JPH08227730A - 電源装置及びこれを用いた集中管理型放電システム - Google Patents

電源装置及びこれを用いた集中管理型放電システム

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JPH08227730A
JPH08227730A JP7031130A JP3113095A JPH08227730A JP H08227730 A JPH08227730 A JP H08227730A JP 7031130 A JP7031130 A JP 7031130A JP 3113095 A JP3113095 A JP 3113095A JP H08227730 A JPH08227730 A JP H08227730A
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JP
Japan
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unit
discharge
battery
power supply
power source
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JP7031130A
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English (en)
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Yoshikatsu Oishi
芳功 大石
Hideto Monju
秀人 文字
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池を廃棄する前の電池放電を容易にし、電
池の容量が残ったまま廃棄されることを防止する。 【構成】 電池を含む電源部2と、電源部2により駆動
される回路部3と、電池を廃棄するために電源部内の電
池を強制的に放電させる強制放電部14と、強制放電部
14に対して強制放電の指示を出すための放電指示部1
5と、装置の外部からの信号により放電指示部15へ放
電を促すための電気信号インターフェース部6とから構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガス遮断装置の
ように、廃棄時に電池の放電処理が必要であるリチウム
電池等を主電源あるいはサブ電源として用いる装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電池駆動装置の一例として、特開
平4−205335号公報のように携帯端末装置があ
る。この携帯端末装置では、装置が誤動作しないよう
に、2次電池の電池電圧が動作禁止電圧以下になると、
制御部からの命令により強制的に電池を放電させ、また
過放電となることを防止するために一定電圧値になると
放電を停止する。これは、電池電圧が一度低下し、時間
が経過した後に電池電圧が回復することによって装置が
誤動作すること防ぐことを目的としたものである。
【0003】しかし、従来の1次電池を利用した電池駆
動装置では、電池を廃棄処理するために装置の外部から
強制的に放電させたり、製品寿命になると強制放電させ
る仕組みにはなっていない。以下、従来の電池駆動装置
の電池廃棄時の処理について図7および図8を参照しな
がら説明する。図7および図8では、電池駆動装置の一
例として、ガスの爆発等を防止するためのガス遮断装置
を示している。
【0004】参考までに、ガス遮断装置とは、ガス漏れ
等による爆発を防ぐことを主たる目的としたものであ
り、ガス流量の検出、ガス使用時間の監視を行い、ガス
の使用パターンが異常であるときには、ガスの供給を停
止するためのガス遮断弁を駆動する。また、近年では、
ガスの使用量の検針を自動的に行うために、電話回線な
どを通じて外部と通信できる機能も持ち合わせている。
【0005】図7において、電池駆動装置1は、リチウ
ム電池からなる電源部2と、電源部2により駆動される
回路部3から構成されている。また、回路部3は、電源
部2の電圧を監視するための電源監視部4と、カレンダ
ー更新やガス使用時間監視等を行うために時間計測を行
う計時部5と、外部からのオン、オフパターン信号や電
気による通信を行うための電気信号インターフェース部
6と、流量を検出したり、外部からの磁気による信号を
検出するための磁気信号インターフェース部7と、ガス
の供給を停止したり、許可したりするための弁からなる
遮断部8と、光信号のインターフェースとなる光信号イ
ンターフェース部26とから構成されている。
【0006】このような構成のガスメータ10に対し
て、設置時に検針値等を設定するために設定器22があ
る。設定器22は、ガスメータ10の光信号インターフ
ェース部26の発光ダイオード27からの送信信号を受
光部23で受信し、スイッチ駆動部24が磁気信号をガ
スメータ10の磁気信号インターフェース部7のリード
リレー28に送信することにより通信を行う。これらの
制御は設定器22の制御部25で行われる。
【0007】一方、上記回路部3を駆動する電源部2の
電池寿命に着目すると、次に示す内容を設計の基本とし
ている。電池寿命は、メータの検定満期時期を向かえて
も、回路を十分に動作できる電圧および電池容量を残し
ている。これは以下の理由による。
【0008】(1)回路基板がガスメータ本体に内臓さ
れており、検定満期期間内は電池の駆動電圧を保持し
て、工事により人件費が増大するのを防止するため。
【0009】(2)電池電圧低下が発生した場合には、
ガス遮断装置が動作できず、安全性を確保できないた
め。
【0010】また、上記回路基板11は、図8に示すよ
うに、ガスメータ10の本体内に配置され、安全性を確
保するために、一般の家庭の人が容易に回路基板11を
取り出すことができないように、特殊なネジを用いられ
ている。
【0011】つまり、ガスメータの回路基板の電池は、
検定満期時期を向かえても、回路部3を駆動できるよう
に、電池容量が残っており、一方、ガスの安全性のため
に、回路基板は、一般家庭の人には容易に取り出せない
構成となっている。
【0012】このような構成のガスメータ10では、検
定満期を向かえ、メータを廃棄するときには、電池を放
電させるための処理が必要となる。なぜならば、リチウ
ム電池等のように、長寿命の電池は、高いエネルギーを
蓄えているので、電池をショートさせると、電池の温度
上昇が激しいので安全性のうえから好ましいものではな
い。したがって、検定満期を向かえて回収したガスメー
タは、ガスメータ10本体の裏蓋12をあけ回路基板1
1を取り出し、電池を完全に放電させてから、廃棄して
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、検定満期を向かえたガスメータ10を回収
した後にメータの裏蓋12をあけて、回路基板11を取
り出し、電池を放電させる必要があったため、以下のよ
うな課題があった。
【0014】(1)回収したメータの裏蓋をあけて回路
基板11を取り出す必要があったため、手間がかかり、
人件費が増大していた。
【0015】(2)回路基板11内の電池を放電させる
ための特別の装置が必要となる。 (3)電池放電の処理に手間がかかるため、電池の放電
処理を行わないで電池の容量が残ったまま、廃棄される
可能性がある。
【0016】本発明は上記課題を解決するもので、第1
の目的は、装置外部から電源部内の電池放電を簡易な方
法により強制的に、そして完全に行わせることにより、
電池の放電処理に要する人件費、設備費のコスト削減を
図り、電池容量が残ったまま、廃棄される危険性を小さ
くすることを目的としたものである。
【0017】本発明の第2の目的は、さらに手間を省く
ために一定時間以上装置を使用した場合、外部から特別
な処理を行うことなく、自動的に電源部内の電池を強制
的に、そして完全に放電させることを目的としたもので
ある。
【0018】第3の目的は、電源部の強制放電を従来か
らある設定器により制御可能とし、強制放電のために新
たな装置の必要性をなくし、電源部の強制放電を簡単に
行えるようにすることを目的としたものである。
【0019】第4の目的は、電源部の強制放電を遠隔か
ら操作することを可能とすることにより電源装置廃棄時
に特別な廃棄処理を行うことなく交換作業を効率よく行
えるようにすることを目的としたものである。
【0020】第5の目的は、センター装置で電源装置の
使用時間を管理し、センター装置側から自動的に電源装
置の放電を行わせることにより、メータの交換時期を一
元管理し、手間を減らすことを目的としたものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明においては、電池を含む電源部と、電源
部により駆動される回路部と、電源部内の電池を強制的
に放電させる強制放電部と、本装置外部との通信を行う
外部信号インターフェース部と、外部信号インターフェ
ース部からの信号により強制放電部に対して強制放電の
指示を出す放電指示部とから構成されている。
【0022】第2の発明においては、上記目的を達成す
るために、電池を含む電源部と、電源部により駆動され
る回路部と、装置の使用時間を計時し計時時間に従って
放電許可信号を出す使用時間計時部と、放電許可信号を
受けて電源部内の電池を放電させる強制放電部とから構
成されている。
【0023】第3の発明においては、電池を含む電源部
と、電源部により駆動される回路部と、電源部内の電池
を強制的に放電させる強制放電部と、装置外部と光的手
段または磁気的手段により外部と通信を行うインターフ
ェース部と、インターフェース部からの信号により強制
放電部に対して強制放電の指示を出す放電指示部とから
構成されている。
【0024】第4の発明においては、第1の発明の電源
装置と、電源装置への信号を伝送する通信装置と、電源
装置の電源部の電池を通信装置を介して遠隔より強制的
に放電させる指示を出すセンター装置により集中管理型
放電システムが構成されている。
【0025】第5の発明においては、センター装置は第
1の発明の電源装置の使用時間を計時する計時部を持
ち、計時部の計時時間に従って電源装置の電池を強制的
に放電させるセンター装置と、第1の発明の電源装置
と、通信装置により集中管理型放電システムが構成され
ている。
【0026】
【作用】上記構成により第1の発明においては、外部信
号インターエース部が装置外部からの外部信号を受信
し、放電指示部に対して強制放電の指示を出し、電源部
の電池を強制的に、完全に放電させる。
【0027】第2の発明においては、使用時間計時部が
装置の使用時間を計時して一定時間以上になると放電許
可信号を出力し、強制放電部では、放電許可信号を受信
すると電源部内の電池を強制的にそして完全に放電させ
る。
【0028】第3の発明においては、インターフェース
部が装置外部からの光または磁気信号を受け、放電指示
部に対して強制放電の指示を出し、電源部の電池を強制
的に、完全に放電させる。
【0029】第4の発明においては、センター装置が放
電指示電文を出力すると、通信装置がその信号を電源装
置に伝達し、遠隔に設置された電源装置の電源部内の電
池を強制的に放電させる。
【0030】第5の発明においては、センター装置内の
計時部が電源装置の使用時間を計時し、一定時間以上に
なると、放電指示電文を出力し、通信装置が使用時間が
一定時間以上となった電源装置へ放電指示信号を伝達
し、遠隔に設置された電源装置の電源部内の電池を強制
的に放電させる。
【0031】
【実施例】以下第1の発明の電源装置13の一実施例を
図1および図2を参照して説明する。図1に示す電源装
置13の回路部3は、ガス遮断装置の回路部を例として
示している。図1から図2において、電源部2、回路部
3、電源監視部4、計時部5、磁気信号インターフェー
ス部7、光信号インターフェース部26、遮断部8およ
び主制御部9は従来例と同様の構成要素を示すので説明
を省略する。また、図1の外部信号インターフェース部
の一例としての電気信号インターフェース部6は電源装
置13の外部からの信号を受信し、放電指示部15へ伝
送するものである。放電指示部15は、強制放電部14
に対して放電指示信号を出力するブロックであり、強制
放電部14は放電指示部15からの放電指示信号を受け
て電源部2内の電池を放電させるためのブロックであ
る。
【0032】図1において、回路部3は、従来例と同様
に、ガスの使用パターンを監視し、異常な使用パターン
が生じたときには、主制御部9が遮断部8を制御し、ガ
スの供給停止を行うように動作する。
【0033】上記構成において、メータの検定満期時期
が過ぎて回収したガスメータの廃棄処理を行うときの動
作について説明する。図2に電源部2と、強制放電部1
4と、放電指示部15の一構成例を示す。図2におい
て、電源部2はリチウム電池からなり、強制放電部14
は直列に接続されたラッチングリレー16と負荷抵抗1
7とからなり、放電指示部15はリレーの駆動回路から
構成されている。リレーの駆動回路は、電気信号インタ
ーフェース部6から信号を受信すると動作するものであ
る。
【0034】上記構成において、電源部2内の電池を廃
棄処理するときには、図8に示すガスメータ10から外
部に出ている電気信号インターフェース部6の信号線2
0に図示しない外部の通信端末を接続する。そして、外
部の通信端末から強制放電を命令する電文を送信する。
すると、電気信号インターフェース部6は、放電指示部
15内のリレー駆動回路を動作させる。その結果、強制
放電部14内のリレーの接点16がオン状態で保持さ
れ、電源部2内の電池、ラッチングリレー16、負荷抵
抗17の閉ループが形成され、電池が強制放電する。
【0035】次に、第2の発明について、図3と図4を
参照しながら説明する。図3において電源部2、電源監
視部4、計時部5、電気信号インターフェース部6、磁
気信号インターフェース部7、光信号インターフェース
部26、遮断部8及び主制御部9は従来例と同様なので
説明を省略する。一方、使用時間計時部18は、装置の
使用時間を計時し計時時間に従って放電許可信号を出
し、強制放電部14は放電許可信号を受けて電源部内の
電池を放電させる。
【0036】上記構成において、動作について説明す
る。図4において、強制放電部14は、使用時間計時部
18からの信号により動作するラッチングリレー16
と、直列に接続された負荷抵抗17とから構成されてい
る。
【0037】一般に、都市ガスメータの検定満期は10
年である。また、電源部2内の電池は工場から出荷され
てからガスメータが廃棄されるまで交換されない。
【0038】電源部2内の電池が回路に接続されると使
用時間計時部18は時間を計測し始め、使用開始からの
経過時間をカウントする。経過時間が10年未満の時に
は使用時間計時部18は、放電許可信号を出力しない。
そのとき、図4のラッチングリレー20の接点は、開放
状態にある。そのため、電源部2内の電池は放電しな
い。
【0039】一方、ガスメータの使用開始から10年が
経過し、検定満期をすぎると、使用時間計時部18が強
制放電部14に対して放電許可信号を出力するので、ラ
ッチングリレー20は閉結状態となる。従って、検定満
期が過ぎたガスメータでは、電源部2の電池は放電を開
始し、一度放電を開始すると電池が完全に放電しきるま
で電池が放電する。つまり、検定満期に満たないガスメ
ータでは、回路は通常通りに動作し、検定満期を過ぎる
と電源部2内の電池は完全に放電する。
【0040】次に第3の発明について図5を参照しなが
ら説明する。図5において、電源部2、回路部3、電源
監視部4、計時部5、遮断部8および主制御部9は従来
例と同様の構成要素を示すので説明を省略する。一方、
磁気信号インターフェース部7あるいは光信号インター
フェース部26は、放電指示部15へ信号を伝達するた
めに新たなインターフェース部33を形成している。ま
た、放電指示部15と強制放電部14は、第1の発明と
同様の構成要素を示す。
【0041】上記構成における動作について、説明す
る。ガスメータの検定満期、例えば10年が経過する
と、その交換のために現地に行き、まず、図8の設定器
22で放電を指示する電文を設定器22に入力する。す
ると、設定器22のスイッチ駆動部24と電源装置34
の磁気信号インターフェース部7の間で磁気信号のやり
とりをし、また、電源装置34の光信号インターフェー
ス部26と設定器22の受光部23との間で光信号のや
りとりを行う。電源装置34にインターフェース部33
(磁気信号インターフェース部7及び光信号インターフ
ェース部26)を介して放電指示の信号が伝達される
と、以下、第1の発明と同様にして、電源部2内の電池
を完全に放電させる。その後にガスメータの交換作業を
行う。
【0042】次に第4の発明について図6を参照しなが
ら説明する。図6において電源装置13A、13B、1
3Cは第1の発明の電源装置13と同じ構成である。電
源装置13Aから13Cはデータを有線あるいは無線の
回線に適した形態に変換するための通信装置29Aから
29Cに接続され、回線30Aから30Cを介してセン
ターであるセンター装置31に接続されている。
【0043】上記構成における動作について説明する。
例えば、電源装置13Aが検定満期、10年を過ぎると
センター装置31が回線30Aを介して通信装置29A
へ放電指示の電文を送出し、通信装置29Aは電源装置
13Aに対して放電指示の電文を伝達する。その結果、
電源装置13Aの電源部内の電池を放電させる。他の電
源装置13Bや13Cを放電させるときも同様の動作を
行う。
【0044】次に第5の発明について図6を参照しなが
ら説明する。第5の発明では、第4の発明と異なりセン
ター装置31に計時部32を持っている。その他の構成
要素は、第4の発明と同じである。例えば電源装置13
Aと通信装置29Aがはじめて設置されると、電源装置
13Aは電気信号インターフェース部を介して、通信装
置29Aに対して電源装置13Aが設置されたことを伝
え、通信装置29Aは回線30Aを介してセンター装置
31にその電文を伝達する。センター装置31では、そ
の電文を受信して計時部32の計時を開始する。電源装
置13Bや13Cが設置されたときでも同様の動作を開
始する。電源装置13Aが検定満期、10年を過ぎると
センター装置31内の計時部32が10年経過したこと
を検知し、電源装置13Aの電源部内の電池を放電させ
るべく放電指示の電文を回線30Aに送出する。放電指
示の電文は回線30Aから通信装置29Aに伝達され、
電源装置13Aに伝えられる。その結果、電源装置13
Aの電源部内の電池は第1の発明と同様にして放電す
る。また、電源装置13B、13Cの場合も同様の動作
を行う。
【0045】このように第1の発明の実施例の構成によ
れば、メータの外部から強制放電部14を制御でき、電
源部2の電池を放電させることができるので、次のよう
な効果がある。
【0046】(1)電池を放電させるために、回収した
メータの裏蓋をあけて回路基板を取り出す必要がなくな
るので、人件費を削減することができる。
【0047】(2)放電の処理に手間を省くことができ
るため、電池の容量が残ったまま、廃棄される可能性を
防止する。
【0048】第2の発明の実施例の構成によれば、使用
時間計時部18がガスメータの使用開始からの経過時間
を管理し、一定時間以上になると強制放電部14を自動
的に動作させるので、外部から特別な処理を行うことな
く電池を完全に放電させることができ、電池を放電させ
るために必要な手間、人件費をなくすることができる。
【0049】第3の発明においては、外部から光または
磁気信号の通信を行うインターフェースを介して電池の
放電が可能となるので、従来から使用している設定器の
ソフト変更を行うだけで、電源装置34の電池を放電さ
せることができ、電池を放電させるために新たな装置を
開発する必要もなく、また、電池放電のための新たな装
置を交換時に携帯する必要がない。つまり、従来からの
装備だけで電源部の放電および諸設定ができ利便性の向
上が図れる。
【0050】第4の発明の実施例の構成によれば、セン
ター装置が回線と通信装置を介して、電源装置を放電さ
せることができるので、遠隔からの強制放電が可能とな
り、例えば、電源装置の交換を行う地区の電池をあらか
じめ放電させておき、現地では電源装置の交換作業だけ
を行うというように作業効率をあげることができる。
【0051】第5の発明の実施例の構成によれば、セン
ター装置が遠隔に設置された電源装置の使用時間を計時
する計時部を持つので、電源装置側に計時部を持たせず
にすみ、交換が必要な電源装置を遠隔から自動的にまと
めて放電させることができるので、電源装置の放電に関
するセンター装置側の処理を自動化できるばかりでな
く、電源装置の交換時期をセンター装置側で一元管理で
きる。
【0052】なお、本発明の一実施例として、ガス遮断
装置を用いたが、本発明は、これに限らず、回路部が電
子式水道メータ装置、電力メータ装置、自動通報装置で
あっても同様の構成が考えられる。また、電源部2を電
池のみで構成した例を示したが、電源部は、商用電源と
の併用も考えられ、電池の種類はリチウム電池に限らな
い。さらに、第3の発明においては、磁気信号と光信号
の両方を用いて通信を行う例を示したが、どちらか一方
だけで通信を行うことも考えられる。第4及び第5の発
明においては、電源装置を3台接続した例を示したが、
電源装置は1台以上あればよく、回線は電話回線や無線
の回線による方法も考えられる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の電源装
置は、外部信号インターフェース部から放電指示部に対
して信号を出力し、放電指示部が強制放電部を動作させ
て、電源部内の電池を強制的に放電させる。つまり、き
ょう体を開けることなく電池放電処理を行うことができ
るので、手間を省くことができ、電池容量が残ったまま
廃棄されることを防止する。
【0054】第2の発明においては、使用時間計時部が
電源装置の使用時間を計時し一定時間以上になると自動
的に電源部内の電池を強制的にかつ完全に放電させるの
で外部から特別な処理を行うことなく電池を完全に放電
させることができ、電池を放電させるために必要な手
間、人件費をなくすことができる。
【0055】第3の発明においては、光信号または磁気
信号による通信を行うインターフェースが、放電指示信
号を受信し、電源装置の電池を放電させることができる
ので、電池を放電させるために新たな装置を開発する必
要もなく、従来の設定器のソフト変更を行うだけで対応
でき、交換時に新たな装置を携帯する必要がない。つま
り、従来からの装備だけで電源装置の電源部の放電およ
び諸設定ができ利便性の向上が図れる。
【0056】第4の発明においては、センター装置側か
ら回線及び通信装置を介して遠隔から電源装置の強制放
電を行うことができるので、電源装置の交換を行う地区
の電池をあらかじめ放電させておき、現地で電源装置の
交換作業だけを行うことができるので交換時の作業効率
をあげることができる。
【0057】第5の発明においては、センター装置が電
源装置の使用時間を計時する計時部を持つので、電源装
置側に計時部を持たせずにすみ、しかも、自動的に交換
が必要な電源装置を遠隔からまとめて放電させることが
できるので、電源装置の放電に関するセンター装置側の
処理を簡略化できるばかりでなく、電源装置の交換時期
をセンター装置側で一元管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例における電源装置のブロ
ック構成図
【図2】上記図1の電源部と強制放電部の一例を示す図
【図3】第2の発明の一実施例における電源装置のブロ
ック構成図
【図4】上記図3の電源部と強制放電部の一例を示す図
【図5】第3の発明の一実施例における電源装置のブロ
ック構成図
【図6】第4及び第5の発明の一実施例における集中管
理型放電システムのブロック構成図
【図7】従来の電池駆動装置(ガス遮断装置)のブロッ
ク構成図
【図8】ガスメータのブロック構成図
【符号の説明】
2 電源部 3 回路部 6 電気信号インターフェース部 13 電源装置 14 強制放電部 15 放電指示部 18 使用時間計時部 29 通信装置 31 センター装置 32 計時部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を含む電源部と、前記電源部により駆
    動される回路部と、前記電源部内の電池を強制的に放電
    させる強制放電部と、装置外部との通信を行う外部信号
    インターフェース部と、前記外部信号インターフェース
    部からの信号により前記強制放電部に対して強制放電の
    指示を出す放電指示部とからなる電源装置。
  2. 【請求項2】電池を含む電源部と、前記電源部により駆
    動される回路部と、装置の使用時間を計時し計時時間に
    従って放電許可信号を出す使用時間計時部と、放電許可
    信号を受けて電源部内の電池を放電させる強制放電部と
    からなる電源装置。
  3. 【請求項3】電池を含む電源部と、前記電源部により駆
    動される回路部と、前記電源部内の電池を強制的に放電
    させる強制放電部と、光的手段または磁気的手段により
    装置外部と通信を行うインターフェース部と、前記イン
    ターフェース部からの信号により前記強制放電部に対し
    て強制放電の指示を出す放電指示部とからなる電源装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の電源装置と、前記電源装置
    への信号を伝送する通信装置と、前記通信装置を介して
    電源装置の電源部の電池を強制的に放電させる指示を出
    すセンター装置とからなる集中管理型放電システム。
  5. 【請求項5】センター装置は、請求項1記載の電源装置
    の使用時間を計時する計時部を持ち、計時部の計時時間
    に従って通信装置を介して前記電源装置の電池を強制的
    に放電させる指示を出す請求項4記載の集中管理型放電
    システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5703463A (en) * 1997-02-18 1997-12-30 National Semiconductor Corporation Methods and apparatus for protecting battery cells from overcharge
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