JPH08234823A - 数値制御装置およびその方法 - Google Patents

数値制御装置およびその方法

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JPH08234823A
JPH08234823A JP4007195A JP4007195A JPH08234823A JP H08234823 A JPH08234823 A JP H08234823A JP 4007195 A JP4007195 A JP 4007195A JP 4007195 A JP4007195 A JP 4007195A JP H08234823 A JPH08234823 A JP H08234823A
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JP
Japan
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target position
generation
parameter
circuit
inflection point
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JP4007195A
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Inventor
Hirotaka Yamada
浩貴 山田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標位置に対しての高速な位置決めを可能と
する数値制御装置を提供する。 【構成】 目標位置発生パラメータ生成回路202で
は、目標位置発生条件入力回路201から入力した目標
位置発生条件に基づいて生成した変曲点情報およびパラ
メータを目標位置発生総合回路205に出力する。目標
位置変更回路203は、目標位置変更情報に基づいて生
成した目標位置変更パターンに応じた変曲点情報および
パラメータを目標位置発生総合回路205に出力する。
目標位置発生総合回路205では、目標位置変更回路2
03で求めた目標位置変更パターンに従って、所定の4
つのケースを用いて目標位置情報を制御し、通常の目標
位置および目標位置変更に対応した時々刻々の目標位置
などを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットや実装機の目
標位置を演算して出力するための数値制御装置およびそ
の方法に関し、特に、ロボットなどが目標位置に移動中
に、目標位置変更の指示があった場合に、変更された目
標位置に最適な軌道で移動制御できる数値制御装置およ
びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットや実装機は、移動距離、最大速
度、最大加速度、ジャーク率(加速度の微分値)および
加速度比(移動開始時の加速度と移動終了時の加速度と
の比)などの諸条件を入力することにより、目標位置が
演算され、この演算された目標位置に基づいて、動作す
る。
【0003】従来、この種の数値制御を行う数値制御装
置は、図21に示すように、移動距離・最大速度・最大
加速度などのように目標位置を発生させるための諸条件
を入力するための条件入力回路101と、この入力回路
に入力された諸条件を時々刻々の目標位置として演算展
開する目標位置発生回路102を有していた。そして、
この目標位置発生回路によって展開された時々刻々の目
標位置情報は全て目標位置記憶回路103に記憶し、タ
イマ105による所定の時間間隔の信号に従って、目標
位置出力回路104が目標位置記憶回路103から時々
刻々の目標位置情報を取り出すようになっている。
【0004】図22は、図21に示す数値制御装置を用
いたFA機器として用いられる電子部品実装ロボットの
動作を説明するためのフローチャートである。図22に
示すように、ロボットが所定の位置に移動する場合に、
移動命令が発行され(SP101)、移動のための準備
が行われ(SP102)、移動が開始され(SP10
3)、所定の移動が行われると(SP104)、移動が
終了する(SP105)。そして、移動終了後、次の所
定の位置に移動する場合には、SP101〜105まで
の動作が再び繰り返される。
【0005】このようなロボットなどは、所定の位置に
電子部品を実装する場合に、かかる実装を高精度に行う
ために、画像認識などの技術を利用して補正位置を算出
し、かかる補正位置に応じた補正移動を行って電子部品
を実装している。この際に、予め設定された目標位置に
移動しならが補正位置を算出し、目標位置に移動終了後
に補正位置に移動するようにすることで、目標位置に移
動後に補正位置の算出を行う場合と比較して、高速化を
図っている。
【0006】図23は、電子部品実装ロボットの補正移
動を含めた一連の動作を説明するための図であり、横軸
は時間を示し、縦軸は移動速度を示す。図23に示すよ
うに、電子部品実装ロボットは、設定された目標位置へ
の移動命令が発行されると(a)、目標軌道が発生し、
その目標軌道に従って移動する。そして、設定された目
標位置への移動が終了すると(b)、次に、移動命令発
行から移動終了までの間に算出された補正位置を目標位
