JPH08249494A - Zバッファ方式隠面消去装置 - Google Patents

Zバッファ方式隠面消去装置

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JPH08249494A
JPH08249494A JP7049799A JP4979995A JPH08249494A JP H08249494 A JPH08249494 A JP H08249494A JP 7049799 A JP7049799 A JP 7049799A JP 4979995 A JP4979995 A JP 4979995A JP H08249494 A JPH08249494 A JP H08249494A
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JP
Japan
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data
buffer
input
control signal
value
Prior art date
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Application number
JP7049799A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hashimoto
剛 橋本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/10Geometric effects
    • G06T15/40Hidden part removal
    • G06T15/405Hidden part removal using Z-buffer

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雲間から見えている太陽の明るさを求めた
り、2面が交差しているか否かの判定を行うことができ
るZバッファ方式隠面消去装置を提供する。 【構成】 Zデータ、アドレス、カウンタデータを外部
から入力してカウンタデータ、Zデータ、書き込み制御
信号を外部に対し出力する入出力部1と、与えられたZ
バッファアドレスとZバッファ部制御信号によってZデ
ータが読み書きされるZバッファ部2と、Z値を入力し
て書き込み制御信号とZ演算結果を出力するZ演算回路
部6と、Z演算回路部6に入力されたデータのうち、Z
演算回路部6の結果が予め与えられた条件に合致したZ
データ数をカウントするカウンタ部3と、カウンタ制御
信号によってZ演算回路部6から制御されるデータ数カ
ウンタ4と、カウンタ制御信号によってZ演算回路部6
から制御されるZカウンタ5とが配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Zバッファ方式隠面消
去装置に関し、特に3次元または2次元の画像表示装置
において描かれた物体の奥行き情報(Zデータ)を利用
してZバッファ方式により隠面消去を行う隠面消去装置
とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来型のグラフィックエンジンは、一般
にフレームバッファ及びZバッファを有している。フレ
ームバッファは、画像内のピクセルのカラー及び輝度の
デジタル表現を保持する記憶装置、例えばDRAMまた
はSRAMである。Zバッファは、フレームバッファ内
の各ピクセル毎に一つの数字を保持する記憶装置であ
る。このZバッファに格納されている数字をZデータま
たはZ値と呼び、観察者とピクセルによってディスプレ
イされている対象との距離を示す奥行き情報であり、Z
データが小さいことは対象が観察者に近いことを示して
いる。
【0003】従来のZバッファ方式隠面消去装置は、図
5に示すように、外部とZ値、カウンタ値、アドレスな
どのデータの入出力を行う入出力部1と、Z値を格納す
るZバッファ部2と、Z値を入力して書き込み制御信号
とZ演算結果を出力するZ演算回路部6とを備えてい
る。
【0004】次に、この従来例の動作を図6のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0005】Z演算回路部6により、入出力部1からZ
データ(Zs)と書き込みアドレス(Adr)の2つのデ
ータが入力される(ステップS101)。Z演算回路部
6によりZバッファ部2内のアドレス(Adr)に現在格
