JPH08228624A - タイマ付き係留具 - Google Patents

タイマ付き係留具

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JPH08228624A
JPH08228624A JP7059736A JP5973695A JPH08228624A JP H08228624 A JPH08228624 A JP H08228624A JP 7059736 A JP7059736 A JP 7059736A JP 5973695 A JP5973695 A JP 5973695A JP H08228624 A JPH08228624 A JP H08228624A
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housing
timer
hooking
mooring
hooking portion
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の時間に人がいなくても自動的に係留を
解き放ち人の手間がいらず外出等も可能で農場や牧場で
の作業が向上するタイマ付き係留具の提供。 【構成】 ハウジング2と、ハウジング2から突設若し
くはハウジング2内に内設形成された第1掛止部3と、
ハウジング2に出入自在に挿着され係留時の第1掛止部
3の端部に当接される第2掛止部4と、第2掛止部4を
駆動する駆動部21、22、23と、駆動部21、2
2、23を始動させる時間を設定するタイマ部9と、タ
イマ部9の信号に基づき駆動部21、22、23を作動
させる開閉コントロール部9と、ハウジング2の端部に
固定された係合部27と、を備えた構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用のペットや畜産業
の家畜をペット小屋、柵、納屋等に繋ぐタイマ付き係留
具に関し、特に設定した時間に自動的に係留を解くタイ
マ付き係留具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ペット等を飼育する家庭が増加し
ている。住宅の密集した市街地でペットを飼うにはペッ
ト等の管理に多大の神経を使う。特に、ペットの活動範
囲を限定させる係留具は種々のものが開発されている。
また、農場や牧場等での多数の家畜の管理にも係留具は
頻繁に使用されている。従来の係留具としては、実開昭
55−12155号公報に「先端に鉤部を設け、根端側
周面には環状の鍔を突設し、且つ側面長手方向にスリッ
トを切欠した筒状主杆の根端部に、輪環を備えた筒状体
を回転自在に密接嵌装して、該筒状体の口縁部を前記鍔
を包み込む様に絞り成形すると共に、前記主杆の内部に
は摺動用の指掛けを備えた摺動杆を嵌込んで、該摺動杆
の根端側と前記筒状体との間に摺動杆を弾圧してその先
端部を前記鉤部の先端に常時弾接せしめるスプリングを
介在せしめ、且つ前記摺動杆の根端部周面には前記スリ
ットより筒状主杆の外側に若干突出するストッパーを突
設して、前記筒状体の内壁面の一部には該ストッパー用
の摺動溝を凹設したロック付フック。」が開示されてい
る。また、実開昭62−91019号公報には「ケース
の両端から突出させたフック部材の一端にフックを形成
するとともに他端により戻し部材を嵌合部を形成し、上
記フックの開放部を開閉するロック部材をバネによって
突出方向に付勢した状態でケース内に組み込んでなるな
す環において、上記のフック部材のケース内に組み込む
直杆部を断面四角形に形成するとともにその直杆部の一
端につばを形成し、そのつば上に前記の嵌合部を形成
し、上記のケースを断面四角形の筒形に形成し、その一
端に係止爪を設け、ケースの一端を上記のつばに当て、
他端を係止爪によってフックの一部にかしめたなす
環。」が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の係留具では、一度ペットや家畜を係留すると係留した
状態が続き、途中で解き放ちたいときは人手によって開
放し常時人が監視あるいは側に付いていなければならず
手間がかかるという問題点を有していた。また、農場牧
場等では多くの家畜を係留から解き放つには多くの人が
必要でまた長い時間をそれに費やさなければならず作業
性に劣るという問題点を有していた。さらに、多くの家
畜を同時に解き放つ時は人が一匹づつ係留具を外してい
ては間に合わないという問題点を有していた。その他人
がいない時に食事や散歩等をさせるためにペットや家畜
を係留から解き放したい場合があるがそれには対応でき
ないという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、任意の時間に人がいなくても自動的に係留を解き放
ち人の手間がいらず外出等も可能で農場や牧場での作業
性が向上するタイマ付き係留具を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載のタイマ付き係留具は、ハウ
ジングと、ハウジングから突設若しくはハウジング内に
内設形成された第1掛止部と、ハウジングに上下又は左
右動自在に装着され係留時に第1掛止部の端部に当接さ
れる第2掛止部と、第2掛止部を駆動する駆動部と、駆
動部を始動させる時間を設定するタイマ部と、タイマ部
の信号に基づき駆動部を作動させる開閉コントロール部
と、ハウジングの端部に固定された係合部と、を備えた
構成からなる。本発明の請求項2に記載のタイマ付き係
留具は、ハウジングと、ハウジングから突設若しくはハ
ウジング内に内設形成された第1掛止部と、ハウジング
に上下又は左右動自在に装着され係留時の第1掛止部の
端部に当接される第2掛止部と、第2掛止部を駆動する
駆動部と、駆動部を始動させる時間を設定するタイマ部
と、タイマ部の信号に基づき駆動部を作動させる開閉コ
ントロール部と、ハウジングに固定されバックルを有す
る首輪部と、を備えた構成を有する。本発明の請求項3
に記載のタイマ付き係留具は、ハウジングと、ハウジン
グから突設若しくはハウジング内に内設形成された第1
掛止部と、ハウジングに左右動自在に嵌着され係留時に
第1掛止部の端部に当接される第2掛止部と、第2掛止
部を介して所定の間隔を隔てて対向して配設された第2
掛止部を駆動する駆動部と、駆動部を始動する時間を設
定するタイマ部と、タイマ部の信号に基づいて駆動部を
切り換える開閉コントロール部と、ハウジングに固定さ
れバックルを有する首輪部と、を備えた構成を有する。
本発明の請求項4に記載のタイマ付き係留具は、請求項
1において、係合部に係合された連結部と、連結部の端
部に固定された係止部と、を備えた構成を有する。本発
明の請求項5に記載のタイマ付き係留具は、請求項1、
2、又は、4の内いずれか1において、駆動部が、第2
掛止部の底面と所定の間隔を隔てて配設された電磁コイ
ルと、第2掛止部を外側に付勢する弾性体と、を備えた
構成を有する。本発明の請求項6に記載のタイマ付き係
留具は、請求項1、2、又は、4の内いずれか1におい
て、駆動部が、モーターと、第2掛止部の側面に配設さ
れたラックと、モーターの回転軸に軸支されラックと歯
合されたピニオンと、を備えた構成を有する。
【0006】ここで、駆動部としては、電磁コイル、モ
ーター及びそれを上下運動に変換する機構、リニアモー
ター、形状記憶合金と加熱器の組み合わせ等が挙げられ
る。特に、電磁コイルやモーターが好適に用いられる。
小型化が可能で消費エネルギーが少ないからである。第
1掛止部及び第2掛止部は一方が鉤状の屈曲した形状を
有し他方が杆状の形状をしたもの、或いは両方とも鉤状
の形状のもの等第1掛止部及び第2掛止部により環状を
形成できるものであればよい。係留する場合は第2掛止
部に設けられた突起を手で持って第2掛止部を手動で下
方に引下げ係留した後に第2掛止部を第1掛止部に当接
させ閉環を形成する方法や、駆動部を第2掛止部を引き
下げる方向に作動させ環を開いた後に駆動部を逆方向に
駆動させ環を閉じる方法等がある。連結部としては、ス
テンレス鋼、アルミニウム合金、耐蝕性の表面処理を施
した炭素鋼或いは種々の合成樹脂からなる鎖、合成又は
天然の繊維を編んだ編状体、ゴム、金属からなるワイヤ
等が挙げられる。係合部としては、フック、環状体、ク
リップ、紐状物等が挙げられる。タイマ部としては時間
を設定するスイッチ、時間を表示する液晶表示器等の表
示装置、時間を計測するIC回路、電源等を有する。設
定時間は24時間以内の設定が好ましい。電源としては
ボタン電池等の電池の他に太陽電池が用いられる。電源
の交換が不要であり必要な電力を供給できるからであ
る。開閉コントロール部としては、ICからなる出力回
路、CPU等が用いられる。弾性体としてはスプリン
グ、ゴム、エラストマー等が用いられる。ハウジングは
少なくとも電源部、タイマ部、駆動部は耐水構造である
のが好ましい。降雨時に使用可能であるからである。
【0007】
【作用】この構成によって、係留時は第1掛止部と第2
掛止部が当接し閉環を形成するのでこの閉環に他の掛止
具を掛止できる。係留を外す時は第2掛止部がハウジン
グ内に移動し閉環が開放され掛止を外すことができる。
タイマ部は係留を外す時間を設定し指定した時間になる
と開閉コントロール部に所定の時間がきたことを知らせ
る信号を発信する。開閉コントロール部はタイマ部が発
信した信号を受け取ると駆動部を始動させ第1掛止部と
第2掛止部の間を開閉させ係留を解くことができる。電
磁コイルは開閉コントロール部の作動信号を受け取ると
電磁力により第2掛止部を引き付ける力を発生する。弾
性体は第2掛止部を常にハウジングの外側に押し出す力
を作用させるが、電磁コイルが作動すると弾性体の付勢
力により電磁コイルの吸引力が強いので第2掛止部はハ
ウジングの内側に引き込まれる。モーターは開閉コント
ロール部の信号を受け取るとピニオンを回転しこの回転
につれて第2掛止部に固定されたラックが移動し第2掛
止部がハウジングに引き込まれる。連結部は固定材とペ
ットや家畜との間にゆとりを持たせペットや家畜が固定
材の近傍を動き回れるようにする。係合部は固定材とタ
イマ付き係留具を係止しこのタイマ付き係留具を介して
固定材とペットや家畜を係留できる。対向されて配設さ
れた駆動部は交互に作動することにより第2掛止部を左
右動自在に移動できる。係留時は第2掛止部の端部を第
1掛止部に当接し閉環を形成し係留を外す時は第2掛止
部を第1掛止部を離れた位置に移動させ閉環を解き放つ
ことができる。首輪部はペットや家畜の首に装着しタイ
マ付き係留具をペットや家畜に取り付けることができ
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例におけるタイマ
付き係留具の断面要部正面図である。図1において、1
は設定された時間に第2掛止部が移動し係留を解き放つ
第1実施例におけるタイマ付き係留具、2は上端部が開
口された筒状の孔部を有するステンレス鋼等の金属製若
しくはポリアミド、ポリオレフィン、不飽和ポリエステ
ル等の合成樹脂又はこれらとガラス繊維等の複合樹脂等
の樹脂製からなる円筒状或いは直方体状に形成されたハ
ウジング、2aはハウジング2の端部に固定されたフッ
クからなる係合部、3はハウジング2の側面から上方に
突設して形成され係留時に形成される閉環の一部を担う
ハウジング2と一体に同一の材料又は異種の材料で鉤状
に形成された第1掛止部、4はハウジング2の孔部に出
入自在に装着され係留時には突起部4aを持って下方に
引下げ首輪等の掛止具を環の中に差し入れた後に第1掛
止部3の端部に当接され閉環を形成し、係留を解き放つ
時はハウジング2内に挿入され閉環を開放し掛止具との
掛止を解き放つ前記金属製若しくは樹脂製等からなる円
筒状又は直方体状の第2掛止部、5は第2掛止部4の底
面に固定され後述する電磁コイルにより発生された磁力
と交互作用をし電磁コイルの方向に第2掛止部4を引っ
張る磁石等からなる鍔状の感電磁部、6はハウジング2
の孔部の底部に嵌入され端部が感電磁部5の外周部に固
定され第2掛止部4を外側に付勢し電磁コイルが作動し
ない間は第2掛止部4を第1掛止部3の端部と当接させ
閉環を形成するスプリング等からなる弾性体、7はハウ
ジング2の凹部の底部に装設され作動時に感電磁部5を
磁力で引き寄せ第2掛止部4をハウジング2内に引き込
む電磁コイル、8はハウジング2内に装設され電磁コイ
ル7に電力を供給するボタン電池や太陽電池等からなる
電源部、9はハウジング2内に装設され電磁コイル7を
制御するCPU、IC等の回路からなる制御部、10は
係合部2aの端部に固定され屈曲自在に変形されペット
や家畜が動き回れるステンレス鋼製の鎖やワイヤ或いは
繊維を編んだ帯状体からなる連結部、11は連結部10
の端部に固定され固定材に掛合され固定材にペットや家
畜を係留する前記金属若しくは樹脂等あるいは繊維を組
んだ帯状体からなる環状体を有する係止部である。次
に、本発明の第1実施例におけるタイマ付き係留具につ
いて、以下図面を用いてその動作を説明する。図2は本
発明の第1実施例におけるタイマ付き係留具を犬に装着
した状態を示す模式図であり、図3は本発明の第1実施
例におけるタイマ付き係留具の制御部の機能ブロック図
であり、図4は本発明の第1実施例におけるタイマ付き
係留具の動作を示すフローチャートである。図2におい
て、1は第1実施例におけるタイマ付き係留具、12は
係留される犬、13は犬12の首に券着されタイマ付き
係留具1で係留された首輪、14は犬12を係留する木
等からなる固定材である。図3において、15は第2掛
止部4をハウジング2の挿着孔に出入自在に駆動させる
駆動部、16は駆動部15を制御する制御部、17は制
御部16内に設けられ係留を解く時間を設定しその時間
がきたら後述する開閉コントロール部に係留開放信号を
発信するタイマ部、18は制御部16内に設けられタイ
マ部17から発信された係留開放信号を受信すると駆動
部15を作動させる開閉コントロール部である。まず、
図2に示すように犬の首輪13に掛止具を介してタイマ
付き係留具1の第1掛止部3を掛止し係合部11を固定
材14に係合し犬12を固定材14に係留する。タイマ
部17に係留開放時間を設定する(S1)。次に、タイ
マ部17が係留開放時間であるかどうかを判定する(S
2)。NOである場合はそのまま待機する。YESであ
る場合は係留開放時間がきたことを知らせる信号を開閉
コントロール部18に発信する(S3)。次に、開閉コ
ントロール部18が駆動部15を作動する(S4)。電
磁コイル7がONとなり感電磁部5に引力が発生し第2
掛止部4がハウジング2の挿着孔内に引き込まれ第1掛
止部3と第2掛止部4で形成された閉環が開放される。
タイマ付き係留具1が首輪13から外れ犬12は自由に
行動できる(S5)。また、本実施例では円筒状又は直
方体状の第2掛止部4を駆動したが鉤状の第1掛止部3
を駆動させてもよい。
【0009】以上のように本実施例によれば、ハウジン
グから突設して形成された第1掛止部と、第1掛止部に
当接されハウジングに出入自在に挿着された第2掛止部
と、第2掛止部を駆動する駆動部と、係留を解き放つ時
間を設定しその時間になると駆動部を始動するタイマ部
及び開閉コントロール部と、を設けたので、人が側にい
なくても設定した時間に自動的に犬等のペットや家畜の
係留を解き放ちペットや家畜を自由に運動させることが
できペットや家畜の多様な管理ができこれらの管理作業
の作業性が向上させることができる。また、外出や他の
用事を行っている間でもペットの管理ができ利便性を向
上させることができる。
【0010】(実施例2)図5は本発明の第2実施例に
おけるタイマ付き係留具の断面要部正面図である。図5
において、2はハウジング、3は第1掛止部、4は第2
掛止部、8は電源部、9は制御部であり、これらは第1
実施例と同様のものであり同一の符号を付けて説明を省
略する。20は第2掛止部4をモーターにより駆動する
とともにハウジング2の他方にフックが形成された第2
実施例におけるタイマ付き係留具、21は第2掛止部4
の側壁に配設され後述するピニオンと歯合されピニオン
の回転につれ上下動自在に第2掛止部4を一体に移動さ
せ係留時に後述するモーターにより引き下げられ掛止具
を引き入れた後に鉤状の第1掛止部3と閉環を形成する
とともに係留を外す際には第2掛止部4をハウジング2
内に挿入するラック、22はハウジング2内に装設され
第2掛止部4を駆動するモーター、23はモーター22
の回転軸に軸支されラック21と回動自在に歯合された
歯車状のピニオン、24はハウジング2の他端に突設さ
れハウジング2と一体に形成された鉤状のフック部、2
5は側壁に突起部を有しハウジング2に出入自在に挿着
された杆部、26は杆部25の底面に固定され杆部25
を外側に付勢しフック部24の端部に当接させるスプリ
ング等からなる弾性体、27はフック部24、杆部2
5、及び、弾性体26からなり他の掛止具にタイマ付き
係留具20を係合する係合部である。
【0011】以上のように本実施例によれば、第2掛止
部の側壁に装設されたラックと、第2掛止部を駆動する
モーターと、モーターの回転軸に軸支されラックと歯合
されたピニオンと、ハウジングの下端に設けられたフッ
ク部及び杆部と、を設けたので、第1実施例で挙げた効
果の他に経時劣化する弾性体等を用いず耐久性があり長
時間使用可能である。係合部に種々の連結部を繋ぐこと
ができるので用途に応じて連結長さを調整でき多様な作
業に対応できる。
【0012】(実施例3)図6は本発明の第3実施例に
おけるタイマ付き係留具の断面要部平面図である。図6
において、2はハウジング、8は電源部、9は制御部で
あり、これらは第1実施例と同様のものであり同一の符
号を付けて説明を省略する。30は首輪部が一体に配設
された第3実施例におけるタイマ付き係留具、31はハ
ウジング2の前面から突設され係留時の閉環の一旦を形
成するLの字状の第1掛止部、32は固定部32aとハ
ウジング2が左右動自在に嵌着され第1掛止部31とと
もに形成する閉環を開閉し掛止具(図示せず。)と係留
する第2掛止部、33は第2掛止部32の両側面に固定
され後述する電磁コイルが発生する磁力と交互作用し第
2掛止部32を左右に移動させる磁石等からなる感電磁
部、34は第2掛止部32の移動距離だけ離れて対向し
て2つ配設されいずれか1方を作動させることにより第
2掛止部32を引き付け左右動自在に移動させる電磁コ
イル、35はハウジング2を前面に固定又はハウジング
2に装着され係留するペットや家畜の首に券着する天然
または合成の革、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、ステン
レス鋼等の鎖からなる首輪部、36は首輪部35に装着
され首輪部35の長さを調整するバックルである。
【0013】以上のように本実施例によれば、ペットや
家畜の首に装着する首輪部と、係留を外す時間がきたら
移動し第1掛止部とともに形成した閉環を開く第2掛止
部と、第2掛止部を移動させる対向して配設された電磁
コイルと、を設けたので、第1実施例で挙げた効果の他
に係留するペットや家畜に直接タイマ付き係留具を装着
でき係留具を省略できる。また、ペットや家畜に常時装
着しているので、紛失する心配がない。
【0014】(実施例4)図7は本発明の第4実施例に
おけるタイマ付き係留具の断面要部平面図である。図7
において、2はハウジング、4は第2掛止部、4aは突
起部、5は感電磁部、6は弾性体、7は電磁コイル、8
は電源部、9は制御部、35は首輪部、36はバックル
であり、これらは第1実施例及び第3実施例と同様のも
のであり同一の符号を付けて説明を省略する。40は第
1掛止部がハウジング2に内設された第4実施例におけ
るタイマ付き係留具、41はハウジング2に閉環となる
凹部を形成しその一側部をなす第1掛止部である。
【0015】以上のように本実施例によれば、ハウジン
グに内設された第1掛止部を設けたので、第1実施例及
び第3実施例で挙げた効果の他に第1掛止部がハウジン
グと一体に成形され応力に対する抗力が強く耐久性に優
れる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ハウジン
グから突設若しくは内設形成された第1掛止部と、ハウ
ジングに出入自在に装着される第2掛止部と、第2掛止
部を制御駆動する開閉コントロール部及びタイマ部と、
を設けたので、指定した時間がくると自動的に人がいな
くてもペットや家畜が係留から開放され自由に運動させ
ることができる。従って、ペットや家畜の管理方法を多
様化させることができ、人の手間が省けるとともにその
分人は外出や他の仕事を行うことができる。また、多く
の家畜を飼育している牧場農場等では多大な負担のかか
る係留作業が軽減され作業性を向上させることができ
る。更に、同時に多数の家畜の係留を解除する際は自動
的に行うことができるので省力化を進めることができ
る。他方の係合部をフック、環状体、首輪等多様な様式
のものを用い種々の使用形態に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるタイマ付き係留具
の断面要部正面図
【図2】本発明の第1実施例におけるタイマ付き係留具
を犬に装着した状態を示す模式図
【図3】本発明の第1実施例におけるタイマ付き係留具
の制御部の機能ブロック図
【図4】本発明の第1実施例におけるタイマ付き係留具
の動作を示すフローチャート
【図5】本発明の第2実施例におけるタイマ付き係留具
の断面要部正面図
【図6】本発明の第3実施例におけるタイマ付き係留具
の断面要部平面図
【図7】本発明の第4実施例におけるタイマ付き係留具
の断面要部平面図
【符号の説明】
1 第1実施例におけるタイマ付き係留具 2 ハウジング 2a 係合部 3 第1掛止部 4 第2掛止部 4a 突起部 5 感電磁部 6 弾性体 7 電磁コイル 8 電源部 9 制御部 10 連結部 11 係止部 12 犬 13 首輪 14 固定材 15 駆動部 16 制御部 17 タイマ部 18 開閉コントロール部 20 第2実施例におけるタイマ付き係留具 21 ラック 22 モーター 23 ピニオン 24 フック部 25 杆部 26 弾性体 27 係合部 30 第3実施例におけるタイマ付き係留具 31 第1掛止部 32 第2掛止部 32a 固定部 33 感電磁部 34 電磁コイル 35 首輪部 36 バックル 40 第4実施例におけるタイマ付き係留具 41 第1掛止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、前記ハウジングから突設
    若しくは前記ハウジング内に内設形成された第1掛止部
    と、前記ハウジングに上下又は左右動自在に装着され係
    留時に前記第1掛止部の端部に当接される第2掛止部
    と、前記第2掛止部を駆動する駆動部と、前記駆動部を
    始動させる時間を設定するタイマ部と、前記タイマ部の
    信号に基づき前記駆動部を作動させる開閉コントロール
    部と、前記ハウジングの端部に固定された係合部と、を
    備えたことを特徴とするタイマ付き係留具。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、前記ハウジングから突設
    若しくは前記ハウジング内に内設形成された第1掛止部
    と、前記ハウジングに上下又は左右動自在に装着され係
    留時の前記第1掛止部の端部に当接される第2掛止部
    と、前記第2掛止部を駆動する駆動部と、前記駆動部を
    始動させる時間を設定するタイマ部と、前記タイマ部の
    信号に基づき前記駆動部を作動させる開閉コントロール
    部と、前記ハウジングに固定されバックルを有する首輪
    部と、を備えたことを特徴とするタイマ付き係留具。
  3. 【請求項3】 ハウジングと、前記ハウジングから突設
    若しくは前記ハウジング内に内設形成された第1掛止部
    と、前記ハウジングに左右動自在に嵌着され係留時に前
    記第1掛止部の端部に当接される第2掛止部と、前記第
    2掛止部を介して所定の間隔を隔てて対向して配設され
    た前記第2掛止部を駆動する駆動部と、前記駆動部を始
    動する時間を設定するタイマ部と、前記タイマ部の信号
    に基づいて前記駆動部を切り換える開閉コントロール部
    と、前記ハウジングに固定されバックルを有する首輪部
    と、を備えたことを特徴とするタイマ付き係留具。
  4. 【請求項4】 前記係合部に係合された連結部と、前記
    連結部の端部に固定された係止部と、を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載のタイマ付き係留具。
  5. 【請求項5】 前記駆動部が、前記第2掛止部の底面と
    所定の間隔を隔てて配設された電磁コイルと、前記第2
    掛止部を外側に付勢する弾性体と、を備えたことを特徴
    とする請求項1、2、又は、4の内いずれか1に記載の
    タイマ付き係留具。
  6. 【請求項6】 前記駆動部が、モーターと、前記第2掛
    止部の側面に配設されたラックと、前記モーターの回転
    軸に軸支され前記ラックと歯合されたピニオンと、を備
    えたことを特徴とする請求項1、2、又は、4の内いず
    れか1に記載のタイマ付き係留具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002074073A1 (fr) * 2001-03-21 2002-09-26 Kiyomitsu Kume Crochet
CN114013564A (zh) * 2021-11-12 2022-02-08 江苏科技大学 一种海底系泊缆防缠绕装置

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CN114013564A (zh) * 2021-11-12 2022-02-08 江苏科技大学 一种海底系泊缆防缠绕装置
CN114013564B (zh) * 2021-11-12 2024-05-14 江苏科技大学 一种海底系泊缆防缠绕装置

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