JPH08238103A - 安全靴 - Google Patents
安全靴Info
- Publication number
- JPH08238103A JPH08238103A JP6873095A JP6873095A JPH08238103A JP H08238103 A JPH08238103 A JP H08238103A JP 6873095 A JP6873095 A JP 6873095A JP 6873095 A JP6873095 A JP 6873095A JP H08238103 A JPH08238103 A JP H08238103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- instep
- toe
- safety
- protector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度履歴を表示し安全靴の安全性を確保す
る。 【構成】 上面に中底２を積層し、これらの上部に甲被
３を周辺を表底１と中底２の間に挟み込むことにより装
着する。甲被３の爪先部に合成樹脂製の先芯４を内装
し、甲被３の足甲部には合成樹脂製の足甲プロテクタ６
を装着する。ここで、先芯、足甲プロテクタには樹脂の
軟化温度又は劣化温度で不可逆的に変色する示温塗料を
塗布する。先芯４又は足甲プロテクタ６の温度が軟化点
又は劣化点に到達すると、示温塗料が変色して先芯４又
は足甲プロテクタ６の温度が軟化点又は劣化点に到達し
たことを表示する。
る。 【構成】 上面に中底２を積層し、これらの上部に甲被
３を周辺を表底１と中底２の間に挟み込むことにより装
着する。甲被３の爪先部に合成樹脂製の先芯４を内装
し、甲被３の足甲部には合成樹脂製の足甲プロテクタ６
を装着する。ここで、先芯、足甲プロテクタには樹脂の
軟化温度又は劣化温度で不可逆的に変色する示温塗料を
塗布する。先芯４又は足甲プロテクタ６の温度が軟化点
又は劣化点に到達すると、示温塗料が変色して先芯４又
は足甲プロテクタ６の温度が軟化点又は劣化点に到達し
たことを表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温度履歴を表示し得る
安全靴に関するものである。
安全靴に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の安全靴では表底の上面
に中底が積層され、これらの表底と中底の間に周辺が挟
み込まれた甲被が装着されている。甲被の爪先部には先
芯が内装され、着用者の爪先が受けた荷重から保護され
ている。このような安全靴の足甲部を覆うように、足甲
プロテクタが装着された足甲安全靴も多用されている。
に中底が積層され、これらの表底と中底の間に周辺が挟
み込まれた甲被が装着されている。甲被の爪先部には先
芯が内装され、着用者の爪先が受けた荷重から保護され
ている。このような安全靴の足甲部を覆うように、足甲
プロテクタが装着された足甲安全靴も多用されている。
【０００３】これらの安全靴に使用される材料は、耐熱
性が必要とされるか否かに応じて選択されている。例え
ば耐熱性の安全靴では、甲被には牛革が用いられ、先芯
には鋼材が用いられ、表底には加硫ゴムが使用され、そ
して足甲プロテクタには金属材が使用されている。
性が必要とされるか否かに応じて選択されている。例え
ば耐熱性の安全靴では、甲被には牛革が用いられ、先芯
には鋼材が用いられ、表底には加硫ゴムが使用され、そ
して足甲プロテクタには金属材が使用されている。
【０００４】一方、非耐熱性の安全靴では先芯には合成
樹脂材が用いられ、足甲プロテクタには合成樹脂材が使
用されることもある。
樹脂材が用いられ、足甲プロテクタには合成樹脂材が使
用されることもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の安
全靴では、甲被に覆われた先芯の材質の識別が困難であ
るため、耐熱用の安全靴と非耐熱用の安全靴が誤って使
用されることがある。特に、非耐熱用の安全靴を高温個
所で使用した場合には、安全靴の材料が劣化し、重大な
事故を引き起こす可能性がある。
全靴では、甲被に覆われた先芯の材質の識別が困難であ
るため、耐熱用の安全靴と非耐熱用の安全靴が誤って使
用されることがある。特に、非耐熱用の安全靴を高温個
所で使用した場合には、安全靴の材料が劣化し、重大な
事故を引き起こす可能性がある。
【０００６】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、示温塗料により温度履歴を表示し、安全性を確保で
きる安全靴を提供することにある。
し、示温塗料により温度履歴を表示し、安全性を確保で
きる安全靴を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る安全靴は、加えられた荷重から着用者を
保護するための安全靴において、所定の温度で不可逆的
に変色する示温塗料を少なくとも一部に塗布したことを
特徴とする。
の本発明に係る安全靴は、加えられた荷重から着用者を
保護するための安全靴において、所定の温度で不可逆的
に変色する示温塗料を少なくとも一部に塗布したことを
特徴とする。
【０００８】
【作用】上述の構成を有する安全靴では、周囲温度が上
昇して所定の温度に達したり直接熱体に接触すると、塗
布された示温塗料が変色してその色を表示し続ける。
昇して所定の温度に達したり直接熱体に接触すると、塗
布された示温塗料が変色してその色を表示し続ける。
【０００９】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図１は安全靴の部分切欠側面図である。表底１の
上面には中底２が積層され、これらの上部には周辺が表
底１と中底２の間に挟み込まれた甲被３が装着されてい
る。甲被３の爪先部には合成樹脂材により形成された先
芯４が内装され、先芯４の内面には先裏５が貼着されて
いる。そして、甲被３の足甲部には合成樹脂材から成る
足甲プロテクタ６が装着されている。
する。図１は安全靴の部分切欠側面図である。表底１の
上面には中底２が積層され、これらの上部には周辺が表
底１と中底２の間に挟み込まれた甲被３が装着されてい
る。甲被３の爪先部には合成樹脂材により形成された先
芯４が内装され、先芯４の内面には先裏５が貼着されて
いる。そして、甲被３の足甲部には合成樹脂材から成る
足甲プロテクタ６が装着されている。
【００１０】この安全靴には図２に示すように、示温塗
料７が先芯４を覆う甲被３の上に塗布されている。この
示温塗料７は先芯４の軟化点又は劣化点、即ち合成樹脂
材の軟化点又は劣化点で変色するものとされている。な
お、示温塗料７を先芯４に直接塗布してもよいが、この
場合は外から見えなくなるので、甲被３に貫通孔を穿
け、更に防水のために透明フィルムなどを先芯４と甲被
３の間に挟むことが好ましい。
料７が先芯４を覆う甲被３の上に塗布されている。この
示温塗料７は先芯４の軟化点又は劣化点、即ち合成樹脂
材の軟化点又は劣化点で変色するものとされている。な
お、示温塗料７を先芯４に直接塗布してもよいが、この
場合は外から見えなくなるので、甲被３に貫通孔を穿
け、更に防水のために透明フィルムなどを先芯４と甲被
３の間に挟むことが好ましい。
【００１１】図３は他の実施例の側面図であり、示温塗
料７が足甲プロテクタ６に塗布されている。この示温塗
料７も足甲プロテクタ６の軟化点又は劣化点、即ち合成
樹脂材の軟化点又は劣化点において変色するものとされ
ている。
料７が足甲プロテクタ６に塗布されている。この示温塗
料７も足甲プロテクタ６の軟化点又は劣化点、即ち合成
樹脂材の軟化点又は劣化点において変色するものとされ
ている。
【００１２】なお、上述の実施例では示温塗料７を甲被
３、先芯４、足甲プロテクタ６の全域にそれぞれ塗布し
たが、それぞれの一部に塗布してもよい。
３、先芯４、足甲プロテクタ６の全域にそれぞれ塗布し
たが、それぞれの一部に塗布してもよい。
【００１３】また、示温塗料７を甲被３、先芯４、足甲
プロテクタ６に直接にそれぞれ塗布したが、示温塗料７
を透明シールに塗布し、このシールをそれぞれの部位に
貼着するようにすることもできる。
プロテクタ６に直接にそれぞれ塗布したが、示温塗料７
を透明シールに塗布し、このシールをそれぞれの部位に
貼着するようにすることもできる。
【００１４】更に、示温塗料７をそれぞれ個々の部分に
有する安全靴としたが、上述の全ての個所に示温塗料７
を備えるようにすることもできることは勿論である。ま
た、示温塗料７を段階的な温度で変色する示温塗料から
構成すれば、履歴した最高温度を把握することができ、
継続使用の可否の判定に役立つ。
有する安全靴としたが、上述の全ての個所に示温塗料７
を備えるようにすることもできることは勿論である。ま
た、示温塗料７を段階的な温度で変色する示温塗料から
構成すれば、履歴した最高温度を把握することができ、
継続使用の可否の判定に役立つ。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る安全靴
は、所定の温度で変色する示温塗料を塗布したため、示
温塗料の変色により所定の温度に到達したことを表示す
ることができ、この変色を確認して継続した使用を中止
することにより安全性を確保することができる。
は、所定の温度で変色する示温塗料を塗布したため、示
温塗料の変色により所定の温度に到達したことを表示す
ることができ、この変色を確認して継続した使用を中止
することにより安全性を確保することができる。
【図１】足甲プロテクタを挿着した安全靴の部分切欠側
面図である。
面図である。
【図２】実施例の側面図である。
【図３】他の実施例の側面図である。
１ 表底 ３ 甲被 ４ 先芯 ６ 足甲プロテクタ ７ 示温塗料
Claims (2)
- 【請求項１】 加えられた荷重から着用者を保護するた
めの安全靴において、所定の温度で不可逆的に変色する
示温塗料を少なくとも一部に塗布したことを特徴とする
安全靴。 - 【請求項２】 前記示温塗料を合成樹脂製の先芯又は足
甲プロテクタに塗布した請求項１に記載の安全靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6873095A JPH08238103A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 安全靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6873095A JPH08238103A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 安全靴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238103A true JPH08238103A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13382210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6873095A Pending JPH08238103A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 安全靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08238103A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102793333A (zh) * | 2012-08-10 | 2012-11-28 | 福建省助兴儿童用品有限公司 | 一种能监控体温的儿童鞋 |
| CN115530487A (zh) * | 2022-09-15 | 2022-12-30 | 福建美克休闲体育用品有限公司 | 一种具有防护作用的工作鞋的制作方法 |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP6873095A patent/JPH08238103A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102793333A (zh) * | 2012-08-10 | 2012-11-28 | 福建省助兴儿童用品有限公司 | 一种能监控体温的儿童鞋 |
| CN102793333B (zh) * | 2012-08-10 | 2014-10-29 | 福建省助兴儿童用品有限公司 | 一种能监控体温的儿童鞋 |
| CN115530487A (zh) * | 2022-09-15 | 2022-12-30 | 福建美克休闲体育用品有限公司 | 一种具有防护作用的工作鞋的制作方法 |
| CN115530487B (zh) * | 2022-09-15 | 2024-06-04 | 福建美克休闲体育用品有限公司 | 一种具有防护作用的工作鞋的制作方法 |
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