JPH08221886A - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JPH08221886A
JPH08221886A JP2812895A JP2812895A JPH08221886A JP H08221886 A JPH08221886 A JP H08221886A JP 2812895 A JP2812895 A JP 2812895A JP 2812895 A JP2812895 A JP 2812895A JP H08221886 A JPH08221886 A JP H08221886A
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JP
Japan
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speed
recording
head
signal
acceleration
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JP2812895A
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English (en)
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Mitsuhiro Nishiguchi
光浩 西口
Daisuke Kishimoto
大助 岸本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 落下等の衝撃を受けても、ヘッド部が記録媒
体の記録領域に強く接触することは無く、前記記録媒体
が破壊されることを防止した構造のデータ記録装置を提
供する。 【構成】 磁気ディスク3に対して記録または再生を行
う磁気ヘッド4と、該磁気ヘッド4を内部に備えるHD
D装置本体1と、該装置本体1の加速度を検出する加速
度センサ8と、該加速度センサ8により検出された加速
度を時間積分して速度を求める積分回路12と、該積分
回路12により求められた速度が基準速度Vs以上の場
合に、前記磁気ヘッド4を前記磁気ディスク3の記録領
域から離れた退避領域に位置させるためのアーム5、ボ
イスコイルモータ7、ボイスコイルモータドライバ15
とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体上にデータを記
録/再生するデータ記録装置に関し、特にラップトップ
型のパーソナルコンピュータや携帯情報端末機の外部記
録装置に用いて好適なデータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置等のデータ記録
装置は小型大容量化が目覚ましく、ラップトップ型のパ
ーソナルコンピュータへの適用はもとより、携帯型の情
報端末機器への適用も検討されている。
【0003】しかしながら、磁気ディスク装置は高速回
転する磁気ディスクに非接触の状態で磁気ヘッドを対向
させて記録再生を行う装置であるため、動作時の衝撃に
弱く、データの入出力時に落下等の大きな衝撃が加わっ
た場合、磁気ヘッドが磁気ディスクの記録領域に強く接
触し、これにより磁気ディスクの記録部分が破壊され、
正常に動作しなくなるという問題がある。
【0004】一方、携帯型情報端末機器等の外部メモリ
は、携帯中の動作時に落下などの大きな衝撃が加わるこ
とが予想され、上述した点で、携帯型情報端末機器等の
外部メモリへの磁気ディスク装置の適用には大きな問題
がある。
【0005】以上の問題を解決するものとしては、例え
ば、特開平1−277361号公報に開示されているよ
うに、磁気ヘッドの磁気ディスク装置に対する相対的な
加速度を検出する手段を備え、加速度が磁気ヘッドの位
置制御系の追従可能な範囲を越えた場合、磁気ヘッドの
ライト動作を禁止し、ライト動作中に磁気ヘッドが移動
することに起因する記録トラック以外のトラックに対す
る誤記録を防止し、他のトラックのデータ破壊を未然に
防止する装置や、特開平4−221478号公報に開示
されているように、データ入出力を行う機構部あるいは
ハウジング等に、振動、衝撃等の外乱を検出する検出手
段を設け、データ入出力などの動作中に、前述の外乱が
加わり、前記検出手段が動作した時、磁気ヘッドを記憶
ゾーンからシッピングゾーン(ヘッド避難領域)に退避
させるなどの衝撃対策を行う装置が提案されている。
【0006】しかしながら、上述のような装置の場合、
前者のライト動作を禁止する装置では、落下などの大き
な衝撃を受けた場合、磁気ヘッドが記憶ゾーンにあるた
め、以前として磁気ヘッドが磁気ディスクの記録領域に
強く接触し、記録部分が破壊されるという問題がある。
また、後者の振動、衝撃等の外乱発生後に、磁気ヘッド
を記憶ゾーンからシッピングゾーンに退避させる装置で
は、落下等の大きな衝撃を受けた場合、磁気ヘッドの退
避が間に合わず、磁気ヘッドが記憶ゾーンに位置する間
に衝撃が加わり磁気ディスクの記録部分が破壊されると
いう問題がある。
【0007】以上の点で、上述のような装置の場合で
も、落下等の大きな衝撃が加わった後では、データの記
録等を正常に行うことが出来ないという問題が起こる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
