JPH08229830A - ロール状ブラシ - Google Patents

ロール状ブラシ

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JPH08229830A
JPH08229830A JP6154495A JP6154495A JPH08229830A JP H08229830 A JPH08229830 A JP H08229830A JP 6154495 A JP6154495 A JP 6154495A JP 6154495 A JP6154495 A JP 6154495A JP H08229830 A JPH08229830 A JP H08229830A
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JP
Japan
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brush
brush material
shaped
outer peripheral
roll
Prior art date
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JP6154495A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Niizaki
優一郎 新崎
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NIPPON UNIT KK
Original Assignee
NIPPON UNIT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシ毛の密度が高くて研磨むらや微細な研
磨筋が発生することがないロール状ブラシを供する。 【構成】 保持具11にブラシ毛12を放射状に設けた
リング状の第1のブラシ材3と、前記第1のブラシ材3
の保持具11より小径な保持具21にブラシ毛22を放
射状に設けた第2のブラシ材4とを有し、前記第1のブ
ラシ材3を外周縁に設けた円板を回転軸に複数挿着する
とともに、円板に固定されている第2のブラシ材4を第
1のブラシ材3の間隔内に配置させて、ブラシ毛を高密
度にしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のワークの表面を
研磨したり洗浄するロール状ブラシに関するもので、特
にブラシ毛の密度を著しく高くすることにより、ワーク
の表面にブラシ毛による微細な筋目や傷が発生するのを
防止する様にしたものである。
【0002】
【従来の技術】ロール状ブラシとしては、例えば本出願
人が特開平6−155316号公報に示した構成のもの
がある。前記した従来のロール状ブラシは、無数のブラ
シ毛を設けたチャンネル状の挟着部材をリング状に成形
して研磨部材を構成し、複数のリング状研磨部材を直接
溶接する様にしてロール材を構成し、このロール材を枠
材や軸に取り付けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のロー
ル状ブラシでは、隣り合う研磨部材の強度が充分ではな
く、例えばワークに対して大きな接触圧で研磨する場
合、及び高速回転させる場合には強度不足となって、ワ
ークの表面を所望の状態にまで研磨できない場合があ
る。また、ブラシ毛を高密度にできないので、ワークの
表面にブラシ毛による微細な筋目が発生したり研磨むら
が発生することがあり、特に最終の仕上げ研磨として使
用することができない。したがって、ブラシ毛の密度が
著しく高くなり、ワークの表面に筋目や研磨むらが発生
しないブラシが要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来か
らの欠点を解消し、保持具にブラシ毛を放射状に設けた
リング状の第1のブラシ材と、前記第1のブラシ材の保
持具より小径な保持具にブラシ毛を放射状に設けた第2
のブラシ材とを有し、前記第1のブラシ材を外周縁に設
けた円板を回転軸に複数挿着するとともに、円板に固定
されている第2のブラシ材を第1のブラシ材の間隔内に
配置させて、ブラシ毛を高密度にしてなるものである。
【0005】
【作用】円板に第1のブラシ材と、前記第1のブラシ材
より小径な第2のブラシ材とを設けて、第1のブラシ材
と第2のブラシ材とを圧着することにより、外周面のブ
ラシ毛をきわめて高密度にすることができ、そのために
ワークの表面に微細な筋目が生じたり、むらが発生する
ことがない。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明すると、本発明のロール状ブラシ1は、回転軸2
に、複数の第1のブラシ材3と第2のブラシ材4とを設
けた円板5を挿着してなるものである。
【0007】前記第1のブラシ材3は、金属のチャンネ
ル状保持具11の内部に、無数のブラシ毛12の折返し
部分を金属の芯線13により保持して、無数のブラシ毛
12が外側に向くようにして放射状に設けたリング状の
構成である。
【0008】また、前記第2のブラシ材4は、金属のチ
ャンネル状保持具21の内部に、無数のブラシ毛22の
折返し部分を金属の芯線23により保持して、無数のブ
ラシ毛22が外側に向くようにして放射状に設けたリン
グ状の構成であるが、第2のブラシ材4の保持具21
は、第1のブラシ材3の保持具11より小径である。
【0009】前記した第1のブラシ材3と第2のブラシ
材4とは、金属、合成樹脂等からなる円板5に固定して
回転軸2に挿着するのであるが、図2から図4の本発明
の実施例では、第1のブラシ材3を円板5の外周縁に固
定して、第2のブラシ材4を円板5の片面の外周縁近傍
に固定してある。そして、第1のブラシ材3のブラシ毛
12は第2のブラシ材4のブラシ毛22より、第1の保
持具11と第2の保持具21との径の差の長さだけ短い
ので、両ブラシ材3、4の先端縁は同一位置となってい
る。
【0010】前記円板5には、中央に前記回転軸2の挿
通孔31を開設してあり、また前記挿通孔31と前記第
2のブラシ材4との間に、放熱と重量軽減を兼ねた複数
の通孔32を開設してある。更に、回転軸2の外面に
は、軸方向に沿ってキー41を突設してあり、円板5の
挿通孔31の外縁一部には前記キー41が嵌入するキー
溝51を形成してある。
【0011】したがって、外周縁に第1のブラシ材3
を、片面の外周縁近傍に第2のブラシ材4を設けた円板
5を、キー41にキー溝51が嵌入するようにして回転
軸2に複数枚を挿着し、各円板5を強く圧着させて両端
を締め付け具61、61で挟着すると、回転軸2に複数
の第1のブラシ材3と第2のブラシ材4とが交互に並列
するロール状ブラシ1を構成することができる。また、
回転軸2に対し各円板5を交換可能にすることにより、
ブラシ毛が消耗した場合に円板5を簡単に交換すること
ができる。
【0012】前記したロール状ブラシ1において、回転
軸2と円板5とは、キー41とキー溝51とにより一体
となって相互に遊転不能であるから、回転軸2を研磨装
置に取り付けて高速回転させることにより、ワークの表
面を各ブラシ材により研磨することができる。そして、
ワークの材質や外面形状により、第1のブラシ材3と第
2のブラシ材4との各ブラシ毛の材質や柔軟性を変えた
り、若しくは各ブラシ材3、4の保持具11、21のサ
イズやブラシ毛の密植状態を変えると、ワークの表面を
筋目や研磨むらを生じさせることなく、最良の状態に洗
浄したり研磨することができる。
【0013】図5は本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1のブラシ材3を外周縁に設けた円板5の両面の
外周縁の近傍に第2のブラシ材4を設けた構成で、その
他の構成は前記第1の実施例と同一である。
【0014】前記実施例によれば、複数枚の円板5を回
転軸2に挿着して強圧固定すると、隣り合う円板5の第
2のブラシ材4が圧着して、圧着する第2のブラシ材4
の隣に第1のブラシ材3が介在するので、ロール状ブラ
シの外周面のブラシ毛の密度を著しく高めることがで
き、またそのために洗浄したり研磨するワークの外面に
ブラシ毛による微細な筋目やむらが発生することがほと
んどない。
【0015】図6、7は本発明の第3の実施例を示すも
ので、第1の円板71の外周縁に第1のブラシ材3を設
けるとともに、第1の円板71より小径な第2の円板7
2の外周縁に第2のブラシ材4を設け、両円板71、7
2を交互に回転軸2に挿着して強圧により固定した構成
であって、その他の構成は前記第1の実施例と同一であ
る。
【0016】前記した実施例では、各ブラシ材が個別に
円板に固定されているので、各ブラシ材の取り付け強度
が高いし、回転軸に挿着する円板の種類を選択すること
により、どの様な構成のブラシでも作成することができ
る。また、ブラシ材の外径により、ロール状ブラシの外
径を自由に選択することができる。
【0017】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば、数枚の円板
を短尺な筒材の外面に固定したブラシユニットを構成
し、このブラシユニットを回転軸に並列状にして挿着し
てもよい。
【0018】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、保持具にブラ
シ毛を放射状に設けたリング状の第1のブラシ材と、前
記第1のブラシ材の保持具より小径な保持具にブラシ毛
を放射状に設けた第2のブラシ材とを有し、前記第1の
ブラシ材を外周縁に設けた円板を回転軸に複数挿着する
とともに、円板に固定されている第2のブラシ材を第1
のブラシ材の間隔内に配置させて、ブラシ毛を高密度に
してなる構成である。
【0019】したがって、各ブラシ材は円板に固定され
るので、きわめて強度が高まって、ワークに対する接触
圧が高かったり高速回転させる場合にも十分に耐えるこ
とができる。また、保持具の径が異なったブラシ材がほ
ぼ交互に強圧されるので、外周面のブラシ毛の密度を著
しく高めることができ、ワークの表面に研磨むらができ
たり、微細な筋目が生じることがないので、特にワーク
を最終仕上げ研磨したり洗浄研磨する場合に効果的であ
る。しかも、回転軸に円板を交換可能に設けることによ
り、ロール状ブラシの外径を、ブラシ材の外径に基づい
て設定することができるので、研磨装置とワークの形状
とに対応したロール状ブラシをきわめて簡単に作成する
ことができる。更に、各ブラシ材のブラシ毛の材質や柔
軟度、密度等を選択することにより、どのようなワーク
にでも最良の研磨状態を保証するロール状ブラシを供す
ることができる。また、円板に開設した複数の通孔は放
熱と重量軽減となるので、高速回転にも耐えられるし、
研磨途中にワークとブラシ毛とにより発生する摩擦熱を
効果的に放熱させることができ、ワークが摩擦熱により
変質する可能性がなく、実用的価値の高いロール状ブラ
シを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロール状ブラシの概略正面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す一部を欠切した一部
の分解概略斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の一部の縦断面図である。
【図4】本発明の第1実施例の一部を欠截した側面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例を示す一部の概略正面図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例を示すもので、(a)は第
1の円板と第1のブラシ材とのの概略正面図、(b)は
第2の円板と第2のブラシ材との概略正面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 ロール状ブラシ 2 回転軸 3 第1のブラシ材 4 第2のブラシ材 5 円板 11、21 保持具 12、22 ブラシ毛 13、23 芯線 31 挿通孔 32 通孔 41 キー 51 キー溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持具にブラシ毛を放射状に設けたリン
    グ状の第1のブラシ材と、前記第1のブラシ材の保持具
    より小径な保持具にブラシ毛を放射状に設けた第2のブ
    ラシ材とを有し、前記第1のブラシ材を外周縁に設けた
    円板を回転軸に複数挿着するとともに、円板に固定され
    ている第2のブラシ材を第1のブラシ材の間隔内に配置
    させて、ブラシ毛を高密度にしてなるロール状ブラシ。
  2. 【請求項2】 第1のブラシ材は円板の外周縁に設けて
    あり、第2のブラシ材は前記円板の片面の外周縁近傍で
    ある請求項1に記載のロール状ブラシ。
  3. 【請求項3】 第1のブラシ材は円板の外周縁に設けて
    あり、第2のブラシ材は前記円板の両面の外周縁近傍で
    ある請求項1に記載のロール状ブラシ。
  4. 【請求項4】 第1のブラシ材は第1の円板の外周縁に
    設けてあり、第2のブラシ材は第1の円板より小径な第
    2の円板の外周縁に設けてあり、第1の円板と第2の円
    板とを交互に回転軸に挿着して両端から強圧挾持してな
    る請求項1に記載のロール状ブラシ。
  5. 【請求項5】 第1のブラシ材と第2のブラシ材とは寸
    法が異なり、また、円板には放熱用と重量軽減のための
    通孔を開設した請求項1、2、3、4のいずれかの項に
    記載のロール状ブラシ。
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A521 Written amendment

Effective date: 20031222

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Effective date: 20040316

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