JPH0822701A - レーザビームサイン - Google Patents

レーザビームサイン

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JPH0822701A
JPH0822701A JP17951394A JP17951394A JPH0822701A JP H0822701 A JPH0822701 A JP H0822701A JP 17951394 A JP17951394 A JP 17951394A JP 17951394 A JP17951394 A JP 17951394A JP H0822701 A JPH0822701 A JP H0822701A
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JP
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laser
visible light
laser beam
lens
beam sign
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JP17951394A
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Inventor
Hiroshi Maki
寛 牧
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Maki Manufacturing Co Ltd
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Maki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災,震災等の非常事故発生時に人々を迅速
かつ安全に非常階段等の安全な場所へ非難・誘導でき、
安全性や信頼性に優れ、また、幻想的・芸術的な照明効
果を演出でき、落ち着いた雰囲気を与え、小型・軽量で
取付け性や操作性に優れた低原価で量産性に優れたレー
ザビームサインの提供を目的とする。 【構成】 半導体レーザ7と、半導体レーザ7の前部に
配設された集光レンズ9と、可視光レーザの光軸に対し
て30°〜75°の反射角度を持って配設された反射ミ
ラー10と、可視光レーザの光軸上に配設された拡散レ
ンズ11と、を備えたレーザ保持部6と、レーザ保持部
6の少なくとも拡散レンズ11を囲繞しかつ拡散レンズ
11を囲繞する壁面に透光部13aを備えた回転ドラム
13と、回転ドラム13を回転させるモータ部12と、
レーザ保持部6及びモータ部12を固定する固定部2
と、を備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種ビルディングやホ
テル,病院等の地上建造物や、地下鉄の駅,地下街等の
地下建造物等にて、火災や停電,地震等の非常の際に公
衆を非常口や非常階段等の非難場所若しくは安全な場所
へ案内・誘導する非難誘導灯として、または演劇場や娯
楽施設,イベントホール等で演出効果を上げるアート照
明やインテリア照明,若しくは看板上に照射して広告効
果を上げる照明具として極めて有用なレーザビームサイ
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種ビルディングやホテル,病
院,その他大衆の集会するコンサートホール,演劇場
や、地下鉄の駅,多数のテナントの入った地下街等のよ
うに不特定多数の人々が利用する地上/地下建造物等に
は、火災や震災等の非常事故発生時に人々を迅速かつ安
全に非難させるために、廊下の天井等の高所に、非常口
や非常階段等の安全な場所へ誘導するための非常用照明
装置,誘導灯,誘導標識等の誘導装置等が設置されてい
る。また、演劇ホールやアミューズメントホール,イベ
ントホール等では、ガスレーザ等のスキャン投光システ
ム等やカクテル照明が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下の問題点を有していた。すなわち、 a,建造物等の建材に大量の合成樹脂材料等が使用され
ているために、建造物等で火災が生じた場合、大量の煙
が発生し、この結果、発生した煙が非常灯や誘導灯等を
覆ったり、非常灯や誘導灯等から投光される投光を遮断
したりするために、非難する人々が非常灯や誘導灯を確
認できず、すなわち、非常口や非常階段等の設置場所を
確認できず、安全性に欠けるという問題点を有してい
た。 b,コンサートホール,演劇場,公会堂等では防音等の
ためにカーテン等を多量に使用しまた出入り口等を極力
少なくしているために、カーテン等が燃焼して大量に煙
を出しかつ火災が拡大し易く、また発生した煙が建造物
内に充満し易いために、酸素確保のために床面に伏せな
がら非難する人々が、高所に配置された非常灯や誘導灯
を確認できず、すなわち、非常口や非常階段等の設置場
所を確認できず、安全性に欠けるという問題点を有して
いた。 c,地下街等内に立ち込めた煙が誘導灯の投光を遮断し
たり、また誘導灯が燃焼したり、また配電線が焼き切ら
れて停電等になり非常灯を投光できず、この結果、人々
を安全な場所へ誘導することができず、安全性や信頼性
に欠けるという問題点を有していた。 d,イベントホール等の娯楽施設等では、ガスレーザを
利用したスキャン投光システム等やカクテル照明等が利
用されているが、ガスレーザ等を利用したりしているた
めに、装置が大型で取扱上の操作性や取付工事等の作業
性に欠け、更に大容量のエネルギーを消費するととも
に、落ち着きに欠け、ゆったりした雰囲気になじまない
という問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、火災,震災等の非常事故発生時に人々を迅速か
つ安全に非常階段等の安全な場所へ非難・誘導すること
ができ、安全性や信頼性に優れ、また、幻想的・芸術的
な照明効果を演出したり、落ち着いた雰囲気を与え、小
型・軽量で取付け性や操作性に優れた低原価で量産性に
適したレーザビームサインを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のレーザビームサインは、次の構成を有してい
る。すなわち、請求項1に記載のレーザビームサイン
は、可視光レーザを照射する半導体レーザと,前記半導
体レーザのレーザヘッドの前部に配設された集光レンズ
と,前記集光レンズで集光された可視光レーザの光軸上
に前記光軸に対して30°〜75°の反射角度を持って
配設された反射ミラーと,前記反射ミラーで反射された
可視光レーザの光軸上に配設された拡散レンズと,を備
えたレーザ保持部と、前記レーザ保持部の少なくとも前
記拡散レンズを囲繞しかつ前記拡散レンズを囲繞する壁
面に透光部を備えた回転ドラムと、前記回転ドラムを回
転させるモータ部と、前記レーザ保持部及び前記モータ
部を固定する固定部と、を備えた構成を有している。請
求項2に記載のレーザビームサインは、可視光レーザを
照射する半導体レーザと,前記半導体レーザのレーザヘ
ッドの前部に配設された集光レンズと,を備えたレーザ
支持部と、前記集光レンズで集光された可視光レーザの
光軸上に前記光軸に対して入射面が8°〜60°の傾斜
角度を持って装設された拡散レンズを保持するレンズ保
持部と、前記拡散レンズで屈折された可視光レーザの光
軸上に前記光軸と対向して配設された透光部を備えた回
転板と、前記回転板を回転させるモータ部と、前記回転
板の前記透光部を通過した可視光レーザの照射量を規制
する遮光板と、前記レーザ支持部,前記レンズ保持部,
前記モータ部及び前記遮光板を支持する支持部と、を備
えた構成を有している。請求項3に記載のレーザビーム
サインは、請求項1又は2に記載のレーザビームサイン
が、前記半導体レーザを駆動するレーザ駆動部及び前記
モータ部に電流/電圧を供給する無停電電源部を備えた
構成を有している。請求項4に記載のレーザビームサイ
ンは、請求項1乃至3の内いずれか1において、前記回
転ドラム又は前記回転板の前記透光部が、矩形状,三角
形状,矢印形状等に形成された構成を有している。請求
項5に記載のレーザビームサインは、請求項1乃至4の
内いずれか1において、前記拡散レンズが、ロッドレン
ズ,平凸シリンドリカルレンズ,平凹シリンドリカルレ
ンズ等の内いずれか1からなる構成を有している。請求
項6に記載のレーザビームサインは、請求項1乃至5の
内いずれか1に記載のレーザビームサインが、前記固定
部又は前記支持部の対向する外側部にそれぞれ装着され
たグリルノブと、前記グリルノブに嵌着等で両端部が固
定された略コの字型の板状物からなる係止部材と、を備
えた構成を有している。請求項7に記載のレーザビーム
サインは、請求項6に記載のレーザビームサインが、前
記固定部又は前記支持部の外側部に少なくとも一側部が
固定された覆設部材と、前記覆設部材の中央面に開設さ
れた矩形状又は円弧状のレーザ出射窓と、を備えた構成
を有している。請求項8に記載のレーザビームサイン
は、請求項1乃至5の内いずれか1に記載のレーザビー
ムサインが、前記固定部又は前記支持部を収容し、かつ
前記固定部又は前記支持部を内部底面で固定又は回動自
在に係止する筐体部を備えた構成を有している。請求項
9に記載のレーザビームサインは、請求項8に記載のレ
ーザビームサインが、前記筐体部の開口部の口縁部又は
前記開口部を囲繞する口縁形成部と、前記口縁部又は前
記口縁形成部に外郭部が固定又は回動自在に係止される
覆設部材と、前記覆設部材の中央面に開設された矩形状
又は円弧状のレーザ出射窓と、を備えた構成を有してい
る。請求項10に記載のレーザビームサインは、請求項
1乃至9の内いずれか1に記載のレーザビームサイン
が、請求項1乃至9の内いずれか1に記載のレーザビー
ムサインが、前記覆設部材の前記レーザ出射窓に光透過
性のガラス板又は合成樹脂製フィルム又はシートの内い
ずれか1を備えた構成を有している。
【0006】ここで、半導体レーザとしては、ZnS
e,HgS,CdS,ZnTe等のII−VI族半導体
レーザ、AlP,AlAs,GaP等のIII−V族半
導体レーザ等が挙げられる。可視光レーザの波長として
は、400〜700nm,好ましくは620〜680n
m,更に好ましくは630〜640nmとされるのが好
ましい。特に視覚感度の高い赤色光の波長630〜64
0nm近傍の波長が好ましい。可視光レーザの波長が6
40nmより長くなるにつれ、可視光レーザの色度が青
色に近づき鮮明な可視光レーザを照射できなくなる傾向
が現れだし、可視光レーザの波長が630nmより短く
なるにつれ、可視光レーザの色度が黄色に近づきやはり
鮮明な可視光レーザを照射できなくなる傾向が現れだ
し、いずれも好ましくない。半導体レーザの被曝放出レ
ベルは、視覚障害や皮膚障害等の生体への影響等を考慮
してクラス2(1×10-3W)以下のものが好ましい。
【0007】集光レンズとしては、コリメータレンズ,
コンデンサレンズ等が挙げられる。集光レンズで集光さ
れた可視光レーザの光束面は、縦幅7mm〜8mm,横幅
2.5mm〜3mm,好ましくは縦幅6mm〜7mm,横幅2mm
〜2.5mm,更に好ましくは縦幅5mm〜6mm,横幅1.
5mm〜2mmとされるのが好ましい。集光レンズで集光さ
れた可視光レーザの光束面が、この範囲とされることに
より、廊下や壁,天井面に照射された可視光レーザの輝
度を均整化することができ、火災時の煙にも容易に点状
で移動するビームを投影できる。
【0008】反射ミラーとしては、直角プリズム,平面
ミラー,凸面レンズ等が挙げられる。反射ミラーによる
可視光レーザの反射角度は、30°〜75°,好ましく
は40°〜60°,更に好ましくは42°〜55°とさ
れるのが好ましい。可視光レーザの反射角度が55°よ
り大きくなるにつれ反射による可視光レーザの収差が大
きくなり輝度が低下し、床面等に照射された可視光レー
ザが不鮮明となり易く誘導効果を低化させる傾向が現れ
だし、反射ミラーの反射角度が42°より小さくなるに
つれ反射による可視光レーザの収差が少なくなるものの
半導体レーザ及び集光レンズと拡散レンズを互いに干渉
させずに可視光レーザの光路を確保するにはレーザ保持
部を大型化する必要があり、これによって回転ドラムの
直径等を大きくする必要があり、したがってレーザビー
ムサインが大型化し取扱性が低下する傾向が現れだし、
いずれも好ましくない。
【0009】拡散レンズとしては、ロッドレンズ,平凸
シリンドリカルレンズ(又はプラノコンベックスシリン
ドリカルレンズ),平凹シリンドリカルレンズ(又はプ
ラノコンケーブシリンドリカルレンズ)等が挙げられ
る。拡散レンズにロッドレンズを使用した場合、ロッド
レンズの直径は、3mm〜10mm,好ましくは4mm〜8m
m,更に好ましくは6mm〜7mmとされるのが好ましい。
ロッドレンズの直径が7mmより大きくなるにつれロッド
レンズで直線状に拡散される可視光レーザの広がり角度
が小さくなり可視光レーザの照射範囲が狭くなりホテル
の廊下等に設置されるレーザビームサインの設置数が多
くなる傾向が現れだし、ロッドレンズの直径が6mmより
小さくなるにつれロッドレンズで直線状に拡散される可
視光レーザの広がり角度が大きくなり可視光レーザのロ
ッドレンズによる光透過損失が大きくなり(又は輝度が
低下し)、床面等に照射された可視光レーザが不鮮明と
なってポイント効果や誘導効果が低下する傾向が現れだ
し、いずれも好ましくない。
【0010】拡散レンズに平凸シリンドリカルレンズを
使用した場合、平凸シリンドリカルレンズの凸面の曲率
半径は、1.5mm〜5mm,好ましくは2mm〜4mm,更に
好ましくは3mm〜3.5mmとされるのが好ましい。平凸
シリンドリカルレンズの凸面の曲率半径が3.5mmより
大きくなるにつれ平凸シリンドリカルレンズで直線状に
拡散される可視光レーザの広がり角度が小さくなり可視
光レーザの照射範囲が狭くなりホテルの廊下等に設置さ
れるレーザビームサインの設置数が多くなる傾向が現れ
だし、平凸シリンドリカルレンズの凸面の曲率半径が3
mmより小さくなるにつれ平凸シリンドリカルレンズで直
線状に拡散された可視光レーザの広がり角度が大きくな
り平凸シリンドリカルレンズによる可視光レーザの収差
が大きくなって輝度が低下し、床面等に照射された可視
光レーザが不鮮明となってポイント効果や誘導効果が低
化する傾向が現れだし、いずれも好ましくない。
【0011】拡散レンズに平凹シリンドリカルレンズを
使用した場合、平凹シリンドリカルレンズの凹面の曲率
半径は、3mm〜10mm,好ましくは4mm〜8mm,更に好
ましくは6mm〜7mmとされるのが好ましい。平凹シリン
ドリカルレンズの凹面の曲率半径が7mmより大きくなる
につれ平凹シリンドリカルレンズで直線状に拡散される
可視光レーザの広がり角度が小さくなり可視光レーザの
照射範囲が狭くなりホテル等の廊下等に設置されるレー
ザビームサインの設置数が多くなる傾向が現れだし、平
凹シリンドリカルレンズの凹面の曲率半径が6mmより小
さくなるにつれ平凹シリンドリカルレンズで直線状に拡
散される可視光レーザの広がり角度が大きくなり平凹シ
リンドリカルレンズによる可視光レーザの収差が大きく
なって輝度が低下し、床面等に照射された可視光レーザ
が不鮮明となってポイント効果や誘導効果が低下する傾
向が現れだし、いずれも好ましくない。拡散レンズの軸
方向の長さが3mm以上であれば集光レンズで集光された
可視光レーザを捕捉して所定の広がり角度を持って一方
向に直線状に拡散できるので、好ましい。
【0012】拡散レンズは、集光レンズで集光された可
視光レーザに対して、ロッドレンズの場合、曲面を、平
凸シリンドリカルレンズの場合、凸面又は凸面の背面側
の端面を、平凹シリンドリカルレンズの場合、凹面又は
凹面の背面側の端面を、略直交して配設すると、可視光
レーザを直線状に拡散して照射できるので、好ましい。
【0013】拡散レンズにより拡散された可視光レーザ
の広がり角度としては、拡散レンズの中心から120°
〜150°,好ましくは80°〜120°,更に好まし
くは60°〜80°とされるのが好ましい。可視光レー
ザの広がり角度が80°より大きくなるにつれ可視光レ
ーザの拡散レンズによる光透過損失が大きくなり鮮明さ
に欠ける傾向が現れだし、可視光レーザの広がり角度が
60°より小さくなるにつれ照射範囲が狭くなりホテル
等の廊下等に設置されるレーザビームサインの設置数が
増大する傾向が現れだし、いずれも好ましくない。拡散
レンズの可視光レーザの光軸に対する入射面の傾斜角度
としては、8°〜60°,好ましくは10°〜50°,
更に好ましくは13°〜45°とされるのが好ましい。
拡散レンズの可視光レーザの光軸に対する入射面の傾斜
角度が45°より大きくなるにつれ廊下の床面や天井
面,壁面等に照射された可視光レーザの投影パターンの
幅が広くなり輝度が低下する傾向が現れだし、拡散レン
ズの可視光レーザの光軸に対する入射面の傾斜角度が1
3°より小さくなるにつれ廊下の床面等に照射された可
視光レーザの投影パターンの幅が広くなり円形のパター
ンが途中途切れてしまい投影できなくなる傾向が現れだ
し、いずれも好ましくない。
【0014】拡散レンズを可視光レーザの光軸に対して
傾斜して配設する場合、拡散レンズの角部を可視光レー
ザの光軸上に当てないようにすると、可視光レーザの乱
反射、また乱反射による輝度の低下等を防止して鮮明に
可視光レーザを照射できるので、好ましい。また、拡散
レンズの円形面を除く面に光不透過性の材料等を貼着し
たり黒色等に塗装すると可視光レーザの乱反射等を確実
に防止できるので、好ましい。
【0015】レーザ保持部やレーザ支持部は、合成樹脂
材料等で一体に成形するのが好ましい。筒状部に半導体
レーザ,集光レンズ,反射ミラー,拡散レンズを配設す
るだけで可視光レーザの光軸上に集光レンズ,反射ミラ
ー,拡散レンズを配設することができるので簡単に精度
よく作製できる。レンズ保持部は、拡散レンズの入射面
を可視光レーザの光軸に対して所定の傾斜角度を持っ
て、拡散レンズの一端部を嵌着等で保持することが好ま
しい。回転ドラムや回転板は、金属製,ポリオレフィ
ン,ポリカーボネート等の機械的強度に優れた合成樹脂
製等で作成されるのが好ましい。回転ドラムや回転板の
外周面には矩形状,三角形状,矢印形状,丸形状等の透
光部を所定間隔を開けて形成される。尚、合成樹脂製で
形成されたときは全体を着色剤を入れて成形し透光部を
形成するか、全体を透明な合成樹脂製で成形し、可視光
レーザの波長に依ってポイント効果を増大する赤色,青
色,黄色等に透光部を色抜きしたフィルムを貼着しても
よい。
【0016】回転ドラムや回転板の直径は、用途に応じ
て、20mm〜100mmに形成されるのが好ましい。回転
ドラムや回転板の直径が100mmより大きくなるにつれ
固定部や支持部,又は覆設部材を大きくする必要があ
り、レーザビームサインが大型化して作業性や取扱性が
低下する傾向が現れだし、回転ドラムや回転板の直径が
20mmより小さくなるにつれ、回転ドラムの場合、回転
ドラムに囲繞されるレーザ保持部を小型化することが困
難になり、また回転板の場合、可視光レーザの光軸に対
する拡散レンズの入射面の傾斜角度を小さくする必要が
あり、この結果、廊下の床面等に照射された円弧状の可
視光レーザの曲率半径が小さくなる傾向が現れだし、い
ずれも好ましくない。
【0017】回転ドラムや回転板の透光部の形状は、矩
形状,方形状,三角形・五角形・菱形等の多角形状,さ
し指状,矢印状,十文字状,円形状,楕円形状,瓢箪
状,土星状,星形状,半月状,ハート状等の種々の形状
に形成される。尚、非難誘導用の場合には、矩形状や矢
印状の形状が好ましい。直線状や矢印状の光影が点在状
で非難方向を明確に示すので、安全かつ速やかに人々を
誘導できるからである。矩形状や矢印状の場合は、幅が
0.2mm〜1mm,好ましくは0.3mm〜0.8mm,更に
好ましくは0.4mm〜0.6mmとされるのが好ましい。
透光部の幅が0.6mmより広くなるにつれ可視光レーザ
の投影パターンの長さが長くなり誘導方向が解り辛くな
る傾向が現れだし、透光部の幅が0.4mmより狭くなる
につれ可視光レーザが透光部を通過する際にフレア等の
干渉が強くなり鮮明に可視光レーザを照射できなくなる
傾向が現れだし、いずれも好ましくない。
【0018】遮光板は、金属板や合成樹脂板からなり拡
散レンズで円弧状に拡散された可視光レーザをホテルの
廊下等のコーナー部の角度に合わせて規制する扇形状等
の切欠部や、矩形状,三角形状等の切抜部等を備えるこ
とが好ましい。筐体部は、一面が開口された容器状に形
成されるのが好ましいが、底部(天板)と周壁部を脱着
自在に分離して形成してもよい。材料としては金属や合
成樹脂,合板等の木材,セラミック材が使用でき、用途
に応じて適宜選択される。
【0019】モータ部としては、直流モータ,交流モー
タ,ステッピングモータ,超音波モータ等が挙げられ
る。モータ部及びレーザ駆動部は使用時に常時駆動され
てもよいが、非難誘導灯の場合は節電等を図る目的で、
すなわちモータ部及びレーザ駆動部を非常時のみ駆動す
るために、モータ部及びレーザ駆動部とこれらに電流/
電圧を供給する配電線との間、また無停電電源部を備え
た場合、モータ部及びレーザ駆動部と無停電電源部との
間にスイッチ部等を設けてもよい。スイッチ部として
は、電磁コイルリレー,半導体無接点リレー等のリレ
ー,押釦スイッチ等が挙げられる。また、モータ部及び
レーザ駆動部は、非難誘導用の場合は熱感知器や煙感知
器,非常ベル等に連動して“オン”制御されるように接
続されると、公衆が非常発生と同時に非難方向を認識で
き、迅速な非難を行うことができ、非常に好ましい。ま
た、火災等の発生場所に応じて安全な又は適切な非常口
や非常階段等に誘導するために、モータ部に供給される
電流/電圧の極性を切り換える極性切替リレー回路を備
えると、モータ部の回転方向を適切な誘導方向に変更で
きるので、好ましい。無停電電源部としては、マンガン
電池,アルカリマンガン電池等の一次電池や、Ni−C
d電池,ニッケル水素電池,リチウム電池等の二次電池
等、また二次電池に所定の電流/電圧を充電するために
変圧器,整流器等を有する充電器等を備えたものが好ま
しい。
【0020】固定部や支持部、又は覆設部材は、金属
製,ポリカーボネイト,ポリエチレン等のポリオレフィ
ン等の熱可塑性樹脂やポリエステル系の熱硬化性樹脂
や、これらと無機フィラーやガラス繊維等を複合した複
合樹脂が用いられる。中でも難燃性で機械的強度に優れ
た合成樹脂が防災状の観点から好適に用いられる。固定
部や支持部、又は覆設部材の形状としては、板状,箱
状,半球形状,球形状等が挙げられる。固定部又は支持
部と覆設部材とが螺着,嵌着,挿着等により脱着自在に
一体化されると操作性や取扱い性等から好ましい。覆設
部材は、固定部に固定されたレーザ保持部,回転ドラ
ム,モータ部等を覆って固定部の外側部に固定される
と、又は支持部に支持されたレーザ支持部,レンズ保持
部,回転板,モータ部,遮光板等を覆って支持部の外側
部に固定されると、火災等により生じた煙が可視光レー
ザの光軸を遮って輝度が低下すること等がなく、好まし
い。
【0021】覆設部材のレーザ出射窓は、拡散レンズに
より直線状に拡散された可視光レーザの広がり角度と同
角度で形成されることが好ましい。具体的には、拡散レ
ンズの中心から140°〜170°,好ましくは100
°〜140°,更に好ましくは80°〜100°の広角
範囲を持って開設されるのが好ましい。レーザ出射窓が
拡散レンズの中心から100°以上拡開されるにつれ筐
体状物等からなる覆設部材にレーザ出射窓を形成するこ
とが困難となる傾向が現れだし、レーザ出射窓が拡散レ
ンズの中心から80°以下とされるにつれ直線状に拡散
された可視光レーザの照射パターンの長さが短くなりホ
テル等の廊下等に設置されるレーザビームサインの設置
数が増大する傾向が現れだすので、いずれも好ましくな
い。
【0022】
【作用】この構成によって、拡散レンズで直線状に拡散
された可視光レーザを回転ドラムの透光部が回転しなが
ら分断するので、透光部を通過した可視光レーザを点在
状で直線状になってかつ回転ドラムの回転方向と同一に
移動して壁面や天井面,床面等に投影することができ
る。拡散レンズで円弧状に拡散された可視光レーザを回
転板の透光部が回転しながら分断するので、透光部を通
過した可視光レーザは点在状で円弧状になってかつ回転
板の回転方向と同一に移動して壁面や天井面,床面等に
投影することができる。回転ドラムや回転板の透光部
が、矩形状や矢印状,三角形状等に形成された場合、点
在状に照射された可視光レーザが回転ドラムや回転板の
回転方向と同一方向に移動するので、先端方向に非常口
や非常階段等の設置場所を認識させることができ、誘導
方向を明確化できる。無停電電源部を備えたので、火災
等により配電線等が焼き切れたり、火災報知によって配
電がストップされた場合でも、非常口や非常階段等の安
全な場所へ向かって、誘導方向を示す可視光レーザを照
射することができる。拡散レンズが、ロッドレンズ,平
凸シリンドリカルレンズ,平凹シリンドリカルレンズ等
からなるので、ロッドレンズの球面、平凸シリンドリカ
ルレンズの凸面又は凸面の背面側の端面、平凹シリンド
リカルレンズの凹面又は凹面の背面側の端面を可視光レ
ーザの光軸上に光軸に対して略直交させることにより、
可視光レーザを、半導体レーザを複数使用すること等な
く、容易に所望の広角範囲に直線状に拡散して照射でき
る。グリルノブと、グリルノブに嵌着等で両端部が固定
された係止部材と、を備えたので、レーザビームサイン
を天井等に容易に取付でき、またグリルノブの回動操作
により可視光レーザの出射方向を容易に変更でき、かつ
所望位置で固定できる。固定部又は支持部を収容しかつ
内部底面で固定又は回動自在に係止する筐体部を備えた
ので、筐体部を天井や壁等に埋め込んで設置でき、また
可視光レーザの出射方向を容易に変更できる。覆設部材
を備え、また、覆設部材のレーザ出射窓に光透過性のガ
ラス又は合成樹脂等のフィルムを備えたので、レーザビ
ームサイン内にゴミ等の侵入や火災発生時等における煙
の侵入を防止でき、レーザ駆動部等の誤作動等を防止で
きる。劇場やイベントホール,若しくは看板塔に複数の
レーザビームサインを設定し、スクリーンやミラーボー
ルで反射させたり、看板面等に直接所定の形状や色の光
影を一定の移動速度を持って点在状でかつ直線状や円弧
状に動的に投影することにより、演出効果や広告効果を
高めることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるレーザビー
ムサインについて、図面を参照しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例における非難誘
導用の直付け型のレーザビームサインを示す要部断面正
面図であり、図2はその要部断面側面図である。図1に
おいて、1は本発明の第1実施例における直付け型(又
は露出型)のレーザビームサイン、2は後述するレーザ
保持部6,モータ部12,無停電電源部14等を所定位
置に固定するためにステンレススティール等の金属製又
はポリカーボネート等の合成樹脂製等の不燃性,難燃
性,防炎性材料等で箱状に形成された固定部、2aは固
定部2の底面の左方部にスポット溶接等により配設され
た断面L字状の板状物からなるレーザ保持用プレート、
2bは固定部2の底面の中央部にスポット溶接等により
配設された断面L字状の板状物からなるモータ保持用プ
レート、2cは固定部2の底面の右方部にスポット溶接
等により配設された断面L字状の板状物からなる電源保
持用プレート、2dは無停電電源部14に電流/電圧を
供給する配電線(図示せず)等を挿通するために固定部
2の底面の右方部に開設された挿通用孔部、3は固定部
2を覆設するために前述した不燃性,難燃性,防炎性材
料等からなり正面円弧状に形成された筐体状物からなる
覆設部材、3aは覆設部材3の正面略中央部に略矩形状
に開設されたレーザ出射窓、3bは覆設部材3のレーザ
出射窓3aを内方から覆って貼着されたフィルム、4は
前述した不燃性,難燃性,防炎性材料等からなり断面略
コ字状に形成された板状物からなる係止部材、4a,4
aはレーザビームサイン1を天井等に取り付けるための
アンカーボルト等を挿通するために開設された挿通用孔
部、5,5は固定部2を係止部材4に取り付けるための
グリルノブ、6は固定部2のレーザ保持用プレート2a
に配設された断面略矩形状,三角形状,円形状等の筒状
物からなるレーザ保持部、6aはレーザ保持部6の中央
部に開設された保持用孔部、6bは保持用孔部6aの中
途部に嵌設された半導体レーザ7及び集光レンズ9を保
持するための筒状物からなる筒状ホルダー、6cは図1
中保持用孔部6aの右方に嵌設された一端面が可視光レ
ーザの光軸に対して略45°の傾斜面とされた略矩形
状,三角形状,円形状等に形成されたミラー支持体、6
dはレーザ保持部6の長手方向の一側部から保持用孔部
6aに連通しかつ保持用孔部6aに対し略直交して開設
された出射用孔部、6eは反射ミラー10を介して図1
中A′矢視する下方向(以下反射方向A′と称す)に向
かって反射された可視光レーザの光軸上に後述する拡散
レンズ11を配設するためにレーザ保持部6の長手方向
の一端面の所定部から保持用孔部6aに連通して開設さ
れた挿入用孔部、7は可視光レーザを照射する半導体レ
ーザ、8は半導体レーザ7を駆動するレーザ駆動部、9
は半導体レーザ7から照射された可視光レーザを図1中
A矢視する方向(以下出射方向Aと称す)に集光光束化
するコリメータレンズ等からなる集光レンズ、10は集
光レンズ9を介して出射方向Aに集光光束化された可視
光レーザを反射方向A′に反射するためにレーザ保持部
6のミラー支持体6cの傾斜面に配設された反射ミラ
ー、11は反射ミラー10を介して反射方向A′に反射
された可視光レーザを所定の広がり角度を持って拡散す
るために可視光レーザの光軸に対して曲面を直交させた
ロッドレンズ等からなる拡散レンズ、12は固定部2の
モータ保持用プレート2bに配設されたモータ部、12
aは回転ドラムの回転方向,回転速度等を制御するギヤ
部、13は金属製,合成樹脂製等からなり略円筒状に形
成された回転ドラム、13aは回転ドラム13の側面、
すなわちレーザ保持部6に配設された拡散レンズ11を
同軸状で囲繞する壁面に所定間隔を開けて回転方向と直
交方向に長尺な略矩形状に開設された透光部、14は後
述する二次電池14a,充電器14b等からなる無停電
電源部、14aはNi−Cd電池等からなりレーザ駆動
部8及びモータ部12に所定の電流/電圧を供給するた
めの二次電池、14bは図示しない変圧器,整流器等か
らなり配電線等から供給された交流電流/電圧を所定の
直流電流/電圧に変圧等して二次電池14aに供給する
ための充電器である。尚、図示しないがレーザ駆動部8
及びモータ部12と、無停電電源部14との間には無電
圧リレー等からなるスイッチ部が電気的に接続されてお
り、b接点等を利用して火災等の事故の際に交流電流/
電圧の配電がストップされたことを検知してレーザ駆動
部8及びモータ部12が“オン”制御される。 また、
図2において、3cは覆設部材3を固定部2に取り付け
るために覆設部材3の長手方向の両端部に切り欠かれた
切欠部、15,15は固定部2に覆設部材3を取り付け
るための螺子である。
【0024】以上のように構成された第1実施例の非難
誘導用のレーザビームサインについて、以下図面を参照
しながらその動作について説明する。図3は本発明の第
1実施例における直付け型のレーザビームサインから可
視光レーザを照射した状態を示す模式図である。まず、
ホテルやコンサートホール,公会堂等の建造物にて火災
等の事故が生じると、建造物の責任者等によって配電盤
のブレーカ等が“オフ”され、レーザビームサイン1に
供給される電流/電圧が“オフ”制御される。次に、ス
イッチ部は、配電線から無停電電源部14の充電器14
bへ供給される電流/電圧が“オフ”制御されたことを
検知して、無停電電源部14の二次電池14aからレー
ザ駆動部8及びモータ部12に供給される所定の電流/
電圧を“オン”制御する。次に、二次電池14aから所
定の電流/電圧が供給されることによりレーザ駆動部8
が駆動されると、半導体レーザ7から可視光レーザが照
射される。次に、可視光レーザは集光レンズ9により出
射方向Aに集光光束化される。次に、集光光束化された
可視光レーザは反射ミラー10を介して反射方向A′に
反射された後、拡散レンズ11にて拡散レンズ11の中
心から略70°の広がり角度で一方向(又は直線状)に
拡散される。一方、二次電池14aから所定の電流/電
圧が供給されることによりモータ部12が駆動される
と、モータ部12の回転子の先端部に嵌着された回転ド
ラム13が所定の回転方向に回転駆動される。これによ
り、拡散レンズ11を介した可視光レーザが、回転駆動
されている回転ドラム13の内壁面に照射される。次
に、可視光レーザは回転ドラム13の透光部13aを介
して廊下の床面に所定形状かつ所定間隔を持って非常階
段等の設置場所に向かって、すなわち図3中B矢視する
方向(以下誘導方向と称す)に向かって点在状に移動照
射される。回転ドラム13の回転に合わせて点在状の光
影が移動するのでこれにより、人々は可視光レーザの誘
導方向に向かって非難できる。
【0025】以上のように本実施例によれば、拡散レン
ズで直線状に拡散された可視光レーザが回転される回転
ドラムの透光部に分断されるので、廊下の床面等に透光
部を通過した可視光レーザが点在状で直線状になって、
かつ回転ドラムの回転方向と同一方向に移動して投影す
ることができる。この結果、ホテル等の建造物にて火
災,震災等の非常事故等が発生した場合、床面に伏せて
非難する人々にも一目見ただけで非常口や非常階段等の
場所やその方向を認識させることができ、人々を迅速か
つ安全に非難・誘導させることができる。また、無停電
電源部を備えたので、火災等により配電線等が焼き切れ
たり、火災報知によって配電がストップされても、非常
口や非常階段等の安全な場所へ向かって、誘導方向を示
す可視光レーザを照射できる。また、固定部にレーザ保
持部,回転ドラム等を覆って、レーザ出射窓を有する覆
設部材を固定し、かつレーザ出射窓に光透過性の合成樹
脂等のフィルムを貼着したので、火災により生じた煙が
レーザ駆動部等を誤作動等させたり、レーザ保持部の拡
散レンズから回転ドラムに照射される可視光レーザを遮
って輝度が低下させることを防止することができ、鮮明
な可視光レーザを照射できる。また、固定部と、固定部
の両端部に螺着されたグリルノブに両端部が狭持された
係止部材を備えたので、レーザビームサインを天井等に
容易に取付できるとともにグリルノブの回動操作によっ
て可視光レーザの出射方向を所望の方向にすることがで
きる。
【0026】(実施例2)図4は本発明の第2実施例に
おける非難誘導用の埋込型のレーザビームサインを示す
要部断面図であり、図5は覆設部材を示す平面図であ
る。図4及び図5において、6はレーザ保持部、12は
モータ部、12aはギヤ部、13は回転ドラム、13a
は透光部であり、これらは実施例1と同様なものなので
同一の符号を付して説明を省略する。1′は本発明の第
2実施例における埋込型のレーザビームサイン、2′は
前述した不燃性,難燃性,防炎性材料等からなり断面略
コ字状に形成された板状物からなる固定部、2a′は図
4中固定部2′の左方の内壁面に配設された断面略Z字
状に形成された板状物からなるレーザ保持用プレート、
2b′は図4中固定部2′の右方の内壁面に配設された
断面略Z字状に形成された板状物からなるモータ保持用
プレート、3′は前述した不燃性,難燃性,防炎性材料
等からなり断面略円弧状に形成された覆設部材、3a′
は覆設部材3′の正面略中央部に略矩形状に開設された
レーザ出射窓、3b′は覆設部材3′のレーザ出射窓3
a′を内方から覆って貼着されたフィルム、3c′,3
c′は覆設部材3′の外郭近傍部に覆設部材3′と略同
心円状で円弧状に開設された回動溝部、16は固定部
2′を収容する一端面が開口された容袋状の筐体部、1
6aは筐体部16の内部底面に形成された固定部2′を
回動自在に係止するための回動係止部、16b,16b
はレーザビームサイン1′を天井等に取り付けるための
アンカーボルト等を挿通するために底面に開設された挿
通用孔部、16c,16cは筐体部16の口縁部に突設
された係止部である。尚、図示しないがレーザ駆動部及
びモータ部12は図示しないスイッチ部を介して無停電
電源部と電気的に接続されている。本実施例におけるレ
ーザビームサインの動作は実施例1と同様であり、説明
を省略する。尚、可視光レーザの出射方向は、予め固定
部2′及び覆設部材3′を所定方向に揃えて配置するこ
とにより設定される。
【0027】以上のように本実施例によれば、固定部を
収容するとともに固定部を内部底面で回動自在に係止す
る筐体部を備えたので、固定部を天井や壁等に埋め込む
ことができ、また可視光レーザの出射方向を所望方向に
容易に変更できる。
【0028】(実施例3)図6は本発明の第3実施例に
おける非難誘導用の建築物の廊下等のコーナー部に使用
されるレーザビームサインを示す側面図である。図6に
おいて、7は半導体レーザ、8はレーザ駆動部、9は集
光レンズ、11は拡散レンズ、12はモータ部,12a
はギヤ部であり、これらは実施例1と同様なものなので
同一の符号を付して説明を省略する。1″は本発明の第
3実施例におけるコーナー用のレーザビームサイン、1
7は前述した不燃性,難燃性,防炎性材料等で形成され
た板状物からなる支持部、17aは図6中支持部17の
左方部上面に螺着等により立設された円柱形状,角柱形
状に形成されたレーザ固定用プレート、17bは図6中
支持部17の右方部上面に螺着等により立設された断面
略L字状等の板状物からなるモータ固定用プレート、1
8は図6中支持部17の略中央部上面に螺着等により立
設された略三角形状,矩形状,台形状,台錐形状,半円
形状等の板状物からなり拡散レンズ11を所定角度で保
持するレンズ保持部、18aは可視光レーザの光軸と拡
散レンズ11との交点a1 を中心点として所定の回転半
径を持って円弧状に開設された溝部、18bは拡散レン
ズ11の入射面を可視光レーザの光軸に対して傾斜角度
θ1 で嵌着等で保持するとともにレンズ保持部18の溝
部18aに摺動自在に保持されたレンズ支持体、18
c,18c,18cはレンズ保持部18の溝部18aに
レンズ支持体18bを摺動自在に保持するための四の滑
車、19は前述した不燃性,難燃性,防炎性材料等から
なり略円板状に形成された板状物からなる回転板、19
aは回転板19の外郭近傍部に所定間隔を開けて回転方
向と直交方向に矢印形状,矩形状,扇形状等に開設され
た透光部、20は前述した不燃性,難燃性,防炎性材料
等からなり略円板状に形成された板状物からなる遮光
板、20aは遮光板20に開口角度略45°で略扇形状
に切り欠かれた扇形開口部、21は支持部17のレーザ
固定用プレート17aに配設された断面略矩形状,三角
形状,円形状等の筒状物からなるレーザ支持部、22は
ボルトである。尚、拡散レンズ11の露出側の端部は黒
色等に塗色されている。また、図示しないがレーザ駆動
部8及びモータ部12はスイッチ部を介して無停電電源
部と電気的に接続されている。また、レーザビームサイ
ン1″は、実施例1及び2のように覆設部材が配設され
てもよい。
【0029】以上のように構成された第3実施例の非難
誘導用のレーザビームサインについて、以下図面を参照
しながらその動作について説明する。図7は本発明の第
3実施例におけるコーナー用のレーザビームサインから
可視光レーザを照射した状態を示す模式図である。ま
ず、ホテル等の建造物にて火災等の事故が生じると、実
施例1と同様な動作が行われ、半導体レーザ7から集光
レンズ9を介して集光光束化された可視光レーザが照射
される。次に、集光光束化された可視光レーザは、拡散
レンズ11の入射面に対して斜交して入射される。次
に、可視光レーザは、図7中Pで示す拡散レンズ11の
表面にて屈折され、放射状に照射される。一方、モータ
部12が駆動されることにより、モータ部12の回転子
の先端部に嵌着された回転板19が図7中Cで示す反時
計回り方向に回転駆動されている。すなわち、拡散レン
ズ11を介した可視光レーザは回転駆動されている回転
板19に照射される。次に、可視光レーザは、回転板1
9の透光部19aを介して固定された遮光板20に照射
される。次に、可視光レーザは、遮光板20の扇形開口
部20aで照射範囲が規制される。次に、可視光レーザ
は、遮光板20の扇形開口部20aを介して廊下の曲が
り角の床面に所定形状でかつ所定間隔を持って非常階段
等の設置場所に向かって、すなわち図7中D矢視する円
弧状の誘導方向に向かって移動照射される。これによ
り、人々は可視光レーザの誘導方向に向かって非難でき
る。尚、可視光レーザの光軸に対する拡散レンズ11の
傾斜角度θ1 を大きくすると、廊下の角部の床面に円弧
状に照射された可視光レーザの曲率半径を大きくするこ
とができ、廊下の曲がり角に合わせて自由に調整でき
る。
【0030】以上のように本実施例によれば、拡散レン
ズで円弧状に拡散された可視光レーザが回転される回転
板の透光部に分断されるので、廊下の床面等に透光部を
通過した可視光レーザが点線状で円弧状になって、かつ
回転板の回転方向と同一方向に移動して投影することが
できる。この結果、ホテル等の建造物にて火災,震災等
の非常事故等が発生した場合、床面に伏せて非難する人
々にも一目見ただけで非常口や非常階段等の場所及びそ
の方向を認識させることができ、人々はコーナー部等で
迷うことなく迅速かつ安全に非難・誘導することができ
る。また、レンズ保持部が可視光レーザに対する拡散レ
ンズの傾斜角度を変化できるので、コーナー部の床面に
照射される可視光レーザの曲率半径をコーナーに合わせ
て容易に変更できる。
【0031】尚、第1乃至第3実施例では、非難誘導用
のレーザビームサインについて説明したが、演劇場やア
ミューズメント施設,イベントホール等では、レーザ出
力を大きくし、それに合わせて回転ドラムや回転板の透
光部を大きく形成してもよい。また、レーザビームサイ
ンを複数組合わせて設置すると幻想的な演出効果の高い
照明として使用できることがわかった。尚、この場合、
無停電電源部等を設けなくてもよいので、その分装置を
小型化,コンパクト化できることもわかった。更に、屋
外の看板や看板塔の照明装置に組合わせることにより広
告効果を高めることができることもわかった。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明のレーザビームサイ
ンによれば、以下の優れた効果を奏する。 (1)可視光レーザを照射する半導体レーザと,前記半
導体レーザのレーザヘッドの前部に配設された集光レン
ズと,前記集光レンズで集光された可視光レーザの光軸
上に前記光軸に対して30°〜75°の反射角度を持っ
て配設された反射ミラーと,前記反射ミラーで反射され
た可視光レーザの光軸上に配設された拡散レンズと,を
備えたレーザ保持部と、前記レーザ保持部の少なくとも
前記拡散レンズを囲繞しかつ前記拡散レンズを囲繞する
壁面に透光部を備えた回転ドラムと、前記回転ドラムを
回転させるモータ部と、前記レーザ保持部及び前記モー
タ部を固定する固定部と、を備えたので、拡散レンズで
直線状に拡散された可視光レーザを回転ドラムの透光部
が回転しながら分断するので、透光部を通過した可視光
レーザを点在状で直線状になってかつ回転ドラムの回転
方向と同一方向に移動できるので、非難誘導用として利
用した場合は、人々は点在状かつ直線状で誘導方向を示
す可視光レーザにしたがって非常口や非常階段等の安全
な場所に、迅速かつ安全に非難・誘導され、安全性、信
頼性に優れた低原価のレーザビームサインを実現でき
る。また、アート照明やインテリア照明,又は広告照明
用として利用した場合に点在状の模様が直線状に移動す
るので、人々の注意を惹起し、幻想的・芸術的な照明効
果を演出したり、広告効果を高めることができる。 (2)可視光レーザを照射する半導体レーザと,前記半
導体レーザのレーザヘッドの前部に配設された集光レン
ズと,を備えたレーザ支持部と、前記集光レンズで集光
された可視光レーザの光軸上に前記光軸に対して入射面
が8°〜60°の傾斜角度を持って装設された拡散レン
ズを保持するレンズ保持部と、前記拡散レンズで屈折さ
れた可視光レーザの光軸上に前記光軸と対向して配設さ
れた透光部を備えた回転板と、前記回転板を回転させる
モータ部と、前記回転板の前記透光部を通過した可視光
レーザの照射量を規制する遮光板と、前記レーザ支持
部,前記レンズ保持部,前記モータ部及び前記遮光板を
支持する支持部と、を備えたので、拡散レンズで円弧状
に拡散された可視光レーザを回転板の透光部が回転しな
がら分断するので、透光部を通過した可視光レーザは点
在状で円弧状になってかつ回転板の回転方向と同一方向
に移動できるので、非難誘導用に利用した場合は、人々
をホテル等の廊下の交差部等でも迷うことなく非常口や
非常階段等の安全な場所に、迅速かつ安全に非難・誘導
することができ、安全性、信頼性に優れた低原価のレー
ザビームサインを実現できる。また、アート照明やイン
テリア照明,又は広告照明用として利用した場合に点在
状の模様が円弧状に移動するので、人々の注意を惹起
し、幻想的・芸術的な照明効果を演出したり、広告効果
を高めることができる。 (3)レーザビームを用いているので、非難誘導用とし
て利用しても煙の表面等煙に直接又は煙を通過して床面
や天井面,壁面等に点在状に移動して投影することがで
きるので、人々を安全な場所へ速やかに誘導できる。 (4)前記半導体レーザを駆動するレーザ駆動部及び前
記モータ部に電流/電圧を供給する無停電電源部を備え
た場合、火災等により配電線等が焼き切れた場合や二次
災害を防止するために配電をストップされた場合でも、
非常口や非常階段等の安全な場所へ向かって誘導方向を
示す可視光レーザを鮮明に照射でき、安全性、信頼性に
優れた低原価のレーザビームサインを実現できる。 (5)前記回転ドラム又は前記回転板の前記透光部が、
矩形状,三角形状,矢印形状等に形成された場合、三角
形や矢印状の形状の投影が点在状でかつ直線状又は円弧
状で誘導方向に移動しながら煙の表面や床面等に照射さ
れるので、一目見ただけで三角形状や矢印形状の投影の
先端に非常口や非常階段等の非難口があることを確実に
認識でき、人々を迅速かつ安全に非難・誘導できる安全
性、信頼性に優れた低原価のレーザビームサインを実現
できる。 (6)前記拡散レンズが、ロッドレンズ,平凸シリンド
リカルレンズ,平凹シリンドリカルレンズ等の内いずれ
か1からなる場合、コヒーレンス性を有する可視光レー
ザを所望の広角範囲に照射でき、半導体レーザを複数使
用すること等なく広範囲に直線状に照射できるので安価
なレーザビームサインを実現できる。 (7)前記固定部又は前記支持部の外側部に少なくとも
一側部が固定された覆設部材と、前記覆設部材の中央面
に開設された矩形状又は円弧状のレーザ出射窓と、を備
えた場合、天井等に容易にレーザビームサインを取付で
き、またグリルノブの回動操作により可視光レーザの出
射方向を容易に変更できかつ所望位置で固定でき、取付
作業等の作業性を向上できる。 (8)前記固定部又は前記支持部を収容し、かつ前記固
定部又は前記支持部を内部底面で固定又は回動自在に係
止する筐体部を備えた場合、筐体部を天井や壁等に埋め
込んで配設でき、かつ可視光レーザの出射方向を容易に
変更できかつ所望位置で固定でき、またホテルや公会堂
等の建造物の美観を損ねることがない低原価のレーザビ
ームサインを実現できる。 (9)前記固定部又は前記支持部の外側部に少なくとも
一側部が固定された覆設部材と、前記覆設部材の中央面
に開設された矩形状又は円弧状のレーザ出射窓と、を備
えた場合、また、前記筐体部の開口部の口縁部又は前記
開口部を囲繞する口縁形成部と、前記口縁部又は前記口
縁形成部に外郭部が固定又は回動自在に係止される覆設
部材と、前記覆設部材の中央面に開設された矩形状又は
円弧状のレーザ出射窓と、を備えた場合、更に、前記覆
設部材の前記レーザ出射窓に光透過性のガラス板又は合
成樹脂製フィルム又シートの内いずれか1を備えた場合
は、レーザビームサイン内にゴミ等の侵入や煙の侵入を
防止でき、したがって、レーザ駆動部等の誤作動等を防
止できるので、信頼性を向上できる。 (10)ホテルやコンサートホール,公会堂等に訪れた
公衆を目的の場所に案内するガイドとして使用できると
ともに、演劇場,アミューズメントホール,イベントホ
ール等の娯楽施設等にて、幻想的・芸術的な照明効果を
演出できるアート照明として又は家庭のアートインテリ
アとして利用できる低原価のレーザビームサインを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における非難誘導用の直付
け型のレーザビームサインを示す要部断面正面図
【図2】その要部断面側面図
【図3】本発明の第1実施例における直付け型のレーザ
ビームサインから可視光レーザを照射した状態を示す模
式図
【図4】本発明の第2実施例における非難誘導用の埋込
型のレーザビームサインを示す要部断面図
【図5】覆設部材を示す平面図
【図6】本発明の第3実施例における非難誘導用の建築
物の廊下等のコーナー部に使用されるレーザビームサイ
ンを示す側面図
【図7】本発明の第3実施例におけるコーナー用のレー
ザビームサインから可視光レーザを照射した状態を示す
模式図
【符号の説明】
1,1′,1″ レーザビームサイン 2,2′ 固定部 2a,2a′ レーザ保持用プレート 2b,2b′ モータ保持用プレート 2c 電源保持用プレート 2d 挿通用孔部 3,3′ 覆設部材 3a,3a′ レーザ出射窓 3b,3b′ フィルム 3c 切欠部 3c′ 回動溝部 4 係止部材 4a 挿通用孔部 5 グリルノブ 6 レーザ保持部 6a 保持用孔部 6b 筒状ホルダー 6c ミラー支持体 6d 出射用孔部 6e 挿入用孔部 7 半導体レーザ 8 レーザ駆動部 9 集光レンズ 10 反射ミラー 11 拡散レンズ 12 モータ部 12a ギヤ部 13 回転ドラム 13a 透光部 14 無停電電源部 14a 二次電池 14b 充電器 15 螺子 16 筐体部 16a 回動係止部 16b 挿通用孔部 16c 係止部 17 支持部 17a レーザ固定用プレート 17b モータ固定用プレート 18 レンズ保持部 18a 溝部 18b レンズ支持体 18c 滑車 19 回転板 19a 透光部 20 遮光板 20a 扇形開口部 21 レーザ支持部 22 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 3/06 27/00 G08B 5/36 C G09F 19/18 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光レーザを照射する半導体レーザ
    と,前記半導体レーザのレーザヘッドの前部に配設され
    た集光レンズと,前記集光レンズで集光された可視光レ
    ーザの光軸上に前記光軸に対して30°〜75°の反射
    角度を持って配設された反射ミラーと,前記反射ミラー
    で反射された可視光レーザの光軸上に配設された拡散レ
    ンズと,を備えたレーザ保持部と、 前記レーザ保持部の少なくとも前記拡散レンズを囲繞し
    かつ前記拡散レンズを囲繞する壁面に透光部を備えた回
    転ドラムと、 前記回転ドラムを回転させるモータ部と、 前記レーザ保持部及び前記モータ部を固定する固定部
    と、 を備えたことを特徴とするレーザビームサイン。
  2. 【請求項2】 可視光レーザを照射する半導体レーザ
    と,前記半導体レーザのレーザヘッドの前部に配設され
    た集光レンズと,を備えたレーザ支持部と、 前記集光レンズで集光された可視光レーザの光軸上に前
    記光軸に対して入射面が8°〜60°の傾斜角度を持っ
    て装設された拡散レンズを保持するレンズ保持部と、 前記拡散レンズで屈折された可視光レーザの光軸上に前
    記光軸と対向して配設された透光部を備えた回転板と、 前記回転板を回転させるモータ部と、 前記回転板の前記透光部を通過した可視光レーザの照射
    量を規制する遮光板と、 前記レーザ支持部,前記レンズ保持部,前記モータ部及
    び前記遮光板を支持する支持部と、 を備えたことを特徴とするレーザビームサイン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のレーザビームサ
    インが、前記半導体レーザを駆動するレーザ駆動部及び
    前記モータ部に電流/電圧を供給する無停電電源部を備
    えたことを特徴とするレーザビームサイン。
  4. 【請求項4】 前記回転ドラム又は前記回転板の前記透
    光部が、矩形状,三角形状,矢印形状等に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1に記載の
    レーザビームサイン。
  5. 【請求項5】 前記拡散レンズが、ロッドレンズ,平凸
    シリンドリカルレンズ,平凹シリンドリカルレンズ等の
    内いずれか1からなることを特徴とする請求項1乃至4
    の内いずれか1に記載のレーザビームサイン。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の内いずれか1に記載の
    レーザビームサインが、前記固定部又は前記支持部の対
    向する外側部にそれぞれ装着されたグリルノブと、前記
    グリルノブに嵌着等で両端部が固定された略コの字型の
    板状物からなる係止部材と、を備えたことを特徴とする
    レーザビームサイン。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のレーザビームサイン
    が、前記固定部又は前記支持部の外側部に少なくとも一
    側部が固定された覆設部材と、前記覆設部材の中央面に
    開設された矩形状又は円弧状のレーザ出射窓と、を備え
    たことを特徴とするレーザビームサイン。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5の内いずれか1に記載の
    レーザビームサインが、前記固定部又は前記支持部を収
    容し、かつ前記固定部又は前記支持部を内部底面で固定
    又は回動自在に係止する筐体部を備えたことを特徴とす
    るレーザビームサイン。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のレーザビームサイン
    が、前記筐体部の開口部の口縁部又は前記開口部を囲繞
    する口縁形成部と、前記口縁部又は前記口縁形成部に外
    郭部が固定又は回動自在に係止される覆設部材と、前記
    覆設部材の中央面に開設された矩形状又は円弧状のレー
    ザ出射窓と、を備えたことを特徴とするレーザビームサ
    イン。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の内いずれか1に記載
    のレーザビームサインが、前記覆設部材の前記レーザ出
    射窓に光透過性のガラス板,合成樹脂製フィルム又はシ
    ートの内いずれか1を備えたことを特徴とするレーザビ
    ームサイン。
JP17951394A 1994-07-06 1994-07-06 レーザビームサイン Withdrawn JPH0822701A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004526612A (ja) * 2000-11-09 2004-09-02 アストロングループ テクノロジース エス.エイ. 車両に適した視覚合図装置
JP2015055897A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 独立行政法人国立高等専門学校機構 光線による避難誘導システム
JPWO2015087625A1 (ja) * 2013-12-11 2017-03-16 Necライティング株式会社 照明ユニット及び照明装置

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