JPH08209506A - 繊維機械における針を選択するための選針磁石 - Google Patents
繊維機械における針を選択するための選針磁石Info
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- JPH08209506A JPH08209506A JP7312239A JP31223995A JPH08209506A JP H08209506 A JPH08209506 A JP H08209506A JP 7312239 A JP7312239 A JP 7312239A JP 31223995 A JP31223995 A JP 31223995A JP H08209506 A JPH08209506 A JP H08209506A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/66—Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
- D04B15/68—Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used
- D04B15/78—Electrical devices
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い動作速度に適しており、スペースをとら
ずに組み立てられるできりかぎり簡単な部材から成る、
繊維機械における針を選択するための選針磁石装置を提
供する。 【解決手段】 各制御磁極12は機械的かつ磁気的に同
等に構成されている。制御磁極12はC字形の制御磁極
コア15,15′のところに形成されている。制御磁極
コア15,15′は同形式のフラットな打ち抜き部材か
ら成り、これには制御コイル16が設けられている。隣
り合う制御磁極コアは、それらの長手軸Lを中心に18
0゜ずつ交互に旋回されて入れ子式に配置されている。
ずに組み立てられるできりかぎり簡単な部材から成る、
繊維機械における針を選択するための選針磁石装置を提
供する。 【解決手段】 各制御磁極12は機械的かつ磁気的に同
等に構成されている。制御磁極12はC字形の制御磁極
コア15,15′のところに形成されている。制御磁極
コア15,15′は同形式のフラットな打ち抜き部材か
ら成り、これには制御コイル16が設けられている。隣
り合う制御磁極コアは、それらの長手軸Lを中心に18
0゜ずつ交互に旋回されて入れ子式に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】永久磁石による保持磁極領域
と、各保持磁極領域の間に配置された電磁的な制御磁極
領域とが設けられており、該制御磁極領域は少なくとも
2つの制御磁極を有しており、該制御磁極は、薄く非磁
気的な間隔部材により互いに分離されて配置され制御コ
イルにより制御されるように構成されている、繊維機械
における針を選択するための選針磁石装置に関する。
と、各保持磁極領域の間に配置された電磁的な制御磁極
領域とが設けられており、該制御磁極領域は少なくとも
2つの制御磁極を有しており、該制御磁極は、薄く非磁
気的な間隔部材により互いに分離されて配置され制御コ
イルにより制御されるように構成されている、繊維機械
における針を選択するための選針磁石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の選針磁石は、繊維機械におい
て針を選択するために用いられる。この場合、針と係合
している針板は動作サイクル中、保持磁極領域と制御磁
極領域の上を機械的に長手方向に案内され、その際、針
板は保持磁極領域によってその磁気状態に応じて保持さ
れるか、あるいはそこから遠ざける(振り落とす)ため
に解き放たれる。
て針を選択するために用いられる。この場合、針と係合
している針板は動作サイクル中、保持磁極領域と制御磁
極領域の上を機械的に長手方向に案内され、その際、針
板は保持磁極領域によってその磁気状態に応じて保持さ
れるか、あるいはそこから遠ざける(振り落とす)ため
に解き放たれる。
【0003】この種の選針磁石は、ヨーロッパ特許出願
公開第0474195号公報により公知である。この場
合、公知の選針磁石は補助磁極領域を有しており、この
領域は作動に際してまずはじめに永久磁石による保持磁
極を成すものである。補助磁極の磁力は相応の制御コイ
ルによって制御可能である。その際、補助磁極領域は制
御コイルの相応の制御により、動作サイクルの所定の期
間において永久磁石による保持力が弱められるようにし
て制御され、その結果、制御磁極領域における消磁過程
に際して−高い動作周波数(針板の高い運動速度)によ
っても−選針磁石の磁極面からまだ十分に離反していな
いコントロール針板を、補助磁極領域を介して新たに離
反させることができる。このようにして、補助磁極領域
の設けられていない配置構成でありしかも高い動作速度
のときのように、それらの針板が後続の保持磁極領域に