納されているZデータ(Zd)がZバッファ部2からと
り出される(ステップS102)。Zs とZバッファか
ら取り出されたZデータ(Zd)とが比較され(ステッ
プS103)、Zs が小さい場合(ステップS10
4)、すなわち書き込みたいピクセルが観察者に近い側
にある場合は、書き込み制御信号として「1」が出力さ
れ(ステップS105)る。この書き込み制御信号はZ
バッファヘの書き込みにも利用され、「1」の場合はZ
s がZバッファ部2のアドレス(Adr)の位置に書き込
まれる(ステップS106)。また、上述ステップS1
04において、Zs よりZd の方が小さいと判断された
場合、書き込み制御信号として「0」が出力され(ステ
ップS107)、この場合はZバッファには何も書き込
まない。
【0006】以上のような動作が書き込みたいZデータ
一つ一つについて行われる。
【0007】図7は、理想的な隠面消去のプロセスを示
している。3つの図の右方向がZ軸方向であり、図中の
矢印は観察者が見ている方向を示している。図7(a)
は最初に書き込まれているデータを示し、図7(b)は
それに対して新たに書き込むデータを示している。図7
(c)は2つのピクセルデータを重ね合わせて、理想的
隠面消去が行われた結果を示しており、視点に近いピク
セルのみが残つている。
【0008】図8は、通常のメモリなどに対する書き込
み方法と同じ方法で書き込んだ結果を示している。通常
の書き込みではデータは常に上書きされる。最初のデー
タである図8(a)に書き込むデータを上書きすると図
8(b)に示すようになり、その結果、常に後に書いた
ものが残されて図8(c)のようになるので正しい隠面
消去は行なわれない。
【0009】図9は、従来のZバッファ方式による隠面
消去のプロセスを示している。図9(a)に書き込むデ
ータを重ね合わせると図9(b)に示すようになり、Z
データの大きい方は図中網掛けしたピクセルのように書
き込まれないか、他のZデータによって重ね書きされる
かのどちらかによってZバッファに残らない。最終的に
Zバッファのすべてのアドレスにおいてそのアドレスに
書き込まれたZデータのうち、もっとも小さいものが図
9(c)に示すように残される。
【0010】このようにして隠面消去は行なわれるが、
従来のZバッファ隠面消去装置から出力されるものは、
各データ毎の書き込みの可能・不可能を意味する書き込
み制御信号と、最終的にZバッファ内に残ったZデータ
である。
【0011】しかし、リアルタイムに高画質な映像を生
成する必要のあるバーチャルリアリティなどのアプリケ
ーションにおいては上記の隠面消去装置のZデータでは
不十分である。
【0012】図10(a)は、雲間に見える太陽と、そ
の周りに発生するグローを描画している図である。グロ
ーとは、非常に明るい物体を肉眼で見た際に、まつげを
通過した光が回祈することにより、物体の周りに発生す
る放射線状の光のことである。
【0013】以下、その描画方法について説明する。
【0014】まず図10(b)に示すように、雲のイメ
ージが一定のZ値で描かれ、次に図10(c)に示すよ
うに、それより入きいZ値で太陽のイメージが描画され
る。最後にグローのイメージが雲より小さいZ値で描画
される。理想の隠面消去が行なわれた際、より遠くにあ
るピクセルは、より近くにあるピクセルに上書きされる
ことはないので、太陽のイメージは雲のイメージの上に
重ね書きされることはない。したがって図10(c)の
ような結果が得られる。さて、リアリティのためには太
陽のグローは、太陽の明るさに応じて変化することが望
ましい。太陽の明るさは、他の物体によって隠されてい
ない太陽の視野面積、つまり太陽の非被覆視野面積の定
数倍で近似できる。非被覆視野面積は、隠面消去の過程
で求めることができる。まず、全ての障害物となりうる
物体が描画され、最後に太陽のイメージが描画される。
太陽のイメージの描画ピクセル数から、隠面消去された
ピクセル数が引かれれば、太陽の非被覆ピクセル数が求
まる。
【0015】以上のように、隠面消去は行なわれるが、
従来のZバッファ隠面消去装置から出力されるものはそ
のZ値をもつピクセルがフレームバッフアに描画可能か
不可能かの二値的なデータであった。
【0016】しかし、リアルタイムに高画質な映像を生
成する必要のあるバーチャルリアリティなどのアプリケ
ーションに上記隠面消去装置を使用する際、二値的な情
報のみでは不十分な場合がある。
【0017】図11及び図12は、二値的隠面消去では
不十分なシーンの例である。
【0018】第一の例である図11は、輪郭のぼけた物
体が壁をつさ抜けているところを描画する場合である。
この場合、図11(a)に示すように、壁に近づくにつ
れて物体が透明になる様に描かれることがことが望まし
い。しかし、二値的な情報のみで隠面消去した場合は、
図11(b)中の矢印で示している、物体と壁の干渉線
がはっきりと出てしまい、物体のぼけた感じが消失して
しまう。
【0019】第二の例である図12は、濁った水中から
突き出した物体を描画する揚合である。この場合、図1
2(a)に示すように、水面から突き出した物体の周り
の水は透明であることが望ましい。しかし、二値的な情
報のみで隠面消去した揚合は、図12(b)中の矢印で
示すように、物体と水の干渉線がはっきりと出てしま
い、水の透明感が消失してしまう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、太陽の
イメージが十分に大きい場合、太陽の非被覆視野面積と
して利用できるが、従来のZバッファ方式隠面消去装置
では各データ毎の書き込みの可能・不可能を意味する書
き込み制御信号と、最終的にZバッファ内に残ったZデ
ータしか出力されないため、上記の非被覆視野ピクセル
数と、描画ピクセル数を観察者に提供することができな
かった。従って、雲間から見えている太陽の明るさを求
めたい場合等に使用する、被覆視野ピクセル数と、描画
ピクセル数を出力することができない。
【0021】また、従来の隠面消去装置は、Z演算の結
果を、そのZ値をもつピクセルがフレームバッファに描
画可能か不可能を表す二値的なデータとしてしか出力し
なかったため、距離や厚さに応じて透明度の変わる物体
を描画する際には、十分な情報を提供できない。
【0022】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、雲間から見えている太陽の明るさ
を求めたり、2面が交差しているか否かの判定を行うこ
とができるZバッファ方式隠面消去装置を提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、表示される各画素のZ値を格納するZバッファ
手段を有する隠面消去装置であって、Z値、カウンタ
値、アドレス等のデータの入出力を行う入出力手段と、
各画素毎に前記入出力手段から入力されたZ値と前記Z
バッファ手段に格納されているZ値とを用いてZ演算を
行いその結果に応じて書き込み制御信号を前記入出力手
段に出力すると共に前記Z演算の結果を出力するZ演算
回路手段と、前記Z演算の結果に基づき所定の条件に合
致した画素数をカウントするZカウント手段とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の隠面消去装置によっ
て達成される。
【0024】本発明によれば、前述の目的は、表示され
る各画素のZ値を格納するZバッファ手段を有する隠面
消去装置であって、Z値、合成値、アドレス等のデータ
の入出力を行う入出力手段と、各画素毎に前記入出力手
段から入力されたZ値と前記Zバッファ手段に格納され
ているとを用いてZ演算を行いその結果に応じて書き込
み制御信号を前記入出力手段に出力すると共に前記Z演
算の結果を出力するZ演算回路手段と、前記Z演算の結
果に基づき前記合成値を変化させる手段とを備えること
を特徴とする請求項2に記載の隠面消去装置によって達
成される。
【0025】
【作用】請求項1に記載のZバッファ方式隠面消去装置
においては、Z演算回路手段により各画素毎に入力され
たZ値とZバッファ手段に格納されたZ値とのZ演算が
行われ、Zカウント手段によりZ演算の結果が合致した
画素の数がカウントされる。これにより、被覆視野ピク
セル数と描画ピクセル数を読み出すことが可能となり、
雲間から見えている太陽の明るさを被覆視野ピクセル数
から求めたり、2面が交差しているかどうかを判定する
こと等が容易に行え、リアリティのある画像情報を提供
することが可能となる。
【0026】請求項2に記載のZバッファ方式隠面消去
装置においては、Z演算回路手段により各画素毎に入力
されたZ値とZバッファ手段に格納されたZ値とのZ演
算が行われ、合成値を変化させる手段によりZ演算の結
果に応じて合成値が変化させられる。これにより、距解
や厚さに応じて透明度の変わる物体を描画する際等に必
要な情報が得られ、リアリティのある画像情報を提供す
ることが可能となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明のZバッファ方式隠面消去装置
の第1の実施例を図を参照しながら説明する。
【0028】本実施例のZバッファ方式隠面消去装置
は、図1に示すように、Zデータ、アドレス、カウンタ
データを外部から入力してカウンタデータ、Zデータ、
書き込み制御信号を外部に対し出力する入出力手段とし
ての入出力部1と、与えられたZバッファアドレスとZ
バッファ部制御信号によってZデータが読み書きされる
Zバッファ手段としてのZバッファ部2と、Z値を入力
して書き込み制御信号とZ演算結果を出力するZ演算回
路手段としてのZ演算回路部6と、Z演算回路部6に入
力されたデータのうち、Z演算回路部6の結果が予め与
えられた条件に合致したZデータ数をカウントするZカ
ウント手段としてのカウンタ部3とを備えている。カウ
ンタ部3は、内部にデータ数カウンタ4およびZカウン
タ5の2つのカウンタを備えており、カウンタ部3はカ
ウンタ部制御信号により、それぞれのカウンタの値を入
出力部1から入力または出力することが可能である。デ
ータ数カウンタ4は、カウンタ制御信号によってZ演算
回路部6から制御される。Zカウンタ5は、カウンタ制
御信号によってZ演算回路部6から制御される。
【0029】以下、本実施例の動作を図2のフローチャ
ートに沿って説明する。なお、はじめにZ演算回路部6
は新しいデータを待っている状態であるとする。
【0030】外部からデータが入力されると、入出力部
1により、Z演算回路部6にZ演算回路部制御信号によ
ってアドレス、Zデータが到着したことが知らされる。
Z演算回路部6により、アドレス(Adr)、Zデータ
(Zs)が入力され(ステップS11)、同時にカウン
タ制御信号によってデータ数カウンタ4に対してインク
リメントが要求される。そして、カウンタ部3によりこ
の最求が受け取られて、データ数カウンタ4がインクリ
メントされる(ステップS12)。次に、Z演算回路部
6によりZバッファ部2に対してアドレスが与えられて
Zバッファ部制御信号によってZバッファ部2に出力要
求が行なわれる。Zバッファ部2によりZバッファ部制
御信号に従いアドレスの位置に格納されているZデータ
(Zd)が出力される(ステップS13)。更に、Z演
算回路部6によりZバッファ部2から入力されたZデー
タ(Zs)と入出力部1から入力されたZデータ(Zd)
とが比較される(ステップS14)。
【0031】そして、入出力部1から入力されたZ演算
回路部制御信号によってZデータを比較するための第1
の条件として、ZdよりZsの方が小さいか否かが判断さ
れ(ステップS15)、ZdよりZsの方が小さい場合、
カウンタ制御信号によってZカウンタをインクリメント
する要求が出され、Zカウンタ5はインクリメントされ
る(ステップS16)。それから、入出力部1より入力
されたZ演算回路部制御信号によって決定される第2の
条件に上記比較結果が合致した場合(ステップS1
7)、書き込み制御信号は「1」になる(ステップS1
8)。Zバッファ部2に対しZsとアドレスAdrとが出
力され、Zバッファ部制御信号によって書き込み要求が
行なわれ、Zバッファ部2により要求にしたがってアド
レスに対応する位置にZデータが格納される(ステップ
S19)。上記条件に合わなかった場合、Zバッファ部
2には書き込み動作は起こらない。この場合、書き込み
制御信号は「0」になる(ステップS20)。また、書
き込み制御信号は入出力部1を経由し、外部に出力され
る。そして、新しいデータの待ち状態となる。
【0032】以上の動作を繰り返す。
【0033】以下、本実施例の例外的な動作について説
明する。
【0034】入出力部1は、外部からカウンタをリセッ
トする要求があると、カウンタ部制御信号を出力してカ
ウンタ部3にリセットを要求する。そして、カウンタ部
3によりリセットの要求に従ってデータ数カウンタ4ま
たはZカウンタ5、もしくはその両方がリセットされ
る。それから、外部からZデータを出力する要求がある
と、入出力部1により、アドレスがZ演算回路部6に出
力されると共にZ演算回路部制御信号によってZデータ
の転送要求が出力される。更に、Z演算回路部6により
要求にしたがって、Zバッファ部2に対しアドレスが出
力され、Zバッファ制御信号によってZデータの出力が
要求される。そして、Zバッファ部2により出力要求に
従いアドレスに応じたZデータが出力される。それか
ら、Z演算回路部6によりZデータが受け取られ、その
Zデータが出力部1へ出力される。更に、入出力部1に
より受け取られたZデータが外部に出力される。入出力
部1により、外部からカウンタ値の出力要求があると、
カウンタ部制御信号によってカウンタ部3にカウンタ値
の出力は要求される。カウンタ部3により出力要求に従
って、Zカウンタ5の値またはデータカ数ウンタ4の値
が入出力部1に出力される。入出力部1により、受け取
られたカウンタの値が外部に出力される。
【0035】次に、本発明のZバッファ方式隠面消去装
置の第2の実施例を図を参照しながら説明する。
【0036】本実施例のZバッファ方式隠面消去装置
は、図3に示すように、Zデータ、アドレス、合成値A
を外部から入力して合成値A、Zデータ、書き込み制御
信号を外部に対し出力する入出力部1と、与えられたZ
バッファアドレスとZバッファ部制御信号によってZデ
ータが読み書きされるZバッファ部2と、入出力部1よ
り入力される合成値Aと、後述するZ演算回路部6より
出力される演算結果を入力して、Aモジュレート部制御
信号に従って合成値Aを変化させて出力するAモジュレ
ート部3aと、Zデータ及びアドレスが入力されてZ演
算回路制御信号により演算を行うZ演算回路部6とを備
えている。
【0037】次に、本実施例の動作を図4のフローチャ
ートに沿って説明する。なお、はじめにZ演算回路部6
は新しいデータを待っている状態にあるものとする。
【0038】外部からデータの入力があると、入出力部
1によりZ演算回路部6にZ演算回路部制御信号によっ
てアドレス、Zデータが到着したことが知らされる。Z
演算回路部6によりアドレス、Zデータが入力され(ス
テップS21)、同時に力ウンタ制御信号によってデー
タ数力ウンタに対しインクリメントが要求される。それ
から、Z演算回路部6によりZバッファ部2に対してア
ドレスが与えられ、Zバッファ部制御信号によってZバ
ッファ部2に出力要求が行なわれる。Zバッファ部2に
よりZバッファ部制御信号に従い、アドレスの位置に格
納されているZデータが出力される(ステップS2
2)。
【0039】そして、Z演算回路部6によりZバッファ
部2から入力されたZデータ(Zd)と入出力部1から
入力されたZデータ(Zs)とが比較される(ステップ
S23)。それから、入出力部1から入力されたZ演算
回路部制御信号によって決定される条件に上記の比較結
果が合致した場合(ステップS24)、書き込み制御信
号として「1」が出力され(ステップS25)、Zバッ
ファ部2に対しZsとアドレスが出力され、Zバッファ
部制御信号によって書き込み要求が行なわれ、Zバッフ
ア部2により要求に従ってアドレスに対応する位置にZ
データが格納される(ステップS26)。
【0040】上記条件に合わなかった場合、書き込み制
御信号として「0」が出力され(ステップS27)、Z
バッファ部2には書き込み動作は起こらない。また、書
き込み制御信号は入出力部1を経由して外部に出力され
る。
【0041】次に入出力部1から入力されたZ演算回路
部制御信号によって決定される演算方法にしたがってZ
演算回路部6によりZsからZdが減算され(ステップS
28)、その結果がZ演算結果(Zam)としてAモジュ
レータ部3に対して出力される。
【0042】Aモジュレータ部3に対して、合成値Aが
入出力部1から、Z演算結果ZamがZ演算回路部6から
入力される。入出力部1から入力されたAモジュレート
部制御信号によって決定される演算方法にしたがってZ
amと合成値Aとが演算され、その結果が合成値Aとして
入出力部1に出力される(ステップS29)。また、合
成値Aは入出力部1を経由して外部に出力される。そし
て、新しいデータ待ちの状態に入る。
【0043】以上の動作を繰り返す。
【0044】以下、本実施例の例外的な動作について説
明する。
【0045】入出力部1により、外部からZデータを出
力する要求があると、アドレスがZ演算回路部6に出力
されると共にZ演算回路部制御信号によってZデータの
転送要求が出力される。Z演算回路部6により、その要
求にしたがって、Zバッファ部2に対してアドレスが出
力され、Zバッファ制御信号にZデータの出力要求が行
なわれる。Zバッファ部2により出力要求に従ってアド
レスに応じたZデータが出力される。Z演算回路部6に
よりZデータが受け取られ、そのZデータが入出力部1
へ出力される。入出力部1により受け取られたZデータ
が外部に出力される。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載のZバッファ方式隠面消
去装置によれば、被覆視野ピクセル数と描画ピクセル数
を読み出すことが可能となり、雲間から見えている太陽
の明るさを被覆視野ピクセル数から求めたり、2面が交
差しているかどうかを判定すること等が容易に行え、リ
アリティのある画像情報を提供することが可能となる。
【0047】請求項2に記載のZバッファ方式隠面消去
装置によれば、距解や厚さに応じて透明度の変わる物体
を描画する際等に必要な情報が得られ、リアリティのあ
る画像情報を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のZバッファ方式隠面消去装置の第1の
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明のZバッファ方式隠面消去装置の第2の
実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】従来の隠面消去装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】図5の装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】理想の隠面消去動作の説明図である。
【図8】隠面消去動作が正しく行われない例の説明図で
ある。
【図9】従来の隠面消去動作の説明図である。
【図10】隠面消去が行われた図の描画の説明図であ
る。
【図11】段階的隠面消去を必要とする第1の例の説明
図である。
【図12】段階的隠面消去を必要とする第2の例の説明
図である。
【符号の説明】
1 入出力部 2 Zバッファ部 3 カウンタ部 3a Aモジュレータ部 4 データ数カウンタ 5 Zカウンタ 6 Z演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示される各画素のZ値を格納するZバ
    ッファ手段を有する隠面消去装置であって、Z値、カウ
    ンタ値、アドレス等のデータの入出力を行う入出力手段
    と、各画素毎に前記入出力手段から入力されたZ値と前
    記Zバッファ手段に格納されているZ値とを用いてZ演
    算を行いその結果に応じて書き込み制御信号を前記入出
    力手段に出力すると共に前記Z演算の結果を出力するZ
    演算回路手段と、前記Z演算の結果に基づき所定の条件
    に合致した画素数をカウントするZカウント手段とを備
    えることを特徴とする隠面消去装置。
  2. 【請求項2】 表示される各画素のZ値を格納するZバ
    ッファ手段を有する隠面消去装置であって、Z値、合成
    値、アドレス等のデータの入出力を行う入出力手段と、
    各画素毎に前記入出力手段から入力されたZ値と前記Z
    バッファ手段に格納されているとを用いてZ演算を行い
    その結果に応じて書き込み制御信号を前記入出力手段に
    出力すると共に前記Z演算の結果を出力するZ演算回路
    手段と、前記Z演算の結果に基づき前記合成値を変化さ
    せる手段とを備えることを特徴とする隠面消去装置。
JP7049799A 1995-03-09 1995-03-09 Zバッファ方式隠面消去装置 Pending JPH08249494A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7049799A JPH08249494A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 Zバッファ方式隠面消去装置
DE69523890T DE69523890T2 (de) 1995-03-09 1995-06-09 Z-Puffer Gerät zum Unterdrücken verdeckter Flächen
EP95304022A EP0731424B1 (en) 1995-03-09 1995-06-09 Z buffer hidden surface removal device
US08/976,075 US5896134A (en) 1995-03-09 1997-11-21 Z buffer hidden surface removal device

Applications Claiming Priority (1)

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JP7049799A JPH08249494A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 Zバッファ方式隠面消去装置

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