JPH08240586A - 金属材料の粒界破断方法 - Google Patents

金属材料の粒界破断方法

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JPH08240586A
JPH08240586A JP7044679A JP4467995A JPH08240586A JP H08240586 A JPH08240586 A JP H08240586A JP 7044679 A JP7044679 A JP 7044679A JP 4467995 A JP4467995 A JP 4467995A JP H08240586 A JPH08240586 A JP H08240586A
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Japan
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grain boundary
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needle
tip
grain
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JP7044679A
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Riyuuji Uemori
森 龍 治 植
Naoki Maruyama
山 直 紀 丸
Shuji Aihara
飯 原 周 二 粟
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料の種類や強度特性などに依存しない粒界
破断法およびN数によらない確実な粒界破断法を提供す
る。 【構成】 先端曲率半径が0.01μm〜10μm以下
の針状試料と対向電極を真空容器内又は水素雰囲気に置
き、これと針状試料先端と対向電極間に強電界を発生せ
しめるための高電圧を印加することにより、針状試料先
端に位置する結晶粒を強電界応力によって脱離させ、深
さ方向に対して次に位置する結晶粒との粒界面を針状試
料先端に現出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料の粒界解析に
用いる粒界破断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属材料の例として鋼の場合を例にとり
説明する。鋼の実用特性は大部分が構造敏感な性質ゆえ
にその金属組織、とりわけ結晶構造や結晶粒サイズに大
きく依存する。また、その下部組織である結晶粒内の転
位等の結晶欠陥や微細析出物および介在物に代表される
第二相粒子の存在状態に大きく影響される。さらに、各
結晶粒間の境界、すなわち結晶粒界においては前述の下
部組織の様相が粒内と異なっていることに加えて、合金
添加元素ないしは不純物元素の存在量と分布形態が粒界
の性質によって著しく変化しており、これらの不均一性
が原因となって、例えば強度特性や耐食性などの重要特
性が激変する。この点は鋼だけでなくCuやNi等の純
金属から各種合金に至るまでの金属材料に共通する特徴
であり、結晶粒界の実態を解析し、これを制御すること
が実用材料開発のキーテクノロジーの一つになっている
所以でもある。
【0003】一般に、結晶粒界の解析を行う場合、まず
種々の解析機器に応じて結晶粒界そのものを現出させる
ことが出発点となる。従来技術の代表的なものは例えば
Surface Science 誌第53巻(1975年)の168
ページに記載されている機械的破断法あるいは鉄鋼協会
出版の鉄と鋼第76巻第6号(1990年)143ペー
ジに記載されている薄膜法の2つに集約される。前者は
試料を常温もしくは低温に冷却した状態で金属ハンマー
等で衝撃を加えたり、又は引張応力を負荷することによ
り粒界破断させる方法であり、露出した粒界破面がオー
ジェ電子分光法などの表面解析機器によって解析が行わ
れている。
【0004】この場合、水素チャージさせた試料では破
断が容易に生じることから、予め電解研磨等を利用する
ことで試料に水素チャージさせるのが普通である。これ
に対して、後者は化学研磨,電解研磨,イオン研磨等に
よって厚さがサブミクロン以下の薄膜を作製するもので
あり、得られた薄膜を用いて透過型電子顕微鏡によって
薄膜中の粒界の組成分析や結晶学的解析が行われる。
【0005】以上の方法では試行錯誤的に改善が進めら
れてきたが、前者ではオーステナイト系ステンレス鋼や
40〜60キロ級の高張力鋼等の場合には必ずしも破断
することができないという問題があった。また、薄膜法
の場合も脆性材料の場合に薄膜化が困難であったり、時
には薄膜作製段階で粒界が損傷を受けたりすることもあ
る。加えて、薄膜作製が実現した場合においても、電子
顕微鏡用試料の3mmφ程度のサイズでは作製した薄膜
中に解析対象である粒界そのものの存在確率が極めて低
いという問題が残されていた。
【0006】一方、針状試料先端に発生した電界応力を
利用して、表面原子を脱離させた後にイオン化した粒子
を飛行時間型質量分析器等によって同定するアトムプロ
ーブ電界イオン顕微鏡が開発されているが、本手法は粒
界破断しない電界応力範囲内で主として表面および内部
の組成分析法として利用されており、粒界破断法として
用いられた例は見あたらない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなこれまで
の粒界破断法の問題点を克服することができれば、金属
材料の粒界解析を飛躍的に向上させることが可能とな
り、材料開発を促進できる。
【0008】本発明は金属材料の粒界解析技術を確立す
るために不可欠な粒界破断方法を与えるものであり、 1)材料の種類や強度特性などに依存しない粒界破断
法、 2)N数によらない確実な粒界破断法を創出することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決したものであり、その要旨は、(1) 曲率半径が0.0
1μm〜10μmの針状試料と対向電極を真空容器内に
設置し、当該針状試料先端部と当該対向電極間に電界を
発生せしめ、当該針状試料先端に位置する結晶粒界を破
断させ、結晶粒の粒界面を現出させることを特徴とする
金属材料の粒界破断方法、(2) 曲率半径が0.01μm
〜10μmの針状試料と対向電極を水素雰囲気に置き、
当該針状試料先端部と当該対向電極間に電界を発生せし
め、当該針状試料先端に位置する結晶粒界を破断させ、
結晶粒の粒界面を現出させることを特徴とする金属材料
の粒界破断方法、(3) 前記針状試料へ、DC電圧0.1
kV〜50.0kVを1秒以内に印加、あるいはDC電
圧0.1kV〜40kVを定常的に作用させた状態でパ
ルス電圧0.1kV〜10kVを印加することを特徴と
する前記(1)又は(2)の金属材料の粒界破断方法、(4) 前
記針状試料を室温以下に冷却することを特徴とする前記
(1),(2)又は(3)記載の金属材料の粒界破断方法、(5) ビ
ーム径0.03μm〜1μmの収束イオンビームにより
前記針状試料先端の結晶粒界部に深さが0.1μm〜2
μmのVノッチあるいは切欠きを導入することを特徴と
する前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の金属材料の粒
界破断方法、にある。
【0010】
【作用】以下、本発明について詳細に説明する。まず、
本発明に至った知見について説明する。本発明者らは前
述した機械的破断法および薄膜法の欠点を解決すべく、
従来利用されていない粒界破断法について鋭意検討し
た。
【0011】曲率半径が1μm以下の針状試料に電圧を
印加するという技術は広範に利用されており、電界イオ
ン顕微鏡(FIM),アトムプローブ電界イオン顕微鏡
(AP−FIM),走査型トンネル顕微鏡(STM),
電界放射型透過電子顕微鏡(FE−TEM)等が代表的
なものである。このうち、FIMおよびAP−FIMは
数百V以上の正の高電圧を印加することにより、針状試
料先端部の原子配列の直接観察あるいはその個々の原子
の元素分析を可能にした局所領域の解析機器である。
【0012】本発明者らは、これらの場合と同様に針状
試料に0.1kV以上の正の電圧を1秒以内の短時間に
印加した場合には、試料先端部の結晶粒が試料先端部に
発生する電界応力によって脱離し、試料が破断すること
を見いだした。この場合の電界応力を規定しているパラ
メータは、針状試料先端の曲率半径(r)と印加電圧
(V)のみであり、r≦10μmではVが0.1kV以
上の適当な値であれば鉄の理想強度に近いウィスカーを
もってしても容易に破断させることが可能な電界応力
(F)を得ることができる。一般に、Fの値は(V/
r)の値に比例することが知られており、rが小さいほ
ど、またVが大きいほど大きくなり、鉄の粒界破断に必
要な値[鉄の蒸発電界40.6GV/m以上]をrとV
の組合せにより得ることができる。したがって、このよ
うな技術を利用すれば、最大でも理想強度の1/2程度
でしかない実用鋼に関して、その強度レベルに依存する
ことなくほぼすべての材料を一義的に粒界破断すること
が可能になる。
【0013】以上は他の金属材料の場合も全く同様であ
る。ここで、rの下限値として0.01μmとした理由
