JPH08207179A - ハニカムパネルおよびその製造方法 - Google Patents

ハニカムパネルおよびその製造方法

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JPH08207179A
JPH08207179A JP3759795A JP3759795A JPH08207179A JP H08207179 A JPH08207179 A JP H08207179A JP 3759795 A JP3759795 A JP 3759795A JP 3759795 A JP3759795 A JP 3759795A JP H08207179 A JPH08207179 A JP H08207179A
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JP
Japan
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adhesive
surface plate
honeycomb
honeycomb core
mesh
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JP3759795A
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English (en)
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Kunihiko Hirosaki
邦彦 廣崎
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1に、多数の網目開孔が残存した表面板と
ハニカムコアとが確実に接着され、接着強度に優れると
共に、第2に、接着剤の使用量を増やす必要がなく、軽
量化も実現可能な、ハニカムパネルおよびその製造方法
を提案する。 【構成】 この製造方法では、まず網目状基材5に多数
の網目開孔6を残存させつつ樹脂を付着,含浸させた表
面板7側に、接着剤4を塗布し、次に、このように接着
剤4が塗布された表面板7を、中空柱状のセル8の平面
的集合体よりなるハニカムコア2の開口端面に被せる。
そして加熱加圧を実施することにより、このような表面
板7とハニカムコア2とが、表面板7側に塗布されてい
た接着剤4にて接着され、もってハニカムパネル9が製
造される。さてそこで、このハニカムパネル9にあって
は、第1に、表面板7側とハニカムコア2間の接着箇所
・接着面積が増大すると共に、第2に、接着強度不足を
補う必要もなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハニカムパネルおよび
その製造方法に関する。すなわち、網目状基材に網目開
孔を残存させつつ樹脂を付着,含浸させてなる表面板
を、ハニカムコアの開口端面に接着させたハニカムパネ
ル、およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種従来例のハニカムパネル
およびその製造方法の説明に供し、(1)図は、加熱加
圧する直前の斜視図、(2)図は、ハニカムパネルの要
部の平断面拡大図である。これらの図面にも示したよう
に、この種のハニカムパネル1は、まず、芯材であるハ
ニカムコア2の開口端面つまりハニカムコア2のセル壁
3のエッジに、接着剤4を塗布し、次に、このように接
着剤4が塗布されたハニカムコア2の開口端面に対し、
網目状基材5に多数の網目開孔6を残存させつつ樹脂を
付着,含浸させた表面板7を、被せて加熱加圧すること
により、製造されていた。つまり、まずハニカムコア2
側に接着剤4を塗布しておき、次に、多数の網目開孔6
が存した表面板7を被せて加熱加圧することにより、ハ
ニカムコア2に表面板7が接着されたハニカムパネル1
が製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、従来のこの種ハニカムパネル1において、接着剤
4はハニカムコア2の開口端面側、つまりハニカムコア
2のセル壁3のエッジに塗布されていたが、このような
エッジは、ハニカムコア2の開口端面の全表面積の3%
