JPH0823364B2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

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JPH0823364B2
JPH0823364B2 JP61286109A JP28610986A JPH0823364B2 JP H0823364 B2 JPH0823364 B2 JP H0823364B2 JP 61286109 A JP61286109 A JP 61286109A JP 28610986 A JP28610986 A JP 28610986A JP H0823364 B2 JPH0823364 B2 JP H0823364B2
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ribs
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JP61286109A
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ケビン マツカリー ピーター
Original Assignee
アイテイダブリユ ニユ− ジ−ランド リミテツド
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Publication date
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Publication of JPH0823364B2 publication Critical patent/JPH0823364B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/02Forms or constructions
    • G09F3/03Forms or constructions of security seals
    • G09F3/0305Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used
    • G09F3/0323Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having clamp-like sealing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D63/00Flexible elongated elements, e.g. straps, for bundling or supporting articles
    • B65D63/10Non-metallic straps, tapes, or bands; Filamentary elements, e.g. strings, threads or wires; Joints between ends thereof
    • B65D63/14Joints produced by application of separate securing members
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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    • G09F3/03Forms or constructions of security seals
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    • G09F3/037Forms or constructions of security seals characterised by the type of seal used having tie-wrap sealing means

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はクリップに関し、更に詳しくは、一つまた
は多数のワークの周りに位置させる安全クリップに関す
るものであって、このクリップは、除去したり、いじっ
たりする場合、そのような証拠を残すことなしにはでき
ないクリップである。
いじったり、不正干渉したりしたことが明らかになる
ようなふうにワークを固着させることが必要な場合がし
ばしばある。例えば、締めたバッグの口を保持する一対
のコードを締合わせる必要がしばしばある。これは、細
長いコードやひもの部分を相互に対し、かつバッグに対
し締め合わせるクリップによって行われる。この種の装
置は、バッグの口を閉鎖位置に維持する。バッグの口を
不正にいじったか、または開けたのではないかどうか、
またはクリップに不正干渉したりまたは除去したりした
場合それを指示できるクリップは、或る状態のさいには
顕著な利点がある。これは、バッグの内容物が非常に高
価なものである場合とか、またはバッグが特定の目的地
や人物に到達したさいに一回だけしか開けられないもの
のような場合である。これの一例は、出発点からそれの
目的地に到達するまで締め切ったままにして置く必要の
ある郵便袋の場合である。バッグが輸送中に何らかの方
法で開けられたか、またはいじられたかどうかを示すた
めの何らかの手段を設けることは、非常に有利なことで
ある。従来、これは、締め合わせるべきコードやひもの
周りに付着させた鉛やろうシールによって行われてき
た。これらの方法はコストが高くつき、かつ不便であ
る。更に複雑な型のクリップも利用されてきたが、しか
しこれらは一般的に高価であり、製作および使用が複雑
であり、かつ、バッグまたはクリップの不正干渉または
解錠を検査し得る手段を提供しないことがしばしばあ
る。
従って、この発明の一態様の目的は、安全クリップと
して使用に適し、安価で、使用し易く、かつ少なくとも
ワークに対し非解放状に係合できるクリップを提供する
ことである。
この発明の他の目的は、次の説明から明らかとなろ
う。
この発明の一態様によれば、少なくとも一つの細長い
ワーク(58)を固定し得るクリップ(10)であり、ヒン
ジ部(16)により旋回式に取付けられた二つの部材(1
4,12)を含み、前記部材(14,12)の各々が係合可能な
ロッキング装置(20,42)を有すると共に前記部材の一
方にはその周囲の三辺にめぐらせたフランジ(30)が設
けられ、前記両部材(14,12)は相互に離れて位置する
開放位置から、前記両部材(14,12)が合体させられ
て、前記両部材(14,12)の各々上に設けられた夫々の
ロッキング装置(20,42)が相互に非解放状に係合させ
られる閉鎖位置へ、相互に対し旋回し得られ、前記両部
材(14,12)は、前記夫々のロッキング装置(20,42)を
係合させて合わせた閉鎖位置にすると、前記ヒンジ部
(16)付近に前記クリップ(10)を前記旋回の軸方向に
通過する開放端部付きの閉鎖通路が形成されて前記ワー
ク(58)を固定すると共に前記両部材(14,12)が形成
する中間面を前記フランジ(30)が隠すよう形成されて
おり、かつ、前記閉鎖位置にある前記クリップ(10)を
除去又は変形させようとした場合には、前記クリップ
(10)の部分(62又は42等)が切断又は損傷され得るよ
うになっている。
この発明のもう一つの態様によれば、少なくとも一つ
の細長いワーク(58)に対しクリップ(10)を固定させ
るクリップ固定方法であって、前記ワーク(58)の周り
に少なくとも部分的に開いたクリップ(10)を位置さ
せ、前記クリップ(10)が、ヒンジ部(16)により旋回
可能に取付けられた2部材(14,12)を含み、前記両部
材(14,12)の各々が、係合可能なロッキング装置(20,
42)を有すると共に前記部材の一方にはその周囲の三辺
にめぐらせたフランジ(30)が設けられ、その後、前記
両部材(14,12)を相互に対し離れて位置する開放位置
から、閉鎖位置へ旋回させて、前記両部材(14,12)の
夫々のロッキング装置(20,42)を相互に非解放状に係
合させ、閉鎖位置においては、前記ヒンジ部(16)付近
に前記クリップ(10)を前記旋回の軸方向に通過する開
放端部付きの閉鎖通路が形成されて前記ワーク(58)を
固定すると共に前記両部材(14,12)が形成する中間面
を前記フランジ(30)が隠し、かつ、前記閉鎖位置にあ
る前記クリップ(10)を除去又は変形させようとした場
合には、前記クリップ(10)の部分(62又は42等)が切
断又は損傷され得るようになっている。
この発明の更に若干の態様は次の説明から明らかとな
る。尚、この説明は、添付図面を参照しながら、単に例
として述べるものであることに留意されたい。
10はこの発明の好ましい一形式のクリップを示す。こ
のクリップ10は中央のヒンジ部16で連接する部材12と14
から成る。
部材14は拡大端末部18を含んでいる。前記拡大端末部
にはソケット20が形成されている。
部材14は上面23上に形成された複数のリブ22を含んで
いる。リブ22は、部材14の長さに沿って、部材14の内端
部24から拡大部18の内端部26に対応する位置まで延びて
いる。リブ22は、クリップ10の縦軸心に対しほぼ平行に
なっている。好ましくは、各リブはそれらの間に規則正
しく離れた複数の細長いトラフを形成する三角形断面形
状である。これらのトラフは、好ましくは三角形断面形
状である。
部材12もまた上面29上に複数のリブ28を備えている。
リブ28は部材12の長さに沿って、部材12の内端部32か
ら、スピゴット42に近い位置まで延びている。同様に、
リブ28は、クリップ10の縦軸心とほぼ平行になってい
て、各リブはそれらの間に規則正しく離れた複数の細長
いトラフを形成している三角形断面形状である。これら
のトラフは好ましくは、三角形断面形状である。
リブ22,28とトラフは一列として断面がほぼ三角形と
説明したが、これは単なる例に過ぎない。リブとトラフ
は、要すれば何らか他の形状および輪郭のものでもよ
い。
部材12は更に、それの周囲をめぐって延びている直立
フランジ30を備えている。好ましくは、フランジ30は内
端部32を開放し、それの三辺の周りに延びている。フラ
ンジ30は、側壁部34、34と端壁部36を含んでいる。
部材12の上面29から上方へスピゴット42が突出し、好
ましくはフランジ30の端壁部からは離れている。スピゴ
ット42には拡大端末部44があり、これは下部肩部46で終
り、中心に向かって少なくとも部分的にテーパになって
いる。
第1図に示すこの発明の好ましい形式においては、ソ
ケット20は、クリップ10の縦軸心に対しそれが細長くな
るような方向になっている。しかし、ソケット20は、後
で更に説明する通り、横方向に延びるように方向付ける
ことも考えられる。
上面23からソケット20内へ突出するのは、一対の桟部
48である。前記桟部48は、前記ソケット20内へ突出し、
それらは上面23から下方へ延びるにしたがって相互の方
へ傾斜している。桟部48は、第4図に示すように、下方
へ向いた肩部54で終っている。
ヒンジ部16は、好ましくは、部材12や14よりも薄い。
かくして、部材12と14の内端部24と32間には溝形凹部が
形成されるが、凹部はその側部が開放している。
第1図と第2図に示すように、クリップ10が開放位置
にある場合には、部材12と14はヒンジ16とほぼ共面をな
している。
使用にさいしては、材料58の細長いストリップの周り
にクリップ10を位置づければよい。ヒンジ部は、材料58
の細長いストリップにほぼ隣接して位置させればよいの
で、細長いストリップは、部材14と12の内端部24と32の
間に位置させる。次いで部材12と14を、第2図でほぼ矢
印Aで示した方向に移動させる。部材14上に設けたリブ
22と、部材12上に設けたリブ28は、部材12と14を共に移
動させた場合、リブ22が、リブ28により形成されたトラ
フ内に位置し、またリブ28が、リブ22により形成された
トラフ内に位置する。
スピゴット42は、部材12と14を、閉鎖位置内に移動さ
せた場合にソケット20内に係合するような位置および形
状にしておく。ソケット20内へスピゴット42を完全に押
し込むことにより、スピゴット42の肩部46は、桟部48の
肩部54を通り越して押し込まれ、かくしてスピゴット42
をソケット20内へ係合させる。かくして、二つの部材12
と14は相互に非解放状に係合する。
スピゴット42のテーパ付端部は、スピゴットをソケッ
ト20内へ案内するのに役立つ。
部材12と14を相互に係合させると、それらの間には中
間面か生じる。この中間面は図面には示されていない。
というのは、部材12のフランジ30が部材14の周囲をめぐ
って延びていて、その中間面を周りから隠しているから
である。これは、第3図から見ることができる。
部材12と14の幅は、部材12と14を係合させた場合、フ
ランジ30の側端部34の内面部が、部材14の側部38にほぼ
当接するような幅となっている。更に、部材12と14の長
さは、フランジ30の端末部分36の内面部が、部材14の端
壁部50にほぼ当接するような長さとなっている。かくし
て、中間面の周囲は隠されている。
部材12と14を係合位置内に移動させるにつれ、ヒンジ
部16に対して部材1214はますます鋭角状になってくる。
これは、ヒンジ部に隣接して形成した凹部内に載せたワ
ークを、前記凹部、および部材14と12の内端部24と32間
から少なくとも部分的に押し出す効果を有する。
更に、リブ22と28を相互に隣接して位置させてあるの
で、細長いストリップ材を入れてある凹部が、開放端部
付きの閉鎖通路となり、その開放端部を通してストリッ
プ材58が延びる。かくして、通路は、一方では部材14と
12の内端部24と32により、また他方ではヒンジ部16によ
り限定される。
かくして、コード58は、少なくともヒンジ部16と、内
端部24と32により形成された面との間に部分的に把握さ
れて前記通路内に保持される。部材12と14が完全に係合
した位置内に移動させられるにつれて、ヒンジ部16が、
内端部24,32により形成された面の方へ引き寄せられ、
かくして通路の断面領域が縮小する。ストリップ材58
は、共に把握されて通路内に保持される。クリップを完
全に係合させると、好ましくはストリップが非常に固く
把握されるので、ストリップ58に対し、クリップを動か
すことができなくなる。
これまでに説明した通り、クリップ10は、いったんそ
れを完全に係合させると、少なくともそれの一部を切断
するか、または変形させることなしには、除去し得な
い。これは例えば、或る道具や装置を用いることによっ
てできよう。或る場合には手操作でも充分であろう。ク
リップを除去し、または変形させるための前記のような
操作は、必然的にクリップに対し何らかの損傷を生ぜし
め、かくして、クリップが不正にいじられたというしる
しを与えるであろう。これを助けるために、ソケット20
の幅はソケット20内にスピゴット42を押し込むと、スピ
ゴット42が横部分60を外方へ押し出すような幅に形成し
てある。スピゴット42が、ソケット20の肩部54の後にロ
ックすると、部分60は元の状態にはね戻る。
安全クリップを除去したいと思う場合には、それは例
えば第3図に示すような面62で切断すればよい。かくし
て、このクリップはいったん使用したら、次には捨てな
ければならない使い捨てのものになる。
部材12と14間の中間面上に延びるフランジ30が設けて
あるので、部材を押し開けようとする道具や同類装置の
挿入が防止される。フランジ30はまた、部材12の強化に
も役立ち、クリップを完全に係合位置にさせた場合、部
分60のための追加的なささえともなる。
第5図を参照すると、この発明の好ましい一形式にお
いては、ヒンジ部16は、離れた複数のうね部56を備えて
いる。この特性によって、クリップ10は、非常に広範囲
の太さのストリップを収容し、クリップ10によって固着
させることができる。
うね部56が通路内へ延びて行くにつれて、うね部は通
路内でストリップに圧接し、かくして少なくともストリ
ップをクリップに対し固着させるのに役立つ。かくし
て、もしストリップが、少なくとも通路内に一つのコー
ドをぴったりと固着させるのに一般的に必要であろうと
考えられるよりも、より細い太さのものであったりする
場合には、うね部56が通路内に延び込んで行き、かくし
てストリップを固着させるのに役立つ。うね部56が通路
内に延び込んで行くにつれ、通路内に位置させてあるス
トリップ上に必要な圧力が加えられる。
更に第5図を参照すると、部材12の内端部32には、離
れた複数の歯またはリブ70を任意的に設けておいてもよ
い。これらの歯またはリブ70(以下、歯70」と呼ぶ)
は、内端部32から外方へ延びていて、各リブ28のほぼ中
間部分から延びるように位置付けられている。かくし
て、歯70はリブ56間に配置してある。これは添付図面の
第6図からはっきり見ることができる。
一形式においては、歯70はほぼ三角形になっていて、
ヒンジ部16の中心部72に向かってテーパになっている。
歯またはリブ70はまた、ヒンジ部16から、対応のリブ28
の中間部分に向かってもテーパになっている。
部材14の内端部24もまた離れた複数の歯またはリブ74
を備えていてよい。歯またはリブ74(以下、「歯74」と
呼ぶ)は、リブ22のほぼ中間部分から延びるよう位置さ
せてある。かくして、第8図に示す通り、歯74は、好ま
しくはリブ56の上方に位置させておく。第5図から見ら
れる通り、歯74は、歯70が延びているようには、ヒンジ
部16の上面からは延びていないで、部材14の内端部24か
らリブ56の上方に延びている。歯74もまた、ヒンジ16に
向かってテーパになっている。
この発明の他の好ましい形式に対し前に大体説明した
通り、部材12と14を係合位置に移動させて行くにつれ
て、歯70と74はそれら相互間で移動する。かくして、部
材12と14を係合させるにつれて、クリップ10を通して閉
鎖通路が形成され、この通路は離れた歯70と74により、
少なくとも部分的に限定されている。うね部56が付いて
いるか、または付いていない歯70と74が設けてあるの
で、より広範囲の幅や太さの細長材をクリップ10により
固着することができる。かくして、歯70,74は、通路内
に位置させた細長材を少なくとも部分的に把握し、それ
によって通路内に細長材を位置させるのに役立つ。細長
材は、クリップに対し、一つのまたは複数のストリップ
材も動かし得ないような状態に、共に通路内に把握さ
れ、かつ保持される。
上記の説明から認識されるであろう通り、クリップ10
により固着するべき細長材が、通路内にびったりと固着
させるのに一般的に必要と思われるものより幅または太
さが小さい場合でも、うね部56が通路内に延入して、ス
トリップを固着させるのに役立つ。同様に、歯70、74が
通路内に延入して、その中に位置させてある細長材を把
握するか、またはそれに圧接して、それをクリップに対
し固着することができる。
クリップ10を係合位置にすると、歯70,74は相互間に
スペースができて、部材12と14を相互に向かって移動さ
せるにつれ、それらの間に位置させたストリップ材58が
歯70,74の間に少なくとも部分的に押し込まれるような
ふうに位置させてある。かくして、歯70,74は、通路内
に位置させた細長材を保持して固着するのに役立つ。
うね部56と歯70,74を設けることは任意であり、それ
らの変形も任意である。例えば、歯70,74だけ設けても
よいし、またはうね部56だけしか設けなくてもよい。
再び第5図、第6図を参照すると、一形式におけるヒ
ンジ部16は、部材14と12の内端部24,32から、中心部72
に向かって内方へ角度がついているので、それの中心部
または中間部に向かい、かつ隣接して相違したより小さ
な厚さのものである。部材12と14を相互に向かい移動さ
せて係合させた場合に、前記の特性によりヒンジは平等
に折りたたまれる。
さて、第7図を参照すると、この発明の好ましい一形
式においては、スピゴット80およびソケット82が、クリ
ップ10の縦軸心に対し、横方向に延びるよう位置させて
あるクリップが設けられる。このクリップは、これまで
に説明したクリップとほぼ同じように作用するが、しか
し、横方向に延長したソケットとスピゴットを収容する
ために、このクリップはやや異なる形状に形成してよ
い。例えば、部材14の端末部84は、これまでに説明した
クリップに対するよりも、より小さい。
さて、第8図を参照するに、ここにはこの発明の一形
式においてスピゴット42の一端部の周り、または一端部
に隣接して位置させた一つのまたは多数のくぼみまたは
凹部90を設けることもできる。
これらのくぼみがあるので、もしクリップ10が故意に
開けられると、スピゴット42は千切れて落ちてしまう。
これは、クリップについて、またはクリップを取付けた
ワークについて何か不正手段が行われたしるしを示し、
クリップ10が再閉鎖し得ないことを意味する。
この発明の範囲から逸脱することなしにこの発明に対
し修正や変更が行われ得ることが考えられる。例えば、
