JPH0824840A - 水質調整装置 - Google Patents

水質調整装置

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JPH0824840A
JPH0824840A JP19450894A JP19450894A JPH0824840A JP H0824840 A JPH0824840 A JP H0824840A JP 19450894 A JP19450894 A JP 19450894A JP 19450894 A JP19450894 A JP 19450894A JP H0824840 A JPH0824840 A JP H0824840A
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JP
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water
valve
tank
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ejector
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JP19450894A
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English (en)
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Shujun Shiina
周遵 椎名
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】用水の残留塩素を適切な濃度に調整し、硬度成
分の添加、PH調整なども行える水質調整装置を提供す
る。 【構成】(イ)ろ過槽(1)に空気抜き口(2)、ドレ
ン(5)、原水入口(8)、処理水出口(9)、ろ材
(4)、ろ過槽蓋(7)を設ける。(ロ)希釈槽(2
6)は定水位弁(27)それと連通する貯水槽(29)
及びエジェクター(21)に連通する薬液供給弁(2
2)を設ける。(ハ)滅菌剤槽(25)は先端を希釈槽
(26)の水面に没入して設ける。(ニ)配管は、原水
流入弁(17)、原水流量計(13)、原水入口
(8)、処理水出口(9)、エジェクター(21)、処
理水供給弁(18)に至る系と原水流入弁(17)、混
合水流量計(11)、エジェクターに至る系を設け、さ
らに処理水流出弁(10)、切換弁(15)、貯水槽
(29)、希釈槽(26)、薬液供給弁(22)、エジ
ェクター(21)の吸い込み口に至る系を設ける。 以上の樽成によりなる水質調整装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生活用水の水質調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生活用水は取水源にて採取した原
水を給水元が適宜処理の上、殺菌用の塩素を加えて配管
給水している。塩素は配管中にて消耗するので、遠方の
使用者まで所定濃度を維持するためには過剰添加に依ら
ざるを得ない。その水質の調整手段として末端給水栓に
直接浄水器を個々に接続して使用するものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ.浄水器は厨房など使用する現場に置くために美観と
か邪魔にならないことが重視されて、形状を大きく作れ
ない。従って処理材と原水との接触面積や反応時間が限
られ通水処理量や寿命を大きく取ることが出来ない。 ロ.蛇口毎に取り付けが必要で寿命の管理も面倒であ
る。 ハ.処理材の交換は他製品との互換性が無いので、いろ
いろ使ってみるには本体共の購入が必要となり不経済で
ある。 ニ.通水処理後は残留塩素が無いので細薗汚染に注意が
必要である。 ホ.有機物、金属イオンなどの除去あるいは添加などの
操作で水質に特徴を持たせることが難しい。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】ろ過槽本体(1)は内部
を活性炭層(31)として、上部に原水入口(8)、空
気抜き口(2)、下部にドレン(5)を設け、さらにろ
材(4)で仕切った処理水出口(9)及びろ過槽蓋
(7)を設ける。希釈槽(26)は上部に定水位弁(2
7)を設け、それに貯水槽弁(28)を介して貯水槽
(29)に連通して設け、希釈液出口は、底部より配管
を立ち上げ定水位上に薬液供給弁(22)と逆止弁(2
3)を設けエジェクター(21)の吸い込み口に連通し
て設ける。滅菌剤槽(25)は薬液出口に薬液調整弁
(24)を設けて、先端出口を細くチューブ状に設定し
て、希釈槽(26)の定水位面下に浅く没入して設け
る。原水取り入れ口には、原水流入弁(17)と逆止弁
(16)を設け、その先は原水流量調整弁(14)、原
水流量計(13)、原水入口(8)へ至る系統と、混合
水調整弁(12)、混合水流量計(11)を経て、処理
水出口(9)と連通する処理水流出弁(10)と接合し
て、切換弁(15)から貯水槽(29)へ接続する配管
と、エジェクター(21)の流入口に接続する配管との
系統とを設ける。エジェクター(21)の流出口には逆
止弁(19)と処理水供給弁(18)を設け、途中分岐
して検水口弁(26)を設ける。ろ過槽本体(1)は架
台(40)の上に設置して、他の貯水槽(29)、希釈
槽(26)、滅菌剤槽(25)、主配管等は架台(4
0)の内部に収納して設ける。以上の構成からなる水質
調整装置。
【0005】
【作用】本発明を使用するときは、原水流入弁(17)
を開き原水を流入させると同時に原水流量調整弁(1
4)及び混合水調整弁(12)を各々操作して、原水流
量計(13)と混合水流量計(11)の指示により流量
を配分して、所定量を原水入口(8)に供給する。この
所定量は次のように算出する。 給水される生活用水には通常、過剰濃度の残留塩素が含
まれているため所定量をろ過槽本体(1)の内部の活性
炭層(31)に通液して残留塩素を除き、ろ材(4)で
ろ過した処理水は処理水出口(9)から処理水流出弁
(10)を経て、先に混合水調整弁(12)、混合水流
量計(11)を経て分流した所定量を差し引いた原水と
合流してエジェクター(21)の流入口に至りその流出
口、逆止弁(19)、処理水供給弁(18)を経て各給
水栓に給水する。検水口弁(20)は資料水の採取及び
排水用に使用する。この時、切換弁(15)、薬液供給
弁(22)、貯水槽弁(28)は閉とする。ドレン弁
(6)は排出用で常時は閉とする。空気抜弁(3)は密
閉したろ過槽本体(1)の活性炭層(31)を完全に冠
水させるため空気を抜き水位を安定させるために使用す
る。その上部空間は空気室で、配管内が負圧になった場
合に、ろ過槽内の原水の直接の逆流を防止する。逆止弁
(16)、逆止弁(19)は各々の流液の逆流を防止す
るものである。処理水は所望の残留塩素量に水質調整さ
れる。原水に残留塩素が不足で別途添加が必要な場合
は、混合水調整弁(12)を閉じて原水を全て原水入口
(8)に給水する。切換弁(15)、貯水槽弁(28)
を開いて、処理水を希釈槽(26)に給水する。その水
位は定水位弁(27)で制御されるが、密倒容器の滅菌
剤槽(25)の薬液出口を、この水位でわずかに水没し
て設けて有るために薬液調整弁(24)を開けても水封
となり中身の薬液は出ないが、薬液供給弁(22)を開
けると、エジェクター(21)に処理水が貫流中だと吸
い込まれ希釈槽(26)の水位が下がる。その時に、滅
菌剤槽(25)の薬液出口が水面上になり水封が解けて
中身の薬液が連続して供給される。処理水の流れが停止
して、配管内の水流が止まるとエジェクター(21)の
貫流も止まるため、希釈槽(26)からの吸い込みも止
まり、定水位弁(27)の給水は初期の水位を回復して
停止する。その時滅菌剤槽(25)の薬液出口は再び水
封され薬液の供給も停止する。この様に滅菌剤槽(2
5)の薬液添加は処理水の流れの有無によって制御する
事が出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。ろ
過槽本体(1)は上部に原水入口(8)、空気抜き口
(2)、下部にドレン(5)を設け、さらにろ材(4)
で仕切った処理水出口(9)及び、ろ過槽蓋(7)を設
ける。希釈槽(26)は上部に定水位弁(27)を設
け、貯水槽弁(28)を介して貯水槽(29)に連通す
る。底部より配管を水面上に立ち上げ希釈液出口を設け
る。それに薬液供給弁(22)と逆止弁(23)を設
け、エジェクター(21)の吸い込み口に連通する。滅
菌剤槽(25)は出口先端形状を細い筒として薬液調整
弁(24)で仕切り密閉容器とする。さらに筒状先端
は、希釈槽(26)の満水位の水面下に浅く没入して設
ける。配管は、原水取入れ口に原水流入弁(17)、逆
止弁(16)を設け、その先は分岐して、原水流量調整
弁(14)、原水流量計(13)、原水入口(8)へ接
続する系統と、混合水調整弁(12)、混合水流量計
(11)あと処理水流出弁(10)と集合してエジェク
ター(25)の流入口と切換弁(15)を介して貯水槽
(29)に接続する系統を設ける。エジェクター(2
5)の流出口には逆止弁(19)と処理水供給弁(1
8)を設け、さらに検水口弁(20)を分岐して設け
る。本発明は以上のような構造でこれを使用するとき
は、ろ過槽本体(1)のドレン管(6)を閉め切り内部
の活性炭層(31)に活性炭を充填する。ついでろ過槽
蓋(7)を密閉する。原水流入弁(17)を開けて原水
を圧送すると逆止弁(16)を経て原水流量調整弁(1
4)と混合水調整弁(12)に至るが、その弁操作によ
って別途算出の所定量を原水流量計(13)で確認して
原水入口(8)に給水する。残りの原水は混合水流量計
(11)を経て途中、処理水出口(9)の処理水流出弁
(10)を経て流出する処理水と合流してエジェクター
(21)の流入口へ入り貫流して逆止弁(19)、処理
水供給弁(18)を経由して配水される。検水口弁(2
0)は資料水の採取と排水時に使用する。逆止弁(1
6)および逆止弁(19)は流水が配管内において逆流
する事を防止する。空気抜弁(3)は、ろ過槽本体
(1)の水位を調整するためで、活性炭層(31)を冠
水状態に保ち、上部の空気層を確保して、原水の原水入
口(8)への逆流を防止する。「図1」は本実施例に於
ける各弁の開閉状態を示している。黒い塗りつぶしの弁
は閉の状態をしめしている。この様に、給水元の過剰の
残留塩素を適量に薄めて処理水を給水することが出来
る。 「第2実施例」原水の残留塩素が不足な時、あるいは原
水の全量を活性炭処理したい場合は、「図2」に示す様
に黒い塗りつぶしの弁は閉として、その他は開として配
管内の弁の切り換え操作で処理水に塩素を混入する事が
出来る。原水流入弁(17)を開き原水を圧送する。原
水流量調整弁(14)を開き混合水調整弁(12)を閉
じる。処理水流出弁(10)、切換弁(15)、貯水槽
弁(28)、薬液供給弁(22)、薬液調整弁(2
4)、処理水供給弁(18)それと空気抜弁(3)と空
気抜弁(30)を開く。空気抜弁(3)と空気抜弁(3
0)は空気が抜けて水が出始めた状態で閉じる。原水は
全量が活性炭ろ過されて処理水として給水されるが、エ
ジェクター(21)を貫流する時にその吸い込み口は負
圧となり逆止弁(23)が開いて、希釈槽(26)の液
は処理水に吸い込まれる。希釈槽(26)の水位が下が
ると滅菌剤槽(25)の薬液出口は水面に露出して水封
が解け中の薬剤は連続的に滴下補給される。処理水の流
れが停止すると希釈槽(26)の液も吸い込まれず液面
は定水位まで上がり、滅菌剤槽(25)の薬液出口は水
封され薬液の補給は停止する。この様に処理水に滅菌剤
は連続的に添加される。 「第3実施例」「第2実施例」に於ての使用法の応用
で、「図3」に示す様に、ろ過槽本体(1)の活性炭層
(31)を分割してイオン交換樹脂層(32)を設ける
ことが出来る。この層は樹脂のみを限定したものではな
く、無機イオン交換体、砂ろ過層など原水に対応して用
いる事が出来る。希釈槽(26)の水中には、さんご化
石(33)、あるいはPH調整剤などを浸漬、溶解させ
て処理水を所望の水質に調整することが出来る。
【0007】
【発明の効果】本発明を使用することに依って次のよう
な効果がある。 (イ)給水される生活用水に過剰に残留塩素が含まれて
いても、適切な濃度に薄めて調整することが出来る。
(味覚の改善) (ロ)滅菌剤が不足または含まれていない用水には、適
量を添加することが出来る。(細菌汚染の防止) (ハ)カルシューム剤の溶出添加に依って配管機材の消
耗が防げる。(赤水の発生を抑制する。ミネラル成分の
補充) (ニ)配管が出来れば設置場所は何処でも自由に決めら
れる。 (ホ)サービスエリアを1戸、1棟、またはブロック単
位に決められるので、管理は楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の模式説明図である。
【図2】本発明の「第2実施例」の模式説明図である。
【図3】本発明の「第3実施例」の模式説明図である。
【符号の説明】
1 ろ過槽本体 2 空気抜き口 3 空気抜弁 4 ろ材 5 ドレン 6 ドレン弁 7 ろ過槽蓋 8 原水入口 9 処理水出口 10 処理水流出弁 11 混合水流量計 12 混合水調整弁 13 原水流量計 14 原水流量調整弁 15 切換弁 16 逆止弁 17 原水流入弁 18 処理水供給弁 19 逆止弁 20 検水口弁 21 エジェクター 22 薬液供給弁 23 逆止弁 24 薬液調整弁 25 滅菌剤槽 26 希釈槽 27 定水位弁 28 貯水槽弁 29 貯水槽 30 空気抜弁 31 活性炭層 32 イオン交換樹脂層 40 架台
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/50 550 H C L 560 B D 1/68 510 B 520 M 530 B 540 A C G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ろ過槽本体(1)に、原水入口
    (8)空気抜き口(2)ドレン(5)を設け、さらにろ
    材(4)で仕切った処理水出口(9)及び、ろ過槽蓋
    (7)を設ける。 (ロ)希釈槽(26)は定水位弁(27)、貯水槽弁
    (28)を設け、貯水槽(29)の出水口に連通し、薬
    液供給弁(22)は逆止弁(23)を介してエジェクタ
    ー(21)の吸い込み口に連通して設ける。 (ハ)滅菌剤槽(25)は薬液出口をチューブ状として
    薬液調整弁(24)を設け、密閉容器として薬液出口を
    希釈槽(26)に水没して設ける。 (ニ)配管は原水流入弁(17)、逆止弁(16)以降
    を分岐して、一方を原水流量調整弁(14)と原水流量
    計(13)を介して原水入口(8)へ接続して設け、他
    方は混合水調整弁(12)、混合水流量計(11)を介
    し、処理水流出弁(10)の配管を集合してエジェクタ
    ー(21)の流入口に接続して設けるが途中分岐して切
    換弁(15)を経て貯水槽(29)に連通する配管を設
    け、またエジェクター(21)の流出口には逆止弁(1
    9)を経て処理水供給弁(18)を設ける。 以上の構成によりなる水質調整装置。
JP19450894A 1994-07-15 1994-07-15 水質調整装置 Pending JPH0824840A (ja)

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