JPH082481A - 救命浮器の救命具及び救命方法 - Google Patents
救命浮器の救命具及び救命方法Info
- Publication number
- JPH082481A JPH082481A JP6143214A JP14321494A JPH082481A JP H082481 A JPH082481 A JP H082481A JP 6143214 A JP6143214 A JP 6143214A JP 14321494 A JP14321494 A JP 14321494A JP H082481 A JPH082481 A JP H082481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- life
- simple fastening
- fastening metal
- life preserver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】救命浮器又は浮器有具から水中に投げ出された
とき、溺れることなく、人命を落とさなくてすむような
治具を見つける。 【構成】救命浮器又は浮器有具の側面部上部に吊結輪を
設けるか又は外周に張り巡らせた運搬補助紐並びに手す
りに水中に投げ出されたときに救命用紐を具備する簡易
締結金具を組み付け、救命用紐の端部を身体に巻つけ、
自結部で身体を固定する。
とき、溺れることなく、人命を落とさなくてすむような
治具を見つける。 【構成】救命浮器又は浮器有具の側面部上部に吊結輪を
設けるか又は外周に張り巡らせた運搬補助紐並びに手す
りに水中に投げ出されたときに救命用紐を具備する簡易
締結金具を組み付け、救命用紐の端部を身体に巻つけ、
自結部で身体を固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】救命浮器、ボート、筏その他水上
での浮器に関する。
での浮器に関する。
【0002】
【従来の技術】浮器の外周に張り巡らし設けられた紐又
は手すりに手でつかまっていた。
は手すりに手でつかまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】浮器の外周に張り巡ら
し設けられた紐又は手すりに手でつかまっていると高波
に襲われると、水を飲んだりして手を離すとか、疲労し
てウトウトして手を離す恐れがある。一旦手を離すと、
元気で泳げる場合を除いて、泳ぐ気力を喪失して人命を
落とす危険性がある。この場合人体を紐を介して手すり
又は外周に張り巡らした紐に結び付いておれば、一命を
落さずにすむ可能性が極めて大きくなる。
し設けられた紐又は手すりに手でつかまっていると高波
に襲われると、水を飲んだりして手を離すとか、疲労し
てウトウトして手を離す恐れがある。一旦手を離すと、
元気で泳げる場合を除いて、泳ぐ気力を喪失して人命を
落とす危険性がある。この場合人体を紐を介して手すり
又は外周に張り巡らした紐に結び付いておれば、一命を
落さずにすむ可能性が極めて大きくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意研究をした結果本発明に到達したもので、すなわ
ち本発明は救命浮器又は浮器遊具に取付けられた吊結輪
又は外周に張り巡らし設けられた手すり並びに運搬補助
紐に簡易締結金具を取付け、該簡易締結金具に結合され
ている紐で水中に投げ出された人が自力で体を縛ること
で人命を救助せんとするものであり、加えて救命浮器又
は浮器遊具に取付けられた吊結輪又は外周に張り巡らし
設けられた手すり並びに運搬補助紐に予め救命用紐に結
合されている簡易締結金具を備えているものであり、水
中に投げ出されたとき、救命浮器又は浮器遊具に取付け
られた吊結輪又は外周に張り巡らし設けられた手すり並
びに運搬補助紐に予め取付けられた簡易締結金具を用い
て自縛するか又は救命用紐を結合した携帯用簡易締結金
具を吊結輪又は手すり並びに運搬補助紐に取付ける救命
浮器の救命方法である。
に鋭意研究をした結果本発明に到達したもので、すなわ
ち本発明は救命浮器又は浮器遊具に取付けられた吊結輪
又は外周に張り巡らし設けられた手すり並びに運搬補助
紐に簡易締結金具を取付け、該簡易締結金具に結合され
ている紐で水中に投げ出された人が自力で体を縛ること
で人命を救助せんとするものであり、加えて救命浮器又
は浮器遊具に取付けられた吊結輪又は外周に張り巡らし
設けられた手すり並びに運搬補助紐に予め救命用紐に結
合されている簡易締結金具を備えているものであり、水
中に投げ出されたとき、救命浮器又は浮器遊具に取付け
られた吊結輪又は外周に張り巡らし設けられた手すり並
びに運搬補助紐に予め取付けられた簡易締結金具を用い
て自縛するか又は救命用紐を結合した携帯用簡易締結金
具を吊結輪又は手すり並びに運搬補助紐に取付ける救命
浮器の救命方法である。
【0005】本発明を図面に基づいて説明する。図1は
救命浮器4の外周用紐に本発明の簡易締結金具1を組つ
けた斜視図で図2は簡易締結金具の一例で、図3は簡易
締結金具の他の例である。
救命浮器4の外周用紐に本発明の簡易締結金具1を組つ
けた斜視図で図2は簡易締結金具の一例で、図3は簡易
締結金具の他の例である。
【0006】本発明において、簡易締結金具1に結合す
る自縛用紐(救命用紐)2の自縛方法は図4のように救
命用紐の端部2aをもって人体を巻き自結部9を図のよ
うに一重にするか二重にする(図示せず)。二重にした
方が安全であるが、万やむを得ない場合は一重にして、
図4のように脱落防止結び10を救命用紐の端部2aに
設けておく。別の方法としては、図5のように救命用紐
