JPH08228430A - 電源遮断装置 - Google Patents

電源遮断装置

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Publication number
JPH08228430A
JPH08228430A JP7033747A JP3374795A JPH08228430A JP H08228430 A JPH08228430 A JP H08228430A JP 7033747 A JP7033747 A JP 7033747A JP 3374795 A JP3374795 A JP 3374795A JP H08228430 A JPH08228430 A JP H08228430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
circuit
lines
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7033747A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Tamura
達弥 田村
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な構成にて、地震による振動等に対する
電源設備の安全性を確保できる電源遮断装置を提供する
ことにある。 【構成】 電源コンセントにプラグ42を挿入すること
により、トライアック7がAC電源ライン3、3に接続
される。ここで、AC電源ライン3、3を設置した設備
に地震による振動等の物理的異常が生じ、検知回路5は
特定強度以上の振動を検知すると、出力を発生する。こ
の出力に応答してトリガ回路6はトライアック7をオン
とする。これにより、AC電源ライン3、3は短絡さ
れ、AC電源ライン3、3とAC電源1との間に接続さ
れたヒューズ2、2が切断され、AC電源ライン3、3
への給電は遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源遮断装置に関し、特
に地震などの振動に応答してAC電源ラインへの給電を
遮断する電源遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、一般家庭に用いられるような簡素
な配電板等では、ショート等、電気的異常に対してはヒ
ューズ等の保護手段を設け対処しているが地震による家
屋の振動等の物理的異常に応答して給電を遮断するよう
なものは備えられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、地震により
配電板等より給電を受けるAC電源ラインが断線した場
合、ショート等、保護手段を作動させるような電気的異
常が起こらなければ、給電が続けられ、漏電による発火
の危険性がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、安価な構成に
て、地震などの振動に対する安全性を確保できる電源遮
断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電源遮断装置
は、振動を検知して出力を生じる検知回路と、ヒューズ
等の保護手段を介して給電されるAC電源ライン間に接
続され、上記検知回路の出力を受けてAC電源ライン間
を短絡し、上記保護手段を作動させてAC電源ラインへ
の給電を遮断させる短絡回路とを設けることにより、上
記目的を達成する。
【0006】ここで、上記検知回路および上記短絡回路
は、1つのパッケージ内に収納され、このパッケージか
らは、上記AC電源ラインに接続された電源コンセント
に挿入可能なプラグを導出してあり、このプラグを電源
コンセントに挿入することにより、上記短絡回路が上記
AC電源ラインに接続されることが好ましく、また、上
記短絡回路は、上記検知回路の出力が生じた際に上記A
C電源ライン間を短絡するトライアックを備えることも
好ましい。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例の電源遮断装置につい
て説明する。図1のaは本例の構成を示す電気回路図で
ある。同図において1はAC電源であり、例えば、電線
より変圧器を介して得られる100Vの交流電源であ
る。2、2は保護手段としてのヒューズであり、AC電
源1に接続されている。なお、保護手段としてはヒュー
ズの他、NFB等を用いることができる。3、3はAC
電源ラインであり、ヒューズ2、2を介してAC電源1
から給電される。ここで、AC電源ライン3、3は一般
家電等の電源として用いられる2線式のものであり、以
上の構成は、配電板、それに接続されたAC電源ライン
等の既存の電源設備である。端子C、CはAC電源ライ
ン3、3に接続された電源コンセント(特に図示しな
い。)の端子を示すこととする。4は本例の電源遮断装
置であり、電源ライン3、3の間に接続されている。こ
こで電源遮断装置は、図1のbに示すように、1つのパ
ッケージ41内に以下に述べる回路要素を納め、上記電
源コンセントに挿入可能なプラグ42、42を導出して
あり、このプラグ42、42を上記電源コンセントに挿
入することにより、図1のaに示すように端子C、Cに
おいてAC電源ライン3、3に接続される。電源遮断装
置4を構成する回路要素を以下に述べる。5は地震セン
サからなる検知回路であり、例えば、現在、加速度セン
サ等に用いられる圧電素子等からなり、特定強度以上の
振動を検知して出力を生じる。6、7はそれぞれトリガ
回路、トライアックであり、これらは短絡回路8を構成
する。トライアック7はAC電源ライン3、3間に接続
されており、検知回路5の出力に応答するトリガ回路6
によりそのオン、オフを制御される。9は電源回路であ
り、トライアック7と同様にAC電源ライン3、3間に
接続され、検知回路5、トリガ回路6に電源を供給す
る。また、電源回路9には図示しないがタイマ回路を含
み、AC電源ライン3、3間に接続されてから一定時間
カウント動作をした後に検知回路5、トリガ回路6に電
源を供給するように構成されている。
【0008】次に以上のように構成される本例の動作に
ついて説明する。まず、電源遮断装置4のプラグ42、
42を電源コンセントに挿入すると、図1のaに示すよ
うに電源遮断装置4では、トライアック7、電源回路9
がAC電源ライン3、3に接続される。電源回路9は一
定時間カウント動作をした後に検知回路5、トリガ回路
6に電源を供給する。なお、電源回路9が接続とともに
検知回路5、トリガ回路6に電源を供給しないように構
成しているのは、プラグ42、42が電源コンセントに
挿入されるのとほぼ同時に検知回路5が動作を開始した
場合、プラグ42、42を電源コンセントに挿入する際
の衝撃に応答して検知回路5が誤動作する可能性がある
ためである。
【0009】さて、ここでAC電源ライン3、3を設置
した設備(図示しないが、例えば家屋等)に地震による
強い振動等の物理的異常が発生した場合、検知回路5は
特定強度以上の振動を検知すると出力を発生する。これ
を受けたトリガ回路6はトライアック7をオンとする。
これにより端子C、C間が導通してAC電源ライン間が
短絡され、これにより、ヒューズ2、2が切断され、A
C電源ライン3、3への給電が遮断される。すなわち、
地震による振動等を検知したら直ちに給電を遮断し、漏
電等の異常電流による発火の危険性を未然に排除するの
である。
【0010】また、本例の電源遮断装置は、電源コンセ
ントにプラグを挿入しさえすれば、AC電源ラインに接
続でき、既存の電気設備に特に変更を加えることなく、
地震による振動等の物理的異常に応答してAC電源ライ
ンへの給電を遮断する構成を付加することができる。す
なわち、一般家庭等でも安価に地震による家屋破壊に伴
う漏電等を未然に防ぐ構成を得ることができる。
【0011】上記一実施例では、検知回路5および短絡
回路8を、1つのパッケージ41内に収納したが、パッ
ケージには短絡回路を納め、検知回路を別途に設け、有
線、無線または赤外線等の各種の通信手段により、短絡
回路に検知回路からの出力を送るようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、安価な構成にて、振動
等の物理的異常により誘引されるAC電源ラインの破損
により生じる漏電等の異常電流に伴う危険性を未然に排
除する電源遮断装置を提供することが可能となる。特に
1つのパッケージに検知回路、短絡回路を納め、電源コ
ンセントに挿入可能なプラグを導出するようにすれば、
既存の電源設備に手を加える必要がなく、一般家庭にお
いても電源設備の安全性を容易に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電源遮断装置の構成を示す
説明図。
【符号の説明】
2 ヒューズ(保護手段) 3 AC電源ライン 5 検知回路 7 トライアック 8 短絡回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を検知して出力を生じる検知回路
    と、 ヒューズ等の保護手段を介して給電されるAC電源ライ
    ン間に接続され、上記検知回路の出力を受けてAC電源
    ライン間を短絡し、上記保護手段を作動させてAC電源
    ラインへの給電を遮断させる短絡回路とを具備すること
    を特徴とする電源遮断装置。
  2. 【請求項2】 上記検知回路および上記短絡回路は、1
    つのパッケージ内に収納され、このパッケージからは、
    上記AC電源ラインに接続された電源コンセントに挿入
    可能なプラグを導出してあり、このプラグを電源コンセ
    ントに挿入することにより、上記短絡回路が上記AC電
    源ラインに接続されることを特徴とする請求項1記載の
    電源遮断装置。
  3. 【請求項3】 上記短絡回路は、上記検知回路の出力が
    生じた際に上記AC電源ライン間を短絡するトライアッ
    クを備えたことを特徴とする請求項1記載の電源遮断装
    置。
JP7033747A 1995-02-22 1995-02-22 電源遮断装置 Pending JPH08228430A (ja)

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JP7033747A JPH08228430A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 電源遮断装置

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JP7033747A JPH08228430A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 電源遮断装置

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JPH08228430A true JPH08228430A (ja) 1996-09-03

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ID=12395018

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JP7033747A Pending JPH08228430A (ja) 1995-02-22 1995-02-22 電源遮断装置

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JP (1) JPH08228430A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017073910A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 株式会社システック コンセント差込型感震ブレーカ遮断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017073910A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 株式会社システック コンセント差込型感震ブレーカ遮断装置

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