JPH08247871A - 微圧計 - Google Patents

微圧計

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JPH08247871A
JPH08247871A JP5480495A JP5480495A JPH08247871A JP H08247871 A JPH08247871 A JP H08247871A JP 5480495 A JP5480495 A JP 5480495A JP 5480495 A JP5480495 A JP 5480495A JP H08247871 A JPH08247871 A JP H08247871A
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light
reflecting mirror
pressure
micromanometer
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JP5480495A
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English (en)
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Yukinobu Nishikawa
幸伸 西川
Nobutaka Izawa
伸貴 伊沢
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微小な圧力変動に対する応答性が良好であ
り、電子機器を含むシステムへの応用にとって好適な微
圧計を提供する。 【構成】 圧力の変動に伴って弾性変形する受圧部11
と、細いビーム状のレーザ光Sを出射するレーザ光源1
2と、レーザ光源12からの光を反射するとともに、反
射鏡回転機構20により回転することによって反射光
S’、S”を一定の範囲に走査する反射鏡13と、反射
光S’、S”の走査範囲内に複数の受光素子22、2
2、…が配列された受光部14を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微小な圧力の測定に用
いて好適な微圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体の圧力を測定する圧力計のうち、特
に微小な圧力を測定するための微圧計としては弾性圧力
計が従来から知られている。図3は、弾性圧力計の一例
を示す図であって、図中符号1は受圧部、2は拡大機
構、3は指針、4は目盛板である。この弾性圧力計5
は、圧力導入口6を通じて弾性体からなるベローズ型の
受圧部1に圧力が導入された際に受圧部1に弾性変形が
生じ、その弾性変形によるわずかな動きをラック7、ピ
ニオン8からなる拡大機構2によって指針3の動きとし
て拡大し、目盛板4上に圧力を指示するものである。な
お、受圧部の構造の違いによって上記ベローズ型の他、
ダイアフラム型、ブールドン管型等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の微圧計において、指針が一定の重量を有してい
ることは勿論、指針の先端が所定間隔を持った目盛を指
示する必要があるため、指針はある程度以上の長さを有
している。したがって、指針の長さが長いことに起因し
て指針の回転モーメントが比較的大きくなるため、微小
な圧力変動に対する指針の応答が遅れるという問題があ
った。また、この微圧計は他の機器に対する出力を持っ
ていないため、例えばこの微圧計を他の電子機器と組み
合わせてシステムを構築する場合には、他の電子機器に
入力するための電気信号を得るためにシステムの構成が
複雑化していた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、微小な圧力変動に対する応答性が良好であ
るとともに、電子機器を含むシステムへの応用にとって
好適な微圧計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の微圧計は、圧力の変動に伴って弾性変形
する受圧部と、細いビーム状の光を出射する光源と、前
記光源から出射された光を反射するとともに、前記受圧
部の弾性変形に伴って回転または移動することにより反
射光を一定の範囲に走査する反射鏡と、前記反射光の受
光の有無に従って電気信号を出力する受光素子が前記反
射光の走査範囲内に複数個配列された受光部とを有する
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の微圧計によれば、圧力が変動した際に
受圧部に弾性変形が生じ、この弾性変形に伴って反射鏡
が回転または移動する。その一方、光源から出射される
細いビーム状の光は反射鏡によって反射するが、その
際、反射鏡の回転または移動に従って反射光は一定の範
囲に走査される。そこで、受光部において反射光の走査
範囲内に配列された複数個の受光素子のいずれかが反射
光を受けて電気信号を出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
て説明する。図1は本実施例の微圧計10を示す図であ
って、図中符号11は受圧部、12はレーザ光源(光
源)、13は反射鏡、14は受光部である。
【0008】受圧部11がケーシング16の内部に設け
られている。受圧部11は例えばゴム等の弾性体をベロ
ーズ型に形成したものであり、圧力導入口17を通じて
内部の圧力が変動した際に弾性変形が生じるようになっ
ている。また、受圧部11の上部にはラック18、ピニ
オン19からなる反射鏡回転機構20が設けられてい
る。
【0009】反射鏡13が前記反射鏡回転機構20によ
って軸21を中心として回転可能に設けられている。す
なわち、圧力変動により受圧部11が弾性変形したとき
に、ラック18の上下動に伴ってピニオン19が回転す
ることにより、反射鏡13が軸21を中心として回転す
るように構成されている。
【0010】また、レーザ光(光)を出射するレーザ光
源12がケーシング16に固定されるとともに、レーザ
光Sの出射方向が反射鏡13の方を向き、レーザ光源1
2から出射される細いビーム状のレーザ光Sが常に反射
鏡13に照射されるようになっている。
【0011】そして、反射光S’、S”は反射鏡13の
回転に伴って一定の範囲内に走査される(図1中実線と
2点鎖線で示す)が、その走査範囲は窓部15として外
側に張り出し、窓部15の内面に受光部14が設置され
ている。受光部14には多数個の受光素子22、22、
…が反射鏡13を中心として円弧状に配列されており、
受光素子22として例えばフォトトランジスタ等、受光
の有無に従って「1」または「0」の信号を出力する、
いわゆるスイッチング機能を有する受光素子が用いられ
ている。
【0012】また、受光部14は、例えば微圧計10内
において受光部14からの出力信号を圧力値に変換する
ための信号処理部、もしくはこの微圧計10とシステム
を構成して受光部14からの出力信号を利用する他の電
子機器等、任意の信号処理装置23と電気的に接続され
ている。そして、各受光素子22からの出力信号が集積
され、これら出力信号が例えば「01000…」、また
は「00010…」といった1つの信号列として信号処
理装置23に送信されるようになっている。
【0013】そこで、従来の微圧計が目盛を指示する指
針を有していたのに対して、上記構成による本実施例の
微圧計10は指針を用いることなく、レーザ光Sを反射
鏡13を用いて走査することによって圧力変動を検知す
るものであり、その特徴に基づいて以下の効果を得るこ
とができる。
【0014】すなわち、従来の微圧計は長い指針を動か
すために大きなモーメントを要していたのに対して、本
実施例の微圧計10においては反射鏡13自体を充分に
小型、軽量にすることができ、しかも反射鏡13はピニ
オン19の接線方向に沿って取り付けるものであるた
め、反射鏡13を回転させるためのモーメントを従来の
指針の場合に比べて充分に小さくすることができる。こ
れにより、反射光S’、S”の動きは受圧部11の弾性
変形に速く追従することができるため、本実施例の微圧
計10は微小な圧力変動に対する応答性に優れたものと
なる。
【0015】さらに、従来の指針の代わりにレーザ光を
用いたため、微圧計10内部の受圧部11から従来の微
圧計の目盛に相当する受光部14までの距離を大きくで
きるので、反射鏡13の角度がわずかに変化しただけで
もそれぞれの場合に対応する反射光S’、S”を受ける
受光素子22の位置の開きが大きくなるため、微圧計と
しての感度を高めることもできる。
【0016】また、反射光S’、S”を受ける受光部1
4がフォトトランジスタ等からなる複数の受光素子2
2、22、…を有し、各受光素子22が受光の有無に従
う「1」、「0」の電気信号を出力する構成のため、他
の電子機器と組み合わせてシステムを構築する場合にも
この電気信号を用いることができる。したがって、本実
施例の微圧計10は電子機器との順応性が良く、電子機
器を含むシステムの構成を簡略化することができる。
【0017】つぎに、本発明の第2の実施例について図
2を参照して説明する。図2は本実施例の微圧計25を
示す図である。本実施例の微圧計25が第1実施例の微
圧計10と基本的に異なる点は、第1実施例が反射鏡を
回転させることで反射光を走査する構成であったのに対
して、本実施例では反射鏡自体を平行移動させることで
反射光を走査する構成とした点である。なお、図中符号
26は受圧部、27はレーザ光源(光源)、28は反射
鏡、29は受光部である。
【0018】第1実施例と同様の受圧部26がケーシン
グ30の内部に設けられており、受圧部26から上方に
向けて延びる支持部材31の先端に反射鏡28が斜めに
取り付けられている。そして、支持部材31と反射鏡2
8とのなす角は45°以上に開いた状態となっている。
そこで、圧力変動により受圧部26が弾性変形したとき
には、反射鏡28が上下方向に平行移動するように構成
されている。
【0019】また、レーザ光源27がケーシング30内
に設置され、レーザ光源27からのレーザ光Sが45°
以下の浅い角度で反射鏡28に照射されるようになって
いる。そして、反射光S’、S”は反射鏡28の上下動
に伴って水平方向の一定の範囲内に走査される(図2中
実線と2点鎖線で示す)が、その走査範囲内には複数個
の受光素子32、32、…からなる受光部29が設置さ
れている。
【0020】本実施例の場合、レーザ光Sが45°以下
の浅い角度で反射鏡28に照射される構成となっている
ため、例えばレーザ光が45°で反射鏡28に照射され
る場合に比べて反射鏡28の移動距離に対するレーザ光
Sの光路長差が大きくなる。したがって、反射鏡の位置
がわずかに移動しただけでもそれぞれの場合に対応する
反射光S’、S”間の間隔が比較的大きくなるため、感
度が高まる構成となっている。
【0021】本実施例の微圧計25においても、微小な
圧力変動に対する応答性が向上するとともに、電子機器
を含むシステムに対する順応性が良いといった第1実施
例と同様の効果を奏することができる。そして、本実施
例の場合、反射鏡28を平行移動させる構成のため、第
1実施例におけるラック・ピニオンのような反射鏡回転
機構を設ける必要がなく、装置構成をより簡単化するこ
とができる。
【0022】なお、第1、第2実施例の双方において
は、受圧部14、26としてベローズ型のものを採用し
たが、これ以外にもダイアフラム型、ブールドン管型等
の受圧部を採用し、これら受圧部に任意の手段によって
