JPH08209939A - 梁鉄筋上の搬送路支持金具 - Google Patents
梁鉄筋上の搬送路支持金具Info
- Publication number
- JPH08209939A JPH08209939A JP3623395A JP3623395A JPH08209939A JP H08209939 A JPH08209939 A JP H08209939A JP 3623395 A JP3623395 A JP 3623395A JP 3623395 A JP3623395 A JP 3623395A JP H08209939 A JPH08209939 A JP H08209939A
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- JP
- Japan
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- support
- transport path
- handrail
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- horizontal
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 梁鉄筋の上側に搬送路を設ける場合に、梁鉄
筋支持金具の上に搬送路の支持金具を固定し、梁鉄筋の
両側に足場パイプを組立てなくてもよくして、梁鉄筋部
分の作業性をよくし、しかも搬送路の組立て取外しを容
易にした。 【構成】 梁鉄筋支持金具Ａの上部に固定される取付け
支柱２は、支柱部の上端に筒状保持体１６が設けられ、
取付け支柱２の筒状保持体１６に、足場板３の両端フッ
クが掛けられる水平部材４が貫通され、水平部材４の両
端に手摺支柱受け５が設けられて搬送路支持金具が構成
されている。
筋支持金具の上に搬送路の支持金具を固定し、梁鉄筋の
両側に足場パイプを組立てなくてもよくして、梁鉄筋部
分の作業性をよくし、しかも搬送路の組立て取外しを容
易にした。 【構成】 梁鉄筋支持金具Ａの上部に固定される取付け
支柱２は、支柱部の上端に筒状保持体１６が設けられ、
取付け支柱２の筒状保持体１６に、足場板３の両端フッ
クが掛けられる水平部材４が貫通され、水平部材４の両
端に手摺支柱受け５が設けられて搬送路支持金具が構成
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、梁鉄筋などを所定高さ
に支持してコンクリート中に埋められるようにした梁鉄
筋支持金具の上に配置して、その鉄筋の上に設ける搬送
路を支持できるようにした搬送路支持金具に関する。
に支持してコンクリート中に埋められるようにした梁鉄
筋支持金具の上に配置して、その鉄筋の上に設ける搬送
路を支持できるようにした搬送路支持金具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コン
クリート造りの建築物では、基礎梁の鉄筋を組立てる場
合に、図５に示すような梁鉄筋支持金具Ｈで梁鉄筋３５
を所定高さに支持している。その梁鉄筋支持金具Ｈは、
伸縮可能な支柱３１の下端に底板３２が取付けられると
ともに、支柱３１の上端に水平バー３３が取付けられた
構成である。そして、底板３２を、基礎梁が配置される
位置の捨てコンクリートの上に置くことにより梁鉄筋支
持金具を立て、支柱３１の高さを所定値に調整してネジ
３４で固定し、その状態で梁鉄筋支持金具の水平バー３
３の上に梁鉄筋３５を支持している。その状態で、梁鉄
筋３５の両側に配置した型枠（図示は省略）の間にコン
クリートを打設して梁を作成し、梁鉄筋支持金具は打設
コンクリートの中に埋めたままにしている。
クリート造りの建築物では、基礎梁の鉄筋を組立てる場
合に、図５に示すような梁鉄筋支持金具Ｈで梁鉄筋３５
を所定高さに支持している。その梁鉄筋支持金具Ｈは、
伸縮可能な支柱３１の下端に底板３２が取付けられると
ともに、支柱３１の上端に水平バー３３が取付けられた
構成である。そして、底板３２を、基礎梁が配置される
位置の捨てコンクリートの上に置くことにより梁鉄筋支
持金具を立て、支柱３１の高さを所定値に調整してネジ
３４で固定し、その状態で梁鉄筋支持金具の水平バー３
３の上に梁鉄筋３５を支持している。その状態で、梁鉄
筋３５の両側に配置した型枠（図示は省略）の間にコン
クリートを打設して梁を作成し、梁鉄筋支持金具は打設
コンクリートの中に埋めたままにしている。
【０００３】また、梁鉄筋３５の上側に搬送路を組立て
る場合は、梁鉄筋３５を挟んだ両側に下から上に向かっ
てパイプで足場を組立て、その組立て足場のうち梁鉄筋
３５を挟んだ両側間に一定間隔で設けられた水平パイプ
の部分に、足場板を渡して搬送路にしている。そしてそ
の搬送路の両側の手摺は、前記の組立てパイプにクラン
プなどで固定している。
る場合は、梁鉄筋３５を挟んだ両側に下から上に向かっ
てパイプで足場を組立て、その組立て足場のうち梁鉄筋
３５を挟んだ両側間に一定間隔で設けられた水平パイプ
の部分に、足場板を渡して搬送路にしている。そしてそ
の搬送路の両側の手摺は、前記の組立てパイプにクラン
プなどで固定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、梁鉄筋
の上に搬送路を設ける場合、梁鉄筋の両側の下から上に
向かってパイプにより足場を組立て、その組立て足場の
パイプに足場板を保持させているため、梁鉄筋の両側が
足場パイプで囲まれることになり、梁鉄筋の部分での作
業性が悪いという問題がある。また、搬送路の両側に手
摺を設ける場合は、手摺の支柱パイプを足場パイプにク
ランプなどで保持させており、搬送路の組立て取外しの
作業に手間がかかるという問題もあった。そこで本発明
は、梁鉄筋の上側に搬送路を設ける場合に、梁鉄筋の支
持金具の上に搬送路の支持金具を固定し、梁鉄筋の両側
に足場パイプを組立てなくてもよくして、梁鉄筋部分の
作業性を良くし、しかも搬送路の組立て取外しを容易に
することを目的とする。
の上に搬送路を設ける場合、梁鉄筋の両側の下から上に
向かってパイプにより足場を組立て、その組立て足場の
パイプに足場板を保持させているため、梁鉄筋の両側が
足場パイプで囲まれることになり、梁鉄筋の部分での作
業性が悪いという問題がある。また、搬送路の両側に手
摺を設ける場合は、手摺の支柱パイプを足場パイプにク
ランプなどで保持させており、搬送路の組立て取外しの
作業に手間がかかるという問題もあった。そこで本発明
は、梁鉄筋の上側に搬送路を設ける場合に、梁鉄筋の支
持金具の上に搬送路の支持金具を固定し、梁鉄筋の両側
に足場パイプを組立てなくてもよくして、梁鉄筋部分の
作業性を良くし、しかも搬送路の組立て取外しを容易に
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明は、梁鉄筋などを所定高さに支持して打設コンクリー
ト中に埋められる梁鉄筋支持金具の上に配置される搬送
路支持金具である。それは、下端が梁鉄筋支持金具の上
部に固定される支柱部の上端に、水平方向孔を有する筒
状保持体が設けられている取付け支柱と、取付け支柱の
筒状保持体に貫通されて、搬送路用板の両端フックが掛
けられる水平部材と、水平部材の両端に取付けられる手
摺支柱受けと、を有している。手摺支柱受けは、２つの
手摺支柱を保持できるように構成することにより、支柱
が一体に組み付けられている手摺を連続させて搬送路の
横に容易に取付けることができる。また取付け支柱の支
柱部の下部に、軸方向の切り溝を設けてその上部に切り
溝間隔を調節する調節ネジを設けることにより、梁鉄筋
支持金具への着脱を容易にすることができる。
明は、梁鉄筋などを所定高さに支持して打設コンクリー
ト中に埋められる梁鉄筋支持金具の上に配置される搬送
路支持金具である。それは、下端が梁鉄筋支持金具の上
部に固定される支柱部の上端に、水平方向孔を有する筒
状保持体が設けられている取付け支柱と、取付け支柱の
筒状保持体に貫通されて、搬送路用板の両端フックが掛
けられる水平部材と、水平部材の両端に取付けられる手
摺支柱受けと、を有している。手摺支柱受けは、２つの
手摺支柱を保持できるように構成することにより、支柱
が一体に組み付けられている手摺を連続させて搬送路の
横に容易に取付けることができる。また取付け支柱の支
柱部の下部に、軸方向の切り溝を設けてその上部に切り
溝間隔を調節する調節ネジを設けることにより、梁鉄筋
支持金具への着脱を容易にすることができる。