の両端部に簡易締結金具1を結合し、一端の簡易締結金
具を手すり又は外周用紐に組つけ、他端の簡易締結金具
を人体を巻くようにして救命用紐に組み付ける。
る自縛用紐(救命用紐)2の自縛方法は図4のように救
命用紐の端部2aをもって人体を巻き自結部9を図のよ
うに一重にするか二重にする(図示せず)。二重にした
方が安全であるが、万やむを得ない場合は一重にして、
図4のように脱落防止結び10を救命用紐の端部2aに
設けておく。別の方法としては、図5のように救命用紐
の両端部に簡易締結金具1を結合し、一端の簡易締結金
具を手すり又は外周用紐に組つけ、他端の簡易締結金具
を人体を巻くようにして救命用紐に組み付ける。
【0007】救命用紐は長さは2〜3mが望ましく、親
水性のあまりないポリアミド繊維、ポリエステル繊維又
は天然繊維表面に合成樹脂を含浸させた縄状(ロープ)
のものも使用する。太さは直径8〜12mmの延伸性の
余りないものが望ましい。
水性のあまりないポリアミド繊維、ポリエステル繊維又
は天然繊維表面に合成樹脂を含浸させた縄状(ロープ)
のものも使用する。太さは直径8〜12mmの延伸性の
余りないものが望ましい。
【0008】図6はボートの斜視図で、ボートの側面部
上部7aに複数の吊結輪8を設けたもので、簡易締結金
具は吊結輪に組み付ける。吊結輪が足りない場合は図7
のように吊結輪8の開孔部8aに外周用紐5を通す。図
8はボート7が転覆した時の、簡易締結金具1の組み付
けを示す斜視図である。転覆し、ボートを正常に復帰で
きない場合もあり、ボート側面部上部7aに外周用紐が
存在する方が望ましい。救命用紐(自縛用紐)を有する
簡易締結金具1は吊結輪、外周用紐又は手すり(図示せ
ず)に予め組み付けておいても(救命用紐は場所をとら
ないように円環状に巻いておく)乗員が携帯しておいて
もよい。要は乗員が水中に投げ出されたときに、すぐに
簡易締結金具を使用できる状態にして、救命要紐を人体
に巻きつけ、人命を救助可能の状態におくことである。
上部7aに複数の吊結輪8を設けたもので、簡易締結金
具は吊結輪に組み付ける。吊結輪が足りない場合は図7
のように吊結輪8の開孔部8aに外周用紐5を通す。図
8はボート7が転覆した時の、簡易締結金具1の組み付
けを示す斜視図である。転覆し、ボートを正常に復帰で
きない場合もあり、ボート側面部上部7aに外周用紐が
存在する方が望ましい。救命用紐(自縛用紐)を有する
簡易締結金具1は吊結輪、外周用紐又は手すり(図示せ
ず)に予め組み付けておいても(救命用紐は場所をとら
ないように円環状に巻いておく)乗員が携帯しておいて
もよい。要は乗員が水中に投げ出されたときに、すぐに
簡易締結金具を使用できる状態にして、救命要紐を人体
に巻きつけ、人命を救助可能の状態におくことである。
【0009】
【作用】救命浮器又は浮器遊具の側面部上部に吊結輪を
設けるか、又は外周に設けられた手すり並びに運搬補助
紐に救命用紐を保有する簡易締結金具を組み付け救命用
紐で人体を自縛して救助を待つ。
設けるか、又は外周に設けられた手すり並びに運搬補助
紐に救命用紐を保有する簡易締結金具を組み付け救命用
紐で人体を自縛して救助を待つ。
【0010】
【発明の効果】救命浮器又は浮器遊具の側面部上部に設
けた吊結輪又は該救命浮器又は浮器遊具の外周に張り巡
らせた運搬補助紐(外周用紐)並びに手すりに予め救命
用紐を具備した簡易締結金具を組み付けておくか、又は
身体に携帯しているので、転覆に際しては冷静に対処し
て救命用紐で身体を自縛し、簡易締結金具を介して救命
浮器又は浮器遊具に一体となって連携しているので、人
命を落とす危険は著しく少なくなった。
けた吊結輪又は該救命浮器又は浮器遊具の外周に張り巡
らせた運搬補助紐(外周用紐)並びに手すりに予め救命
用紐を具備した簡易締結金具を組み付けておくか、又は
身体に携帯しているので、転覆に際しては冷静に対処し
て救命用紐で身体を自縛し、簡易締結金具を介して救命
浮器又は浮器遊具に一体となって連携しているので、人
命を落とす危険は著しく少なくなった。
【図1】図1は本発明の救命浮器と簡易締結金具の関係
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】図2は簡易締結金具の斜視図。
【図3】図3は簡易締結金具の他の例の斜視図。
【図4】図4は本発明の救命用紐の人体の自縛を示す斜
視図の一例。
視図の一例。
【図5】図5は本発明の救命用紐の両端部に簡易締結金
具を具備する平面図。
具を具備する平面図。
【図6】図6は本発明のボートの側面部上部に吊結輪を
設けた斜視図。
設けた斜視図。
【図7】図7は本発明のボートの側面部上部に外周用紐
を張り巡らした斜視図。
を張り巡らした斜視図。
【図8】図8はボートが水中に転覆し、本発明の簡易締
結金具との関係を示す斜視図。
結金具との関係を示す斜視図。
1 簡易締結金具(ワンタッチ金具) 2 自縛用紐(救命用紐) 2a 自縛用紐端部 3 紐取付部 4 救命浮器 5 外周用紐(運搬補助紐) 6 自縛用結び 7 ボート 7a ボート側面部上部 8 救命具吊結輪 8a 救命具吊結輪開孔部 9 自結部 10 脱落防止結び M 人体 S 水中
Claims (3)
- 【請求項1】救命浮器又は浮器遊具に取り付けられた吊
結輪又は外周に張り巡らし設けられた手すり並びに運搬
補助紐に簡易締結金具を取付け、該簡易締結金具に結合
されている紐で水中に投げ出された人が自力でで体を縛
ることを特徴とする救命遊具の救命具。 - 【請求項2】救命浮器又は浮器遊具に取付けられた吊結
輪又は外周に張り巡らし設けられた手すり並びに運搬補
助紐に予め救命用紐に結合されている簡易締結金具を備
えておくことを特徴とする請求項1記載の救命浮具の救
命具。 - 【請求項3】水中に投げ出されたとき、救命浮器又は浮
器遊具に取付けられた吊結輪又は外周に張り巡らし設け
られた手すり並びに運搬補助紐に予め取付けられた簡易
締結金具を用いて自縛するか又は救命用紐を結合した携
帯用簡易締結金具を吊結輪又は手すり並びに運搬補助紐
に取付けることを特徴とする救命浮器の救命方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143214A JPH082481A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 救命浮器の救命具及び救命方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143214A JPH082481A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 救命浮器の救命具及び救命方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082481A true JPH082481A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15333549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143214A Withdrawn JPH082481A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 救命浮器の救命具及び救命方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082481A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111516830A (zh) * | 2020-04-30 | 2020-08-11 | 赵良辉 | 一种输水渠道用安全防护救生装置 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143214A patent/JPH082481A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111516830A (zh) * | 2020-04-30 | 2020-08-11 | 赵良辉 | 一种输水渠道用安全防护救生装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4599073A (en) | Man overboard rescue system | |
US6558082B1 (en) | Combined ballast and signalling device for a personal flotation device | |
US5158489A (en) | Marine rescue life net | |
US6050869A (en) | Marine rescue snare | |
US8720751B2 (en) | Lifesaver backpack | |
US2342868A (en) | Lifesaving apparatus | |
US3216030A (en) | Life line apparatus | |
WO2009036494A1 (en) | Man-over-board rescue device | |
US4540372A (en) | Life preserver | |
JP7268146B2 (ja) | 水難救助用馬蹄形救命ブイ及び関連する救助ロープアセンブリ | |
US7927162B1 (en) | Multi-functional, personal flotation device | |
US9233741B2 (en) | Life saving dan buoy | |
US20050250396A1 (en) | Rescue lift | |
GB2525488A (en) | Life jacket attachment | |
JPH082481A (ja) | 救命浮器の救命具及び救命方法 | |
JP2002240782A (ja) | 救命いかだ | |
US7189129B2 (en) | Life saver buoy | |
USRE42238E1 (en) | Combined ballast and signalling device for a personal flotation device | |
US20030194277A1 (en) | No-lock pneumatic coupler | |
AU746797B2 (en) | Craft, in particular a survival raft | |
US831891A (en) | Rescue-buoy. | |
US6352461B1 (en) | Water rescue device and method | |
JPH06199281A (ja) | ネット状救命機器 | |
US11161577B1 (en) | Personal flotation device with safety features | |
RU155971U1 (ru) | Надувное спасательное средство |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |