JPH08219924A - 油圧及び油温測定用アダプター - Google Patents
油圧及び油温測定用アダプターInfo
- Publication number
- JPH08219924A JPH08219924A JP5035995A JP5035995A JPH08219924A JP H08219924 A JPH08219924 A JP H08219924A JP 5035995 A JP5035995 A JP 5035995A JP 5035995 A JP5035995 A JP 5035995A JP H08219924 A JPH08219924 A JP H08219924A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- thermocouple
- temperature
- communication hole
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来別個とした油圧及び油温測定用アダプタ
ーを一体のものとし、着脱工数の低減と現用の測定装置
の流用を可能にする。 【構成】 アダプター本体１の一端に測定対象の油管路
に装着する着脱ネジ部１ａを形成し、アダプター本体内
に連通孔１ｄを設け、該連通孔の他端に熱電対のコネク
ター６を設置し、該コネクターに接続する熱電対コード
１１，１２は連通孔内を貫通させてその先端の電気的温
度測定部１４をアダプター本体の一端から突出させると
ともに、アダプター本体に油圧カプラーを取付けた。ア
ダプター本体１を測定対象の油管路４に装着し、その熱
電対コネクター６に温度測定器を接続し、油圧カプラー
２を現用の圧力測定装置に接続すると、油圧カプラーか
らはアダプター本体の連通孔を通り圧油が油圧測定装置
に導入され、熱電対コネクター６からは油温に基づく電
気的出力が温度測定器にインプットされ、１個のアダプ
ターからの信号で油圧と油温の測定が行われる。
ーを一体のものとし、着脱工数の低減と現用の測定装置
の流用を可能にする。 【構成】 アダプター本体１の一端に測定対象の油管路
に装着する着脱ネジ部１ａを形成し、アダプター本体内
に連通孔１ｄを設け、該連通孔の他端に熱電対のコネク
ター６を設置し、該コネクターに接続する熱電対コード
１１，１２は連通孔内を貫通させてその先端の電気的温
度測定部１４をアダプター本体の一端から突出させると
ともに、アダプター本体に油圧カプラーを取付けた。ア
ダプター本体１を測定対象の油管路４に装着し、その熱
電対コネクター６に温度測定器を接続し、油圧カプラー
２を現用の圧力測定装置に接続すると、油圧カプラーか
らはアダプター本体の連通孔を通り圧油が油圧測定装置
に導入され、熱電対コネクター６からは油温に基づく電
気的出力が温度測定器にインプットされ、１個のアダプ
ターからの信号で油圧と油温の測定が行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の潤滑油管路
等に取付けて潤滑油の油圧及び油温を測定するのに使用
するアダプターに関するものである。
等に取付けて潤滑油の油圧及び油温を測定するのに使用
するアダプターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関等の運転試験では、潤滑油の圧
力及び温度の測定が必須要件となっているが、従来は圧
力計に通ずる油圧を導入するアダプターと、電気的に油
温を測定する測定子を保持するアダプターとをそれぞれ
別個とし、それらの取付け部位も潤滑油管路の異なった
２箇所に設けている。
力及び温度の測定が必須要件となっているが、従来は圧
力計に通ずる油圧を導入するアダプターと、電気的に油
温を測定する測定子を保持するアダプターとをそれぞれ
別個とし、それらの取付け部位も潤滑油管路の異なった
２箇所に設けている。
【０００３】特開平１−１９１０２９号公報には、高温
流体が接触する受圧面のダイヤフラムを熱電対の一方の
金属で作り、この金属に接触する押圧棒をその熱電対の
他方の金属で作成して、押圧棒の変位により圧力を測定
するとともに、これら両金属の接触面を熱電対の温度接
点とする高温流体用の圧力・温度測定センサーが記載さ
れている。
流体が接触する受圧面のダイヤフラムを熱電対の一方の
金属で作り、この金属に接触する押圧棒をその熱電対の
他方の金属で作成して、押圧棒の変位により圧力を測定
するとともに、これら両金属の接触面を熱電対の温度接
点とする高温流体用の圧力・温度測定センサーが記載さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関等の運転試験
において、上記従来のように潤滑油の圧力及び油温を測
定する別個のアダプターを限られたスペースの潤滑油経
路の部位に取付けることは、作業性が悪く着脱工数を増
加させ、また気密性の保持にも問題を生じ、正確な測定
が困難となっている。
において、上記従来のように潤滑油の圧力及び油温を測
定する別個のアダプターを限られたスペースの潤滑油経
路の部位に取付けることは、作業性が悪く着脱工数を増
加させ、また気密性の保持にも問題を生じ、正確な測定
が困難となっている。
【０００５】前記特開平１−１９１０２９号公報に記載
されたセンサーは、押圧棒の変位により圧力を測定する
機構を内蔵させたもので、圧力流体を外部に取出して流
体圧力計で測定することができず、現用している圧力測
定装置を使用することができない。
されたセンサーは、押圧棒の変位により圧力を測定する
機構を内蔵させたもので、圧力流体を外部に取出して流
体圧力計で測定することができず、現用している圧力測
定装置を使用することができない。
【０００６】本発明は、潤滑油の圧力と油温を測定する
