JPH08237507A - 画面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニット - Google Patents
画面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニットInfo
- Publication number
- JPH08237507A JPH08237507A JP3528795A JP3528795A JPH08237507A JP H08237507 A JPH08237507 A JP H08237507A JP 3528795 A JP3528795 A JP 3528795A JP 3528795 A JP3528795 A JP 3528795A JP H08237507 A JPH08237507 A JP H08237507A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- differential amplifier
- monitor television
- television unit
- input
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Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的簡単な回路構成により、表示映像の輝度
の影響による画面サイズの変動を防止することができる
モニタテレビユニットを安価に提供することを目的とす
る。 【構成】水平偏向コイル7へ偏向電流を供給する水平偏
向回路6に差動アンプA1が設けられ、上記差動アンプ
A1の入力端子の一方にはCRT用高圧回路2から出力
される信号であって、その電圧がCRT3のビーム電流
に応じて変化する信号Tfbが入力され、入力端子の他
方には水平走査用のこぎり波信号Sが入力されて構成さ
れる。
の影響による画面サイズの変動を防止することができる
モニタテレビユニットを安価に提供することを目的とす
る。 【構成】水平偏向コイル7へ偏向電流を供給する水平偏
向回路6に差動アンプA1が設けられ、上記差動アンプ
A1の入力端子の一方にはCRT用高圧回路2から出力
される信号であって、その電圧がCRT3のビーム電流
に応じて変化する信号Tfbが入力され、入力端子の他
方には水平走査用のこぎり波信号Sが入力されて構成さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モニタテレビユニット
に係り、更に詳しくは、画面サイズの変動を防止するた
めの機能を有するモニタテレビユニットに関する。
に係り、更に詳しくは、画面サイズの変動を防止するた
めの機能を有するモニタテレビユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】複合映像信号に基づいて、ブラウン管に
映像を表示するモニタテレビユニットは、電子ビームの
走査、即ち、カソードから発せられた電子ビームを偏向
コイルの磁界により偏向させることによってCRT画面
上に映像を表示する。ここで、電子ビームが、偏向磁界
により受ける力はビーム電流の大きさと偏向磁界の強さ
とに比例する。このため、輝度調整手段により輝度の設
定を低く、即ち、画面が暗くなるように切り替えた場合
や表示される映像が暗い場合、上記ビーム電流が減少す
るため、同一の偏向磁界により受ける力は小さくなる。
映像を表示するモニタテレビユニットは、電子ビームの
走査、即ち、カソードから発せられた電子ビームを偏向
コイルの磁界により偏向させることによってCRT画面
上に映像を表示する。ここで、電子ビームが、偏向磁界
により受ける力はビーム電流の大きさと偏向磁界の強さ
とに比例する。このため、輝度調整手段により輝度の設
定を低く、即ち、画面が暗くなるように切り替えた場合
や表示される映像が暗い場合、上記ビーム電流が減少す
るため、同一の偏向磁界により受ける力は小さくなる。
【0003】この様子を説明するためのモデル図を図3
(a)、(b)に示す。これらの図は、ともにブラウン
管をカソードから放出された熱電子が電子ビームとなっ
てアノードへ達する様子を示しており、(a)は、表示
される映像が明るい場合であり、(b)は表示映像が暗
い場合である。(b)の場合は、(a)の場合に比べ
て、偏向角が小さくなるため、表示面が小さくなってい
る。このときの表示画面の様子を図4(a)、(b)に
示す。図4の(a)は表示映像が明るい場合であり、図
4の(b)は表示映像が暗い場合である。
(a)、(b)に示す。これらの図は、ともにブラウン
管をカソードから放出された熱電子が電子ビームとなっ
てアノードへ達する様子を示しており、(a)は、表示
される映像が明るい場合であり、(b)は表示映像が暗
い場合である。(b)の場合は、(a)の場合に比べ
て、偏向角が小さくなるため、表示面が小さくなってい
る。このときの表示画面の様子を図4(a)、(b)に
