JPH08226274A - ドアクローザの速度制御装置 - Google Patents
ドアクローザの速度制御装置Info
- Publication number
- JPH08226274A JPH08226274A JP5516595A JP5516595A JPH08226274A JP H08226274 A JPH08226274 A JP H08226274A JP 5516595 A JP5516595 A JP 5516595A JP 5516595 A JP5516595 A JP 5516595A JP H08226274 A JPH08226274 A JP H08226274A
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- JP
- Japan
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- piston
- chamber
- cylinder
- release pin
- check valve
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉の閉鎖作動のラッチングアクション開始時
における解除ピンと弁体との衝突点を設計上予期した通
りに実現し、正確なラッチングアクションを長期に亘り
行えるようにする。 【構成】 ドアクローザの速度制御装置において、解除
ピン7及び逆止弁6の弁体61を共にピストン2上に装
着し、解除ピン7を間接的に調整させる調整ねじ8をシ
リンダ1の前底部13に設ける。解除ピン7は突出ばね
72でシリンダ1の前底部13に向け付勢させる。
における解除ピンと弁体との衝突点を設計上予期した通
りに実現し、正確なラッチングアクションを長期に亘り
行えるようにする。 【構成】 ドアクローザの速度制御装置において、解除
ピン7及び逆止弁6の弁体61を共にピストン2上に装
着し、解除ピン7を間接的に調整させる調整ねじ8をシ
リンダ1の前底部13に設ける。解除ピン7は突出ばね
72でシリンダ1の前底部13に向け付勢させる。
Description
【0001】
【0002】この発明は、ドアクローザの速度制御装置
の改良に関する。
の改良に関する。
【0003】
【従来の技術】従来のドアクローザの速度制御装置とし
ては、例えば、実開平2−85780号公報に記載され
たものを挙げることができる。
ては、例えば、実開平2−85780号公報に記載され
たものを挙げることができる。
【0004】その装置は、作動油が封入されたシリンダ
と、シリンダと前方の第1室と後方の第2室とに仕切る
ピストンと、オリフィスを介して第1室と第2室とを連
通させた導油路と、ピストンを第1室に向け付勢させる
戻しばねと、ピストンに設けられたラックと、ラックに
噛み合うピニオンと、シリンダに支承されると共に、ピ
ニオン及び連係アームに固設される回転軸と、前記導油
路に並設され、第1室と第2室とをピストンを通じて連
通させたバイパスと、ピストンの前端部におけるバイパ
スに設けた、球状の弁体を有する逆止弁と、扉の閉鎖作
動の終端の近くで逆止弁の弁体を弁座上から排除するた
めに、シリンダの前底部に弁体に向け突出長さ調節可能
に設けた、工具係着部を有する解除ピンとから成る。
と、シリンダと前方の第1室と後方の第2室とに仕切る
ピストンと、オリフィスを介して第1室と第2室とを連
通させた導油路と、ピストンを第1室に向け付勢させる
戻しばねと、ピストンに設けられたラックと、ラックに
噛み合うピニオンと、シリンダに支承されると共に、ピ
ニオン及び連係アームに固設される回転軸と、前記導油
路に並設され、第1室と第2室とをピストンを通じて連
通させたバイパスと、ピストンの前端部におけるバイパ
スに設けた、球状の弁体を有する逆止弁と、扉の閉鎖作
動の終端の近くで逆止弁の弁体を弁座上から排除するた
めに、シリンダの前底部に弁体に向け突出長さ調節可能
に設けた、工具係着部を有する解除ピンとから成る。
【0005】そして、同装置によれば、扉の閉鎖作動の
終端近くの所望の角度位置で、オリフィスを有する導油
路に並行して設けられたバイパスの逆止弁を解除ピンで
開放させることにより、作動油とオリフィスとによる緩
衝作用を排することができるので、適切にして安全な角
度位置で閉扉速度が増大されることになる。
終端近くの所望の角度位置で、オリフィスを有する導油
路に並行して設けられたバイパスの逆止弁を解除ピンで
開放させることにより、作動油とオリフィスとによる緩
衝作用を排することができるので、適切にして安全な角
度位置で閉扉速度が増大されることになる。
【0006】そのため、扉の閉鎖力が終端の段階で強め
られ、扉はスムーズなラッチングアクションのもとに完
全に閉ざされることになる。
られ、扉はスムーズなラッチングアクションのもとに完
全に閉ざされることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来装置では、解除ピンはシリンダの前底部に装着さ
れ、弁体の弁座はピストン上に設けられているので、ラ
ッチングアクションに際して解除ピンと球状弁体とが衝
突する衝合点は、製品毎にピストンの摺動方向と直角を
なす平面内において中心軸線より異なった位置を占める
ことになる。
従来装置では、解除ピンはシリンダの前底部に装着さ
れ、弁体の弁座はピストン上に設けられているので、ラ
ッチングアクションに際して解除ピンと球状弁体とが衝
突する衝合点は、製品毎にピストンの摺動方向と直角を
なす平面内において中心軸線より異なった位置を占める
ことになる。
【0008】この現象は、シリンダの前底部(シリンダ
キャップ)、シリンダ本体及びピストンの組立時に生ず
るものであって、解除ピンと弁体とを安定した適正位置
で衝突させることを困難にする。
キャップ)、シリンダ本体及びピストンの組立時に生ず
るものであって、解除ピンと弁体とを安定した適正位置
で衝突させることを困難にする。
【0009】この発明のドアクローザの速度制御装置
は、扉の閉鎖作動のラッチングアクション開始時におけ
る解除ピンと弁体との衝突点を設計上予期した通りに実
現し、正確なラッチングアクションを長期に亘り行える
ようにすることを目的として提案されたものである。
は、扉の閉鎖作動のラッチングアクション開始時におけ
る解除ピンと弁体との衝突点を設計上予期した通りに実
現し、正確なラッチングアクションを長期に亘り行える
ようにすることを目的として提案されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、作動油が封入されたシリンダと、シリ
ンダを前方の第1室と後方の第2室とに仕切るピストン
と、オリフィスを介して第1室と第2室とを連通させた
導油路と、ピストンを第1室に向け付勢させる戻しばね
と、ピストンに設けられたラックと、ラックに噛み合う
ピニオンと、シリンダに支承されると共に、ピニオン及
び連係アームに固設される回転軸と、前記導油路に並設
され、第1室と第2室とをピストンを通じて連通させた
バイパスと、ピストンの前端部におけるバイパスに設け
た、球状の弁体を有する逆止弁と、扉の閉鎖作動の終端
近くで逆止弁の弁体を弁座上から排除するために、ピス
トンの前端部に該ピストンの中心軸線と平行に、且つ摺
動可能に設けた解除ピンと、ピストン内に設けられ、解
除ピンをその先端がシリンダの前底部に向け突出させる
ように付勢した突出ばねと、解除ピンの作動開始位置を
適正に定めるために、内端を解除ピンの先端に対向させ
るようにしてシリンダの前底部に螺合させた、外端に工
具係着部を有する調整ねじとを有することを特徴とす
る。
め、この発明は、作動油が封入されたシリンダと、シリ
ンダを前方の第1室と後方の第2室とに仕切るピストン
と、オリフィスを介して第1室と第2室とを連通させた
導油路と、ピストンを第1室に向け付勢させる戻しばね
と、ピストンに設けられたラックと、ラックに噛み合う
ピニオンと、シリンダに支承されると共に、ピニオン及
び連係アームに固設される回転軸と、前記導油路に並設
され、第1室と第2室とをピストンを通じて連通させた
バイパスと、ピストンの前端部におけるバイパスに設け
た、球状の弁体を有する逆止弁と、扉の閉鎖作動の終端
近くで逆止弁の弁体を弁座上から排除するために、ピス
トンの前端部に該ピストンの中心軸線と平行に、且つ摺
動可能に設けた解除ピンと、ピストン内に設けられ、解
除ピンをその先端がシリンダの前底部に向け突出させる
ように付勢した突出ばねと、解除ピンの作動開始位置を
適正に定めるために、内端を解除ピンの先端に対向させ
るようにしてシリンダの前底部に螺合させた、外端に工
具係着部を有する調整ねじとを有することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】図1を参照して、ピストン2上の解除ピン7に
よるラッチングアクション開始位置の調節は、調整ねじ
8の工具係着部81にドライバ等の工具を嵌めて、右又
は左に回動させることによって行われる。その際、調整
ねじ8は軸線方向に距離lの範囲で変位する。
よるラッチングアクション開始位置の調節は、調整ねじ
8の工具係着部81にドライバ等の工具を嵌めて、右又
は左に回動させることによって行われる。その際、調整
ねじ8は軸線方向に距離lの範囲で変位する。
【0012】図2に示すように、この発明に係るドアク
ローザが閉扉状態に至ると、最適位置に調整された調整
ねじ8の内端(先端)に解除ピン7の先端が当接し、解
除ピン7はピストン2の内方に向け突出ばね72に抗し
て押し込まれるので、そのピン7の衝合片71が弁座6
2上に着座している弁体61を排除する。
ローザが閉扉状態に至ると、最適位置に調整された調整
ねじ8の内端(先端)に解除ピン7の先端が当接し、解
除ピン7はピストン2の内方に向け突出ばね72に抗し
て押し込まれるので、そのピン7の衝合片71が弁座6
2上に着座している弁体61を排除する。
【0013】そこで、作動油とオリフィスとによる緩衝
作用が解除され、扉はラッチングアクションのもとに完
全に閉鎖されることになる。
作用が解除され、扉はラッチングアクションのもとに完
全に閉鎖されることになる。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基いてこの発明に
ついて説明する。図1及び図2において、符号1は作動
油が充填封入されたシリンダ、13はシリンダ1の前底
部を形成するシリンダキャップ、2はシリンダ1内に挿
入され、シリンダ1を前方の第1室11と後方の第2室
12とに仕切っているピストン、14は図示しないオリ
フィスを介して高圧側の第1室11と低圧側の第2室1
2とを連通させる導油路、3はピストン2を第1室11
に向け付勢させる戻しばねをそれぞれ示す。
ついて説明する。図1及び図2において、符号1は作動
油が充填封入されたシリンダ、13はシリンダ1の前底
部を形成するシリンダキャップ、2はシリンダ1内に挿
入され、シリンダ1を前方の第1室11と後方の第2室
12とに仕切っているピストン、14は図示しないオリ
フィスを介して高圧側の第1室11と低圧側の第2室1
2とを連通させる導油路、3はピストン2を第1室11
に向け付勢させる戻しばねをそれぞれ示す。
【0015】前記のピストン2内にはその摺動方向に沿
ってラック51が設けてあり、そのラック51にはピニ
オン52が噛み合わせてある。
ってラック51が設けてあり、そのラック51にはピニ
オン52が噛み合わせてある。
【0016】そして、ピニオン52には共に回転する回
転軸53が固設してあり、その回転軸53はシリンダ1
に対し支承させてある。また、周知のように、回転軸5
3の外端には図示しない連係アームの1つが固設され
る。
転軸53が固設してあり、その回転軸53はシリンダ1
に対し支承させてある。また、周知のように、回転軸5
3の外端には図示しない連係アームの1つが固設され
る。
【0017】符号21はピストン2内に設けたバイパス
で、上記の導油路14に並行させて設けてあり、シリン
ダ1の第1室11と第2室12との間を連通させてい
る。
で、上記の導油路14に並行させて設けてあり、シリン
ダ1の第1室11と第2室12との間を連通させてい
る。
【0018】符号4はバイパス21の途中に設けたフィ
ルタ、41はフィルタ4の抜け止め用の球体をそれぞれ
示す。
ルタ、41はフィルタ4の抜け止め用の球体をそれぞれ
示す。
【0019】ピストン2の第1室11側、すなわち前端
部におけるバイパス21には、球状の弁体61を有する
逆止弁6が設けられている。
部におけるバイパス21には、球状の弁体61を有する
逆止弁6が設けられている。
【0020】弁体61は、ピストン2のストロークにお
ける前方位置の領域(図2参照)を除くほとんどの領域
にあっては、図1に示すように、高圧側の第1室11内
の作動油によってピストン2上の弁座62に押圧され着
座しており、バイパス21による作動油の流動を阻止す
る。
ける前方位置の領域(図2参照)を除くほとんどの領域
にあっては、図1に示すように、高圧側の第1室11内
の作動油によってピストン2上の弁座62に押圧され着
座しており、バイパス21による作動油の流動を阻止す
る。
【0021】図中、符号63は逆止弁6の弁体61がピ
ストン2の収容部から転がり出ることを防止するために
ピストン2に固定した脱落防止ピンを示す。
ストン2の収容部から転がり出ることを防止するために
ピストン2に固定した脱落防止ピンを示す。
【0022】更に、ピストン2の前端部における逆止片
6の近傍には、該ピストン2の中心軸線に沿って摺動可
能に解除ピン7が装着してある。
6の近傍には、該ピストン2の中心軸線に沿って摺動可
能に解除ピン7が装着してある。
【0023】解除ピン7の先端側はピストン2の前端部
に螺合させた摺動の案内を兼ねる止め部材73で支持し
てあり、そのピン7の後端部はピストン2に設けた摺動
孔74に嵌め合わせてある。
に螺合させた摺動の案内を兼ねる止め部材73で支持し
てあり、そのピン7の後端部はピストン2に設けた摺動
孔74に嵌め合わせてある。
【0024】上記止め部材73をピストン2の前端面に
装着するには、例えば図3及び図4に示すように、ピス
トン2の中心軸線に沿って、逆止弁6の収納孔と一部干
渉する止め部材装着孔22を穿設し、この止め部材装着
孔22の内周面実体部に雌ねじを刻設して止め部材73
を螺着する。
装着するには、例えば図3及び図4に示すように、ピス
トン2の中心軸線に沿って、逆止弁6の収納孔と一部干
渉する止め部材装着孔22を穿設し、この止め部材装着
孔22の内周面実体部に雌ねじを刻設して止め部材73
を螺着する。
【0025】図示の実施例では、解除ピン7はピストン
2の中心軸線に沿って、換言すれば解除ピンの中心軸線
がピストン2のそれと同軸になるように配設されている
が、これはこの発明の必須の構成条件ではない。
2の中心軸線に沿って、換言すれば解除ピンの中心軸線
がピストン2のそれと同軸になるように配設されている
が、これはこの発明の必須の構成条件ではない。
【0026】なお、図4において符号75は止めねじ部
材73をねじ回してピストン2に螺着する工具と係合す
るかに目孔である。
材73をねじ回してピストン2に螺着する工具と係合す
るかに目孔である。
【0027】一方、解除ピン7が後退するとき、摺動孔
74内の作動油が解除ピン7の後端部に圧縮されないよ
うに、第5図に示すように、解除ピン7の後端部の外周
面の一部が肉を盗まれている。
74内の作動油が解除ピン7の後端部に圧縮されないよ
うに、第5図に示すように、解除ピン7の後端部の外周
面の一部が肉を盗まれている。
【0028】解除ピン7の長さ方向の中央部分に設けた
フランジ状の衝合片71は、該ピン7が後方へ摺動した
時、弁座62上の弁体61に当接してこれを弁座62上
から排除するものであるが、解除ピン7全体が前方へ抜
け出すこと阻止する抜け止め片を兼ねている。
フランジ状の衝合片71は、該ピン7が後方へ摺動した
時、弁座62上の弁体61に当接してこれを弁座62上
から排除するものであるが、解除ピン7全体が前方へ抜
け出すこと阻止する抜け止め片を兼ねている。
【0029】解除ピン7の後半側の回りには該解除ピン
7をシリンダ1の前底部13に向け突出させるように付
勢させた突出ばね72が設けてある。
7をシリンダ1の前底部13に向け突出させるように付
勢させた突出ばね72が設けてある。
【0030】他方、シリンダ1のシリンダキャップ、す
なわち前底部13には、外端にドライバその他の工具を
係合させるための工具係着部81を有する調整ねじ8が
螺合させてある。
なわち前底部13には、外端にドライバその他の工具を
係合させるための工具係着部81を有する調整ねじ8が
螺合させてある。
【0031】調整ねじ8の内端は解除ピン7の先端に対
向させるようにしてあり、この調整ねじ8を予め適当深
さにねじ込むことにより、解除ピン7は扉の閉鎖作動時
に該調整ねじ8との当接によりピストン2からの突出長
さを適正に定める(図2参照)。符号82は調整ねじ8
の環状溝に装着された0リングである。
向させるようにしてあり、この調整ねじ8を予め適当深
さにねじ込むことにより、解除ピン7は扉の閉鎖作動時
に該調整ねじ8との当接によりピストン2からの突出長
さを適正に定める(図2参照)。符号82は調整ねじ8
の環状溝に装着された0リングである。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したこの発明のドアクローザ
の速度制御装置によれば、ラッチングアクションの開始
時期を調整設定する解除ピン及び弁体を着座させる弁座
が共に同一の部材であるピストン上に設けられているの
で、この装置の組立時の組立誤差を最小限に喰い止める
ことができ、解除ピンと弁体との衝突点を設計上予期し
た通りに実現し、ラッチングアクションを長期に亘り行
えるようにすることを可能にする。
の速度制御装置によれば、ラッチングアクションの開始
時期を調整設定する解除ピン及び弁体を着座させる弁座
が共に同一の部材であるピストン上に設けられているの
で、この装置の組立時の組立誤差を最小限に喰い止める
ことができ、解除ピンと弁体との衝突点を設計上予期し
た通りに実現し、ラッチングアクションを長期に亘り行
えるようにすることを可能にする。
【図1】この発明の実施例の要部を閉扉作動過程におい
て示す部分縦断平面図。
て示す部分縦断平面図。
【図2】閉扉後におけるその部分縦断平面図。
【図3】ピストンの一部拡大断面図。
【図4】ピストンの拡大正面図。
【図5】図3のV−V線による拡大断面図。
【符号の説明】 1 シリンダ 11 第1室 12 第2室 13 前底部 14 導油路 2 ピストン 21 バイパス 3 戻しばね 51 ラック 52 ピニオン 53 回転軸 6 逆止弁 61 弁体 62 弁座 7 解除ピン 71 工具係着部 72 突出ばね 8 調整ねじ 81 工具係着部
Claims (1)
- 【請求項1】 作動油が封入されたシリンダと、シリン
ダを前方の第1室と後方の第2室とに仕切るピストン
と、オリフィスを介して第1室と第2室とを連通させた
導油路と、ピストンを第1室に向け付勢させる戻しばね
と、ピストンに設けられたラックと、ラックに噛み合う
ピニオンと、シリンダに支承されると共に、ピニオン及
び連係アームに固設される回転軸と、前記導油路に並設
され、第1室と第2室とをピストンを通じて連通させた
バイパスと、ピストンの前端部におけるバイパスに設け
た、球状の弁体を有する逆止弁と、扉の閉鎖作動の終端
近くで逆止弁の弁体を弁座上から排除するために、ピス
トンの前端部に該ピストンの中心軸線と平行に、且つ摺
動可能に設けた解除ピンと、ピストン内に設けられ、解
除ピンをその先端がシリンダの前底部に向け突出させる
ように付勢した突出ばねと、解除ピンの作動開始位置を
適正に定めるために、内端を解除ピンの先端に対向させ
るようにしてシリンダの前底部に螺合させた、外端に工
具係着部を有する調整ねじとを備えて成るドアクローザ
の速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05516595A JP3501384B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | ドアクローザの速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05516595A JP3501384B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | ドアクローザの速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226274A true JPH08226274A (ja) | 1996-09-03 |
JP3501384B2 JP3501384B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=12991135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05516595A Expired - Fee Related JP3501384B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | ドアクローザの速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3501384B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10995533B2 (en) * | 2018-06-25 | 2021-05-04 | Geze Gmbh | Hydraulic drive for a door sash or window sash |
CN115419338A (zh) * | 2022-09-16 | 2022-12-02 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种液压延时解锁锁定装置及使用方法 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP05516595A patent/JP3501384B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10995533B2 (en) * | 2018-06-25 | 2021-05-04 | Geze Gmbh | Hydraulic drive for a door sash or window sash |
CN115419338A (zh) * | 2022-09-16 | 2022-12-02 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种液压延时解锁锁定装置及使用方法 |
CN115419338B (zh) * | 2022-09-16 | 2024-03-29 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种液压延时解锁锁定装置及使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3501384B2 (ja) | 2004-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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