JPH08204969A - ディジタル画像信号の階層符号化装置 - Google Patents

ディジタル画像信号の階層符号化装置

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JPH08204969A
JPH08204969A JP2736295A JP2736295A JPH08204969A JP H08204969 A JPH08204969 A JP H08204969A JP 2736295 A JP2736295 A JP 2736295A JP 2736295 A JP2736295 A JP 2736295A JP H08204969 A JPH08204969 A JP H08204969A
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哲二郎 近藤
Yasuhiro Fujimori
泰弘 藤森
Kenji Takahashi
健治 高橋
Kunio Kawaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号化の効率を向上させ、複数の解像度を有
する画像信号を伝送できる。 【構成】 第1階層の入力画像データd0から間引き回
路2によって、間引き処理された第2階層の階層データ
d1が形成される。同様に間引き回路3では第3階層の
階層データd2、間引き回路4では第4階層の階層デー
タd3、間引き回路5では第5階層の階層データd4を
形成する。入力階層データd0は、符号化器6におい
て、符号化され第1階層のデータとして、伝送される。
その符号化データd5は、復号器11およびクラス分類
適応予測回路15を介して、減算器19において、d1
から予測値d7が減算され、その減算値d8が符号化器
7へ供給される。符号化器7からの符号化データd9
は、第2階層の階層のデータとして、伝送される。同様
な処理により、第3階層の符号化データd13、第4階
層の符号化データd17、第5階層の符号化データd2
1が伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像信号
の階層符号化装置において、メモリの無駄を防ぐことが
できるディジタル画像信号の階層符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高能率符号化および復号の例とし
ては、特開昭54−74623号公報に記載されている
BTC(Block Truncation Coding )および本出願人が
特願平4−155719号において、提案しているクラ
ス分類適応予測があり、さらに、階層符号化としては、
特開昭63−306789号公報において提案されてい
るピラミッド符号化などが挙げられる。
【0003】階層符号化とは、高解像度画像信号を第1
の階層(あるいはレベル)として、これより解像度が低
い第2の階層の画像信号、第2の階層の画像信号より解
像度が低い第3の階層の画像信号、・・・を形成する符
号化である。この階層符号化によれば、複数の階層の画
像信号を一つの伝送路(通信路、記録/再生プロセス)
を介して伝送し、受信側では、複数の階層とそれぞれ対
応するテレビジョンモニタの何れか一つにより伝送画像
データを再生することができる。
【0004】より具体的には、標準解像度ビデオ信号、
ハイビジョン信号等の高解像度ビデオ信号、コンピュー
タディスプレイの画像データ、画像データベースを高速
検索するための低解像度ビデオ信号等が異なる解像度の
ビデオ信号として存在している。また、解像度の高低以
外に、画像の縮小に対しても、かかる階層符号化を応用
することが可能である。
【0005】従来の階層符号化のエンコーダ構成例を図
8に、デコーダ構成例を図9に示す。この例では5段の
階層構造が使用されている。例えば、5階層符号化にお
いて面積比が逐次、1、1/4、1/16、1/64、
1/256のように構成される。処理の基本的な考え方
は図8のエンコーダ側において、間引きフィルタと補間
フィルタを使用することで、入力画像信号を解像度の異
なる複数の階層画像データに分解する。入力画像に間引
きフィルタを多段に施すことにより、逐次、画素数の少
ない縮小画像を生成する。
【0006】ここで、従来の階層符号化装置のエンコー
ダ側の詳細な説明を図8のブロック図を用いて行う。入
力端子111を介して原画像データd80として間引き
回路112および符号化器116へ供給される。符号化
器116では、何らかの圧縮のための処理が原画像デー
タd80に対して実行され、生成された第1階層の符号
化データd85が出力端子121を介して伝送される。
【0007】間引き回路112では、供給された原画像
データd80に対して、水平方向に1/2および垂直方
