JPH08215370A - スキ−、スノ−ボ−ドに靴を留める方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキ−１、スノ−ボ−ド２に乗る場合、靴７
を簡単な装置で留めること、及転倒したときの安全性を
向上させると同時に、価格も安価にすること。 【構成】 スキ−１、スノ−ボ−ド２に永久磁石４を然
るべく取りつけ、靴７の底に磁石に吸着する材質の部分
８を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はスキ−、スノ−ボ−ドに
靴を永久磁石を用いて留める為のものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、スキ−は金属製の留め具で靴の爪
先部と踵部分をバネを利用して挟み込むように固定する
方法が一般的であった。またスノ−ボ−ドにおいてはブ
−ツホルダ−を用いる方法が一般的でこれらは何れも装
置が複雑で高価なものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】スキ−、スノ−ボ−ド
の金具は大変高価な物が多い、スキ−においては、複雑
な為故障も多く保証期間も大変短いのが普通であり、ス
ノ−ボ−ドにおいては金具と言うより靴ホルダ−と言う
べき取り付け具が利用されているがそれは靴の着脱が大
変不便で面倒なことであった。

【０００４】本発明は永久磁石を利用してスキ−、スノ
−ボ−ドに靴を簡単かつ安全に着脱可能としたものであ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスキ−、スノ−ボ−ドに靴を留める方法
は、スキ−、スノ−ボ−ドに永久磁石を然るべく取り付
けその磁力によって靴に取り付けられた磁石に吸着する
材質部との吸着力を利用して目的を達成させる事を特長
とする。

【０００６】

【作用】スキ−、スノ−ボ−ドに然るべく取り付けられ
た永久磁石は、その磁力により靴の底面に取り付けられ
た磁石に吸着する材質部との吸着力により靴をスキ−、
スノ−ボ−ドに吸着固定する。

【０００７】特許請求の範囲第２、第３項は靴を外す場
合の為の補助具を組み合わせた例であり、特許請求の範
囲第４、第５項は、スキ−、スノ−ボ−ドに本来構成さ
れた弾力性を失わせる事無く永久磁石を取り付けるため
の補序機構を組み合わせる為のものである。

【０００８】

【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１はスキ−１、またはスノ−ボ−ド２にヨ−ク３を取
り付けた永久磁石４を永久磁石固定板５に取り付け、ビ
ス６にて固定した断面図である。ヨ−ク３は永久磁石の
吸着力を大きくするためのものでありかつ、保護する役
目をも有する。このヨ−ク３は一般的には軟鉄で作られ
るが、永久磁石固定板５への取り付け方法はビスを用い
ても接着剤を用いても良いしその他多くの方法がある。
永久磁石固定板５は一体で爪先と踵の部分とに対応する
形でも良いし、２分割してそれぞれに対応してもよい。
尚爪先と踵部分との永久磁石による吸着力の比は２：８
から３：７くらいに配分したものが操作性、安全性にお
いて優れている。また永久磁石固定板５は靴が常に一定
の位置に吸着されるようガイドの役目をも有することは
当然である。

【０００９】図２はテコ１０を用いて靴の着脱を容易に
した特許請求の範囲第２項を表わす平面図である。ハン
ドル９を操作することにより靴７が持ち上がる。図３は
図２の側面図である。

【００１０】図４は永久磁石固定板５の取り付けビス用
の穴１１を長方形にしたことを表わす平面図で、特許請
求の範囲第４項と第５項のために用いられる。第４項
は、コイルバネを介してビス６により永久磁石固定板５
を取り付けるためスキ−、スノ−ボ−ドが使用中に曲が
ってもその弾性を永久磁石固定板５が妨げることが無く
なる。図５はその側面図である。

【００１１】図６は板バネ１３をスキ−、スノ−ボ−ド
と永久磁石固定板５との間に挟みビス６により取り付け
た側面図であり特許請求の範囲第５項を表わす。この場
合もスキ−、スノ−ボ−ドの弾性を永久磁石固定板５が
妨げることがなくなる。

【００１２】尚全ての図面においてスキ−１の表示はス
ノ−ボ−ド２に置き換えられるので、図面には１の表示
のみを記入した。

【００１３】

【発明の効果】本発明は以上説明したような方法であ
り、これによりスキ−、スノ−ボ−ドに乗る場合の靴の
留め具が非常に単純になりかつ安価に作ることが可能に
なった。また永久磁石４の吸着力は永久磁石の大きさを
変化させることや、磁化強度の違い、または磁石の材質
等でも変化させることができるし、靴に取り付ける磁石
に吸着される側、例えば軟鉄板の大きさを変えることで
も可能であるため使用する人に会わせた強度を自由に選
択することが可能であり、大変便利になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】側面図

【図２】平面図

【図３】側面図

【図４】平面図

【図５】側面図

【図６】側面図

【符号の説明】

１ スキ− ２ スノ−ボ−ド ３ ヨ−ク ４ 永久磁石 ５ 永久磁石固定板 ６ ビス ７ 靴 ８ 軟鉄板 ９ ハンドル １０ テコ １１ 長方形穴 １２ コイルバネ １３ 板バネ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 スキ−１、スノ−ボ−ド２に永久磁石４
   を取り付け、靴７の底には磁石に吸着する材質の部分８
   を設けたことを特徴とするスキ−、スノ−ボ−ドに靴を
   留める方法。
2. 【請求項２】 ハンドル９によるテコ１０を組み合わせ
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項のスキ−、ス
   ノ−ボ−ドに靴を留める方法。
3. 【請求項３】 永久磁石４が軸を中心にハンドル９によ
   って回転させられる様に構成したことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項のスキ−、スノ−ボ−ドに靴を留める
   方法。
4. 【請求項４】 長方形の穴１１を開けた永久磁石固定板
   ５をコイルバネ１２を介したビス６でスキ−、スノ−ボ
   −ドに取り付けた事を特徴とする特許請求の範囲第１項
   のスキ−、スノ−ボ−ドに靴を留める方法。
5. 【請求項５】 長方形の穴１１を開けた永久磁石固定板
   ５を板バネ１３を挟んでスキ−、スノ−ボ−ドに取り付
   けた事を特徴とする特許請求の範囲第１項のスキ−、ス
   ノ−ボ−ドに靴を留める方法。