JPH08237908A - 列車車両の主電動機 - Google Patents

列車車両の主電動機

Info

Publication number
JPH08237908A
JPH08237908A JP3566395A JP3566395A JPH08237908A JP H08237908 A JPH08237908 A JP H08237908A JP 3566395 A JP3566395 A JP 3566395A JP 3566395 A JP3566395 A JP 3566395A JP H08237908 A JPH08237908 A JP H08237908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
load side
vehicle
frame
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3566395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Sekine
康祐 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3566395A priority Critical patent/JPH08237908A/ja
Publication of JPH08237908A publication Critical patent/JPH08237908A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、分解することなく内部の清掃が
でき、メンテナンスフリー化が図られる列車車両の主電
動機を得ることを目的とする。 【構成】 ノズル先端30aが回転子15の風穴21に
向かうように気吹きノズル30を反負荷側ブラケット1
2に取り付けられている。この気吹きノズル30は配管
32を介して車体気体溜め31に接続されている。この
配管32の経路中には車体気体溜め31内の圧力空気の
流通を制御する電磁弁33が設けられている。そして、
電磁弁33を開閉制御する制御装置34が設けられてい
る。そこで、制御装置34は車両運転情報からブレーキ
中であることを検知して電磁弁33を開け、車体空気溜
め31内の圧力空気を配管を介して気吹きノズル30の
ノズル先端30aから噴出させて、内部の清掃を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の電動台車に搭
載された主電動機に関し、特に主電動機を分解すること
なく回転子風穴部に堆積する塵埃を除去でき、さらには
主電動機を効率よく冷却できる主電動機の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の列車車両(以下、車両とい
う)の底部に据え付けられた走行装置の構成を示す平面
図であり、図において1は台車、2は台車1を線路上
(図示せず)を走行させる車輪であり、この車輪2は台
車1の軸受(図示せず)に回転自在に取り付けられた車
軸3の左右(台車1の走行方向と直交する方向)に固着
されている。4は台車1の前後(台車1の走行方向)に
搭載された主電動機、5は車軸3に固着された歯車であ
り、この歯車5は主電動機4の回転軸4aに継手6を介
して結合された歯車7と歯合している。
【0003】このように構成された走行装置では、主電
動機4が駆動されると、主電動機4の回転トルクは回転
軸4a、継手6および歯車7を介して歯車5に伝達され
る。そして、歯車5に伝達された主電動機4の回転トル
クにより車軸3、すなわち車輪2が回転されて、台車
1、すなわち車両が線路上を所望の速度で走行すること
になる。
【0004】ここで、主電動機4の構成について説明す
る。図8は従来の主電動機の構成を示す要部断面図であ
り、図において10は主電動機4のフレームを構成する
筒状の固定子枠であり、この固定子枠10の負荷側には
冷却風排出孔としての開口10aが設けられている。1
1は固定子枠10の一側(負荷側)を塞口するように取
り付けられた負荷側ブラケット、12は固定子枠10の
他側(反負荷側)を塞口するように取り付けられた反負
荷側ブラケット、13は負荷側ブラケット11に装着さ
れて回転軸4aの一端側を回転自在に支持するコロ軸
受、14は反負荷側ブラケット12に装着されて回転軸
4aの他端側を回転自在に支持する玉軸受である。15
は回転軸4aの周囲に設けられた例えば回転子バーから
なる回転子、16は固定子枠10の内周面に設けられ固
定子巻線17が巻回された固定子、18は回転軸4aお
よび回転子15の負荷側に取り付けられた内部冷却用の
ファン、19は固定子枠10の反負荷側に設けられて冷
却風を取り入れる冷却風流入孔としてのフィルタカバ
ー、20は主電動機4の回転数を検知する回転センサ、
21は回転子15に設けられた風穴、22は回転子15
と固定子16との空隙である。
【0005】このように構成された主電動機4では、固
定子16に3相交流を入力すると回転磁束が発生し、こ
れによって回転子15に電流が誘起され、回転子15が
回転してトルクが発生する。この回転子15が回転する
ことにより、回転軸4aも回転する。この回転軸4aの
回転によりファン18が回転される。そして、ファン1
8の回転によりフィルタカバー19から内部に冷却風が
取り込まれる。フィルタカバー19から取り込まれた冷
却風は固定子枠10内を反負荷側から負荷側に流通し、
開口10aから外部に排出される。そして、この冷却風
の反負荷側から負荷側への流通により、巻線の抵抗によ
るジュール熱や回転による摩擦熱などによって発熱され
た部位が冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種、主電動機で
は、回転子15に設けられた風穴21や固定子巻線17
の銅線を被覆している絶縁物等に塵埃が一旦堆積する
と、遠心力、熱、水などにより固められ簡単に除去でき
ない状態となってしまう。そして、回転子15の風穴2
1に塵埃が堆積すると、主電動機4内部の冷却風の通風
断面積が減少し、冷却風量が低下してしまう。この冷却
風量の低下により、主電動機4内部の温度が上昇し、絶
縁物や軸受のグリース等の熱劣化を引き起こして、主電
動機4を損傷させてしまうことになる。また、絶縁物に
塵埃が堆積すると、200℃程度の温度で発煙し、この
発煙の熱により絶縁物を汚損劣化させてしまい、さらに
は塵埃にアンモニア等が含まれていると、絶縁物と化学
反応を引き起こして絶縁物を汚損劣化させてしまい、主
電動機4を損傷させてしまうことになる。そこで、上述
のような塵埃の堆積による、熱劣化や汚損劣化を抑える
ために、塵埃が堆積しないように定期的に主電動機4の
清掃が必要となる。しかしながら、従来の主電動機は以
上のように構成されているので、定期点検時に、主電動
機4を分解して清掃作業を実施しなければならないとい
う課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、列車車両の車体空気溜め内の圧
力空気を装置内に導入できるようにし、装置を分解する
ことなく装置内に堆積する塵埃を簡易に除去でき、定期
点検作業性を向上できる列車車両の主電動機を得ること
を第1の目的とする。また、列車車両の台車から主電動
機を取り外した状態で工場エアを装置内に導入できるよ
うにし、装置を分解することなく装置内に堆積する塵埃
を簡易に除去でき、定期点検作業性を向上できる列車車
両の主電動機を得ることを第2の目的とする。また、列
車車両の車体空気溜め内の圧力空気を装置内に導入でき
るようにし、ファンによる冷却に加えて圧力空気による
冷却を可能とし、温度上昇を極めて小さく抑えることが
できる列車車両の主電動機を得ることを第3の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る列車車両の主電動機は、ノズル先端がフレーム内に
臨むように反負荷側ブラケットに取り付けられた気吹き
ノズルと、気吹きノズルと車体空気溜めとを連通する配
管と、配管経路中に設けられ車体空気溜め内の圧力空気
の流通を制御する開閉弁とを備えたものである。
【0009】また、この発明の第2の発明に係る列車車
両の主電動機は、上記第1の発明において、列車車両の
ブレーキ作動時に、車体空気溜め内の圧力空気を気吹き
ノズルのノズル先端から噴出させるように開閉弁を開閉
制御する制御装置を備えたものである。
【0010】また、この発明の第3の発明に係る列車車
両の主電動機は、上記第1の発明において、列車車両の
一定走行距離毎に、車体空気溜め内の圧力空気を気吹き
ノズルのノズル先端から一定時間噴出させるように開閉
弁を開閉制御する制御装置を備えたものである。
【0011】また、この発明の第4の発明に係る列車車
両の主電動機は、上記第1の発明において、軸受の温度
を検出する温度センサと、前記温度センサの検出信号か
ら前記軸受の温度が所定温度に達した際に車体空気溜め
内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端から一定時間
噴出させるように開閉弁を開閉制御する制御装置とを備
えたものである。
【0012】また、この発明の第5の発明に係る列車車
両の主電動機は、上記第1の発明において、冷却風流入
孔のフレーム内近傍に設けられた圧力センサと、前記圧
力センサの検出信号から前記冷却風流入孔近傍の静圧が
所定圧力に達した際に車体空気溜め内の圧力空気を気吹
きノズルのノズル先端から一定時間噴出させるように開
閉弁を開閉制御する制御装置とを備えたものである。
【0013】また、この発明の第6の発明に係る列車車
両の主電動機は、上記第1の発明において、列車車両が
低速で所定時間を越えて走行している際に、車体空気溜
め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端から一定時
間噴出させるように開閉弁を開閉制御する制御装置を備
えたものである。
【0014】また、この発明の第7の発明に係る列車車
両の主電動機は、上記第1の発明において、列車車両が
異常運転している際に、車体空気溜め内の圧力空気を気
吹きノズルのノズル先端から一定時間噴出させるように
開閉弁を開閉制御する制御装置を備えたものである。
【0015】また、この発明の第8の発明に係る列車車
両の主電動機は、筒状のフレームと、フレームの一側に
取り付けられた負荷側ブラケットと、フレームの他側に
取り付けられた反負荷側ブラケットと、負荷側および反
負荷側ブラケットに設けられた軸受に回転自在に支持さ
れた回転軸と、回転軸の外周に設けられた回転子と、フ
レームの内周面に設けられた固定子と、回転軸の負荷側
に固着されたファンと、フレームの反負荷側に設けられ
た冷却風流入孔と、フレームの負荷側に設けられた冷却
風排出孔と、ノズル先端がフレーム内に臨み、かつ、ノ
ズル後端が外部に露呈するように反負荷側ブラケットに
取り付けられた気吹きノズルとを備えたものである。
【0016】
【作用】この発明の第1の発明においては、開閉弁を開
けることにより車体空気溜め内の圧力空気が配管および
気吹きノズルを介してノズル先端から主電動機内に噴出
される。そこで、主電動機内に噴出された圧力空気は、
フレーム内を反負荷側から負荷側に流通し、負荷側に設
けられた冷却風排出孔から外部に流出する。この時、主
電動機内部に堆積している塵埃が圧力空気とともに外部
に排出され、主電動機を分解することなく内部の清掃が
なされる。
【0017】また、この発明の第2の発明においては、
開閉弁が制御装置により列車車両のブレーキ作動時に開
閉制御される。そこで、ブレーキ作動時に、車体空気溜
め内の圧力空気が気吹きノズルのノズル先端から噴出さ
れて内部の清掃がなされ、塵埃の堆積による汚損劣化が
抑えられる。
【0018】また、この発明の第3の発明においては、
開閉弁が制御装置により列車車両の一定走行距離毎に開
閉制御される。そこで、一定距離走行毎に、車体空気溜
め内の圧力空気が気吹きノズルのノズル先端から一定時
間噴出されて内部の清掃がなされ、塵埃の堆積による汚
損劣化が抑えられる。
【0019】また、この発明の第4の発明においては、
軸受の温度が温度センサにより検出される。そして、軸
受の温度が所定温度に達すると、開閉弁が制御装置によ
り開閉制御され、車体空気溜め内の圧力空気が気吹きノ
ズルのノズル先端から一定時間噴出されて内部の清掃が
なされる。
【0020】また、この発明の第5の発明においては、
冷却風流入孔のフレーム内近傍の静圧が圧力センサによ
り検出される。そして、冷却風流入孔近傍の静圧が所定
圧力に達すると、開閉弁が制御装置により開閉制御さ
れ、車体空気溜め内の圧力空気が気吹きノズルのノズル
先端から一定時間噴出されて内部の清掃がなされる。
【0021】また、この発明の第6の発明においては、
列車車両が低速で所定時間を越えて走行すると、開閉弁
が制御装置により開閉制御され、車体空気溜め内の圧力
空気が気吹きノズルのノズル先端から一定時間噴出され
る。そして、この圧力空気はファンの回転により冷却風
流入孔から流入された冷却風とともに、反負荷側から負
荷側に流通し、内部を冷却した後、冷却風排出孔から流
出される。そこで、低速走行時に、ファンの回転数の低
下による流入冷却風量の減少に伴う冷却性能の低下が、
流通する圧力空気の冷却により補足され、温度上昇が抑
えられる。
【0022】また、この発明の第7の発明においては、
列車車両が異常運転していると、開閉弁が制御装置によ
り開閉制御され、車体空気溜め内の圧力空気が気吹きノ
ズルのノズル先端から一定時間噴出される。そして、フ
ァンの回転による冷却風とともに圧力空気が反負荷側か
ら負荷側に流通し、内部が冷却される。そこで、異常運
転時の温度上昇が抑えられる。
【0023】また、この発明の第8の発明においては、
主電動機を台車から取り外した状態で、工場エアの配管
を気吹きノズルのノズル後端に接続することにより、工
場エアが気吹きノズルのノズル先端から主電動機内に噴
出される。そこで、主電動機内に噴出された工場エア
は、フレーム内を反負荷側から負荷側に流通し、負荷側
に設けられた冷却風排出孔から外部に流出する。この
時、主電動機内部に堆積している塵埃が工場エアととも
に外部に排出され、主電動機を分解することなく内部の
清掃がなされる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す主電動機の
構成を示す要部断面図であり、図において図8に示した
従来の主電動機と同一または相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図において、30はノズル先
端30aを風穴21に向けて反負荷側ブラケット12に
取り付けられた気吹きノズル、31は空気圧縮機(図示
せず)により圧縮された空気を溜めておく車体空気溜め
であり、この車体空気溜め31に溜められた圧力空気は
主に運転台のブレーキ弁を操作することによりブレーキ
シリンダに送られて走行している車両を停止させるもの
である。32は気吹きノズル30と車体空気溜め31と
を連通する配管、33は配管32経路中に設けられた開
閉弁としての電磁弁、34は車両の運転情報に基づいて
電磁弁33を開閉制御する制御装置である。
【0025】つぎに、この実施例1の動作を図2のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、主電動機4が駆
動されて車両が運行される(100)。この車両の運転
状態において、カ行中(すなわち、主電動機4に電流を
流してトルクを発生させ、車両を加速させている状
態)、ダ行中(すなわち、主電動機4には電流が流され
ておらず、惰性で走行している常態)、ブレーキ中、停
車中等の車両運転情報が車両の制御装置(図示せず)に
入力される(101)。ついで、制御装置34が車両運
転情報から車両のブレーキ中を検知する(102)と、
電磁弁33が開けられ(103)、車体空気溜め31内
の圧力空気が配管32を介して気吹きノズル30に導入
される。この時、圧力空気は気吹きノズル30のノズル
先端30aから回転子15の風穴21に向かって噴出
し、風穴21内に堆積している塵埃を吹き飛ばす。そし
て、吹き飛ばされた塵埃は冷却風とともに開口10aを
介して外部に排出される。そして、制御装置34は電磁
弁33の開放時間を計測し、所定時間経過した後(10
4)、電磁弁33が閉じられ(105)、清掃作業が完
了される(106)。
【0026】このように、この実施例1によれば、反負
荷側ブラケット12にノズル先端30aを風穴21に向
けて気吹きノズル30を取り付け、この気吹きノズル3
0と車体空気溜め31とを連通する配管32の経路中に
電磁弁33を設け、この電磁弁33を開閉制御する制御
装置34を設けているので、車体空気溜め31内の圧力
空気を気吹きノズル30を介して風穴21に吹き付ける
ことができ、風穴21に堆積する塵埃を簡易に除去する
ことができる。そこで、保守点検時に分解しての清掃作
業が不必要となり、メンテナンスフリー化が図られ、労
働力の他への有効活用ができるという効果がある。ま
た、制御装置34により車両運転情報に基づいてブレー
キ作動時に電磁弁33を開閉動作させて清掃を行うよう
にしているので、比較的短周期で主電動機4内部の清掃
ができ、内部での塵埃の堆積による汚損劣化を抑えるこ
とができ、長寿命化を図ることができるという効果もあ
る。また、車両の運行中に車体空気溜め31内の圧力空
気を主電動機4内に導入しているので、ファン18も回
転駆動されており、圧力空気の流通に加えてファン18
による冷却風の流通が行われ、その分清掃効率が高めら
れる。
【0027】なお、上記実施例1では、電磁弁33を一
定時間開放するものとしているが、ブレーキの作動中電
磁弁33を開放するようにしてもよい。また、上記実施
例1では、車両の走行中に車体空気溜め31内の圧力空
気を主電動機4内に導入するものとしているが、車両の
停車中に車体空気溜め31内の圧力空気を主電動機4内
に導入するようにしもよい。この場合、回転子15は回
転していないので、回転子15を均等に清掃するには、
気吹きノズル30を周方向に複数本配置するのがよい。
【0028】実施例2.上記実施例1では、制御装置3
4によりブレーキ動作に基づいて電磁弁33を開閉制御
して清掃作業を行うものとして説明しているが、この実
施例2では、制御装置34により車両の走行距離に基づ
いて電磁弁33を開閉制御して清掃作業を行うものであ
る。
【0029】ここで、この実施例2の動作を図3のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、主電動機4が駆
動されて車両が運行される(200)。この車両の運転
状態において、走行距離等の車両運転情報が車両の制御
装置(図示せず)に入力される(201)。ついで、制
御装置34が車両運転情報の走行距離が所定距離、例え
ば10000Kmに達したことを検知する(202)
と、電磁弁33が開けられ(203)、車体空気溜め3
1内の圧力空気が配管32を介して気吹きノズル30に
導入される。この時、圧力空気は気吹きノズル30のノ
ズル先端30aから回転子15の風穴21に向かって噴
出し、風穴21内に堆積している塵埃を吹き飛ばす。そ
して、吹き飛ばされた塵埃は冷却風とともに開口10a
を介して外部に排出される。そして、制御装置34は電
磁弁33の開放時間を計測し、所定時間経過した後(2
04)、電磁弁33が閉じられ(205)、清掃作業が
終了し、再びステップ202に戻る。
【0030】このように、この実施例2によれば、制御
装置34により車両運転情報に基づいて車両が一定距離
走行毎に電磁弁33を開閉動作させるようにしているの
で、一定走行距離毎に車体空気溜め31内の圧力空気が
気吹きノズル30を介して風穴21に吹き付けられて、
風穴21に堆積する塵埃が除去され、上記実施例1と同
様の効果が得られる。
【0031】実施例3.この実施例3では、図1に示す
主電動機において、コロ軸受13の温度を測定する例え
ば熱電対からなる温度センサを設け、制御装置34によ
り該温度センサの検出信号に基づいて電磁弁33を開閉
制御するものである。
【0032】ここで、この実施例3の動作を図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。車両の運転中、温度セ
ンサによりコロ軸受13の温度が検出される。そこで、
制御装置34は温度センサの検出信号を入力し、コロ軸
受13の温度が規定温度、例えば100℃以上となった
と判定する(301)と、電磁弁33が開けられ(30
2)、車体空気溜め31内の圧力空気が配管32を介し
て気吹きノズル30に導入される。この時、圧力空気は
気吹きノズル30のノズル先端30aから回転子15の
風穴21に向かって噴出し、風穴21内に堆積している
塵埃を吹き飛ばす。そして、吹き飛ばされた塵埃は冷却
風とともに開口10aを介して外部に排出される。そし
て、制御装置34は電磁弁33の開放時間を計測し、所
定時間経過した後(304)、電磁弁33が閉じられ
(305)、清掃作業が終了する。さらに、車両が運行
していると、再びステップ301に戻る。そして、車両
運行が停止されると、制御装置34による電磁弁33の
開閉制御が終了する(305)。
【0033】主電動機4においては、塵埃が風穴21に
堆積すると冷却風の通風断面積が減少し、冷却風による
冷却能力が低下する。そして、冷却風の冷却能力の低下
に起因してコロ軸受13が温度上昇してしまう。そこ
で、この実施例3によれば、コロ軸受13の温度を検出
する温度センサを設け、制御装置34により温度センサ
の検出信号に基づいてコロ軸受13が規定温度に達する
と電磁弁33を開放して清掃作業を行うようにしている
ので、コロ軸受13の温度を監視して、該温度が規定温
度以上になると車体空気溜め31内の圧力空気が導入さ
れて風穴21に堆積する塵埃が除去されるとともに、コ
ロ軸受13の温度上昇が抑えられ、上記実施例1と同様
の効果が得られる。
【0034】なお、上記実施例3では、コロ軸受13の
温度に基づいて電磁弁33の開閉制御を行うものとして
いるが、コロ軸受13の温度に限らず主電動機4の他の
部分の温度、例えば固定子16、固定子枠10の温度に
基づいて電磁弁33の開閉制御を行ってもよい。
【0035】実施例4.この実施例4では、図1に示す
主電動機において、フィルタカバー19内部の静圧を測
定する圧力センサを設け、制御装置34により該圧力セ
ンサの検出信号に基づいて電磁弁33を開閉制御するも
のである。
【0036】ここで、この実施例4の動作を図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。車両の運転中、圧力セ
ンサによりフィルタカバー19内部の静圧、すなわち主
電動機4の吸気側の静圧が検出される。そこで、制御装
置34は圧力センサの検出信号を入力し、吸気側の静圧
が規定圧以上となったと判定する(401)と、電磁弁
33が開けられ(402)、車体空気溜め31内の圧力
空気が配管32を介して気吹きノズル30に導入され
る。この時、圧力空気は気吹きノズル30のノズル30
aから回転子15の風穴21に向かって噴出し、風穴2
1内に堆積している塵埃を吹き飛ばす。そして、吹き飛
ばされた塵埃は冷却風とともに開口10aを介して外部
に排出される。そして、制御装置34は電磁弁33の開
放時間を計測し、所定時間経過した後(403)、電磁
弁33が閉じられ(404)、清掃作業が終了する。さ
らに、車両が運行していると、再びステップ(401)
に戻り、車両運行が停止されると、制御装置34による
電磁弁33の開閉制御が終了する(405)。
【0037】主電動機4においては、塵埃が風穴21に
堆積すると冷却風の通風断面積が減少し、吸気側である
フィルタカバー19内部の静圧が高くなる。そして、冷
却風による冷却能力が低下し、主電動機4内部、例えば
コロ軸受13の温度が上昇してしまう。そこで、この実
施例4によれば、吸気側の静圧を検出する圧力センサを
設け、制御装置34により圧力センサの検出信号に基づ
いて吸気側の静圧が規定圧力に達すると電磁弁33を開
放して清掃作業を行うようにしているので、吸気側の静
圧を監視して、該静圧が規定圧力以上になると車体空気
溜め31内の圧力空気が導入されて昇風穴21に堆積す
る塵埃が除去され、そして冷却風の通風断面積が確保さ
れて冷却能力が上がり、上記実施例1と同様の効果が得
られる。この場合、静圧の規定圧力は主電動機4の種類
によって異なることから、静圧、冷却風量および主電動
機4の各部、例えばコロ軸受13の温度の関係から、主
電動機4毎に設定する必要がある。
【0038】実施例5.上記実施例1では、制御装置3
4により電磁弁33の開閉制御を行うものとしている
が、この実施例5では、電磁弁33の開閉スイッチを運
転席に設けて、手動により電磁弁33の開閉制御を行う
ものとし、同様の効果を奏する。
【0039】実施例6.上記実施例5では、電磁弁33
の開閉スイッチを運転席に設けて、手動により電磁弁3
3の開閉制御を行うものとしているが、この実施例6で
は、車両の床下に電磁弁33の開閉スイッチを設け、手
動により電磁弁33の開閉制御を行うものとし、同様の
効果を奏する。
【0040】実施例7.上記実施例1では、車両運転情
報に基づいてブレーキ動作時に電磁弁33を開閉制御し
て主電動機4内部の清掃を行うものとしているが、この
実施例7では、車両運転情報に基づいて低速長時間運転
時に電磁弁33を開閉制御して主電動機4内部の冷却を
行うものである。
【0041】つぎに、この実施例7の動作を図6のフロ
ーチャートに基づいて説明する。主電動機4が駆動され
て車両が運行される(500)。そして、車両の運転情
報が車両の制御装置(図示せず)に入力される(50
1)。ついで、制御装置34が車両運転情報から車両の
走行速度が低速となっているかを判定する(502)。
そして、車両が低速走行となっていると判定すると、所
定時間低速走行しているかを判定する(503)。ここ
で、所定時間低速走行してると判定されると、電磁弁3
3が開けられ(504)、車体空気溜め31内の圧力空
気が配管32を介して気吹きノズル30に導入される。
この時、圧力空気は気吹きノズル30のノズル先端30
aから主電動機4内に導入され、反負荷側から負荷側に
流通し、主電動機4内部が冷却される。そして、制御装
置34は電磁弁33の開放時間を計測し、所定時間経過
した後(505)、電磁弁33が閉じられ(506)、
ステップ(502)に戻る。
【0042】このように、この実施例7によれば、制御
装置34が車両運転情報に基づいて所定時間低速走行し
た際に電磁弁33を開けて車体空気溜め31内の圧力空
気を主電動機4内部に導入するようにしているので、内
部を清掃できるとともに、低速長時間運転時の主電動機
4内部の温度上昇を抑えることができる。すなわち、低
速走行においては、主電動機4の回転軸4aの回転数が
低く、それに伴いファン18の回転数も低くなる。そし
て、ファン18の回転によりフィルタカバー19から吸
入される冷却風の風量が減少してしまい、ファン18に
よる冷却性能が低下してしまう。そこで、この状態で長
時間運転されると、主電動機4内部の温度上昇が大きく
なってしまう。しかしながら、この実施例7によれば、
低速長時間運転時に電磁弁33が開けられて車体空気溜
め31内の圧力空気を主電動機4内に導入でき、ファン
18による冷却に加えて車体空気溜め31内の圧力空気
による冷却が可能となり、主電動機4内部の温度上昇を
極めて小さく抑えることができ、絶縁物や軸受のグリー
ス等の寿命を延ばすことができる。
【0043】実施例8.この実施例8では、制御装置3
4により車両の異常運転時に電磁弁33を開閉制御して
主電動機4内部の温度上昇を抑えるものである。つま
り、車両がモータカットアウト運転、故障車の救援等の
異常運転時に、主電動機4の負荷は通常時に比べて大幅
に増大してしまう。そして、大きな負荷状態での主電動
機4の駆動においては、巻線の抵抗によるジュール熱や
回転による摩擦熱などの増大をもたらし、ファン18に
よる冷却では主電動機4内部の温度上昇を抑えることが
できなくなる。
【0044】この実施例8によれば、車両の異常運転時
に制御装置34により電磁弁33を開けて車体空気溜め
31内の圧力空気を主電動機4内部に導入するようにし
ているので、内部を清掃でき、さらにはファン18によ
る冷却に加えて車体空気溜め31内の圧力空気による冷
却が可能となり、主電動機4内部の温度上昇を極めて小
さく抑えることができ、絶縁物や軸受のグリース等の寿
命を延ばすことができる。
【0045】実施例9.上記実施例1では、ノズル先端
30aが風穴21に臨むように気吹きノズル30を反負
荷側ブラケット12に取り付け、気吹きノズル30と車
体空気溜め31とを配管32で連結するものとしている
が、この実施例9では、ノズル先端30aが風穴21に
臨む、かつ、ノズル後端が外部に露呈するように気吹き
ノズル30を反負荷側ブラケット12に取り付けるもの
としている。この場合、主電動機4を台車1に搭載した
状態では、車体空気溜め31と気吹きノズル30のノズ
ル後端とを配管32で連結すれば、上記実施例1と同様
に、分解することなく車体空気溜め31内の圧力空気を
利用して装置内部の清掃ができる。さらには、主電動機
4単体、つまり主電動機4が台車1から取り外された状
態においては、工場エアの配管をノズル後端に接続すれ
ば、工場エアを気吹きノズル30のノズル先端から風穴
21に向けて噴射でき、分解することなく装置内部の清
掃ができる。
【0046】なお、上記各実施例では、ノズル先端30
aが風穴21に向くように気吹きノズル30を反負荷側
ブラケット12に取り付けるものとしているが、気吹き
ノズル30は、ノズル先端30が風穴21に限らず、塵
埃が堆積しやすい箇所に向くように設置すればよく、ま
たその設置個数も1個に限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】この発明の第1の発明によれば、ノズル先
端がフレーム内に臨むように反負荷側ブラケットに取り
付けられた気吹きノズルと、気吹きノズルと車体空気溜
めとを連通する配管と、配管経路中に設けられ車体空気
溜め内の圧力空気の流通を制御する開閉弁とを備えてい
るので、分解することなく内部の清掃ができ、メンテナ
ンスフリー化が図られる列車車両の主電動機が得られ
る。
【0049】また、この発明の第2の発明によれば、上
記第1の発明において、列車車両のブレーキ作動時に、
車体空気溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端
から噴出させるように開閉弁を開閉制御する制御装置を
備えているので、短周期で内部の清掃がなされ、塵埃の
堆積による汚損劣化が抑えられ、長寿命化が図られる列
車車両の主電動機が得られる。
【0050】また、この発明の第3の発明によれば、上
記第1の発明において、列車車両の一定走行距離毎に、
車体空気溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端
から一定時間噴出させるように開閉弁を開閉制御する制
御装置を備えているので、定期的に内部の清掃がなさ
れ、塵埃の堆積による汚損劣化が抑えられ、長寿命化が
図られる列車車両の主電動機が得られる。
【0051】また、この発明の第4の発明によれば、上
記第1の発明において、軸受の温度を検出する温度セン
サと、前記温度センサの検出信号から前記軸受の温度が
所定温度に達した際に車体空気溜め内の圧力空気を気吹
きノズルのノズル先端から一定時間噴出させるように開
閉弁を開閉制御する制御装置とを備えているので、軸受
温度の上昇時に内部の清掃がなされ、塵埃の堆積による
汚損劣化が抑えられ、長寿命化が図られる列車車両の主
電動機が得られる。
【0052】また、この発明の第5の発明によれば、上
記第1の発明において、冷却風流入孔のフレーム内近傍
に設けられた圧力センサと、前記圧力センサの検出信号
から前記冷却風流入孔近傍の静圧が所定圧力に達した際
に車体空気溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先
端から一定時間噴出させるように開閉弁を開閉制御する
制御装置とを備えているので、冷却風吸入側の静圧が上
昇した際に内部の清掃がなされ、塵埃の堆積による汚損
劣化が抑えられ、長寿命化が図られる列車車両の主電動
機が得られる。
【0053】また、この発明の第6の発明によれば、上
記第1の発明において、列車車両が低速で所定時間を越
えて走行している際に、車体空気溜め内の圧力空気を気
吹きノズルのノズル先端から一定時間噴出させるように
開閉弁を開閉制御する制御装置を備えているので、低速
走行時に、冷却風とともに圧力空気が反負荷側から負荷
側に流通して温度上昇が抑えられ、絶縁物や軸受けのグ
リースの寿命を延ばすことができる列車車両の主電動機
が得られる。
【0054】また、この発明の第7の発明によれば、上
記第1の発明において、列車車両が異常運転している際
に、車体空気溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル
先端から一定時間噴出させるように開閉弁を開閉制御す
る制御装置を備えているので、異常運転時に、冷却風と
ともに圧力空気が反負荷側から負荷側に流通して温度上
昇が抑えられ、絶縁物や軸受けのグリースの寿命を延ば
すことができる列車車両の主電動機が得られる。
【0055】また、この発明の第8の発明によれば、ノ
ズル先端がフレーム内に臨み、かつ、ノズル後端が外部
の露呈するように反負荷側ブラケットに取り付けられた
気吹きノズルを備えているので、主電動機単体でも、分
解することなく内部の清掃ができる列車車両の主電動機
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る列車車両の主電動
機の構成を示す要部断面図である。
【図2】 この発明の実施例1に係る列車車両の主電動
機の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例2に係る列車車両の主電動
機の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の実施例3に係る列車車両の主電動
機の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例4に係る列車車両の主電動
機の動作を説明するフローチャートである。
【図6】 この発明の実施例7に係る列車車両の主電動
機の動作を説明するフローチャートである。
【図7】 従来の列車車両の底部に据え付けられた走行
装置の構成を示す平面図である。
【図8】 従来の列車車両の主電動機の構成を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
4 主電動機、4a 回転軸、10 固定子枠(フレー
ム)、10a 開口(冷却風排出孔)、11 負荷側ブ
ラケット、12 反負荷側ブラケット、13コロ軸受
(軸受)、14 玉軸受(軸受)、15 回転子、16
固定子、18ファン、19 フィルタカバー(冷却風
流入孔)、30 気吹きノズル、30a ノズル先端、
31 車体空気溜め、32 配管、33 電磁弁(開閉
弁)、34 制御装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のフレームと、前記フレームの一側
    に取り付けられた負荷側ブラケットと、前記フレームの
    他側に取り付けられた反負荷側ブラケットと、前記負荷
    側および反負荷側ブラケットに設けられた軸受に回転自
    在に支持された回転軸と、前記回転軸の外周に設けられ
    た回転子と、前記フレームの内周面に設けられた固定子
    と、前記回転軸の負荷側に固着されたファンと、前記フ
    レームの反負荷側に設けられた冷却風流入孔と、前記フ
    レームの負荷側に設けられた冷却風排出孔とを備えた列
    車車両の主電動機において、ノズル先端が前記フレーム
    内に臨むように前記反負荷側ブラケットに取り付けられ
    た気吹きノズルと、前記気吹きノズルと車体空気溜めと
    を連通する配管と、前記配管経路中に設けられ前記車体
    空気溜め内の圧力空気の流通を制御する開閉弁とを備え
    たことを特徴とする列車車両の主電動機。
  2. 【請求項2】 列車車両のブレーキ作動時に、車体空気
    溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端から噴出
    させるように開閉弁を開閉制御する制御装置を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の列車車両の主電動機。
  3. 【請求項3】 列車車両の一定走行距離毎に、車体空気
    溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端から一定
    時間噴出させるように開閉弁を開閉制御する制御装置を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の列車車両の主電
    動機。
  4. 【請求項4】 軸受の温度を検出する温度センサと、前
    記温度センサの検出信号から前記軸受の温度が所定温度
    に達した際に車体空気溜め内の圧力空気を気吹きノズル
    のノズル先端から一定時間噴出させるように開閉弁を開
    閉制御する制御装置とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の列車車両の主電動機。
  5. 【請求項5】 冷却風流入孔のフレーム内近傍に設けら
    れた圧力センサと、前記圧力センサの検出信号から前記
    冷却風流入孔近傍の静圧が所定圧力に達した際に車体空
    気溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端から一
    定時間噴出させるように開閉弁を開閉制御する制御装置
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の列車車両の
    主電動機。
  6. 【請求項6】 列車車両が低速で所定時間を越えて走行
    している際に、車体空気溜め内の圧力空気を気吹きノズ
    ルのノズル先端から一定時間噴出させるように開閉弁を
    開閉制御する制御装置を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の列車車両の主電動機。
  7. 【請求項7】 列車車両が異常運転している際に、車体
    空気溜め内の圧力空気を気吹きノズルのノズル先端から
    一定時間噴出させるように開閉弁を開閉制御する制御装
    置を備えたことを特徴とする請求項1記載の列車車両の
    主電動機。
  8. 【請求項8】 筒状のフレームと、前記フレームの一側
    に取り付けられた負荷側ブラケットと、前記フレームの
    他側に取り付けられた反負荷側ブラケットと、前記負荷
    側および反負荷側ブラケットに設けられた軸受に回転自
    在に支持された回転軸と、前記回転軸の外周に設けられ
    た回転子と、前記フレームの内周面に設けられた固定子
    と、前記回転軸の負荷側に固着されたファンと、前記フ
    レームの反負荷側に設けられた冷却風流入孔と、前記フ
    レームの負荷側に設けられた冷却風排出孔と、ノズル先
    端が前記フレーム内に臨み、かつ、ノズル後端が外部に
    露呈するように前記反負荷側ブラケットに取り付けられ
    た気吹きノズルとを備えたことを特徴とする列車車両の
    主電動機。
JP3566395A 1995-02-23 1995-02-23 列車車両の主電動機 Pending JPH08237908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3566395A JPH08237908A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 列車車両の主電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3566395A JPH08237908A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 列車車両の主電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08237908A true JPH08237908A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12448119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3566395A Pending JPH08237908A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 列車車両の主電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08237908A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271081A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Toshiba Corp 全閉外扇形電動機
JP2007020258A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Toyo Electric Mfg Co Ltd 車両用主電動機の回転子風穴清掃機構
WO2018163264A1 (ja) * 2017-03-07 2018-09-13 三菱電機株式会社 車両用主電動機
CN111714938A (zh) * 2019-03-19 2020-09-29 Fsp流动系统合伙控股股份公司 过滤器盖、过滤装置、过滤系统以及计算剩余寿命的方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271081A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Toshiba Corp 全閉外扇形電動機
JP4686228B2 (ja) * 2005-03-23 2011-05-25 株式会社東芝 全閉外扇形電動機
JP2007020258A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Toyo Electric Mfg Co Ltd 車両用主電動機の回転子風穴清掃機構
WO2018163264A1 (ja) * 2017-03-07 2018-09-13 三菱電機株式会社 車両用主電動機
JPWO2018163264A1 (ja) * 2017-03-07 2019-07-18 三菱電機株式会社 車両用主電動機
CN111714938A (zh) * 2019-03-19 2020-09-29 Fsp流动系统合伙控股股份公司 过滤器盖、过滤装置、过滤系统以及计算剩余寿命的方法
CN111714938B (zh) * 2019-03-19 2022-03-04 雅歌辉托斯集团有限公司 过滤器盖、过滤装置、过滤系统以及计算剩余寿命的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100732598B1 (ko) 레일 차량용 전기 모터용 환기 장치 및 이를 구비한 레일 차량용 전기 모터
CN1848620B (zh) 全封闭外部风扇型电动机
JP5951182B2 (ja) 電動機
KR20060116157A (ko) 회전 전기 기계
JP2003258471A (ja) 移動体用冷却装置
JPH08237908A (ja) 列車車両の主電動機
CN100422017C (zh) 电动直接传动装置
JP2010178532A (ja) 電動機
JP6728434B2 (ja) 軌条車両及び軌条車両の制御方法
JP4592825B1 (ja) 車両用電動機
JP4154257B2 (ja) 車両駆動系構成部品の試験装置
KR101547971B1 (ko) 전동차용 공기청정기 롤 필터 교환 장치 및 방법
JPH066958A (ja) 車両用主電動機
JP2021078347A (ja) 車両の駆動用電動機の冷却装置、それに関連する動力ユニット、車両及び交換方法
JPH05336702A (ja) 誘導電動機
JP3156059B2 (ja) ディスクブレーキの冷却装置
JP3162455B2 (ja) 誘導電動機
US20040079566A1 (en) Stator insulation protection system
JPH06237553A (ja) 強制通風形回転電機
JP3585120B2 (ja) 車両用主電動機
CN215181724U (zh) 一种计算机除尘机箱
JP2004009900A (ja) 車両用換気装置
JP2007043838A (ja) 車両用発電機の冷却機構
KR102663459B1 (ko) 차량용 공조장치
JPWO2019039211A1 (ja) モータ装置、およびモータ駆動型移動体