JPH08217028A - 包装機の診断装置 - Google Patents

包装機の診断装置

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JPH08217028A
JPH08217028A JP7043502A JP4350295A JPH08217028A JP H08217028 A JPH08217028 A JP H08217028A JP 7043502 A JP7043502 A JP 7043502A JP 4350295 A JP4350295 A JP 4350295A JP H08217028 A JPH08217028 A JP H08217028A
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JP
Japan
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vibration
sound wave
packaging machine
pattern
sensor
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Application number
JP7043502A
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English (en)
Inventor
Papiina Yan
パピーナ ヤン
Masamichi Kaneko
正道 金子
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NIPPON TETRAPACK KK
Original Assignee
NIPPON TETRAPACK KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で自動的に包装機の各部が正常か
否かを判断できる包装機の診断装置を提供すること。 【構成】 液体充填容器を製造する包装機の所定の各部
が正常に作動又は機能しているか否かを診断する包装機
の診断装置であって、所定の各部に音波を検出する音波
センサ及び/又は機械振動を検出する振動センサ(S1
〜Sn)、音波・振動パターン登録手段(19)等を設
け、前記各部が正常に作動又は機能している場合に発す
る音波レベルパターン及び/又は振動レベルパターンを
予め音波・振動パターン登録手段(19)に登録してお
き、センサ(S1〜Sn)の出力をCPU(17)を処
理してパターン化し、該パターン化した音波レベルパタ
ーン及び/又は振動レベルパターンと登録されたパター
ンとを比較し、各部が正常に作動又は機能しているか否
かを診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は牛乳やジュース等の液体
食品充填容器を製造する包装機の各部が正常に作動又は
機能している否かを診断する包装機の診断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】板状包装材料ウエブを筒状に成形し、該筒
状に形成された包装材料ウエブにジュース等の液体食品
を充填し、所定の間隔で上下を密封・切断して液体充填
容器を製造する包装機および角筒状の包装材料の底部を
シールし、牛乳などの液体を充慎し、次いで上部が屋根
形にシールされる包装機において、各部が正常に作動又
は機能しているかをオンラインで自動的に診断する技術
はなかった。そのため、操作員が包装機の各部を常時監
視し、発する異常音等から異常を判断するとか、或いは
出来上がった液体充填容器を検査し、例えば密封部が不
完全である場合は、包装機の密封機構に異常があると間
接的に判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに、操作員が運転中の包装機の各部を監視し、その発
する異常音等から正異常を適確に判断するには、操作員
に高度の熟練を必要とすると共に、操作員を監視のため
に割当てなければならないという問題がある。また、出
来上がった液体充填容器を検査し、正異常を判断する場
合は、多くの不良製品を製造してしまうという問題があ
る。そこで、簡単な構成で運転中の包装機の各部の正異
常を判定できる技術が要求されている。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で自動的に包装機の各部が正常か否かを
判断できる包装機の診断装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、液体充填容器を製造する包装機の所定の各部
が正常に作動又は機能しているか否かを診断する包装機
の診断装置であって、所定の各部に音波を検出する音波