示す。図4の(a)は表示映像が明るい場合であり、図
4の(b)は表示映像が暗い場合である。
【0004】上述したように、従来のモニタテレビユニ
ットには、表示映像が暗い場合には、電子ビームの偏向
角度が小さくなり、画面サイズが小さくなるという問題
があった。この様な画面サイズの問題に関しては、従来
より画面サイズの調整が可能なモニタテレビがあった。
即ち、マイコンを用いて画面サイズを判断し、マイコン
の出力信号をD/A変換器によりアナログ信号へ変換
し、可変利得増幅回路により偏向電流を制御することに
より、画面サイズを調整するモニタテレビユニットがあ
った。
ットには、表示映像が暗い場合には、電子ビームの偏向
角度が小さくなり、画面サイズが小さくなるという問題
があった。この様な画面サイズの問題に関しては、従来
より画面サイズの調整が可能なモニタテレビがあった。
即ち、マイコンを用いて画面サイズを判断し、マイコン
の出力信号をD/A変換器によりアナログ信号へ変換
し、可変利得増幅回路により偏向電流を制御することに
より、画面サイズを調整するモニタテレビユニットがあ
った。
【0005】この様なモニタテレビユニットは、マイコ
ンにより偏向電流を制御して画面サイズを制御すること
ができ、画面サイズの変動を防止することができるが、
マイコン及びD/A変換器等が必要であるため、回路構
成が複雑となりモニタテレビユニットが高価となってい
た。一方、従来より、水平偏向回路に差動アンプを用い
た回路があったが、この差動アンプは、その入力端子の
一方には一定電圧が入力されており、トランジスタの温
度ドリフトによる水平走査への影響を補正するためのも
のであり、表示映像の明るさが変化した場合の画面サイ
ズの変動を防止するものではなかった。
ンにより偏向電流を制御して画面サイズを制御すること
ができ、画面サイズの変動を防止することができるが、
マイコン及びD/A変換器等が必要であるため、回路構
成が複雑となりモニタテレビユニットが高価となってい
た。一方、従来より、水平偏向回路に差動アンプを用い
た回路があったが、この差動アンプは、その入力端子の
一方には一定電圧が入力されており、トランジスタの温
度ドリフトによる水平走査への影響を補正するためのも
のであり、表示映像の明るさが変化した場合の画面サイ
ズの変動を防止するものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明により理解
される通り、画面サイズの変動を防止することができる
モニタテレビがあったが、そのための回路構成が複雑で
あるため、高価であるという問題があった。また、従来
のモニタテレビは、水平偏向回路に差動アンプが設けら
れているものがあったが、画面サイズの変動防止を目的
とするものではなかった。
される通り、画面サイズの変動を防止することができる
モニタテレビがあったが、そのための回路構成が複雑で
あるため、高価であるという問題があった。また、従来
のモニタテレビは、水平偏向回路に差動アンプが設けら
れているものがあったが、画面サイズの変動防止を目的
とするものではなかった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、水平偏向回路に差動アンプを用いて、表示映像の
輝度の影響による画面サイズの変動を防止することがで
きるモニタテレビユニットを安価に提供することを目的
とする。
ので、水平偏向回路に差動アンプを用いて、表示映像の
輝度の影響による画面サイズの変動を防止することがで
きるモニタテレビユニットを安価に提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決のするための手段】請求項1に記載した本
発明によるモニタテレビユニットは、水平偏向コイルへ
偏向電流を供給する水平偏向回路に差動アンプが設けら
れ、上記差動アンプの入力端子の一方にはCRT用高圧
回路から出力される信号であって、その電圧がCRTの
ビーム電流に応じて変化する信号が入力され、入力端子
の他方には水平査用のこぎり波信号が入力されて構成さ
れる。
発明によるモニタテレビユニットは、水平偏向コイルへ
偏向電流を供給する水平偏向回路に差動アンプが設けら
れ、上記差動アンプの入力端子の一方にはCRT用高圧
回路から出力される信号であって、その電圧がCRTの
ビーム電流に応じて変化する信号が入力され、入力端子
の他方には水平査用のこぎり波信号が入力されて構成さ
れる。
【0009】請求項2に記載した本発明によるモニタテ
レビユニットは、請求項1に記載の本発明によるモニタ
テレビユニットの上記差動アンプの入力端子の一方に
は、上記ビーム電流に応じて変化する信号として、CR
T用高圧回路のフライバックトランスから出力される電
源電圧が入力されて構成される。
レビユニットは、請求項1に記載の本発明によるモニタ
テレビユニットの上記差動アンプの入力端子の一方に
は、上記ビーム電流に応じて変化する信号として、CR
T用高圧回路のフライバックトランスから出力される電
