JPH08216939A - スペアタイヤカバー - Google Patents

スペアタイヤカバー

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JPH08216939A
JPH08216939A JP5326195A JP5326195A JPH08216939A JP H08216939 A JPH08216939 A JP H08216939A JP 5326195 A JP5326195 A JP 5326195A JP 5326195 A JP5326195 A JP 5326195A JP H08216939 A JPH08216939 A JP H08216939A
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JP
Japan
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spare tire
holder
case
fastening means
rim
Prior art date
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Pending
Application number
JP5326195A
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English (en)
Inventor
Hidekuni Tomita
英邦 富田
Masaharu Matsumoto
雅治 松本
Hiroshi Osawa
浩 大澤
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SHIZUOKA KASEI KK
Original Assignee
SHIZUOKA KASEI KK
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着が簡単で、かつ、ファッション性に優れ
たスペアタイヤカバーを提供する。 【構成】 プラスチック材にて形成されるホルダ2及び
ケース1を設ける。ケース1はカップ状の形態からな
り、そのリム部11をもってホルダ2に結合されるよう
になっている。当該ケース1の装着されるベースとなる
ホルダ2は、その基本形状がリング状の形態からなるも
のであり、ケース1に結合されるリム部21とスペアタ
イヤ9の裏面側サイドウォール99に係合するフランジ
部22とからなる。ホルダ2の、その円周上には切断部
が設けられており、この切断部の両端末部211、21
1’には、両者を連結するための締結手段29が設けら
れている。ホルダ2をら旋状に展開させて、スペアタイ
ヤ9上に装着し、締結手段29を締め付けて固定する。
ホルダ2とケース1とを結合させるための締結手段3
が、両者のリム部11、21に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジャービークルある
いはオフロードカー等、スペアタイヤを車体後部のバッ
クドア外面上、あるいはその後方部等に搭載している自
動車における、当該自動車のスペアタイヤの覆い(カバ
ー)に関するものであり、特に、その機能性とともにフ
ァッション性を向上させるようにしたものに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のものは、例えば図10に示す如
く、バックドア80の室外側にスペアタイヤ90を取り
付け、そのスペアタイヤ90に、プラスチック製のケー
スあるいは人工レザー製のカバー等からなるスペアタイ
ヤカバー20が取り付けられている構成からなるもので
ある。そして、これらスペアタイヤカバー20は、FR
P等の硬質プラスチック材にて成形された、いわゆるハ
ードタイプのもの、あるいはビニールレザー等の人工レ
ザーをベースに縫製された、いわゆるソフトタイプのも
のが、ほとんどである。ところで、これらのもののう
ち、人工レザー等をベースとするソフトタイプのもの
は、軽量化及び低価格化という点では優れているが、見
栄えが良くないという問題点がある。また、当該カバー
は、本質的に布製の性質を有しているため、スペアタイ
ヤ90への装着が確実に行なわれないと、走行風による
バタ付きを起こすおそれがある。そのため、装着された
後には、タイトフィットの状態になるようになってい
る。ところで、このようにタイトフィットの状態に装着
されると、タイヤのトレッド模様等が現れてしまい、見
栄えを悪くするという問題点がある。このような見栄え
上の問題点を解決するために、最近においては、ハード
タイプのものが主流となりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ハードタイプのものとしては、図8及び図9に示すよう
なものがある。これらのものは、例えば図8に示すもの
は、ホルダ50が、バックドア80等に設けられたボル
ト・ナット850等によってスペアタイヤと共締めの状
態で取り付けられているものである。従って、当該スペ
アタイヤカバーの装着に当っては、その都度、スペアタ
イヤ90を取り外さなければならないという不都合があ
る。また、図9に示すものは、リング状のホルダ30
と、円盤状のディスク60とからなるものであり、これ
らが、上記ホルダ30のリム面に設けられたバックル等
の締結手段330にて締め付けられることによって、ス
ペアタイヤ90上に装着されるようになっているもので
ある。ところで、このものは、上記ホルダ30のリム面
を、当該リム面に緊迫力が生ずるように締め付けること
によって、当該ホルダ30及び上記ディスク60が装着
されるようになっているものである。従って、上記スペ
アタイヤ90のサイズと、上記ディスク60を含むホル
ダ30のサイズとが不一致の場合には、上記締結手段
(バックル)330の締め付けによっても、ディスク6
0がうまく固定されず、車両の走行振動等により、上記
ディスク60がホルダ30の中で踊ってしまうという問
題点がある。すなわち、ディスク60がガタ付くという
問題点がある。このような問題点を解決するために、機
能性及びファッション性に優れたハードタイプのスペア
タイヤカバーを提供しようとするのが、本発明の目的
(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、バックドア等、自動車の車体後部に装着
されるスペアタイヤの、その覆いを成すスペアタイヤカ
バーに関して、プラスチック材(合成樹脂材)にて形成
されるカップ状のケースと、当該ケースと対を成すもの
であってプラスチック材(合成樹脂材)にて形成され、
かつ、その基本形態がリング状の形態からなるととも
に、その円周部において切断部を有し、更に、当該切断
部の両端末部に設けられ、当該両端末部を連結する多段
階調整式の締結手段を有するホルダと、からなり、更
に、これらホルダとケースとを、そのリム部において多
段階調整式の締結手段にて結合させるようにした構成を
採ることとした。
【0005】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明においては
次のような作用を呈することとなる。すなわち、本発明
にかかるスペアタイヤカバーは、図1に示す如く、ある
程度の剛性と弾力性とを有するプラスチック材からなる
ケース1及びホルダ2からなるものであり、しかも、こ
れらケース1とホルダ2とは、バックル等の締結手段に
て一体化されるようになっているので、これらのケース
1及びホルダ2は、スペアタイヤ上に密着するように装
着されることとなる。従って、スペアタイヤと当該ケー
ス1及びホルダ2との間には、ガタ等の生ずることがな
い。その結果、車両が悪路等を走行しても、上記ケース
1及びホルダ2からなるスペアタイヤカバーが、ガタ付
いたり、踊ったりすることが無い。
【0006】また、これら構成からなる本スペアタイヤ
カバーは、その構成部品であるケース1及びホルダ2
が、共にプラスチック材からなるものであり、同じ素材
を採用することができるようになっている。その結果、
そのデザイン上においても、ケース1とホルダ2とを通
して、全体的に、模様及び色調等を調和させることがで
きるようになる。すなわち、デザイン上の制約が少な
く、むしろ自由度が高くなる。従って、例えば、ケース
1及びホルダ2を、共にメタリック調の色調等に調整す
ることができる。すなわち、ファッション性に富んだス
ペアタイヤカバーを提供することができるようになる。
【0007】次に、このような特性を有する本スペアタ
イヤカバーの、その装着方法(装着手順)について、図
5を基に説明する。まず、スペアタイヤ9上に、ホルダ
2を装着する。その手順としては、図5の(イ)に示す
如く、ホルダ2の切断部を拡げ、その両端部(両端末
部)211、211’を、くい違い状にする。すなわ
ち、ホルダ2自体を、図5(イ)に示す如く、ら旋状に
展開する。このような状態において、次に、図5(ロ)
に示す如く、上記くい違い状に拡げられた端末部の一方
側(211)を、スペアタイヤ9の裏面側のサイドウォ
ール99側へ廻すとともに、そこに、フランジ部22を
引掛ける(係合させる)。このような状態において、上
記スペアタイヤ9の裏面側のサイドウォール99に係合
した端末部211を、図5(ロ)の矢印図示の如く、回
転運動させる(廻す)。また、これと同時に、上記端末
部211から離れた中間部225を、上記スペアタイヤ
9の裏面側のサイドウォール99側へ廻し込むようにす
る。このような動作を続けることによって、ら旋状に成
っているホルダ2は、ら旋の進行によって、その全体が
スペアタイヤ9の裏面側のサイドウォール99に係合す
るようになる。すなわち、図5の(ハ)に示す如く、ス
ペアタイヤ9上に装着されるようになる。
【0008】次に、このような状態において、図5の
(ハ)に示す如く、ホルダ2の両端末部211、21
1’に設けられた締結手段29を締め付ける。この締結
手段29は、例えば多段階調整式のバックル等からなる
ものであり、このバックル29を締め付けることによっ
て、上記ホルダ2の円周方向が締め付けられるようにな
っているものである。すなわち、ホルダ2の径が小さく
なるようになっているものである。従って、上記バック
ルからなる締結手段29を締め付けることによって、ホ
ルダ2はスペアタイヤ9上に確実に固定されることとな
る。
【0009】次に、このようにして、上記ホルダ2がス
ペアタイヤ9上に装着された状態において、図5の
(ニ)に示す如く、スペアタイヤ9の約半分が上記ホル
ダ2から露出した状態となっているところ、すなわち、
表面側のサイドウォール91側に、カップ状のケース1
を被せる(仮装着する)。このような状態において、図
7に示す如く、上記ホルダ2とケース1との間に設けら
れている締結手段3を締め付けることによって、上記ケ
ース1を、すでにスペアタイヤ9に固定されているホル
ダ2に結合させる。なお、この締結手段3は、多段階調
整が可能なバックル等からなるものであり、これらバッ
クルからなる締結手段3が、ケース1のリム面(リム
部)11と、ホルダ2のリム面(リム部)21との間に
複数個設けられているものである。従って、これら締結
手段3を適宜締め付けることによって、ケース1は、ホ
ルダ2に強固に結合されることとなる。このようにし
て、ケース1とホルダ2とからなる本スペアタイヤカバ
ーは、バックドア等の車体後部に取り付けられているス
ペアタイヤ9上に確実に装着されることとなる。
【0010】なお、このような装着手順において、ホル
ダ2は、図6に示す如く、バックル29にて締め付けら
れることによって、その径がスペアタイヤ9の径に近づ
くように変形をすることとなる。その結果、スペアタイ
ヤ9上に装着されたホルダ2の径とケース1の径とが多
少異なって来る場合があり、上記締結手段3の相互の位
置関係が、そのラジアル方向等において、若干ずれて来
る場合がある。しかしながら、本発明にかかるケース1
及びホルダ2は、共にある程度の剛性と弾力性とを有す
るプラスチック材にて形成されているので、上記多少の
ずれは、双方のリム面(リム部)11、21を弾性変形
させることによって調整をすることが可能である。この
ように、本発明にかかるスペアタイヤカバーは、スペア
タイヤ9の径の多少の変化、すなわち、サイズの変化
に、対応することができるようになっている。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図7を
基に説明する。本実施例の構成は、図1及び図2に示す
如く、カップ状の形態からなるケース1と、リング状の
形態からなるホルダ2と、これらケース1とホルダ2と
を、そのリム部(リム面)11、21にて結合させる役
目を果たす締結手段3と、からなることを基本とするも
のである。
【0012】このような基本構成において、上記ケース
1及びホルダ2は、ポリプロピレン、AES(Acry
lonitrile EPDM Styrene)、ま
たはABS等のプラスチック材(好ましくは熱可塑性樹
脂材)からなるものであり、これらの材料を用いてカッ
プ状またはリング状に成形したものである。ここに、E
PDMとは、エチレン−プロピレンの共重合体からなる
ものであり、ABSとは、アクリル−ブチレン−スチロ
ールの共重合体からなるものである。なお、AESが用
いられる場合には、あらかじめ表面にマイカ塗装処理等
の施された化粧シートを用いてカップ状成形が行なわれ
る。また、ABSが用いられる場合には、カップ状成形
の後に、表面部に塗装処理あるいはメッキ処理等が施さ
れることとなる。
【0013】このような構成からなるカップ状のケース
1は、図1及び図2に示す如く、中央部に形成されるデ
ィスク部12と、当該ディスク部12に連続して形成さ
れるリム部(リム面)11とからなるものである。そし
て、このようなABSまたはAESにて形成された本ケ
ース1は、全体的に適度の剛性と弾力性とを有するよう
になっているものである。特に、そのリム部11は、上
記ディスク部12のラジアル方向に、ある程度撓み得る
ようになっているものである。また、このような構成か
らなる上記リム部11の適宜箇所には、図1、図3、及
び図4に示す如く、その円周上に、等間隔状に、締結手
段3の一方側を形成する部材が複数個設けられている構
成となっている。
【0014】上記ケース1と対をなすホルダ2は、基本
断面形状が、図2に示す如く、L字状の形態からなるも
のであり、リム部21と、当該リム部21の一端側に形
成されたフランジ部22とからなるものである。このよ
うな基本形状からなるものにおいて、そのリム部21及
びフランジ部22の円周上の一部には、図1及び図4等
に示す如く、切断部が設けられているものである。すな
わち、図1及び図4に示す如く、両端末部211、21
1’にて形成される切断部が設けられているものであ
る。そして、この切断部211、211’には、図6に
示す如く、バックル等からなる多段階調整式の締結手段
29が設けられている構成となっている。なお、このよ
うな締結手段29の設けられる上記切断部は、その両端
末部211、211’が相互にオーバラップするように
なっており、上記締結手段29を調整することによっ
て、本ホルダ2の径が、スペアタイヤ9の外径に合せて
調節されるようになっているものである。また、上記リ
ム部(リム面)21の適宜箇所には、図1、図3、及び
図4に示す如く、その円周上に、等間隔状に、締結手段
3の一方側を形成する部材が複数個設けられている。
【0015】このような構成からなる上記ケース1とホ
ルダ2とを連結する(結合させる)締結手段3は、図7
に示す如く、上記ケース1及びホルダ2の両リム部1
1、21にわたって設けられているものであり、当該両
リム部11、21の、その円周上に、等間隔状に複数個
設けられている構成からなるものである。そして、当該
締結手段3は、例えばバックル方式等からなるものであ
り、ワンタッチ操作にて結合されるようになっているも
のである。また、当該締結手段3は、その調整が多段階
にわたって行なうことができるようになっているもので
あり、この多段階調整を行なうことによって、スペアタ
イヤ9のサイズ等が変化しても、それに対応することが
できるようになっているものである。
【0016】次に、このような構成からなる本実施例の
作用等について説明する。なお、本実施例の作用は、上
記作用の欄のところで説明したものと、基本的には同じ
である。すなわち、本実施例にかかるスペアタイヤカバ
ーは、図1ないし図4に示す如く、ある程度の剛性と弾
力性とを有するプラスチック材からなるケース1とホル
ダ2とからなるものであり、しかも、これらケース1と
ホルダ2とはバックル等の締結手段3にて一体化される
ようになっているので、これらのケース1及びホルダ2
は、スペアタイヤ9上に密着するように装着されること
となる。従って、スペアタイヤ9と当該ケース1及びホ
ルダ2との間には、ガタ等の生ずることがない。その結
果、車両が悪路等を走行しても、上記ケース1及びホル
ダ2からなるスペアタイヤカバーがガタ付いたり、踊っ
たりすることが無い。
【0017】また、これら構成からなる本スペアタイヤ
カバーは、その構成部品であるケース1及びホルダ2
が、共にABSあるいはAES等のプラスチック材から
なるものであり、同じ素材を採用することができるよう
になっている。その結果、そのデザイン上においても、
ケース1とホルダ2とを通して、共にメタリック調等
に、その模様及び色調等を調和させることができる。
【0018】また、これら構成からなるスペアタイヤカ
バーのスペアタイヤ9への装着に当っても、例えば、図
5に示すような各手順を経ることによって、簡単に装着
することができる。すなわち、図2に示すような基本断
面形態からなるホルダ2は、ある程度の弾力性と剛性と
を有しているので、まず、図5の(イ)、(ロ)に示す
如く、当該ホルダ2の切断部に形成される両端末部21
1、211’を、くい違い状に拡げ、全体をら旋状に展
開させた状態で、順次スペアタイヤ9上に係合させて行
くことができる。
【0019】このように、スペアタイヤ9等を取り外し
たりすることなく、円滑にホルダ2をスペアタイヤ9上
に係合させることができる。そして、このように係合さ
れたホルダ2には、図5の(ハ)に示す如く、そのリム
部21上にバックル等からなる締結手段29が設けられ
ているので、当該締結手段29を締め付けることによっ
て、ホルダ2のリム部21をスペアタイヤ9上に強固に
固定することができる。なお、上記締結手段29の締め
付け手順は、図6に示す如く、両端末部211、21
1’をオーバーラップさせるように重ね合わせた後、バ
ックルからなる締結手段29を結合させることによって
行なわれる。そして、このようにしてスペアタイヤ9上
に装着されたホルダ2に、上記締結手段3を介して、カ
ップ状のケース1が取り付けられることによって、本ス
ペアタイヤカバーは、上記スペアタイヤ9上の表面に、
整然と取り付けられることとなる。なお、上記ケース1
を上記ホルダ2のリム部21に結合させる、その手順
は、図7に示す如く、ホルダ2のリム面(リム部)21
上に、ケース1のリム面(リム部)11をオーバラップ
するように重ね合わせ、その後、バックルからなる締結
手段3を締め付けることによって行なわれる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、バックドア等、自動車
の車体後部に装着されるスペアタイヤの、その覆いを成
すスペアタイヤカバーに関して、プラスチック材(合成
樹脂材)にて形成されるカップ状のケースと、当該ケー
スと対を成すものであってプラスチック材(合成樹脂
材)にて形成され、かつ、その基本形態がリング状の形
態からなるとともに、その円周部において切断部を有
し、更に、当該切断部の両端末部に設けられ、当該両端
末部を連結する締結手段を有するホルダと、からなり、
更に、これらホルダとケースとを、そのリム部において
締結手段にて結合させることとした構成を採ることとし
たので、本スペアタイヤカバーは、ケースとホルダとに
よって、ある程度の弾力性と剛性とを発揮するようにな
り、これによって、本スペアタイヤカバーは、スペアタ
イヤ上に強固に固定されるようになった。すなわち、本
スペアタイヤカバーは、スペアタイヤに密着するように
取り付けられることとなり、車両の悪路走行等によって
も、本スペアタイヤカバーが踊ったり、ガタ付いたりす
ることが無くなった。
【0021】また、ケース及びホルダは、共にABSあ
るいはAES等のプラスチック材にて形成されているの
で、本スペアタイヤカバー全体を、例えばメタリック調
等に、その模様及び色調等を統一することができるよう
になった。従って、ファッション性に富んだスペアタイ
ヤカバーを提供することができるようになった。また、
デザイン上の自由度が高められるようになった。
【0022】また、スペアタイヤに固定されるホルダ
は、ある程度の弾力性と剛性とを有するプラスチック材
にて形成されるとともに、その形態をら旋状に弾性変形
させることができるようになったので、そのスペアタイ
ヤへの装着が、簡単、かつ、円滑に行なえるようにな
り、本スペアタイヤカバー全体のスペアタイヤへの装着
が簡単に行なえるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す展開斜視図である。
【図2】本発明にかかるスペアタイヤカバーの全体構成
を示す断面図である。
【図3】本発明にかかるケースを主体とした全体構成を
示す斜視図である。
【図4】本発明にかかるホルダを主体とした全体構成を
示す斜視図である。
【図5】本発明にかかるスペアタイヤカバーの装着手順
を示す説明図である。
【図6】本発明にかかるホルダに設けられた締結手段の
締付手順を示す説明図である。
【図7】本発明にかかるケースとホルダとの間を結合さ
せる締結手段の締付手順を示す説明図である。
【図8】従来のものにかかるスペアタイヤカバーの一例
を示す展開斜視図である。
【図9】従来のものにかかるスペアタイヤカバーの他の
例を示す展開斜視図である。
【図10】従来例の車体への取付状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース 11 リム部(リム面) 12 ディスク部 2 ホルダ 21 リム部(リム面) 211 端末部(切断部) 211’ 端末部(切断部) 22 フランジ部 225 中間部 29 締結手段(バックル) 3 締結手段(バックル) 9 スペアタイヤ 91 表面側サイドウォール 99 裏面側サイドウォール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック材(合成樹脂材)にて形成
    されるカップ状のケースと、当該ケースと対をなすもの
    であってプラスチック材(合成樹脂材)にて形成され、
    かつ、その基本形態がリング状の形態からなるととも
    に、その円周部において切断部を有し、更に、当該切断
    部の両端末部が締結手段にて連結される構成からなるホ
    ルダと、これらホルダとケースとを、そのリム部にて結
    合させる締結手段と、からなることを特徴とするスペア
    タイヤカバー。
  2. 【請求項2】 プラスチック材(合成樹脂材)にて形成
    されるカップ状のケースと、当該ケースと対をなすもの
    であってプラスチック材(合成樹脂材)にて形成され、
    かつ、その基本形態がリング状の形態からなるととも
    に、その円周部において切断部を有し、更に、当該切断
    部の両端末部に設けられ、当該両端末部を連結する多段
    階調整式の締結手段を有するホルダと、からなり、これ
    らホルダとケースとを、そのリム部にて多段階調整式の
    締結手段にて結合させるようにした構成からなることを
    特徴とするスペアタイヤカバー。
JP5326195A 1995-02-16 1995-02-16 スペアタイヤカバー Pending JPH08216939A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114181B2 (ja) * 1976-02-19 1986-04-17 Ciba Geigy
JPH0535568B2 (ja) * 1985-07-25 1993-05-26 Canon Kk

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