JP2000503567A - 卓上フック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ハンドバッグや上着等の私物を掛けるための掛け鉤（１５）を持つ卓上フックが開示される。掛け鉤（１５）は揺動白在に取り付けられる。卓上フックは時計装置等の装飾手段（３０）を備えていてもよい。卓上フックは、掛け鉤（１５）から物がはずされたり卓上フック自体がテーブルから持ち上げられたりしたときにアラーム装置（４７）を作動させるマイクロスイッチ（４０）を備えているのが好ましい。アラーム装置（４７）は必要であれば作動不能状態にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 卓上フック 背景技術 本発明はハンドバッグや上着を掛けるためにテーブルまたはカウンターの縁に 置かれる卓上フックに関する。 レストランでは、テーブルや床の上に忘れられたハンドバッグや、食事中の客 の椅子の背に掛けられた上着がよく見かけられる。このようなハンドバッグや上 着は盗難にあう可能性がある。従って、このような私物を所有者の手元に掛けて おくためのフックがあれば便利である。また、このようなフックが盗難防上用の 警報装置を備えていれば便利である。 発明の開示 本発明は、テーブルやカウンターの縁に置いて使用する卓上フックを提供する 。この卓上フックはハンドバッグその他の私物を掛けるための掛け鉤を有する。 また時間を表示するタイマーや時計を具備していてもよい。さらにマイクロスイ ッチを備えていてもよい。このマイクロスイッチは、卓上フックがテーブルの縁 に置かれた状態で掛け鉤から私物がはずされたり卓上フック自体がテーブルから 持ち上げられたりするとアラーム装置を作動させる。アラーム装置は他のスイッ チ等により作動可能状態または作動不能状態に切り替えることができる。作動可 能状態のとき、アラーム装置はマイクロスイッチの制御により作動するが作動不 能状態のときは作動しない。本発明の卓上フックはアラーム装置が作動可能状態 にあるか作動不能状態にあるかを表示する表示ランプを備えていてもよい。 本発明の目的は、テーブルやカウンターの縁にハンドバッグや上着その他の私 物を掛けるのに使用する卓上フックを提供することである。 本発明の他の目的は、時計やタイマー等の付属装置または外観を魅力的にする 装飾物等を有する卓上フックを提供することである。 本発明の更に他の目的は、作動不能状態にさえなければマイクロスイッチの制 御により警報信号を発するアラーム装置を有する卓上フックを提供することであ る。図面の簡単な説明 図１は時計またはタイマーが取り付けられた本発明の卓上フックの一実施形態 を示す斜視図、図２は切り替えスイッチとマイクロスイッチとを有する本発明の 卓上フックの他の実施形態を示す側面図である。 発明を実施するための最良の形態 図１は本発明の卓上フックの好ましい実施形態を示す。図１において符号１０ はテーブルまたはカウンターの端に置かれるベース部分を示す。このベース部分 １０には掛け鉤１５が取り付けられている。掛け鉤１５はハンドバッグや上着等 、一つまたは複数の私物を引っ掛けるためのものである。この掛け鉤１５は矢印 で示す方向に揺動可能であるようにベース部分１０に対して取り付けるのが好ま しい。符号３０はベース部分１０に設けられた装飾手段を示す。この装飾手段３ ０は図１に示すように、時計やタイマー等の時間を表示する時計装置であるのが 好ましい。 図２は本発明の卓上フックの他の実施形態を示す側面図である。図２に示すよ うに、ベース部分１０の底面にマイクロスイッチ４０が設けられている。このマ イクロスイッチ４０は、卓上フックがテーブル等の縁の上に置かれた状態で掛け 鉤１５に私物が掛けられるとオンになる。この卓上フックはアラーム装置４７も 備えている。アラーム装置４７はマイクロスイッチ４０の制御によりウオーニン グライトや警報音等の警報信号を発する。つまり、マイクロスイッチ４０をオン にするとアラーム装置４７がセットされ、私物が掛け鉤１５から外されたりベー ス部分１０がテーブル等の縁から持ち上げられたりすると、アラーム装置４７が 自動的に作動して警報信号を発する。また本発明の卓上ハンガーは切り替えスイ ッチ５０を備えていても良い。この切り替えスイッチ５０は比較的見えにくい箇 所に設けられ、アラーム装置４７を作動可能状態または作動不能状態（オフ状態 ）に切り替えるのに使用される。アラーム装置がむやみに作動しないようにマイ ク ロスイッチ自体をオフ状態に保つために切り替えスイッチ５０を使用してもよい 。 マイクロスイッチ４７がオンになっているかオフになっているかを表示する表示 ランプ４５を設けるのが好ましい。 いうまでもないが本発明の卓上装置はアラーム装置を制御する電子回路および この電子回路に電力を供給する少なくとも一本の電池および、この電池を収容す る電池収容室を有する。これら電子回路、電池、電池収容室は図示しない。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． テーブルまたはカウンターの縁に載置するためのベース部分と、このベー ス部分の一面に設けられた掛け鉤と、前記ベース部分の他の一面に設けられた装 飾手段とを有する卓上フック。 ２． 前記掛け鉤が前記ベース部分に対して揺動自在に取り付けられている請求 項１記載の卓上フック。 ３． 前記装飾手段が時計装置である請求項１記載の卓上フック。 ４． テーブルまたはカウンターの縁に載置するためのベース部分と、このベー ス部分の一面に設けられた掛け鉤と、アラーム装置と、第１スイッチと、前記ベ ース手段の他の一面に設けられた第２スイッチとを備え、前記ベース部分がテー ブルまたはカウンターの縁に載置された状態で前記掛け鉤に物を掛けると前記第 ２スイッチがオンになり、前記第２スイッチがオンの状態で前記掛け鉤から物が はずされるかまたは前記ベース部分が前記縁から持ち上げられると前記第２スイ ッチが前記アラーム装置を作動させ、前記第１スイッチの操作により前記第２ス イッチと前記アラーム装置がオフ状態になるようにした卓上フック。 ５． さらに装飾手段を有する請求項４記載の卓上フック。 ６． 前記装飾手段が時計装置である請求項５記載の卓上フック。 ７． 前記掛け鉤が前記ベース部分に対して移動白在に取り付けられている請求 項４記載の卓上フック。 ８． 前記ベース部分がテーブルまたはカウンターの縁に載置された状態で前記 掛け鉤に物が掛けられたときに前記第２スイッチがオンになったことを表示する 表示ランプを有する請求項４記載の卓上フック。