JPH08249351A - 画像検索方法及び装置 - Google Patents
画像検索方法及び装置Info
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- JPH08249351A JPH08249351A JP7055935A JP5593595A JPH08249351A JP H08249351 A JPH08249351 A JP H08249351A JP 7055935 A JP7055935 A JP 7055935A JP 5593595 A JP5593595 A JP 5593595A JP H08249351 A JPH08249351 A JP H08249351A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検索を希望する画像の特徴とぴったり合致す
る例示画が得られない場合や、或いは基本コンセプトの
みを表した例示画により画像特徴を提示し、その後、そ
の例示画に対して軽微なバリエーションを加えつつ、デ
ザインコンセプトを膨らませて対応する画像を逐次検索
するような場合にも、これらの検索作業を効率よく実施
させることが可能な画像検索装置を提供する。 【構成】 入力された例示画の物理的特徴、及び/又
は、感性的特徴は手動にて修正され、その修正後の例示
画の物理的特徴、及び/又は、感性的特徴に基いて、画
像記憶手段に記憶された多数の画像の中から、当該例示
画特徴に合致する若しく近い特徴を有する画像が抽出さ
れ、可視的に出力される。
る例示画が得られない場合や、或いは基本コンセプトの
みを表した例示画により画像特徴を提示し、その後、そ
の例示画に対して軽微なバリエーションを加えつつ、デ
ザインコンセプトを膨らませて対応する画像を逐次検索
するような場合にも、これらの検索作業を効率よく実施
させることが可能な画像検索装置を提供する。 【構成】 入力された例示画の物理的特徴、及び/又
は、感性的特徴は手動にて修正され、その修正後の例示
画の物理的特徴、及び/又は、感性的特徴に基いて、画
像記憶手段に記憶された多数の画像の中から、当該例示
画特徴に合致する若しく近い特徴を有する画像が抽出さ
れ、可視的に出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予め用意された多数
の画像の中からユーザーの嗜好に合った画像を例示画に
基いて検索する例示画入力方式の画像検索装置に係り、
特に例示画として最適なものが得難い場合にも、効率よ
く所望の画像を検索できるようにした画像検索装置に関
する。
の画像の中からユーザーの嗜好に合った画像を例示画に
基いて検索する例示画入力方式の画像検索装置に係り、
特に例示画として最適なものが得難い場合にも、効率よ
く所望の画像を検索できるようにした画像検索装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、服地、カーテン地、壁紙、刺繍
等々のデザインにあたっては、既存の図柄見本の中から
所望のデザインコンセプトに近いものを選び出し、それ
に適宜の改変を加えることにより、新たな図柄を創作す
ることがしばしばデザイナの間で行われている。このよ
うなデザイン作業の効率化のためには、できる限り速や
かに所望のデザインコンセプトに近い図柄を図柄見本か
ら探し出さねばならない。しかし、図柄見本の数が膨大
なものとなるに連れて、このような図柄見本検索作業を
人手に頼ることには自ずと限界があった。
等々のデザインにあたっては、既存の図柄見本の中から
所望のデザインコンセプトに近いものを選び出し、それ
に適宜の改変を加えることにより、新たな図柄を創作す
ることがしばしばデザイナの間で行われている。このよ
うなデザイン作業の効率化のためには、できる限り速や
かに所望のデザインコンセプトに近い図柄を図柄見本か
ら探し出さねばならない。しかし、図柄見本の数が膨大
なものとなるに連れて、このような図柄見本検索作業を
人手に頼ることには自ずと限界があった。
【0003】そこで、従来、このような図柄見本検索作
業を機械化するために、コンピュータ技術を利用した画
像検索装置が種々提案されている。かかる画像検索装置
にあっては、上述の図柄見本のそれぞれは、イメージス
キャナ等を介して画像データに変換されて、CD−RO
M等の大容量記憶媒体に格納される。同時に、各画像デ
ータに対しては、濃度値の変換、雑音の消去、ぼけの復
元、輪郭の検出強調、連結部分の抽出等の様々な画像処
理が加えられた後、その画像処理結果に基いて種々の特
徴抽出演算が行われ、境界線画素数、ホール数、曲線
度、色数、色分布、コントラスト、境界線画素分布、色
分布等と言った様々な画像特徴量(以下、これを後述す
る「感性的特徴量」との対比の為に「物理的特徴量」と
称する)が求められる。今仮に、k枚の画像をy1 ,y
2 ,y3 ,…yk 、n種類の物理的特徴量をx1 ,
x2 ,x3 ,…xn とおけば、各画像はn次元のベクト
ル(x11,x21,x31,…xn1),(x12,x22,
x32,…xn2),…(x1k,x2k,x 3k,…xnl)とし
て表される。従って、所望のデザインコンセプトに合致
する画像yp を上述の物理的特徴量を用いてベクトル
(x1p,x2p,x3p,…xnp)の如く表し、これと上述
した各画像y1 ,y2 ,y3 ,…yk に対応する特徴ベ
クトルとのユークリッド距離を求め、それらの中で最も
距離の近いものを選択すれば、所望の画像に最も類似す
る画像を機械的に検索することができる。
業を機械化するために、コンピュータ技術を利用した画
像検索装置が種々提案されている。かかる画像検索装置
にあっては、上述の図柄見本のそれぞれは、イメージス
キャナ等を介して画像データに変換されて、CD−RO
M等の大容量記憶媒体に格納される。同時に、各画像デ
ータに対しては、濃度値の変換、雑音の消去、ぼけの復
元、輪郭の検出強調、連結部分の抽出等の様々な画像処
理が加えられた後、その画像処理結果に基いて種々の特
徴抽出演算が行われ、境界線画素数、ホール数、曲線
度、色数、色分布、コントラスト、境界線画素分布、色
分布等と言った様々な画像特徴量(以下、これを後述す
る「感性的特徴量」との対比の為に「物理的特徴量」と
称する)が求められる。今仮に、k枚の画像をy1 ,y
2 ,y3 ,…yk 、n種類の物理的特徴量をx1 ,
x2 ,x3 ,…xn とおけば、各画像はn次元のベクト
ル(x11,x21,x31,…xn1),(x12,x22,
x32,…xn2),…(x1k,x2k,x 3k,…xnl)とし
て表される。従って、所望のデザインコンセプトに合致
する画像yp を上述の物理的特徴量を用いてベクトル
(x1p,x2p,x3p,…xnp)の如く表し、これと上述
した各画像y1 ,y2 ,y3 ,…yk に対応する特徴ベ
クトルとのユークリッド距離を求め、それらの中で最も
距離の近いものを選択すれば、所望の画像に最も類似す
る画像を機械的に検索することができる。
【0004】この種の画像検索装置の改良に関する技術
文献としては、特開平5−6437号公報(発明の名
称:「画像特徴抽出装置、画像特徴照合装置および画像
検索装置」)、或いは、情報CG・CAD研究会199
4年8月,Vol.94,No.72,p.43〜48
(論文の名称:「デザイン画の感性特徴と画像特徴」)
が知られている。これらの文献においては、画像検索を
人間の感性的な表現を利用して行うことを可能としてい
る。すなわち、上述の画像検索装置で利用されている物
理的特徴量は、与えられた画像データを画像処理した結
果に対して所定の特徴抽出演算を適用することにより機
械的かつ一義的に抽出される利点を有する反面、その表
現は、例えば、境界線画素数、ホール数、曲線度、色
数、色分布、コントラスト、境界線画素分布、色分布等
の如く、任意のデザインコンセプトを表現するには必ず
しも適切さに欠ける。そこで、この改良された画像検索
装置にあっては、暖かい/冷たい、男性的/女性的、安
定さ/不安定さ、対称的/非対称的、単純さ/複雑さ等
々のように、人間(デザイナー)が任意の画像の印象を
特定するのに用いる感性的特徴量に着目し、こられの感
性的特徴量と前述した物理的特徴量との相関関係を統計
的な手法を用いて求め、この相関関係を用いた感性的特
徴量による画像検索を可能とした。概念的に説明すれ
ば、任意の画像の感性的特徴量をw1 ,w2 ,w3 ,…
wm ,その物理的特徴量をx1 ,x2 ,x3,…xn と
定義すると、各感性的特徴量w1 ,w2 ,w3 ,…wm
は、それぞれn次元のベクトル(a11・x1 ,a12・x
2 ,a13・x3 ,…a1n・xn ),(a21・x1 ,a22
・x2 ,a23・x3 ,…a2n・xn ),(a31・x1 ,
a32・x2 ,a33・x3 ,…a3n・xn ),…(am1・
x1 ,am2・x2 ,am3・x3,…amn・xn )と表さ
れる。従って、物理的特徴量から感性的特徴量へ変換す
る際の重み付け値群(a11,a12,a13,…a1n),
(a21,a22,a23,…a 2n),(a31,a32,a33,
…a3n),…(am1,am2,am3,…amn)をデザイナ
ーに対するアンケート調査等を通じた統計的手法で予め
求めておけば、任意の画像データからその感性的特徴量
を機械的に抽出することができる。その為、画像検索処
理に際しては、入力画像の感性的特徴量と登録画像の感
性的特徴量との距離を求めることにより、物理的特徴量
を利用した場合に比べ、デザイナーの感性をより加味し
た画像検索が可能となる。
文献としては、特開平5−6437号公報(発明の名
称:「画像特徴抽出装置、画像特徴照合装置および画像
検索装置」)、或いは、情報CG・CAD研究会199
4年8月,Vol.94,No.72,p.43〜48
(論文の名称:「デザイン画の感性特徴と画像特徴」)
が知られている。これらの文献においては、画像検索を
人間の感性的な表現を利用して行うことを可能としてい
る。すなわち、上述の画像検索装置で利用されている物
理的特徴量は、与えられた画像データを画像処理した結
果に対して所定の特徴抽出演算を適用することにより機
械的かつ一義的に抽出される利点を有する反面、その表
現は、例えば、境界線画素数、ホール数、曲線度、色
数、色分布、コントラスト、境界線画素分布、色分布等
の如く、任意のデザインコンセプトを表現するには必ず
しも適切さに欠ける。そこで、この改良された画像検索
装置にあっては、暖かい/冷たい、男性的/女性的、安
定さ/不安定さ、対称的/非対称的、単純さ/複雑さ等
々のように、人間(デザイナー)が任意の画像の印象を
特定するのに用いる感性的特徴量に着目し、こられの感
性的特徴量と前述した物理的特徴量との相関関係を統計
的な手法を用いて求め、この相関関係を用いた感性的特
徴量による画像検索を可能とした。概念的に説明すれ
ば、任意の画像の感性的特徴量をw1 ,w2 ,w3 ,…
wm ,その物理的特徴量をx1 ,x2 ,x3,…xn と
定義すると、各感性的特徴量w1 ,w2 ,w3 ,…wm
は、それぞれn次元のベクトル(a11・x1 ,a12・x
2 ,a13・x3 ,…a1n・xn ),(a21・x1 ,a22
・x2 ,a23・x3 ,…a2n・xn ),(a31・x1 ,
a32・x2 ,a33・x3 ,…a3n・xn ),…(am1・
x1 ,am2・x2 ,am3・x3,…amn・xn )と表さ
れる。従って、物理的特徴量から感性的特徴量へ変換す
る際の重み付け値群(a11,a12,a13,…a1n),
(a21,a22,a23,…a 2n),(a31,a32,a33,
…a3n),…(am1,am2,am3,…amn)をデザイナ
ーに対するアンケート調査等を通じた統計的手法で予め
求めておけば、任意の画像データからその感性的特徴量
を機械的に抽出することができる。その為、画像検索処
理に際しては、入力画像の感性的特徴量と登録画像の感
性的特徴量との距離を求めることにより、物理的特徴量
を利用した場合に比べ、デザイナーの感性をより加味し
た画像検索が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の画
像検索装置において、所望の画像の検索を行わせるため
には、検索したい画像の特徴を何らかの方法で装置側に
提示する必要がある。この画像特徴提示を、例えば、直
線度[0.9]、シャープ/ソフト度[0.8]等々の
如くに全ての物理的特徴量或いは感性的特徴量を数値入
力して行うとすれば繁雑に絶えない。
像検索装置において、所望の画像の検索を行わせるため
には、検索したい画像の特徴を何らかの方法で装置側に
提示する必要がある。この画像特徴提示を、例えば、直
線度[0.9]、シャープ/ソフト度[0.8]等々の
如くに全ての物理的特徴量或いは感性的特徴量を数値入
力して行うとすれば繁雑に絶えない。
【0006】そこで、従来、この種の画像検索装置にあ
っては、検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示
的に表現してなる例示画を用いることがしばしば行われ
ている。すなわち、入力された例示画は、前述の画像処
理過程を経て、物理的特徴量、及び/又は、感性的特徴
量に機械的に変換され、それらの特徴量と各登録画像の
特徴量との距離が比較されて、入力画像に類似する1若
しくは2以上の画像が最終的に検索されるのである。
っては、検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示
的に表現してなる例示画を用いることがしばしば行われ
ている。すなわち、入力された例示画は、前述の画像処
理過程を経て、物理的特徴量、及び/又は、感性的特徴
量に機械的に変換され、それらの特徴量と各登録画像の
特徴量との距離が比較されて、入力画像に類似する1若
しくは2以上の画像が最終的に検索されるのである。
【0007】しかしながら、このような従来の例示画入
力方式の画像検索装置にあっては、画像特徴提示に際し
て繁雑な数値入力操作が不要である反面、検索を希望す
る画像の特徴とぴったり合致する例示画が得られない場
合には、所望の特徴を有する画像をなかなか探し出すこ
とができず、かえって使い勝手が悪い。また、当初は、
基本コンセプトのみを表した例示画により画像特徴を提
示し、その後、その例示画に対して着色変更、模様変更
等の軽微なバリエーションを加えつつ、デザインコンセ
プトを膨らませて対応する画像を逐次検索するような場
合には、その都度、例示画に対して着色変更や模様変更
を実際に加えねばならず、甚だ使い勝手が悪い、等の問
題点があった。
力方式の画像検索装置にあっては、画像特徴提示に際し
て繁雑な数値入力操作が不要である反面、検索を希望す
る画像の特徴とぴったり合致する例示画が得られない場
合には、所望の特徴を有する画像をなかなか探し出すこ
とができず、かえって使い勝手が悪い。また、当初は、
基本コンセプトのみを表した例示画により画像特徴を提
示し、その後、その例示画に対して着色変更、模様変更
等の軽微なバリエーションを加えつつ、デザインコンセ
プトを膨らませて対応する画像を逐次検索するような場
合には、その都度、例示画に対して着色変更や模様変更
を実際に加えねばならず、甚だ使い勝手が悪い、等の問
題点があった。
【0008】この発明は、上述の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、検索を希望す
る画像の特徴とぴったり合致する例示画が得られない場
合や、或いは基本コンセプトのみを表した例示画により
画像特徴を提示し、その後、その例示画に対して軽微な
バリエーションを加えつつ、デザインコンセプトを膨ら
ませて対応する画像を逐次検索するような場合にも、こ
れらの検索作業を効率よく実施させることが可能な画像
検索方法及び装置を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、検索を希望す
る画像の特徴とぴったり合致する例示画が得られない場
合や、或いは基本コンセプトのみを表した例示画により
画像特徴を提示し、その後、その例示画に対して軽微な
バリエーションを加えつつ、デザインコンセプトを膨ら
ませて対応する画像を逐次検索するような場合にも、こ
れらの検索作業を効率よく実施させることが可能な画像
検索方法及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、複数の画像をそれぞれに複数種の特徴量を
付して記憶させる画像記憶ステップと、検索を希望する
画像の特徴を図画を用いて例示的に表現してなる例示画
を入力するための例示画入力ステップと、前記入力され
た例示画の特徴を手動にて修正するための例示画特徴手
動修正ステップと、前記修正後の例示画の特徴に基い
て、前記画像記憶ステップにて記憶された画像の中か
ら、当該例示画に類似する画像を抽出する類似画抽出ス
テップと、前記類似画抽出ステップにて抽出された画像
を可視的に出力する画像出力ステップと、を具備するこ
とを特徴とする。
載の発明は、複数の画像をそれぞれに複数種の特徴量を
付して記憶させる画像記憶ステップと、検索を希望する
画像の特徴を図画を用いて例示的に表現してなる例示画
を入力するための例示画入力ステップと、前記入力され
た例示画の特徴を手動にて修正するための例示画特徴手
動修正ステップと、前記修正後の例示画の特徴に基い
て、前記画像記憶ステップにて記憶された画像の中か
ら、当該例示画に類似する画像を抽出する類似画抽出ス
テップと、前記類似画抽出ステップにて抽出された画像
を可視的に出力する画像出力ステップと、を具備するこ
とを特徴とする。
【0010】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記例示画入力ステッ
プは、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タ
ブレット等を用いて任意の例示画を外部から入力する外
部入力ステップを含むことを特徴とする。
請求項1に記載の発明において、前記例示画入力ステッ
プは、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タ
ブレット等を用いて任意の例示画を外部から入力する外
部入力ステップを含むことを特徴とする。
【0011】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記例示画入力ステッ
プは、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複
数の例示画の中から1の例示画を選択して入力するプリ
セット入力ステップを含むことを特徴とする。
請求項1に記載の発明において、前記例示画入力ステッ
プは、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複
数の例示画の中から1の例示画を選択して入力するプリ
セット入力ステップを含むことを特徴とする。
【0012】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記例示画特徴手動修
正ステップは、入力された例示画の各特徴についての固
有特徴量を表示する固有特徴量表示ステップと、所定の
修正操作で入力される入力値を該当する特徴についての
希望の特徴量絶対値として認識し、当該特徴についての
固有特徴量を前記入力値に修正する特徴量修正ステップ
と、前記修正後の特徴量を表示する修正後特徴量表示ス
テップと、を具備することを特徴とする。
請求項1に記載の発明において、前記例示画特徴手動修
正ステップは、入力された例示画の各特徴についての固
有特徴量を表示する固有特徴量表示ステップと、所定の
修正操作で入力される入力値を該当する特徴についての
希望の特徴量絶対値として認識し、当該特徴についての
固有特徴量を前記入力値に修正する特徴量修正ステップ
と、前記修正後の特徴量を表示する修正後特徴量表示ス
テップと、を具備することを特徴とする。
【0013】この出願の請求項5に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記例示画特徴手動修
正ステップは、入力された例示画の各特徴についての固
有特徴量の所定調整範囲を表示する調整範囲表示ステッ
プと、所定の修正操作で入力される入力値を該当する特
徴についての固有特徴量に対する希望のオフセット値と
して認識し、該入力値を前記固有特徴量に加算すること
により当該固有特徴量の値を修正する特徴量修正ステッ
プと、前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオ
フセット値を前記所定調整範囲と関連付けて表示する修
正後特徴量表示ステップと、を具備することを特徴とす
る。
請求項1に記載の発明において、前記例示画特徴手動修
正ステップは、入力された例示画の各特徴についての固
有特徴量の所定調整範囲を表示する調整範囲表示ステッ
プと、所定の修正操作で入力される入力値を該当する特
徴についての固有特徴量に対する希望のオフセット値と
して認識し、該入力値を前記固有特徴量に加算すること
により当該固有特徴量の値を修正する特徴量修正ステッ
プと、前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオ
フセット値を前記所定調整範囲と関連付けて表示する修