【０００６】
【作用】上記の梁鉄筋上の搬送路支持金具は、取付け支
柱が梁鉄筋支持金具の上部に固定され、梁鉄筋の両側に
足場パイプなどを設けなくても固定が可能であり、梁鉄
筋の両側が足場パイプで囲む必要がないので、梁鉄筋部
分の作業性がよい。また、搬送路支持金具の水平部材
に、足場板の両端フックを掛けて水平に固定することに
より搬送路を形成することができる。搬送路の両側に手
摺を設ける場合は、手摺支柱受けに手摺支柱を差し込ん
で固定すればよい。そして、搬送路を取外す時は、手摺
支柱受けから手摺支柱を外し、水平部材に掛けられてい
る足場板を外した後に、取付け支柱を梁鉄筋支持金具の
上から外すことができ、その作業は梁鉄筋の部分にコン
クリートを打設した後にすることができる。
柱が梁鉄筋支持金具の上部に固定され、梁鉄筋の両側に
足場パイプなどを設けなくても固定が可能であり、梁鉄
筋の両側が足場パイプで囲む必要がないので、梁鉄筋部
分の作業性がよい。また、搬送路支持金具の水平部材
に、足場板の両端フックを掛けて水平に固定することに
より搬送路を形成することができる。搬送路の両側に手
摺を設ける場合は、手摺支柱受けに手摺支柱を差し込ん
で固定すればよい。そして、搬送路を取外す時は、手摺
支柱受けから手摺支柱を外し、水平部材に掛けられてい
る足場板を外した後に、取付け支柱を梁鉄筋支持金具の
上から外すことができ、その作業は梁鉄筋の部分にコン
クリートを打設した後にすることができる。
【０００７】
【実施例】本発明の梁鉄筋上の搬送路支持金具の実施例
を図１、２により説明する。搬送路支持金具は、梁鉄筋
支持金具Ａの上に固定されて、梁鉄筋１の上に設ける搬
送路Ｂを支持するものであり、梁鉄筋支持金具Ａの上端
に固定される一対の取付け支柱２と、両取付け支柱２の
上部に保持されて足場板３のフック３ａが掛けられる水
平部材４と、水平部材４の両端に設けられる手摺支柱受
け５とから構成されている。
を図１、２により説明する。搬送路支持金具は、梁鉄筋
支持金具Ａの上に固定されて、梁鉄筋１の上に設ける搬
送路Ｂを支持するものであり、梁鉄筋支持金具Ａの上端
に固定される一対の取付け支柱２と、両取付け支柱２の
上部に保持されて足場板３のフック３ａが掛けられる水
平部材４と、水平部材４の両端に設けられる手摺支柱受
け５とから構成されている。
【０００８】なお、梁鉄筋支持金具Ａは、図１と図４に
示されるように、チャンネル材で形成された２本の支柱
６が伸縮可能に構成され、上部支柱６ａに設けた固定ネ
ジ７が下部支柱６ｂの長孔８内をスライドできるように
なっており、固定ネジ７を締めることにより任意長さに
固定できるようになっている。２本の支柱６の上端には
チヤンネル材で形成した水平バー９が取付けられ、その
上に梁鉄筋１が所定高さで保持されるようになってい
る。水平バー９の上面あるいは上部両端部に、上下方向
孔を有する２つの筒体１０が取付けられ、前記の取付け
支柱２の支柱部の下部を挿入して固定できるようになっ
ている。また、支柱６の下端に、梁鉄筋支持金具Ａを安
定に立てられるように、安定チャンネル材１１が水平面
でＨ字状に取付けられている。そして梁鉄筋支持金具Ａ
は、梁鉄筋１を所定高さに支持して梁部分に打設される
コンクリート１２内に埋めこまれる。
示されるように、チャンネル材で形成された２本の支柱
６が伸縮可能に構成され、上部支柱６ａに設けた固定ネ
ジ７が下部支柱６ｂの長孔８内をスライドできるように
なっており、固定ネジ７を締めることにより任意長さに
固定できるようになっている。２本の支柱６の上端には
チヤンネル材で形成した水平バー９が取付けられ、その
上に梁鉄筋１が所定高さで保持されるようになってい
る。水平バー９の上面あるいは上部両端部に、上下方向
孔を有する２つの筒体１０が取付けられ、前記の取付け
支柱２の支柱部の下部を挿入して固定できるようになっ
ている。また、支柱６の下端に、梁鉄筋支持金具Ａを安
定に立てられるように、安定チャンネル材１１が水平面
でＨ字状に取付けられている。そして梁鉄筋支持金具Ａ
は、梁鉄筋１を所定高さに支持して梁部分に打設される
コンクリート１２内に埋めこまれる。
【０００９】一対の取付け支柱２のそれぞれの支柱部
は、下部が梁鉄筋支持金具Ａの上部の筒体１０に挿入さ