程度に過ぎないと共に、一般的に非常に肉薄で細くシャ
ープな端形状よりなる。そこで、従来のこの種ハニカム
パネル1にあっては、接着剤4が、このように僅かにセ
ル壁3のエッジに塗布されているに過ぎず、これよりは
るかに目が密で太い表面板7の網目状基材5が、十分に
接着されないという問題が指摘されていた。
【0004】すなわち、ハニカムコア2側のセル壁3に
て形成された中空空間たるセル8より、表面板7側の網
目状基材5にて形成された網目開孔6の方が、はるかに
目が密であり径が小さい。しかも、ハニカムコア2側の
セル壁3の方が、表面板7側の網目状基材5より、肉薄
で細くシャープな端形状よりなる。そして従来は、この
ように目が荒く径が大きいと共にシャープなハニカムコ
ア2側に接着剤4が塗布され、もって表面板7側に接着
されていたので、両者間の略点状にクロスした交差部分
・接触エリアたる接着箇所・接着面積が非常に少なかっ
た。つまり、従来のこの種ハニカムパネル1にあって
は、ハニカムコア2側のセル壁3のエッジに塗布された
接着剤4と、表面板7側の網目状基材5間の接触エリア
・接着箇所・接着面積が、極めて限定されていた。従っ
て、ハニカムコア2と表面板7間の接着強度が不足勝ち
となり、例えば曲げ試験を実施すると、ハニカムコア2
から表面板7が容易に剥がれやすい等、接着強度に不安
があり問題となっていた。
【0005】第2に、さてそこでこのような接着強度不
足を補うべく、接着剤4のハニカムコア2側への塗布量
を増やすことも実施されていたが、その分だけ接着剤4
の重量が増加し、ハニカムパネル1も重くなるという問
題が指摘されていた。
【0006】つまり、実際にハニカムコア2と表面板7
間の接着用として機能する接着剤4は、ハニカムコア2
側のセル壁3のエッジと表面板7側の網目状基材5と
が、略点状にクロスした交差部分・接触エリアに、塗布
されていたものに過ぎない。そして、その他の部分・エ
リアのセル壁3のエッジに塗布されていた接着剤4は、
接着機能を発揮しないが、このような無駄な接着剤4
が、上述したように全体的な塗布量を増やしたことによ
り一段と顕著化する。もってその分、接着剤4の重量が
増加しハニカムパネル1も重くなり、例えば航空機,宇
宙機器,通信機器等の構造体・部品として使用される場
合等において、最近の軽量化要請に対応できないという
指摘があった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、接着
剤を、ハニカムコア側ではなく、多数の網目開孔を残存
させつつ樹脂が付着,含浸された表面板側に、塗布し
て、両者を接着するようにしたことにより、第1に、接
着強度が向上すると共に、第2に、軽量化も実現可能
な、ハニカムパネルおよびその製造方法を提案すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、このハニカムパネル
は、中空柱状のセルの平面的集合体よりなるハニカムコ
アの開口端面に、表面板が接着されてなる。そして該表
面板は、網目状基材に多数の網目開孔を残存させつつ樹
脂を付着,含浸させた板体よりなり、該表面板とハニカ
ムコアとは、該表面板側に塗布された接着剤にて接着さ
れている。次に、請求項2については次のとおり。すな
わち、このハニカムパネルの製造方法では、まず、網目
状基材に多数の網目開孔を残存させつつ樹脂を付着,含
浸させた表面板側に、接着剤を塗布し、次に、該接着剤
が塗布された該表面板を、中空柱状のセルの平面的集合
体よりなるハニカムコアの開口端面に被せる。それから
加熱加圧することにより、該表面板とハニカムコアとが
該表面板側に塗布されていた該接着剤にて接着された、
ハニカムパネルが得られる。
【0009】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので、次の
ように作用する。このハニカムパネルにあっては、接着
剤が、ハニカムコア側ではなく表面板側に塗布され、も
って、ハニカムコアと表面板とが接着されている。つま
り、網目状基材に多数の網目開孔を残存させつつ樹脂を
付着,含浸させた表面板側に、接着剤を塗布した後、こ
のような表面板を、ハニカムコアの開口端面に被せて加
熱加圧することにより、ハニカムコアと表面板とが接着
され、もってこのハニカムパネルが製造される。
【0010】そこで第1に、このハニカムパネルにおい
て接着剤は、樹脂が付着,含浸されると共に網目開孔が
残存した表面板側の網目状基材に塗布されており、この
ような網目状基材は、ハニカムコア側の開口端面のセル
壁のエッジより、はるかに目が密であると共に肉厚で太
い端形状よりなる。そこでこのハニカムパネルは、表面
板側とハニカムコア側間において、略点状にクロスした
交差部分・接触エリアたる接着箇所・接着面積が増大
し、両者間の接着強度が向上する。第2に、そしてこの
ハニカムパネルは、このように接着強度が向上するの
で、接着強度不足を補うべく、特に接着剤の塗布量を全
体的に増やす必要もない。もって、接着機能を発揮しな
い無駄な接着剤の使用量が特に増加することもなく、そ
の分、接着剤の重量も増加せず、ハニカムパネルの軽量
化が容易に実現可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1,図2は、本発明の実施例
の説明に供し、図1の(1)図は、表面板7の概略斜視
図、(2)図は、同表面板7に接着剤4を塗布した状態
の要部の正断面拡大図、(3)図は、加熱加圧する直前
の斜視図である。図2の(1)図は、得られたハニカム
パネル9の正面説明図であり、(2)図は、要部の平断
面拡大図である。
【0012】このハニカムパネル9について、その製造
方法に沿って説明する。まずこの製造方法では、図1の
(1)図や(2)図に示したように、網目状基材5に多
数の網目開孔6を残存させつつ樹脂(図示は省略)を付
着,含浸させた表面板7側に、接着剤4が塗布される。
【0013】これらについて、更に詳述する。まず表面
板7としては、ガラス繊維,ケブラー繊維,カーボン繊
維,セラミック繊維,金属繊維,樹脂繊維,これらの複
合繊維,その他の繊維材よりなる網目状基材5に対し、
フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂や,熱可塑性樹脂を、
網目開孔6を残存させつつ付着,含浸,混入せしめたも
のが代表的である。又、このような網目状基材5として
は、目抜き材や3軸から7軸織材等が用いられ、網目状
基材5に樹脂が付着,含浸された表面板7は、柔軟性・
粘性を備えた半硬化のプリプレグ状態や、完全硬化され
た硬化板状態で準備される。なお、プリプレグ状態の表
面板7を用いた場合には、その粘性により、事後に実施
される接着剤4によるハニカムコア2への接着を、補完
するという機能を発揮する。
【0014】さて、このような表面板7に対し、1,2
液性の接着剤4が一体的に塗布,付着される。この接着
剤4としては、エポキシ樹脂やフェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂を用いたものが代表的であるが、熱可塑性のも
のも使用可能である。そして接着剤4は、スプレー方式
やローラー方式にて、樹脂が付着,含浸された網目状基
材5に塗布されるが、その際、網目状基材5の網目開孔
6を残存させることが肝要である。もって例えば、塗布
される接着剤4の粘度を調整することにより、網目状基
材5の目詰まり発生を防止したり、発生した目詰まりを
エアーブロー等により開放・除去することにより、網目
状基材5の網目開孔6が残存せしめられ、所定の開孔率
が確保される。
【0015】次に、この製造方法では、図1の(3)図
に示したように、このように接着剤4が塗布された表面
板7が、中空柱状のセル8の平面的集合体よりなるハニ
カムコア2の開口端面に被せられる。図中10はセパレ
ーターであり、11は当板治具である。これらについ
て、更に詳述する。まずハニカムコア2は、セル壁3に
て各々独立空間に区画された、中空柱状の多数のセル8
の平面的集合体よりなる。セル壁3そしてセル8の断面
形状は、図示のように正六角形が代表的であるが、台形
状,三角形状,四角形状,その他各種形状のものが可能
である。セル壁3つまりハニカムコア2の母材として
は、アルミニウム箔その他の金属箔,アラミド紙その他
の特殊紙,塩ビシートその他のプラスチックシート,繊
維強化プラスチックシート(FRPシート),その他パ
ルプを含む有機系や無機系の複合材、等々が用いられ
る。そしてハニカムコア2は、重量比強度に優れ、軽量
であると共に高い剛性・強度を備えるのを始め、平面精
度,保温性,断熱性,遮音性,等々にも優れるという特
性が知られている。そして図示例では、このようなハニ
カムコア2の上下の両開口端面に、前述により準備され
ていた例えばプリプレグ状態の表面板7が被せられ、上
下にそれぞれ、セパレーター10を介し当板治具11が
セットされる。
【0016】しかる後この製造方法では、図1の(3)
図そして図2の(1)図や(2)図に示したように、加
熱加圧を実施することにより、表面板7とハニカムコア
2とが、前述により表面板7側に塗布されていた接着剤
4にて接着され、もってハニカムパネル9が製造され
る。すなわち、ハニカムコア2の両開口端面の表面板7
を、セパレーター10を介し当板治具11にて加圧しつ
つ、例えばプリプレグ状態の表面板7の硬化温度や接着
剤4の硬化温度にて、加熱することにより、ハニカムコ
ア2の両開口端面にそれぞれ表面板7が接着され、もっ
てハニカムパネル9が製造される。そして、このように
製造されたハニカムパネル9は、中空柱状のセル8の平
面的集合体よりなるハニカムコア2の開口端面に表面板
7が接着されてなり、表面板7は、網目状基材5に多数
の網目開孔6を残存させつつ樹脂を付着,含浸させた板
体よりなり、表面板7とハニカムコア2とは、表面板7
側に塗布されていた接着剤4にて接着されてなる。な
お、このハニカムパネル9は、例えば航空機,宇宙機
器,通信機器等の構造体・部品として使用される。
【0017】本発明は、以上説明したようになってい
る。そこで以下のようになる。このハニカムパネル9に
あっては、接着剤4が、ハニカムコア2側ではなく表面
板7側に塗布され、もって、ハニカムコア2と表面板7
とが接着されている(図2参照)。そして、このような
ハニカムパネル9は、まず、網目状基材5に多数の網目
開孔6を残存させつつ樹脂を付着,含浸させた表面板7
側に、接着剤4を塗布した後、このように接着剤4が塗
布された表面板7を、ハニカムコア2の開口端面に被せ
て加熱加圧することにより、表面板7側の網目状基材5
に塗布されていた接着剤4にて、ハニカムコア2と表面
板7とが接着され、もってハニカムパネル9が製造され
る(図1参照)。さてそこで、このハニカムパネル9お
よびその製造方法にあっては、次の第1,第2のように
なる。
【0018】第1に、このハニカムパネル9において接
着剤4は、表面板7側、つまり樹脂が付着,含浸され網
目開孔6が残存した網目状基材5に塗布されており、こ
のような表面板7の網目状基材5は、ハニカムコア2側
の開口端面のセル壁3のエッジより、はるかに、目が密
であると共に肉厚で太い端形状よりなる。そして接着剤
4は、このような網目状基材5に塗布されているので、
前述した図3のこの種従来例のようにハニカムコア2側
の開口端面、つまり目が荒いと共に肉薄で細くシャープ
な端形状のセル壁3のエッジに塗布された場合に比し、
より十分で確実な接着が実現される。つまり、このハニ
カムパネル9にあっては、表面板7側とハニカムコア2
側間において、略点状にクロスした交差部分・接触エリ
アたる接着箇所・接着面積が増大し、もって両者間が強
固に接着され、接着強度が向上する。
【0019】第2に、そしてこのハニカムパネル9にあ
っては、このように表面板7側に接着剤4を塗布したこ
とにより、上述したように接着強度が向上するので、前
述した図3のこの種従来例のように、接着強度不足を補
うべく、特に接着剤4の塗布量を増やす必要もない。す
なわち、実際にハニカムコア2と表面板7間の接着用と
して機能する接着剤4は、ハニカムコア2側のセル壁3
のエッジと表面板7側の網目状基材5とが、略点状にク
ロスした交差部分・接触エリアに塗布されていたものに
過ぎず、その他の部分・エリアの網目状基材5に塗布さ
れていた接着剤4は、接着機能を発揮しない。さてそこ
で、このハニカムパネル9にあっては、全体的な接着剤
4の塗布量を増やす必要がないので、前述した図3のこ
の種従来例のように、このように接着機能を発揮しない
無駄な接着剤4の使用量が、特に増加することもない。
もってその分、接着剤4の重量が増加することもなく、
ハニカムパネル9の軽量化が実現可能となる。
