JPH0824113A - 音声を発する物掛け用管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置 - Google Patents
音声を発する物掛け用管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置Info
- Publication number
- JPH0824113A JPH0824113A JP6160953A JP16095394A JPH0824113A JP H0824113 A JPH0824113 A JP H0824113A JP 6160953 A JP6160953 A JP 6160953A JP 16095394 A JP16095394 A JP 16095394A JP H0824113 A JPH0824113 A JP H0824113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- switch piece
- voice
- elastic switch
- hanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】作業上の注意喚起や励行の促進等を音声を通し
て図れる物掛け管理ボードを提供する。 【構成】ボード本体１にフック状の掛け具２がスライド
溝８を介して上下移動可能に配置される。掛け具２は、
ボード本体１内に設けたマイクロスイッチ７の板ばね形
の弾性スイッチ片７Ａに支持される。掛け具２から物を
外した時は、弾性スイッチ片７Ａの戻し力が掛け具自重
に勝って、掛け具２が押し上げられ、この時、音声合成
ＩＣ及びスピーカを介して用途に応じた注意喚起に関す
る音声メッセージが発せられる。また、掛け具２に物が
掛けられるとその荷重が弾性スイッチ片７Ａの戻し力に
勝って掛け具２が弾性スイッチ片７Ａを押し下げ、この
とき、上記とは異なる種類の音声メッセージが音声合成
ＩＣ及びスピーカを介して発せられる。
て図れる物掛け管理ボードを提供する。 【構成】ボード本体１にフック状の掛け具２がスライド
溝８を介して上下移動可能に配置される。掛け具２は、
ボード本体１内に設けたマイクロスイッチ７の板ばね形
の弾性スイッチ片７Ａに支持される。掛け具２から物を
外した時は、弾性スイッチ片７Ａの戻し力が掛け具自重
に勝って、掛け具２が押し上げられ、この時、音声合成
ＩＣ及びスピーカを介して用途に応じた注意喚起に関す
る音声メッセージが発せられる。また、掛け具２に物が
掛けられるとその荷重が弾性スイッチ片７Ａの戻し力に
勝って掛け具２が弾性スイッチ片７Ａを押し下げ、この
とき、上記とは異なる種類の音声メッセージが音声合成
ＩＣ及びスピーカを介して発せられる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音声を発する物掛け用
管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置に関する。
管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えば営業車を複数台所有す
る事業所では、各担当者の車両キーを管理するため、複
数のフックを備えたボードを備えて、車両キーの不使用
時には車両キーを各自のフックに掛けておき、使用時に
そのフックから外して持ち出せるようにしていた。その
他、種々の用具等を物掛けボードに掛けて持出し管理が
行なわれている。
る事業所では、各担当者の車両キーを管理するため、複
数のフックを備えたボードを備えて、車両キーの不使用
時には車両キーを各自のフックに掛けておき、使用時に
そのフックから外して持ち出せるようにしていた。その
他、種々の用具等を物掛けボードに掛けて持出し管理が
行なわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
種の物掛け用管理ボードから物の持出し，戻しの時にそ
の用途に応じた音声メッセージを自動的に流して、必要