源電圧が入力されて構成される。
【0010】
【作用】請求項1に記載した本発明によるモニタテレビ
ユニットは、CRT用高圧回路から出力される信号の電
圧が、CRTのビーム電流に応じて変化することによ
り、差動アンプの出力信号が変化し、差動アンプの一方
の入力電圧が変化する。このため、差動アンプから出力
される水平走作用のこぎり波信号が、ビーム電流に応じ
て変化し、水平偏向回路の出力回路が、この信号に基づ
いて水平偏向コイルに偏向電流を供給する。
ユニットは、CRT用高圧回路から出力される信号の電
圧が、CRTのビーム電流に応じて変化することによ
り、差動アンプの出力信号が変化し、差動アンプの一方
の入力電圧が変化する。このため、差動アンプから出力
される水平走作用のこぎり波信号が、ビーム電流に応じ
て変化し、水平偏向回路の出力回路が、この信号に基づ
いて水平偏向コイルに偏向電流を供給する。
【0011】請求項2に記載した本発明によるモニタテ
レビユニットは、CRTのビーム電流に応じて、CRT
用高圧回路のフライバックトランスから出力される電源
電圧が変化し、差動アンプの入力端子の一方の入力電圧
が、ビーム電流に応じて変化する。
レビユニットは、CRTのビーム電流に応じて、CRT
用高圧回路のフライバックトランスから出力される電源
電圧が変化し、差動アンプの入力端子の一方の入力電圧
が、ビーム電流に応じて変化する。
【0012】
【実施例】本発明によるモニタテレビユニット全体のブ
ロック図の一例を図1に示す。このモニタテレビユニッ
トは、ビデオアンプ回路1、高圧回路2、ブラウン管
3、同期分離回路4、垂直偏向回路5、水平偏向回路
6、水平用偏向コイル7及び垂直用偏向コイル8により
構成される。
ロック図の一例を図1に示す。このモニタテレビユニッ
トは、ビデオアンプ回路1、高圧回路2、ブラウン管
3、同期分離回路4、垂直偏向回路5、水平偏向回路
6、水平用偏向コイル7及び垂直用偏向コイル8により
構成される。
【0013】このモニタテレビユニットには、映像信号
と同期信号が一体化した複合映像信号が入力され、ビデ
オアンプ回路1は、上記複合映像信号を増幅し、増幅さ
れた映像信号に基づいて高圧回路が、高圧信号を生成し
て、ブラウン管3へ供給する。一方、増幅された上記映
像信号は、同期分離回路4により、同期信号と映像信号
に分離されて、同期信号が取り出される。上記同期信号
に基づいて、垂直偏向回路5は垂直偏向コイル8へ供給
すべき偏向電流を生成し、水平偏向回路6は水平偏向コ
イル7へ供給すべき偏向電流を生成する。
と同期信号が一体化した複合映像信号が入力され、ビデ
オアンプ回路1は、上記複合映像信号を増幅し、増幅さ
れた映像信号に基づいて高圧回路が、高圧信号を生成し
て、ブラウン管3へ供給する。一方、増幅された上記映
像信号は、同期分離回路4により、同期信号と映像信号
に分離されて、同期信号が取り出される。上記同期信号
に基づいて、垂直偏向回路5は垂直偏向コイル8へ供給
すべき偏向電流を生成し、水平偏向回路6は水平偏向コ
イル7へ供給すべき偏向電流を生成する。
【0014】上記ブラウン管3は、カソードにおいて発
生し、複数のグリッドにより制御された電子ビームが、
上記偏向コイル9、10の磁界により偏向されて、ブラ
ウン管3の表示画面に映像を表示する。上記高圧回路2
は、ブラウン管3に高圧を印加するためのフライバック
トランスFBTを備えて構成され、このフライバックト
ランスFBTから出力される電源用電圧の一つが水平偏
向回路6へ入力される。
生し、複数のグリッドにより制御された電子ビームが、
上記偏向コイル9、10の磁界により偏向されて、ブラ
ウン管3の表示画面に映像を表示する。上記高圧回路2
は、ブラウン管3に高圧を印加するためのフライバック
トランスFBTを備えて構成され、このフライバックト
ランスFBTから出力される電源用電圧の一つが水平偏
向回路6へ入力される。
【0015】ここで、ブラウン管5に表示される映像の
輝度が変化することにより、そのビーム電流が変動する
と、フライバックトランスFBTの負荷が変化して、フ
ライバックトランスFBTから出力される電源電圧が変
動することが経験上知られている。即ち、映像が「暗
く」なれば、ビーム電流が減少するため、フライバック
トランスFBTの負荷が軽くなり、フライバックトラン
スFBTから出力される電源の電圧が上昇する一方、映
像が「明るく」なれば、ビーム電流が増大するため、フ
ライバックトランスFBTの負荷が重くなり、フライバ
ックトランスFBTから出力される電源の電圧が低下す
る。
輝度が変化することにより、そのビーム電流が変動する
と、フライバックトランスFBTの負荷が変化して、フ
ライバックトランスFBTから出力される電源電圧が変
動することが経験上知られている。即ち、映像が「暗
く」なれば、ビーム電流が減少するため、フライバック
トランスFBTの負荷が軽くなり、フライバックトラン
スFBTから出力される電源の電圧が上昇する一方、映
像が「明るく」なれば、ビーム電流が増大するため、フ
ライバックトランスFBTの負荷が重くなり、フライバ
ックトランスFBTから出力される電源の電圧が低下す
る。
【0016】上記水平偏向回路6は、高圧回路2から入
力される上記電源用電圧の電圧値に基づいて、水平偏向
コイル7へ供給する偏向電流を補正する。本発明による
モニタテレビユニットの水平偏向回路の一構成例を図2
に示す。この水平偏向回路は、トランジスタTr1、T
r2から構成される差動アンプA1と、トランジスタT
r3、Tr4から構成される出力回路A2と、これらの
周辺回路により構成される。
力される上記電源用電圧の電圧値に基づいて、水平偏向
コイル7へ供給する偏向電流を補正する。本発明による
モニタテレビユニットの水平偏向回路の一構成例を図2
に示す。この水平偏向回路は、トランジスタTr1、T
r2から構成される差動アンプA1と、トランジスタT
r3、Tr4から構成される出力回路A2と、これらの
周辺回路により構成される。
【0017】上記差動アンプA1の入力端子の一方、即
ち、トランジスタTr1のベース端子には、高圧回路2
内のフライバックトランスFBTから出力される電源電
圧Tfbが入力され、他方の入力端子には、垂直偏向回
路5から出力される、水平走査用のこぎり波信号Sが入
力され、両トランジスタTr1、Tr2のコレクタ端子
は抵抗Rdを介して接地されている。
ち、トランジスタTr1のベース端子には、高圧回路2
内のフライバックトランスFBTから出力される電源電
圧Tfbが入力され、他方の入力端子には、垂直偏向回
路5から出力される、水平走査用のこぎり波信号Sが入
力され、両トランジスタTr1、Tr2のコレクタ端子
は抵抗Rdを介して接地されている。
【0018】上記出力回路は、トランジスタTr3、T
r4がダーリントン接続されて構成される水平偏向コイ
ルのドライブ用回路である。ブラウン管5に表示される
映像が明るい場合に、適切な画面サイズとなるように予
め調整されているとすれば、ブラウン管5に表示される
映像が暗くなった場合、上述したように、フライバック
トランスFBTから出力される電源電圧Tfbが上昇す
る。このため、R1及びR2により分圧されたTr1の
ベースへの入力電圧が上昇し、Tr1のコレクタ電流が
増加する。
r4がダーリントン接続されて構成される水平偏向コイ
ルのドライブ用回路である。ブラウン管5に表示される
映像が明るい場合に、適切な画面サイズとなるように予
め調整されているとすれば、ブラウン管5に表示される
映像が暗くなった場合、上述したように、フライバック
トランスFBTから出力される電源電圧Tfbが上昇す
る。このため、R1及びR2により分圧されたTr1の
ベースへの入力電圧が上昇し、Tr1のコレクタ電流が
増加する。
【0019】このコレクタ電流の増加により抵抗Rdの
電圧降下が大きくなるため、トランジスタTr2のベー
ス・コレクタ間の電圧Vbcが減少して、トランジスタ
Tr2のコレクタ電流が減少する。従って、抵抗R3の
電圧降下が減少することにより、出力回路A2の入力電
圧が上昇して、水平偏向コイルへ供給される偏向電流が
増大する。
電圧降下が大きくなるため、トランジスタTr2のベー
ス・コレクタ間の電圧Vbcが減少して、トランジスタ
Tr2のコレクタ電流が減少する。従って、抵抗R3の
電圧降下が減少することにより、出力回路A2の入力電
圧が上昇して、水平偏向コイルへ供給される偏向電流が
増大する。
【0020】この偏向電流の増大によって偏向磁界の磁
束密度が増大するため、電子ビームの偏向角が増大す
る。即ち、表示映像が暗くなることによって、ビーム電
流が減少し、電子ビームの偏向角が減少するために画面
サイズが小さくなる一方で、電子ビームの減少に応じ
て、偏向電流を増大させて偏向角を増大させることによ
り画面サイズを大きくして補正することができる。
束密度が増大するため、電子ビームの偏向角が増大す
る。即ち、表示映像が暗くなることによって、ビーム電
流が減少し、電子ビームの偏向角が減少するために画面
サイズが小さくなる一方で、電子ビームの減少に応じ
て、偏向電流を増大させて偏向角を増大させることによ
り画面サイズを大きくして補正することができる。
【0021】このため、画面サイズの変動を防止するこ
とができ表示映像の輝度の変動によらず、一定の画面サ
イズで表示するモニタテレビユニットを提供することが
できる。また、この上記画面サイズの変動防止を差動ア
ンプの追加のみによって実現することができるため、画
面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニット
を安価に提供することができる。
とができ表示映像の輝度の変動によらず、一定の画面サ
イズで表示するモニタテレビユニットを提供することが
できる。また、この上記画面サイズの変動防止を差動ア
ンプの追加のみによって実現することができるため、画
面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニット
を安価に提供することができる。
【0022】さらに、垂直方向の画面サイズの変動防止
についても、垂直偏向回路に差動アンプを設け、この入
力端子の一方に、高圧回路のフライバックトランスの出
力する電源電圧を入力し、他方の入力端子に垂直走査用
のこぎり波信号を入力することにより、水平方向の画面
サイズを補正する場合と同様にして、垂直方向の画面サ
イズの変動を補正することができる。
についても、垂直偏向回路に差動アンプを設け、この入
力端子の一方に、高圧回路のフライバックトランスの出
力する電源電圧を入力し、他方の入力端子に垂直走査用
のこぎり波信号を入力することにより、水平方向の画面
サイズを補正する場合と同様にして、垂直方向の画面サ
イズの変動を補正することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によるモニタ
テレビユニットは、水平偏向回路に差動アンプを設け、
表示映像の輝度に応じて偏向電流を制御することによ
り、画面サイズの変動を補正することができるため、画
面サイズの変動を防止することができるモニタテレビユ
ニットを安価に提供することができる。
テレビユニットは、水平偏向回路に差動アンプを設け、
表示映像の輝度に応じて偏向電流を制御することによ
り、画面サイズの変動を補正することができるため、画
面サイズの変動を防止することができるモニタテレビユ
ニットを安価に提供することができる。
【0024】請求項2に記載した本発明によるモニタテ
レビユニットは、ビーム電流に応じて変化する信号とし
て、高圧回路内のトランスの出力する電源電圧を利用す
るため、特別なビーム電流の変動検出装置を必要とせ
ず、画面サイズの変動を防止することができるモニタテ
レビユニットをより安価に提供することができる。
レビユニットは、ビーム電流に応じて変化する信号とし
て、高圧回路内のトランスの出力する電源電圧を利用す
るため、特別なビーム電流の変動検出装置を必要とせ
ず、画面サイズの変動を防止することができるモニタテ
レビユニットをより安価に提供することができる。
【図1】本発明によるモニタテレビユニット全体のブロ
ック図の一例を示す図である。
ック図の一例を示す図である。
【図2】本発明による水平偏向回路の一構成例を示す図
である。
である。
【図3】電子ビームの偏向の様子を示す図である。
【図4】画面サイズの変動の例を示す図である。
2 ・・・高圧回路 3 ・・・CRT 6 ・・・水平偏向回路 7 ・・・水平偏向コイル A1・・・差動アンプ FBT・・・フライバックトランス
Claims (2)
- 【請求項1】水平偏向コイルへ偏向電流を供給する水平
偏向回路に差動アンプが設けられ、 上記差動アンプの入力端子の一方には、CRT用高圧回
路から出力される信号であって、その電圧がCRTのビ
ーム電流に応じて変化する信号が入力され、入力端子の
他方には、水平走査用のこぎり波信号が入力され、 上記差動アンプの差動出力に基づいて上記偏向電流の値
が定められることを特徴とするモニタテレビユニット。 - 【請求項2】上記差動アンプの上記入力端子の一方に入
力される信号であって、その電圧がCRTのビーム電流
に応じて変化する信号が、CRT用高圧回路のフライバ
ックトランスから出力される電源電圧であることを特徴
とする請求項1に記載のモニタテレビユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3528795A JPH08237507A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 画面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3528795A JPH08237507A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 画面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237507A true JPH08237507A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12437565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3528795A Withdrawn JPH08237507A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 画面サイズの変動防止機能を有するモニタテレビユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08237507A (ja) |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP3528795A patent/JPH08237507A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |