JPH08243178A - 変動磁場装置 - Google Patents

変動磁場装置

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JPH08243178A
JPH08243178A JP7079374A JP7937495A JPH08243178A JP H08243178 A JPH08243178 A JP H08243178A JP 7079374 A JP7079374 A JP 7079374A JP 7937495 A JP7937495 A JP 7937495A JP H08243178 A JPH08243178 A JP H08243178A
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JP
Japan
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magnetic field
permanent magnet
field device
fluctuating magnetic
synthetic resin
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Pending
Application number
JP7079374A
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English (en)
Inventor
Morihiro Saito
守弘 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台の装置で、広い範囲の患部に対応させる
ことができる変動磁場装を提供するにある。 【構成】 多極着磁した円筒状の永久磁石4から回転磁
界を発生する如く回動自在に形成した変動磁場器5を設
け、該変動磁場器5を直方形状の⌒平な合成樹脂製包装
体内の空間の各室に装着し、該変動磁場器5を1個又は
複数個設ける如くした回転磁界を発生させる変動磁場装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石を物理的療法
に使用する変動磁場装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来は固定磁場装置が多く、永久磁石の
N極又はS極のどちらか一極を当接部とし、人体の患部
に装着され固定磁場を発生させるものが多く、血行促進
の範囲が狭く磁気医療効果低下させる問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(2) 本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、請求
項1記載の目的とするところは広い範囲の患部に対応さ
せることができる変動磁場装置を提供するにある。
【0004】また請求項2記載の発明は請求項1記載の
発明の目的に加えて、変動磁場装置の保護及び回転回動
動作を確実にする変動磁場装置を提供することを目的と
する。
【0005】また請求項3記載の発明は請求項1記載の
発明の目的に加えて、患部である人体被着部位に変動磁
場装置を簡単に取り付けることができる変動磁場装置を
提供することを目的とする。
【0006】更に請求項4記載の発明は請求項1記載の
発明の目的に加えて、小型化、高性能化のための磁力の
強さを向上させ、樹脂磁石による表面仕上げ精度を向上
させる変動磁場装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は多極着磁した円筒状の永久磁石
から回転磁界を発生する如く回動自在に形成した変動磁
場器を設け、該変動磁場器を直方形状の⌒平な合成樹脂
製包装体内の空間の各室に装着し、該変動磁場器を1個
又は複数個設ける如くした回転磁界を発生させるさせる
ものである。
【0008】請求項2記載の発明は多極着磁した円筒状
の永久磁石の端面の外周面に、該永久磁石よりやや大き
い外径を有する合成樹脂製からなる保護体の鎧部を形成
し、保護体の鎧部の間に遊嵌装着して永久磁石を回動自
在にしたものである。
【0009】請求項3記載の発明は直方形状の⌒平なる
合成樹脂製包装体の両側端の表裏面に粘着テ−プとマジ
ックテ−プを相対向させて設けたものである。
【0010】請求項4記載の発明は多極着磁した円筒状
の永久磁石をFe −B−R系樹脂磁 (3) 石で密度4.9g /∂で、Fe −B−R系急冷微細片
[RはNd又は/およびPr]と結合剤とよりなり、結
合剤を少なくとも樹脂磁石を成形する段階で7重量%と
したものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、変動磁場器の回
転により回転磁界によって、広い範囲に変動の回転磁界
の作用を及ぼすことができ、変動磁場器の1個設けただ
けでも作用効果が有り、直方形状の⌒平な合成樹脂製包
装体内の空間の各室如に1個ずつ複数個設けた変動磁場
器により、複数個の変動の回転磁界により更に広い範囲
の患部の血行促進を一台の装置で行え、血行促進をより
良好なものとすることができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、多極着磁し
た円筒状の永久磁石よりやや大きい外径の合成樹脂製保
護体の鎧部により包装体と重なるも接触することなく、
永久磁石の回転、回動は確実なものであり、しかも鎧部
により保護される。
【0013】請求項3記載の発明によれば、直方形状の
⌒平なる合成樹脂製包装体の両側面の表裏面に粘着テ−
プとマジックテ−プを相対向させたから、該包装体を丸
めて人体の患部に装着時、粘着テ−プ同士貼付け、マジ
ックテ−プ同士を緊着してフィットさせながら装着、取
り付けが簡便となり、しかも変動磁場器と包装体の構成
からどちらの側面でも使用できる使い勝手を気遣うこと
無きものである。
【0014】請求項4記載の発明によれば、多極着磁し
た円筒状の永久磁石をFe −B−R系樹脂磁石で密度
4.9g /∂で、Fe−B−R系急冷微細片[RはNd
又は/およびPr]と結合剤とよりなり、磁気特性の最
大エネルギ−積の高性能化、小型化に効果有り、結合剤
を少なくとも樹脂磁石を成形する段階で7重量%で成形
したので研削加工不要の上、寸法精度及び仕上げ精度を
向上させるものである。
【0015】
【実施例】
(4) 実施例について図面を参照して説明すると、第1図、第
2図において、永久磁石4の端面の外周面に、永久磁石
4よりやや大きい外径を有する合成樹脂からなる保護体
の鎧部2、3を形成し、保護体の鎧部2、3の間に遊嵌
装着して永久磁石4を回動自在にした変動磁場器5を形
成している、したがって保護体の鎧部2、3に保護され
て、該多極着磁された円筒状の永久磁石4は包装体1と
接触することなく確実に回転回動するものである。上記
のように構成された変動磁場器5の多極着磁した円筒状
の永久磁石4が作る磁力線により、該磁力線はN極から
出でてS極に入り、その間深く身体内を透過するように
し、しかも磁力線を生体に対し回転させ変動、回転磁界
によって移動させ生体が磁束を切るようにすれば生体に
電磁力を発生し、生に電気作用を効果的に与えることが
でき、変動磁場器5の1個だけでも回転により変動、回
転磁界によって広い範囲に作用を及ぼすことになり、そ
こえ変動磁場器5を、第3図、第4図から理解できるよ
うに変動、回転磁界が重ならないように空間の各室6如
に1個ずつ離間させ複数個設けるようにしたから更に広
い範囲の患部の血行促進を一台の装置で行え、血行促進
をより良好なものとすることができる。
【0016】第3図、第4図において、直方形状の⌒平
なる合成樹脂製包装体1の両側端の表裏面に粘着テ−プ
7とマジックテ−プ8を相対向させ設け、人体の患部に
丸めて粘着テ−プ7同士貼り付け、マジックテ−プ8同
士緊着し装着、変動磁場装置の構成から、どちらの側面
でも使用できる使い勝手を気遣うこと無く、しかも、雨
天で水気の時はマジックテ−プ8同士で緊着、乾燥した
日は粘着テ−プ7同士貼り付けるなど使い分け出来る装
着に簡単にして便なるものである。
【0017】多極着磁した円筒状の永久磁石をFe−B
−R系樹脂磁石を密度4.9g /∂で、Fe −B−R系
急冷微細片[RはNd又は/およびPr]と結合剤とよ
りなり、結合剤を少なくとも樹脂磁石を成形する段階で
7重量%としたものでる。このような合金を急冷して得
られる磁気的に等方性の微細片からなる樹脂磁石で多極
着磁した円筒状の永久磁石4の外径等寸法形状の影響を
受けず、小型化でき、永久磁石4であるFe −B−R系
樹脂磁石の最大エネルギ−積は5,2M G O e (5) であり、希土類コバルト樹脂磁石に比べて極めて有利と
なる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、多極着磁した円
筒状の永久磁石4の変動磁場器5を有する包装体1を人
体の患部に装着し保持すれば人体の運動や動きの度毎
に、永久磁石4が矢印の如く回転し変動、回転磁界の磁
力線作用を及ぼし、1個だけでも広い範囲の作用効果有
り、複数個を回転させ変動、回転磁界により更に広い範
囲の患部の血行促進を一台の装置で行える良好なもので
ある。該変動磁場器5、5を離間させて、隣の磁力線と
消磁し合うことが無いようにしたものである。
【0019】請求項2記載の発明は、永久磁石4より大
きな外径の合成樹脂製の保護体の鎧部2、3間に遊嵌装
着され、回動自在で保護され、該永久磁石4は包装体1
と接触することなく確実に回転回動するものである。
【0020】請求項3記載の発明は、直方形状の⌒平な
る合成樹脂製包装体1の両側端の表裏面に粘着テ−プ7
とマジックテ−プ8を相対向させ設けたから、患部に丸
めて粘着テ−プ7同士貼り付け、マジックテ−プ8同士
緊着し装着、変動磁場装置の構成から、どちらの側面で
も使用できる使い勝手を気遣うこと無く、しかも、雨天
で水気の時はマジックテ−プ8同士で緊着、乾燥した日
は粘着テ−プ7同士貼り付けるなど使い分け出来る装着
に簡単にして便なるものである。
【0021】請求項4記載の発明は、多極着磁した円筒
状の永久磁石をFe −B−R系樹脂磁石を密度4.9g
/∂で、Fe −B−R系急冷微細片[RはNd又は/お
よびPr]と結合剤とよりなり、結合剤を少なくとも樹
脂磁石を成形する段階で7重量%にしたから、最大エネ
ルギ−積は5.2M G O e である点と、合金を急冷した
磁気的に等方性の微細片からなる樹脂磁石で、従って多
極着磁した円筒状の永久磁石4の外径等寸法形状の影響
を受けない利点があり、希土類コバルト樹脂磁石に比べ
て極めて有利となる、変動磁場器5の小型化、磁気の生
体に及ぼす影響の強さに左右される因子は (6) (1) 磁力線の強さ (2) 磁力線と生体との相対的位置関係の変動 であり、本発明はこの二点を有する極めて優れたところ
にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の断面図である。
【図2】 本発明の実施例の平面図である。
【図3】 本発明の実施例の平面図である。
【図4】 本発明の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂製包装体 2、3 保護体の鎧部 4 永久磁石 5 変動磁場器 6 空間の各室 7 粘着テ−プ 8 マジックテ−プ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極着磁した円筒状の永久磁石から回転
    磁界を発生する如く回動自在に形成した変動磁場器を設
    け、該変動磁場器を直方形状の⌒平な合成樹脂製包装体
    内の空間の各室に装着し、該変動磁場器を1個又は複数
    個設ける如くした回転磁界を発生させる変動磁場装置。
  2. 【請求項2】 多極着磁した円筒状の永久磁石の端面の
    外周面に、該永久磁石よりやや大きい外径を有する合成
    樹脂製からなる保護体の鎧部を形成し、保護体の鎧部の
    間に遊嵌装着して永久磁石を回動自在にした特許請求の
    範囲第一項記載の変動磁場装置。
  3. 【請求項3】 直方形状の⌒平なる合成樹脂製包装体の
    両側端の表裏面に粘着テ−プとマジックテ−プを相対向
    させて設けたことを特徴とする特許請求の範囲第一項記
    載の変動磁場装置。
  4. 【請求項4】 多極着磁した円筒状の永久磁石をFe−
    B−R系樹脂磁石を密度4.9g /∂で、Fе−B−R
    系急冷微細片[RはNd又は/およびPr]と結合剤と
    よりなり、結合剤を少なくとも樹脂磁石を成形する段階
    で7重量%である特許請求の範囲第一項記載の変動磁場
    装置。
JP7079374A 1995-03-13 1995-03-13 変動磁場装置 Pending JPH08243178A (ja)

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