JPH0821829A - 有機酸中のアルデヒド体の分析方法 - Google Patents
有機酸中のアルデヒド体の分析方法Info
- Publication number
- JPH0821829A JPH0821829A JP15440294A JP15440294A JPH0821829A JP H0821829 A JPH0821829 A JP H0821829A JP 15440294 A JP15440294 A JP 15440294A JP 15440294 A JP15440294 A JP 15440294A JP H0821829 A JPH0821829 A JP H0821829A
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- aldehyde
- acid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有機酸中に含まれる微量アルデヒド体の分析
方法の提供 【構成】 有機酸中にジニトロフェニルヒドラジンを添
加し、このジニトロフェニルヒドラジンと有機酸中のア
ルデヒド体とが反応することにより生じるヒドラゾン誘
導体を高速液体クロマトグラフィーにて分離せしめ、有
機酸中に含まれる微量のアルデヒド体を分析する。 【効果】 有機酸中の各種アルデヒド体のppb レベルで
の定量が可能となった。
方法の提供 【構成】 有機酸中にジニトロフェニルヒドラジンを添
加し、このジニトロフェニルヒドラジンと有機酸中のア
ルデヒド体とが反応することにより生じるヒドラゾン誘
導体を高速液体クロマトグラフィーにて分離せしめ、有
機酸中に含まれる微量のアルデヒド体を分析する。 【効果】 有機酸中の各種アルデヒド体のppb レベルで
の定量が可能となった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機酸、特に酢酸中に含
まれる微量のアルデヒド体の分析方法に関し、簡便に且
つ短時間で測定を実施し得る効果的なアルデヒド体の分
析方法に関するものである。
まれる微量のアルデヒド体の分析方法に関し、簡便に且
つ短時間で測定を実施し得る効果的なアルデヒド体の分
析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、有機酸中に含まれるアルデヒド体の分析は過マンガ
ン酸カリウム水溶液の酸化力を利用する、いわゆる過マ
ンガン酸カリウム試験を主に利用している(JIS K 1351
-1993)。しかしながら、従来の上記手法では分析時間が
1サンプルにつき数時間を要し、またアルデヒド体が微
量になるにつれて熟練も要するものであった。さらにア
ルデヒド体のトータル量に関する相対的な情報しか得ら
れず、個々のアルデヒド体の定量は全く不可能という欠
点もあった。
り、有機酸中に含まれるアルデヒド体の分析は過マンガ
ン酸カリウム水溶液の酸化力を利用する、いわゆる過マ
ンガン酸カリウム試験を主に利用している(JIS K 1351
-1993)。しかしながら、従来の上記手法では分析時間が
1サンプルにつき数時間を要し、またアルデヒド体が微
量になるにつれて熟練も要するものであった。さらにア
ルデヒド体のトータル量に関する相対的な情報しか得ら
れず、個々のアルデヒド体の定量は全く不可能という欠
点もあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】このような状況下に、本
発明者らは種々の検討の結果、下記反応式に示すよう
に、従来水中や大気中のアルデヒド体の分析に使用され
ていたジニトロフェニルヒドラジン(以下DNPHと略
記する)(1) が、有機酸、特に酢酸中でもアルデヒド体
(2) と反応し、定量的にヒドラゾン誘導体(3) を形成
し、アルデヒド体の測定に有効であることを見いだし本
発明を完成するに到った。
発明者らは種々の検討の結果、下記反応式に示すよう
に、従来水中や大気中のアルデヒド体の分析に使用され
ていたジニトロフェニルヒドラジン(以下DNPHと略
記する)(1) が、有機酸、特に酢酸中でもアルデヒド体
(2) と反応し、定量的にヒドラゾン誘導体(3) を形成
し、アルデヒド体の測定に有効であることを見いだし本
発明を完成するに到った。
【0004】
【化1】
【0005】(式中、R は炭素数1〜8のアルキル基又
はアルケニル基を示す。) 即ち、本発明は、有機酸中にDNPHを添加し、このD
NPHと有機酸中のアルデヒド体とが反応することによ
り生じるヒドラゾン誘導体を高速液体クロマトグラフィ
ーにて分離せしめ、有機酸中に含まれる微量のアルデヒ
ド体を分析することを特徴とする有機酸中のアルデヒド
体の分析方法を提供するものである。
はアルケニル基を示す。) 即ち、本発明は、有機酸中にDNPHを添加し、このD
NPHと有機酸中のアルデヒド体とが反応することによ
り生じるヒドラゾン誘導体を高速液体クロマトグラフィ
ーにて分離せしめ、有機酸中に含まれる微量のアルデヒ
ド体を分析することを特徴とする有機酸中のアルデヒド
体の分析方法を提供するものである。
【0006】本発明の方法が適用できる有機酸として
は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等が挙げられる
が、特に酢酸が好ましい。また、本発明の方法により分
析されるアルデヒド体としては、アセトアルデヒド、ク
ロトンアルデヒド、2−エチルクロトンアルデヒド等が
挙げられる。
は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等が挙げられる
