JPH0820996B2 - データアクセスシステム - Google Patents

データアクセスシステム

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JPH0820996B2
JPH0820996B2 JP63204858A JP20485888A JPH0820996B2 JP H0820996 B2 JPH0820996 B2 JP H0820996B2 JP 63204858 A JP63204858 A JP 63204858A JP 20485888 A JP20485888 A JP 20485888A JP H0820996 B2 JPH0820996 B2 JP H0820996B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は一般にファイルアクセスプロセッサの一部と
なるデータアクセスシステムに関する。ファイルアクセ
スプロセッサは、大域ネットワーク内に存在することが
ある一組の適用業務支援プロセッサからの要求にサービ
スし、各々の適用業務支援プロセッサは、フィルムアク
セスプロセッサによりファイルに書込まれたデータのア
クセスを共用する。適用業務支援プロセッサは非同期で
動作し、少なくとも1つのファイルアクセスプロセッサ
により管理された1組のファイル資源を共用する。ファ
イルアクセスプロセッサは、1組のデータファイルのア
クセス、及び該ファイル内のファイル登録簿に保持され
たファイル関連情報を管理する。ファイル登録簿は、フ
ァイル収集の管理、ファイル相互の階層的な関連付け、
及び共用が可能である。ファイルアクセスプロセッサは
該プロセッサ内にカタログのセットも維持する。該カタ
ログは、ファイルアクセスプロセッサ内の情報をそれ自
身の内部使用のため格納する場所であり、適用業務支援
プロセッサは該カタログを該データファイル及び登録簿
のように使用しアクセスすることは出来ない。
更に詳細に説明すれば、本発明により提供されるデー
タアクセスシステムでは、各々の適用業務支援プロセッ
サは、ファイル情報に関する内部キャッシュを維持し、
ファイル情報に関して要求されるファイルアクセスプロ
セッサとの通信を少なくすることにより、パフォーマン
スを改善する。ファイルアクセスプロセッサは、キャッ
シュ変更通知を中央集積し配布することにより登録簿及
びファイル記述情報の局所キャッシュを更新し維持する
ための情報を適用業務支援プロセッサに供給する。
B.従来技術 従来の2つのIBMシステム、SQL/DSシステム及びVMミ
ニディスクファイルシステムについて本発明のデータア
クセスシステムの特徴と比較して説明する。
SQL/DSシステムは要求解釈ルーチンを提供する本発明
のシステムとは全く異なり、コンパイルされたアクセス
ルーチンを提供するシステム設計に基づいている。アク
セスルーチンはコンパイルされ実行されるのに対し、要
求解釈ルーチンは特定の機能を実行するように特別に設
計されている。
SQL/DSシステムは本発明に類似のファイル情報の内部
キャッシュを備えていない。
更にSQL/DSシステムでは、更新プログラムによる変更
は該変更が確約される前に他のユーザーに使用可能にな
る。本発明のシステムでは、変更は該作業単位がうまく
確約されるまでは他の適用業務支援プロセッサに使用可
能にならない。各々の適用業務支援プロセッサは最初の
ファイルアクセス時に得られたファイルのバージョンを
保持する。
SQL/DSシステムはオンラインデータ空間管理機能もな
く、SQL/DSに相当するファイル空間しきい値に接近した
時の警告機能もない。空間限界の動的変更は不可能であ
り、該システムは新しいデータベース空間への移行だけ
が可能である。SQL/DSシステムは基本的には異なる要求
に基づいて空間限界を認識する全く新しい方法を表わ
す。SQL/DSシステムは消費限界に達すると直ちにそれを
認識するが、DAS空間管理は(確約される時点まで)一
時的に限界をこえるのを許容し、恒久的な空間消費の限
界についてだけ強制する。
VMミニディスクファイルシステムはファイル共用機能
も階層登録簿支援機能もない。またキャッシュ情報も大
域的に維持する機能もなく(例えば、古いバージョンの
ファイルの一時的なコピーの保持に必要とする)作業単
位もない。VMミニディスクファイルシステムはデータ共
用機能もなく、異なるキャッシュを支援する機能もな
い。
VMミニディスクファイルシステムは本発明に類似の空
間管理機能もなく、ミニディスク(実ディスクの隣接セ
グメントとして実現された仮想ディスク)だけを備えて
いる。該システムは空間の(使用可能空間、限界の変更
等の)オンライン管理の能力を備えていない。空間は連
続記憶域指定に直接関連しているので、拡張は(更に大
きい)他のミニディスクへの再指定を必要とし、データ
ファイルの物理的転送は遅延、空間の断片化、管理責任
を増大等をもたらす。更にミニディスクの共用は計画性
に欠け不便である。複数の書出しプログラムを同時に行
うための並行性制御も提供されていない(予測できない
結果を生ずることがある)。更新後、読取りプログラム
はミニディスクを再アクセスしなければならない。さも
なければ、予測できない結果を伴うことがある。更に空
間しきい値も与えられていない。
VMミニディスクファイルシステムでは、アクセス許可
はミニディスクレベルで制御されるが、本発明のシステ
ムは、ファイルレベルでアクセスを制御し、より大きい
細分性−より緻密な制御−を提供する。
C.発明が解決しようとする問題点 本発明の主たる目的は大域ネットワーク内に存在する
ことがある一組の適用業務支援プロセッサ(ASP)から
の要求にサービスするファイルアクセスプロセッサのデ
ータアクセスシステム(DAS)を提供することである。
各々の適用業務支援プロセッサはファイルアクセスプロ
セッサにより記憶されたファイルデータのアクセスを共
用する。ファイルアクセスプロセッサは1組のデータフ
ァイルのアクセスと、ファイル収集の管理、相互の階層
的な関連付け及び共用が可能なファイル登録簿内に保持
されたファイルに関する情報とを管理する。
更に、本発明の目的は、前述のように、各々の適用業
務支援プロセッサにファイル情報の内部キャッシュを維
持し、ファイル情報を得るのに必要な通信を減少するこ
とによりパフォーマンスを改善するファイルアクセスプ
ロセッサを提供することである。ファイルアクセスプロ
セッサはキャッシュ変更通知の中央集積及び配布により
局所キャッシュの登録簿及びファイル記述情報を更新・
維持するための情報を適用業務支援プロセッサに供給す
る。
D.問題点を解決するための手段 本発明に従って、アルゴリズムとは本質的に異なる構
造的なデータアクセスシステムが提供される。この技法
は高いパフォーマンスを可能にする機能の明確な分離を
表わし、維持及び拡張を容易にし、しかも所要の機能を
支援する。
データアクセスシステムの制御構造は設計に関する下
記の特定の設計特性を支援する。
(1)全ての大域制御構造のDAS大域制御アンカー(DAS
の全活動に1つ)。
(2)全てのDAS局所制御構造のDAS局所制御アンカー
(ASPによるDASの活動毎に1つ)。
(3)作業要求ブロック(WRB):カタログの据置き更
新、空間消費値、及びキャシュの更新を支援する。
(4)ファイル空間制御ブロック(FSCB):ファイル空
間の全ての使用プロセッサにより共用される動的しきい
値の警告及び空間消費の限界を支援する。
(5)キャッシュ構造:中央キャッシュ維持能力を支援
する。
データアクセスシステムの設計は下記の構造を提供す
る。
(1)キャッシュ変更通知の中央集積及び配布による局
所キャッシュの登録簿及びファイル記述情報の維持。
(2)ファイル・登録簿についての共用情報及び制御情
報を保持するためのカタログ形式の恒久的記憶。ファイ
ルデータの場合と異なる。これらのカタログのアクセス
方法及び記憶機能が利用され、カタログ情報への(時折
しか要求されない)柔軟性のあるアクセスを可能にし、
しかもファイルデータをアクセスする高いパフォーマン
スを保持する。
(3)ファイルデータブロックの恒久的記憶及び検索。
(4)個々の異なる要求処理ルーチン、カタログの据置
き更新、及びインラインと集中サービスの明確な平衡に
よる要求の種類毎の高速経路処理。
(5)最小限の環境切替え(インライン又は高速経路)
により要求処理ルーチンで利用可能な経路指定、応答定
型化及びバッファ管理、カタログアクセス、記憶管理、
並行性管理等をカバーするサービス。
(6)故障、及び次の書出しプログラムが共通のファイ
ルをアクセスできる時の制御の場合に、破棄(変更の取
消し)を必要とすることがある作業単位への要求のグル
ープ化。
(7)各々がファイル要求の論理的グループ化にサービ
スする(共用を支援する)並行活動。
(8)カタログ変更の事前検査。それにより、親適用業
務支援プロセッサは、変更を、それらが確約される前
(作業単位の終り)に参照するが、他の適用業務支援プ
ロセッサは確約後までは該変更をアクセスしない。これ
は、カタログ読取り前のカタログの据置き更新及びWRB
の作動時探索により可能になる。
(9)消費限界及びしきい値によるオンラインファイル
管理。それにより、2つ以上のASPは同じファイル空間
内の空間を並行して消費し、同じ限界/しきい値を適用
され、更に、オンライン管理(限界の変更,しきい値、
新しいファイル空間等)も支援する。
キャッシュ登録簿のファイル情報の現在の状況を含
む、各々の適用業務支援プロセッサ内の局所キャッシュ
を維持するためDASキャッシュ管理構成装置が提供され
る。該変更を記録し適切な適用業務支援プロセッサに配
布するための機能と共にキャッシュ変更情報の中央収集
を利用するキャッシュ管理は下記を含む。
(1)情報を記録するための一組の制御構造。
(2)所要の作業を実行するための一組の機能。
(3)DASのキャッシュ管理と他の構成装置とを関連付
ける制御の流れの記述。
DASキャッシュ管理設計はデータの共用及び高いパフ
ォーマンスを可能にする。その詳細を下記に示す。
(1)各々の適用業務支援プロセッサは、登録簿の変更
を、たとえそれが時間的に他の適用業務支援プロセッサ
によって変更されたものであっても、参照可能である。
(2)該機能を支援するため要求される大域制御構造に
必要な並行性制御。
(3)キャッシュ変更通知を通常の応答に付加する。
(4)非反復集中化変更記録、登録簿変更リフレッシュ
ブロック(DCRB)は記憶域を最小にする。
(5)作業単位の完了までの変更の据置き記録。
多重ASPが共通する一組の空間消費限界及びしきい値
を強制し支援しながら格納場所(ファイル空間)で並行
して空間を消費する環境で、ファイル空間消費限界のオ
ンライン制御の支援を可能にするDAS空間管理構成装置
は下記を含む。
(1)活動状態のファイル空間毎の限界、しきい値及び
その他の制御情報を記録するための一組の制御構造。
(2)所要の作業を実行するための一組の機能。
(3)DASの空間管理と他の構成装置とを関連付ける制
御の流れの記述。
(4)個々のファイル空間の消費限界のオンライン設定
及び変更。
(5)警告のしきい値のオンライン設定及び変更。
(6)空間消費の(確約時の)動的記録。
(7)ファイル書出し毎に達したしきい値レベル(従っ
てFSCBの特定の要求)の動的報告。
(8)空間カタログ変更と他の作業単位との対応付けら
れた確約は、並行性を最大化するようにカタログ等を更
新する。
(9)故障の場合に一定の方法で変更を取消す能力。
E.実施例 第1図に示すデータアクセスシステム14では、その副
構成装置の機能、副構成装置間の関係、及びファイルア
クセスプロセッサ12の他の構成装置との関係が図示され
ている。
データアクセスシステム14は、他に2つの構成装置。
サービスシステム16及び記憶アクセスシステム18も含む
ファイルアクセスプロセッサ12の1つの構成装置であ
る。その機能は一般に現在のコンピュータシステムで周
知されているので、詳細には説明しないが、理解を容易
にするため、その基本的な機能について簡単に説明す
る。
ファイルアクセスプロセッサ12は、大域ネツトワーク
内に存在することがある適用業務支援プロセッサ10から
の要求にサービスし、各々の適用業務支援プロセッサ10
は、ファイルアクセスプロセッサ12により記憶されたフ
ァイル内のデータへのアクセスを共用する。適用業務支
援プロセッサ10は非同期で動作し、少なくとも1つのフ
ァイルアクセスプロセッサ12により管理されたファイル
資源のセットを共用する。各々の適用業務支援プロセッ
サ10はファイル情報の内部キャッシュも維持し、ファイ
ル情報についてファイルアクセスプロセッサ12との通信
を減少させることにより、パフォーマンスを改善する。
ファイルアクセスプロセッサ12は、このキャッシュを更
新するための情報を適用業務支援プロセッサ10に供給
し、通常のファイルアクセス要求にも応答する。
ファイルアクセスプロセッサ12はデータファイルのセ
ットのアクセス及びファイル登録簿に保持されたファイ
ル関連情報を管理する。ファイル登録簿はファイル収集
を管理し、相互に階層的に関連付け、共用することを可
能にする。ファイルアクセスプロセッサは内部に一組の
カタログ−ファイルアクセスプロセッサでそれ自身の内
部使用のための内部情報の格納場所であるが、適用業務
支援プロセッサにとってはデータファイル及び登録簿の
ように使用しアクセスすることは出来ない−も維持す
る。ファイルアクセスプロセッサ12により支援される要
求の中には下記のものがある。
ファイルアクセスのためのOPEN、READ、WRITE及びCLO
SE命令、 ファイルのDELETE命令、 ファイルのCOPY命令、 ファイルへの許可のGRANT及びREVOKE命令、 登録簿のCREATE及びDELETE命令、 登録簿アクセスのためのOPEN、READ及びCLOSE命令、 ファイル及び登録簿のRENAME命令、 1つの登録簿から別の登録簿へのファイルのRELOCATE
命令、並びに ファイルのためのファイル記憶装置のADMINISTER命
令。
ファイルアクセスプロセッサ12の構成装置の主要な機
能を下記に示す。
サービスシステム16は、ファイルアクセスプロセッサ
12に対し、最初の要求の受取りと、ファイルアクセス要
求の転送と、本発明のデータアクセスシステム14のタス
ク指名及び活動化とを含む環境従属のサービスを提供す
る。これらの活動化は、回復可能な作業の単位(本明細
書では作業単位として定義される)を表わす一組のファ
イル要求を通じて持続し、確約又はロールバック(取
消)要求又は或る他の暗黙の終了により明示的に終結さ
れる。
本発明のデータアクセスシステム14は、個々の要求を
処理し、ファイルアクセスプロセッサ12により管理され
たファイルのセットに関する制御及び記述情報を含む一
組のカタログを維持する。この情報はデータファイル制
御、安全保護、完全性、並行性、相関性、回復、状況、
及び制御情報を含む。データアクセスシステム14は、フ
ァイル記述及び特性の変更を表わすキャッシュ更新情報
も累積する。この情報は適用業務支援プロセッサのキャ
ッシュ内のデータを最新の状態に維持するように転送さ
れる。
記憶アクセスシステム18はデータファイルを含むデー
タブロック−外部記憶装置に写像される、カタログを含
む一組のレコード、並行性を可能にする一組のロック、
及び回復単位を表わす作業項目のグループ化を管理す
る。記憶アクセスシステム18は、論理的グループ化即ち
内容への最小限の感知性で物理データへのアクセスを写
像する。記憶アクセスシステム18は、該システムを呼込
むデータアクセスシステム14と同じ活動で走行する。
データアクセスシステム14の副構成装置は下記の機能
を有する。
セッション管理副構成装置20はデータアクセスシステ
ム14の要求処理の最上位の階層に位置する。セッション
管理20はサービスシステム16を介して要求を受取る。セ
ッション管理20は制御活動の中心であり、一組の応答公
式化の主要なサービスを含む。セッション管理20は、要
求にサービスするのに要求管理副構成装置32のどのルー
チンを呼込むべきかを決定し、それに制御を渡す。要求
処理の終りで、要求処理を終了し要求された応答を転送
するため、制御はセッション管理副構成装置20に戻され
る。
セッション管理副構成装置は主要な経路指定及び制御
機能をデータアクセスシステムに提供する。更に、セッ
ション管理20は、作業単位の管理、作業の据置き確約の
支援、応答バッファ管理及び順序付け、並びにデータア
クセスシステムの初期設定及び終了を行う。多数のルー
チンがセッション管理20の動作を支援する。これらのル
ーチンの中には、共通のサービスとしてデータアクセス
システムの他の副構成装置により利用されるものもあ
る。
セッション管理副構成装置20に含まれたサービスルー
チンの幾つかを下記に示す。
始動ルーチン22:データアクセスシステム14の制御構
造を初期設定する。
記憶域プールルーチン24:制御構造の作業用記憶域を
維持し分配する。このプールルーチンは、作業用記憶域
の大きなブロックから制御構造を割振り又は割振り解除
するための通常のデータアクセスシステムのサービスで
ある。このプールルーチンは、単一の呼込みにより(変
更された)同じタイプの単一又は複数の制御構造の割振
り又は割振り解除を支援する。
応答ルーチン26:要求管理副構成装置32のルーチンが
応答メッセージを構築するのを援助し、応答及びキャッ
シュ更新情報をアセンブルして正しい形式の応答メッセ
ージにする。応答ルーチン26は次の2つの性質を有す
る。
(1)データアクセスシステムを通じて使用され、応答
情報を保持するバッファを供給するバッファ供給サービ
スを提供する。このサービスでは、バッファを供給する
だけではなく、暗にバッファを説明し、現在の要求を応
答をアセンブルするための準備に必要なバッファのリス
トも集積する。
(2)幾つかのソースからの現在の要求に対する応答を
下記の手順で構築する。
(a)キャッシュ通知記録(CNR)の全てを見つけ、そ
れを応答ルーチンにより供給されたバッファに入れるた
めのキャッシュ管理検索ルーチンを呼込む。
(b)CNRバッファ、バッファ供給サービスにより割振
られたバッファ、及び標準要求診断情報から成るバッフ
ァのロケータリストを構築する。このロケータリストは
要求元の適用業務支援プロセッサへの応答の返答として
送られる。
作業ルーチン28:要求の論理的なグループが“確約”又
は“ロールバック”される時に必要な処理を整合し開始
する。即ち指定された回復(作業単位の終了)点で活動
を管理する。作業ルーチン28は、明示の確約及びロール
バック要求並びに暗黙の確約及びロールバック条件を支
援する。明示の要求では、作業ルーチン28は要求管理副
構成装置32を介して呼込まれる。一貫性及び完全性を維
持するには、実際のカタログ更新は、作業単位が完全に
終了するまで据置かれる。作業ルーチン28は下記を呼込
む。
(a)カタログ管理副構成装置36:要求管理副構成装置3
2のルーチンにより構築されたWRB(作業要求ブロック)
に基づいてカタログ更新を実行する。
(b)空間管理副構成装置34:要求管理32ルーチンによ
り構築されたWRBに基づいて空間カタログの更新を整合
する。
(c)記憶アクセスシステム18:ファイルブロック及び
カタログの変更を確約する。
(d)キャッシュ管理副構成装置38:キャッシュ通知情
報(要求管理副構成装置32ルーチンにより構築された作
業要求ブロックにも含まれている)を記憶する。
終了ルーチン30:データアクセスシステム14の活動の
終りに制御構造を終結処理する。終了ルーチンは、特定
の適用業務支援プロセッサへのサービス終了時の記憶及
び制御構造の終結処理を管理する。終了が生ずるのは、
暗黙の障害(適用業務支援プロセッサとファイルアクセ
スプロセッサの間の通信、資源のデットロック等)又は
明示の活動(システム操作員による強制、適用業務支援
プロセッサの終了等)からである。終了が発見されるの
は、セッション管理への最初のエントリの際か、或いは
データアクセスシステムの活動がサービスシステム又は
記憶アクセスシステムの呼込み後に制御を回復する他の
時点においてである。従って、終了ルーチンは、データ
アクセスシステム内の多くの場所−他のファイルアクセ
スプロセッサの構成装置が呼込まれる−から呼込まれる
サービスである。
WRB圧縮ルーチン31:同じカタログ項目の多重変更を単
一変更にする処理を支援する。データアクセスシステム
は、ファイル及び登録簿情報を管理するため幾つかのカ
タログを利用する。目的カタログの各項目は、例えば、
特定のファイルに関する記述及び制御情報を含む。作業
要求ブロック(WRB)は、ファイル要求処理の時刻から
該作業単位が確約される時刻まで、カタログ変更情報を
保管するのに使用される。同じカタログ項目に多重WRB
が存在するときは、それらは単一のWRBに圧縮される。
これは次の2つの理由により重要である。
(a)カタログ更新動作数の減少(パフォーマンスの向
上)。
(b)“作動時検索”と呼ばれる特別なカタログ管理ル
ーチンの支援。適用業務支援プロセッサの要求が特定の
カタログ項目の検索を必要とする時、カタログ管理の作
動時検索ルーチンが呼出され、該要求されたカタログ項
目のWRBがあるかどうかを決めるため、現在の作業単位
の確約可能なWRBのチェーンの端から端まで探索する。
もしあれば、該WRBは、現在の作業単位により生ずる変
更を含めて、その項目の完全な情報を含む。WRBが見つ
かると、そのWRBは、該検索要求を満たすため、実際の
カタログ項目の検索の代りに使用される。これは、現在
の作業単位で、現在の作業単位のカタログ変更を、それ
らが確約され(カタログに書込まれ)、他の適用業務支
援プロセッサに使用可能になる前に、常時参照するプロ
セスを可能にする。これは、作業単位内の文脈処理にと
って不可欠である。作業時検索が単一のカタログ項目イ
メージの戻りを支援するため、そのカタログ項目の全て
の変更は単一のWRBに圧縮されていなければならない。
要求管理副構成装置32は、図示のように、ルーチンR1
〜R9を含む(一般に合計30〜40ルーチンとなる)。それ
は、カタログをアクセスするカタログ管理副構成装置3
6、論理空間を管理する空間管理副構成装置34、及びキ
ャッシュ制御処理のためのキャッシュ管理副構成装置38
を利用する。
要求管理副構成装置32は、カタログ及びキャッシュ更
新を駆動するため確約(作業単位の完了)時の作業ルー
チン28に届くWRB(作業要求ブロック)を構築し維持す
る。
要求管理副構成装置32は、ファイル及びカタログに対
する確約を表わす少なくとも1つの論理ロックを掛ける
か又は解除するため、記憶アクセスシステム18を直接利
用し、また、現在の要求の条件により特定のファイルに
関連したデータブロックを追加、削除又は更新するた
め、記憶アクセスシステム18を呼込む。
カタログ管理副構成装置36は、そのファイルのセット
の制御情報に関しデータアクセスシステム14が利用する
一組のカタログをアクセスする記憶アクセスシステム18
を呼込むのに必要な制御構造を構築する。下記はカタロ
グ管理副構成装置36により管理されるカタログである。
(a)登録簿カタログ:各項目は命名された登録簿−フ
ァイルの集まり−を記述する。
(b)目的カタログ:ファイル毎の項目、別名(代替の
ファイルアクセス)、及び登録簿を含む。項目には、登
録簿、許可、所有者、状況、ファイル特性、及びデータ
ブロック識別子リスト−ファイルの実際のデータをアク
セスするのに使用される−を含む名前、(登録簿の)階
層関係が含まれる。
(c)許可カタログ:ファイル及び登録簿に関する適用
業務支援プロセッサ10の許可を含む。
(d)空間カタログ:適用業務支援プロセッサ10毎のフ
ァイル空間消費限界(ファイルブロック数)を含む。
(e)ロックカタログ:適用業務支援プロセッサ10の処
理セッションの末尾を過ぎて繰り越すロックに関する情
報を含む。
カタログ情報の検索が要求されると、カタログ管理副
構成装置36は最初に、現在の作業単位により行われた可
能性はあるが、まだカタログには書込まれていない変更
について探索する。これは、該作業単位の終了までは確
約されていない変更を表わす作業要求ブロックの探索に
より行われる。
空間管理副構成装置34は米国特許出願第110463号(19
87年10月19日出願)に開示されている。空間管理副構成
装置34は、FSCB(ファイル空間制御ブロック)により表
示された適用業務支援プロセッサ10の論理空間、適用業
務支援プロセッサ10の空間カタログ項目の論理表示を管
理する。ファイルによって消費された記憶域の変更によ
り論理空間消費に影響を及ぼす要求は、空間管理副構成
装置34により空間計算を完成する。
空間管理副構成装置34は、空間カタログをアクセスす
るためカタログ管理副構成装置36を使用する。
キャッシュ管理副構成装置38は、データアクセスシス
テム14により維持されたキャッシュデータを更新するた
め、作業単位(確約)の完了時にセッション管理副構成
装置20の作業ルーチン28により呼込まれ、要求管理副構
成装置32により構築された作業要求ブロック(WRB)内
の情報を用いて、どの登録簿が現在の適用業務支援プロ
セッサ10のキャッシュで支援されることになっているか
を確定する。
キャッシュ管理システム38は、米国特許出願第110461
号(1987年10月19日出願)に開示されている。キャッシ
ュ管理システム38の目的は、ファイル記述及び特徴の更
新を表わす一組の登録簿変更情報(キャッシュ)を収集
し、それらを定期的に適用業務支援プロセッサに配布し
て、それらの局所キャッシュを更新することである。こ
れらのキャッシュは、ファイル情報のためにファイルア
クセスプロセッサに行く機会を減少することにより、パ
フォーマンスを改善する。
適用業務支援プロセッサにより、ファイルは登録簿で
グループ化される。キャッシュは、適用業務支援プロセ
ッサが登録簿を“獲得する”ときは必ず特定の登録簿の
ために保持される。登録簿の獲得と共に、適用業務支援
プロセッサは、ファイルアクセスプロセッサからの登録
簿及びそのファイルに関する全ての情報を要求する。こ
れらの情報は適用業務支援プロセッサの局所キャッシュ
を初期ロードするのに使用される。同時に、ファイルア
クセスプロセッサは、その登録簿に影響を及ぼす将来の
全ての変更の通知を適用業務支援プロセッサが必要とし
ていることを通知される。この変更通知は、該登録簿が
明確に解除されるまで続行する。
適用業務支援プロセッサの局所キャッシュを更新する
ための情報は、適用業務支援プロセッサの要求から戻さ
れる通常の応答情報に付加される。キャッシュを更新す
る情報には、ファイル名、ファイル長、ファイル状況、
及び許可等が含まれる。キャッシュ変更情報は、キャッ
シュ通知レコード(CNR)と呼ばれる個々のレコードに
表れる。
適用業務支援プロセッサのキャッシュ変更情報を管理
するため、データアクセスシステムは下記の機能を支援
しなければならない。
(1)どの登録簿が特定の適用業務支援プロセッサによ
り取得されているかを記録する(キャッシュ管理取得動
作)。
(2)キャッシュに影響を及ぼす登録簿及びファイル記
述における変更を認識する。
(3)登録簿の変更を記録し、変更情報を、関連する適
用業務支援プロセッサに、それらの局所キャッシュを更
新するために送る適切な時刻まで集積する。
(4)変更情報(CNR)を関連する適用業務支援プロセ
ッサに送る。
(5)全ての適用業務支援プロセッサが受取った変更情
報を除去する。
(6)適用業務支援プロセッサが以前に獲得したが現在
は必要としない登録簿を開放する。
データアクセスシステムの要求管理副構成装置32は、
下記の点でキャッシュ管理機能を支援する。
(1)適用業務支援プロセッサからの個々の要求を処理
し、登録簿が獲得されるキャッシュ通知の受取りを開始
する)特定の要求を認識し、その適用業務支援プロセッ
サをその登録簿の変更について通知されることになって
いる適用業務支援プロセッサのリストに載せるため、キ
ャッシュ管理を呼込む。
(2)キャッシュの変更を生ずる特定の要求を認識す
る。一般に、これらは、次のシステムカタログ、登録簿
カタログ、目的カタログ及び許可カタログの変更も生ず
る要求に対応する。
(3)カタログ変更毎に作業要求ブロック(WRB)を構
築すると共に、キャッシュ通知が要求される場合、それ
にキャッシュ管理の追加情報も加える。作業要求ブロッ
クは、作業単位を含む要求のグループが終了するまで、
この情報を保持するのに使用され、その結果、該カタロ
グは更新され、キャッシュ管理が呼出されて、キャッシ
ュ通知情報を集積し記憶する。
次に、第2図に示す本発明のデータアクセスシステム
14の主制御構造について説明する。
1つのデータアクセスシステム(DAS)大域制御構造4
0は、データアクセスシステム14で永続的に使用可能で
ある。データアクセスシステム14の全活動で共用される
のは、大域制御構造のアンカーである。関連する制御構
造は多重処理環境で共用されるので、各々の構造セット
に関連する適切なラッチが、関連する活動による並行ア
クセスの制御に提供される。
データアクセスシステム14の活動毎に別々のデータア
クセスシステム(DAS)局所制御構造42が構築される。
局所制御構造42は、現在の要求又は適用業務支援プロセ
ッサ10からの要求のセットを処理する基礎である。サー
ビスシステム16のプロセッサ、並びに要求管理副構成装
置32のルーチンの1つにより作成された応答情報により
提供されるのは、要求バッファ44である。局所制御構造
42は、要求処理の状況情報も含み、データアクセスシス
テム14の副構成装置間で記憶アクセスシステム18により
制御データを転送するのに要する他の制御構造のアンカ
ーでもある。DAS局所制御構造42及びその構成部分が構
築されるが、現在の作業単位、即ち現在の活動によりサ
ービスされた要求のセットの終了までしか維持されな
い。該作業単位が完了すると、該作業は確約されるか又
はロールバックされる。
下記はDAS大域制御構造に関連した主制御構造であ
る。
ファイル空間制御ブロック(FSCB)46は特定の適用業
務支援プロセッサ10の空間計算を行うのに使用される。
それは、関連する適用業務支援プロセッサ10により消費
可能なデータブロック数の限界及び警告しきい値を提供
する。ファイル空間制御ブロック46は空間カタログ項目
から構築され、作業単位が確約されるとき空間カタログ
を更新するための基礎である。ファイル空間制御ブロッ
ク46は、適用業務支援プロセッサ10毎の独特の識別子を
利用するハッシュテーブル48を通じてアクセスされる。
ファイル空間制御ブロック46は空間管理副構成装置34に
より管理される。
登録簿ゲートブロック(DGB)50は、キャッシュに現
在維持されている登録簿を定義するのに使用される。各
々の登録簿ゲートブロック50は、キャッシュの登録簿を
表わし、該登録簿内のファイルに関する変更情報のアン
カーである。登録簿ゲートブロック50は、独特の登録簿
識別子をハッシュするハッシュテーブル52を通じてアク
セスされる。登録簿ゲートブロック50はキャッシュ管理
副構成装置38により管理される。
登録簿変更リフレッシュブロック54(DCRB)は登録簿
内のファイルに関する実際の変更情報を記録する。登録
簿変更リフレッシュブロック54は、関連登録簿を緩衝記
憶しているデータアクセスシステム14の全ての活動で使
用され、それぞれの適用業務支援プロセッサ10に該変更
を知らせる。登録簿変更リフレッシュブロック54はキャ
ッシュ管理副構成装置38により管理される。
カタログロケータ56は、記憶アクセスシステム18を呼
込む際にカタログを識別するデータアクセスシステム14
の各々の活動により使用され、カタログ管理副構成装置
36を介してカタログをアクセスする。
記憶域プールアンカー58は、前億域プール60のタイプ
毎に維持され、データアクセスシステム14の活動に割振
られることがある未使用の記憶ブロックへの高速アクセ
スの基礎を提供する。記憶域プール60は、データアクセ
スシステム14内の制御構造の主要なタイプ毎に存在す
る。記憶ブロックは新しい制御構造を構築するのに使用
される。記憶域プール60はセッション管理副構成装置20
の記憶域プールルーチン24により管理される。
各々のDAS局所制御構造42に関連する主要な制御構造
を下記に示す。
登録簿取得ブロック(DAB):特定の適用業務支援プ
ロセッサ10がキャッシュを目的として取得している各々
の登録簿を表わし、キャッシュ管理副構成装置38により
管理される。
作業要求ブロック64:特定の要求に関して制御情報を
保持するのに使用される。該情報は下記に使用される。
(a)カタログから読取られる情報を保持し、 (b)作業単位の終りでカタログが更新されるカタログ
変更情報を保持し、 (c)作業単位の終結時にキャッシュを更新するための
情報を保管し、 (d)現在の要求を処理が失敗したとき処理をバックア
ウトし、 (e)まだカタログに書込まれていないカタログの変更
を探索する。
2つの作業要求ブロックのチェーンが使用される。
処理中チェーン64:現在の要求の処理に関連している
作業要求ブロックを表わす。
確約可能チェーン64:前に完了したが、未確約の要求
からの作業要求ブロッツを表わす。
作業要求ブロック64は要求管理副構成装置32のルーチ
ンによって構築され、カタログ管理副構成装置36、空間
管理副構成装置34及びキャッシュ管理副構成装置38によ
って利用される。
ファイル制御ブロック(FCB)68:ファイルオープンに
関する情報を保持するのに使用される。適用業務支援プ
ロセッサ10は、ファイルをオーブンし、その中の情報を
検索し、完了時にファイルをクローズすることがある要
求を使用可能にする。FCSは要求管理副構成装置32の幾
つかのルーチンによって使用される。
カタログ走査ブロック(CSB)70:カタログ検索走査を
処理するものに必要な情報を含む。CSB70は該走査が完
了するまで保持される。それらはカタログ管理副構成装
置36によって管理される。
データアクセスシステムでの空間管理 空間管理の目的は、各々の適用業務支援プロセッサに
割当てられたファイル空間を管理し、以下の空間管理機
能:空間追加、空間削除、限界警告のしきい値の設定、
空間照会、使用された空間の借方記入、警告通知、開放
された空間の貸方記入、及び2つ以上の適用業務支援プ
ロセッサによるファイル空間共用の許可を支援すること
である。重要な設計上の特徴には下記を含む。
(a)ファイル空間のオンライン管理。
(b)複数の並行適用業務支援プロセッサの間でファイ
ル空間を共用する能力。
(c)別々のユーティリティ機能を要求せずに最後に完
了した作業単位までのファイル空間状況に関しオンライ
ン照会する能力。
ファイル空間は、管理者として許可された人々により
適用業務支援プロセッサ10に割当てられ、ファイルが作
成又は拡張される際には消費され、削除又は縮小される
際には圧縮される。
空間管理情報は第3図の空間カタログ74−各々の適用
業務支援プロセッサ10のレコードを含む−に恒久的に記
録される。このレコードは、各々の適用業務支援プロセ
ッサに割当てられる論理ファイル空間を表わす。このレ
コードは、ファイル空間に突き当たることを作業単位に
確約するときに更新される。作業単位の実行中は、ファ
イル空間管理情報はファイル空間制御ブロック(FSCB)
46内の非持久性記憶装置に保持される。
FSCB46は、最初、適用業務支援プロセッサ10の作業単
位が開始されるとき空間カタログレコードから構築され
る。データアクセスシステムの局所活動は、ファイルア
クセスプロセッサ12の作業に対する適用業務支援プロセ
ッサの要求にサービスするため開始される。適用業務支
援プロセッサは別の適用業務支援プロセッサがそのファ
イル空間を共用するのに許可することがあるので、ファ
イル空間を表わすFSCBは、データアクセスシステムの活
動に対し大域的であり、且つ該活動により潜在的に共用
される。もし該所有する適用業務支援プロセッサが活動
状態でないなら、FSCB作成は、共用する適用業務支援プ
ロセッサにより、該プロセッサが該共用されたファイル
空間の空間消費活動を開始したとき、開始されることも
ある。適用業務支援プロセッサがファイル空間消費を開
始すると: (a)それ自身のファイル空間で、活動開始中に作成さ
れたFSCBは空間管理に利用され、 (b)別の適用業務支援プロセッサが所有するファイル
空間で、該プロセッサは、該所有する適用業務支援プロ
セッサの活動中に作成されたFSCBを利用する。もし該所
有プロセッサが活動状態でないなら、FSCBは、該ファイ
ル空間を利用する最初の非所有プロセッサにより作成さ
れる。
第3図は空間管理に関する制御構造のセットを示す。
FSCB46は、FSCBハッシュテーブルの項目にアンカーさ
れ、且つ該項目から位置決めされることがある。FSCBハ
ッシュテーブルは大域制御構造40内に配置される。ハッ
シュテーブルの項目は、該所有する適用業務支援プロセ
ッサIDに適用されたハッシングアルゴリズムから決定さ
れる。ハッシングの衝突で表わされる(同じデータ位置
に割当てられた)シノニムFSCBのセットは、関連したFS
CBハッシュテーブル項目からチェーンされる。
FSCBは、ロケータがDAS活動の初期設定中に記憶され
る場合、該所有する適用業務支援プロセッサ10のDAS局
所制御42から該ロケータを介して発見されることもあ
る。
論理的には、FSCBは、作業単位が確約された後は最早
必要としないので、空間カタログレコードを更新するの
に使用されている。しかしながら: (a)別の作業単位により再び必要とされる可能性が十
分にある時には、FSCBの開放を回避するば更に効率的と
なる。これは、所有プロセッサがその作業単位を確約す
る場合に該当する。
(b)共用する適用業務支援プロセッサにより開始され
た活動状態の作業単位が存在する時は、FSCBの開放を回
避する必要がある。
これらの条件を支援するため、活動カウンタが各々の
FSCBに維持される(第4図参照)。活動カウンタは、開
始された活動−FSCB(空間消費の変更)を伴う−毎に1
増分され、確約又は終了された活動毎に1減分される。
FSCBは、その活動カウンタが0になった時しか開放され
ない。活動カウンタは、FSCBが該所有する適用業務支援
プロセッサのデータアクセスシステムの活動の開始のた
めに作成される時に増分され、該活動が終了する時に減
分される。活動カウンタは、書込みのた新しいファイル
が作成又はアクセスされる際にもその都度増分され、次
いでファイル活動が確約又は終了される際に減分され
る。この動作により、FSCBの再使用が予期されるか又は
FSCBが現に活動状態である間、該FSCBは保持される。
ファイル制御ブロック(FCB)68は、特定のファイル
に関する情報を、該ファイルが適用業務支援プロセッサ
の局所活動によりアクセスされている間、保持するのに
使用される。FCB68は、FSCB−後に該FSCBを速く参照す
るためファイルアクセスが開始され使用される時にセッ
トされる−のロケータを含む。空間管理に関する或る特
定のフィールドを有する。
特定のファイルアクセスがうまく完了すると、作業要
求ブロック(WRB)64が構築される。一定の情報がファ
イル制御ブロックから作業要求ブロックに転送され、次
いでファイル制御ブロックが開放される。作業要求ブロ
ックは、作業単位がうまく完了(確約)された時に目的
カタログ(ファイル情報の変更)及び空間カタログ(空
間管理情報の変更)を更新するのに必要な情報を保持す
る。更新を要する各カタログのレコード毎に別々のWRB6
4が供給される。
取消しリスト76は、確約処理間に空間カタログ74を更
新する際の障害の場合に復元できるように、現在の作業
単位の始めにFSCBの状況を保管するのに使用される。
第4図はFSCB46、FCB68、WRB64、及び取消しリスト76
における空間管理に直接関連するフィールドを示す。
(FSCB46のフィールドで記号*を有する項目は空間カタ
ログレコード内にも含まれる。) 下記はまだ説明されていないFSCB46のフィールドであ
る: (a)“空間限界”はファイルに許可された全空間であ
る。これは消費が確約されると検査される。この確約は
もし該限界が超えられれば失敗する。空間限界は空間付
加要求により増分され、空間削除要求により減分され
る。
(b)“空間しきい値”は空間限界の百分比で示す。空
間しきい値は、アクセスしている適用業務支援プロセッ
サの警告が発生される可能性がある空間消費に影響を及
ぼす各々のファイル要求毎に検査され、しきい値変更要
求により変更される。
(c)“現在消費された空間”は、空間消費に影響を及
ぼすファイル要求毎に更新され、空間しきい値に達した
かどうかを決定するため利用される。
(d)“確約された空間”は、作業単位に参加した各々
のWRB64から“消費された空間−現在の作業単位”を加
えることにより該作業単位が確約される際に更新され
る。
(e)“FSCBラッチ”は、空間カタログへの変更を同時
進行させるのに使用される。
下記はFCB68内の直接関係のあるフィールドである。
(a)“消費された空間−現在の要求”は、このFCBに
より表わされたファイルに対する最新の要求の完了によ
って生じた空間消費の変化である。
(b)“消費された空間−現在の作業単位”は、現在の
作業単位でこのFCBにより表わされたファイルへの全て
の変更によって生じた空間消費の変化である。
下記はWRB66内の直接関係のあるフィールドである。
(a)“消費された空間−現在の作業単位”は、現在の
作業単位でこのWRBにより表わされたファイルへの全て
の変更によって生じた空間消費の変化である。
(b)“要求タイプ”はWRB生成を生じた要求のタイプ
の符号化であり、処理される要求のタイプ(空間付加、
空間削除、しきい値変更、又は空間書込み)に応じ要求
管理ルーチンによってセットされる。
(c)“パラメータ値”は、確約時にFSCB及び空間カタ
ログの変更を可能にするように、空間付加、空間削除、
及びしきい値変更要求に対する新しい空間限界又は空間
しきい値を保持するのに使用される。
(d)“空間カタログレコード”は、空間カタログレコ
ードのイメージである。該イメージは、選択的に該イメ
ージを更新する準備の際に“空間カタログレコード”の
領域に読込まれる。
下記は取消しリスト76内の直接関係のあるフィールド
である。
(a)“要求タイプ”は、確約処理を生じた要求のタイ
プである。
(b)“現在消費された空間”は、現在の作業単位に関
連したFSCBの全ての“空間書込み”消費の集積値であ
る。
(c)“保管値”は、現在の作業単位に関連した変更を
加える前のFSCB内の(空間付加又は空間削除の)“空間
限界”、(しきい値変更の)“空間しきい値”又は(空
間書込の)“確約された空間”の値である。
(d)“活動カウント”は、現在の作業単位で加えられ
た変更による関連したFSCBの活動カウントに対する全て
の変更である。
第5図は作業単位(確約又はロールバック)の完了時
に生ずる制御及びデータの流れを示す。
(1)ファイル空間消費で変更を生ずる要求管理ルーチ
ンは、FSCB及び空間カタログレコードを更新するのに必
要な情報を含むWRBを構築する。これらのWRBは作業単位
が完了するまで累積される。
(2)作業単位の完了時に、セッション管理20の作業ル
ーチンは、成功(確約)または不成功(ロールバック)
の作業を処理する。空間管理の確約の場合、この処理に
は、FSCB及び対応する空間カタログレコード−それに関
して他の適用業務支援プロセッサが同時に未解決の作業
単位を持っていることがある。−の調整された更新が含
まれる。空間管理のロールバックの場合、空間管理34の
ロールバック動作は、FSCBの“現在消費された空間”を
作業単位の始めの値に復元するため呼込まれる。
(3)空間カタログの変更に加えて、WRBは目的カタロ
グ(ファイル特性及び記述の変更)に対する更新も生ず
る。作業ルーチン28は目的カタログに対するこれらの変
更を行うためカタログ管理36を呼込む。
(4)もし目的カタログの更新に誤りがあれば、記憶ア
クセスシステム18は、現在の作業単位の全てのカタログ
及びファイルの変更を破棄するため処理をロールバック
する。
(5)更に、こんような誤りは、空間管理34の呼込みを
生じてFSCB内の“現在消費された空間”の最初の値を復
元し(空間管理のロールバック動作)、作業ルーチンの
確約処理は終了される。
(6)目的カタログの更新の成功により、空間管理34は
空間カタログを更新するために呼込まれる。これは空間
管理の確約動作により行われる。
(7)もし空間管理確約動作に障害があれば、記憶アク
セスシステム18は全てのカタログ変更をロールバックし
なければならないので、作業ルーチン28の確約処理は終
了される。
(8)記憶アクセスシステム18は、現在の作業単位のカ
タログ変更及びファイル変更の全てを確約するために呼
込まれる。
(9)もし現在の作業単位についての記憶アクセスシス
テム18の確約が失敗すれば、空間管理34の取消し動作が
呼込まれ、現在の作業単位のために行われたFSCBの変更
はどれもバックアウトされる。FSCBのラッチも解除され
る。
(10)もし確約処理が成功すれば、空間管理34のラッチ
解除動作が呼込まれ、FSCB46のラッチを解除する。ラッ
チは空間管理の確約動作により要求されて記憶アクセス
システム18の確約の間保持され、現在の作業単位の確約
が完了されるまで、別の適用業務支援プロセッサがその
作業単位を確約するためFSCBを使用することを試みない
ことを保証する。
(11)空間管理34の確約動作は、空間管理の変更を記録
した現在の作業単位の全てのWRBを処理する。
(12)FSCBに変更を加える前に、FSCBラッチが取得さ
れ、FSCBの状況は、失敗した場合に復元できるように、
取消しリスト76に保管される。取消しリストは、FSCBが
確約のためのラッチされていることを表わすのにも使用
される。
(13)WRBの変更は対応するFSCBに加えられる。
(14)カタログ管理36は、それに応じて、空間カタログ
74を更新するため呼込まれる。
(15)空間管理34のラッチ解除動作は、取消しリスト76
に表示される各々のFSCBのラッチを解除する。
(16)空間管理34の取消し動作は、取消しリストを処理
し、ラッチを解除し、全てのFSCBを作業単位開始前の状
況に復元する。
(17)空間管理34のロールバック動作は、WRB又はFCB内
の“消費された空間−現在の作業単位”を使用し、対応
するFSCB内のフィールド“現在消費された空間”におけ
る現在の作業単位の影響をバックアウトする。FCBは、
障害時にFCBからWRBが作成されていない場合に使用され
る。
ラッチは、並行して動作することがある複数のデータ
アクセスシステムの活動の間の直列化を可能にする機構
である。空間管理では、下記の2種類のラッチが使用さ
れる。
ハッシュテーブル項目ラッチ:FSCBの特定のシノニム
チェーンに関し下記、即ち、FSCBの探索、FSCBの付加、
FSCBの削除、該チェーン内のFSCBの“活動カウンタ”の
変更、及び該チェーン内のFSCBの“現在消費された空
間”の変更を同時に発生させる。
FSCBラッチ:空間カタログの更新を同時に発生させ、
他の活動がラッチ活動による確約が完了するまでラッチ
されたFSCBに関し同様に動作するのを阻止する。単一の
確約で複数のFSCBが必要なとき、該FSCBのラッチが取得
され、空間カタログの更新は、それぞれの適用業務支援
プロセッサIDにより指示された順序で行われる。これ
は、共用する活動間のデッドロックが阻止されることを
保証する。
両方の種類のラッチが同時に要求されると、ハッシュ
テーブル項目ラッチが最初に取得されてデッドロックを
阻止する。
下記動作は空間管理34によって支援される。
(1)空間付加 この動作は指定された適用業務支援プロセッサに許可
されたファイル空間を付加する。入力は、適用業務支援
プロセッサID及び空間量増分である。
要求に対するWRBを構築する。
要求タイプを“空間付加”にセットする。
適用業務支援プロセッサIDを記憶する。
空間量増分値を“パラメータ値”フィールドに入れ
る。
作業単位の終りで処理するためチェーンされたリスト
にWRBを入れる。
(2)空間削除 この動作は指定された適用業務支援プロセッサに許可
されたファイル空間を減少させる。入力は適用業務支援
プロセッサID及び空間減少量である。
処理は、要求タイプが“空間削除”である外は空間付
加の場合と殆ど同じである。
(3)しきい変更 この動作は、ファイル空間のしきい値を変更し、警告
が生ずる位置を変更する。入力されるのは、新しいしき
いの百分比及び適用業務支援プロセッサIDである。
要求に対するWRBを構築する。
要求タイプを“しきい変更”にセットする。
適用業務支援プロセッサIDを記憶する。
新しいしきい値を“パラメータ値”フィールドに入れ
る。
作業単位の終りで処理するためチェーンされたリスト
にWRBを入れる。
(4)しきい検査 この動作はファイルのフィールド“現在消費された空
間”を更新し、もししきいに達していれば、標識を戻
す。入力されるのは、適用業務支援プロセッサID、変更
値、及びFCBロケータである。
ハッシュテーブル項目を決定するため適用業務支援プ
ロセッサIDをハッシュする。
ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
FCBの“消費された空間−現在の要求”をFSCBの“現
在消費された空間”に付加する。
もし“現在消費された空間が空間しきいと空間限界の
積に等しいなら、警告標識を戻す。
“消費された空間−現在の要求”を“消費された空間−
現在の作業単位”に付加する。ハッシュテーブル項目の
ラッチを解除する。
(5)空間照会 この動作は、指定された適用業務支援プロセッサの空
間カタログからの情報を戻す。情報には“空間限界”、
“空間しきい”、及び“確約された空間”が含まれる。
適切な空間カタログレコードを読取る。
該レコードからの情報を戻す。
(6)FSCB作成 この動作は指定された適用業務支援プロセッサに現に
存在するFSCBを発見しようと試みる。もし現に存在する
FSCBが発見されれば、活動カウントは1増分される。も
し現に存在するFSCBが発見されなければ、FSCBが作成さ
れる。入力されるのは、適用業務支援プロセッサIDであ
る。FSCBロケータは戻される。
ハッシュテーブル項目を得るため適用業務支援プロセ
ッサIDをハッシュする。
ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
ハッシュテーブルシノニムチェーン内で適用業務支援
プロセッサのFSCBを探索する。
もしFSCBが発見されなければ、 適用業務支援プロセッサのファイル空間の空間カタロ
グレコードを読取る。
空間カタログレコードからFSCBを構築する。“活動カ
ウント”を1にセットする。
FSCBをハッシュテーブルシノニムチェーンに入れる。
もしFSCBが発見されれば、“活動カウント”を1増分
する。
ハッシュテーブル項目のラッチを解除する。
ロケータをFSCBに戻す。
(7)FSCB取得 この動作は、FSCBロケータを用いてFSCBに直接進み、
その活動カウントを1増分する。入力されるのはFSCBロ
ケータである。この動作は、該ロケータが既知のとき、
FSCB作成の代りに使用される。
該入力されたパラメータロケータを用いて見つかった
FSCB内で適用業務支援プロセッサIDを使用し、FSCBハッ
シュテーブル項目にハッシュする。
ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
FSCBの活動カウントを1増分する。
ハッシュテーブル項目のラッチを解除する。
(8)FSCB解除 この動作は現在のFSCBをデータアクセスシステムから
解除する。入力はない。現在のDAS局所制御からのFSCB
ロケータが使用される。
該入力されたパラメータロケータを用いて見つかった
FSCB内で適用業務支援プロセッサIDを使用し、FSCBハッ
シュテーブル項目にハッシュする。
ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
FSCBの活動カウントを1減分する。
もし活動カウントが0なら、データアクセスシステム
からFSCBを解除する。
(9)確約 この動作は、FSCBに現在の作業単位の変更を加え、対
応する空間カタログレコードを更新するのに該変更を用
いる。入力されるのは、ファイル空間変更情報を含むWR
Bのチェーンされたリストである。
全てのWRBを適用業務支援プロセッサIDにより順序づ
ける。
各々のWRBを該順序で処理する。WRB毎に、下記の動作
を行う。
もし要求タイプが“空間付加”、“空間削除”又は
“しきい変更”に等しいなら、“FSCB作成”を呼込む
(空間書込み要求の場合、これは、ファイルが最初にア
クセスされた時には、要求管理32のファイルアクセスル
ーチンにより実行されている)。
もしこれが適用業務支援プロセッサIDの最初のWRBな
ら、 (a)FSCBハッシュテーブル項目を決定するため、適用
業務支援プロセッサIDをハッシュする。
(b)FSCBラッチを取得する。
(c)FSCBロケータ、要求タイプ、及び適用業務支援プ
ロセッサIDを、関連したFSCBの対応する値から取消しリ
ストに保管する。
(d)もし要求タイプが“空間付加”又は“空間削除”
であれば、取消しリストの“保管値”フィールド内のFS
CB空間限界を記憶する。
(e)もし要求タイプが、“しきい変更”なら、取消し
リストの“保管値”フィールド内のFSCB空間しきいを記
憶する。
(f)もし要求タイプが“空間書込み”なら、取消しリ
ストの“保管値”フィールド内の“確約されたFSCB空
間”を記憶する。
取消しリスト内の“活動カウント”に1を加える。
もし要求タイプが“記憶付加”なら、WRB内の“パラ
メータ値”の値だけFSCB内の“空間限界”を増分する。
もし要求タイプが“記憶削除”なら、WRB内の“パラ
メータ値”の値だけFSCB内の“空間限界”を減分する。
もし要求タイプが“しきい変更”であれば、FSCB内の
“空間しきい”をWRB内の“パラメータ値”の値に取替
える。
もし要求タイプが、“空間書込み”なら、 (a)WRBの“消費さた空間−現在の作業単位”を、FSC
B“確約された空間”及び取消しリストの“現在消費さ
れた空間”に加える。
(b)もしFSCBの“確約された空間”がFSCBの“空間限
界”よりも大きければ、誤り標識をセットする。
(c)もしこれが適用業務支援プロセッサIDの最後のWR
Bなら、対応するFSCBからの変更された値により空間カ
タログレコードを更新する。
もし誤り標識がセットされていれば、取消し動作を呼
込む。
(10)ロールバック この動作は、現在の作業単位に関連した全てのFSCBの
“現在消費された空間”への更新を破棄する。入力とし
て、現在の作業単位のWRB及びFSCBが使用される。
作用単位の全てのFSCBを処理する: (a)適用業務支援プロセッサIDを得るためFCB内の“F
SCBロケータ”を用いる。
(b)それをハッシュテープ項目にハッシュする。
(c)ハッシュテーブル項目ラッチを取得する。
(d)FSCB内の“活動カウンタ”を1減分する。
(e)もし“活動カウンタ”が0なら、FSCBを解放す
る。
(f)もし“活動カウンタ”が0でなければ、FSCBの
“消費された空間−現在の作業単位”の値だけ、FSCB内
の“現在消費された空間”を減分する。
(g)ハッシュテーブル項目のラッチを解除する。
作業単位の全てのWRBを処理する: (a)適用業務支援プロセッサIDを得るためWRB内の“F
SCBロケータ”を用いる。
(b)それをハッシュテーブル項目にハッシュする。
(c)ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
(d)FSCB内の“活動カウンタ”を1減分する。
(e)もし“活動カウンタ”が0なら、FSCBを解放す
る。
(f)もし“活動カウンタ”が0でなければ,FSCB内の
“現在消費された空間”をWRBの“消費された空間−現
在の作業単位”内の値だけ減分する。
(g)ハッシュテーブル項目のラッチを解除する。
(11)取消し この動作は、現在の作業単位のFSCBへの全ての変更を
破棄し、FSCBの“活動カウンタ”を減分し、FSCBのラッ
チを解除する。
取消しリストの各々の要素を処理する。
適用業務支援プロセッサIDをハッシュする。
ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
もし要求タイプが“空間書込み”なら、 (a)FSCB内の“確約された空間”を取消しリストの
“保管値”により復元する。
(b)FSCB内の“現在消費された空間”を、取消しリス
ト内の“現在消費された空間”の値だけ減分する。
もし要求タイプが、“空間付加”又は“空間削除”な
ら、FSCB内の“空間限界”を取消しリストの“保管値”
により復元する。
もし要求タイプが“しきい変更なら、FSCB内の“空間
しきい”を取消しリストの“保管値”により復元する。
FSCB内の“活動カウンタ”を、取消しリスト内の“活
動カウント”の値だけ減分する。もし“活動カウンタ”
が0なら、FSCBを解放する。
FSCBのラッチを解除する。
FSCBのハッシュテーブル項目のラッチを解除する。
(12)ラッチ解除 この動作は、現在の作業単位でラッチが取得された全
てのFSCBのラッチを解除し、FSCBの“活動カウンタ”を
減分する。
取消しリストの各々の要素を処理する。
適用業務支援プロセッサIDをハッシュする。
ハッシュテーブル項目のラッチを取得する。
FSCB内の“活動カウンタ”を取消しリスト内の“活動
カウンタ”の値だけ減分する。
もし“活動カウンタ”が0なら、FSCBを解除する。
FSCBのラッチを解除する。
もしFSCB内の“活動カウンタ”が0なら、FSCBを解放
する。
FSCBのハッシュテーブル項目のラッチを解除する。
F.発明の効果 本発明によって、アルゴリズムとは本質的に異なる構
造的なデータアクセスシステムが提供される。このデー
タアクセスシステムは、高いパフォーマンスを可能にす
る機能の明確な分離を表わし、維持及び拡張を容易に
し、しかも所要の機能を支持する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、データアクセスシステムの主構成を示すブロ
ック図、第2図は、データアクセスシステムの主制御構
造を示すブロック図、第3図は、空間管理に関連する制
御構造のセットを示すブロック図、第4図は、空間管理
についての関連フィールドを示すブロック図及び第5図
は、作業単位の完了時に生じる制御及びデータの流れを
示すブロック図である。 14……データアクセスシステム、20……セッション管
理、22……始動ルーチン、24……記憶域プールルーチ
ン、26……応答ルーチン、28……作業ルーチン、30……
終了ルーチン、32……要求管理副構成装置、34……空間
管理副構成装置、36……カタログ管理副構成装置、38…
…キャッシュ管理副構成装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の適用業務支援プロセッサからのファ
    イル中のデータに関する要求にサービスし、該適用業務
    支援プロセッサによるデータファイルへの共用アクセス
    及びファイル登録簿に含まれるファイルに関する情報を
    管理するファイルアクセスプロセッサ用データアクセス
    システムであって、 データ要求処理の階層の最上位にあり、応答公式化のた
    めの複数のサービスルーチンを含み、主要な経路指定及
    び制御機能をデータアクセスシステムに提供するセッシ
    ョン管理手段と、 前記セッション管理手段からの指令に基づいて複数の処
    理ルーチンから、所定の期間のカタログ変更情報を保管
    する作業要求ブロックを構築し維持する要求管理手段
    と、 前記作業要求ブロックにアクセスして、データアクセス
    システムによって利用されるファイルセットの制御情報
    のカタログをアクセスする記憶アクセスシステムを呼込
    むのに必要な制御構造を構築するカタログ管理手段と、 前記カタログ管理手段を使用して前記カタログの1つに
    アクセスして、適用業務支援プロセッサのための論理空
    間を管理する空間管理手段と、 前記作業要求ブロック内の情報を用いてファイルの変更
    に関連するファイル名、ファイル長及びファイル状況等
    のファイル情報を収集するキャッシュ管理手段とを含
    み、さらに前記各適用業務支援プロセッサはファイルに
    関するファイル名、ファイル長及びファイル状況等のフ
    ァイル状況等のファイル情報を保持する内部キャッシュ
    を含み、該情報は前記キャッシュ管理手段から前記ファ
    イルの変更に関連するファイル情報を配布されることに
    よって定期的に更新され、それによってファイルアクセ
    スプロセッサとの通信要求を減らすようにしたことを特
    徴とするデータアクセスシステム。
JP63204858A 1987-10-19 1988-08-19 データアクセスシステム Expired - Lifetime JPH0820996B2 (ja)

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Publications (2)

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JPH01112444A JPH01112444A (ja) 1989-05-01
JPH0820996B2 true JPH0820996B2 (ja) 1996-03-04

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EP0312786B1 (en) 1995-12-27
EP0312786A2 (en) 1989-04-26
EP0312786A3 (en) 1991-03-27
JPH01112444A (ja) 1989-05-01
DE3854831T2 (de) 1996-06-13
DE3854831D1 (de) 1996-02-08

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