従来別個のアダプターとしたものを一体のものとし、作
業性を改善し着脱工数の低減を可能とし、更に現用の測
定装置を流用することのできる油圧及び油温測定用アダ
プターを提供することを目的とするものである。
従来別個のアダプターとしたものを一体のものとし、作
業性を改善し着脱工数の低減を可能とし、更に現用の測
定装置を流用することのできる油圧及び油温測定用アダ
プターを提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、アダプター本
体の一端に測定対象の油管路に装着する着脱ネジ部を形
成し、該着脱ネジ部内を一端として前記アダプター本体
内に連通孔を設け、該連通孔の他端に熱電対のコネクタ
ーを油密状態として設置し、該コネクターに接続する熱
電対コードは前記連通孔内を貫通させてその先端の電気
的温度測定部を前記アダプター本体の一端から突出させ
るとともに、前記アダプター本体にその連通孔と導通す
る孔を有する油圧カプラーを取付けた油圧及び油温測定
用アダプターである。
体の一端に測定対象の油管路に装着する着脱ネジ部を形
成し、該着脱ネジ部内を一端として前記アダプター本体
内に連通孔を設け、該連通孔の他端に熱電対のコネクタ
ーを油密状態として設置し、該コネクターに接続する熱
電対コードは前記連通孔内を貫通させてその先端の電気
的温度測定部を前記アダプター本体の一端から突出させ
るとともに、前記アダプター本体にその連通孔と導通す
る孔を有する油圧カプラーを取付けた油圧及び油温測定
用アダプターである。
【０００８】
【作用】アダプター本体を測定対象の油管路に装着し、
その熱電対コネクターに温度測定器を接続し、油圧カプ
ラーを現用の圧力測定装置に接続する。油圧カプラーか
らはアダプター本体の連通孔を通る圧油が油圧測定装置
に導入され、熱電対コネクターからは油温に基づく電気
的出力が温度測定器にインプットされ、１個のアダプタ
ーからの信号で油圧と油温の測定が行われる。
その熱電対コネクターに温度測定器を接続し、油圧カプ
ラーを現用の圧力測定装置に接続する。油圧カプラーか
らはアダプター本体の連通孔を通る圧油が油圧測定装置
に導入され、熱電対コネクターからは油温に基づく電気
的出力が温度測定器にインプットされ、１個のアダプタ
ーからの信号で油圧と油温の測定が行われる。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の実施例の正面図で、取付け
部の一部を断面で示す。１はアダプター本体で、その最
下端に設けるネジ部１ａは、内燃機関のシリンダーボデ
ィ４に設ける潤滑油経路に通ずる雌ネジに螺合するよう
にし、またフランジ１ｂにはＯリング３を埋設して潤滑
油の漏洩防止を行う構成としてある。アダプター本体１
の上部外周は、六角形の角柱１ｃとしてネジ込みの便を
図り、また、アダプター本体１の内部には、連通孔を形
成する中空部１ｄを設け、これと導通するアダプター本
体１の側方に設けたネジ孔に油圧カプラー２を螺合して
取付け、油圧カプラー２の孔を通して図示しない外部の
油圧測定装置へ圧油を導入する導管を接続する。
部の一部を断面で示す。１はアダプター本体で、その最
下端に設けるネジ部１ａは、内燃機関のシリンダーボデ
ィ４に設ける潤滑油経路に通ずる雌ネジに螺合するよう
にし、またフランジ１ｂにはＯリング３を埋設して潤滑
油の漏洩防止を行う構成としてある。アダプター本体１
の上部外周は、六角形の角柱１ｃとしてネジ込みの便を
図り、また、アダプター本体１の内部には、連通孔を形
成する中空部１ｄを設け、これと導通するアダプター本
体１の側方に設けたネジ孔に油圧カプラー２を螺合して
取付け、油圧カプラー２の孔を通して図示しない外部の
油圧測定装置へ圧油を導入する導管を接続する。
【００１０】アダプター本体１の中空部１ｄの上部は拡
径し、熱電対用の２芯雄コネクター６を収容して適宜な
漏洩防止を行うシールを施し、コネクター６に接続する
熱電対用コードは中空部１ｄを通過し、その先端部１４
を潤滑油のオイルギャラリー５内に突出させてある。
径し、熱電対用の２芯雄コネクター６を収容して適宜な
漏洩防止を行うシールを施し、コネクター６に接続する
熱電対用コードは中空部１ｄを通過し、その先端部１４
を潤滑油のオイルギャラリー５内に突出させてある。
【００１１】図２はアダプター本体１内に装着する熱電
対コードを取出して示したもので、図２Ａは平面図、図
２Ｂは正面図の一部を断面として示す。コネクター６の
フランジ部にアダプター本体１の上部にネジ止めする孔
７を設け、一方の接続ピン８を絶縁体１０を介してコネ
クター６に取付け、他方の接続ピン９も同様にして取付
ける。接続ピン８，９の下端には、熱電対コード１１，
１２の被覆１３を剥してハンダ付け等により接続導通
し、また熱電対コードの先端部の約１０ミリは、被覆１
３を剥がして２本のコードを撚り合わせ又はハンダ付け
して温度測定部１４とする。
対コードを取出して示したもので、図２Ａは平面図、図
２Ｂは正面図の一部を断面として示す。コネクター６の
フランジ部にアダプター本体１の上部にネジ止めする孔
７を設け、一方の接続ピン８を絶縁体１０を介してコネ
クター６に取付け、他方の接続ピン９も同様にして取付
ける。接続ピン８，９の下端には、熱電対コード１１，
１２の被覆１３を剥してハンダ付け等により接続導通
し、また熱電対コードの先端部の約１０ミリは、被覆１
３を剥がして２本のコードを撚り合わせ又はハンダ付け
して温度測定部１４とする。
【００１２】コネクター６には、図示しない雌コネクタ
ーを接続し、熱電対の起電力を図示しない現用の電気的
温度測定装置に導いて温度の測定を行うようにする。熱
電対の材質は、白金・ロジュウムを用いるが、銅・コン
スタンタン、鉄・コンスタンタン、クロメル・コンスタ
ンタンを用いてもよい。熱電対方式の温度センサー部