れる棒状に形成されるとともに、図２に示すように軸方
向の切り溝１３が設けられてその上部外周に設けられて
いる筒体１４に調節ネジ１５がねじ込まれている。そし
て、その調節ネジ１５の調節により切り溝１３間の間隔
が調整され、間隔をが大きくすることにより筒体１０内
に取付け支柱の下部を固定したり、間隔を小さくするこ
とにより取外せるようにしている。なお、取付け支柱２
の固定は、前記構成に限るものではなく、例えば切り溝
の上部にその間隔を調節する調節ネジのみを設ける構成
にしてもよい。また取付け支柱２は一対に限るものでは
なく、搬送路の巾に対応して、１本あるいは３本以上設
けるようにしてもよく、それらの場合、梁鉄筋支持金具
Ａに設ける筒体１０は取付け支柱２に対応した数だけ設
けるようにする。各取付け支柱２の上部には、水平方向
孔を有する筒状保持体１６が取付けられ、本実施例では
筒状保持体１６の水平方向孔は、断面丸形である水平部
材４に対応して断面丸に形成されているが、前記の水平
部材４の外周に通した状態で、回転しないように断面長
方形に形成してもよく、その場合、水平部材４の断面形
を長方形にする。また筒状保持体１６に固定ネジ１７が
設けられ、その締め付けにより筒状保持体１６を水平部
材４の長手方向に移動させて所定の位置で固定できるよ
うになっている。なお、筒状保持体１６は、水平部材４
を保持するものであって図面では筒状に形成している
が、クランプ状に形成してもよい。
は、下部が梁鉄筋支持金具Ａの上部の筒体１０に挿入さ
れる棒状に形成されるとともに、図２に示すように軸方
向の切り溝１３が設けられてその上部外周に設けられて
いる筒体１４に調節ネジ１５がねじ込まれている。そし
て、その調節ネジ１５の調節により切り溝１３間の間隔
が調整され、間隔をが大きくすることにより筒体１０内
に取付け支柱の下部を固定したり、間隔を小さくするこ
とにより取外せるようにしている。なお、取付け支柱２
の固定は、前記構成に限るものではなく、例えば切り溝
の上部にその間隔を調節する調節ネジのみを設ける構成
にしてもよい。また取付け支柱２は一対に限るものでは
なく、搬送路の巾に対応して、１本あるいは３本以上設
けるようにしてもよく、それらの場合、梁鉄筋支持金具
Ａに設ける筒体１０は取付け支柱２に対応した数だけ設
けるようにする。各取付け支柱２の上部には、水平方向
孔を有する筒状保持体１６が取付けられ、本実施例では
筒状保持体１６の水平方向孔は、断面丸形である水平部
材４に対応して断面丸に形成されているが、前記の水平
部材４の外周に通した状態で、回転しないように断面長
方形に形成してもよく、その場合、水平部材４の断面形
を長方形にする。また筒状保持体１６に固定ネジ１７が
設けられ、その締め付けにより筒状保持体１６を水平部
材４の長手方向に移動させて所定の位置で固定できるよ
うになっている。なお、筒状保持体１６は、水平部材４
を保持するものであって図面では筒状に形成している
が、クランプ状に形成してもよい。
【００１０】水平部材４の両端には、手摺支柱受け５が
取付けられており、それは、２本の手摺支柱を支持でき
るように２つの上下方向孔１８が設けられており、さら
に各孔部分の側壁に固定ネジ１９が設けられて、挿入し
た支柱を固定できるようになっている。なお上下方向孔
１８の断面形は、支柱の固定位置を少し調整できるよう
に長方形になっているが、断面形が丸になるように形成
してもよい。また手摺支柱受け５は、手摺支柱固定のた
めに上下方向孔を有する構成にしていたが、その代わり
に、手摺支柱の取付け金具を有する任意の構成に変更す
ることが可能である。また手摺支柱受け５の外側面に、
水平な手摺方向にパイプを支持するクランプ２０が設け
られ、搬送路に沿って適宜間隔で配置される搬送路支持
金具を連結するパイプを固定できるようになっている。
さらに、固定ネジ１９で手摺支柱を手摺支柱受け５に固
定する代わりに、図３に２点鎖線で示すような固定金具
２６を手摺支柱２４の下部に設けて、それに設けてある
ネジ２７を手摺支柱受け５の外面に押し付けて手摺支柱
２４を固定できるようにしてもよい。
取付けられており、それは、２本の手摺支柱を支持でき
るように２つの上下方向孔１８が設けられており、さら
に各孔部分の側壁に固定ネジ１９が設けられて、挿入し
た支柱を固定できるようになっている。なお上下方向孔
１８の断面形は、支柱の固定位置を少し調整できるよう
に長方形になっているが、断面形が丸になるように形成
してもよい。また手摺支柱受け５は、手摺支柱固定のた
めに上下方向孔を有する構成にしていたが、その代わり
に、手摺支柱の取付け金具を有する任意の構成に変更す
ることが可能である。また手摺支柱受け５の外側面に、
水平な手摺方向にパイプを支持するクランプ２０が設け
られ、搬送路に沿って適宜間隔で配置される搬送路支持
金具を連結するパイプを固定できるようになっている。
さらに、固定ネジ１９で手摺支柱を手摺支柱受け５に固
定する代わりに、図３に２点鎖線で示すような固定金具
２６を手摺支柱２４の下部に設けて、それに設けてある
ネジ２７を手摺支柱受け５の外面に押し付けて手摺支柱
２４を固定できるようにしてもよい。
【００１１】上記構成の搬送路支持金具の取付け支柱２
を、梁鉄筋１の長手方向に沿って適宜間隔で配置されて
いる梁鉄筋支持金具Ａの筒体１０に固定し、適宜間隔で
配置された水平部材４に、搬送路用の足場板３の両端の
フック３ａを図１に示すように掛けることにより、搬送
路Ｂを形成することができる。さらに各搬送路支持金具
の手摺支柱受け５に、手摺支柱２４の下部を挿入して固
定するとともに各手摺支柱２４の間に手摺を取付けるこ
とができる。また図３に示すように、各手摺支柱２４の
下部に巾木固定金具２１を通して固定ネジ２２で固定し
ておけば、それにより巾木２３を通路の両側に固定する
ことができる。そして、搬送路を取外すときは、梁鉄筋
１の部分にコンクリートを打設した後であっても、取付
け支柱２に設けてある調節ネジ１５の調節により、梁鉄
筋支持金具側の筒体１０から取付け支柱２を抜き出すこ
とができる。
を、梁鉄筋１の長手方向に沿って適宜間隔で配置されて
いる梁鉄筋支持金具Ａの筒体１０に固定し、適宜間隔で
配置された水平部材４に、搬送路用の足場板３の両端の
フック３ａを図１に示すように掛けることにより、搬送
路Ｂを形成することができる。さらに各搬送路支持金具
の手摺支柱受け５に、手摺支柱２４の下部を挿入して固
定するとともに各手摺支柱２４の間に手摺を取付けるこ
とができる。また図３に示すように、各手摺支柱２４の
下部に巾木固定金具２１を通して固定ネジ２２で固定し
ておけば、それにより巾木２３を通路の両側に固定する
ことができる。そして、搬送路を取外すときは、梁鉄筋
１の部分にコンクリートを打設した後であっても、取付
け支柱２に設けてある調節ネジ１５の調節により、梁鉄
筋支持金具側の筒体１０から取付け支柱２を抜き出すこ
とができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明の搬送路支持金具は、梁鉄筋支持
金具の上に固定できるので、梁鉄筋の両側に足場パイプ
を組立てる必要がなく、その足場パイプに邪魔されるこ
とがないので梁鉄筋部分の作業性がよい。また、搬送路
支持金具は、梁鉄筋部分にコンクリートを打設した後で
も、梁鉄筋支持金具から取外すことができるので、再利
用に便利であり、搬送路となる足場板は水平部材に掛け
渡すだけであり、また手摺支柱は手摺支柱受けに固定さ
せるだけでよいので、組立て取外しが容易である。
金具の上に固定できるので、梁鉄筋の両側に足場パイプ
を組立てる必要がなく、その足場パイプに邪魔されるこ
とがないので梁鉄筋部分の作業性がよい。また、搬送路
支持金具は、梁鉄筋部分にコンクリートを打設した後で
も、梁鉄筋支持金具から取外すことができるので、再利
用に便利であり、搬送路となる足場板は水平部材に掛け
渡すだけであり、また手摺支柱は手摺支柱受けに固定さ
せるだけでよいので、組立て取外しが容易である。
【図１】本発明の搬送路支持金具を、梁鉄筋支持金具の
上に固定して搬送路を作成した状態の断面図である。
上に固定して搬送路を作成した状態の断面図である。
【図２】搬送路支持金具の要部の斜視図である。
【図３】搬送路支持金具に手摺支柱と巾木を設けた状態
の部分正面図である。
の部分正面図である。
【図４】搬送路支持金具を固定する梁鉄筋支持金具の斜
視図である。
視図である。
【図５】従来の梁鉄筋支持金具で梁鉄筋を支持している
状態の説明図である。
状態の説明図である。
１ 梁鉄筋 ２ 取付け支柱 ３ 足場板 ４ 水平部材 ５ 手摺支柱受け Ａ 梁鉄筋支持金具
Claims (3)
- 【請求項１】 梁鉄筋などを所定高さに支持して打設コ
ンクリート中に埋められる梁鉄筋支持金具の上に配置さ
れる搬送路支持金具であって、 下端が梁鉄筋支持金具の上部に固定される支柱部の上端
に、水平方向孔を有する筒状保持体が設けられている取
付け支柱と、 取付け支柱の筒状保持体に貫通されて、搬送路用板の両
端フックが掛けられる水平部材と、 水平部材の両端に取付けられる手摺支柱受けと、を有す
ることを特徴とする梁鉄筋上の搬送路支持金具。 - 【請求項２】 手摺支柱受けは、２つの手摺支柱を保持
できるように構成されている請求項１に記載の梁鉄筋上
の搬送路支持金具。 - 【請求項３】 取付け支柱の支柱部の下部は、軸方向の
切り溝が設けられてその上部に切り溝間隔を調節する調
節ネジが設けられていることを特徴とする請求項１又は
２に記載の梁鉄筋上の搬送路支持金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3623395A JPH08209939A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 梁鉄筋上の搬送路支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3623395A JPH08209939A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 梁鉄筋上の搬送路支持金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209939A true JPH08209939A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12464063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3623395A Pending JPH08209939A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 梁鉄筋上の搬送路支持金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209939A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270467A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Sankyo:Kk | 足場用幅木の取付具 |
| KR101960241B1 (ko) * | 2018-07-25 | 2019-07-15 | 박수부 | 건축용 철근 콘크리트 슬래브 시공 시 이용되는 작업발판과 레벨링 기능을 겸비한 전도방지 다기능 철근받침대 |
| CN112267556A (zh) * | 2020-10-10 | 2021-01-26 | 广东省构建工程建设有限公司 | 一种用于狭窄空间的大跨度钢结构连廊拼装施工工艺 |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP3623395A patent/JPH08209939A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270467A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Sankyo:Kk | 足場用幅木の取付具 |
| KR101960241B1 (ko) * | 2018-07-25 | 2019-07-15 | 박수부 | 건축용 철근 콘크리트 슬래브 시공 시 이용되는 작업발판과 레벨링 기능을 겸비한 전도방지 다기능 철근받침대 |
| CN112267556A (zh) * | 2020-10-10 | 2021-01-26 | 广东省构建工程建设有限公司 | 一种用于狭窄空间的大跨度钢结构连廊拼装施工工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |