始点(S)と終点(E)のそれぞれの2次
元座標および始点と終点を結ぶ線が直線かどのような曲
線か等を示すデータから成る。なお、青色と白色の境界
線上にある2次元ラインについては、両グループに跨が
って属することになる。
【0017】次に、2次元スケッチ→3次元モデル生成
手法を用い、上記2次元曲線のデータに基づき、図7に
示すように、3次元座標値を生成する(ステップ1
7)。そして、上記3次元座標値に基づくサーフェース
モデルの作成を、前記グループ化情報により、図8に示
すように、グループ別に行う(ステップ18)。更に、
サーフェースモデルの面に対するメッシュ(三角パッ
チ)の作成、及びそのグルーピングを前記グループ化情
報に基づいて行う(ステップ19,20)。
【0018】図3(b)は、前記グループ化した三角パ
ッチのデータ構造を示した説明図である。同図(a)に
示したグループ化情報(G1)を持つ2次元曲線のデー
タを基礎として作成された三角パッチは、G1というグ
ループ化情報を引き継いで持ち、メッシュの段階でもグ
ループを形成する。図9は、このようにグループ化され
た三角パッチにより構成された画像を示している。
【0019】次に、図10に示すように、各部の色/質
感の変更や陰影付け等のレンダリングを行う(ステップ
21)。
【0020】このように、グループ化したデータごとに
面の作成およびメッシュの作成が自動的に行われるた
め、デザイナーが手動操作によりグループ指定をする必
要がなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、2次元線データが
グループ化情報を持つため、面やメッシュを自動的にグ
ループ化して作成することができ、従来手動で行ってい
たグループ化処理の労力や時間が軽減されるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元モデル構築方法を用いたスケッ
チ/3D変換システムの概念を示した模式図である。
【図2】本発明のスケッチ画から3次元モデルを作成し
てCGに展開するための処理工程を示したフローチャー
トである。
【図3】本発明のデータ構造を示す説明図である。
【図4】本発明のスケッチ画を示す説明図である。
【図5】本発明のエッジ画像を示す説明図である。
【図6】本発明のグループ化を示す説明図である。
【図7】本発明のスケッチ画から生成した3次元モデル
を示す図である。
【図8】本発明のグループ別の面作成を示す説明図であ
る。
【図9】本発明のグループ別の面に対するメッシュの作
成を示す説明図である。
【図10】本発明の3次元モデルに対するレンダリング
の一例を示す説明図である。
【図11】従来のスケッチ画から3次元モデルを作成し
てCGに展開するための処理工程を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 スケッチ画 2 スキャナー(画像読取装置) 3 3D変換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西條 淳夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元画を画像読取装置により読み取っ
    て得た画像データから2次元線データを抽出し、この2
    次元線データを空間座標にデータ変換する3次元モデル
    構築方法において、前記画像データからグループ化情報
    を抽出し、このグループ化情報によって前記の空間座標
    に変換したデータをグループ化し、このグループ化され
    たデータごとに面の作成およびメッシュの作成を行うこ
    とを特徴とする3次元モデル構築方法。
  2. 【請求項2】 前記グループ化情報は前記2次元画から
    読み取られた色情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の3次元モデル構築方法。
  3. 【請求項3】 前記グループ化情報は前記2次元画から
    読み取られた濃淡情報であることを特徴とする請求項1
    に記載の3次元モデル構築方法。
JP7049387A 1995-03-09 1995-03-09 3次元モデル構築方法 Pending JPH08249497A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103473349A (zh) * 2013-09-24 2013-12-25 深圳市专一通信科技有限公司 一种无线网络测试数据的三维呈现方法及装置
CN104159253A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 中国电信股份有限公司 呈现无线网络质量评估结果的方法和装置

Cited By (3)

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CN104159253A (zh) * 2013-05-13 2014-11-19 中国电信股份有限公司 呈现无线网络质量评估结果的方法和装置
CN104159253B (zh) * 2013-05-13 2017-10-03 中国电信股份有限公司 呈现无线网络质量评估结果的方法和装置
CN103473349A (zh) * 2013-09-24 2013-12-25 深圳市专一通信科技有限公司 一种无线网络测试数据的三维呈现方法及装置

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