JPH08206267A

JPH08206267A - 台巾を狭くした卓球台

Info

Publication number: JPH08206267A
Application number: JP7050295A
Authority: JP
Inventors: Hiroji Sugiyama; 博治杉山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-01-31
Filing date: 1995-01-31
Publication date: 1996-08-13

Abstract

(57)【要約】【目的】この発明は、廊下など長さはあるが横幅のな
い場所で使える卓球台を提供する。【構成】公式規格の卓球台（６）の台巾を狭めて半分
台（１）とし、サイドライン（３）、センターライン
（４）及びエンドライン（５）を施して、ネット（２）
の長さと脚部（７）の造作をこの台巾に合わせて設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、台巾を狭くして、横
に広い設置場所が要らない卓球台に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、公式規格に則った卓球台があり、
学校、公民館、体育館、会議室など縦、横に広い場所の
有るところで使われていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、横に巾のない
廊下などでの使用は意外と人の往来を妨げるため、敬遠
されていた。卓球台は、室内競技の用具として楽しむの
には横に巾があるため、台の左右には相当な広さの場所
の有ることが条件であったためである。たとえば、建築
基準法で定める廊下の巾は共同住宅１．２、病院１．
６、学校２．３メートル以上、事務所片廊下１．５〜
２．０、中廊下１．９〜２．５メートル位に対し、１．
５メートルを超える巾がある卓球台はこれらの場所に置
けないか、卓球台の占める割合が高くなり過ぎる欠点が
あった。これが、室内競技として老若男女の軽い運動に
適していながら、卓球が一般家庭の運動具として、会社
の福利厚生用具として普及しない要因となっていた。
又、一般家庭や会社の廊下などの縦方向には余裕がある
が横にはあまり隙がない場所に設置できて、卓球ではな
く、ピンポン感覚の卓球台が無かったためである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本案はこれを解決するた
めに発明したもので、以下図１によって説明すれば、（イ）公式規格の卓球台（６）の台巾を半分にして半分
台（１）にする。（ロ）ネット（２）の長さと脚部（７）を半分台（１）
に合うようにする。（ハ）脚部（７）の調整具（８）で台の水平度を保つ。（ニ）そして、半分台（１）にサイドライン（３）、セ
ンターライン（４）及びエンドライン（５）を施す。

【０００５】

【作用】

（イ）台の巾が狭くなるので、設置場所の横幅に占める
割合が低くなり、人の往来にも支障がなくなる。

【０００６】

【実施例】

（イ）公式規格の卓球台（６）の台巾を概ね２分の１巾
の半分台（１）にする。（ロ）ネット（２）の長さと脚部（７）の装置において
は、半分台（１）の巾に合わせて施す。（ハ）半分台（１）の台の長さ高さは、公式規格の卓球
台（６）と同じとする。（ニ）半分台（１）にサイドライン（３）、センターラ
イン（４）及びエンドライン（５）を白色で施す。（ホ）台の水平度を保つため、脚部（７）の各脚下端部
に回転して固定できる調整具（８）を施す。また、他の実施例として、（イ）公式規格の卓球台（６）の台巾の４分の３程度を
台巾とした半分台（１）´とし、ネット（２）の長さと
脚部（７）の装置においては、これに合わせて施す。（ロ）公式規格の卓球台（６）の台巾の４分の３程度の
台巾は０．４０メートル程狭くなる１．１５メートル位
で、その結果、事務所片廊下１．５〜２．０、中廊下
１．９〜２．５メートル位の廊下では、人の往来が出来
る台巾となる。（ハ）脚部（７）の装置においては、半分台（１）
（１）´は垂直に立てられて、これを対の半分台（１）
（１）´に付けて独り打ちが出来るように施しておくと
良い。また、台を２０センチ位低く出来る調節機能を付
加しておく事が望ましい。（ニ）半分台（１）（１）´の台面は、グリーン色に限
定せず、もっと明るい色で施し、また、気分転換を図る
のに効果的な模様などを施すことも出来る。（ホ）また、ラケット、球などの道具収納部（９）は半
分台（１）（１）´適所に設けておくことも出来る。本発明は、以上のような構成でこれを使用するときは、
台巾が公式規格の２分の１で０．７５メートル位、４分
の３で１．１５メートル程度になったので、事務所片廊
下１．５〜２．０、中廊下１．９〜２．５メートル位と
なっている廊下で使う事が出来る。

【０００７】

【発明の効果】

（イ）自宅内や会社の廊下など横幅に制限のある所でも
これを使うことが出来、ピンポン感覚の室内運動器具と
して楽しめる。（ロ）台の長さは、公式規格と同じなので、玉を打つ力
加減は同じである。また、台の高さは、小学校低学年位
の身長でも楽しめるように、低くも調節出来るので、車
イスの人でも、狭い室内での運動が可能である。（ハ）台巾が狭くなったので、お互いに打ち返す玉にコ
ントロールが付くようになる。（ニ）垂直に立てて廊下などに置いても、人の往来の妨
げにならない。（ホ）台に模様が施してある場合においては、相手台に
打ち返した球の着地がどの地点の模様であったかによっ
て点数を競う方法も考えられ、単に行う卓球とは違った
遊びを行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の他の実施例の斜視図

【符号の説明】

（１）（１）´は半分台（２）はネット（３）はサイドライン（４）はセンターライン（５）はエンドライン（６）は公式規格の卓球台（７）は脚部（８）は調整具（９）は道具収納部（１０）はサポート部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】公式規格の卓球台（６）の台巾を狭めて半
分台（１）とし、ネット（２）の長さと脚部（７）の装
置をこの台巾に合わせた、台巾を狭くした卓球台。
【請求項２】サイドライン（３）、センターライン
（４）及びエンドライン（５）を半分台（１）に施した
請求項１記載の台巾を狭くした卓球台。