欠点に鑑み為されたものであり、落下等の大きな衝撃を
受けた場合においても、記録媒体の記録部分が破壊され
ることは無く、データの記録等を正常に行うことが出来
るデータ記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ記録装置
は、記録媒体に対して記録または再生を行うヘッド部
と、該ヘッド部を内部に備える装置本体と、該装置本体
の移動速度を検出する速度検出部と、該速度検出部によ
り検出された速度が基準速度Vs以上の場合に、前記ヘ
ッド部を前記記録媒体の記録領域から離れた退避領域に
位置させるヘッド退避手段とからなることを特徴とす
る。
【0010】更に、本発明のデータ記録装置は、前記速
度検出部を、前記装置本体の加速度を検出する加速度セ
ンサと、該加速度センサにより検出された加速度を時間
積分する積分回路とから構成したことを特徴とする。
【0011】また、本発明のデータ記録装置は、前記速
度検出部により検出された速度が基準速度Vs以上の場
合に制御信号を出力する異常検出手段と、該異常検出手
段が制御信号を出力した際に前記ヘッド退避手段を動作
させる制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0012】また、本発明のデータ記録装置は、記録媒
体の記録部分に破壊が起こる速度をVmax、前記ヘッ
ド退避手段が動作している間に加算される速度をVtと
した場合、前記基準速度Vsは、
【0013】
【数2】
【0014】の関係であることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成によれば、装置本体に基準速度Vsよ
りも速い速度での衝撃が加わる際には、ヘッド部は磁気
媒体の記録領域から離れた安全な領域に位置する。
【0016】更に、前記装置本体の移動速度は、加速度
センサにより検出された加速度を時間積分することによ
り、容易且つ正確に検出することが出来る。また、装置
本体の移動速度が基準速度Vs以上の場合に制御信号を
出力するように構成し、この制御信号を用いてヘッド退
避手段を動作させることにより、前記移動速度が基準速
度Vs以上の際、ヘッド部を確実に退避領域に位置させ
ることが出来る。
【0017】また、前記基準速度Vsを上記数2のよう
にすることにより、ヘッド部が退避領域に移動している
最中に、装置本体が前述の記録媒体の記録部分に破壊が
起こる速度Vmaxよりも速い速度で衝撃を受けること
は無くなる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明のデータ記録装置
を用いた本実施例のハードディスクドライブ装置(以
後、HDD装置という)の構成を示す図である。
【0019】本実施例のHDD装置本体の内部には、図
1に示すように、スピンドルモータ2、磁気ディスク
3、磁気ヘッド(ヘッド部)4、アーム5、軸受け6、
ボイスコイルモータ7、加速度センサ8、ヘッドリフト
アップ部材9が基板10上に位置するように配備されて
いる。また、本HDD装置本体の内部には、アンプ1
1、積分回路12、異常検出回路13、CPU(制御手
段)14、ボイスコイルモータドライバ15、記録・再
生回路16が設置されている。
【0020】前記磁気ディスク3はスピンドルモータ2
により定速で回転駆動される。前記磁気ヘッド4は磁気
ディスク3の記録領域にデータの記録、再生を行う。ま
た、前記加速度センサ8は本HDD装置本体が受ける加
速度を検出するものであり、圧電素子やピエゾ素子等の
静特性(重力加速度)及び動特性(重力加速度以外の加
速度)の加速度検出が可能なものを用いる。
【0021】これらの動作について図2に従って説明す
る。加速度センサ8の出力信号はアンプ11で増幅さ
れ、HDD装置本体が外部から受ける加速度に応じた、
例えば図2(a)に示すような信号が出力される。積分
回路12は前記アンプ11からの出力信号を時間積分し
て図2(b)に示すような速度信号を出力する。異常検
出回路13は前記速度信号の値が基準速度Vsよりも大
きくなると、磁気ヘッドを退避させるための図2(c)
に示すような退避信号SをCPU14に出力する。前記
CPU14は前記退避信号を入力すると、ボイスコイル
モータ7がアーム5を回動させ、磁気ヘッド4が磁気デ
ィスク3に対する記録、再生位置から離れて退避領域に
移動するように、ボイスコイルモータドライバ15を制
御する。
【0022】尚、本実施例における前記退避領域とは、
磁気ディスク3の最内周部及び最外周部に存在する記録
不能領域(データが全く記録されない領域)である。ま
た、前記CPU14は前記退避信号を入力した際、磁気
ヘッド4が既に退避領域に位置している場合は、該磁気
ヘッド4が退避領域から他の位置に移動しないようにボ
イスコイルモータドライバ15を制御する。
【0023】また、磁気ヘッドあるいは磁気ディスクの
破壊が起こる速度Vmaxを、実際にHDD装置を落下
させて求め、磁気ヘッド4が退避領域に移動するのに必
要な時間をtHとすると、前記基準速度Vmaxは、磁
気ヘッド4を退避領域に移動させている間に加算される
速度VtをVmaxから減じることにより、以下の数3
で求められる。
【0024】
【数3】
【0025】尚、ax(t1)、ay(t1)、az
(t1)は、本HDD装置本体1に加わる外力による時
刻tにおける加速度、t1は磁気ヘッドを退避領域に移
動させるために必要な時間である。
【0026】本実施例のHDD装置について、本発明の
磁気ヘッドの退避領域への移動を行わずに落下試験を行
った結果、0.6m以上の高さから落下すると、磁気デ
ィスク3の記録部分が破壊された。これより、磁気ディ
スク3の記録部分の破壊が起こる速度Vmax=3.4
m/sを求めた。また、磁気ヘッド4の退避領域への移
動に必要な時間はtH=20msである。
【0027】今回の自由落下の場合、z方向にだけ重力
加速度gが外力として作用するため、上述の数3よりV
t=9.8×20×10-3=0.2m/sとなり、Vs
=3.3m/sとなる。従って、本実施例のHDD装置
では、異常検出回路13にはVs=3.2m/sが設定
されている。
【0028】(実験1)次に、本実施例のハードディス
クドライブ装置をデータの入出力動作中に1mの高さか
ら自由落下させた場合について具体的に説明する。
【0029】図3はHDD装置本体1と地面との位置関
係、及びx方向、y方向、z方向の向きを示す図であ
る。図3において、HDD装置本体1はz方向にgの加
速度の大きさを受けながら1mの高さから落下し、t=
450ms後に、V=4.5m/sの速度に達し、地面
に衝突する。
【0030】図4は今回の自由落下の時間変化を示す図
であり、図4(a)はHDD装置本体1の高さの時間変
化を示す図、図4(b)はHDD装置本体1に搭載した
加速度センサ8が検出するz方向の加速度の時間変化を
示す図、図4(c)は積分回路12により求められるz
方向の速度の時間変化を示す図、図4(d)は異常検出
回路13から出力される退避信号の時間変化を示す図で
ある。
【0031】図4(b)より判るように、HDD装置本
体1のz方向の加速度は、自由落下を始めて地面に衝突
する直前までの間(t=0〜450ms)、重力加速度
9.8m/s2の値を示す。
【0032】そして、図4(c)より判るように、自由
落下を始めてから327ms後(t=327ms)にH
DD装置本体1のz方向の速度Vzが前述のVs=3.
2m/sに達する。この時点で、異常検出回路13から
は図4(d)に示すように退避信号が出力され、磁気ヘ
ッド4が退避領域への移動を始める。そして、tH=2
0ms後のt=347msの時には磁気ヘッド4の退避
領域に移動が完了する。そして、その後、t=450m
sの時点でHDD装置本体1は地面に衝突した。
【0033】即ち、HDD装置本体1が地面に衝突した
時には、既に磁気ヘッド4は退避領域に完全に移動して
おり、前記衝突の影響により、前記磁気ヘッド4が磁気
ディスク3に接触して該磁気ディスク3に記録されてい
るデータが破壊されたり、磁気ヘッド4が損傷したりす
ることは無くなる。そして、この後、本実施例のHDD
装置本体1により、データの記録再生を行ったところ、
正常に動作することを確認した。
【0034】また、比較例として、本実施例のHDD装
置と基本的に同じ構造のHDD装置を、本発明の磁気ヘ
ッド4の退避領域への移動を行わずに1mの高さから落
下させたところ、磁気ディスク3及び磁気ヘッド4が破
壊され、それ以後、データの記録再生を行うことが出来
なかった。
【0035】(実験2)次に、本実施例のHDD装置を
データの入出力動作中に1mの高さから下方向に向けて
投下させた場合について具体的に説明する。
【0036】図5は今回の落下の時間変化を示す図であ
り、図5(a)はHDD装置本体1の高さの時間変化を
示す図、図5(b)はHDD装置本体1の搭載した加速
度センサ8が検出するz方向の加速度の時間変化を示す
図、図5(c)は積分回路12により求められるz方向
の速度の時間変化を示す図、図5(d)は異常検出回路
13から出力される退避信号の時間変化を示す図であ
る。
【0037】この実験2では、t=50msの時にHD
D装置本体1が手放されて投下されており、この投下さ
れた時点での前記HDD装置本体1の初速度は、図5
(b)に示すt=0〜50msの間での加速度を時間積
分することにより求められ、Vo=1.96m/sであ
る。即ち、t=50msの時点でVo=1.96m/s
で投下されたHDD装置本体1は、その後重力加速度g
を受けながら落下する。
【0038】そして、図5(c)より判るように、t=
176msの時点で、HDD装置1のz方向の速度Vz
が前述のVs=3.2m/sに達する。この時点で、異
常検出回路13からは図5(d)に示すように退避信号
が出力され、磁気ヘッド4が退避領域への移動を始め
る。そして、tH=20ms後のt=196msの時に
は磁気ヘッド4の退避領域に移動が完了する。そして、
その後、t=344msの時点でHDD装置本体1は地
面に衝突した。
【0039】即ち、HDD装置本体1が地面に衝突した
時には、既に磁気ヘッド4は退避領域に完全に移動して
おり、前記衝突の影響により、前記磁気ヘッド4が磁気
ディスク3に接触して該磁気ディスク3に記録されてい
るデータが破壊されたり、磁気ヘッド4が損傷したりす
ることは無くなる。そして、この後、本実施例のHDD
装置本体1により、データの記録再生を行ったところ、
正常に動作することを確認した。
【0040】(実験3)次に、本実施例のHHD装置を
データの入出力動作中に1mの高さから上方向に向けて
投げた場合について具体的に説明する。
【0041】図6は今回の落下の時間変化を示す図であ
り、図6(a)はHDD装置本体1の高さの時間変化を
示す図、図6(b)はHDD装置1の搭載した加速度セ
ンサ8が検出するz方向の加速度の時間変化を示す図、
図6(c)は積分回路12により求められるz方向の速
度の時間変化を示す図、図6(d)は異常検出回路13
から出力される退避信号の時間変化を示す図である。
【0042】この実験3では、t=50msの時にHD
D装置1が手放されており、この手放された時点での前
記HDD装置本体1の初速度は、図6(b)に示すt=
0〜50msの間での加速度を時間積分することにより
求められ、Vo=−1.96m/s(下方向を+として
いる)である。即ち、t=50msの時点でVo=−
1.96m/sで上向きに投げられたHDD装置本体1
は、その後重力加速度gを受けるため、V=0m/sに
なり、落下する。尚、前記加速度センサ8により検出さ
れた加速度を検出することにより、t=200msの時
にV=0m/sになることが判る。
【0043】その後、HDD装置本体1は自由落下と同
様に、重力加速度gを受けながら落下し、図6(c)よ
り判るように、t=527msの時点で、z方向の速度
Vzが前述のVs=3.2m/sに達する。この時点
で、異常検出回路13からは図6(d)に示すように退
避信号が出力され、磁気ヘッド4が退避領域への移動を
始める。そして、tH=20ms後のt=547msの
時には磁気ヘッド4の退避領域に移動が完了する。そし
て、その後、HDD装置本体1は地面に衝突した。
【0044】即ち、HDD装置本体1が地面に衝突した
時には、既に磁気ヘッド4は退避領域に完全に移動して
おり、前記衝突の影響により、前記磁気ヘッド4が磁気
ディスク3に接触して該磁気ディスク3に記録されてい
るデータが破壊されたり、磁気ヘッド4が損傷したりす
ることは無くなる。そして、この後、本実施例のHDD
装置本体1により、データの記録再生を行ったところ、
正常に動作することを確認した。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、落下等により大きな衝
撃を受けても、ヘッドが記録媒体の記録領域に強く接触
することを抑制し、前記記録媒体が破壊することを防止
した構造のデータ記録装置を提供し得る。
【0046】更に、本発明によれば、前述の大きな衝撃
を受ける際には、確実にヘッドを退避領域に移動させ、
記録媒体が破壊することを防止した構造のデータ記録装
置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHDD装置の構成を示す図である。
【図2】本発明のHDD装置の信号の流れを示す図であ
る。
【図3】HDD装置本体と地面との位置関係、及びx方
向、y方向、z方向の向きを示す図である。
【図4】本発明のHDD装置の実験1における時間変化
を示す図である。
【図5】本発明のHDD装置の実験2における時間変化
を示す図である。
【図6】本発明のHDD装置の実験3における時間変化
を示す図である。
【符合の説明】
1 HDD装置本体 3 磁気ディスク(記録媒体) 4 磁気ヘッド(ヘッド部) 5 アーム(ヘッド退避手段) 7 ボイスコイルモータ(ヘッド退避手段) 8 加速度センサ 12 積分回路 13 異常検出回路 14 CPU(制御手段) 15 ボイスコイルモータドライバ(ヘッド退避手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して記録または再生を行う
    ヘッド部と、該ヘッド部を内部に備える装置本体と、該
    装置本体の移動速度を検出する速度検出部と、該速度検
    出部により検出された速度が基準速度Vs以上の場合
    に、前記ヘッド部を前記記録媒体の記録領域から離れた
    退避領域に位置させるヘッド退避手段とからなることを
    特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記速度検出部を、前記装置本体の加速
    度を検出する加速度センサと、該加速度センサにより検
    出された加速度を時間積分する積分回路とから構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記速度検出部により検出された速度が
    基準速度Vs以上の場合に制御信号を出力する異常検出
    手段と、該異常検出手段が制御信号を出力した際に前記
    ヘッド退避手段を動作させる制御手段とを設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体が破壊が起こる速度をVm
    ax、前記ヘッド退避手段が動作している間に加算され
    る速度をVtとした場合、前記基準速度Vsは、 【数1】 の関係であることを特徴とする請求項1、2または3記
    載のデータ記録装置。
JP2812895A 1995-02-16 1995-02-16 データ記録装置 Pending JPH08221886A (ja)

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