置として移動命令が再び発行され(c)、補正位置を含
めた最終的な目標位置に移動終了する(d)。尚、図2
3は、実際の軌道と目標軌道が一致した場合について示
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の数値制御装置を用いた電子部品実装ロボットで
は、予め設定した目標位置に移動して停止した後に、改
めて算出された補正位置に移動するため、位置決めを高
速に行うことができなかった。すなわち、この電子部品
実装ロボットでは、補正動作を行うために、図23に示
すb点における移動終了の確認のための時間、及び、c
点における移動命令の発行および移動準備の時間が必要
であることから、最終位置に移動するまでの時間が長期
化する。従って、補正量が少ない場合には、全体の移動
時間に対して、補正移動に伴う時間の割合が大きくな
る。
【0008】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされ、目標位置に対しての高速な位置決めを可能
とする数値制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
数値制御装置は、目標位置発生情報から、第1の変曲点
情報および第1のパラメータを生成する第1の生成手段
と、目標位置変更情報から、第2の変曲点情報および第
2のパラメータを生成する第2の生成手段と、前記第1
の変曲点情報、前記第2の変曲点情報、前記第1のパラ
メータおよび前記第2のパラメータを用いた所定の制御
関数に基づいて、時々刻々の目標位置を生成する目標位
置生成手段とを有する。
【0010】また、本発明の数値制御装置は、好ましく
は、前記第1の生成手段は、前記目標位置発生条件に応
じて決定される所定の関数に基づいて、前記第1の変曲
点情報および前記第1のパラメータを生成する。
【0011】また、本発明の数値制御装置は、好ましく
は、前記第2の生成手段は、前記目標位置生成手段にお
ける目標位置生成状態を判別する判別手段と、前記判別
手段の判別結果に応じて最悪移動距離を算出する算出手
段と、前記最悪移動距離に応じた所定のパターンで、前
記第2の変曲点情報および前記第2のパラメータを生成
する。
【0012】また、本発明の数値制御装置は、好ましく
は、一定時間だけ一定の目標位置移動速度を得るための
パラメータおよび変曲点情報を生成する第3の生成手段
を有する。
【0013】さらに、本発明の数値制御装置は、好まし
くは、前記目標位置生成手段は、前記第1の変曲点情報
および第1のパラメータを用いて第1の目標位置を生成
する第1の目標位置生成手段と、前記第2の変曲点情報
および第2のパラメータを用いて第2の目標位置を生成
する第2の目標位置生成手段と、前記第1の目標位置と
前記第2の目標位置とを所定のパターンで加算して時々
刻々の目標位置を生成する加算手段とを有する。
【0014】
【作用】本発明の数値制御装置では、例えば所定の目標
位置情報に基づいて目標位置への位置決め制御が行われ
ているときに、第1の生成手段において、前記目標位置
情報から第1の変曲点情報および第1のパラメータが生
成される。そして、目標位置変更情報が入力あるいは生
成されると、第2の生成手段において、前記目標位置変
更情報から第2の変曲点情報および第2のパラメータが
生成される。前記第1の変曲点情報、前記第1のパラメ
ータ、前記第2の変曲点情報および前記第2のパラメー
タは目標位置生成手段に入力され、目標位置生成手段の
第1の目標位置生成手段によって第1の目標位置が生成
され、第2の目標位置生成手段によって第2の目標位置
が生成される。そして、前記目標位置生成手段の加算手
段において、前記第1の目標位置と前記第2の目標位置
とを所定のパターンで加算して時々刻々の目標位置が生
成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に係わる数値制御装置
および数値制御方法について説明する。本実施例に係わ
る数値制御装置および数値制御方法は、ロボットや実装
機などにおいて行われる目標位置制御に用いられる。図
1は、本実施例に係わる数値制御装置200の構成図で
ある。図1に示すように、数値制御装置200は、目標
位置発生条件入力回路201、目標位置発生パラメータ
生成回路202、目標位置変更回路203、長方形型目
標位置発生パラメータ生成回路204、目標位置発生総
合回路205およびタイマ206で構成される。
【0016】目標位置発生条件入力回路201 目標位置発生条件入力回路201は、移動距離θd、最
大速度v、最大加速度a、ジャーク率(加速度を時間微
分したもの)jおよび加速度比(立ち上がり時と立ち下
がり時の加速時間の比)αなどの目標位置発生条件を入
力し、これらを目標位置発生パラメータ生成回路202
および目標位置変更回路203に出力する。また、目標
位置発生条件入力回路201は、変更移動距離θdnを
も入力し、これを目標位置変更回路203に出力する。
【0017】目標位置発生パラメータ生成回路202 目標位置発生パラメータ生成回路202は、パターン判
別回路207、変曲点時刻生成回路208およびパラメ
ータ生成回路209で構成され、例えばCPU、ROM
およびRAMなどを用いて実現される。パターン判別回
路207は、目標位置発生条件入力回路201から入力
した目標位置発生条件が、図2(A)〜(D)に示す制
御関数パターンのどれに該当するかを判別し、その判別
結果S207を変曲点時刻生成回路208に出力する。
【0018】ここで、図2(A)〜(D)に示す制御関
数パターンは、それぞれ以下に示すことを意味する。 Small:加速度が最大加速度に到達せず、かつ、速
度が最大速度に到達しない場合 Medium:加速度が最大加速度に到達し、かつ、速
度が最大速度に到達しない場合 S_Large:加速度が最大加速度に到達し、かつ、
速度が最大速度に到達する場合 Large:加速度が最大加速度に到達し、かつ、速度
が最大速度に達する場合
【0019】パターン判別回路207では、下記(1)
〜(7)に示す演算を行うことで、目標位置発生条件
が、図2(A)〜(D)に示す制御関数パターンのどれ
に該当するかを判別する。下記式(1)の関係が成り立
つとき、
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】ならば、Smallとなる。
【数3】
【0023】ならば、Mediumとなる。
【0024】
【数4】
【0025】ならば、Largeとなる。
【0026】また、下記式(5)の関係が成り立つと
き、
【数5】
【0027】
【数6】
【0028】ならば、Smallとなる。
【0029】
【数7】
【0030】ならば、S_Largeとなる。
【0031】変曲点時刻生成回路208は、判別結果S
207に応じて、目標位置発生条件を用いて、下記表1
に示す所定の演算を行って図2に示す変曲点の時刻t1
〜t7を求め、この変曲点の時刻に関するデータを目標
位置発生総合回路205に出力する。
【0032】
【表1】
【0033】パラメータ生成回路209は、正負を付与
するために、J=sgn(θd)j、A=sgn(θ
d)a、V=sgn(θd)vとおくと、判別結果S2
07に応じて、目標位置条件を用いて、下記表2に示す
所定の演算を行い後述する制御関するの一般式において
用いられるパラメータP1〜P17を求め、このパラメ
ータを目標位置発生総合回路205に出力する。
【0034】
【表2】
【0035】目標位置変更回路203 目標位置変更回路203は、目標位置発生状態判別回路
210、最悪移動距離算出回路211および目標位置変
更パターン生成回路212で構成され、例えばCPU、
ROMおよびRAMなどを用いて実現される。目標位置
発生状態判別回路210は、目標位置発生総合回路20
5が後述する9個の目標位置発生状態(state
(t)=0〜8)のうちいずれの状態に該当するかを判
別する。また、目標位置発生状態判別回路210は、目
標位置変更時刻Tcを保持する。
【0036】最悪移動距離算出回路211は、目標位置
発生状態判別回路210において判別した目標位置発生
状態に応じて、後述する最悪移動距離θdcを算出す
る。目標位置変更要求がされた場合に、目標位置発生状
態state=0,8の場合には、特別な処理を行う必
要はないことは明らかである。次に、目標位置発生状態
state=1〜4の場合、すなわちstateが加速
状態の場合に、目標位置変更要求がされ、その時点から
ジャーク率、最大加速度および最大速度を満たしながら
減速を始めたときの移動距離を最悪移動距離θdcとす
る。
【0037】最悪移動距離θdcは、state=1〜
4において、目標位置変更要求がされた時刻をTcとす
るとそれぞれ下記式(8)〜(11)で与えられる。
【0038】state=1のとき、
【数8】
【0039】state=2のとき、
【数9】
【0040】state=3のとき、
【数10】
【0041】state=4のとき、
【数11】
【0042】目標位置変更パターン生成回路212は、
目標位置発生条件入力回路201から入力した移動距離
θd、変更移動距離θdnから、目標位置変更が後述す
る5個のパターン(変更パターン1〜5)のいずれのパ
ターンに該当するかを判別し、その判別したパターンに
応じて、目標位置発生パラメータ生成回路202および
長方形型目標位置発生パラメータ生成回路204を用い
てパラメータを生成する。
【0043】目標位置変更パターン生成回路212で
は、目標位置発生状態stateおよび最悪移動距離θ
dcから、目標位置変更について、次の5個の変更パタ
ーンが用いられる。これらのパターンは、後述する目標
位置発生統合回路218での4個のケースに対応してい
る。 (A)加速状態 (1)変更パターン1 θdn≧θdc≧0またはθdn≦θdc≦0の場合、
θdをθdnに置き換えて目標位置発生パラメータ生成
回路202を用いて、改めて変曲点時刻およびパラメー
タを演算し直し、その変曲点時刻およびパラメータを目
標位置発生回路215に出力する。
【0044】(2)変更パターン2 変更パターン1でない場合に、θdをθdcに置き換え
て目標位置発生パラメータ生成回路202を用いて、改
めて変曲点時刻およびパラメータを演算し直し、その変
曲点時刻およびパラメータを目標位置発生回路215に
出力する。一方で、反転移動距離θdr=θdn−θd
cを求め、θdをθdrに置き換えて目標位置発生パラ
メータ生成回路202を用いて、改めて変曲点時刻およ
びパラメータを演算し直し、その変曲点時刻およびパラ
メータを目標位置発生回路216に出力する。
【0045】(B)減速状態(ここで、state=5
〜7を減速状態としている) (3)変更パターン3 θdn≧θd≧0またはθdn≦θd≦0の場合におい
て、追加移動距離θda=θdn−θdを求め、θdを
θdaに置き換えて、パターン判別回路207および変
曲点時刻生成回路208を用いて変曲点時刻を求める。
ここで、求めて変曲点時刻を目標位置変更の要求前の目
標位置移動の際に求めた変曲点時刻t1〜7と区別する
ため、変曲点時刻tc1〜tc7とする。tc3≧t7
−Tcの時に、変曲点時刻を求めたのに続き、パラメー
タ生成回路209を用いて、パラメータを求め、変曲点
時刻およびパラメータを目標位置発生統合回路216に
出力する。
【0046】(4)変更パターン4 θdn≧θd≧0またはθdn≦θd≦0の場合におい
て、追加移動距離θda=θdn−θdを求め、θdを
θdaに置き換えて、パターン判別回路207および変
曲点時刻生成回路208を用いて、変曲点時刻を求め
る。ここで、求めた変曲点時刻を目標位置変更の要求前
の目標位置移動の際に求めた変曲点時刻t1〜t7と区
別するため、変曲点時刻tc1〜tc7とする。tc3
<t7−Tcの時、追加移動距離θdaを長方形型目標
位置発生パラメータ生成回路204に出力する。そし
て、長方形型目標位置発生パラメータ生成回路204に
おいて、長方形型目標位置制御数式に必要なパラメータ
および変曲点時刻を求め、長方形型目標位置発生回路2
17に出力する。
【0047】(5)変更パターン5 変更パターン3,4でない場合に、反転移動距離θdr
=θdn−θdを求め、θdをθdrに置き換えて目標
位置発生パラメータ生成回路202を用いて、変曲点時
刻およびパラメータを演算し、その変曲点時刻およびパ
ラメータを目標位置発生統合回路216に出力する。
【0048】長方形型目標位置発生パラメータ生成回路
204 長方形型目標位置発生パラメータ生成回路204は、長
方形型パラメータ生成回路213および長方形型変曲点
時刻生成回路214で構成され、例えばCPU、ROM
およびRAMを用いて実現される。
【0049】長方形型パラメータ生成回路213では、
下記式(12),(13)を用いて、長方形型制御関数
におけるパラメータPw1,Pw2を演算し、これらを
目標位置発生総合回路205に出力する。
【0050】
【数12】
【0051】
【数13】
【0052】長方形型変曲点時刻生成回路214では、
下記式(14)を用いて、長方形型制御関数における変
曲点tw1を演算し、これを目標位置発生総合回路20
5に出力する。
【0053】
【数14】
【0054】目標位置発生総合回路205 目標位置発生総合回路205は、目標位置発生回路21
5,216、長方形型目標位置発生回路217および目
標位置発生統合回路218で構成され、例えばCPU、
ROMおよびRAMなどを用いて実現される。目標位置
発生回路215は、下記式(15)〜(23)に示す制
御関数の一般式に目標位置発生パラメータ生成回路20
2で求めた変曲点の時刻t1〜t7およびパラメータP
1〜P7を代入して、時々刻々の目標位置θ(t)、目
標速度dθ(t)/dt、目標加速度d2 θ(t)/d
2 および目標位置発生状態(関数発生状態)stat
e(t)を求める。
【0055】
【数15】
【0056】上記式(15)においてstate(t)
=0は、目標位置が発生していない状態を示し、図3に
示す時間領域「0」に対応している。
【数16】
【0057】上記式(16)においてstate(t)
=1は、加速度が増加中の加速状態を示し、図3に示す
時間領域「1」に対応している。
【数17】 上記式(17)においてstate(t)=2は、加速
度が一定である加速状態を示し、図3に示す時間領域
「2」に対応している。
【0058】
【数18】 上記式(18)においてstate(t)=3は、加速
度が減少中の加速状態を示し、図3に示す時間領域
「3」に対応している。
【0059】
【数19】 上記式(19)においてstate(t)=4は、速度
が一定である状態を示し、図3に示す時間領域「4」に
対応している。
【0060】
【数20】 上記式(20)においてstate(t)=5は、加速
度が増加中の減速状態を示し、図3に示す時間領域
「5」に対応している。
【0061】
【数21】 上記式(21)においてstate(t)=6は、加速
度が一定である減速状態を示し、図3に示す時間領域
「6」に対応している。
【0062】
【数22】 上記式(22)においてstate(t)=7は、加速
度が減少中である減速状態を示し、図3に示す時間領域
「7」に対応している。
【0063】
【数23】 上記式(23)においてstate(t)=8は、目標
位置の発生が終了した状態を示し、図3に示す時間領域
「8」に対応している。
【0064】目標位置発生統合回路216は、目標位置
発生回路215と同じ構成である。
【0065】長方形型目標位置発生回路217は、下記
式(24)〜(26)に示す長方形型制御関数に変曲点
時刻tw1およびパラメータPw1,Pw2を代入し、
時々刻々の目標位置θ(t)、目標速度dθ(t)/d
t、目標加速度d2 θ(t)/dt2 および関数発生状
態state(t)を求める。
【0066】
【数24】
【0067】
【数25】
【0068】
【数26】
【0069】目標位置発生統合回路218は、図4に示
すように、目標位置変更回路203で求めた目標位置変
更パターンに従って、4つのケースに分かれて目標位置
発生回路215、目標位置発生統合回路216および長
方形型目標位置発生回路217から得られる目標位置情
報を制御し、時々刻々の通常の目標位置および目標位置
変更に対応した時々刻々の目標位置等を生成する。
【0070】以下に、目標位置発生統合回路218にお
いて用いられる4つのケースについて説明する。 (1)ケース1 目標位置変更の要求後、目標位置発生回路215におい
て変曲点時刻の変更およびパラメータの変更により、目
標位置変更に対応した(通常の目標位置移動にも対応で
きる)時々刻々の目標位置を発生する。ケース1は、目
標位置変更パターン生成回路212における変更パター
ン1に対応している。
【0071】(2)ケース2 目標位置変更の要求後、目標位置発生回路215におい
て変曲点時刻の変更およびパラメータの変更を行い(こ
の場合に変更する必要がない場合も考えられる)、目標
位置発生回路215による時々刻々の目標位置発生が終
了後、続いて反転移動距離分の目標位置を目標位置発生
統合回路216によって発生する。こうして、目標位置
変更に対応した時々刻々の目標位置を発生する。ケース
2は、目標位置変更パターン生成回路212における変
更パターン2および変更パターン5に対応している。
【0072】(3)ケース3 目標位置変更の要求後、目標位置発生回路215におい
て、そのまま時々刻々の目標位置を発生し、同時に目標
位置発生統合回路216において、追加移動距離分の目
標位置を発生する。そして、目標位置発生回路215で
発生した時々刻々の目標位置と目標位置発生統合回路2
16で発生した時々刻々の目標位置を足し合わせること
により、目標位置変更に対応した時々刻々の目標位置を
発生する。ケース3は、目標位置変更パターン生成回路
212における変更パターン3に対応している。
【0073】(4)ケース4 目標位置の変更要求後、目標位置発生回路215におい
て、時々刻々の目標位置の発生を一旦停止し、続いて長
方形型目標位置発生回路217において、時々刻々の目
標位置を発生し、その目標位置発生終了後に目標位置発
生回路215における目標位置の発生を再開する。こう
して、目標位置変更に対応した時々刻々の目標位置を発
生する。ケース4は、目標位置変更パターン生成回路2
12における変更パターン5に対応している。
【0074】タイマ206 タイマ206は、所定時間間隔の信号を目標位置発生総
合回路205に出力し、これにより目標位置発生総合回
路205からその時間間隔で、目標位置、目標速度およ
び目標加速度などの目的とする演算結果が得られる。
【0075】以下、上述した本実施例に係わる数値制御
装置200の動作について説明する。先ず、図5を参照
しながら説明する。図1に示す目標位置発生条件入力回
路201に目標位置発生条件である移動距離θd、最大
速度v、最大加速度a、ジャーク率jおよび加速度比α
が入力されると(SP201)、目標位置発生パラメー
タ生成回路202において、目標位置発生条件に基づい
て、目標位置発生に必要な変曲点時刻およびパラメータ
が生成される(SP202)。次に、目標位置発生フラ
グがリセットされていることを条件に(SP203)、
目標位置発生回路215の時刻taを「0」にセットし
(SP204)、目標位置変更フラグをリセットする
(SP205)。次に、目標位置発生統合回路218に
おけるケースをケース1とし(SP206)、目標位置
発生フラグをセットする(SP207)。
【0076】次に、図6を参照しながら説明する。タイ
マ206によって定期的に図6に示すSP300に続く
指令が起動され、目標位置発生フラグがセットされてい
るかどうかを確認する(SP301)。目標位置発生フ
ラグがセットされている場合には、目標位置変更(SP
302)が行われる。その後、、目標位置発生統合回路
218におけるケースが何であるかが判別され(SP3
03)、この判別結果に応じて各ケースに対応した処理
(SP304A,B,C,D)が行われる。そして、目
標位置変更も含めた目標位置発生が終了すると(SP3
05)、目標位置発生フラグをリセットした(SP30
6)後に処理を終了する(SP307)。一方、目標位
置発生が終了していない場合には、そのまま処理を終了
する(SP307)。
【0077】次に、図7を参照しながら説明する。目標
位置発生条件入力回路201に変更移動距離θdnが入
力されると(SP401)、目標位置発生フラグがセッ
トされ(SP402)かつ目標位置変更フラグがリセッ
トされている(SP403)ことを条件に、変更済みフ
ラグがリセットされ(SP404)、続いて目標位置変
更フラグがセットされる(SP405)。
【0078】次に、図8を参照しながら、図6に示す目
標位置変更処理(SP302)について詳細に説明す
る。図6に示す目標位置変更処理(SP302)は、目
標位置発生状態判別回路210において、目標位置変更
フラグがセットされていること(SP501)および変
更済みフラグがリセットされていること(SP502)
を条件に、SP503以下の処理を行う。この処理で
は、変更済みフラグをセットし(SP503)、目標位
置発生状態判別回路210で目標位置発生状態を判別し
(SP504)、この判別の結果、目標位置発生状態が
「1」〜「4」の場合には(SP505)、最悪移動距
離算出回路211において、最悪移動距離θdcを算出
する(SP506)。次に、目標位置変更パターン生成
回路212において、目標位置変更が前述した5つの変
更パターンのいずれに該当するかを判別する(SP50
7)。そして、この判別に結果に応じて、制御が分岐さ
れ(SP508)、各変更パターンの処理SP509
A,B,C,D,Eが行われる。尚、SP508におけ
る変更パターンの分岐処理において、変更パターン3と
変更パターン4とは、分岐する位置が後述する図11に
おける場合と異なるが、理解を容易にするために、簡略
化して記載した。
【0079】次に、図8に示すパターン1の処理SP5
09Aについて、図9を参照しながら説明する。図9に
示すように、図8に示すパターン1の処理SP509A
は、移動距離θdを変更移動距離θdnに置き換え(S
P601)、目標位置発生パラメータ生成回路202に
おいて、変曲点時刻およびパラメータを生成し(SP6
02)、この変曲点時刻およびパラメータを目標位置発
生回路215に出力し(SP603)、ケース1とする
(SP604)。
【0080】次に、図8に示すパターン2の処理SP5
09Bについて、図10を参照しながら説明する。図1
0に示すように、図8に示すパターン2の処理SP50
9Bは、移動距離θdを変更移動距離θdnに置き換え
(SP701)、目標位置発生パラメータ生成回路20
2において、変曲点時刻およびパラメータを生成し(S
P702)、この変曲点時刻およびパラメータを目標位
置発生回路215に出力し(SP703)する。次に、
移動距離θdを反転移動距離θdr=θdn−θdcに
置き換え(SP704)、目標位置発生パラメータ生成
回路202で、変曲点時刻およびパラメータを生成し
(SP705)、この変曲点時刻およびパラメータを目
標位置発生統合回路216に出力し(SP706)、目
標位置発生統合回路216の時刻tbを「0」にし(S
P707)、ケース2とする(SP708)。
【0081】次に、図8に示すパターン3の処理SP5
09Cおよびパターン4の処理SP509Dついて、図
11を参照しながら説明する。図11に示すように、図
8に示すパターン3の処理SP509Cおよびパターン
4の処理SP509Dは、移動処理θdを追加移動距離
θda=θdn−θdに置き換え(SP801)、パタ
ーン判別回路207でパラーン判別を行い(SP80
2)、変曲点時刻生成回路208で変曲点時刻を生成す
る(SP803)。そして、tc2≧t7−Tcである
場合にはSP805〜808(変更パターン3に応じた
処理)を実行し、そうでない場合にはSP809〜81
2(変更パターン4に応じた処理)を実行する(SP8
04)。図11に示すSP804では、図12に示すよ
うに、長方形型パラメータ生成回路213で長方形型パ
ラメータを生成し(SP809b)、長方形型変曲点時
刻生成回路214で長方形型変曲点時刻を生成する(S
P809c)。
【0082】変更パターン3に応じた処理では、図11
に示すように、パラメータ生成回路209でパラメータ
を生成し(SP805)、変曲点時刻およびパラメータ
を目標位置発生統合回路216に出力する(SP80
6)。次に、目標位置発生統合回路216の時刻tbを
「0」とし(SP807)、ケース3とする(SP80
8)。一方、変更パターン3に応じた処理では、図11
に示すように、長方形型目標位置発生パラメータ生成回
路204で、長方形型パラメータおよび長方形型変曲点
を生成し(SP809)、長方形型パラメータおよび長
方形型変曲点時刻を長方形型目標位置発生回路217に
出力する(SP810)。次に、長方形型目標位置発生
回路217の時刻tcを「0」にし(SP811)、ケ
ース4とする(SP812)。
【0083】次に、図8に示すパターン5の処理SP5
09Eについて、図13を参照しながら説明する。図1
3に示すように、図8に示すパターン5の処理SP50
9Eは、移動距離θdを反転移動距離θdr=θdn−
θdに置き換え(SP901)、目標位置発生パラメー
タ生成回路202で変曲点時刻およびパラメータを生成
する(SP902)。次に、変曲点時刻およびパラメー
タを目標位置発生統合回路216に出力し(SP90
3)、目標位置発生統合回路216の時刻tbを「0」
にし(SP904)、ケース2とする(SP905)。
【0084】次に、図6に示すケース1,2,3,4の
処理SP304A,B,C,Dについて説明する。ケー
ス1の処理SP304Aは、図14に示すように、目標
位置発生回路215において、時刻taを増分し(SP
1002)、目標位置を発生する(SP1003)。
【0085】ケース2の処理SP304Bは、図15に
示すように、まず、目標位置発生回路215の目標位置
発生状態が「8」かどうかで分岐する(SP110
1)。目標位置発生状態が「8」でない場合、時刻ta
を増分し(SP1102)、目標位置発生回路215で
目標位置を発生する(SP1103)。一方、目標位置
発生状態が「8」である場合、時刻tbを増分し(SP
1104)、目標位置発生統合回路216で目標位置を
発生する(SP1105)。
【0086】ケース3の処理SP304Cは、図16に
示すように、目標位置発生回路215において、時刻t
aを増分し(SP1201)、目標位置を発生する(S
P1202)。続いて、目標位置発生統合回路216に
おいて、時刻tbを増分し(SP1203)、目標位置
を発生する(SP1204)。そして、目標位置発生回
路215で発生した目標位置と目標位置発生統合回路2
16で発生した目標位置とを足し合わせて目的とする目
標位置を得る(SP1205)。
【0087】ケース4の処理SP304Dは、図17に
示すように、長方形型目標位置発生回路217の目標位
置発生状態が「3」かどうかで分岐する(SP130
1)。目標位置発生状態が「3」でない場合には、時刻
tcを増分し(SP1302)、長方形型目標位置発生
回路217で目標位置を発生する(SP1303)。一
方、目標位置発生状態が「3」である場合には、時刻t
aを増分し(SP1304)、目標位置発生回路215
において目標位置を発生する(SP1305)。尚、上
述した図5〜17に示した目標位置発生パラメータ生成
処理は、図18に示すように、パターン判別回路207
でパターンを判別し(SP1401)、変曲点時刻生成
回路208で変曲点時刻を生成し(SP1402)、パ
ラメータ生成回路209でパタメータを生成する(SP
1403)。
【0088】以上説明したように、数値制御装置200
は、目標位置移動中に目標位置変更の要求を受けた場合
に、停止することなく、最適な軌道で、変更された目標
位置に移動する制御を行う。そのため、数値制御装置1
によれば、制御対象を目標位置に高速に移動させること
ができる。特に、補正量が少ない場合には、目標位置変
更後の軌道は、目標位置変更の要求がない場合の軌道か
らの変化量が小さく、補正に伴う時間的ロスは殆ど無視
できる。
【0089】図19は、数値制御装置200による制御
対象の補正移動を含めた一連の動作を説明するための図
であり、横軸は時間を示し、縦軸は速度を示す。図19
に示すように、制御対象を設定された目標位置に移動さ
せる移動命令が発行されると(a)、目標軌道が発生
し、その目標軌道に従って、制御対象が移動する。そし
て、この移動の間に算出された補正位置に応じて目標位
置変更命令が発行され(b)、補正位置を含めた最終的
な目標位置に移動し、移動が終了する(d)。尚、図1
9に示す「c」は、目標位置変更命令がなかった場合の
本来の軌道を示す。
【0090】図20は、上述した数値制御装置200に
よる動作を簡単にまとめたフローチャートである。制御
対象を設定された目標位置へ移動させる移動命令が発行
され(SP1501)、移動の準備が行われた(SP1
502)後、制御対象の移動が開始する(SP150
3)。そして、制御対象の移動が行われ(SP150
4)、その移動が行われている間に、補正位置による目
標位置変更命令を受付け(SP1505)、目標位置変
更動作を行い(SP1506)、補正位置を含めた最終
的な目標位置で移動が停止する(SP1507)。
【0091】
【発明の効果】本発明の数値制御装置によれば、目標位
置移動中に目標位置変更を受け、停止することなく、最
適な軌道で、変更された目標位置に移動することによっ
て、従来技術における時間のロスを無くすことができ
る。特に、補正量が少なく場合に、本来の目標軌道と比
較して目標位置変更後の軌道の変化量は少ないので、補
正量による時間の増加は殆ど無視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる数値制御装置の構成図
である。
【図2】図1に示すパターン判別回路における判別処理
を説明するための図である。
【図3】図1に示す目標位置発生回路において求められ
る目標位置発生状態(関数発生状態)state(t)
を説明するための図である。
【図4】図1に示す目標位置発生統合回路における時々
刻々の目標位置生成を説明するための図である。
【図5】図1に示す数値制御装置における処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】図1に示す数値制御装置における処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図1に示す数値制御装置における処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】図6に示すSP302における処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】図8に示すSP509Aにおける処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】図8に示すSP509Bにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図11】図8に示すSP509C,SP509Dにお
ける処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】図11に示すSP804における処理を説明
するためのフローチャートである。
【図13】図8に示すSP509Eにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図14】図6に示すSP304Aにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図15】図6に示すSP304Bにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図16】図6に示すSP304Cにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図17】図6に示すSP304Dにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図18】図5〜17に示した目標位置発生パラメータ
生成処理の概略を示すフローチャートである。
【図19】本実施例に係わる数値制御装置による制御対
象の補正移動を含めた一連の動作を説明するための図で
あり、横軸は時間を示し、縦軸は速度を示す。
【図20】本実施例に係わる数値制御装置による動作を
簡単にまとめたフローチャートである。
【図21】従来の数値制御装置の構成図である。
【図22】図21に示す数値制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図23】図1に示す数値制御装置による位置制御パタ
ーンを説明するための図である。
【符号の説明】
200・・・数値制御装置 201・・・目標位置発生条件入力回路 202・・・目標位置発生パラメータ生成回路 203・・・目標位置変更回路 204・・・長方形型目標位置発生パラメータ生成回路 205・・・目標位置発生総合回路 206・・・タイマ 207・・・パターン判別回路 208・・・変曲点時刻生成回路 209・・・パラメータ生成回路 210・・・目標位置発生状態判別回路 211・・・最悪移動距離算出回路 212・・・目標位置変更パターン生成回路 213・・・長方形型パラメータ生成回路 214・・・長方形型変曲点時刻生成回路 215・・・目標位置発生回路 216・・・目標位置発生統合回路 217・・・長方形型目標位置発生回路 218・・・目標位置発生統合回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標位置発生条件に基づいて、変曲点情報
    およびパラメータによって決定される所定の制御関数を
    用いて、時々刻々の目標位置を生成する数値制御装置に
    おいて、 前記目標位置発生情報から、第1の変曲点情報および第
    1のパラメータを生成する第1の生成手段と、 目標位置変更情報から、第2の変曲点情報および第2の
    パラメータを生成する第2の生成手段と、 前記第1の変曲点情報、前記第2の変曲点情報、前記第
    1のパラメータおよび前記第2のパラメータを用いた所
    定の制御関数に基づいて、時々刻々の目標位置を生成す
    る目標位置生成手段とを有する数値制御装置。
  2. 【請求項2】前記第1の生成手段は、前記目標位置発生
    条件に応じて決定される所定の関数に基づいて、 前記第1の変曲点情報および前記第1のパラメータを生
    成する請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 【請求項3】前記第2の生成手段は、前記目標位置生成
    手段における目標位置生成状態を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に応じて最悪移動距離を算出す
    る算出手段と、 前記最悪移動距離に応じた所定のパターンで、前記第2
    の変曲点情報および前記第2のパラメータを生成する請
    求項1または2に記載の数値制御装置。
  4. 【請求項4】一定時間だけ一定の目標位置移動速度を得
    るためのパラメータおよび変曲点情報を生成する第3の
    生成手段を有する請求項1〜3のいずれかに記載の数値
    制御装置。
  5. 【請求項5】前記目標位置生成手段は、前記第1の変曲
    点情報および第1のパラメータを用いて第1の目標位置
    を生成する第1の目標位置生成手段と、 前記第2の変曲点情報および第2のパラメータを用いて
    第2の目標位置を生成する第2の目標位置生成手段と、 前記第1の目標位置と前記第2の目標位置とを所定のパ
    ターンで加算して時々刻々の目標位置を生成する加算手
    段とを有する請求項1〜4のいずれかに記載の数値制御
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017035782A (ja) * 1999-05-28 2017-02-16 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 時間最適アーム動作を生成する装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017035782A (ja) * 1999-05-28 2017-02-16 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 時間最適アーム動作を生成する装置

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