JPH08243299A - アイロン及び弁 - Google Patents

アイロン及び弁

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JPH08243299A
JPH08243299A JP7979195A JP7979195A JPH08243299A JP H08243299 A JPH08243299 A JP H08243299A JP 7979195 A JP7979195 A JP 7979195A JP 7979195 A JP7979195 A JP 7979195A JP H08243299 A JPH08243299 A JP H08243299A
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Shigeru Kanazawa
滋 金澤
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Naomoto Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性に優れ、かつ指が疲れることなく蒸気
の開閉操作を行なうことができるアイロン、及びこのア
イロンに使用することができる弁を提供することを目的
とする。 【構成】 弁棒に開閉操作を行なう操作レバー41を連設
する。操作レバー揺動・ロック機構45にて、開状態では
操作レバー41を開方向へ揺動させる方向に押圧して開状
態を保持する。操作レバー揺動・ロック機構45は、操作
レバー41の閉方向への僅かな外力付与にて操作レバー41
を閉方向へ揺動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイロン及び弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蒸気アイロンには、いわゆるスイングレ
バー式といわゆるプッシュレバー式とがある。即ち、ス
イングレバー式は、水平面内を揺動する操作レバーを有
し、そのレバーの揺動操作にて、アイロン本体内の弁を
開閉するものであって、蒸気がベース底面の蒸気孔から
噴出する開状態を安定した状態で保持するものであり、
広い面積に蒸気を当てるのに好適なアイロンである。ま
た、プッシュレバー式は鉛直面内を揺動する押圧用レバ
ーを有し、通常はアイロン本体内の弁を閉状態に保持
し、該レバーを下方へ押圧することにより、該弁を開状
態として、ベース底面の蒸気孔から蒸気を噴出させるも
のであって、狭い面積に蒸気を当てるのに好適なアイロ
ンである。
【0003】しかして、従来のスイングレバー式のアイ
ロンの蒸気弁は、弁ボディの孔部に螺進退自在に螺合す
る弁棒を有し、この弁棒に、上述の操作レバーを付設
し、この操作レバーを揺動させることにより、弁棒を螺
進退させ、これにより開閉させるものであった。
【0004】また、プッシュレバー式のアイロンの蒸気
弁は、弁ボディの孔部に軸心方向スライド自在として弁
棒が挿入され、この弁棒に上述の押圧用レバーを付設す
ると共に、該孔部に内装される弾発部材にて弁棒を押下
げ、閉状態を保持している。そして、押圧用レバーを押
下げることにより、弁棒を上昇させ、開状態とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スイングレ
バー式のアイロンでは、作業中に、操作レバーを多数回
揺動操作させなければならず、上述の従来のものでは、
開状態から閉状態となるまで、又は閉状態から開状態と
なるまで確実に操作レバーを揺動させる必要があり、揺
動範囲が広くかつ操作レバーも重いので、指が疲れ、作
業性に劣っていた。
【0006】また、プッシュレバー式のアイロンでも、
弁棒の外周面と孔部の内周面との間のシール材のため
に、弁棒を軸方向に往復動させるための操作レバーの操
作は比較的重くなっており、この場合も作業が行ないに
くくなっていた。
【0007】そこで、本発明では、作業性に優れ、かつ
指が疲れることなく開閉操作を行なうことができるアイ
ロン(スイングレバー式)を提供することを第1の目的
とする。
【0008】また、耐久性に優れアイロンに好適となる
弁の提供を第2の目的とする。
【0009】また、軽く弁棒を回転させることができる
弁の提供を第3の目的とする。
【0010】また、軽く弁棒を軸方向に沿って往復動さ
せることができる弁の提供を第4の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、本発明に係る一のアイロンは、弁棒の軸
心廻りの回転にて開閉してその開状態において蒸気をベ
ース底面の蒸気孔に供給する蒸気弁を備えたアイロンで
あって、上記弁棒に、開閉操作を行なう操作レバーを連
設すると共に、開状態では上記操作レバーを開方向へ揺
動させる方向に押圧して該開状態を保持しかつ該操作レ
バーの閉方向への僅かな外力付与にて該操作レバーを閉
方向へ揺動させて閉状態とする操作レバー揺動・ロック
機構を設けたものである。
【0012】また、操作レバー揺動・ロック機構として
は、上記操作レバー揺動・ロック機構が、操作レバーと
アイロン本体との間に介装される圧縮バネを備え、該圧
縮バネの首振可能先端部が該圧縮バネの真直状態におけ
る中心線より変位した状態でその変位方向の回転力を上
記操作レバーに付与するものであってもよい。
【0013】そして、本発明に係る一の弁は、軸心廻り
の回転により弁座に対して接近・離間する方向に往復動
する弁棒と、該弁棒の弁座から離間する方向の移動にと
もなって蒸気圧により該弁座から離間する弁本体と、を
備え、かつ、上記弁棒の弁座対応面に、弁座側に向って
順次拡開するテーパ面部を有する盲状孔部を形成すると
共に、上記弁本体に、上記盲状孔部のテーパ面部に当接
して該盲状孔部に嵌合する球状部を設けたものである。
【0014】また、本発明に係る他の弁は、弁棒の軸心
廻りの回転により開閉する弁であって、大径の厚肉部と
小径の薄肉部とからなると共に弁棒が挿通される樹脂製
の円筒体を、弁棒が挿入される弁ボディの孔部に内嵌
し、さらに、該円筒体の薄肉部にシールリングを外嵌
し、かつ、シールリング対応面にて該シールリングを受
けると共に弁棒が挿入されるリング体を、上記孔部に内
嵌すると共に、該リング体のシールリング対応面の内端
縁部に、該リング体のシールリング側への押圧により上
記円筒体の薄肉部を上記シールリングを介して上記弁棒
の外周面に圧接するように縮径させる勾配面を形成した
ものである。
【0015】また、本発明に係る他の弁は、弁棒の軸方
向の往復動にて開閉する弁であって、弁棒が挿通させる
樹脂製のブッシュを弁ボディの孔部に内嵌すると共に、
該ブッシュの円筒部にシールリングを外嵌し、かつ、弁
棒が挿通される樹脂製の円筒状体を、上記弁ボディの孔
部に内嵌すると共に、該円筒状体のシールリング側の端
部に、上記ブッシュのシールリング側への押圧により該
シールリングを介して上記ブッシュの円筒部を弁棒の外
周面に圧接するように縮径させる勾配面を、形成したも
のである。
【0016】
【作用】開状態では、操作レバー揺動・ロック機構によ
り、その開状態が保持され、ベース底面の蒸気孔から蒸
気が噴出されている。また、この開状態において、操作
レバーを閉方向(閉状態となる方向)に揺動させるよう
に該操作レバーに僅かな外力を付与すれば、該操作レバ
ー揺動・ロック機構により、操作レバーが閉方向へ揺動
し、閉状態が保持される。
【0017】従って、操作レバーの操作を軽い力で行な
うことができ、作業中の多数回の操作レバーの揺動を行
なわせやすい。
【0018】また、操作レバー揺動・ロック機構が、圧
縮バネを備えたものでは、圧縮バネの首振可能先端部が
該圧縮バネの真直状態における中心線より変位した状態
で、操作レバーにその変位方向の回転力が付与されるの
で、その変位方向が、開状態となる方向であれば、この
弁は開状態となり、しかも、この状態が保持され、その
変位方向が、逆に閉状態となる方向であれば、この弁は
閉状態となり、しかも、この状態が保持される。つま
り、操作レバーを僅かに揺動させて、圧縮バネの首振可
能先端部を、真直状態における中心線より変位した状態
とすれば、圧縮バネの弾発力にて操作レバーにその変位
方向の回転が付与されることになり、開閉操作が容易と
なる。
【0019】(請求項3記載の弁によれば、)弁棒が弁
座から離間する方向に移動すれば、その移動にともなっ
て、蒸気圧により、(弁棒とは別体である)弁本体が、
弁座から離間し、開状態となる。また、開状態から弁棒
をその軸心廻りに回転させて弁座に接近する方向に移動
させれば、球状部がテーパ面部に当接した状態で盲状孔
部に嵌合しているので、この弁棒の弁座側への接近にと
もなって弁本体も弁座に接近する。これにより、弁本体
が弁座に密着し、閉状態となる。
【0020】この場合、弁本体はその球状部がテーパ面
部にガイドされ、位置ずれすることなく弁座対応面部が
弁座に密着する。
【0021】(請求項4記載の弁によれば、)リング体
が蒸気圧により、シールリング側へ押圧されれば、この
リング体は、シールリングを押圧し、これにより、円筒
体の薄肉部が縮径することになり、優れたシール効果を
発揮する。また、弁棒の外周面が樹脂製の円筒体の内周
面に摺接し、弁棒をなめらかに回転させることができ
る。
【0022】(請求項5記載の弁によれば、)ブッシュ
が蒸気圧により、シールリング側へ押圧されれば、この
ブッシュは、シールリングを押圧し、これにより、ブッ
シュの円筒部が縮径することになり、優れたシール効果
を発揮する。また、弁棒の外周面が樹脂製のブッシュ及
び樹脂製の円筒状体に摺接し、弁棒をなめらかにその軸
方向に往復動させることができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0024】図5と図6は本発明に係るアイロン(スイ
ングレバー式)を示し、このアイロンは、ベースヒータ
1及び釜ヒータ2を内有したアイロン本体3と、該アイ
ロン本体3から突設された把手4と、を備え、かつ、該
アイロン本体3には、図1に示す蒸気弁5が内装されて
いる。
【0025】しかして、蒸気弁5は、弁棒6の軸心廻り
の回転により開閉してその開状態において蒸気をベース
底面7(図5参照)の蒸気孔に供給するものである。
【0026】蒸気弁5は、上述の弁棒6と、この弁棒6
が螺進退自在に螺合される孔部8を有する弁ボディ9
と、を備える。また、弁ボディ9は、蒸気供給路10及び
蒸気排出路11を有する本体部12と、該本体部12の孔13に
螺着される筒体14と、を備える。
【0027】即ち、本体部12は、有底筒体からなり、そ
の底壁15に、上記蒸気供給路10及び蒸気排出路11が設け
られる。蒸気供給路10は、その軸心が弁ボディ9の軸心
と一致する第1孔10aと、軸心が第1孔10aの軸心と直
交する第2孔10bと、からなり、蒸気排出路11は、軸心
が弁ボディ9の軸心と平行な第1孔11aと、軸心が該第
1孔11aの軸心と直交する第2孔11bと、からなる。
【0028】また、筒体14は、外周面中央部に周方向に
沿って外鍔部16が設けられ、外周面の両端部にねじ部1
7,18が設けられ、一方のねじ部17が本体部12の孔13の
ねじ部19に螺合することにより、本体部12と一体化され
ている。なお、本体部12の開口端縁部には、周方向切欠
き部20が形成され、この切欠き部20にシールリング21が
嵌合されている。そして、筒体14の他方のねじ部18に
は、袋ナット部材22が螺着されている。
【0029】また、筒体14の内周面には、ねじ部23が形
成され、このねじ部23に、弁棒6の下端部に設けられた
ねじ部24が螺進退自在に螺合する。
【0030】しかして、本体部12の孔13の一部と、筒体
14との孔部とをもって上述の孔部8が形成されるが、こ
の孔部8には、弁棒6と別部材からなる弁本体25が内有
されている。
【0031】弁本体25は、円盤部25aと、該円盤部25a
の上面に立設される球状部25bと、からなり、円盤部25
aの下面に、シール材26が装着されている。また、弁本
体25には、円盤部25aの下面に開口する盲状孔部27が設
けられる。従って、シール材26は、本体部12の孔13の底
面13aの一部にて受けられることになり、この底面13a
の一部が弁座28となる。
【0032】そして、弁棒6の弁座対応面29には、順
次、弁座28側に向って拡開するテーパ面部30を有する盲
状孔部31が設けられ、この盲状孔部31に弁本体25の球状
部25bが嵌合する。この際、球状部25bはテーパ面部30
に当接する。なお、盲状孔部31は、具体的には、図例で
は、円錐形状孔としている。
【0033】即ち、図1の(イ)に示すように、弁棒6
が弁座28側に接近して、弁本体25が弁座28に密着した状
態では、弁本体25のシール材26の内径側に、蒸気供給路
10の第1孔10aが位置し、蒸気供給路10の第2孔10bか
ら入った蒸気が、弁本体25の盲状孔部27に入っても、孔
部8内へ漏れることがない。
【0034】しかして、弁棒6の外周面と孔部8の内周
面とは、シール部構造32にてシールされている。シール
部構造32は、孔部8に内嵌される円筒体33と、該円筒体
33に外嵌されるシールリング34と、該シールリング34を
受けて孔部8に内嵌されるリング体35と、からなる。
【0035】円筒体33は、例えば、フッ素樹脂等の合成
樹脂からなり、図3に示すように、大径の厚肉部36と、
小径の薄肉部37とを備え、この薄肉部37にシールリング
34が外嵌される。
【0036】また、リング体35は、孔部8の段部39にて
受けられ、そのシールリング対応面38にて、図1と図4
に示すように、シールリング34を受ける。そして、リン
グ体35の内端縁部にシールリング34側に向って順次拡開
する勾配面40が形成される。即ち、この勾配面40を形成
するための切欠き部内に、円筒体33の薄肉部37の端部が
嵌入状となっている。
【0037】従って、図4の矢印Aに示すように、リン
グ体35の下面(シールリング対応面38と反対面)に押圧
力が作用すれば、リング体35はシールリング34を押圧す
る。この場合、円筒体33は、袋ナット部材22にて受けら
れ、弁座28と反対方向には移動することができず、ま
た、シールリング34は孔部8の内周面と薄肉部37の外周
面との間に介在されているので、シールリング34は薄肉
部37を矢印B方向に押圧する。つまり、薄肉部37は縮径
し、その内周面が弁棒6の外周面に密着する。これによ
り、弁棒6の外周面と孔部8の内周面との間が確実にシ
ールされる。
【0038】しかして、弁棒6には、図2と図5に示す
ように、上述の蒸気弁5の開閉操作を行なう操作レバー
41が連設される。即ち、弁棒6の基端部に設けられたね
じ部42に、操作レバー41の基部41aが螺着され、操作レ
バー41を図2の(イ)に示す矢印C方向に水平面内を揺
動させれば、弁棒6が図1の(イ)に示すように螺進し
て、弁本体25が弁座28に密着した状態となって閉状態が
保持され、逆に、操作レバー41を図2の(ハ)に示す矢
印D方向に水平面内を揺動させれば、弁棒6が図1の
(ロ)に示すように螺退して、弁本体25が弁座28から離
間して開状態となる。
【0039】ところで、図1の(ロ)に示すように、弁
棒6が弁座28から離間する方向に移動してゆけば、弁本
体25は自由状態となり、この場合、矢印Eのように、蒸
気供給路10に蒸気が供給されていれば、蒸気供給路10の
第1孔10aから弁本体25の孔部27に入った蒸気の圧力に
より、弁本体25は矢印Fのように弁棒6側へ押圧され、
弁座28から離間し、これにより、蒸気は孔部8内に入
り、孔部8から蒸気排出路11内を矢印Gの如く流れ、図
外の蒸気路を介してベース底面7の蒸気孔から噴出され
る。
【0040】また、図1の(ロ)に示す状態から操作レ
バー41を操作して、弁棒6を弁座28側へ接近させてゆけ
ば、弁本体25はその球状部25bがテーパ面部30にガイド
されつつ弁座28側へ移動し、図1の(イ)に示すよう
に、弁座28に平行に密着し、閉状態となる。
【0041】しかして、操作レバー41には、図2に示す
ように、操作レバー揺動・ロック機構45が連設されてい
る。この揺動・ロック機構45は、弁5の開状態では操作
レバー41を開方向へ揺動させる方向に押圧して開状態を
保持し、かつ、操作レバー41の閉方向への僅かな外力付
与にて操作レバー41を閉方向へ揺動させて閉状態とする
ものである。
【0042】具体的には、アイロン本体3に、盲状の孔
部46を設け、この孔部46に圧縮バネ47の一端部47aが嵌
入されている。また、操作レバー41の基部41aには、バ
ネ保持具48が枢着され、この保持具48に圧縮バネ47の他
端部47bが保持される。即ち、バネ保持具48は、例え
ば、操作レバー41の基部41aに枢支ピン49を介して矢印
H,I(図2の(ロ)参照)の如く揺動可能な枠体50
と、該枠体50から突出する軸51と、を備え、圧縮バネ47
の他端部47bに軸51を挿入状として、その圧縮バネ47の
端面を枠体50に圧接させる。
【0043】従って、圧縮バネ47は、その他端部47bが
先端首振可能先端部52となり、真直状態では、図2の
(ロ)に示すように、圧縮バネ47の中心線L上に、操作
レバー41の中心線が一致している。つまり、この図2の
(ロ)に示すように、真直状態では、圧縮バネ47にて、
操作レバー41の基部41aは、中心線Lに沿って矢印の如
く押圧され、図2の(ロ)の状態を保持している。
【0044】また、図2の(ロ)の状態から、操作レバ
ー41を図2の(イ)に示すように、矢印C方向に僅かに
揺動すれば、該操作レバー41は、死点を越え、圧縮バネ
47の弾発力により、該操作レバー41の基部41aは、矢印
C方向の回転力が付与され、操作レバー41は閉方向へ揺
動し、弁5は閉状態となってその状態が保持される。
【0045】逆に、図2の(ロ)の状態から図2の
(ハ)に示すように、矢印D方向に僅かに揺動すれば、
操作レバー41は、死点を越え、圧縮バネ47の弾発力によ
り、該操作レバー41の基部41aは、矢印D方向の回転力
が付与され、操作レバー41は開状態となってその状態が
保持される。
【0046】即ち、圧縮バネ47の首振可能先端部52が真
直状態における中心線Lより変位した状態でその変位方
向の回転力を操作レバー41に付与するものであり、図2
の(イ)では、変位方向が矢印C方向であり、閉状態と
し、図2の(ハ)では、変位方向が矢印D方向であり、
開状態とする。
【0047】なお、操作レバー41が矢印C方向に揺動す
る際には、バネ保持具48は、操作レバー41の基部41aに
対して矢印Iの如く揺動し、操作レバー41が矢印D方向
に揺動する際には、バネ保持具48は、操作レバー41の基
部41aに対して矢印Hの如く揺動し、揺動に追従するこ
とができ、最適の状態で圧縮バネ47を受けている。
【0048】従って、図2の(イ)に示す閉状態から、
矢印D方向の僅かな外力を操作レバー41に付与して、操
作レバー41が死点を越えれば、図2の(ハ)に示す開状
態となってこの状態を保持し、逆に、この図2の(ハ)
に示す状態から矢印C方向の僅かな外力を操作レバー41
に付与して、操作レバー41が死点を越えれば、図2の
(イ)に示す閉状態となってこの状態を保持する。
【0049】このように、このアイロンを使用すれば、
蒸気弁5の開閉操作が極めて容易で、作業中において、
この切換操作を多数回行なっても、指が疲れない。
【0050】ところで、上述のアイロンには、図6に示
すように、ベースヒータ1及び釜ヒータ2が設けられて
いるので、ベースヒータ1にて、ベース底面7を所定の
温度に加熱することができ、また、釜ヒータ2にて、こ
のアイロン本体3に供給される蒸気を加熱して、最適の
温度の蒸気を蒸気孔から噴出させることができる。な
お、ベースヒータ1と釜ヒータ2のうちどちらか一方を
省略するも、どちらも省略するも自由である。
【0051】次に、図7は他の実施例を示し、この場
合、プッシュ式アイロンである。
【0052】即ち、このアイロンには、押圧用レバー55
が付設され、この押圧用レバー55を押圧することによ
り、開状態となる蒸気弁56(図8参照)が内装されてい
る。
【0053】蒸気弁56は、孔部57を有する弁ボディ58
と、該弁ボディ58の孔部57に挿入される弁棒59と、を備
え、弁棒59の軸方向の往復動にて開閉する。
【0054】即ち、弁ボディ58は、蒸気供給路60及び蒸
気排出路61を有する本体部62と、該本体部62の孔63に螺
着される筒体64と、を備える。本体部62は、図1に示す
蒸気弁5と同様であり、蒸気供給路60は、第1孔60aと
第2孔60bとからなり、蒸気排出路61は、第1孔61aと
第2孔61bとからなる。
【0055】また、筒体64は、外周中央部に周方向に沿
って外鍔66が設けられ、外周面の一端部にねじ部67が設
けられ、このねじ部67が本体部62の孔63のねじ部68に螺
合することにより、本体部62と一体化される。69は、本
体部62の内周面と筒体64の外周面との間をシールするシ
ールリングである。
【0056】弁棒59は、その先端部に大径部70が形成さ
れ、この大径部70の端面に、弁座71に当接する当接部材
72が嵌合されている。また、弁棒59には座金73が外嵌さ
れ、この座金73と大径部70との間において弁棒59にコイ
ルスプリングからなる弾発部材74が外嵌されている。
【0057】また、弁棒59の外周面と弁ボディ58の孔部
57(本体部62の孔63の一部と筒体64の孔部とからなる)
の内周面とは、シール部構造75にてシールされている。
シール部構造75は、弁棒59が挿通される樹脂のブッシュ
76と、該ブッシュ76の円筒部76aに外嵌されるシールリ
ング77と、弁棒59が挿通される樹脂製の円筒状体78と、
からなる。
【0058】また、円筒状体78は、図9に示すように、
その下端部が大径部78aとされ、シールリング77側の端
部、つまり、大径部78aの内周面には、シールリング77
側に順次拡開する勾配面80が設けられている。そして、
この円筒状体78は、その大径部78aが、孔部57の段部79
に係止し、孔部57からの抜けが防止され、その勾配面80
の先端がシールリング77の上方外周縁部に係止状となっ
ている。
【0059】従って、図10に示すように、座金73を介し
てブッシュ76が矢印Aの如く押圧されれば、ブッシュ76
はシールリング77を押圧する。この場合、円筒状体78は
段部79に係止しており、弁座71と反対方向には移動する
ことができず、また、シールリング77はブッシュ76の円
筒部76aと孔部57の内周面との間に介在されているの
で、シールリング77はブッシュ76の円筒部76aを矢印B
方向に押圧する。つまり、円筒部76aは縮径し、その内
周面が弁棒59の外周面に密着する。
【0060】この場合、円筒状体78及びブッシュ76は、
ともに、ふっ素樹脂から形成するのが好ましい。
【0061】従って、弁棒59はなめらかに軸方向に沿っ
て往復動することができ、しかも、孔部57に蒸気が入っ
た場合においても、上述の如く、ブッシュ76に矢印A方
向の押圧力が作用し、これにより、ブッシュ76の円筒部
76aが弁棒59に密着して、優れたシール機能を発揮す
る。
【0062】しかして、弁棒59の基端部には、2叉部81
が形成され、この2叉部81に押圧用レバー55の基部55a
が挿入される。即ち、この2叉部81には、ローラ82及び
ピン83が付設され、このローラ82とピン83との間に押圧
用レバー55の基部55aが挿入される。
【0063】また、弁ボディ58の筒体64には、支持枠84
が取付けられ、この支持枠84に枢支軸85を介して押圧用
レバー55が枢支されている。
【0064】従って、通常は、図8の(イ)に示すよう
に、弾発部材74の弾発力にて弁棒59は弁座71側へ押圧さ
れ、当接部材72が弁座71に密接して、閉状態を保持して
いる。
【0065】ところが、押圧用レバー55を、図8の
(ロ)に示す矢印Kの如く押下げれば、押圧用レバー55
は枢支軸85を中心に鉛直面内を揺動し、その基部55aが
矢印Mのように押上げられ、弾発部材74の弾発力に抗し
て弁棒59は弁座71から離間し、開状態となる。
【0066】即ち、蒸気供給路60から矢印の如く孔部57
に入った蒸気は、蒸気排出路61から矢印の如く排出され
る。
【0067】次に、図11は別の実施例を示し、このアイ
ロンはスイングレバー式である。即ち、弁ボディの本体
部12として、アイロン本体3が使用される。具体的に
は、アイロン本体3にねじ孔86を形成し、このねじ孔86
に、筒体14の一方のねじ部17を螺合させ、この筒体14の
孔部とねじ孔86の一部とでもって形成される孔部8内
に、弁棒6が挿入される。この際、弁棒6のねじ部24が
孔部8のねじ部23に螺合する。
【0068】しかして、この場合も、弁棒6の弁座対応
面には、テーパ面部30を有する盲状孔部31が形成され、
この盲状孔部31に弁本体25の球状部25bが嵌合する。
【0069】ところで、ねじ孔86の底面86aには、小ね
じ孔87が設けられ、この小ねじ孔87に、弁座形成部材88
が螺着されている。弁座形成部材88は、円盤部88aと、
該円盤部88aから垂下されるねじ軸部88bとからなり、
その軸心部に軸心孔89が貫設されている。つまり、ねじ
軸部88bが小ねじ孔87に螺着されて、この弁座形成部材
88が装着され、円盤部88aの上面が弁本体25を受ける弁
座28となる。
【0070】弁座形成部材88の軸心孔89はアイロン本体
3の釜90に連通連結されている。
【0071】なお、図1に示す弁と同一の符号は図1の
弁と同一部材であるので、その説明を省略する。
【0072】従って、この場合も、図示省略の操作レバ
ー41を揺動させて、弁棒6を螺退させれば、弁本体25は
自由状態となり、軸心孔89から弁本体25の盲状孔部27に
入った蒸気により、弁本体25が上昇し、弁座28から離間
し、開状態となる。なお、開状態となれば、図示省略の
蒸気排出路から弁ベース底面7の蒸気孔から蒸気が噴出
される。
【0073】また、開状態から操作レバー41を操作して
弁棒6を弁座28側へ接近させてゆけれは、弁本体25はそ
の球状部25bがテーパ面部30にガイドされつつ弁座28側
へ移動し、図11に示すように、弁座28に平行に密着し、
閉状態となる。
【0074】ところで、この弁もシール部構造32にて確
実にシールされる。また、操作レバー41に、図2に示す
操作レバー揺動・ロック機構45を連設するも好ましい。
【0075】しかして、図1と図11に示す実施例におい
て、盲状孔部31は断面が三角形となる円錐形状の孔部で
あるが、盲状孔部31としては、弁本体25の球状部25bが
当接するテーパ面部を有していればよいので、球状部25
bが当接しない孔部底部を、テーパ面部30に連続したテ
ーパ面部としないものであってもよく、また、テーパ面
部30の傾斜角度としても、自由に変更することができる
が、図1の(ロ)に示す開状態から図1の(イ)に示す
閉状態とする際に、弁本体25の球状部25bをガイドして
該弁本体25を平行に弁座28に密着(密接)することがで
きる角度とする必要があり、具体的には、45°前後とす
るのが好ましい。
【0076】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0077】 請求項1記載のアイロンによれば、開
状態又は閉状態を確実に保持することができて安全であ
り、また、開状態から閉状態への切換は操作レバー41に
僅かに外力を付与すればよく、極めて簡単であり、操作
レバーを多数回操作しても指が疲れず、操作性に優れ
る。
【0078】 特に、操作レバー揺動・ロック機構45
が、圧縮バネ47を備えたものでは、操作レバー41による
開閉操作が極めて容易であり、作業性に優れる。
【0079】 請求項3記載の弁によれば、弁座28と
弁本体25との摩擦が生じにくく、弁座28と弁本体25の傷
付を有効に防止することができ、長期にわたって安定し
た開閉動作を行なうことができる。
【0080】 請求項4記載の弁によれば、優れたシ
ール効果を発揮すると共に、弁棒6の軸心廻り回転がな
めらかに行なうことができ、開閉操作を行ないやすい。
【0081】 請求項5記載の弁によれば、優れたシ
ール効果を発揮すると共に、弁棒6の軸方向の往復動が
なめらかに行なうことができ、開閉操作を行ないやす
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアイロンの要部断面図である。
【図2】操作レバー揺動・ロック機構の簡略図である。
【図3】シール部構造の分解拡大断面図である。
【図4】シール部構造の拡大断面図である。
【図5】アイロン全体の斜視図である。
【図6】アイロンの要部簡略断面図である。
【図7】他のアイロンの全体斜視図である。
【図8】要部断面図である。
【図9】シール部構造の分解拡大断面図である。
【図10】シール部構造の拡大断面図である。
【図11】別のアイロンの要部断面図である。
【符号の説明】