はこれより小さいと得られる粒界面のサイズが小さくな
り、その後の粒界解析が困難になること、ならびに、針
状試料そのものの作製が容易でないことによる。
【0014】また、本技術と従来の技術である試料の低
温冷却,水素雰囲気下での破断を組合わせることにより
さらに破断が容易になることを確認した。
【0015】一方、金属材料の強度の部位依存性によっ
ては、必ずしも粒界部から破断せず、結晶粒内より破断
する場合が起こり得る。このときは、近年開発された収
束イオンビーム法により針状試料先端の粒界部に針状方
向に対して直角方向にVノッチあるいは切欠きを導入す
ることで確実に結晶粒界より破断を生じさせることが可
能になる。
【0016】本発明は以上の知見に基づいてなされたも
のであり、その特徴は針状試料と対向電極を真空容器内
又は水素雰囲気に置き、針状試料先端部に強電界を発生
せしめるための高電圧発生装置を組合わせることによ
り、従来全く利用されていなかった強電界応力作用によ
って針状試料先端の結晶粒を脱離させ、深さ方向に対し
て次に位置する結晶粒との粒界面を損傷することなく針
状試料先端に現出させることを実現したことにある。本
発明に従えば、種々の金属材料もその種類に関係なく、
しかも薄膜法と異なり100%粒界破面を現出させるこ
とが可能になる。以下本発明における高電圧の印加方法
とDC電圧およびパルス電圧の範囲を限定した理由につ
いて説明する。
【0017】DC電圧の下限0.1kVは針状試料を粒
界破断させるのに必要な最小量である。また、上限値は
大きいほど結晶粒サイズの大きい粒を破断させることが
でき、粒界破断した時の破面面積が大きくなる故にその
後の粒界解析が容易になるが、現状における接続端子等
の電子部品の性能から判断して上限を50kVとした。
DC電圧の印加方法は1秒以内にON/OFFをマニュ
アルで行う程度で可能でありON状態の時間に関しては
特に制限はしない。
【0018】次に、パルス電圧はDC電圧と同様な理由
により下限値を0.1kVとした。上限値についてもD
C電圧と同様な理由により大きいほど良いが、この場合
は市販品のパルサーの上限値に準じて10kVとした。
また、パルス電圧の周波数は特に規定しないが、望まし
くは1〜1kHz程度が望ましい。
【0019】なお、本発明では真空容器の真空度を特に
限定していないが、1/103Pa以下の条件下では放
電による試料破損のおそれがあることと現出させた粒界
破面の汚れの付着を避ける意味でFIMやAP−FIM
と同レベルの1/104〜1/109Paの範囲が望まし
い。
【0020】また、従来技術である低温冷却と水素雰囲
気の利用に関しては、前者では低温ほど破断能が大きく
なるために、金属容器を介した液体窒素や液体ヘリウム
等での冷却が望ましい。後者すなわち水素雰囲気に針状
試料と対向電極を置く態様では、水素量が多い場合には
粒内破断も生じやすくなることから1/103Pa〜1
/105Paの範囲が適している。
【0021】収束イオンビーム法によるVノッチと切欠
きの深さの下限値は最小ビーム径に依存しており、加工
精度の点から0.1μmとした。上限値は得られる粒界
サイズが5μm程度であることから2方向からの導入を
考慮して2μmとした。
【0022】以上、本発明では金属材料の粒界破断法に
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、それ以外の
材料、例えば化学研磨,電解研磨,イオン研磨等の方法
で針状試料が作製可能な場合には半導体材料やセラミッ
ク材料に対しても適用可能である。
【0023】
【実施例】表1に本発明と従来法の機械的破断法で粒界
破断試験を行った場合の結果を示す。
【0024】
【表1】
【0025】従来法としては液体窒素温度に冷却した試
料を金属ハンマーで衝撃を負荷する方法で行った。破断
状況は目視で確認した後に、破面確察を光学顕微鏡およ
び走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて行った。表1で
は粒界破断している場合を〇印、破断できなかった場合
を×印として評価した。
【0026】表1から明らかなように、まず従来法の場
合にはNO.1,NO.3,NO.7において粒界破断が不可能
であった。ここで、NO.1とNO.2,NO.3とNO.4はそれ
ぞれ同一強度レベルの材料であるが、鋼中P量が異なっ
ており、P量が少ない場合には従来法での粒界破断が困
難になることを示している。これに対して、P量の多い
NO.2およびNO.4では粒界部にPが濃縮〔粒界偏析〕
し、このPの存在によって粒界部の脆化が生じるため
に、従来法でも粒界破断することができる。このような
粒界偏析の効果はPだけに限らず、H,B,C,Si,
Mn,Nb,Mo,Sn,Pbなど多くの元素によって
も生じる。ただし、その作用は元素によって異なり、例
えばBやCはPと全く逆の効果を有している。
【0027】一方、本発明に従って行った破断試験では
すべての材料で粒界破断させることが可能であった。す
なわち、本発明を利用すれば材料の種類やその強度、さ
らには粒界偏析の有無に関係することなく粒界破断させ
ることができる。ここで、NO.1に関しては収束イオン
ビーム法によりVノッチを導入した場合の結果であり、
Vノッチがない場合には粒内より破断していた。したが
って、粒内破断が起こりやすい材料の場合については、
上述の粒界破断作業の前に、収束イオンビーム法による
針状試料先端の微細加工(Vノッチ)を施しておくこと
が、粒界破断に有効であることがわかる。また、NO.6
とNO.8はそれぞれ水素雰囲気と試料冷却の効果を見た
ものであり、共に粒界破断を確認できている。なお、N
O.4についてはrが15μmでは電界応力をもってして
も粒界破断せず、rが小さいために十分な電界強度が得
られなかったことを示している。
【0028】
【発明の効果】本発明は、容易に行うことができる金属
材料の粒界破断方法であり、次のような特徴を有してい
る: (1)金属材料の種類に関係なく、容易に短時間に粒界
破断することができる, (2)薄膜法のように粒界の存在確率は低くなく、10
0%粒界破断が実現できる; 以上から明らかなように、本発明を実施することにより
金属材料の粒界解析は著しく進展し産業上の発展に寄与
するところ大である。
【0029】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲率半径が0.01μm〜10μmの針
    状試料と対向電極を真空容器内に設置し、当該針状試料
    先端部と当該対向電極間に電界を発生せしめ、当該針状
    試料先端に位置する結晶粒界を破断させ、結晶粒の粒界
    面を現出させることを特徴とする金属材料の粒界破断方
    法。
  2. 【請求項2】 曲率半径が0.01μm〜10μmの針
    状試料と対向電極を水素雰囲気に置き、当該針状試料先
    端部と当該対向電極間に電界を発生せしめ、当該針状試
    料先端に位置する結晶粒界を破断させ、結晶粒の粒界面
    を現出させることを特徴とする金属材料の粒界破断方
    法。
  3. 【請求項3】 前記針状試料へ、DC電圧0.1kV〜
    50.0kVを1秒以内に印加、あるいはDC電圧0.
    1kV〜40kVを定常的に作用させた状態でパルス電
    圧0.1kV〜10kVを印加することを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の金属材料の粒界破断方法。
  4. 【請求項4】 前記針状試料を室温以下に冷却すること
    を特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3記載の金
    属材料の粒界破断方法。
  5. 【請求項5】 ビーム径0.01μm〜1μmの収束イ
    オンビームにより前記針状試料先端の結晶粒界部に深さ
    が0.1μm〜2μmのVノッチあるいは切欠きを導入
    することを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3又
    は請求項4記載の金属材料の粒界破断方法。
JP7044679A 1995-03-03 1995-03-03 金属材料の粒界破断方法 Withdrawn JPH08240586A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217076A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Nsk Ltd 介在物評価方法
US8393226B2 (en) 2010-07-29 2013-03-12 Nsk Ltd. Inclusion rating method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217076A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Nsk Ltd 介在物評価方法
US8393226B2 (en) 2010-07-29 2013-03-12 Nsk Ltd. Inclusion rating method

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