が、特に酢酸が好ましい。また、本発明の方法により分
析されるアルデヒド体としては、アセトアルデヒド、ク
ロトンアルデヒド、2−エチルクロトンアルデヒド等が
挙げられる。
【0007】本発明に従えば、先ず被分析試料である有
機酸に、DNPHの酸水溶液(以下DNPH液と略記す
る)を加える。DNPH液を構成する酸としては、過塩
素酸、塩酸等が良い。DNPH液中のDNPHの濃度は
10〜50mg/mlの範囲が好ましい。またDNPH液中の酸
の濃度は5〜40%の範囲が好ましい。DNPH液の添加
量は有機酸に対し 0.5〜2容量倍が望ましい。
機酸に、DNPHの酸水溶液(以下DNPH液と略記す
る)を加える。DNPH液を構成する酸としては、過塩
素酸、塩酸等が良い。DNPH液中のDNPHの濃度は
10〜50mg/mlの範囲が好ましい。またDNPH液中の酸
の濃度は5〜40%の範囲が好ましい。DNPH液の添加
量は有機酸に対し 0.5〜2容量倍が望ましい。
【0008】DNPH液を添加した有機酸は室温で軽く
攪拌し、そのまま高速液体クロマトグラフィーにて分離
分析を行う。高速液体クロマトグラフィーの分離条件
は、上記ヒドラゾン誘導体が分離できるものであれば特
に限定されないが、カラムとしては、ODSカラムを用
いることができ、溶離液としては、水−アセトニトリル
および水−メタノール等が用いられる。また、水に関し
ては、緩衝能を持つ水溶液を用いても差し支えない。こ
のような本発明の分析方法によって、有機酸中に含まれ
る個々のアルデヒド体をppb レベルまで簡便に定量する
ことが可能となった。
攪拌し、そのまま高速液体クロマトグラフィーにて分離
分析を行う。高速液体クロマトグラフィーの分離条件
は、上記ヒドラゾン誘導体が分離できるものであれば特
に限定されないが、カラムとしては、ODSカラムを用
いることができ、溶離液としては、水−アセトニトリル
および水−メタノール等が用いられる。また、水に関し
ては、緩衝能を持つ水溶液を用いても差し支えない。こ
のような本発明の分析方法によって、有機酸中に含まれ
る個々のアルデヒド体をppb レベルまで簡便に定量する
ことが可能となった。
【0009】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0010】実施例1 標準品として、アセトニトリルにアセトアルデヒド、ク
ロトンアルデヒド及び2−エチルクロトンアルデヒドを
混合した混合物、また、本発明の試料として、精密分析
用の酢酸にアセトアルデヒド、クロトンアルデヒド及び
2−エチルクロトンアルデヒドを任意に添加した3つの
試料(試料1〜3)を用いて、下記方法によりアルデヒ
ド体の分析を行なった。即ち、先ず1.5ml の試料(標準
品及び本発明試料1〜3)に1.5ml のDNPH液(24mg
/ml(30%HClO4))を加え、室温で軽く攪拌した後に、
下記条件に従って高速液体クロマトグラフィーにより測
定を行った。得られたクロマトグラムを図1から図4に
示した。ここで図1は標準品、図2は試料1、図3は試
料2、図4は試料3のクロマトグラムである。
ロトンアルデヒド及び2−エチルクロトンアルデヒドを
混合した混合物、また、本発明の試料として、精密分析
用の酢酸にアセトアルデヒド、クロトンアルデヒド及び
2−エチルクロトンアルデヒドを任意に添加した3つの
試料(試料1〜3)を用いて、下記方法によりアルデヒ
ド体の分析を行なった。即ち、先ず1.5ml の試料(標準
品及び本発明試料1〜3)に1.5ml のDNPH液(24mg
/ml(30%HClO4))を加え、室温で軽く攪拌した後に、
下記条件に従って高速液体クロマトグラフィーにより測
定を行った。得られたクロマトグラムを図1から図4に
示した。ここで図1は標準品、図2は試料1、図3は試
料2、図4は試料3のクロマトグラムである。
【0011】HPLCシステム(ウォーターズ) データ処理器(ミレニアム2010システム) HPLCポンプ(510)2台 紫外可視分光検出器(484) オートサンプラー(712) カラムオーブン(TCM)カラム :L-カラム ODS 4.6×250mm (化学品検査協会) 測定条件 検出:UV 365nm カラム温度:30℃ 溶離液A:水、溶離液B:アセトニトリル 直線グラジエント A/B 40/60→(30分)20/80 流速:1.0 ml/min 注入量:20μl 図1〜4に示すクロマトグラムより算出した各試料中の
酢酸に含まれるアルデヒド体の濃度、及び比較として行
なった過マンガン酸カリウム試験の退色時間を図5に示
す。過マンガン酸カリウム試験とは、有機酸中に添加し
た過マンガン酸カリウムが有機酸に含まれる不純物のア
セトアルデヒドなどの還元性物質によって、色調が退色
変化する程度を調べるものである。すなわち、退色時間
が短いほど系中に含まれる還元性不純物(例えばアルデ
ヒド体)の量が多いことを示す。今回調製した3試料に
関しては、試料3、試料2、試料1の順で退色時間が短
く(アルデヒド体の量が多く)なっている。また、本発
明によりアセトアルデヒド、クロトンアルデヒド、2−
エチルクロトンアルデヒドをそれぞれ定量したが、3種
のアルデヒド体のトータル量と過マンガン酸カリウム試
験の退色時間との相関はあるようだが、単独のアルデヒ
ド体との相関は見受けられなかった。すなわち、本発明
の分析方法を用いることで、より的確に個別のアルデヒ
ド体の量に関する把握ができることを示唆している。こ
のように本発明の分析方法は、有機酸中のあらゆるアル
デヒドを簡便に定量できる。
酢酸に含まれるアルデヒド体の濃度、及び比較として行
なった過マンガン酸カリウム試験の退色時間を図5に示
す。過マンガン酸カリウム試験とは、有機酸中に添加し
た過マンガン酸カリウムが有機酸に含まれる不純物のア
セトアルデヒドなどの還元性物質によって、色調が退色
変化する程度を調べるものである。すなわち、退色時間
が短いほど系中に含まれる還元性不純物(例えばアルデ
ヒド体)の量が多いことを示す。今回調製した3試料に
関しては、試料3、試料2、試料1の順で退色時間が短
く(アルデヒド体の量が多く)なっている。また、本発
明によりアセトアルデヒド、クロトンアルデヒド、2−
エチルクロトンアルデヒドをそれぞれ定量したが、3種
のアルデヒド体のトータル量と過マンガン酸カリウム試
験の退色時間との相関はあるようだが、単独のアルデヒ
ド体との相関は見受けられなかった。すなわち、本発明
の分析方法を用いることで、より的確に個別のアルデヒ
ド体の量に関する把握ができることを示唆している。こ
のように本発明の分析方法は、有機酸中のあらゆるアル
デヒドを簡便に定量できる。
【図1】 実施例1で得られた標準品の高速液体クロマ
トグラムである。
トグラムである。
【図2】 実施例1で得られた試料1の高速液体クロマ
トグラムである。
トグラムである。
【図3】 実施例1で得られた試料2の高速液体クロマ
トグラムである。
トグラムである。
【図4】 実施例1で得られた試料3の高速液体クロマ
トグラムである。
トグラムである。
【図5】 実施例1において高速液体クロマトグラフィ
ーにより分析した試料1〜3中の個別アルデヒド体の
量、及び過マンガン酸カリウム試験の退色時間をグラフ
化したものである。
ーにより分析した試料1〜3中の個別アルデヒド体の
量、及び過マンガン酸カリウム試験の退色時間をグラフ
化したものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 有機酸中にジニトロフェニルヒドラジン
を添加し、このジニトロフェニルヒドラジンと有機酸中
のアルデヒド体とが反応することにより生じるヒドラゾ
ン誘導体を高速液体クロマトグラフィーにて分離せし
め、有機酸中に含まれる微量のアルデヒド体を分析する
ことを特徴とする有機酸中のアルデヒド体の分析方法。 - 【請求項2】 有機酸が酢酸である請求項1記載の分析
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15440294A JPH0821829A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 有機酸中のアルデヒド体の分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15440294A JPH0821829A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 有機酸中のアルデヒド体の分析方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0821829A true JPH0821829A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15583368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15440294A Pending JPH0821829A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 有機酸中のアルデヒド体の分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821829A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106248821A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-12-21 | 中国烟草总公司郑州烟草研究院 | 一种电子烟烟液中丙醛的测定方法 |
WO2022255436A1 (ja) * | 2021-06-04 | 2022-12-08 | Khネオケム株式会社 | 製品1,3-ブチレングリコール |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP15440294A patent/JPH0821829A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106248821A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-12-21 | 中国烟草总公司郑州烟草研究院 | 一种电子烟烟液中丙醛的测定方法 |
WO2022255436A1 (ja) * | 2021-06-04 | 2022-12-08 | Khネオケム株式会社 | 製品1,3-ブチレングリコール |
JP2022186191A (ja) * | 2021-06-04 | 2022-12-15 | Khネオケム株式会社 | 製品1,3-ブチレングリコール |
US11952329B2 (en) | 2021-06-04 | 2024-04-09 | Kh Neochem Co., Ltd. | Product 1,3-butylene glycol |
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