3 アイロン本体 5 蒸気弁 6 弁棒 7 ベース底面 8 孔部 9 弁ボディ 25 弁本体 25a 球状部 28 弁座 29 弁座対応面 30 テーパ面部 31 盲状孔部 33 円筒体 34 シールリング 35 リング体 36 厚肉部 37 薄肉部 38 シールリング対応面 40 勾配面 41 操作レバー 45 操作レバー揺動・ロック機構 47 圧縮バネ 52 首振可能先端部 57 孔部 58 弁ボディ 59 弁棒 76 ブッシュ 76a 円筒部 77 シールリング 78 円筒状体 80 勾配面 L 中心線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁棒6の軸心廻りの回転にて開閉してそ
    の開状態において蒸気をベース底面7の蒸気孔に供給す
    る蒸気弁5を備えたアイロンであって、上記弁棒6に、
    開閉操作を行なう操作レバー41を連設すると共に、開状
    態では上記操作レバー41を開方向へ揺動させる方向に押
    圧して該開状態を保持しかつ該操作レバー41の閉方向へ
    の僅かな外力付与にて該操作レバー41を閉方向へ揺動さ
    せて閉状態とする操作レバー揺動・ロック機構45を設け
    たことを特徴とするアイロン。
  2. 【請求項2】 上記操作レバー揺動・ロック機構45が、
    操作レバー41とアイロン本体3との間に介装される圧縮
    バネ47を備え、該圧縮バネ47の首振可能先端部52が該圧
    縮バネ47の真直状態における中心線Lより変位した状態
    でその変位方向の回転力を上記操作レバー41に付与する
    請求項1記載のアイロン。
  3. 【請求項3】 軸心廻りの回転により弁座28に対して接
    近・離間する方向に往復動する弁棒6と、該弁棒6の弁
    座28から離間する方向の移動にともなって蒸気圧により
    該弁座28から離間する弁本体25と、を備え、かつ、上記
    弁棒6の弁座対応面29に、弁座28側に向って順次拡開す
    るテーパ面部30を有する盲状孔部31を形成すると共に、
    上記弁本体25に、上記盲状孔部31のテーパ面部30に当接
    して該盲状孔部31に嵌合する球状部25bを設けたことを
    特徴とする弁。
  4. 【請求項4】 弁棒6の軸心廻りの回転により開閉する
    弁であって、大径の厚肉部36と小径の薄肉部37とからな
    ると共に弁棒6が挿通される樹脂製の円筒体33を、弁棒
    6が挿入される弁ボディ9の孔部8に内嵌し、さらに、
    該円筒体33の薄肉部37にシールリング34を外嵌し、か
    つ、シールリング対応面38にて該シールリング34を受け
    ると共に弁棒6が挿通されるリング体35を、上記孔部8
    に内嵌すると共に、該リング体35のシールリング対応面
    38の内端縁部に、該リング体35のシールリング34側への
    押圧により上記円筒体33の薄肉部37を上記シールリング
    34を介して上記弁棒6の外周面に圧接するように縮径さ
    せる勾配面40を形成したことを特徴とする弁。
  5. 【請求項5】 弁棒59の軸方向の往復動にて開閉する弁
    であって、弁棒59が挿通させる樹脂製のブッシュ76を弁
    ボディ58の孔部57に内嵌すると共に、該ブッシュ76の円
    筒部76aにシールリング77を外嵌し、かつ、弁棒59が挿
    通される樹脂製の円筒状体78を、上記弁ボディ58の孔部
    57に内嵌すると共に、該円筒状体78のシールリング77側
    の端部に、上記ブッシュ76のシールリング77側への押圧
    により該シールリング77を介して上記ブッシュ76の円筒
    部76aを弁棒59の外周面に圧接するように縮径させる勾
    配面80を、形成したことを特徴とする弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007515596A (ja) * 2003-02-05 2007-06-14 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー 電磁弁
JP2019218995A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社鷺宮製作所 電動弁および冷凍サイクルシステム

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