反射鏡を取り付けるようにしてもよい。また、光源1
2、27としてはレーザ光源を用いたが、赤外光源、紫
外光源、または可視光源等の他の光源を用いてもよく、
その場合、受光素子22、32側も一例として示したフ
ォトトランジスタの他、光導電素子、フォトダイオード
等、使用する光に適応し得る受光素子を選択すればよ
い。さらに、光源12、27自体が細いビーム状の光を
出射する代わりに、光源が出射した光を細く絞るための
集光レンズを光源と反射鏡の間に挿入する構成としても
よい。
【0023】また、第1実施例の微圧計10において
は、反射鏡回転機構20としてラック18、ピニオン1
9以外、レバー等の周知の機構を用いることができる。
さらに、第1実施例における反射鏡13と受光部14の
間に、反射鏡13による反射光の走査範囲を拡大して受
光部14に出射するための1個または複数個のプリズム
で構成された増幅部を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
微圧計によれば、従来の微圧計が指針を有していたのに
対して、反射鏡により光を走査することで圧力変動を検
知する構成のため、反射鏡自体を小型、軽量にすること
で反射鏡の回転モーメントを従来の指針の場合に比べて
充分に小さくできるので、微小な圧力変動に対する応答
性を向上させることができる。また、受光部を構成する
各受光素子が電気信号を出力する構成のため、他の電子
機器と組み合わせてシステムを構築する場合にもこの電
気信号を用いることができ、システムの構成を簡略化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である微圧計を示す概略図
である。
【図2】本発明の第2実施例である微圧計を示す概略図
である。
【図3】従来の微圧計の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10,25 微圧計 11,26 受圧部 12,27 レーザ光源(光源) 13,28 反射鏡 14,29 受光部 15 増幅部 22,32 受光素子 S 出射光 S’,S” 反射光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力の変動に伴って弾性変形する受圧部
    と、 細いビーム状の光を出射する光源と、 前記光源から出射された光を反射するとともに、前記受
    圧部の弾性変形に伴って回転または移動することにより
    反射光を一定の範囲に走査する反射鏡と、 前記反射光の受光の有無に従って電気信号を出力する受
    光素子が前記反射光の走査範囲内に複数個配列された受
    光部と、 を有することを特徴とする微圧計。
JP5480495A 1995-03-14 1995-03-14 微圧計 Withdrawn JPH08247871A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5480495A JPH08247871A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 微圧計

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JP5480495A JPH08247871A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 微圧計

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JPH08247871A true JPH08247871A (ja) 1996-09-27

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ID=12980931

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JP5480495A Withdrawn JPH08247871A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 微圧計

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JP (1) JPH08247871A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008029487A1 (fr) * 2006-09-07 2008-03-13 Hideomi Shishido Élément indiquant la pression pneumatique d'une balle pour jeu de balle remplie d'air, et balle pour jeu de balle équipée d'un élément indiquant la pression pneumatique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008029487A1 (fr) * 2006-09-07 2008-03-13 Hideomi Shishido Élément indiquant la pression pneumatique d'une balle pour jeu de balle remplie d'air, et balle pour jeu de balle équipée d'un élément indiquant la pression pneumatique

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Effective date: 20020604