センサ及び/又は機械振動を検出する振動センサを設
け、該音波センサ及び/又は振動センサの出力を処理解
析することにより、該各部が正常に作動又は機能してい
るか否かを検出する診断手段を設けたことを特徴とす
る。
【0006】この発明で用いられる液体充慎容器を製造
する包装機としては、板状包装材料ウエブを筒状に成形
し、該筒状に形成された包装材料ウエブに所望の液体内
容物を充填し、所定の間隔で上下を密封・切断して製造
する包装機の他、角筒状の包装材料の底部をシールし、
牛乳などの液体を充慎し、次いで上部が屋根形にシール
される包装機などがある。
【0007】また、診断手段は、各部が正常に作動又は
機能している場合に発する音波レベルパターンを予め登
録しておくパターン登録手段を具備し、前記音波センサ
の出力を処理してパターン化し、該パターン化した音波
レベルパターンと該パターン登録手段に登録された音波
パターンとを比較し、該音波センサの設置している部分
が正常に作動又は機能しているか否かを診断することを
特徴とする。
【0008】また、診断部分は包装機の機械的な機構部
であり、該機構部に接近して設けられた音波センサの出
力を処理して得られる音波レベルパターンを前記パター
ン登録手段に登録された音波レベルパターンと比較し、
当該機構部が正常に作動しているか否かを診断すること
を特徴とする。
【0009】また、診断手段は、各部が正常に作動又は
機能している場合に出力される振動レベルパターンを予
め登録しておくパターン登録手段を具備し、前記振動セ
ンサの出力レベルを処理してパターン化し、該パターン
化した振動レベルパターンと該パターン登録手段に登録
された振動レベルパターンとを比較し、該振動センサの
設置している部分が正常に作動又は機能しているかを診
断することを特徴とする。
【0010】また、診断手段は、各部が正常に作動又は
機能している場合に出力される振動レベルの上限と下限
の振動レベルパターンを予め登録しておくパターン登録
手段を具備し、振動センサの出力レベルを処理してパタ
ーン化し、該パターン化した振動レベルパターンが該パ
ターン登録手段に登録された上限と下限の振動レベルパ
ターン内にあるか否かを判断し、該振動センサの設置し
ている部分が正常に作動又は機能しているか否かを診断
することを特徴とする。
【0011】
【作用】このような包装機においては、その各部が正常
に作動機能している時と、異常の時とでは、そこから発
する音波(ノイズ)や機械振動が異なる。従って、各部
近傍に音波を検出するマイクロホン等の音波センサや振
動センサの音波や機械振動を検出するセンサを設け、該
センサの出力を解析処理することにより、各部が正常に
作動又は機能していることが判定できる。
【0012】また、これら各部が正常に作動及び機能し
ている時の音波パターンや振動レベルパターンを予めパ
ターン登録手段に登録しておくことにより、音波センサ
や振動センサの出力から得られる音波パターンや振動レ
ベルパターンとパターン登録手段に登録している音波パ
ターンや振動レベルパターンと比較し、当該部分が正常
に作動又は機能しているか否かを迅速に判定できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明の診断装置を用いる包装機の一構成
例を示す図である。図示するように包装機1は、板状包
装材料ウエブ2を巻回したロール3を有している。該板
状包装材料ウエブ2は、例えば中心の紙の層と、アルミ
ニウム箔の層と、ポリエチレン等の液密で熱可塑性の樹
脂材料の外側層とからなっている。
【0014】ロール3から繰り出された板状包装材料ウ
エブ2は、幾つかの反転及び案内のローラ4を介して包
装機1の上部に送られ、ここで液体充填容器の開口装置
の装着、折目線の押印、殺菌等を行ない、更に整合保持
装置5、チューブ成形装置6を通って上下方向に液密継
目を有する筒状包装材料ウエブ7となる。該筒状包装材
料ウエブ7は下方へ連続的に移動される際、所望の液体
内容物(例えば、牛乳、ジュース等)が充填され、図示
しない密封用ジョーで上下を密封し、切断して液体充填
容器10を製造する。
【0015】該液体充填容器10は所定の間隔で支持板
12が立設されたコンベア11に載置され、図示しない
密封部成形装置で液体充填容器10の上下密封部を整形
し、矩形状にされた液体充填容器として、包装機1の外
に搬出される。
【0016】上記構成の包装機1の診断を要する各部に
接近して、音波や機械的振動を検出するセンサS1〜S
6を配置する。センサS1は包装機1の駆動部の近傍に
設けたセンサで、例えば、図3に示すようにモータ31
で減速機32を介してメインシャフト33が回転駆動す
るように構成した駆動部であっては、駆動部全体の振動
や音が良く伝播してくる減速機32やギヤー34のボッ
クスに設置する。
【0017】センサS2はロール3から繰り出された板