は、熱容量が小さくて温度変化に対する応答性がよく、
ショート等の危険性がないので、安全に精度の良い温度
測定ができる。また温度センサーとして温度により電気
抵抗の変化する測定子のサーミスター等を用いてもよ
い。
ーを接続し、熱電対の起電力を図示しない現用の電気的
温度測定装置に導いて温度の測定を行うようにする。熱
電対の材質は、白金・ロジュウムを用いるが、銅・コン
スタンタン、鉄・コンスタンタン、クロメル・コンスタ
ンタンを用いてもよい。熱電対方式の温度センサー部
は、熱容量が小さくて温度変化に対する応答性がよく、
ショート等の危険性がないので、安全に精度の良い温度
測定ができる。また温度センサーとして温度により電気
抵抗の変化する測定子のサーミスター等を用いてもよ
い。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、内燃機関の潤滑油等の温度と
油圧の測定において、一個のアダプターを用いて温度及
び油圧の同時測定を可能としたので、限られた管路中に
おいてその設置位置の自由度が増し、また着脱の工数が
減少するとともに、管路の気密が保持できる。更に、現
用の測定装置を流用できるので測定コストが低減でき、
また熱電対温度測定部をアダプター本体の一端より突出
させて設けたので、測定対象の油管路内の正確な温度測
定を行うことができる。
油圧の測定において、一個のアダプターを用いて温度及
び油圧の同時測定を可能としたので、限られた管路中に
おいてその設置位置の自由度が増し、また着脱の工数が
減少するとともに、管路の気密が保持できる。更に、現
用の測定装置を流用できるので測定コストが低減でき、
また熱電対温度測定部をアダプター本体の一端より突出
させて設けたので、測定対象の油管路内の正確な温度測
定を行うことができる。
【図１】本発明の実施例の正面図。
【図２】本発明の熱電対コードの平面図と正面図。
１ アダプター本体 ２ 油圧カプラー ３ Ｏリ
ング ４ シリンダーボディ ６ 雄コネクター
１４ 熱電対温度測定部
ング ４ シリンダーボディ ６ 雄コネクター
１４ 熱電対温度測定部
Claims (1)
- 【請求項１】アダプター本体の一端に測定対象の油管路
に装着する着脱ネジ部を形成し、該着脱ネジ部内を一端
として前記アダプター本体内に連通孔を設け、該連通孔
の他端に熱電対のコネクターを油密状態として設置し、
該コネクターに接続する熱電対コードは前記連通孔内を
貫通させてその先端の電気的温度測定部を前記アダプタ
ー本体の一端から突出させるとともに、前記アダプター
本体にその連通孔と導通する孔を有する油圧カプラーを
取付けたことを特徴とする油圧及び油温測定用アダプタ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035995A JPH08219924A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 油圧及び油温測定用アダプター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035995A JPH08219924A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 油圧及び油温測定用アダプター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219924A true JPH08219924A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12856704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5035995A Pending JPH08219924A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 油圧及び油温測定用アダプター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219924A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201960A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 温度・圧力コンビネーション計測器 |
| KR100466529B1 (ko) * | 2002-03-16 | 2005-01-15 | 고등기술연구원연구조합 | 회전식 반응기의 온도 및 압력측정장치 |
| CN100374824C (zh) * | 2005-10-28 | 2008-03-12 | 中国船舶重工集团公司第七一一研究所 | 温度压力传感器 |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP5035995A patent/JPH08219924A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201960A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 温度・圧力コンビネーション計測器 |
| KR100466529B1 (ko) * | 2002-03-16 | 2005-01-15 | 고등기술연구원연구조합 | 회전식 반응기의 온도 및 압력측정장치 |
| CN100374824C (zh) * | 2005-10-28 | 2008-03-12 | 中国船舶重工集团公司第七一一研究所 | 温度压力传感器 |
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