係合可能な複数のソケットとスピゴットを設けることが
考えられる。また、ソケットの下端部を閉じ得ることも
考えられる。そうすれば、クリップ10を係合位置にさせ
た場合、ソケット20に手が届かないであろう。
また、或る種のクリップは、例えば、それを取付けた
ワークの原産地を示す或る種のマークを備えることもで
きるし、または、正当な権限なしにはクリップが同一ク
リップと差し換え得ないよう一連の番号をしるしておく
ことも考えられる。
この発明によるクリップは、適当な技術ならどんな技
術によってでも、また適当な材料ならどんな材料からで
も製造することができる。例えば、この発明の一形式に
おいては、クリップは、熱可塑性材から製造される。ナ
イロンまたは、強靱であって、しかも充分に可撓性があ
り、利点として、ヒンジ部分16の弱化または破損を生ず
ることなしに、部材を少なくともいったん開放位置から
閉鎖位置へヒンジし得る周知のエチレン重合体の一つの
ようなプラスチック材の成形品である。
この発明は、バックや容器の口を保持し合わせるため
に用いられるような一対の細長材を締め合わせる安全ク
リップとしての用途に特に関連して説明してきたが、こ
の発明は適当なワークなら何にでも適用できることは明
らかである。例えば、この発明は一つまたは多数のワー
クに対し、クリップを取付けるか、または位置付けるた
めに用いることができる。
かくしてこの発明により、前記クリップに対し少なく
とも一つの細長材を固着させるためのクリップが提供さ
れるが、このクリップは、使用および製造に対し、卆直
明瞭であり、かつ除去または不正操作の何らかの証拠を
残すことなしには容易に移動または不正いじり等なし得
ないものである。
この発明は単に例として説明したに過ぎないものであ
り、冒頭所載のこの発明にもとることなしに、この発明
に対し、幾多の改良および修正がなし得ることが理解さ
れるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例のクリップの開放位置に
おける斜視図、第2図は第1図のクリップに固着させる
べき細長材を位置させた説明図、第3図は第1図のクリ
ップを閉鎖位置にした斜視図、第4図は第1図のクリッ
プの下面図、第5図はこの発明の第2実施例のクリップ
の斜視図、第6図は第5図のクリップの平面図、第7図
はこの発明の第3実施例のクリップの斜視図、第8図は
この発明の更に他の一実施例のクリップの断面図であ
る。 なお、図中、10はクリップ、12と14は部材、16はヒンジ
部、20,82はソケット、22,28,70はリブ、32は内端部、3
6は端壁部、48は桟部、90は凹部を示す。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの細長いワーク(58)を固
    定し得るクリップ(10)であり、ヒンジ部(16)により
    旋回式に取付けられた二つの部材(14,12)を含み、前
    記部材(14,12)の各々が係合可能なロッキング装置(2
    0,42)を有すると共に前記部材の一方にはその周囲の三
    辺にめぐらせたフランジ(30)が設けられ、前記両部材
    (14,12)は相互に離れて位置する開放位置から、前記
    両部材(14,12)が合体させられて、前記両部材(14,1
    2)の各々上に設けられた夫々のロッキング装置(20,4
    2)が相互に非解放状に係合させられる閉鎖位置へ、相
    互に対し旋回し得られ、前記両部材(14,12)は、前記
    夫々のロッキング装置(20,42)を係合させて合わせた
    閉鎖位置にすると、前記ヒンジ部(16)付近に前記クリ
    ップ(10)を前記旋回の軸方向に通過する開放端部付き
    の閉鎖通路が形成されて前記ワーク(58)を固定すると
    共に前記両部材(14,12)が形成する中間面を前記フラ
    ンジ(30)が隠すよう形成されており、かつ、前記閉鎖
    位置にある前記クリップ(10)を除去又は変形させよう
    とした場合には、前記クリップ(10)の部分(62又は42
    等)が切断又は損傷され得るように構成されたことを特
    徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のクリップにお
    いて、前記ロッキング装置(20,42)は、前記クリップ
    (10)の第1部材(14)が、少なくともそれの一つの面
    内に、少なくとも一つのソケット(20)を備えており、
    かつ、前記クリップ(10)の第2部材(12)が、少なく
    ともそれの一つの面から外方へ延びた少なくとも一つの
    突出部(42)を備えていることを特徴とするクリップ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のクリップにお
    いて、前記夫々の部材(14,12)の前記ロッキング装置
    (20,42)が設けられた面には一連のリブ(22,28)が形
    成されており、前記リブ(22,28)は、前記両部材(14,
    12)が閉鎖位置にある場合に、前記第1および第2部材
    (14,12)の前記リブ付きの両面間に、前記中間面が生
    ずるように位置させてあり、前記第1部材(14)の面上
    に設けられた前記リブ(22)が、前記第2部材(12)の
    面上に設けられた前記リブ(28)間に形成されたトラフ
    内に位置するように形成されており、これにより、前記
    閉鎖通路の内壁を形成することを特徴とするクリップ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れか1項に記載のクリップにおいて、前記閉鎖通路の一
    部は、前記ヒンジ部(16)により限定されることを特徴
    とするクリップ。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の
    クリップにおいて、前記閉鎖通路の一部は、前記リブ
    (22,28)により形成された前記内壁により限定される
    ことを特徴とするクリップ。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第2項ないし第5項のいず
    れか1項に記載のクリップにおいて、前記ロッキング装
    置の前記ソケット(20)は桟部(48)を備えており、か
    つ、前記ロッキング装置の前記突起部(42)は拡大端末
    部(44)を備えており、前記拡大端末部(44)は、前記
    ソケット(20)と係合すると、前記桟部(48)を通り越
    して押し込まれることを特徴とするクリップ。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項ないし第6項のいず
    れか1項に記載のクリップにおいて、前記ヒンジ部(1
    6)は、前記ヒンジ部(16)の内面を横切って、前記両
    部材(14,12)のうちの一方の部材の内端部(24又は3
    2)から他方の部材の内端部(33又は24)まで延びる複
    数の離れたうね部(56)を備えていることを特徴とする
    クリップ。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項ないし第7項のいず
    れか一項に記載のクリップにおいて、前記閉鎖通路が、
    前記閉鎖通路の少なくとも一つの面から、前記閉鎖通路
    の空間内へ延びた複数の離間した歯またはリブ(74,7
    0)を備えたことを特徴とするクリップ。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第2項から第8項のいずれ
    か1項に記載のクリップにおいて、前記第2部材(12)
    は、前記突起部(42)に隣接して少なくとも一つのくぼ
    みまたは凹部(90)を備えており、前記クリップ(10)
    を前記閉鎖位置から開けようとした場合には、前記突起
    部(42)が折り取られるように構成されたことを特徴と
    するクリップ。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項ないし第9項のい
    ずれか1項に記載のクリップにおいて、前記ヒンジ部
    (16)の厚さは、その中心部に向かって減少しているこ
    とを特徴とするクリップ。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項ないし第10項のい
    ずれか1項に記載のクリップにおいて、前記クリップは
    一体的なユニットであるクリップ。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第1項ないし第11項のい
    ずれか1項に記載のクリップにおいて、前記クリップは
    がプラスチック材より形成されているクリップ。
  13. 【請求項13】少なくとも一つの細長いワーク(58)に
    対しクリップ(10)を固定させるクリップ固定方法であ
    って、前記ワーク(58)の周りに少なくとも部分的に開
    いたクリップ(10)を位置させ、前記クリップ(10)
    が、ヒンジ部(16)により旋回可能に取付けられた2部
    材(14,12)を含み、前記両部材(14,12)の各々が、係
    合可能なロッキング装置(20,42)を有すると共に前記
    部材の一方にはその周囲の三辺にめぐらせたフランジ
    (30)が設けられ、その後、前記両部材(14,12)を相
    互に対し離れて位置する開放位置から、閉鎖位置へ旋回
    させて、前記両部材(14,12)の夫々のロッキング装置
    (20,42)を相互に非解放状に係合させ、閉鎖位置にお
    いては、前記ヒンジ部(16)付近に前記クリップ(10)
    を前記旋回の軸方向に通過する開放端部付きの閉鎖通路
    が形成されて前記ワーク(58)を固定すると共に前記両
    部材(14,12)が形成する中間面を前記フランジ(30)
    が隠し、かつ、前記閉鎖位置にある前記クリップ(10)
    を除去又は変形させようとした場合には、前記クリップ
    (10)の部分(62又は42等)が切断又は損傷され得るよ
    うになっていることを特徴とするクリップ固定方法。
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