正後特徴量表示ステップと、を具備することを特徴とす
る。
【0014】この出願の請求項6に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記画像出力ステップ
にて出力される1若しくは2以上の画像の一つを検索続
行のために新たな例示画として入力するための検索続行
用例示画入力ステップを具備することを特徴とする。
請求項1に記載の発明において、前記画像出力ステップ
にて出力される1若しくは2以上の画像の一つを検索続
行のために新たな例示画として入力するための検索続行
用例示画入力ステップを具備することを特徴とする。
【0015】この出願の請求項7に記載の発明は、前記
請求項1に記載の発明において、前記特徴量は、物理的
特徴量、及び/又は、感性的特徴量であることを特徴と
する。
請求項1に記載の発明において、前記特徴量は、物理的
特徴量、及び/又は、感性的特徴量であることを特徴と
する。
【0016】この出願の請求項8に記載の発明は、複数
の画像をそれぞれに複数の特徴量を付して記憶させた画
像記憶手段と、検索を希望する画像の特徴を図画を用い
て例示的に表現してなる例示画を入力するための例示画
入力手段と、前記入力された例示画の特徴を手動にて修
正するための例示画特徴手動修正手段と、前記修正後の
例示画の特徴に基いて、前記画像記憶手段にて記憶され
た画像の中から、当該例示画に類似する画像を抽出する
類似画抽出手段と、前記類似画抽出手段にて抽出された
画像を可視的に出力する画像出力手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
の画像をそれぞれに複数の特徴量を付して記憶させた画
像記憶手段と、検索を希望する画像の特徴を図画を用い
て例示的に表現してなる例示画を入力するための例示画
入力手段と、前記入力された例示画の特徴を手動にて修
正するための例示画特徴手動修正手段と、前記修正後の
例示画の特徴に基いて、前記画像記憶手段にて記憶され
た画像の中から、当該例示画に類似する画像を抽出する
類似画抽出手段と、前記類似画抽出手段にて抽出された
画像を可視的に出力する画像出力手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0017】この出願の請求項9に記載の発明は、前記
請求項8に記載の発明において、前記例示画入力手段
は、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タブ
レット等の任意の例示画を外部から入力可能な外部入力
装置であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明において、前記例示画入力手段
は、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タブ
レット等の任意の例示画を外部から入力可能な外部入力
装置であることを特徴とする。
【0018】この出願の請求項10に記載の発明は、前
記請求項8に記載の発明において、前記例示画入力手段
は、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複数
の例示画の中から1の例示画を選択して入力可能なプリ
セット入力装置であることを特徴とする。
記請求項8に記載の発明において、前記例示画入力手段
は、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複数
の例示画の中から1の例示画を選択して入力可能なプリ
セット入力装置であることを特徴とする。
【0019】この出願の請求項11に記載の発明は、前
記請求項8に記載の発明において、前記例示画特徴手動
修正手段は、入力された例示画の各特徴についての固有
特徴量を表示する固有特徴量表示手段と、所定の修正操
作で入力される入力値を該当する特徴についての希望の
特徴量絶対値として認識し、当該特徴についての固有特
徴量を前記入力値に修正する特徴量修正手段と、前記修
正後の特徴量を表示する修正後特徴量表示手段と、を具
備することを特徴とする。
記請求項8に記載の発明において、前記例示画特徴手動
修正手段は、入力された例示画の各特徴についての固有
特徴量を表示する固有特徴量表示手段と、所定の修正操
作で入力される入力値を該当する特徴についての希望の
特徴量絶対値として認識し、当該特徴についての固有特
徴量を前記入力値に修正する特徴量修正手段と、前記修
正後の特徴量を表示する修正後特徴量表示手段と、を具
備することを特徴とする。
【0020】この出願の請求項12に記載の発明は、前
記請求項8に記載の発明において、前記例示画特徴手動
修正手段は、入力された例示画の各特徴についての固有
特徴量の所定調整範囲を表示する調整範囲表示手段と、
所定の修正操作で入力される入力値を該当する特徴につ
いての固有特徴量に対する希望のオフセット値として認
識し、該入力値を前記固有特徴量に加算することにより
当該固有特徴量の値を修正する特徴量修正手段と、前記
修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオフセット値
を前記所定調整範囲と関連付けて表示する修正後特徴量
表示手段と、を具備することを特徴とする。
記請求項8に記載の発明において、前記例示画特徴手動
修正手段は、入力された例示画の各特徴についての固有
特徴量の所定調整範囲を表示する調整範囲表示手段と、
所定の修正操作で入力される入力値を該当する特徴につ
いての固有特徴量に対する希望のオフセット値として認
識し、該入力値を前記固有特徴量に加算することにより
当該固有特徴量の値を修正する特徴量修正手段と、前記
修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオフセット値
を前記所定調整範囲と関連付けて表示する修正後特徴量
表示手段と、を具備することを特徴とする。
【0021】この出願の請求項13に記載の発明は、前
記請求項8に記載の発明において、前記画像出力手段に
て出力される1若しくは2以上の画像の一つを検索続行
のために新たな例示画として入力するための検索続行用
例示画入力手段を具備することを特徴とする。
記請求項8に記載の発明において、前記画像出力手段に
て出力される1若しくは2以上の画像の一つを検索続行
のために新たな例示画として入力するための検索続行用
例示画入力手段を具備することを特徴とする。
【0022】この出願の請求項14に記載の発明は、前
記請求項8に記載の発明において、前記特徴量は、物理
的特徴量、及び/又は、感性的特徴量であることを特徴
とする。
記請求項8に記載の発明において、前記特徴量は、物理
的特徴量、及び/又は、感性的特徴量であることを特徴
とする。
【0023】
【作用】この出願の請求項1に記載の発明によれば、複
数の画像がそれぞれに複数種の特徴量を付して記憶さ
れ、検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示的に
表現してなる例示画が入力され、前記入力された例示画
の特徴が手動にて修正され、前記修正後の例示画の特徴
に基いて、前記記憶された画像の中から、当該例示画に
類似する画像が抽出され、前記抽出された画像が可視的
に出力される。
数の画像がそれぞれに複数種の特徴量を付して記憶さ
れ、検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示的に
表現してなる例示画が入力され、前記入力された例示画
の特徴が手動にて修正され、前記修正後の例示画の特徴
に基いて、前記記憶された画像の中から、当該例示画に
類似する画像が抽出され、前記抽出された画像が可視的
に出力される。
【0024】この出願の請求項2に記載の発明によれ
ば、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タブ
レット等を用いて任意の例示画が外部から入力される。
ば、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タブ
レット等を用いて任意の例示画が外部から入力される。
【0025】この出願の請求項3に記載の発明によれ
ば、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複数
の例示画の中から1の例示画が選択されて入力される。
ば、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複数
の例示画の中から1の例示画が選択されて入力される。
【0026】この出願の請求項4に記載の発明によれ
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量が
表示され、所定の修正操作で入力される入力値が該当す
る特徴についての希望の特徴量絶対値として認識され、
当該特徴についての固有特徴量が前記入力値に修正さ
れ、前記修正後の特徴量が表示される。
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量が
表示され、所定の修正操作で入力される入力値が該当す
る特徴についての希望の特徴量絶対値として認識され、
当該特徴についての固有特徴量が前記入力値に修正さ
れ、前記修正後の特徴量が表示される。
【0027】この出願の請求項5に記載の発明によれ
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量の
所定調整範囲が表示され、所定の修正操作で入力される
入力値が該当する特徴についての固有特徴量に対する希
望のオフセット値として認識され、該入力値を前記固有
特徴量に加算することにより当該固有特徴量の値が修正
され、前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオ
フセット値が前記所定調整範囲と関連付けて表示され
る。
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量の
所定調整範囲が表示され、所定の修正操作で入力される
入力値が該当する特徴についての固有特徴量に対する希
望のオフセット値として認識され、該入力値を前記固有
特徴量に加算することにより当該固有特徴量の値が修正
され、前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオ
フセット値が前記所定調整範囲と関連付けて表示され
る。
【0028】この出願の請求項6に記載の発明によれ
ば、前記出力される1若しくは2以上の画像の一つが検
索続行のために新たな例示画として入力される。