【0020】なお、以上説明した実施例のハニカムパネ
ル9にあっては、芯材たるハニカムコア2の両開口端面
に、それぞれ表面板7が接着されていたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、ハニカムコア2の片側の
開口端面のみに、表面板7が接着されたハニカムパネル
9も勿論可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るハニカムパネルおよびその
製造方法は、以上説明したように、接着剤を、ハニカム
コア側ではなく、多数の網目開孔を残存させつつ樹脂が
付着,含浸された表面板側に、塗布して、両者を接着す
るようにしたことにより、次の効果を発揮する。
【0022】第1に、接着強度が向上する。すなわち、
このハニカムパネルは、表面板側に接着剤が塗布されて
いるので、前述したこの種従来例に比し、多数の網目開
孔が残存した表面板とハニカムコアが、より確実に接着
されるようになり、例えば曲げ試験を実施してもハニカ
ムコアから表面板が剥がれない等、接着強度に優れてい
る。
【0023】第2に、軽量化も実現される。すなわち、
このハニカムパネルは、多数の網目開孔が残存した表面
板側に接着剤を塗布したことにより、上述したように接
着強度に優れてなるので、前述したこの種従来例のよう
に、特に接着剤の塗布量を増やす必要もない。従って、
無駄な接着剤の使用量が少なく、その分、接着剤の重量
が軽減され、ハニカムパネルの軽量化が容易に実現可能
となる。もって例えば航空機,宇宙機器,通信機器等の
構造体・部品として、最近の軽量化要請にも十分対応可
能となる。このように、この種従来例に存した問題点が
一掃される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大
なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハニカムパネルおよびその製造方
法の実施例の説明に供し、(1)図は、表面板の概略斜
視図、(2)図は、同表面板に接着剤を塗布した状態の
要部の正断面拡大図、(3)図は、加熱加圧する直前の
斜視図である。
【図2】同実施例の説明に供し、(1)図は、得られた
ハニカムパネルの正面説明図であり、(2)図は、要部
の平断面拡大図である。
【図3】この種従来例のハニカムパネルおよびその製造
方法の説明に供し、(1)図は、加熱加圧する直前の斜
視図、(2)図は、ハニカムパネルの要部の平断面拡大
図である。
【符号の説明】
1 ハニカムパネル(従来例のもの) 2 ハニカムコア 3 セル壁 4 接着剤 5 網目状基材 6 網目開孔 7 表面板 8 セル 9 ハニカムパネル(本発明のもの) 10 セパレーター 11 当板治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空柱状のセルの平面的集合体よりなる
    ハニカムコアの開口端面に表面板が接着されたハニカム
    パネルであって、該表面板は、網目状基材に多数の網目
    開孔を残存させつつ樹脂を付着,含浸させた板体よりな
    り、該表面板とハニカムコアとは、該表面板側に塗布さ
    れた接着剤にて接着されていること、を特徴とするハニ
    カムパネル。
  2. 【請求項2】 まず、網目状基材に多数の網目開孔を残
    存させつつ樹脂を付着,含浸させた表面板側に、接着剤
    を塗布し、次に、該接着剤が塗布された該表面板を、中
    空柱状のセルの平面的集合体よりなるハニカムコアの開
    口端面に被せた後、 加熱加圧することにより、該表面板とハニカムコアとが
    該表面板側に塗布されていた該接着剤にて接着された、
    ハニカムパネルを得ること、を特徴とするハニカムパネ
    ルの製造方法。
JP3759795A 1995-02-02 1995-02-02 ハニカムパネルおよびその製造方法 Pending JPH08207179A (ja)

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Cited By (2)

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