な注意喚起や励行の促進等を図ることにある。
種の物掛け用管理ボードから物の持出し，戻しの時にそ
の用途に応じた音声メッセージを自動的に流して、必要
な注意喚起や励行の促進等を図ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基本的には、次のような課題解決手段を
提案する。
成するために、基本的には、次のような課題解決手段を
提案する。
【０００５】すなわち、発明の要旨は、ボード本体にフ
ック状の掛け具と、この掛け具に物を掛けた状態と物を
外した状態の少なくとも一つを感知して音声メッセージ
をタイマー設定時間に限定して発するタイマー付き音声
合成ＩＣ及びスピーカとを備えた点にある（これを第１
の課題解決手段とする）。
ック状の掛け具と、この掛け具に物を掛けた状態と物を
外した状態の少なくとも一つを感知して音声メッセージ
をタイマー設定時間に限定して発するタイマー付き音声
合成ＩＣ及びスピーカとを備えた点にある（これを第１
の課題解決手段とする）。
【０００６】さらに、上記基本的課題解決手段を簡易な
機構で構成できるものとして、ボード本体にフック状の
掛け具がスライド溝を介して上下方向にスライド可能に
配置され、前記掛け具は、前記ボード本体内に設けたマ
イクロスイッチの板ばね形の弾性スイッチ片に支持され
て、物が掛けられていない時は前記弾性スイッチ片の戻
し力が掛け具自重に勝って押し上げられ、物が掛けられ
るとその掛け具を含む荷重が前記弾性スイッチ片の戻し
力に勝って該弾性スイッチ片を押し下げるようスライド
下降するよう設定してあり、且つ前記マイクロスイッチ
の弾性スイッチ片による前記掛け具の押し上げ，該弾性
スイッチ片自身の押し下げに伴うスイッチ動作に応じて
２種類の音声メッセージを選択し所定時間発するタイマ
ー付き音声合成ＩＣ及びスピーカを備えたものを提案す
る。（これを第２の課題解決手段とする）。
機構で構成できるものとして、ボード本体にフック状の
掛け具がスライド溝を介して上下方向にスライド可能に
配置され、前記掛け具は、前記ボード本体内に設けたマ
イクロスイッチの板ばね形の弾性スイッチ片に支持され
て、物が掛けられていない時は前記弾性スイッチ片の戻
し力が掛け具自重に勝って押し上げられ、物が掛けられ
るとその掛け具を含む荷重が前記弾性スイッチ片の戻し
力に勝って該弾性スイッチ片を押し下げるようスライド
下降するよう設定してあり、且つ前記マイクロスイッチ
の弾性スイッチ片による前記掛け具の押し上げ，該弾性
スイッチ片自身の押し下げに伴うスイッチ動作に応じて
２種類の音声メッセージを選択し所定時間発するタイマ
ー付き音声合成ＩＣ及びスピーカを備えたものを提案す
る。（これを第２の課題解決手段とする）。
【０００７】
【作用】第１の課題解決手段によれば、掛け具に掛けて
ある物の持出し（掛け外し）や再度の掛け戻しの少なく
とも一つが感知されて、音声合成ＩＣによって状況にふ
さわしい音声メッセージ（例えば、掛け具の使用対象が
車両キー，作業用具等の場合でキーを掛けた時に音声メ
ッセージを発するようにしておく場合には、安全運転に
関する注意喚起，作業安全に上の注意喚起、さらに掛け
戻す時にも音声メッセージを発する場合には、労のねぎ
らきに関するメッセージ）がボードに設けたスピーカを
通してタイマー管理されている時間に限り発せられる。
ある物の持出し（掛け外し）や再度の掛け戻しの少なく
とも一つが感知されて、音声合成ＩＣによって状況にふ
さわしい音声メッセージ（例えば、掛け具の使用対象が
車両キー，作業用具等の場合でキーを掛けた時に音声メ
ッセージを発するようにしておく場合には、安全運転に
関する注意喚起，作業安全に上の注意喚起、さらに掛け
戻す時にも音声メッセージを発する場合には、労のねぎ
らきに関するメッセージ）がボードに設けたスピーカを
通してタイマー管理されている時間に限り発せられる。
【０００８】第２の課題解決手段によれば、掛け具に物
を掛けたり外したりすると、マイクロスイッチの弾性ス
イッチ片によるばね力とボード本体の掛け具用スライド