ば、前記出力される1若しくは2以上の画像の一つが検
索続行のために新たな例示画として入力される。
【0029】この出願の請求項7に記載の発明によれ
ば、前記特徴量としては、物理的特徴量、及び/又は、
感性的特徴量が使用される。
ば、前記特徴量としては、物理的特徴量、及び/又は、
感性的特徴量が使用される。
【0030】この出願の請求項8に記載の発明によれ
ば、複数の画像がそれぞれに複数の特徴量を付して記憶
され、検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示的
に表現してなる例示画が入力され、前記入力された例示
画の特徴が手動にて修正され、前記修正後の例示画の特
徴に基いて、前記記憶された画像の中から、当該例示画
に類似する画像が抽出され、前記抽出された画像が可視
的に出力される。
ば、複数の画像がそれぞれに複数の特徴量を付して記憶
され、検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示的
に表現してなる例示画が入力され、前記入力された例示
画の特徴が手動にて修正され、前記修正後の例示画の特
徴に基いて、前記記憶された画像の中から、当該例示画
に類似する画像が抽出され、前記抽出された画像が可視
的に出力される。
【0031】この出願の請求項9に記載の発明によれ
ば、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タブ
レット等を用いて任意の例示画が外部から入力される。
ば、ビデオインタフェース、イメージスキャナー、タブ
レット等を用いて任意の例示画が外部から入力される。
【0032】この出願の請求項10に記載の発明によれ
ば、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複数
の例示画の中から1の例示画が選択されて入力される。
ば、予め用意された例示画メニューの中に含まれる複数
の例示画の中から1の例示画が選択されて入力される。
【0033】この出願の請求項11に記載の発明によれ
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量が
表示され、所定の修正操作で入力される入力値が該当す
る特徴についての希望の特徴量絶対値として認識され、
当該特徴についての固有特徴量が前記入力値に修正さ
れ、前記修正後の特徴量が表示される。
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量が
表示され、所定の修正操作で入力される入力値が該当す
る特徴についての希望の特徴量絶対値として認識され、
当該特徴についての固有特徴量が前記入力値に修正さ
れ、前記修正後の特徴量が表示される。
【0034】この出願の請求項12に記載の発明によれ
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量の
所定調整範囲が表示され、所定の修正操作で入力される
入力値が該当する特徴についての固有特徴量に対する希
望のオフセット値として認識され、該入力値を前記固有
特徴量に加算することにより当該固有特徴量の値が修正
され、前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオ
フセット値が前記所定調整範囲と関連付けて表示され
る。
ば、入力された例示画の各特徴についての固有特徴量の
所定調整範囲が表示され、所定の修正操作で入力される
入力値が該当する特徴についての固有特徴量に対する希
望のオフセット値として認識され、該入力値を前記固有
特徴量に加算することにより当該固有特徴量の値が修正
され、前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオ
フセット値が前記所定調整範囲と関連付けて表示され
る。
【0035】この出願の請求項13に記載の発明によれ
ば、出力される1若しくは2以上の画像の一つが検索続
行のために新たな例示画として入力される。
ば、出力される1若しくは2以上の画像の一つが検索続
行のために新たな例示画として入力される。
【0036】この出願の請求項14に記載の発明によれ
ば、前記特徴量としては、物理的特徴量、及び/又は、
感性的特徴量が使用される。
ば、前記特徴量としては、物理的特徴量、及び/又は、
感性的特徴量が使用される。
【0037】
【実施例】以下に、この発明の好適な一実施例を添付図
面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の1実施例
である画像検索装置のハードウェア構成を図1に示す。
同図に示されるように、この画像検索装置のハードウェ
アは、中央処理装置1、表示部2、操作部3、プリンタ
4、画像記憶部5、ビデオインタフェース6、タブレッ
ト7及びイメージスキャナ8を備えたパーソナルコンピ
ュータシステムとして構成されている。
面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の1実施例
である画像検索装置のハードウェア構成を図1に示す。
同図に示されるように、この画像検索装置のハードウェ
アは、中央処理装置1、表示部2、操作部3、プリンタ
4、画像記憶部5、ビデオインタフェース6、タブレッ
ト7及びイメージスキャナ8を備えたパーソナルコンピ
ュータシステムとして構成されている。
【0038】中央処理装置1は、良く知られているよう
に、MPU,RAM,ROM等を主体として構成されて
おり、システムバス9を介して上述のシステム要素2〜
8を統括制御するものである。
に、MPU,RAM,ROM等を主体として構成されて
おり、システムバス9を介して上述のシステム要素2〜
8を統括制御するものである。
【0039】表示部2は、CRT表示器、LCD等で構
成されており、この表示部2の表示画面上には、後に詳
細に説明するように、入力された例示画、その物理的特
徴量、或いは感性的特徴量、検索結果として抽出された
1もしくは2以上の画像等がカラー表示されるようにな
されている。
成されており、この表示部2の表示画面上には、後に詳
細に説明するように、入力された例示画、その物理的特
徴量、或いは感性的特徴量、検索結果として抽出された
1もしくは2以上の画像等がカラー表示されるようにな
されている。
【0040】操作部3は、キーボード、マウスなどで構
成されており、本装置に対する各種の指示入力は、この
操作部3を用いて行われる。
成されており、本装置に対する各種の指示入力は、この
操作部3を用いて行われる。
【0041】プリンタ4は、レーザカラープリンタ等の
高精度プリンタで構成されており、検索された画像のハ
ードコピーを得るため等に用いられる。
高精度プリンタで構成されており、検索された画像のハ
ードコピーを得るため等に用いられる。
【0042】画像記憶部5は、追記型光ディスク、書き
替え型光ディスク等の大容量記憶装置で構成されてお
り、この画像記憶部5には、後述するように、検索対象
となる多数の画像が、その物理的特徴量、及び/また
は、感性的特徴量を付されて記憶される。
替え型光ディスク等の大容量記憶装置で構成されてお
り、この画像記憶部5には、後述するように、検索対象
となる多数の画像が、その物理的特徴量、及び/また
は、感性的特徴量を付されて記憶される。
【0043】ビデオインタフェース6は、例示画をビデ
オ信号の形で外部から取り込むためのものであり、この
ビデオインターフィス6には、VCR,TV等が必要に
応じて接続される。
オ信号の形で外部から取り込むためのものであり、この
ビデオインターフィス6には、VCR,TV等が必要に
応じて接続される。
【0044】タブレット7は、表示部2の画面上におい
て、任意の図形を手書きにより描くためのものであり、
このタブレット7は、手書きされた図形を例示画として
入力するため等に使用される。
て、任意の図形を手書きにより描くためのものであり、
このタブレット7は、手書きされた図形を例示画として
入力するため等に使用される。
【0045】イメージスキャナ8は、カラー表示された
任意の図柄見本10を画像データに変換するためのもの
であり、このイメージスキャナ8は、後述するように、
画像登録処理のために、あるいは図柄見本10を例示画
として入力するため等に使用される。
任意の図柄見本10を画像データに変換するためのもの
であり、このイメージスキャナ8は、後述するように、
画像登録処理のために、あるいは図柄見本10を例示画
として入力するため等に使用される。
【0046】なお、以上のパーソナルコンピュータシス
テムを実現するためには、各種のオペレーティングシス
テム、描画用アプリケーションソフト等が必要であるこ
とは、当業者であれば容易に理解されるであろう。
テムを実現するためには、各種のオペレーティングシス
テム、描画用アプリケーションソフト等が必要であるこ
とは、当業者であれば容易に理解されるであろう。
【0047】次に、図2〜図5は、本発明装置のソフト
ウェア構成を示す制御フローチャートであり、以下これ
らのフローチャート及び図6〜図10の説明図を参照し
ながら、本発明装置の動作を系統的に説明する。
ウェア構成を示す制御フローチャートであり、以下これ
らのフローチャート及び図6〜図10の説明図を参照し
ながら、本発明装置の動作を系統的に説明する。
【0048】まず最初に、画像登録処理について説明す
る。図10に示されるように、今仮に登録すべき画像が
1000枚存在すると想定する。このような場合、本発
明では、まずその内の50枚をサンプル分析画像として
確保し、このサンプル分析画像に対して、感性的特徴量
の抽出及び物理的特徴量の抽出を行う。感性的特徴量の
抽出は、適当な人数(例えば100名)のデザイナー或
いは一般需要者に対するアンケート調査を実施すること
により行なわれる。その結果、サンプル分析画像を構成
する各画像の感性的特徴量は、例えばシャープ・ソフト
度は0.8、シンプル・デコラテブ度は0.7、動的・
静的度は0.6、モダン・クラッシック度は0.3、抽
象的・写実的度は0.9等のように定量化される。な
お、この例では、各特徴量の値は、0.0〜1.0を1
0段階に分割してなる各数値により表されている。一
方、物理的特徴量の抽出はコンピュータ処理により機械
的に行われる。すなわち、50枚のサンプル分析画像を
構成する各画像に対しては、まず濃度値の変換、雑音の
除去、ぼけの復元、輪郭の検出強調、連結部分の抽出等
の様々な画像処理が施され、次いでその画像処理結果に
に基づいて種々の特徴抽出演算が行われ、最終的に、例
えば直線度は0.9、コントラスト度は0.8、複雑度
は0.1等のように、各物理的特徴量が定量化される。
る。図10に示されるように、今仮に登録すべき画像が
1000枚存在すると想定する。このような場合、本発
明では、まずその内の50枚をサンプル分析画像として
確保し、このサンプル分析画像に対して、感性的特徴量
の抽出及び物理的特徴量の抽出を行う。感性的特徴量の
抽出は、適当な人数(例えば100名)のデザイナー或
いは一般需要者に対するアンケート調査を実施すること
により行なわれる。その結果、サンプル分析画像を構成
する各画像の感性的特徴量は、例えばシャープ・ソフト
度は0.8、シンプル・デコラテブ度は0.7、動的・
静的度は0.6、モダン・クラッシック度は0.3、抽
象的・写実的度は0.9等のように定量化される。な
お、この例では、各特徴量の値は、0.0〜1.0を1
0段階に分割してなる各数値により表されている。一
方、物理的特徴量の抽出はコンピュータ処理により機械
的に行われる。すなわち、50枚のサンプル分析画像を
構成する各画像に対しては、まず濃度値の変換、雑音の
除去、ぼけの復元、輪郭の検出強調、連結部分の抽出等
の様々な画像処理が施され、次いでその画像処理結果に
に基づいて種々の特徴抽出演算が行われ、最終的に、例
えば直線度は0.9、コントラスト度は0.8、複雑度
は0.1等のように、各物理的特徴量が定量化される。
【0049】このようにして、サンプル分析画像を構成
する各画像に対し、感性的特徴量及び物理的特徴量の抽
出が行われたならば、次いで両特徴量の相関関係を規定
するマッピングルールfが、統計的手法により作成され
る。その結果、例えば、シャープ/ソフト度=0.9・
直線度−0.2・複雑度の如く、マッピングルールfが
求められる。
する各画像に対し、感性的特徴量及び物理的特徴量の抽
出が行われたならば、次いで両特徴量の相関関係を規定
するマッピングルールfが、統計的手法により作成され
る。その結果、例えば、シャープ/ソフト度=0.9・
直線度−0.2・複雑度の如く、マッピングルールfが
求められる。
【0050】以後、上で求められたマッピングルールf
を用いることにより、登録対象である1000枚の画像
から感性的特徴量が機械的に求められ、こうして得られ
た物理的特徴量及び感性的特徴量は該当する画像とそれ
ぞれ関連付けられてデータベースが構成され、このデー
タベースは最終的に画像記憶部5に記憶される。
を用いることにより、登録対象である1000枚の画像
から感性的特徴量が機械的に求められ、こうして得られ
た物理的特徴量及び感性的特徴量は該当する画像とそれ
ぞれ関連付けられてデータベースが構成され、このデー
タベースは最終的に画像記憶部5に記憶される。
【0051】次に、本発明の要部である画像検索処理に
ついて説明する。図2に示されるように、本発明に係る
画像検索処理は、検索を希望する画像の特徴を図画を用
いて例示的に表現してなる例示画を入力するための例示
画入力処理(ステップ201)、前記入力された例示画
の物理的特徴、及び/または、感性的特徴を手動にて修
正するための例示画特徴修正処理(ステップ202)、
前紀修正後の例示画の物理的特徴、及び/または、感性
的特徴に基づいて、前記画像記憶手段である画像記憶部
5に記憶された多数の画像の中から、当該例示画特徴に
類似する画像を抽出するための類似画像抽出処理(ステ
ップ203)、前記抽出された画像を表示部2へと出力
する検索画像表示処理(ステップ204)、及び検索続
行を条件として(ステップ205YES)、検索出力さ
れた1もしくは2以上の画像の1つを検索続行のために
新たな例示画として入力するための画像再例示処理(ス
テップ206)とから概略構成されている。
ついて説明する。図2に示されるように、本発明に係る
画像検索処理は、検索を希望する画像の特徴を図画を用
いて例示的に表現してなる例示画を入力するための例示
画入力処理(ステップ201)、前記入力された例示画
の物理的特徴、及び/または、感性的特徴を手動にて修
正するための例示画特徴修正処理(ステップ202)、
前紀修正後の例示画の物理的特徴、及び/または、感性
的特徴に基づいて、前記画像記憶手段である画像記憶部
5に記憶された多数の画像の中から、当該例示画特徴に
類似する画像を抽出するための類似画像抽出処理(ステ
ップ203)、前記抽出された画像を表示部2へと出力
する検索画像表示処理(ステップ204)、及び検索続
行を条件として(ステップ205YES)、検索出力さ
れた1もしくは2以上の画像の1つを検索続行のために
新たな例示画として入力するための画像再例示処理(ス
テップ206)とから概略構成されている。
【0052】例示画入力処理(ステップ201)の詳細
を図3に示す。同図において、処理が開始されると、例
示モードの指定を待機する状態となる(ステップ30
1)。この状態において、操作部3のマウスの所定操作
により、外部画像入力モードが選択されると、続いて画
像入力処理(ステップ302)が実行され、ビデオイン
タフェース6、タブレット7、イメージスキャナ8のい
ずれかから、外部画像を例示画として入力することが可
能となる。次いで、入力された例示画は画像処理された
後、その物理的特徴量(直線度、コントラスト、複雑度
等)の抽出・記憶が行われ(ステップ303)、その後
前述のマッピングルールfを用いて、感性的特徴量への
変換・記憶処理が行なわれる(ステップ304)。
を図3に示す。同図において、処理が開始されると、例
示モードの指定を待機する状態となる(ステップ30
1)。この状態において、操作部3のマウスの所定操作
により、外部画像入力モードが選択されると、続いて画
像入力処理(ステップ302)が実行され、ビデオイン
タフェース6、タブレット7、イメージスキャナ8のい
ずれかから、外部画像を例示画として入力することが可
能となる。次いで、入力された例示画は画像処理された
後、その物理的特徴量(直線度、コントラスト、複雑度
等)の抽出・記憶が行われ(ステップ303)、その後
前述のマッピングルールfを用いて、感性的特徴量への
変換・記憶処理が行なわれる(ステップ304)。
【0053】例示画外部入力時の表示画面の一例を図6
に示す。この例では、CRT表示装置等の画面11の左
上部に正方形状のウィンドウ12が設定され、このウィ
ンドウ12内にはビデオインタフェース6,タブレット
7、イメージスキャナ8等を用いて外部から入力された
例示画13が表示されている。また、画面11の左下部
には、ソフトさ、暖かさ、明るさ等の如く感性的特徴項
目14が表示され、それぞれその右側には、直線状イン
ジケータ15と指針16とを用いて、各特徴項目14に
対応する特徴量が表示されている。なお、後述するよう
に、この実施例においては、特徴量の修正を必要に応じ
て絶対値とオフセット値のいずれかで行うことができ、
この例ではオフセット値の場合が示されている。いずれ
の場合にもインジケータ15上に表示された指針16は
マウス17の操作により、左右に移動可能になされてい
る。
に示す。この例では、CRT表示装置等の画面11の左
上部に正方形状のウィンドウ12が設定され、このウィ
ンドウ12内にはビデオインタフェース6,タブレット
7、イメージスキャナ8等を用いて外部から入力された
例示画13が表示されている。また、画面11の左下部
には、ソフトさ、暖かさ、明るさ等の如く感性的特徴項
目14が表示され、それぞれその右側には、直線状イン
ジケータ15と指針16とを用いて、各特徴項目14に
対応する特徴量が表示されている。なお、後述するよう
に、この実施例においては、特徴量の修正を必要に応じ
て絶対値とオフセット値のいずれかで行うことができ、
この例ではオフセット値の場合が示されている。いずれ
の場合にもインジケータ15上に表示された指針16は
マウス17の操作により、左右に移動可能になされてい
る。
【0054】図3のフローチャートに戻って、例示モー
ドとしてプリセット画像入力モードが選択されると、例
示画像メニュー表示を行った後(ステップ305)、い
ずれかの例示画の選択操作を待機する状態となる(ステ
ップ306)。この状態において、所定の選択操作が行
われれば(ステップ306YES)、前述の外部画像入
力モードの場合と同様にして、入力された例示画に関し
て物理的特徴量及び感性的特徴量が求められる(ステッ
プ307,308)。もっとも、この例示画像メニュー
を用いた場合には、これらの特徴量は例示画登録時に既
に図10に示された方法により求められているから、外
部画像入力の場合のように、その都度特徴抽出演算を行
う必要はない。
ドとしてプリセット画像入力モードが選択されると、例
示画像メニュー表示を行った後(ステップ305)、い
ずれかの例示画の選択操作を待機する状態となる(ステ
ップ306)。この状態において、所定の選択操作が行
われれば(ステップ306YES)、前述の外部画像入
力モードの場合と同様にして、入力された例示画に関し
て物理的特徴量及び感性的特徴量が求められる(ステッ
プ307,308)。もっとも、この例示画像メニュー
を用いた場合には、これらの特徴量は例示画登録時に既
に図10に示された方法により求められているから、外
部画像入力の場合のように、その都度特徴抽出演算を行
う必要はない。
【0055】例示画プリセット入力時の表示画面の一例
を図7に示す。この例では、画面11の略左側半分の部
分には正方形状のウィンドウ18が設定されており、こ
のウィンド18内には9枚の画像G1〜G9からなる例
示画像メニューが表示されており、また画面11の右側
部分にはウィンド20が設定されており、このウィンド
20内には、シャープ、ソフト、シンプル、デコラテ
ィ、静的、動的、モダン、クラッシック、抽象的等の如
く、感性的特徴量に対応した特徴項目21が表示されて
いる。さらに、画面11の右下には、直線状インジケー
タ22と指針23とを用いて、任意の特徴量がその絶対
値又はオフセット値により表示可能になされており、マ
ウス17を用いて前述の特徴項目21の一つを選択し、
その後インジケータ22上において指針23を左右に移
動させることにより、該当項目の特徴量の値を任意に修
正可能になされている。
を図7に示す。この例では、画面11の略左側半分の部
分には正方形状のウィンドウ18が設定されており、こ
のウィンド18内には9枚の画像G1〜G9からなる例
示画像メニューが表示されており、また画面11の右側
部分にはウィンド20が設定されており、このウィンド
20内には、シャープ、ソフト、シンプル、デコラテ
ィ、静的、動的、モダン、クラッシック、抽象的等の如
く、感性的特徴量に対応した特徴項目21が表示されて
いる。さらに、画面11の右下には、直線状インジケー
タ22と指針23とを用いて、任意の特徴量がその絶対
値又はオフセット値により表示可能になされており、マ
ウス17を用いて前述の特徴項目21の一つを選択し、
その後インジケータ22上において指針23を左右に移
動させることにより、該当項目の特徴量の値を任意に修
正可能になされている。
【0056】次に、例示画特徴修正処理(ステップ20
2)の詳細を図4に示す。同図において、処理が開始さ
れると、修正処理にて使用されるスケールの設定を待機
する状態となる(ステップ401)。この状態におい
て、使用スケールとして感性的特徴量が選択されると
(ステップ401)、感性的特徴項目についてのメニュ
ー表示が行われた後(ステップ402)、修正すべき特
徴項目の選択を待機する状態となる(ステップ40
3)。すなわち、前述した図6の例で説明すれば、画面
11の左下部にはソフトさ、暖かさ、明るさの如く特徴
項目14が表示され、マウス17による選択を待機する
状態となる。同様にして、図7の例で説明すれば、画面
11の右側に設定されたウィンドウ20内には、シャー
プ、ソフト、シンプル、デコラティ、静的、動的、モダ
ン、クラッシック、抽象的の如く特徴項目21が表示さ
れ、マウス17によりそれらの一つが選択されるのを待
機する状態となる。なお、図7の例では、特徴項目21
の中の「シャープ」が選択された状態を示している。
2)の詳細を図4に示す。同図において、処理が開始さ
れると、修正処理にて使用されるスケールの設定を待機
する状態となる(ステップ401)。この状態におい
て、使用スケールとして感性的特徴量が選択されると
(ステップ401)、感性的特徴項目についてのメニュ
ー表示が行われた後(ステップ402)、修正すべき特
徴項目の選択を待機する状態となる(ステップ40
3)。すなわち、前述した図6の例で説明すれば、画面
11の左下部にはソフトさ、暖かさ、明るさの如く特徴
項目14が表示され、マウス17による選択を待機する
状態となる。同様にして、図7の例で説明すれば、画面
11の右側に設定されたウィンドウ20内には、シャー
プ、ソフト、シンプル、デコラティ、静的、動的、モダ
ン、クラッシック、抽象的の如く特徴項目21が表示さ
れ、マウス17によりそれらの一つが選択されるのを待
機する状態となる。なお、図7の例では、特徴項目21
の中の「シャープ」が選択された状態を示している。
【0057】この状態において、何等かの特徴項目が選
択されると(ステップ403YES)続いて修正値とし
て絶対値を用いるかオフセット値を用いるかを設定待機
する状態となる(ステップ404)。この状態におい
て、修正値としてオフセット値が選択されると、該当特
徴量項目のオフセット値を表示させつつ(ステップ40
5)、マウスを用いた修正操作で入力されるオフセット
値を読み込み(ステップ406)、所定の修正完了操作
を待機する状態となる(ステップ407NO)。この状
態において、設定完了が確認されると(ステップ407
YES)、修正操作とともに読み込まれたオフセット値
はその時点の特徴量絶対値(すなわち、当該例示画が有
する固有特徴量)と加算されて新たな特徴量が求めら
れ、当該特徴項目についての特徴量が希望の値に修正さ
れる(ステップ408)。以上の操作が、必要な特徴項
目についての修正が全て完了するまで繰り返される(ス
テップ413YES)。
択されると(ステップ403YES)続いて修正値とし
て絶対値を用いるかオフセット値を用いるかを設定待機
する状態となる(ステップ404)。この状態におい
て、修正値としてオフセット値が選択されると、該当特
徴量項目のオフセット値を表示させつつ(ステップ40
5)、マウスを用いた修正操作で入力されるオフセット
値を読み込み(ステップ406)、所定の修正完了操作
を待機する状態となる(ステップ407NO)。この状
態において、設定完了が確認されると(ステップ407
YES)、修正操作とともに読み込まれたオフセット値
はその時点の特徴量絶対値(すなわち、当該例示画が有
する固有特徴量)と加算されて新たな特徴量が求めら
れ、当該特徴項目についての特徴量が希望の値に修正さ
れる(ステップ408)。以上の操作が、必要な特徴項
目についての修正が全て完了するまで繰り返される(ス
テップ413YES)。
【0058】オフセット値を用いた特徴量修正処理に好
適な表示態様の具体的な一例(画面の一部)を図9
(a)に拡大して示す。この例では、特徴項目24とし
て「シンプルさ」が表示されるとともに、その右側には
オフセット値インジケータ28と指針27,27´を用
いてオフセット値が表示されている。このオフセット値
インジケータ28では、オフセット値0を中心として、
±0.05の範囲で、0.01刻みでオフセット値の修
正を可能としている。修正当初においては、指針27は
オフセット値0に位置しており、マウスを用いてインジ
ケータ28上で所望の位置を指定すると、指針27´に
示されるように、当該指定された位置へと指針27は移
動する。このような表示態様を用いれば、当該特徴項目
の絶対値をなんら意識すること無く、「もう少しシンプ
ルに」或いは「もう少し複雑に」といった通常のデサイ
ナーの感覚を持って、当該例示画の各特徴項目の特徴量
の値を小刻みに修正することができる。
適な表示態様の具体的な一例(画面の一部)を図9
(a)に拡大して示す。この例では、特徴項目24とし
て「シンプルさ」が表示されるとともに、その右側には
オフセット値インジケータ28と指針27,27´を用
いてオフセット値が表示されている。このオフセット値
インジケータ28では、オフセット値0を中心として、
±0.05の範囲で、0.01刻みでオフセット値の修
正を可能としている。修正当初においては、指針27は
オフセット値0に位置しており、マウスを用いてインジ
ケータ28上で所望の位置を指定すると、指針27´に
示されるように、当該指定された位置へと指針27は移
動する。このような表示態様を用いれば、当該特徴項目
の絶対値をなんら意識すること無く、「もう少しシンプ
ルに」或いは「もう少し複雑に」といった通常のデサイ
ナーの感覚を持って、当該例示画の各特徴項目の特徴量
の値を小刻みに修正することができる。
【0059】図4のフローチャートに戻って、修正値と
して絶対値が選択された場合には(ステップ404)、
該当項目の絶対表示を行った後(ステップ409)、所
定の修正操作で入力される絶対値を読み込み(ステップ
410)、所定の設定完了操作を待機する状態となる
(ステップ411NO)。この状態において、所定の設
定完了操作が確認されると(ステップ411YES)、
所定の修正操作で入力された入力値は、そのまま希望の
特徴量絶対値として当該時点の固有特徴量と置き換えら
れ、これにより絶対値を用いた例示画特徴量の修正操作
が行われる(ステップ412)。
して絶対値が選択された場合には(ステップ404)、
該当項目の絶対表示を行った後(ステップ409)、所
定の修正操作で入力される絶対値を読み込み(ステップ
410)、所定の設定完了操作を待機する状態となる
(ステップ411NO)。この状態において、所定の設
定完了操作が確認されると(ステップ411YES)、
所定の修正操作で入力された入力値は、そのまま希望の
特徴量絶対値として当該時点の固有特徴量と置き換えら
れ、これにより絶対値を用いた例示画特徴量の修正操作
が行われる(ステップ412)。
【0060】絶対値を用いた特徴量修正操作に好適な表
示態様の具体的な一例を図9(b)に示す。この例で
は、特徴項目24として「シンプルさ」が表示され、そ
の右側には絶対値インジケータ25と指針26とを用い
て、当該特徴項目24についての特徴量の絶対値が表示
されている。この絶対値インジケータ25には、0.0
〜1.0の範囲で、0.1刻みに絶対値目盛りが付され
ており、この絶対値インジケータ25上には指針26を
用いて当該項目の特徴量が絶対値にて表示される。修正
操作の当初においては、指針26は当該特徴項目の固有
特徴量(当該例示画が本来有する特徴量)に位置されて
おり、図示しないカーソルにて指針26を絶対値インジ
ケータ25上において任意の位置に移動可能になされて
いる。この例によれば、修正開始当初においては、指針
26によって当該例示画の固有特徴量を確認することが
できる。この固有特徴量は、特に感性的特徴を用いた場
合、多数のデザイナー或いは一般需要者の感性に照らし
て統計的に得られたものであるから、流行性を配慮した
デザイン活動には極めて有効である。すなわち、入力さ
れた例示画に関し一般人の感性を知ることができるか
ら、一般人の感性にのっとって、「よりシンプル」に或
いは「より複雑に」といったデザイン活動を容易に実施
することができる。
示態様の具体的な一例を図9(b)に示す。この例で
は、特徴項目24として「シンプルさ」が表示され、そ
の右側には絶対値インジケータ25と指針26とを用い
て、当該特徴項目24についての特徴量の絶対値が表示
されている。この絶対値インジケータ25には、0.0
〜1.0の範囲で、0.1刻みに絶対値目盛りが付され
ており、この絶対値インジケータ25上には指針26を
用いて当該項目の特徴量が絶対値にて表示される。修正
操作の当初においては、指針26は当該特徴項目の固有
特徴量(当該例示画が本来有する特徴量)に位置されて
おり、図示しないカーソルにて指針26を絶対値インジ
ケータ25上において任意の位置に移動可能になされて
いる。この例によれば、修正開始当初においては、指針
26によって当該例示画の固有特徴量を確認することが
できる。この固有特徴量は、特に感性的特徴を用いた場
合、多数のデザイナー或いは一般需要者の感性に照らし
て統計的に得られたものであるから、流行性を配慮した
デザイン活動には極めて有効である。すなわち、入力さ
れた例示画に関し一般人の感性を知ることができるか
ら、一般人の感性にのっとって、「よりシンプル」に或
いは「より複雑に」といったデザイン活動を容易に実施
することができる。
【0061】なお、この実施例の特徴量修正処理は、物
理的特徴量についても行い得ることは言うまでもないこ
とであり、その場合には図6および図7における特徴項
目は、物理的特徴である直線度、コントラスト、複雑度
などにより表現される(ステップ414)。すなわち、
物理的特徴修正処理(ステップ414)はその内容を省
略して示されているが、以上説明した一連の処理(ステ
ップ402〜412)が物理的特徴量に関して実行され
るわけである。その結果、物理的特徴項目のメニューか
ら所望の項目を選択した後、オフセット値又は絶対値を
用いて、特徴量の修正を行うことができる。
理的特徴量についても行い得ることは言うまでもないこ
とであり、その場合には図6および図7における特徴項
目は、物理的特徴である直線度、コントラスト、複雑度
などにより表現される(ステップ414)。すなわち、
物理的特徴修正処理(ステップ414)はその内容を省
略して示されているが、以上説明した一連の処理(ステ
ップ402〜412)が物理的特徴量に関して実行され
るわけである。その結果、物理的特徴項目のメニューか
ら所望の項目を選択した後、オフセット値又は絶対値を
用いて、特徴量の修正を行うことができる。
【0062】図2に戻って、このようにして必要な特徴
量修正操作が完了すると、次いで修正された物理的特徴
量、及び/又は、感性的特徴量に基づき、それに合致ま
たは近い特徴を有する類似画像の抽出が行われ(ステッ
プ203)、抽出された画像は画像表示装置の画面上に
表示される(ステップ204)。このようにして行われ
た初回の検索結果に対応する表示画面の一例を図8に示
す。この例は、図7の表示画面11において、円形リン
グ状の選択マーク19で示されるように、例示画G1を
選択した結果を示している。同図から明らかなように、
例示画G1は縦のストライプの図柄で構成されており、
この例示画G1を基礎として、これに修正を加えシャー
プ度をやや弱めた結果、図8に示されるように、そのよ
うに修正された例示画特徴に類似する画像として、9枚
の画像G11〜G19が選択されている。これら選択さ
れた画像G11〜G19の中に目的となる画像が存在す
れば、検索処理は一応完了するが(ステップ205N
O)、9枚の画像G11〜G19が得られたにも拘ら
ず、尚も好みの画像が存在しない場合には(ステップ2
05YES)、画像再例示処理(ステップ206)が実
行される。
量修正操作が完了すると、次いで修正された物理的特徴
量、及び/又は、感性的特徴量に基づき、それに合致ま
たは近い特徴を有する類似画像の抽出が行われ(ステッ
プ203)、抽出された画像は画像表示装置の画面上に
表示される(ステップ204)。このようにして行われ
た初回の検索結果に対応する表示画面の一例を図8に示
す。この例は、図7の表示画面11において、円形リン
グ状の選択マーク19で示されるように、例示画G1を
選択した結果を示している。同図から明らかなように、
例示画G1は縦のストライプの図柄で構成されており、
この例示画G1を基礎として、これに修正を加えシャー
プ度をやや弱めた結果、図8に示されるように、そのよ
うに修正された例示画特徴に類似する画像として、9枚
の画像G11〜G19が選択されている。これら選択さ
れた画像G11〜G19の中に目的となる画像が存在す
れば、検索処理は一応完了するが(ステップ205N
O)、9枚の画像G11〜G19が得られたにも拘ら
ず、尚も好みの画像が存在しない場合には(ステップ2
05YES)、画像再例示処理(ステップ206)が実
行される。
【0063】画像再例示処理の詳細を図5に示す。この
画像再例示処理では、先の処理で検索された9枚の画像
G11〜G19を表示した状態のままで、マウスからの
画像選択操作を待機する状態となる(ステップ502N
O)。この状態において、9枚の画像G11〜G19の
いずれか1つが選択されると(ステップ502YE
S)、選択された画像の物理的特徴量及び感性的特徴量
の読み出し・記憶が行われた後(ステップ503,50
4)、再び前述した例示画特徴修正処理(ステップ20
2)、類似画像抽出処理(ステップ203)及び検索画
像表示処理(ステップ204)が実行され、検索画像の
一層の絞り込みが可能となる。
画像再例示処理では、先の処理で検索された9枚の画像
G11〜G19を表示した状態のままで、マウスからの
画像選択操作を待機する状態となる(ステップ502N
O)。この状態において、9枚の画像G11〜G19の
いずれか1つが選択されると(ステップ502YE
S)、選択された画像の物理的特徴量及び感性的特徴量
の読み出し・記憶が行われた後(ステップ503,50
4)、再び前述した例示画特徴修正処理(ステップ20
2)、類似画像抽出処理(ステップ203)及び検索画
像表示処理(ステップ204)が実行され、検索画像の
一層の絞り込みが可能となる。
【0064】このように、本実施例装置によれば、外部
画像入力モードとプリセット画像入力モードとのいずれ
かを選択して任意の例示画を入力した後、使用スケール
として感性的特徴量と物理的特徴量とのいずれかを必要
に応じて選択し、さらに修正値としてオフセット値と絶
対値とのいずれれかを選択することによって、デザイン
コンセプトにおおよそ合致する画像から始めて、これに
徐々に修正を加えつつ、画像検索処理を繰り返し、最終
的に求める画像を効率よく検索することができる訳であ
る。
画像入力モードとプリセット画像入力モードとのいずれ
かを選択して任意の例示画を入力した後、使用スケール
として感性的特徴量と物理的特徴量とのいずれかを必要
に応じて選択し、さらに修正値としてオフセット値と絶
対値とのいずれれかを選択することによって、デザイン
コンセプトにおおよそ合致する画像から始めて、これに
徐々に修正を加えつつ、画像検索処理を繰り返し、最終
的に求める画像を効率よく検索することができる訳であ
る。
【0065】
【発明の効果】この出願の請求項1若しくは請求項8に
記載の発明によれば、複数の画像がそれぞれに複数種の
特徴量を付して記憶され、検索を希望する画像の特徴を
図画を用いて例示的に表現してなる例示画が入力され、
前記入力された例示画の特徴が手動にて修正され、前記
修正後の例示画の特徴に基いて、前記記憶された画像の
中から、当該例示画に類似する画像が抽出され、前記抽
出された画像が可視的に出力される。従って、検索を希
望する画像の特徴とぴったり合致する例示画が入手でき
ない場合であっても、画像特徴がおおよそ一致する程度
の例示画を先ず入力した後、これに必要な特徴修正を加
えることにより、所望特徴に合致する画像を効率よく検
索することができる。また、基本コンセプトのみを表し
た例示画により画像特徴を提示し、その後、その例示画
に対して軽微なバリエーションを加えつつ、デザインコ
ンセプトを膨らませて対応する画像を逐次検索するよう
な場合にも、軽微なバリエーション部分についてはそれ
に相当する特徴項目を手動で修正することにより、実際
の例示画に修正を加えずとも、これらの検索作業を効率
よく実施させることができる。
記載の発明によれば、複数の画像がそれぞれに複数種の
特徴量を付して記憶され、検索を希望する画像の特徴を
図画を用いて例示的に表現してなる例示画が入力され、
前記入力された例示画の特徴が手動にて修正され、前記
修正後の例示画の特徴に基いて、前記記憶された画像の
中から、当該例示画に類似する画像が抽出され、前記抽
出された画像が可視的に出力される。従って、検索を希
望する画像の特徴とぴったり合致する例示画が入手でき
ない場合であっても、画像特徴がおおよそ一致する程度
の例示画を先ず入力した後、これに必要な特徴修正を加
えることにより、所望特徴に合致する画像を効率よく検
索することができる。また、基本コンセプトのみを表し
た例示画により画像特徴を提示し、その後、その例示画
に対して軽微なバリエーションを加えつつ、デザインコ
ンセプトを膨らませて対応する画像を逐次検索するよう
な場合にも、軽微なバリエーション部分についてはそれ
に相当する特徴項目を手動で修正することにより、実際
の例示画に修正を加えずとも、これらの検索作業を効率
よく実施させることができる。
【0066】この出願の請求項2若しくは請求項9に記
載の発明によれば、ビデオインタフェース、イメージス
キャナー、タブレット等を用いて任意の例示画を外部か
ら入力できるため、例えば、テレビ画像、映画、パンフ
レット、手書き図形等のように例示画選択の範囲を広げ
ることができる。
載の発明によれば、ビデオインタフェース、イメージス
キャナー、タブレット等を用いて任意の例示画を外部か
ら入力できるため、例えば、テレビ画像、映画、パンフ
レット、手書き図形等のように例示画選択の範囲を広げ
ることができる。
【0067】この出願の請求項3若しくは請求項10に
記載の発明によれば、予め用意された例示画メニューの
中に含まれる複数の例示画の中から1の例示画が選択さ
れて入力されるため、オペレータ側で別途例示画を用意
せずとも、例示画メニューの中から任意の画像を選択す
ることで所望の画像を検索することができる。殊に、こ
の発明では、例示画特徴を手動にて修正可能であること
から、例示画メニューに含まれる例示画数としては各デ
ザインコンセプトをそれぞれ代表する必要最小限で済
み、格別のコストアップを来すことがない。
記載の発明によれば、予め用意された例示画メニューの
中に含まれる複数の例示画の中から1の例示画が選択さ
れて入力されるため、オペレータ側で別途例示画を用意
せずとも、例示画メニューの中から任意の画像を選択す
ることで所望の画像を検索することができる。殊に、こ
の発明では、例示画特徴を手動にて修正可能であること
から、例示画メニューに含まれる例示画数としては各デ
ザインコンセプトをそれぞれ代表する必要最小限で済
み、格別のコストアップを来すことがない。
【0068】この出願の請求項4若しくは請求項11に
記載の発明によれば、入力された例示画の各特徴につい
ての固有特徴量が表示され、所定の修正操作で入力され
る入力値が該当する特徴についての希望の特徴量絶対値
として認識され、当該特徴についての固有特徴量が前記
入力値に修正され、前記修正後の特徴量が表示されるた
め、この固有特徴量表示に基いて、当該例示画の本来持
っている物理的特徴量或いは統計的に一般人から見た感
性的特徴量を確認することができる。殊に、この種の感
性的特徴量は看者によりばらつきが比較的大きいため、
この固有特徴量表示により例示画に対する一般人の感性
を知り得ることは、デザイナーにとって創作活動の助け
となる。また、例示画を必要な特徴量項目についての
み、指定の特徴量に修正することができる。
記載の発明によれば、入力された例示画の各特徴につい
ての固有特徴量が表示され、所定の修正操作で入力され
る入力値が該当する特徴についての希望の特徴量絶対値
として認識され、当該特徴についての固有特徴量が前記
入力値に修正され、前記修正後の特徴量が表示されるた
め、この固有特徴量表示に基いて、当該例示画の本来持
っている物理的特徴量或いは統計的に一般人から見た感
性的特徴量を確認することができる。殊に、この種の感
性的特徴量は看者によりばらつきが比較的大きいため、
この固有特徴量表示により例示画に対する一般人の感性
を知り得ることは、デザイナーにとって創作活動の助け
となる。また、例示画を必要な特徴量項目についての
み、指定の特徴量に修正することができる。
【0069】この出願の請求項5若しくは請求項12に
記載の発明によれば、入力された例示画の各特徴につい
ての固有特徴量の所定調整範囲が表示され、所定の修正
操作で入力される入力値が該当する特徴についての固有
特徴量に対する希望のオフセット値として認識され、該
入力値を前記固有特徴量に加算することにより当該固有
特徴量の値が修正され、前記修正後の特徴量の前記固有
特徴量に対するオフセット値が前記所定調整範囲と関連
付けて表示されるため、例えば、感性的特徴量を利用す
ることにより、必要な特徴量項目についてのみ、所定の
調整範囲内において、「よりシャープに」、「よりシン
プルに」と言った相対的な微調整指示値を以て修正操作
を行うことができる。
記載の発明によれば、入力された例示画の各特徴につい
ての固有特徴量の所定調整範囲が表示され、所定の修正
操作で入力される入力値が該当する特徴についての固有
特徴量に対する希望のオフセット値として認識され、該
入力値を前記固有特徴量に加算することにより当該固有
特徴量の値が修正され、前記修正後の特徴量の前記固有
特徴量に対するオフセット値が前記所定調整範囲と関連
付けて表示されるため、例えば、感性的特徴量を利用す
ることにより、必要な特徴量項目についてのみ、所定の
調整範囲内において、「よりシャープに」、「よりシン
プルに」と言った相対的な微調整指示値を以て修正操作
を行うことができる。
【0070】この出願の請求項6若しくは請求項13に
記載の発明によれば、出力される1若しくは2以上の画
像の一つが検索続行のために新たな例示画として入力さ
れるため、以上の例示画入力、例示画修正、画像抽出、
画像出力を繰り返しつつ、デザイナーのコンセプトに合
致する画像を一層効率よく絞り込むことができる。この
出願の請求項7若しくは請求項14に記載の発明によれ
ば、前記特徴量としては、物理的特徴量、及び/又は、
感性的特徴量が使用されるため、特徴量の種別をデザイ
ンコンセプトに合わせて適切に選択することができる。
記載の発明によれば、出力される1若しくは2以上の画
像の一つが検索続行のために新たな例示画として入力さ
れるため、以上の例示画入力、例示画修正、画像抽出、
画像出力を繰り返しつつ、デザイナーのコンセプトに合
致する画像を一層効率よく絞り込むことができる。この
出願の請求項7若しくは請求項14に記載の発明によれ
ば、前記特徴量としては、物理的特徴量、及び/又は、
感性的特徴量が使用されるため、特徴量の種別をデザイ
ンコンセプトに合わせて適切に選択することができる。
【図1】本発明装置のハードウェア構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】本発明に係る画像検索処理を概略的に示すゼネ
ラルフローチャートである。
ラルフローチャートである。
【図3】本発明に係る例示画入力処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】本発明に係る特徴修正処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】本発明に係る画像再例示処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】例示画外部入力時の表示画面の一例を示す説明
図である。
図である。
【図7】例示画プリセット入力痔の表示画面の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】初回の検索結果の表示画面の一例を示す説明図
である。
である。
【図9】絶対値修正の場合とオフセット値修正の場合と
について、特徴量表示態様の具体的な一例を示す説明図
である。
について、特徴量表示態様の具体的な一例を示す説明図
である。
【図10】登録画像、感性的特徴、物理的特徴、及びマ
ッピングルールの相互関係を示す説明図である。
ッピングルールの相互関係を示す説明図である。
1 中央処理装置 2 表示部 3 操作部 5 画像記憶部 6 ビデオインタフェース 7 タブレット 8 イメージスキャナ 11 画面 13 例示画 14 特徴項目 15 インジケータ 16 指針 17 マウス 18 ウィンドウ 19 選択マーク 20 ウィンドウ 21 特徴項目 22 インジケータ 23 指針 G1〜G9 例示画メニュー G11〜G19 検索された画像 24 特徴項目 25 絶対値インジケータ 26 指針 27 指針 28 オフセット値インジケータ
Claims (14)
- 【請求項1】 複数の画像をそれぞれに複数種の特徴量
を付して記憶させる画像記憶ステップと、 検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示的に表現
してなる例示画を入力するための例示画入力ステップ
と、 前記入力された例示画の特徴を手動にて修正するための
例示画特徴手動修正ステップと、 前記修正後の例示画の特徴に基いて、前記画像記憶ステ
ップにて記憶された画像の中から、当該例示画に類似す
る画像を抽出する類似画抽出ステップと、 前記類似画抽出ステップにて抽出された画像を可視的に
出力する画像出力ステップと、 を具備することを特徴とする画像検索方法。 - 【請求項2】 前記例示画入力ステップは、ビデオイン
タフェース、イメージスキャナー、タブレット等を用い
て任意の例示画を外部から入力する外部入力ステップを
含むことを特徴とする請求項1に記載の画像検索方法。 - 【請求項3】 前記例示画入力ステップは、予め用意さ
れた例示画メニューの中に含まれる複数の例示画の中か
ら1の例示画を選択して入力するプリセット入力ステッ
プを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像検索方
法。 - 【請求項4】 前記例示画特徴手動修正ステップは、 入力された例示画の各特徴についての固有特徴量を表示
する固有特徴量表示ステップと、 所定の修正操作で入力される入力値を該当する特徴につ
いての希望の特徴量絶対値として認識し、当該特徴につ
いての固有特徴量を前記入力値に修正する特徴量修正ス
テップと、 前記修正後の特徴量を表示する修正後特徴量表示ステッ
プと、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像検索
方法。 - 【請求項5】 前記例示画特徴手動修正ステップは、 入力された例示画の各特徴についての固有特徴量の所定
調整範囲を表示する調整範囲表示ステップと、 所定の修正操作で入力される入力値を該当する特徴につ
いての固有特徴量に対する希望のオフセット値として認
識し、該入力値を前記固有特徴量に加算することにより
当該固有特徴量の値を修正する特徴量修正ステップと、 前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオフセッ
ト値を前記所定調整範囲と関連付けて表示する修正後特
徴量表示ステップと、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像検索
方法。 - 【請求項6】 前記画像出力ステップにて出力される1
若しくは2以上の画像の一つを検索続行のために新たな
例示画として入力するための検索続行用例示画入力ステ
ップを具備することを特徴とする請求項1に記載の画像
検索方法。 - 【請求項7】 前記特徴量は、物理的特徴量、及び/又
は、感性的特徴量であることを特徴とする請求項1に記
載の画像検索方法。 - 【請求項8】 複数の画像をそれぞれに複数の特徴量を
付して記憶させた画像記憶手段と、 検索を希望する画像の特徴を図画を用いて例示的に表現
してなる例示画を入力するための例示画入力手段と、 前記入力された例示画の特徴を手動にて修正するための
例示画特徴手動修正手段と、 前記修正後の例示画の特徴に基いて、前記画像記憶手段
にて記憶された画像の中から、当該例示画に類似する画
像を抽出する類似画抽出手段と、 前記類似画抽出手段にて抽出された画像を可視的に出力
する画像出力手段と、 を具備することを特徴とする画像検索装置。 - 【請求項9】 前記例示画入力手段は、ビデオインタフ
ェース、イメージスキャナー、タブレット等の任意の例
示画を外部から入力可能な外部入力装置であることを特
徴とする請求項8に記載の画像検索装置。 - 【請求項10】 前記例示画入力手段は、予め用意され
た例示画メニューの中に含まれる複数の例示画の中から
1の例示画を選択して入力可能なプリセット入力装置で
あることを特徴とする請求項8に記載の画像検索装置。 - 【請求項11】 前記例示画特徴手動修正手段は、 入力された例示画の各特徴についての固有特徴量を表示
する固有特徴量表示手段と、 所定の修正操作で入力される入力値を該当する特徴につ
いての希望の特徴量絶対値として認識し、当該特徴につ
いての固有特徴量を前記入力値に修正する特徴量修正手
段と、 前記修正後の特徴量を表示する修正後特徴量表示手段
と、 を具備することを特徴とする請求項8に記載の画像検索
装置。 - 【請求項12】 前記例示画特徴手動修正手段は、 入力された例示画の各特徴についての固有特徴量の所定
調整範囲を表示する調整範囲表示手段と、 所定の修正操作で入力される入力値を該当する特徴につ
いての固有特徴量に対する希望のオフセット値として認
識し、該入力値を前記固有特徴量に加算することにより
当該固有特徴量の値を修正する特徴量修正手段と、 前記修正後の特徴量の前記固有特徴量に対するオフセッ
ト値を前記所定調整範囲と関連付けて表示する修正後特
徴量表示手段と、 を具備することを特徴とする請求項8に記載の画像検索
装置。 - 【請求項13】 前記画像出力手段にて出力される1若
しくは2以上の画像の一つを検索続行のために新たな例
示画として入力するための検索続行用例示画入力手段を
具備することを特徴とする請求項8に記載の画像検索装
置。 - 【請求項14】 前記特徴量は、物理的特徴量、及び/
又は、感性的特徴量であることを特徴とする請求項8に
記載の画像検索装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05593595A JP3284528B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 画像検索方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05593595A JP3284528B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 画像検索方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249351A true JPH08249351A (ja) | 1996-09-27 |
JP3284528B2 JP3284528B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=13012942
Family Applications (1)
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