状包装材料ウエブ2に液体充填容器10の注ぎ口を形成
する開口装置の装着部13の近傍に設けたセンサで、例
えば、図4に示すように板状包装材料ウエブ2に注ぎ口
を形成する開口装置の装着部13の支持台44の上部に
設置する。なお、開口装置の装着部13はシリンダ41
で上下動するプレス42とプレス受43からなる。該プ
レス42とプレス受43の間にある板状包装材料ウエブ
2をプレス42で打ち抜くことにより、板状包装材料ウ
エブ2にはプレス42の凸部42aの形状の開口が形成
され、その打抜片2a’は下方に落下する。
【0018】センサS3は、図示は省略するが、板状包
装材料ウエブ2を殺菌する殺菌部14の近傍に設けたセ
ンサで、センサS4は、板状包装材料ウエブ2を筒状に
形成しその縁部を溶着するチューブ成形装置6の溶着部
の近傍に設けたセンサである。
【0019】センサS5は上記チューブ成形装置6で形
成された筒状包装材料ウエブ7を所定の間隔で溶着切断
する密封用ジョーの近傍に設けられたセンサである。密
封用ジョーは図5に示すように一対の挟持部材51と5
2を具備し、挟持部材51の挟持部材52との対向面に
は上下平行に一対のヒータ53と54を設け、該ヒータ
53と54の間に挟持部材52に設けられたカッター5
6の刃先が挿入される溝55が形成されている。筒状包
装材料ウエブ7を溶着切断する場合は、下部が密封され
液体食品Qの充填された筒状包装材料ウエブ7の液面Q
aの上部を挟持することにより、筒状包装材料ウエブ7
のヒータ53及び54の当接部が溶着される。この溶着
後カッター56の刃先の溝55に挿入し、溶着部と溶着
部の間を切断する。この挟持部材52又は51の上部に
センサS5を設置する。
【0020】センサS6は液体充填容器を搬出するコン
ベア11に設けられたセンサで、図2に示すようにコン
ベア11の駆動プリー又は従動プリーの軸端に設置す
る。この軸端にはコンベア11自身の作動振動や音、更
には液体充填容器の上下密封部成形装置の作動振動や音
が伝播する。なお、この音波や機械的振動を検出するセ
ンサSは図2では6個(センサS1〜S6)としたが、
このセンサの個数は、診断を必要とする場所に設ける。
【0021】図1は包装機の診断装置のシステム構成を
示す図である。図示するように診断装置はA/D変換器
15ー1、15−2、15−3、・・・・・、15−
n、入出力装置16、CPU17、RAM18、音波・
振動パターン登録手段19、警報手段20及び表示手段
21で構成される。A/D変換器15ー1、15−2、
15−3、・・・・・、15−nのそれぞれにはセンサ
S1、S2、S3、・・・・・、Snの出力が入力さ
れ、入出力装置16を通してCPU17に取り込まれ
る。
【0022】音波・振動パターン登録手段19にはセン
サS1、S2、S3、・・・・・、Snが設けられた部
分が正常に作動及び機能している場合に発生する音波や
機械振動のパターンを予め登録させておく。センサS
1、S2、S3、・・・・・、Snで検出され電気信号
に変換された音波や振動は、A/D変換器15ー1、1
5−2、15−3、・・・・・、15−nにより、ディ
ジタル信号に変換される。該ディジタル信号はCPU1
7で処理され、音波・振動パターン登録手段19に登録
されている音波や振動パターンと比較できる形式のパタ
ーンに変換され、RAM18に格納される。
【0023】更に、CPU17はRAM18に格納して
いるセンサS1、S2、S3、・・・・・、Snの各々
が検出した音波や振動パターンと予め音波・振動パター
ン登録手段19に登録されている各部が正常に作動及び
機能した場合の音波や振動パターンと比較し、各部が正
常に作動及び機能しているかを判断する。そして異常と
判断した場合は、警報手段20を作動して警報を発する
と共に、表示手段21にどの部分が異常であるかを表示
する。また、場合によっては停止信号を出力し、包装機
1を停止する。
【0024】図6は板状包装材料ウエブ2と板状包装材
料ウエブ2を互いに超音波溶着する場合の超音波溶着装
置の概略構成を示す図で、超音波ホーン26が上部密封
部2aに接近して対向して配置されており、コンバータ
25で電気信号を機械的振動に換えて超音波ホーン26
に印加すると、超音波が該超音波ホーン26から密封部
2aに照射される。該超音波により板状包装材料ウエブ
2のポリエチレン等の可塑性の樹脂材料からなる2外側
層が加熱溶融して溶着する。
【0025】上記溶着に際し、密封部2aに接近して配
置した音波センサ(マイクロホン)24が音波(ノイ
ズ)を検出する。この検出される音波は、超音波ホーン
26から発射される超音波のエネルギーや周波数、板状
包装材料ウエブ2の材質により異なるが、ある材質の板
状包装材料ウエブ2を用い、溶着が理想的に行なわれる
ように超音波のエネルギーや周波数を調整した場合、音
波センサ24の出力波形は図7の(a)に示すようにな
る。従って、音波センサ24の出力波形が同図(b)に
示すようになった場合は、密封部10aの溶着が正常に
行なわれたことになる。
【0026】これに対して、材質の異なる板状包装材料
ウエブ2の場合は、音波センサ24の出力波形が同図
(c)に示すようになる。また、溶着が正しく行なわれ
ない場合は同図(d)に示すようになる。従って、溶着
が理想的に行なわれる(a)の出力波形を所定の形式で
パターン化し、そのパターン化した波形を図1の音波・
振動パターン登録手段19に予め登録しておき、音波セ
ンサ24で検出された音波を同じ形式でパターン化し、
前記登録されたパターンと比較することにより、溶着が
正常に行なわれているか否かを検出することができる。
【0027】また、上記溶着に際し、超音波ホーン26
の反対側に配置された金床22が振動する。該振動レベ
ルは溶着が正常に行なわれた場合と、正常に行なわれな
い場合で異なる。従って、金床22の振動を振動センサ
23で検出することにより、溶着が正常に行なわれたか
否かを判定できる。
【0028】図8は超音波溶着に際して、振動センサ2
3で検出される振動レベルを示す図である。同図におい
て、曲線LIは溶着が理想的に行なわれた場合の振動レ
ベルの時間に対する変化を示す。曲線LUは溶着が正常
に行なわれる場合の上限のレベル変化を示し、曲線LL
は溶着が正常に行なわれる場合の下限のレベル変化を示
す。従って、振動センサ23で検出される振動レベルが
曲線LUと曲線LLの間にあれば、溶着が正常に行なわれ
ていることになり、曲線LOのように曲線LUと曲線LL
の間を越えて飛び出た場合は、溶着が正常に行なわれて
いないことになる。
【0029】上記溶着が正常に行なわれる振動レベルの
曲線LIを所定の形式でパターン化し、図1の音波、振
動パターン登録手段19に登録しておき、振動センサ2
3の出力から得られる振動レベルを登録しているパター
ンと同一形式のパターンでパターン化し、該振動センサ
23から得られる振動レベルパターンと登録されている
振動レベルパターンとを比較することにより、該振動セ
ンサ23が設置されている部分が正常に作動又は機能し
ているか否かを診断できる。
【0030】また、各機構部が発する音波や機械的振動
から各機構部を診断する場合も、各機構部が正常に行な
われる場合の振動レベルの上限と下限を図1の音波・振
動パターン登録手段19に登録しておき、振動センサ2
3の出力から得られる振動レベルが登録してある上限振
動レベルパターンと下限振動レベルパターンの間にある
か否かを判断し、該振動センサ23が設置されている部
分が正常に作動又は機能しているか否かを診断できる。
【0031】包装機1の上記センサS1乃至センサS6
が設置されている各機構部もそれが正常に作動又は機能
している場合に発する音波(ノイズ)と、故障等で異常
に作動又は機能している場合に発する音波(ノイズ)と
は異なる。従って、この各機構部に接近して、音波セン
サを設け、該音波センサの出力を解析することにより、
当該音波センサが設置している機構部が正常な作動又は
機能しているかを判断することができる。この場合、各
機構部が正常に作動又は機能している場合に音波パター
ンを図1の音波・振動パターン登録手段19に登録して
おき、機構部に設置した音波センサの出力から得られる
音波パターンと比較することにより、当該機構部の診断
ができることは当然である。
【0032】また、包装機1の上記各機構部の振動レベ
ルも各部が正常に作動又は機能している場合と、故障等
で異常に作動又は機能している場合とでは異なる。従っ
て、この各機構部に接近して、振動センサを設け、該振
動センサの出力を解析することにより、当該振動センサ
が設置している機構部が正常な作動又は機能しているか
を判断することができる。この場合、各機構部が正常に
作動又は機能している場合に振動レベルパターンを図1
の音波・振動パターン登録手段19に登録しておき、機
構部に設置した振動センサの出力から得られる振動レベ
ルパターンと比較することにより、当該機構部の診断が
できることは当然である。
【0033】また、溶着が正常に行なわれる場合の上限
振動レベルパターンと下限振動レベルパターンを図1の
音波・振動パターン登録手段19に登録しておき、振動
センサ23の出力から得られる振動レベルが登録してあ
る上限振動レベルパターンと下限振動レベルパターンの
間にあるかを判断し、該振動センサ23が設置されてい
る部分が正常に作動又は機能しているか否かを診断でき
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
部近傍に音波を検出する音波センサや機械振動を検出す
る振動センサを設け、この出力を処理解析することによ
り、各部が正常に作動又は機能しているか否かを診断で
きるから、運転中の包装機の各部の正常か否かをオンラ
インで迅速に診断できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装機の診断装置のシステム構成を示
す図である。
【図2】本発明の診断装置を用いる包装機の概略構成を
示す図である。
【図3】包装機の駆動部に設けたセンサS1を示す図で
ある。
【図4】包装機の開口装置の近傍に設けたセンサS2を
示す図である。
【図5】包装機の密封用ジョーの近傍に設けたセンサS
5を示す図である。
【図6】包装機の超音波溶着装置の概略構成を示す図で
ある。
【図7】超音波溶着時に発せられる音波レベルを示す図
である。
【図8】超音波溶着時に発せられる振動レベルを示す図
である。
【符号の説明】
1 包装機 2 板状包装材料ウエブ 3 ロール 4 案内ローラ 5 整合保持装置 6 チューブ成形装置 7 筒状包装材料ウエブ 10 液体充填容器 11 コンベア 12 支持板 13 開口装置の装着部 14 殺菌部 15 A/D変換器 16 入出力装置 17 CPU 18 RAM 19 音波・振動パターン登録手段 20 警報手段 21 表示手段 22 金床 23 振動センサ 24 音波センサ 25 コンバータ 26 超音波ホーン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体充填容器を製造する包装機の所定の
    各部が正常に作動又は機能しているか否かを診断する包
    装機の診断装置であって、 前記所定の各部に音波を検出する音波センサ及び/又は
    機械振動を検出する振動センサを設け、該音波センサ及
    び/又は振動センサの出力を処理解析することにより、
    該各部が正常に作動又は機能しているか否かを検出する
    診断手段を設けたことを特徴とする包装機の診断装置。
  2. 【請求項2】 前記診断手段は、前記各部が正常に作動
    又は機能している場合に発する音波レベルパターンを予
    め登録しておくパターン登録手段を具備し、前記音波セ
    ンサの出力を処理してパターン化し、該パターン化した
    音波レベルパターンと該パターン登録手段に登録された
    音波パターンとを比較し、該音波センサの設置している
    部分が正常に作動又は機能しているか否かを診断するこ
    とを特徴とする請求項1記載の包装機の診断装置。
  3. 【請求項3】 前記診断部分は包装機の機械的な機構部
    であり、該機構部に接近して設けられた音波センサの出
    力を処理して得られる音波レベルパターンを前記パター
    ン登録手段に登録された音波レベルパターンと比較し、
    当該機構部が正常に作動しているか否かを診断すること
    を特徴とする請求項2記載の包装機の診断装置。
  4. 【請求項4】 前記診断手段は、前記各部が正常に作動
    又は機能している場合に出力される振動レベルパターン
    を予め登録しておくパターン登録手段を具備し、前記振
    動センサの出力レベルを処理してパターン化し、該パタ
    ーン化した振動レベルパターンと該パターン登録手段に
    登録された振動レベルパターンとを比較し、該振動セン
    サの設置している部分が正常に作動又は機能しているか
    を診断することを特徴とする請求項1記載の包装機の診
    断装置。
  5. 【請求項5】 前記診断手段は、前記各部が正常に作動
    又は機能している場合に出力される振動レベルの上限と
    下限の振動レベルパターンを予め登録しておくパターン
    登録手段を具備し、前記振動センサの出力レベルを処理
    してパターン化し、該パターン化した振動レベルパター
    ンが該パターン登録手段に登録された上限と下限の振動
    レベルパターン内にあるか否かを判断し、該振動センサ
    の設置している部分が正常に作動又は機能しているか否
    かを診断することを特徴とする請求項1記載の包装機の
    診断装置。
JP7043502A 1995-02-07 1995-02-07 包装機の診断装置 Pending JPH08217028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018177268A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 大森機械工業株式会社 包装機
DE102020134190A1 (de) 2020-12-18 2022-06-23 Rovema Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Schlauchbeutelmaschine

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