JPH08225358A - 軽量気泡コンクリートパネル用補修材 - Google Patents
軽量気泡コンクリートパネル用補修材Info
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- JPH08225358A JPH08225358A JP3396995A JP3396995A JPH08225358A JP H08225358 A JPH08225358 A JP H08225358A JP 3396995 A JP3396995 A JP 3396995A JP 3396995 A JP3396995 A JP 3396995A JP H08225358 A JPH08225358 A JP H08225358A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/04—Portland cements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
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Abstract
(57)【要約】
【構成】３０〜５０重量部の白色セメントと、３〜１０
重量部のドロマイトプラスターと、２７〜５５重量部の
軽量気泡コンクリートパネル粉末及び／又は石灰岩粉末
と、５〜２０重量部のパーライトとを含有させたことを
特徴とする軽量気泡コンクリートパネル用補修材。 【効果】補修材自体が硬化する時間を短縮させて早強性
を付与できる。
重量部のドロマイトプラスターと、２７〜５５重量部の
軽量気泡コンクリートパネル粉末及び／又は石灰岩粉末
と、５〜２０重量部のパーライトとを含有させたことを
特徴とする軽量気泡コンクリートパネル用補修材。 【効果】補修材自体が硬化する時間を短縮させて早強性
を付与できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軽量気泡コンクリート
（以下、ＡＬＣと略称する）パネル用補修材に係り、さ
らに詳しくは、搬送時などに他部材に衝接するなどして
ＡＬＣパネルの隅角部や縁部に欠落部が発生した際、こ
れを修復するために欠落部に充填されるＡＬＣパネル用
補修材に関する。
（以下、ＡＬＣと略称する）パネル用補修材に係り、さ
らに詳しくは、搬送時などに他部材に衝接するなどして
ＡＬＣパネルの隅角部や縁部に欠落部が発生した際、こ
れを修復するために欠落部に充填されるＡＬＣパネル用
補修材に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＡＬＣパネルは、堅牢であるほか、軽量
で耐熱、耐火性にも優れていることから、特に鉄骨構造
の建築物の床パネルや間仕切壁パネル、外壁パネルなど
として広く使用されている。
で耐熱、耐火性にも優れていることから、特に鉄骨構造
の建築物の床パネルや間仕切壁パネル、外壁パネルなど
として広く使用されている。
【０００３】上記用途に供されるＡＬＣパネルは、おお
よそ次の工程を経ることで製造されている。すなわち、
珪砂、セメント、石灰等を主原料とし、これに化学薬品
と発泡剤であるアルミニウム粉末とを加え、これらを水
で撹拌混合してスラリー状母液を作る。次いで、上面が
開口された略直方体形状を呈するモールド内に予め鉄筋
等の補強材を垂直方向に複数列セットし、このモールド
内にスラリー状母液を発泡して増量する分を見込んで所
定深さにまで流し込む。その後、保温室でスラリー状母
液を化学反応により発泡させることでＡＬＣ母材を成形
し、このＡＬＣ母材を各切断素版に補強材が埋設される
ようにして等間隔に垂直方向に切断した後、さらに高温
高圧のオートクレーブ中で所定時間養生する。その結
果、各切断素版は、軽量のＡＬＣ母材内に補強材が埋設
されたＡＬＣパネルとなって製品化されることになる。
よそ次の工程を経ることで製造されている。すなわち、
珪砂、セメント、石灰等を主原料とし、これに化学薬品
と発泡剤であるアルミニウム粉末とを加え、これらを水
で撹拌混合してスラリー状母液を作る。次いで、上面が
開口された略直方体形状を呈するモールド内に予め鉄筋
等の補強材を垂直方向に複数列セットし、このモールド
内にスラリー状母液を発泡して増量する分を見込んで所