再び吸引されるようなリスクがなくなる。
公開第0474195号公報により公知である。この場
合、公知の選針磁石は補助磁極領域を有しており、この
領域は作動に際してまずはじめに永久磁石による保持磁
極を成すものである。補助磁極の磁力は相応の制御コイ
ルによって制御可能である。その際、補助磁極領域は制
御コイルの相応の制御により、動作サイクルの所定の期
間において永久磁石による保持力が弱められるようにし
て制御され、その結果、制御磁極領域における消磁過程
に際して−高い動作周波数(針板の高い運動速度)によ
っても−選針磁石の磁極面からまだ十分に離反していな
いコントロール針板を、補助磁極領域を介して新たに離
反させることができる。このようにして、補助磁極領域
の設けられていない配置構成でありしかも高い動作速度
のときのように、それらの針板が後続の保持磁極領域に
再び吸引されるようなリスクがなくなる。
【0004】しかしながら公知の選針磁石の場合、補助
磁極は著しく複雑な形状を有しており、しかも複数の補
助磁極を設けなければならないことから、選針磁石の形
状は複雑になるばかりであって、この種の選針磁石の合
理的な大量生産は不可能であり、ないしはきわめてコス
トのかかるものである。
磁極は著しく複雑な形状を有しており、しかも複数の補
助磁極を設けなければならないことから、選針磁石の形
状は複雑になるばかりであって、この種の選針磁石の合
理的な大量生産は不可能であり、ないしはきわめてコス
トのかかるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、冒頭で述べた形式の選針磁石において、高い動作
速度に適しており、1つまたは複数の制御磁極領域を有
し、かつスペースをとらずに組み立てられるできりかぎ
り簡単な部材から成るように構成することにある。
題は、冒頭で述べた形式の選針磁石において、高い動作
速度に適しており、1つまたは複数の制御磁極領域を有
し、かつスペースをとらずに組み立てられるできりかぎ
り簡単な部材から成るように構成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および利点】本発明によれ
ばこの課題は、各制御磁極は磁気的に等価に構成されて
おり、該制御磁極はほぼC字形の制御磁極コアのところ
に形成されており、前記制御磁極コアは同形式のフラッ
トな打ち抜き部材から成り、該制御磁極コアには制御コ
イルが設けられており、隣り合う制御磁極ないし制御磁
極コアは、それらの長手軸を中心に180゜ずつ交互に
旋回されて入れ子式に配置されていることにより解決さ
れる。
ばこの課題は、各制御磁極は磁気的に等価に構成されて
おり、該制御磁極はほぼC字形の制御磁極コアのところ
に形成されており、前記制御磁極コアは同形式のフラッ
トな打ち抜き部材から成り、該制御磁極コアには制御コ
イルが設けられており、隣り合う制御磁極ないし制御磁
極コアは、それらの長手軸を中心に180゜ずつ交互に
旋回されて入れ子式に配置されていることにより解決さ
れる。
【0007】請求項2〜9には本発明の有利な実施形態
が記載されている。
が記載されている。
【0008】本発明により得られる利点とはたとえば、
制御磁極がきわめて簡単な打ち抜き部材として構成され
ており、その際、それらに制御コイルを設けてから入れ
子式に互いに密着して配置できることである。このよう
にして、狭いスペースに多数の制御磁極を並置して設け
ることができる。さらに別の利点とは、個々の制御磁極
のための部品が同一に構成されており、これによって簡
単に製造できることのほかに生産技術的に有利なロット
サイズで製造することもできる。
制御磁極がきわめて簡単な打ち抜き部材として構成され
ており、その際、それらに制御コイルを設けてから入れ
子式に互いに密着して配置できることである。このよう
にして、狭いスペースに多数の制御磁極を並置して設け
ることができる。さらに別の利点とは、個々の制御磁極
のための部品が同一に構成されており、これによって簡
単に製造できることのほかに生産技術的に有利なロット
サイズで製造することもできる。
【0009】次に、図面に示された実施例に基づき本発
明を詳細に説明する。
明を詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1には、選針磁石の動作を理解できるよう
にするために丸編機の編機シリンダが示されている。こ
の編機シリンダ1には溝2が設けられており、これらの
溝の中にいわゆる針板3が設けられていて、これらの針
板はここでは図示されていない伝達−結合部材を介し
て、編み針4が編む動作を行うように、あるいは行わな
いように、それらの編み針を制御する。針板には、外側
に放射状に向いた細いバット5が設けられており、これ
らのバットは動作サイクル中、編機シリンダが矢印Aの
方向に回転したときにコントロールカム6を介して操作
され、位置固定された選針磁石8の表面7の上を案内さ
れる。
にするために丸編機の編機シリンダが示されている。こ
の編機シリンダ1には溝2が設けられており、これらの
溝の中にいわゆる針板3が設けられていて、これらの針
板はここでは図示されていない伝達−結合部材を介し
て、編み針4が編む動作を行うように、あるいは行わな
いように、それらの編み針を制御する。針板には、外側
に放射状に向いた細いバット5が設けられており、これ
らのバットは動作サイクル中、編機シリンダが矢印Aの
方向に回転したときにコントロールカム6を介して操作
され、位置固定された選針磁石8の表面7の上を案内さ
れる。
【0011】そこにおいてそれらのバットは載置された
位置で磁気的に保持されるか、あるいは後続のコントロ
ールカム9によりそこから取り除かれる。針板の種々異
なる位置によって、編み針は位置“編み動作を行う”ま
たは“編み動作を行わない”に動かされる。
位置で磁気的に保持されるか、あるいは後続のコントロ
ールカム9によりそこから取り除かれる。針板の種々異
なる位置によって、編み針は位置“編み動作を行う”ま
たは“編み動作を行わない”に動かされる。
【0012】図2に示されている選針磁石8は左右の保
持磁極領域10とそれらの間に配置された制御磁極領域
11を有している。制御磁極領域には互いに隣り合って
位置する制御磁極12が設けられており、これらは薄い
非磁気的な間隔部材13によって互いに分けられてい
る。その際、この間隔部材は制御磁極を磁気的に分離す
るために用いられる。さらに中央にはガイドバー14が
設けられており、これは硬い材料から成り、動作時にそ
の表面上を針板3ないしそのバット5がスライドする。
持磁極領域10とそれらの間に配置された制御磁極領域
11を有している。制御磁極領域には互いに隣り合って
位置する制御磁極12が設けられており、これらは薄い
非磁気的な間隔部材13によって互いに分けられてい
る。その際、この間隔部材は制御磁極を磁気的に分離す
るために用いられる。さらに中央にはガイドバー14が
設けられており、これは硬い材料から成り、動作時にそ
の表面上を針板3ないしそのバット5がスライドする。
【0013】制御磁極12は図3に示されている制御磁
極コア15のところに形成されており、その際、制御磁
極コアはほぼC字形であり、フラットな打ち抜き部材と
して製造されている。制御磁極コアの中央脚部上には制
御コイル16が取り付けられている。
極コア15のところに形成されており、その際、制御磁
極コアはほぼC字形であり、フラットな打ち抜き部材と
して製造されている。制御磁極コアの中央脚部上には制
御コイル16が取り付けられている。
【0014】図4には制御磁極コア15′の変形実施例
が示されている。この場合、上方の領域には両側の削り
取られた横断面減少部25が設けられている。これによ
って有効な側方磁極面が細い帯状体になるよう小さくさ
れ、このことにより隣り合う各制御磁極の相互作用なら
びに側方の保持磁極とそれぞれ隣接する制御磁極との間
の作用が低減する。それというのは、制御磁極コアをこ
のように構成すれば、それぞれ著しく小さい面だけしか
じかには対向しないからである。
が示されている。この場合、上方の領域には両側の削り
取られた横断面減少部25が設けられている。これによ
って有効な側方磁極面が細い帯状体になるよう小さくさ
れ、このことにより隣り合う各制御磁極の相互作用なら
びに側方の保持磁極とそれぞれ隣接する制御磁極との間
の作用が低減する。それというのは、制御磁極コアをこ
のように構成すれば、それぞれ著しく小さい面だけしか
じかには対向しないからである。
【0015】動作周波数が高いときに制御磁極コアにお
けるうず電流損失を低減する目的で、これを場合によっ
ては薄板状に構成することもできる。
けるうず電流損失を低減する目的で、これを場合によっ
ては薄板状に構成することもできる。
【0016】保持磁極領域10は図5に示されている保
持磁極部材17のところに形成されており、これはほぼ
U字形に構成されている。この場合、U字における切り
欠きの部分18はその幅に関して、図6に示されている
ように、磁心15をそれらの間に設けられた間隔部材1
3とともに形状結合的にこの切り欠き部分にはめ込むこ
とができるように構成されている。その際、この切り欠
き部分における拡開部19は、制御磁極コアの制御コイ
ルを収容するために用いられ、さらに保持磁極部材と制
御コイルとの磁気的な分離のために、つまり保持磁極材
料と隣接する制御コイルとの間の間隔を拡げるために用
いられる。
持磁極部材17のところに形成されており、これはほぼ
U字形に構成されている。この場合、U字における切り
欠きの部分18はその幅に関して、図6に示されている
ように、磁心15をそれらの間に設けられた間隔部材1
3とともに形状結合的にこの切り欠き部分にはめ込むこ
とができるように構成されている。その際、この切り欠
き部分における拡開部19は、制御磁極コアの制御コイ
ルを収容するために用いられ、さらに保持磁極部材と制
御コイルとの磁気的な分離のために、つまり保持磁極材
料と隣接する制御コイルとの間の間隔を拡げるために用