溝との共働作用により、掛け具が上昇或いは下降スライ
ドする。この時に、上記弾性スイッチ片は、前記掛け具
に対して押し上げる動作或いは掛け具に掛けられた物の
荷重により押し下げられ、この押し上げ，押し下げ動作
に伴ってマイクロスイッチのスイッチが切り替わりる。
そして、このスイッチ切替に応じて掛け具より物を外し
た場合には、音声合成ＩＣより上記したような状況に応
じた音声メッセージ（例えば安全運転や作業安全の注意
喚起）が選択されてスピーカを通して発せられ、掛け具
に物を掛けた場合には、音声合成ＩＣにより労をねぎら
う等の音声メッセージが選択されてスピーカを通して発
せられる。
を掛けたり外したりすると、マイクロスイッチの弾性ス
イッチ片によるばね力とボード本体の掛け具用スライド
溝との共働作用により、掛け具が上昇或いは下降スライ
ドする。この時に、上記弾性スイッチ片は、前記掛け具
に対して押し上げる動作或いは掛け具に掛けられた物の
荷重により押し下げられ、この押し上げ，押し下げ動作
に伴ってマイクロスイッチのスイッチが切り替わりる。
そして、このスイッチ切替に応じて掛け具より物を外し
た場合には、音声合成ＩＣより上記したような状況に応
じた音声メッセージ（例えば安全運転や作業安全の注意
喚起）が選択されてスピーカを通して発せられ、掛け具
に物を掛けた場合には、音声合成ＩＣにより労をねぎら
う等の音声メッセージが選択されてスピーカを通して発
せられる。
【０００９】この場合、マイクロスイッチの弾性スイッ
チ片は、物の掛け，外しを感知する機構（スイッチ切替
機構）と掛け具を可動支持する機構を兼用するので、機
構の簡易化を図り、この種装置の低コストか実現させ
る。
チ片は、物の掛け，外しを感知する機構（スイッチ切替
機構）と掛け具を可動支持する機構を兼用するので、機
構の簡易化を図り、この種装置の低コストか実現させ
る。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【００１１】図１の（ａ）は本発明の一実施例に係る物
掛け用管理ボード（安全喚起装置）の外観斜視図、
（ｂ）はその一部断面図、図２は本実施例の回路構成図
である。
掛け用管理ボード（安全喚起装置）の外観斜視図、
（ｂ）はその一部断面図、図２は本実施例の回路構成図
である。
【００１２】図１において、１はボード本体で、その前
面１Ａに複数のフック状の掛け具２−１〜２−ｎ（ここ
では５個を一例とし、これらを２−１〜２−５で表して
いるが、総称する場合は掛け具２とする）が横一列に配
置される。
面１Ａに複数のフック状の掛け具２−１〜２−ｎ（ここ
では５個を一例とし、これらを２−１〜２−５で表して
いるが、総称する場合は掛け具２とする）が横一列に配
置される。
【００１３】これらの掛け具２は、図１（ｂ）に示すよ
うに、ボード本体１の前面１Ａに設けた各スライド溝８
を介して上下方向にスライド可能に配置され、ボード本
体１内に設けた各マイクロスイッチ７（７−１〜７−
ｎ）の板ばね形の弾性スイッチ片７Ａに弾性支持され
る。掛け具２に物が掛けられていない時は、弾性スイッ
チ片７Ａの戻し力が掛け具自重に勝って、弾性スイッチ
片７Ａが掛け具２を押し上げ、掛け具２に物が掛けられ
るとその掛け具を含む荷重が弾性スイッチ片７Ａの戻し
力に勝って、掛け具２が弾性スイッチ片７Ａを押し下げ
るよう降下スライドするよう設定してある。掛け具２の
背面には、スライド溝８からの抜け止め２Ａが掛け具２
と一体的に設けてある。
うに、ボード本体１の前面１Ａに設けた各スライド溝８
を介して上下方向にスライド可能に配置され、ボード本
体１内に設けた各マイクロスイッチ７（７−１〜７−
ｎ）の板ばね形の弾性スイッチ片７Ａに弾性支持され
る。掛け具２に物が掛けられていない時は、弾性スイッ
チ片７Ａの戻し力が掛け具自重に勝って、弾性スイッチ
片７Ａが掛け具２を押し上げ、掛け具２に物が掛けられ
るとその掛け具を含む荷重が弾性スイッチ片７Ａの戻し
力に勝って、掛け具２が弾性スイッチ片７Ａを押し下げ
るよう降下スライドするよう設定してある。掛け具２の
背面には、スライド溝８からの抜け止め２Ａが掛け具２
と一体的に設けてある。
【００１４】これらのマイクロスイッチ７は、弾性スイ
ッチ片７Ａの状態変化（掛け具２に対する押し上げ動
作，掛け具２から物を掛けた時に押し下げられる動作）
から、掛け具２に物を掛けたか外したかの状態を感知す
る手段を構成するもので、この状態変化に応じて切替ス
イッチ動作を行なうことで、後述のタイマー付き音声合
成ＩＣ９，１０（図２に示す）を選択作動させるために
使用される。
ッチ片７Ａの状態変化（掛け具２に対する押し上げ動
作，掛け具２から物を掛けた時に押し下げられる動作）
から、掛け具２に物を掛けたか外したかの状態を感知す
る手段を構成するもので、この状態変化に応じて切替ス
イッチ動作を行なうことで、後述のタイマー付き音声合
成ＩＣ９，１０（図２に示す）を選択作動させるために
使用される。
【００１５】また、ボード本体１の前面１Ａには、２種
類に色分けされた（例えば赤，青）各ダイオード４（４
Ａ，４Ｂ）がそれぞれの掛け具２に対応して掛け具２よ
り上方に配列され、掛け具２の上下動作に連動して上記
マイクロスイッチ７を介して点灯し、掛け具２の物が外
された時には不在表示用ダイオード４Ａ（例えば赤色）
が点灯し、物が掛けられた時には所在表示用ダイオード
４Ｂ（例えば青色）が点灯するように設定してある。ま
た、ボード本体１の前面には、各掛け具２の下に使用者
の氏名記入欄３が設けてある。
類に色分けされた（例えば赤，青）各ダイオード４（４
Ａ，４Ｂ）がそれぞれの掛け具２に対応して掛け具２よ
り上方に配列され、掛け具２の上下動作に連動して上記
マイクロスイッチ７を介して点灯し、掛け具２の物が外
された時には不在表示用ダイオード４Ａ（例えば赤色）
が点灯し、物が掛けられた時には所在表示用ダイオード
４Ｂ（例えば青色）が点灯するように設定してある。ま
た、ボード本体１の前面には、各掛け具２の下に使用者
の氏名記入欄３が設けてある。
【００１６】マイクロスイッチ７は、図２に示すように
それぞれダイオードＤ１〜Ｄ１０及びタイマー（タイマ
ーリレー）Ｔ１〜Ｔ１０を介して共通に使用される２個
の音声合成ＩＣ９，１０の入力端子に接続される。ま
た、音声合成ＩＣ９，１０の出力側はスピーカ５に接続
されると共に、その直流電源アダプター（１２Ｖ）１１
を介して音声合成ＩＣ９，１０にＩＣ駆動とスピーカ駆
動のための電源が供給される。１２Ｖ電源１１は、タイ
マーＴ１〜Ｔ１０の駆動及び発光ダイオード４Ａ〜４Ｂ
の駆動用としても供給される。
それぞれダイオードＤ１〜Ｄ１０及びタイマー（タイマ
ーリレー）Ｔ１〜Ｔ１０を介して共通に使用される２個
の音声合成ＩＣ９，１０の入力端子に接続される。ま
た、音声合成ＩＣ９，１０の出力側はスピーカ５に接続
されると共に、その直流電源アダプター（１２Ｖ）１１
を介して音声合成ＩＣ９，１０にＩＣ駆動とスピーカ駆
動のための電源が供給される。１２Ｖ電源１１は、タイ
マーＴ１〜Ｔ１０の駆動及び発光ダイオード４Ａ〜４Ｂ
の駆動用としても供給される。
【００１７】マイクロスイッチ７−１は、掛け具２−１
に対応し、タイマーＴ１，Ｔ２と関係し、マイクロスイ
ッチ７−２は、掛け具２−２に対応し、タイマーＴ３，
Ｔ４と関係し、マイクロスイッチ７−３は、掛け具２−
３に対応し、タイマーＴ５，Ｔ６と関係し、マイクロス
イッチ７−４は、掛け具２−４に対応し、タイマーＴ
７，Ｔ８と関係し、マイクロスイッチ７−５は、掛け具
２−５に対応し、タイマーＴ９，Ｔ１０と関係する。
に対応し、タイマーＴ１，Ｔ２と関係し、マイクロスイ
ッチ７−２は、掛け具２−２に対応し、タイマーＴ３，
Ｔ４と関係し、マイクロスイッチ７−３は、掛け具２−
３に対応し、タイマーＴ５，Ｔ６と関係し、マイクロス
イッチ７−４は、掛け具２−４に対応し、タイマーＴ
７，Ｔ８と関係し、マイクロスイッチ７−５は、掛け具
２−５に対応し、タイマーＴ９，Ｔ１０と関係する。
【００１８】ここで、本実施例の動作について説明す
る。
る。
【００１９】今、掛け具２のうち少なくとも一つ（例え
ば、掛け具２−１を一例とする）に対象物（ここでは、
営業車の車両キーを想定する，図示省略）が掛けられて
いるとする。
ば、掛け具２−１を一例とする）に対象物（ここでは、
営業車の車両キーを想定する，図示省略）が掛けられて
いるとする。
【００２０】営業マンがこの車両キーを掛け具２−１か
ら外すと、そのマイクロスイッチ７−１の弾性スイッチ
片７Ａが掛け具２−１を押し上げ、この時マイクロスイ
ッチ７−１のＭ端子（弾性スイッチ片７Ａの上方移動を
感知する端子）とグラウンド端子Ｃとが接続状態にな
る。これにより音声合成ＩＣ９がタイマーＴ１及びダイ
オードＤ１を介して通電し、音声合成ＩＣ９の出力側端
子及びスピーカ５を介して、タイマー管理されている時
間に限り、例えば予め登録されたメッセージとして「安
全運転で行ってらっしゃい」なる音声が発せられ注意喚
起がなされる。同時にタイマーＴ１と並列接続された発
光ダイオード（赤ランプ）４Ａが抵抗Ｒ１を介して通電
し点灯して不在表示がなされる。
ら外すと、そのマイクロスイッチ７−１の弾性スイッチ
片７Ａが掛け具２−１を押し上げ、この時マイクロスイ
ッチ７−１のＭ端子（弾性スイッチ片７Ａの上方移動を
感知する端子）とグラウンド端子Ｃとが接続状態にな
る。これにより音声合成ＩＣ９がタイマーＴ１及びダイ
オードＤ１を介して通電し、音声合成ＩＣ９の出力側端
子及びスピーカ５を介して、タイマー管理されている時
間に限り、例えば予め登録されたメッセージとして「安
全運転で行ってらっしゃい」なる音声が発せられ注意喚
起がなされる。同時にタイマーＴ１と並列接続された発
光ダイオード（赤ランプ）４Ａが抵抗Ｒ１を介して通電
し点灯して不在表示がなされる。
【００２１】営業から戻って自分の掛け具２−１に車両
キーを掛けると、その荷重がマイクロスイッチ７−１の
弾性スイッチ片７Ａのばね力に勝り、弾性スイッチ片７
Ａが所定位置まで押し下げられ、Ｂ端子とＣ端子とが接
続される。これにより、音声合成ＩＣ１０がタイマーＴ
２及びダイオードＤ２を介して通電し、音声合成ＩＣ１
０の出力側端子及びスピーカ５を介して、タイマー管理
されている時間に限り、例えば予め登録されたメッセー
ジとして「今日も一日お疲れさまでした」とねぎらいの
音声が発せられる。同時にタイマーＴ２と並列接続され
た発光ダイオード（青ランプ）４Ｂが抵抗Ｒ２を介して
通電し点灯して所在表示がなされる。
キーを掛けると、その荷重がマイクロスイッチ７−１の
弾性スイッチ片７Ａのばね力に勝り、弾性スイッチ片７
Ａが所定位置まで押し下げられ、Ｂ端子とＣ端子とが接
続される。これにより、音声合成ＩＣ１０がタイマーＴ
２及びダイオードＤ２を介して通電し、音声合成ＩＣ１
０の出力側端子及びスピーカ５を介して、タイマー管理
されている時間に限り、例えば予め登録されたメッセー
ジとして「今日も一日お疲れさまでした」とねぎらいの
音声が発せられる。同時にタイマーＴ２と並列接続され
た発光ダイオード（青ランプ）４Ｂが抵抗Ｒ２を介して
通電し点灯して所在表示がなされる。
【００２２】それぞれの音声メッセージは、男声，女
声，季節等により書き込みが自由に設定されている。
声，季節等により書き込みが自由に設定されている。
【００２３】掛け具２−２〜２−５においても、車両キ
ーの掛け外し，掛け外しにより同様の作用が各自のタイ
マー（Ｔ３・Ｔ４、Ｔ５・Ｔ６、Ｔ７・Ｔ８、Ｔ９・Ｔ
１０）及びダイオード（Ｄ３・Ｄ４、Ｄ５・Ｄ６、Ｄ７
・Ｄ８、Ｄ９・Ｄ１０）と、共通の音声合成ＩＣ９，１
０及びスピーカ５を介して発せられる。
ーの掛け外し，掛け外しにより同様の作用が各自のタイ
マー（Ｔ３・Ｔ４、Ｔ５・Ｔ６、Ｔ７・Ｔ８、Ｔ９・Ｔ
１０）及びダイオード（Ｄ３・Ｄ４、Ｄ５・Ｄ６、Ｄ７
・Ｄ８、Ｄ９・Ｄ１０）と、共通の音声合成ＩＣ９，１
０及びスピーカ５を介して発せられる。
【００２４】本実施例によれば、日常の安全励行に関す
る注意喚起や労のねぎらいを、車両キー等の掛け外し，
掛け戻しのたびに自動的に音声を通して作業従事者にか
けられ、安全励行に必要な精神的緊張とねぎらいの精神
的やすらぎを与える効果を奏することができる。また、
マイクロスイッチ７の弾性スイッチ片７Ａは、スイッチ
動作の他にスライド溝８と共働して掛け具２を押し上げ
（物を掛けていない状態），押し下げ（物を掛けた状
態）可能に支持する機構を兼用するので、機構の簡易化
を図り、この種安全喚起装置（音声を発する物掛けボー
ド）の低コストを実現させることができる。
る注意喚起や労のねぎらいを、車両キー等の掛け外し，
掛け戻しのたびに自動的に音声を通して作業従事者にか
けられ、安全励行に必要な精神的緊張とねぎらいの精神
的やすらぎを与える効果を奏することができる。また、
マイクロスイッチ７の弾性スイッチ片７Ａは、スイッチ
動作の他にスライド溝８と共働して掛け具２を押し上げ
（物を掛けていない状態），押し下げ（物を掛けた状
態）可能に支持する機構を兼用するので、機構の簡易化
を図り、この種安全喚起装置（音声を発する物掛けボー
ド）の低コストを実現させることができる。
【００２５】なお、上記実施例は、営業車を対象として
車両キーの管理ボードを介して、用途に応じた音声メッ
セージが流れるようにしたが、そのほか、例えば、家庭
用を対象として車両キーやその他玄関キー等多目的のキ
ー管理ボードとして、キーを外した時（外出時）には、
「ガス栓，戸締まりは大丈夫でしょうか」といった注意
喚起メッセージを流すようにしてもよく、さらに、作業
現場等でヘルメット等の作業用具を管理するボードに適
用して、作業安全に関するメッセージや労のねぎらきの
メッセージを流すように設定してもよく、多目的に使用
できる。
車両キーの管理ボードを介して、用途に応じた音声メッ
セージが流れるようにしたが、そのほか、例えば、家庭
用を対象として車両キーやその他玄関キー等多目的のキ
ー管理ボードとして、キーを外した時（外出時）には、
「ガス栓，戸締まりは大丈夫でしょうか」といった注意
喚起メッセージを流すようにしてもよく、さらに、作業
現場等でヘルメット等の作業用具を管理するボードに適
用して、作業安全に関するメッセージや労のねぎらきの
メッセージを流すように設定してもよく、多目的に使用
できる。
【００２６】また、音声メッセージは、掛け具に物を掛
けた時或いは外した時に発するようにしてもよい。
けた時或いは外した時に発するようにしてもよい。
【００２７】なお、上記物の掛け，外しを感知するに
は、マイクロスイッチに代えて光センサやタッチセンサ
等も応用できるが、コスト的には、上記実施例の機構が
最も簡易なものと考えられる。
は、マイクロスイッチに代えて光センサやタッチセンサ
等も応用できるが、コスト的には、上記実施例の機構が
最も簡易なものと考えられる。
【００２８】
【発明の効果】第１の課題解決手段によれば、物掛け用
の管理ボード自身によって安全性のための注意喚起や用
途に応じた注意喚起とそのねぎらい等を常にタイミング
良く自動的に音声メッセージとして発し、職場や家庭で
の安全励行を促進させる効果を奏する。
の管理ボード自身によって安全性のための注意喚起や用
途に応じた注意喚起とそのねぎらい等を常にタイミング
良く自動的に音声メッセージとして発し、職場や家庭で
の安全励行を促進させる効果を奏する。
【００２９】第２の課題解決手段によれば、第１の課題
解決同様の効果を奏するほかに、この種管理ボードの機
構を簡易化し，低コスト化を実現することができる。
解決同様の効果を奏するほかに、この種管理ボードの機
構を簡易化し，低コスト化を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例に係る斜視図及びその部分断
面図。
面図。
【図２】上記実施例の回路構成図。
１…ボード本体、２（２−１〜２−ｎ）…掛け具、３…
氏名表示欄、４…発光ダイオード、５…スピーカ、７
（７−１〜７−ｎ）…マイクロスイッチ、７Ａ…弾性ス
イッチ片、８…スライド溝、９，１０…音声合成ＩＣ、
Ｔ１〜Ｔ１０…タイマー（タイマーリレー）。
氏名表示欄、４…発光ダイオード、５…スピーカ、７
（７−１〜７−ｎ）…マイクロスイッチ、７Ａ…弾性ス
イッチ片、８…スライド溝、９，１０…音声合成ＩＣ、
Ｔ１〜Ｔ１０…タイマー（タイマーリレー）。
Claims (4)
- 【請求項１】 ボード本体にフック状の掛け具と、この
掛け具に物を掛けた状態と物を外した状態の少なくとも
一つを感知して音声メッセージをタイマー設定時間に限
定して発するタイマー付き音声合成ＩＣ及びスピーカと
を備えて成ることを特徴とする音声を発する物掛け用管
理ボード。 - 【請求項２】 ボード本体にフック状の掛け具がスライ
ド溝を介して上下方向にスライド可能に配置され、 前記掛け具は、前記ボード本体内に設けたマイクロスイ
ッチの板ばね形の弾性スイッチ片に支持されて、物が掛
けられていない時は前記弾性スイッチ片の戻し力が掛け
具自重に勝って押し上げられ、物が掛けられるとその掛
け具を含む荷重が前記弾性スイッチ片の戻し力に勝って
該弾性スイッチ片を押し下げるようスライド下降するよ
う設定してあり、 且つ前記マイクロスイッチの弾性スイッチ片による前記
掛け具の押し上げ、該弾性スイッチ片自身の押し下げに
伴うスイッチ動作に応じて２種類の音声メッセージを選
択し所定時間発するタイマー付き音声合成ＩＣ及びスピ
ーカを備えて成ることを特徴とする音声を発する物掛け
用管理ボード。 - 【請求項３】 前記タイマー付き音声合成ＩＣは２個備
えて、それぞれ異なる音声メッセージが用意してあり、
一方、前記掛け具は複数個設けてあり、これらの掛け具
のいずれかが物を掛けた状態或いは物を外した状態にな
ると、その掛けた状態と外しの状態に応じて前記２個の
タイマー付き音声合成ＩＣを選択的に使い分けるように
設定して成ることを特徴とする請求項１記載又は請求項
２記載の音声を発する物掛け用管理ボード。 - 【請求項４】 ボード本体に車両キー或いは作業用具を
掛けるためのフック状の複数個の掛け具がそれぞれスラ
イド溝を介して上下方向にスライド可能に配置され、 前記掛け具は、前記ボード本体内に設けたマイクロスイ
ッチの板ばね形の弾性スイッチ片に支持されて、物が掛
けられていない時は前記弾性スイッチ片の戻し力が掛け
具自重に勝って押し上げられ、物が掛けられるとその掛
け具を含む荷重が前記弾性スイッチ片の戻し力に勝って
該弾性スイッチ片を押し下げつつスライド下降するよう
設定してあり、 且つ前記掛け具より物を掛け外して前記マイクロスイッ
チの弾性スイッチ片が前記掛け具を押し上げると、その
スイッチ動作に応じて安全運転或いは作業安全の励行を
注意喚起するための音声メッセージを発し、前記掛け具
に物を掛けて前記マイクロスイッチの弾性スイッチ片が
押し下げられた場合には、そのスイッチ動作に応じて労
のねぎらいの音声メッセージを発するタイマー付き音声
合成ＩＣ及びスピーカを備えて成ることを特徴とする安
全喚起装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6160953A JPH0824113A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 音声を発する物掛け用管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6160953A JPH0824113A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 音声を発する物掛け用管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824113A true JPH0824113A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15725773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6160953A Pending JPH0824113A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 音声を発する物掛け用管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824113A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103040337A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-17 | 大连民族学院 | 盲人挂钩 |
| CN104464217A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-03-25 | 国家电网公司 | 车辆钥匙放置装置 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP6160953A patent/JPH0824113A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103040337A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-17 | 大连民族学院 | 盲人挂钩 |
| CN104464217A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-03-25 | 国家电网公司 | 车辆钥匙放置装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB2333751A (en) | Tool Suspension Rack Assembly | |
| JP2000503567A (ja) | 卓上フック | |
| DE60220371D1 (de) | Vorrichtung und Verfahren zur automatischen Ausgabe von belegten Broten | |
| US6609693B2 (en) | Hanger combination for displaying merchandise | |
| JPH0824113A (ja) | 音声を発する物掛け用管理ボード及びこれを利用した安全喚起装置 | |
| US20120194354A1 (en) | Electronic Valet Parking Kiosk System and Method | |
| EP2122564A1 (en) | Kitchen management system | |
| JP2007067598A (ja) | 呼出通報装置 | |
| JP2001026189A (ja) | ペーパークリップ | |
| DK1037547T3 (da) | Indretning til tyverisikret præsentation af varer | |
| CN214678408U (zh) | 一种智能防盗展览柜 | |
| JP3195353U (ja) | プラグ受けフック構造 | |
| US9607493B2 (en) | Portable security system | |
| US1792652A (en) | Card-frame mounting | |
| EP1172057A3 (en) | Cooking utensil | |
| CN218993804U (zh) | 管理夹装置和冰箱 | |
| WO2015038716A1 (en) | Display for toy building elements | |
| CN216961986U (zh) | 一种手表防盗展示柜 | |
| US4696576A (en) | Food service ticket timer | |
| JP4814444B2 (ja) | シートクリップのタイマー付きホルダー装置 | |
| CN219283761U (zh) | 管理夹装置和冰箱 | |
| JP2556768Y2 (ja) | タオルがコンパクトに掛られるタオルクリップ | |
| JPH0623471Y2 (ja) | 表示装置 | |
| JP3706269B2 (ja) | 作業管理システム | |
| ATE272000T1 (de) | Ausgabevorrichtung für tragegriff-beutel |