定深さにまで流し込む。その後、保温室でスラリー状母
液を化学反応により発泡させることでＡＬＣ母材を成形
し、このＡＬＣ母材を各切断素版に補強材が埋設される
ようにして等間隔に垂直方向に切断した後、さらに高温
高圧のオートクレーブ中で所定時間養生する。その結
果、各切断素版は、軽量のＡＬＣ母材内に補強材が埋設
されたＡＬＣパネルとなって製品化されることになる。
【０００４】ところで、このようにして製造される上記
ＡＬＣパネルについては、搬送時や建造物への取付け時
などにその縁部や隅角部が他部材に衝接して欠落してし
まうことがあり、その際に生ずる欠落部に対しては、通
常、補修材を充填することで修復されている。
ＡＬＣパネルについては、搬送時や建造物への取付け時
などにその縁部や隅角部が他部材に衝接して欠落してし
まうことがあり、その際に生ずる欠落部に対しては、通
常、補修材を充填することで修復されている。
【０００５】また、上記補修材としては、通常、白色ポ
ルトランドセメントと膨張真珠岩及び／又はＡＬＣパネ
ル破砕粉末とを容積比で１：３〜４に混合してなる水混
練物の硬化体などが使用されている。
ルトランドセメントと膨張真珠岩及び／又はＡＬＣパネ
ル破砕粉末とを容積比で１：３〜４に混合してなる水混
練物の硬化体などが使用されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から使
用されている上記組成からなる補修材によっても、ＡＬ
Ｃパネルの縁部や隅角部に発生した欠落部を充填し、こ
れを修復することはできる。
用されている上記組成からなる補修材によっても、ＡＬ
Ｃパネルの縁部や隅角部に発生した欠落部を充填し、こ
れを修復することはできる。
【０００７】しかし、従来から用いられてきた上記補修
材による場合は、早強性に劣るのみならず、乾燥後の修
復部位に多数の亀裂が生じたり割れやすくもあることか
ら、補修材を充填した後の養生管理が煩雑になるほか、
当該修復部位を利用して釘を直接打ちつけることもでき
ないなど、補修材による修復部位を備えるＡＬＣパネル
であるか否かを確認しながらＡＬＣパネルを使い分けて
取付け作業を遂行しなければならない煩雑さがあり、作
業効率を低下させる不都合があった。
材による場合は、早強性に劣るのみならず、乾燥後の修
復部位に多数の亀裂が生じたり割れやすくもあることか
ら、補修材を充填した後の養生管理が煩雑になるほか、
当該修復部位を利用して釘を直接打ちつけることもでき
ないなど、補修材による修復部位を備えるＡＬＣパネル
であるか否かを確認しながらＡＬＣパネルを使い分けて
取付け作業を遂行しなければならない煩雑さがあり、作
業効率を低下させる不都合があった。
【０００８】本発明は、従来技術にみられた上記課題に
鑑み、ＡＬＣパネルの欠落部に充填して形成される修復
部に対し早強性を付与したり、ＡＬＣパネル本体と同様
に釘を打ち込むことができるようにした補修材を提供す
ることをその目的とする。
鑑み、ＡＬＣパネルの欠落部に充填して形成される修復
部に対し早強性を付与したり、ＡＬＣパネル本体と同様
に釘を打ち込むことができるようにした補修材を提供す
ることをその目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
しようとするものであり、このうち、請求項１記載の発
明の構成上の特徴は、３０〜５０重量部の白色セメント
と、３〜１０重量部のドロマイトプラスターと、２７〜
５５重量部のＡＬＣパネル粉末及び／又は石灰岩粉末
と、５〜２０重量部のパーライトとを含有させたことに
ある。
しようとするものであり、このうち、請求項１記載の発
明の構成上の特徴は、３０〜５０重量部の白色セメント
と、３〜１０重量部のドロマイトプラスターと、２７〜
５５重量部のＡＬＣパネル粉末及び／又は石灰岩粉末
と、５〜２０重量部のパーライトとを含有させたことに
ある。
【００１０】また、請求項２記載の発明の構成上の特徴
は、３０〜５０重量部の白色セメントと、１８〜６４重
量部のＡＬＣパネル粉末及び／又は石灰岩粉末と、５〜
２０重量部のパーライトと、１〜１２重量部のバーミキ
ュライトとを含有させたことにある。
は、３０〜５０重量部の白色セメントと、１８〜６４重
量部のＡＬＣパネル粉末及び／又は石灰岩粉末と、５〜
２０重量部のパーライトと、１〜１２重量部のバーミキ
ュライトとを含有させたことにある。
【００１１】さらに、請求項３記載の発明の構成上の特
徴は、３０〜５０重量部の白色セメントと、３〜１０重
量部のドロマイトプラスターと、１５〜５４重量部のＡ
ＬＣパネル粉末及び／又は石灰岩粉末と、５〜２０重量
部のパーライトと、１〜１２重量部のバーミキュライト
とを含有させたことにある。
徴は、３０〜５０重量部の白色セメントと、３〜１０重
量部のドロマイトプラスターと、１５〜５４重量部のＡ
ＬＣパネル粉末及び／又は石灰岩粉末と、５〜２０重量
部のパーライトと、１〜１２重量部のバーミキュライト
とを含有させたことにある。
【００１２】本発明の各請求項において、白色セメント
の含有量が３０重量部未満では強度が不足し、５０重量
部を超えると加工性が悪くなる。白色セメントとして
は、製品との色合わせのため、例えばポルトランドセメ
ントを好適に使用できる。
の含有量が３０重量部未満では強度が不足し、５０重量
部を超えると加工性が悪くなる。白色セメントとして
は、製品との色合わせのため、例えばポルトランドセメ
ントを好適に使用できる。
【００１３】また、請求項１、３において必須成分にし
ている、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを含有する
ドロマイトプラスターには、早強性（速硬性）を付与す
る効果があるほか、仕上げ性状を良好にすることができ
る効果もある。同請求項において、ドロマイトプラスタ
ーの含有量が３重量部未満では早強性等の効果が不十分
になり、その含有量が１０重量部を超えると収縮が大き
くなる。
ている、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを含有する
ドロマイトプラスターには、早強性（速硬性）を付与す
る効果があるほか、仕上げ性状を良好にすることができ
る効果もある。同請求項において、ドロマイトプラスタ
ーの含有量が３重量部未満では早強性等の効果が不十分
になり、その含有量が１０重量部を超えると収縮が大き
くなる。
【００１４】各請求項において、必須成分にしているＡ
ＬＣパネル粉末及び石灰岩粉末の含有量は、合量が、そ
れぞれの下限値に満たないと、作業性が低下し、表面性
状が悪くなる。一方、その合量がそれそれの上限値を超
えると強度が低下する。これらのうち、ＡＬＣパネル粉
末としては、例えばＡＬＣパネルの製品屑を微粉化した
ものが、石灰岩粉末としては、例えば阿武隈山地南端の
日立古生層に夾在する寒水石を微粉化したものがそれぞ
れ好適に用いられる。
ＬＣパネル粉末及び石灰岩粉末の含有量は、合量が、そ
れぞれの下限値に満たないと、作業性が低下し、表面性
状が悪くなる。一方、その合量がそれそれの上限値を超
えると強度が低下する。これらのうち、ＡＬＣパネル粉
末としては、例えばＡＬＣパネルの製品屑を微粉化した
ものが、石灰岩粉末としては、例えば阿武隈山地南端の
日立古生層に夾在する寒水石を微粉化したものがそれぞ
れ好適に用いられる。
【００１５】また、各請求項において、必須成分にして
いるパーライトは、真珠岩、黒曜石を粉砕し焼成した軽
量骨材であり、易加工性を確保したり強度調整をするた
め含有される。その含有量が５重量部未満では加工性が
不十分であり、２０重量部を超えると強度、作業性が低
下する。
いるパーライトは、真珠岩、黒曜石を粉砕し焼成した軽
量骨材であり、易加工性を確保したり強度調整をするた
め含有される。その含有量が５重量部未満では加工性が
不十分であり、２０重量部を超えると強度、作業性が低
下する。
【００１６】また、請求項２、３において、必須成分に
しているバーミキュライトは蛭石とも称され、急熱する
と膨張、剥離する性質があり、断熱材や軽量骨材などに
利用されており、これを加えることで釘を打ち付けても
割れない釘打ち性を付与することができる。バーミキュ
ライトの含有量が１重量部未満ではその効果が現れず、
１２重量部を超えると強度、作業性が低下する。
しているバーミキュライトは蛭石とも称され、急熱する
と膨張、剥離する性質があり、断熱材や軽量骨材などに
利用されており、これを加えることで釘を打ち付けても
割れない釘打ち性を付与することができる。バーミキュ
ライトの含有量が１重量部未満ではその効果が現れず、
１２重量部を超えると強度、作業性が低下する。
【００１７】
【作用】このため、請求項１記載の発明によれば、ドロ
マイトプラスターを３〜１０重量部含有させたことによ
り、補修材自体が硬化する時間を短縮させて早強性を付
与することができる。
マイトプラスターを３〜１０重量部含有させたことによ
り、補修材自体が硬化する時間を短縮させて早強性を付
与することができる。
【００１８】また、請求項２記載の発明によれば、バー
ミキュライトを１〜１２重量部含有させてあるので、補
修材を充填した修復部位に対しても釘を打ち付けること
ができる。
ミキュライトを１〜１２重量部含有させてあるので、補
修材を充填した修復部位に対しても釘を打ち付けること
ができる。
【００１９】さらに、請求項３記載の発明によれば、３
〜１０重量部のドロマイトプラスターと、１〜１２重量
部のバーミキュライトとを含有させてあるので、補修材
自体に早強性を付与することができるほか、補修材を充
填した修復部位に対し釘打ち性をも同時に付与すること
ができる。
〜１０重量部のドロマイトプラスターと、１〜１２重量
部のバーミキュライトとを含有させてあるので、補修材
自体に早強性を付与することができるほか、補修材を充
填した修復部位に対し釘打ち性をも同時に付与すること
ができる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。な
お、以下に示す本発明における実施例１〜４の補修材
と、比較例である従来タイプの補修材とは、いずれも適
量の水のほか、粘着性を付与するための糊剤やベンガ
ラ、さらには必要により撥水剤を適量添加混合する同一
条件のもとで形成されている。
お、以下に示す本発明における実施例１〜４の補修材
と、比較例である従来タイプの補修材とは、いずれも適
量の水のほか、粘着性を付与するための糊剤やベンガ
ラ、さらには必要により撥水剤を適量添加混合する同一
条件のもとで形成されている。
【００２１】［実施例１］３５重量部の白色セメント
と、７重量部のドロマイトプラスターと、４４重量部の
石灰岩（寒水石）粉末と、１４重量部のパーライトとを
含有させて第１補修材を形成した。
と、７重量部のドロマイトプラスターと、４４重量部の
石灰岩（寒水石）粉末と、１４重量部のパーライトとを
含有させて第１補修材を形成した。
【００２２】［実施例２］３５重量部の白色セメント
と、７重量部のドロマイトプラスターと、２０重量部の
ＡＬＣパネル粉末と、２０重量部の石灰岩（寒水石）粉
末と、１４重量部のパーライトと、４重量部のバーミキ
ュライトとを含有させて第２補修材を形成した。
と、７重量部のドロマイトプラスターと、２０重量部の
ＡＬＣパネル粉末と、２０重量部の石灰岩（寒水石）粉
末と、１４重量部のパーライトと、４重量部のバーミキ
ュライトとを含有させて第２補修材を形成した。
【００２３】［実施例３］３５重量部の白色セメント
と、４０重量部ののＡＬＣパネル粉末と、１４重量部の
パーライトと、４重量部のバーミキュライトとを含有さ
せて第３補修材を形成した。
と、４０重量部ののＡＬＣパネル粉末と、１４重量部の
パーライトと、４重量部のバーミキュライトとを含有さ
せて第３補修材を形成した。
【００２４】［実施例４］３５重量部の白色セメント
と、７重量部のドロマイトプラスターと、４０重量部の
石灰岩（寒水石）粉末と、１４重量部のパーライトと、
４重量部のバーミキュライトとを含有させて第４補修材
を形成した。
と、７重量部のドロマイトプラスターと、４０重量部の
石灰岩（寒水石）粉末と、１４重量部のパーライトと、
４重量部のバーミキュライトとを含有させて第４補修材
を形成した。
【００２５】［比較例］４０重量部の白色セメントと、
４０重量部の石灰岩粉末と、２０重量部のパーライトと
を含有させて第５補修材を形成した。
４０重量部の石灰岩粉末と、２０重量部のパーライトと
を含有させて第５補修材を形成した。
【００２６】
【表１】 上記表１は、上記実施例１〜４により得られた補修材
と、比較例として得られた補修材とを用いて行った実験
の結果を示すものである。なお、表１において各欄に示
す「◎」は「極めて良好」を、「○」は「良好」を、
「△」は「やや劣る」を、「×」は「劣る」をそれぞれ
示す。
と、比較例として得られた補修材とを用いて行った実験
の結果を示すものである。なお、表１において各欄に示
す「◎」は「極めて良好」を、「○」は「良好」を、
「△」は「やや劣る」を、「×」は「劣る」をそれぞれ
示す。
【００２７】その結果、実施例１〜４により得られた補
修材は、比較例として得られた従来タイプの補修材に比
べ、早強性と釘打ち性とのいずれにおいても優れた効果
を奏するものであることが確認された。なお、加工性に
ついては、実施例１〜４により得られた補修材と、比較
例として得られた補修材との間に遜色はなく、共に優れ
ていることが確認された。
修材は、比較例として得られた従来タイプの補修材に比
べ、早強性と釘打ち性とのいずれにおいても優れた効果
を奏するものであることが確認された。なお、加工性に
ついては、実施例１〜４により得られた補修材と、比較
例として得られた補修材との間に遜色はなく、共に優れ
ていることが確認された。
【００２８】以上に述べた実験結果からも、実施例１の
ようにドロマイトプラスターを含有させることで、補修
材自体が硬化する時間を短縮させて早強性を付与できる
ことを確認することができた。
ようにドロマイトプラスターを含有させることで、補修
材自体が硬化する時間を短縮させて早強性を付与できる
ことを確認することができた。
【００２９】また、実施例３のようにバーミキュライト
を含有させることで、補修材を充填した修復部位に対し
ても釘を打ち付けることができる釘打ち性の得られるこ
とが確認できた。
を含有させることで、補修材を充填した修復部位に対し
ても釘を打ち付けることができる釘打ち性の得られるこ
とが確認できた。
【００３０】さらに、実施例２、４のようにドロマイト
プラスターと、バーミキュライトとを含有させること
で、補修材自体に早強性を付与できるほか、これを用い
た修復部位に対し釘打ち性をも同時に付与できることが
確認できた。
プラスターと、バーミキュライトとを含有させること
で、補修材自体に早強性を付与できるほか、これを用い
た修復部位に対し釘打ち性をも同時に付与できることが
確認できた。
【００３１】つまり、ＡＬＣパネルの縁部、隅角部等に
生じた欠落部に本発明に係る補修材を充填してなる修復
部位を早く硬化させることで、作業性の効率化を図るこ
とができると同時に、補修部位に釘を打ち込むこともで
きるので、取付け作業時に通常のＡＬＣパネルと、修復
部位を備えるＡＬＣパネルとを区別せずに使用すること
ができる。
生じた欠落部に本発明に係る補修材を充填してなる修復
部位を早く硬化させることで、作業性の効率化を図るこ
とができると同時に、補修部位に釘を打ち込むこともで
きるので、取付け作業時に通常のＡＬＣパネルと、修復
部位を備えるＡＬＣパネルとを区別せずに使用すること
ができる。
【００３２】
【発明の効果】以上述べたように本発明のうち、請求項
１記載の発明によれば、ドロマイトプラスターを３〜１
０重量部含有させたことにより、補修材自体が硬化する
時間を短縮させて早強性を付与することができる。
１記載の発明によれば、ドロマイトプラスターを３〜１
０重量部含有させたことにより、補修材自体が硬化する
時間を短縮させて早強性を付与することができる。
【００３３】また、請求項２記載の発明によれば、バー
ミキュライトを１〜１２重量部含有させてあるので、補
修材を充填した修復部位に対しても釘を打ち付けること
ができる。
ミキュライトを１〜１２重量部含有させてあるので、補
修材を充填した修復部位に対しても釘を打ち付けること
ができる。
【００３４】さらに、請求項３記載の発明によれば、３
〜１０重量部のドロマイトプラスターと、１〜１２重量
部のバーミキュライトとを含有させてあるので、補修材
自体に早強性を付与することができるほか、補修材を充
填した修復部位に対し釘打ち性をも同時に付与すること
ができる。
〜１０重量部のドロマイトプラスターと、１〜１２重量
部のバーミキュライトとを含有させてあるので、補修材
自体に早強性を付与することができるほか、補修材を充
填した修復部位に対し釘打ち性をも同時に付与すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０４Ｂ 14:18 14:28） 111:72
Claims (3)
- 【請求項１】３０〜５０重量部の白色セメントと、３〜
１０重量部のドロマイトプラスターと、２７〜５５重量
部の軽量気泡コンクリートパネル粉末及び／又は石灰岩
粉末と、５〜２０重量部のパーライトとを含有させたこ
とを特徴とする軽量気泡コンクリートパネル用補修材。 - 【請求項２】３０〜５０重量部の白色セメントと、１８
〜６４重量部の軽量気泡コンクリートパネル粉末及び／
又は石灰岩粉末と、５〜２０重量部のパーライトと、１
〜１２重量部のバーミキュライトとを含有させたことを
特徴とする軽量気泡コンクリートパネル用補修材。 - 【請求項３】３０〜５０重量部の白色セメントと、３〜
１０重量部のドロマイトプラスターと、１５〜５４重量
部の軽量気泡コンクリートパネル粉末及び／又は石灰岩
粉末と、５〜２０重量部のパーライトと、１〜１２重量
部のバーミキュライトとを含有させたことを特徴とする
軽量気泡コンクリートパネル用補修材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3396995A JPH08225358A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 軽量気泡コンクリートパネル用補修材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3396995A JPH08225358A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 軽量気泡コンクリートパネル用補修材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225358A true JPH08225358A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12401324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3396995A Pending JPH08225358A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 軽量気泡コンクリートパネル用補修材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08225358A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012832A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Asahi Kasei Corp | 水系塗装材 |
| KR20030075712A (ko) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | 양영남 | 경량의 불연성 건축자재 제조방법 |
| US10597328B2 (en) | 2017-02-09 | 2020-03-24 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Lightweight concrete |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP3396995A patent/JPH08225358A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012832A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Asahi Kasei Corp | 水系塗装材 |
| KR20030075712A (ko) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | 양영남 | 경량의 불연성 건축자재 제조방법 |
| US10597328B2 (en) | 2017-02-09 | 2020-03-24 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Lightweight concrete |
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