いられる。
【0017】さらに図6に示されているように、制御磁
極コアはそれらの長手方向軸Lを中心に交互に180゜
ずつ旋回されて、入れ子式に個々の保持磁極部材にはめ
込まれており、これによってスペースの節約された配置
が達成できる。この場合、各制御磁極コアとそれらの各
制御コイルはすべて同一に構成されている。
極コアはそれらの長手方向軸Lを中心に交互に180゜
ずつ旋回されて、入れ子式に個々の保持磁極部材にはめ
込まれており、これによってスペースの節約された配置
が達成できる。この場合、各制御磁極コアとそれらの各
制御コイルはすべて同一に構成されている。
【0018】図7に示されているように、各制御磁極コ
アをそれらの各制御コイルとともに場合によっては全部
いっしょに180゜旋回してはめ込むこともできる。
アをそれらの各制御コイルとともに場合によっては全部
いっしょに180゜旋回してはめ込むこともできる。
【0019】図8では選針磁石が個々の部材に分解され
て示されており、この場合、縦長の永久磁石20が保持
磁極部材17の下方の領域に配置されており、この永久
磁石はその厚さ方向にわたり磁化されている。そしてこ
の永久磁石は、保持磁極領域において永久磁石による力
作用を得るために設けられている。
て示されており、この場合、縦長の永久磁石20が保持
磁極部材17の下方の領域に配置されており、この永久
磁石はその厚さ方向にわたり磁化されている。そしてこ
の永久磁石は、保持磁極領域において永久磁石による力
作用を得るために設けられている。
【0020】図9〜図11には、選針磁石のためのホル
ダ手段とケーシング部材が示されている。これらの構成
部材は非磁気的な材料によって製造されている。この場
合、図9にはフレーム形状の支持部材21が示されてお
り、これには切り欠きが設けられていて、これにより図
8に示されている選針磁石の個別部分と形状結合的にそ
の中にはめ込むことができるように構成されている。
ダ手段とケーシング部材が示されている。これらの構成
部材は非磁気的な材料によって製造されている。この場
合、図9にはフレーム形状の支持部材21が示されてお
り、これには切り欠きが設けられていて、これにより図
8に示されている選針磁石の個別部分と形状結合的にそ
の中にはめ込むことができるように構成されている。
【0021】図10には選針磁石のフロントカバーシェ
ル22が示されており、他方、図11にはリアカバーシ
ェル23が示されている。これらのカバーシェルは形状
結合的に支持部材に継合可能であり、適切な結合手段に
よって支持部材と固定的に結合されている。場合によっ
ては、支持部材21とフロントカバーシェルまたはリア
カバーシェルを一体的に構成することもできる。フロン
トカバーシェル22には、繊維機械における選針磁石の
組み立てを容易にするために、互いに間隔をおいて配置
された2つの位置決め用肩部26が設けられている。
ル22が示されており、他方、図11にはリアカバーシ
ェル23が示されている。これらのカバーシェルは形状
結合的に支持部材に継合可能であり、適切な結合手段に
よって支持部材と固定的に結合されている。場合によっ
ては、支持部材21とフロントカバーシェルまたはリア
カバーシェルを一体的に構成することもできる。フロン
トカバーシェル22には、繊維機械における選針磁石の
組み立てを容易にするために、互いに間隔をおいて配置
された2つの位置決め用肩部26が設けられている。
【0022】さらに図12には変形された選針磁石が示
されており、この場合、保持磁極領域10と制御磁極領
域11との間においてガイドバー14の領域にセンサ2
4が配置されている。これらのセンサ14により捕捉検
出が行われるのは、針板ないしそのバット5が選針磁石
を介して導かれていったときであり、これによって相応
の制御信号をトリガすることができる。
されており、この場合、保持磁極領域10と制御磁極領
域11との間においてガイドバー14の領域にセンサ2
4が配置されている。これらのセンサ14により捕捉検
出が行われるのは、針板ないしそのバット5が選針磁石
を介して導かれていったときであり、これによって相応
の制御信号をトリガすることができる。
【0023】なお、制御磁極の幅Bを保持磁極領域の幅
Cよりも大きく構成するのがよい。保持磁極自体は制御
磁極よりもいくらか大きな保持力を針板のバット5に対
して及ぼすので、このことにより制御磁極の保持力がほ
ぼ同じレベルに高められるようになる。
Cよりも大きく構成するのがよい。保持磁極自体は制御
磁極よりもいくらか大きな保持力を針板のバット5に対
して及ぼすので、このことにより制御磁極の保持力がほ
ぼ同じレベルに高められるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】選針磁石を備えた丸編機シリンダを示す図であ
る。
る。
【図2】選針磁石の拡大図である。
【図3】制御コイルを備えた選針磁石の制御磁極を示す
図である。
図である。
【図4】制御磁極の変形実施例を示す図である。
【図5】保持磁極部材を示す図である。
【図6】制御磁極の設けられた選針磁石の保持磁極部材
の分解図である。
の分解図である。
【図7】制御磁極の設けられた選針磁石の保持磁極部材
の変形実施例による分解図である。
の変形実施例による分解図である。
【図8】選針磁石の分解図である。
【図9】選針磁石の部品のための支持部材を示す図であ
る。
る。
【図10】フロントカバーシェルを示す図である。
【図11】リアカバーシェルを示す図である。
【図12】選針磁石の変形実施例を示す図である。
1 編機シリンダ 2 溝 3 針板 4 編み針 5 バット 6,9 コントロールカム 8 選針磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト−ハインリッヒ ハルティング ドイツ連邦共和国 ヘシッシュ オルデン ドルフ ヴァルトホーフシュトラーセ 9 (72)発明者 ライナー シュミット ドイツ連邦共和国 ミンデン シュピーカ ーハイデ 30 (72)発明者 ヴィルヘルム ニーアマン ドイツ連邦共和国 シュテムヴェーデ シ ュテムヴェーダー ベルクシュトラーセ 84 (72)発明者 ミヒャエル ツヴァール ドイツ連邦共和国 リュベッケ アム マ ルクト 6
Claims (9)
- 【請求項1】 永久磁石による保持磁極領域と、各保持
磁極領域の間に配置された電磁的な制御磁極領域とが設
けられており、該制御磁極領域は少なくとも2つの制御
磁極を有しており、該制御磁極は、薄く非磁気的な間隔
部材により互いに分離されて配置され制御コイルにより
制御されるように構成されている、 繊維機械における針を選択するための選針磁石装置にお
いて、 各制御磁極(12)は磁気的に等価に構成されており、 該制御磁極(12)はほぼC字形の制御磁極コア(1
5,15′)のところに形成されており、 前記制御磁極コア(15,15′)は同形式のフラット
な打ち抜き部材から成り、該制御磁極コアには制御コイ
ル(16)が設けられており、 隣り合う制御磁極ないし制御磁極コアは、それらの長手
軸(L)を中心に180゜ずつ交互に旋回されて入れ子
式に配置されていることを特徴とする、 繊維機械における針を選択するための選針磁石装置。 - 【請求項2】 制御磁極(12)の幅(B)は保持磁極
領域(10)の幅(c)よりも大きい、請求項1記載の
選針磁石装置。 - 【請求項3】 前記保持磁極領域(10)はほぼU字形
の保持磁極部材(17)のところに形成されており、U
字形における切り欠き部分(18)中に、前記制御磁極
コア(15,15′)がそれらの制御磁極領域とともに
形状結合的に保持されており、制御磁極の制御コイル
(16)を収容するために前記切り欠き部分に拡開部分
(19)が設けられている、 請求項1または2記載の選針磁石装置。 - 【請求項4】 制御磁極の制御磁極コア(15′)は、
制御磁極に隣接する該制御磁極コアの上端部に横断面積
減少部(25)を有している、請求項1〜3のいずれか
1項記載の選針磁石装置。 - 【請求項5】 前記制御磁極コア(15、15′)は薄
板状である、請求項1〜4のいずれか1項記載の選針磁
石装置。 - 【請求項6】 保持磁極領域(10)と制御磁極領域
(11)との間にセンサ(24)が設けられている、請
求項1〜5のいずれか1項記載の選針磁石装置。 - 【請求項7】 保持磁極部材(17)、制御コイル(1
6)を備えた制御磁極コア(15,15′)および必要
に応じてセンサ(24)は、磁化不可能な材料から成る
フレーム状の支持部材(21)中に形状結合的に挿入さ
れており、 側方のカバーシェル(22,23)が設けられており、
該カバーシェルも磁化不可能な材料から成り前記支持部
材に形状結合的に継合可能であり、該支持部材と結合可
能である、請求項1〜6のいずれか1項記載の選針磁石
装置。 - 【請求項8】 前記支持部材および両方のカバーシェル
のうちの一方は一体的に構成されている、請求項6記載
の選針磁石装置。 - 【請求項9】 フロントカバーシェル(22)は間隔を
おいて配置された2つの位置決め用肩部(26)を有し
ている、請求項7または8記載の選針磁石。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4442405A DE4442405C1 (de) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Auswahlmagnet |
DE4442405.1 | 1994-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08209506A true JPH08209506A (ja) | 1996-08-13 |
JP2878166B2 JP2878166B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
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