向に1/2づつ画素の間引き処理が実行され、間引きデ
ータd81が生成される。この間引きデータd81は、
第2階層データに対応する。生成された間引きデータd
81は、間引き回路113および符号化器117へ供給
される。符号化器117では、上述と同様の処理が原画
像データd81に対して実行され、生成された第2階層
の符号化データd86が出力端子122を介して伝送さ
れる。
【0008】また、間引きデータd81に対して、間引
き回路113では、上述の間引き回路112と同様な処
理が施され、間引きデータd82が生成される。この間
引きデータd82は、第3階層データに対応する。生成
された間引きデータd82は、間引き回路114および
符号化器118へ供給される。符号化器118では、上
述と同様の処理が原画像データd82に対して実行さ
れ、生成された第3階層の符号化データd87が出力端
子123を介して伝送される。
【0009】そして、間引き回路114でも同様に間引
きデータd82に対して上述の間引き回路112および
113と同様な処理が施され、間引きデータd83が生
成される。この間引きデータd83は、第4階層データ
に対応する。生成された間引きデータd83は、間引き
回路115および符号化器119へ供給される。符号化
器119では、上述と同様の処理が原画像データd83
に対して実行され、生成された第4階層の符号化データ
d88が出力端子124を介して伝送される。
【0010】さらに、間引き回路115でも同様に間引
きデータd83に対して上述の間引き回路112、11
3および114と同様な処理が施され、間引きデータd
84が生成される。この間引きデータd84は、第5階
層データに対応する。生成された間引きデータd84
は、符号化器120へ供給される。符号化器120で
は、上述と同様の処理が原画像データd84に対して実
行され、生成された第5階層の符号化データd89が出
力端子125を介して伝送される。
【0011】一方、図9のデコーダ構成例では、図8に
示したエンコーダの逆処理が実行される。図8のエンコ
ーダで生成された各階層データd85〜d89は、デコ
ーダにおいて、d110〜d114として受信される。
先ず、入力端子131から供給される第1階層入力デー
タd100は、復号器136においてエンコーダで施さ
れた符号化に対応する復号処理が行われ、通常の画像デ
ータd105となり、第1階層の出力となり、出力端子
141から取り出される。
【0012】入力端子132から供給される第2階層入
力データd101は、復号器137においてエンコーダ
で施された符号化に対応する復号処理が行われ、通常の
画像データd106となり、第2階層の出力となり、出
力端子142から取り出される。また、入力端子133
から供給される第3階層入力データd102は、復号器
138においてエンコーダで施された符号化に対応する
復号処理が行われ、通常の画像データd107となり、
第3階層の出力となり、出力端子143から取り出され
る。
【0013】さらに、入力端子134から供給される第
4階層入力データd103は、復号器139においてエ
ンコーダで施された符号化に対応する復号処理が行わ
れ、通常の画像データd108となり、第4階層の出力
となり、出力端子144から取り出される。そして、入
力端子135から供給される第5階層入力データd10
4は、復号器140においてエンコーダで施された符号
化に対応する復号処理が行われ、通常の画像データd1
09となり、第5階層の出力となり、出力端子145か
ら取り出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の階層符
号化では、対象画像を複数の解像度の異なる画像で表現
することが実現される反面、エンコーダ側において複数
の画像に分解した上で符号化を施すため、階層数に応じ
て符号化対象画素数が増加し圧縮効率が低下するという
問題があった。
【0015】従って、この発明の目的は、これらを鑑み
て圧縮効率を低下させることなく、複数の解像度を有す
る階層を伝送することができるディジタル画像信号の階
層符号化装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力画像デ
ータが供給され、この入力画像データと異なる解像度を
表現する、少なくとも第1および第2の階層データへ分
割し、第1および第2の階層データを伝送するようにし
たディジタル画像信号の階層符号化装置において、第1
の階層の画素を間引くことにより、第2の階層データを
形成するための間引き手段と、第1の階層データから第
2の階層データを予測する手段と、予測された第2の階
層データと第2の階層データとの差分値を符号化する符
号化手段と第1および第2の階層データの符号化出力と
を伝送するために出力する手段とからなるディジタル画
像信号の階層符号化装置である。
【0017】
【作用】クラス分類適応予測によって、下位階層から上
位階層のデータを予測し、その予測データと上位階層デ
ータとの差分を形成し、また、予測方式としてクラス分
類適応予測を使用することによって効率の良い圧縮を行
うことができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明のディジタル画像信号の階層
符号化装置の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。先ず、圧縮効率を向上させるために、下位階層
データから上位階層データを予測し、上位階層データと
その予測値との差分を符号化する実施例を説明する。こ
こで、下位階層データとは、画素数の多い階層データで
あり、上位階層データとは、下位階層データに対して間
引き処理を行うことにより画素数が間引かれた階層デー
タを指す。
【0019】図1は、階層符号化のエンコーダ側の構成
例を示す。入力端子1を介して第1階層データが入力画
像データd0として間引き回路2および符号化器6へ供
給される。入力画像データd0は、間引き回路2におい
て、上述したように水平方向に1/2の画素の間引きが
行われると共に、垂直方向にも1/2の画素の間引きが
行われる。すなわち、第1階層の入力画像データd0に
対して、面積比で1/4に間引き処理が実行され、階層
データd1が生成される。この階層データd1は、図2
に示す第2階層データに対応する。生成された階層デー
タd1は、間引き回路3および減算器19へ供給され
る。
【0020】階層データd1に対して、間引き回路3で
は、上述の間引き回路2と同様な処理が施され、第1階
層の入力画像データd0に対して、面積比で1/16に
間引き処理が実行され、階層データd2が生成される。
この階層データd2は、第3階層データに対応する。生
成された階層データd2は、間引き回路4および減算器
20へ供給される。また、間引き回路4でも同様に階層
データd2に対して上述の間引き回路2および3と同様
な処理が施され、第1階層の入力画像データd0に対し
て、面積比で1/64に間引き処理が実行され、階層デ
ータd3が生成される。この階層データd3は、第4階
層データに対応する。階層データd3は、間引き回路5
および減算器21へ供給される。さらに、間引き回路5
でも同様に階層データd3に対して上述の間引き回路
2、3および4と同様な処理が施され、第1階層の入力
画像データd0に対して、面積比で1/256に間引き
処理が実行され、階層データd4が生成される。この階
層データd4は、第5階層データに対応する。生成され
た階層データd4は、減算器22へ供給される。
【0021】そして、これら5つの階層データについて
隣接階層間データによる差分演算が行われる。先ず、第
1階層においては、高能率圧縮符号化、可変長符号化等
の何らかの圧縮のための処理が符号化器6において、実
行される。この符号化器6の符号化データd5は、出力
端子27を介して伝送されると共に、復号器11へも供
給される。この符号化データd5は、第1階層のデータ
である。符号化データd5が供給された復号器11にお
いて、復号された復号データd6がクラス分類適応予測
回路15へ供給される。クラス分類適応予測回路15で
は、復号データd6を使用して予測処理がなされ、第2
階層データの予測値d7が生成され、減算器19へ供給
される。この減算器19では、間引き回路2から供給さ
れる階層データd1と予測値d7との差分値が求めら
れ、その差分値d8が符号化器7へ供給される。
【0022】差分値d8が供給された符号化器7では、
符号化器6と同様に圧縮処理が行われる。この符号化器
7の符号化データd9は、復号器12へ供給される。こ
の符号化データd9は、第2階層データとして出力端子
28を介して伝送される。符号化器7から符号化データ
が供給された復号器12において、復号された復号デー
タd10がクラス分類適応予測回路16へ供給される。
クラス分類適応予測回路16では、復号データd10を
使用して予測処理がなされ、第3階層データの予測値d
11が生成され、減算器20へ供給される。この減算器
20では、間引き回路3から供給される階層データd2
と予測値d11との差分値が求められ、その差分値d1
2が符号化器8へ供給される。
【0023】次に、差分値d12が供給された符号化器
8では、上述した符号化器と同様な圧縮処理が行われ
る。この符号化器8の符号化データd13は、復号器1
3へ供給される。この符号化データd13は、第3階層
データとして出力端子29を介して伝送される。符号化
器8から符号化データd13が供給された復号器13に
おいて、復号された復号データd14がクラス分類適応
予測回路17へ供給される。クラス分類適応予測回路1
7では、復号データd14を使用して予測処理がなさ
れ、第4階層データの予測値d15が生成され、減算器
21へ供給される。この減算器21では、間引き回路4
から供給される階層データd3と予測値d15との差分
値が求められ、その差分値d16が符号化器9へ供給さ
れる。
【0024】そして、差分値d16が供給された符号化
器9では、上述した符号化器と同様な圧縮処理が行われ
る。この符号化器9の符号化データd17は、復号器1
4へ供給される。この符号化データd17は、第4階層
データとして出力端子30を介して供給される。符号化
器9から符号化データd17が供給された復号器14に
おいて、復号された復号データd18がクラス分類適応
予測回路18へ供給される。クラス分類適応予測回路1
8では、復号データd18を使用して予測処理がなさ
れ、第5階層データの予測値d19が生成され、減算器
22へ供給される。この減算器22では、間引き回路5
から供給される階層データd4と予測値d19との差分
値が求められ、その差分値d20が符号化器10へ供給
される。
【0025】また、差分値d20が供給された符号化器
10では、上述した符号化器と同様な圧縮処理が行われ
る。この符号化器10の符号化データd21は、第5階
層データとして出力端子31を介して伝送される。この
ように、符号化対象画素数の増加を防止した階層符号化
において、クラス分類適応予測が適用される。
【0026】次に、この発明の一実施例の階層符号化の
デコーダ側の構成例を図2に示す。図1に示すエンコー
ダで生成された第1〜第5の各階層の符号化データd
5、d9、d13、d17、d21は、d30〜d34
として受信される。先ず、入力端子41から供給される
第1階層入力データd30は、復号器46においてエン
コーダで施された符号化に対応する復号処理が行われ、
画像データd35となり、クラス分類適応予測回路51
へ供給される。また画像データd39は、第1階層の出
力として、出力端子59から取り出される。
【0027】クラス分類適応予測回路51では、第1階
層の画像データに対してクラス分類適応予測が施され、
第2階層データの予測値d40が生成される。復号器4
7において復号されたデータd36と予測値d40が加
算器55で加算される。加算器55から画像データd4
1がクラス分類適応予測回路52へ供給される。また画
像データd41は、第4階層の出力として、出力端子6
0から取り出される。
【0028】そして、クラス分類適応予測回路52で
は、上述と同様に第2階層の画像データに対してクラス
分類適応予測が施され、第3階層データの予測値d42
が生成される。復号器48において復号されたデータd
37と予測値d42の加算が加算器56で行われる。加
算器56から画像データd43がクラス分類適応予測回
路53へ供給される。また画像データd43は、第3階
層の出力として、出力端子61から取り出される。
【0029】また、クラス分類適応予測回路53では、
上述と同様に第3階層の画像データに対してクラス分類
適応予測が施され、第4階層データの予測値d44が生
成される。復号器49において復号されたデータd38
と予測値d44の加算が加算器57で行われる。加算器
57から画像データd45がクラス分類適応予測回路5
4へ供給される。また画像データd45は、第4階層の
出力として、出力端子62から取り出される。
【0030】さらに、クラス分類適応予測回路54で
は、上述と同様に第4階層の画像データに対してクラス
分類適応予測が施され、第5階層データの予測値d46
が生成される。復号器50において復号されたデータd
39と予測値d46の加算が加算器58で行われる。加
算器58から画像データd47が第5階層の出力とし
て、出力端子63から取り出される。これらにより、最
終的に画素数の異なる5階層の復元画像を並列に得るこ
とができる。また、符号化対象画素数の増加を防止した
階層符号化において、クラス分類適応予測を導入するこ
とで符号化効率の向上を図ることが可能となる。
【0031】さて、ここで符号化効率の向上のために用
いられたクラス分類適応予測について説明を行う。クラ
ス分類適応予測とは、入力信号の特徴に基づき入力信号
をいくつかのクラスに分類し、予め用意されたクラス毎
の適切な適応予測を実行する手法であり、画質劣化の少
ない圧縮効率の高い階層符号化を実現することができる
ものである。
【0032】先ず、クラス分類法の例としては、入力信
号(8ビットPCMデータ)に対しクラス生成タップを
設定し、入力信号の波形特性によりクラスを生成する手
法が挙げられる。信号波形のクラス生成法としては次の
例などが提案されている。 1)PCMデータを直接使用する方法 2)ADRCを適用する方法 3)DPCMを適用する方法 4)BTCを適用する方法 5)VQを適用する方法 6)DCT(アダマール変換)を適用する方法
【0033】PCMデータを直接使用する場合、クラス
分類用に8ビットデータを7画素使用すると、256とい
う膨大な数のクラスに分類される。信号波形の特徴を掴
むという意味では理想的ではあるが、回路上の負担は大
きく、実用上は問題である。そこで実際はADRC(Ad
aptive Dynamic Range Coding )などを適用しクラス数
の削減を図る。このADRC、例えば特開昭61−14
4989号公報に記載されているものは、信号圧縮技術
として開発された手法であるが、クラス表現に使用する
ことにも適している。基本的には再量子化処理であり、
式(1)で示される。
【0034】
【数1】 但し、ci :ADRCコード yi :上位階層画素値 MIN:近傍領域内最小値 DR:近傍領域内ダイナミックレンジ k:再量子化ビット数
【0035】注目画素近傍の数画素に対し式(1)で定
義されるADRCを用いて生成されるADRCコードよ
りクラス分類を行う。例えば7タップデータに対し1ビ
ットADRCを適用すると、7画素のデータから定義さ
れるダイナミックレンジに基づき、7画素中の最小値を
除去した上で各タップの画素値を適応的に1ビット量子
化するので、128クラスに削減することが可能とな
る。他に圧縮技術として一般的な、DPCM(予測符号
化)、BTC(Blok Truncation Coding)、VQ(Vect
or Quantization )、DCT(Discrete Cosine Transf
orm )などの周波数領域クラスが挙げられる。
【0036】また、クラス分類の性能を更に向上させる
ため、下位階層データのアクティビティーも考慮した上
でクラス分類が行われることがある。アクティビティー
の判定法の例としては、クラス分類法にADRCを使用
した場合、ダイナミックレンジを用いることが多い。ま
た、DPCMならば差分絶対値和、BTCのときは標準
偏差の絶対値などが用いられる。また、上記の学習過程
において、アクティビティーの小さい学習分布は学習対
象からはずす。この理由は、アクティビティーの小さい
部分はノイズの影響が大きく、本来のクラスの予測値か
ら外れることが多い。それを学習に入れると予測精度が
低下する。これを避けるため、学習においては、アクテ
ィビティーの小さい画素分布を除外する。こうして分類
されたクラス毎に適応予測を実行するが、適応予測とし
ては予め学習された予測係数を用いた予測演算を行う方
式と、重心法により予測値を学習しておく方式が提案さ
れている。
【0037】次に、予め学習により生成されたクラス毎
の予測係数を用いた予測演算を行う適応予測について説
明する。図3A、Bに示すように、下位階層の4画素x
0 〜x3 から上位階層データy4 が生成される場合、下
位階層データより上位階層データを予測する。例えば、
下位階層データx0 〜x15の16画素により予測タップ
を構成し、上位階層データy´を予測する。このときの
予測式の一例を式(2)に示す。
【0038】
【数2】 但し、y´:上位階層予測値 xi :下位階層予測タップ画素値 wi :予測係数
【0039】例えば、1ビットADRCによって、図3
Aに示すある画素をクラス分類した場合、各クラス毎に
生成された予測係数と下位階層データとの積和演算によ
り上位階層データを予測する。この例においては、図3
Bに示すように、x0 〜x15の16画素よりy4 が予測
される。
【0040】ここで、クラス分類適応予測の一例の回路
構成を図3Cに示す。71で示す入力端子から入力信号
INがクラス分類部72および予測演算部74へ供給さ
れる。クラス分類部72においては、上述のようなクラ
ス分類処理に基づき、入力信号INに対するクラスd6
0が生成される。このクラスd60をアドレスとして予
測係数ROM73より予測係数d61が予測演算部74
に供給される。予測演算部74において、入力信号IN
と予測係数d61を用いて式(2)の予測演算が実行さ
れ、出力端子75を介して演算結果、すなわち予測値が
取り出される。
【0041】次に、上述した予測係数は、予め学習によ
り生成しておくが、その学習方法について説明する。式
(2)の線形一次結合モデルに基づく予測係数を最小自
乗法により生成する一例を示す。最小自乗法は次のよう
に適用される。一般化した例として、Xを入力データ、
Wを予測係数、Yを予測値として次の式を考える。 観測方程式:XW=Y (3)
【数3】
【0042】上述の観測方程式により収集されたデータ
に最小自乗法を適用する。式(2)の例においては、n
=16、mが学習データ数となる。式(3)の観測方程
式をもとに、式(5)の残差方程式を考える。 残差方程式:
【数4】
【0043】式(5)の残差方程式から、各wi の最確
値は、
【数5】 を最小にする条件が成り立つ場合と考えられる。すなわ
ち、式(6)の条件を考慮すれば良いわけである。
【0044】
【数6】 式(6)のiに基づく条件を考え、これを満たすw1
2 、‥‥、wn を算出すれば良い。そこで、残差方程
式の式(5)から式(7)が得られる。
【0045】
【数7】 式(6)と式(7)により式(8)が得られる。
【0046】
【数8】 そして、式(5)と式(8)から正規方程式として式
(9)が得られる。
【0047】
【数9】
【0048】式(9)の正規方程式は、未知数の数nと
同じ数の方程式を立てることが可能であるので、各wi
の最確値を求めることができる。そして、掃き出し法
(Gauss-Jordanの消去法)を用いて連立方程式を解く。
【0049】ここで、この最小自乗法を用いた学習をソ
フトウェアで行う一例を図4のフローチャートに示す。
先ず、ステップ81の学習データ形成では、入力データ
に対しクラス分類が行われる。ステップ83のクラス決
定において、この例では16画素のデータ変化が検出さ
れる。ステップ84の正規方程式生成では、各クラス毎
に式(9)に示す正規方程式を生成する。このとき一般
に、ノイズの影響を排除するため、入力データ変化のア
クティビティーが小さいものを学習対象から除外する。
この学習プロセスにおいて、多くの学習データが登録さ
れた正規方程式が生成される。学習対象データが終了す
るまで、正規方程式生成プロセスが繰り返される。
【0050】すなわち、ステップ82のデータ終了で
は、学習対象データ数の終了が確認されるまで上述のプ
ロセスが繰り返される。そして、学習対象データ数の終
了が確認された場合、このステップ82(データ終了)
からステップ85の予測係数決定へ制御が移る。ステッ
プ85(予測係数決定)では、多くの学習データより生
成された、クラス毎の式(9)の正規方程式が解かれ
る。その連立方程式の解法として、この一例では、上述
した掃き出し法が用いられる。こうして得られた予測係
数は、ステップ86の予測係数登録において、クラス別
にアドレス分割されたROM等の記憶部に登録される。
このような学習過程により、クラス分類適応予測の予測
係数が生成される。
【0051】次に、クラス分類適応予測の適応処理法と
して、重心法により予測値を学習するときの手法の一例
について説明する。上述のように下位階層データの信号
の特徴に基づき分類されたクラス毎に、予め最適補間値
を重心法により生成する。例えば、上述したように、図
3Bの下位階層を用いて、1ビットADRCを施すこと
により、クラス分類する場合を考える。図5の学習フロ
ーチャートに沿って手順を示す。ステップ91の初期化
では、先ず、全てのクラスの度数カウンタN(*)と、
全てのクラスのデータテーブルE(*)を初期化する。
ここで、一例として、あるクラスをC0とすると、対応
する度数カウンタは、N(C0)、対応するデータテー
ブルはE(C0)と定義する。また、*はクラスの全て
を示す。
【0052】次に、ステップ92のクラス検出におい
て、学習対象画素近傍データからクラスCを決定する。
このクラス分類手法としては、上述したようにADRC
の他にも、PCM、DPCM、BTC、VQ、DCTな
どの表現法が考えられる。また、クラス分類対象データ
より構成されるブロックのアクティビティーを考慮する
場合は、クラス数をアクティビティーによる分類の種類
だけ増やしておく。そして、ステップ93のデータ検出
では、この学習対象となる上位階層画素値yが検出さ
れ、ステップ94のクラス別データ加算では、クラスC
毎に検出された上位階層画素値yを加算する。すなわ
ち、クラスCのデータテーブルE(*)を生成する。
【0053】そして、ステップ95のクラス別度数加算
では、クラスCの学習画素の度数カウンタN(C)を+
1インクリメントする。ステップ96の全データ終了で
は、これらの処理を学習対象画素について繰り返し実行
し、最終的な全てのクラスの度数カウンタN(*)と、
対応する全てのクラスのデータテーブルE(*)を生成
する。全データが終了していれば、ステップ97のクラ
ス別平均値算出へ制御が移る。次に、ステップ97(ク
ラス別平均値算出)では、各クラスのデータテーブルE
(*)の内容であるデータ積算値を、対応クラスの度数
カウンタN(*)の度数で、除算を実行することで各ク
ラスの平均値を算出する。この値が重心法による各クラ
スの最適予測値となる。重心法という名称の由来は、学
習対象画素値の分布の平均をとることによる。最終的に
算出された平均値は、ステップ98のクラス別平均値登
録において、クラス別にアドレス分割されたROM等の
記憶部に登録される。上述のように学習過程において、
ノイズの影響を排除するため、アクティビティーの小さ
い画素分布は学習対象からはずすことも考えられる。
【0054】重心法に基づく学習により生成された最適
予測値を用い、クラス分類適応予測により予測処理を実
行する一例の回路構成を図6に示す。入力端子101を
介して供給される下位階層データに対し、クラス分類部
102では、クラス分類が行われる。このクラス分類に
基づいて重心法により予め生成されたクラス毎の最適予
測値が保持されているROM103から予測値が読み出
される。このとき、ROM103のアドレスは、各クラ
スに対応している。読み出された予測値は、出力端子1
04から取り出される。
【0055】ここで、重心法に基づく学習により生成さ
れた最適予測値を用い、クラス分類適応予測により予測
処理を実行する他の例の回路構成を図7に示す。入力端
子105を介して供給される下位階層データd70に対
し、クラス分類部102においてクラス分類が行われ
る。このクラスは、d71として後段に伝送される。重
心法により予め生成されたクラス毎の最適予測値は、最
適予測値ROM107にクラス別に登録されている。こ
の最適予測値ROM107のアドレスは、各クラスに対
応させる。
【0056】上述の図6の構成例においては、下位階層
データのアクティビティーを考慮していないが、この例
では、下位階層データのアクティビティーを考慮した上
でクラス分類が行われる。そこで、アクティビティーク
ラス分類部106において、入力された下位階層データ
d70のブロック毎のアクティビティーに基づくクラス
分類を行う。アクティビティーの具体的なものは、上述
したようにブロックのダイナミックレンジ、ブロックデ
ータの標準偏差の絶対値、ブロックデータの平均値に対
する各画素の値の差分の絶対値等である。アクティビテ
ィーにより画像の性質が異なる場合があるので、このよ
うなアクティビティーをクラス分類のパラメータとして
使用することによって、クラス分類をより高精度とする
ことができ、また、クラス分類の自由度を増すことがで
きる。
【0057】クラス分類部102およびアクティビティ
ークラス分類部107によるクラス分類の動作は、先
ず、アクティビティークラス分類部107によって、ブ
ロックのアクティビティーにより複数のクラスに分け、
そのクラス毎にクラス分類部102によるクラス分けを
行う。クラス分類部102およびアクティビティークラ
ス分類部107からクラスd71およびd72が最適予
測値ROM107に対してアドレスとして供給され、最
適予測値ROM107から予測上位階層データd73が
発生し、出力端子108から取り出される。以上の処理
により重心法を用いたクラス分類適応予測が実行され
る。
【0058】上述の実施例の具体的な応用例としては、
ハイビジョンテレビ静止画像のデータベースを構成した
場合、最下位階層データ、すなわち第1階層(原画像)
データがハイビジョン解像度の再生データであり、第2
階層データが標準解像度の再生データとなり、最上位階
層データ、すなわち第5階層データは、高速検索用の低
解像度の再生データとなる。
【0059】なお、情報量の削減を目的として圧縮符号
化を採用する場合には、復号化装置により得られた再生
画像データは、入力された原画像データと必ずしも一致
しないが、視覚的に劣化を検知できない程度にすること
が可能である。また、平均値を形成するのに単純平均値
に限らず、加重平均値を形成しても良い。
【0060】さらに、この発明は、量子化ステップ幅を
制御する等によって、発生情報量を制御するバッファリ
ングの構成を備える階層符号化システムに対しても適用
することができる。
【0061】
【発明の効果】この発明に依れば、複数の解像度を有す
る階層符号化を実現することが容易にできる。また、こ
の発明に依れば、差分を符号化するので、圧縮効率の低
下しない階層符号化を実現することが容易にできる。さ
らに、この発明に依れば、クラス分類適応予測を用いる
ことによって、予測精度が向上でき、従って、画質劣化
の少ない階層符号化を実現することができる。これと共
に、この発明に依れば、クラス分類適応予測による上位
階層データの予測を行うことにより大幅な信号電力の削
減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクラス分類適応予測が使用された階
層符号化のエンコード側の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明のクラス分類適応予測が使用された階
層符号化のデコード側の一例を示すブロック図である。
【図3】この発明に係る予測係数方式を使用するクラス
分類適応予測の一例の説明に用いる略線図である。
【図4】この発明に係るクラス分類適応予測の予測係数
の係数値を学習する一例を示すフローチャートである。
【図5】この発明に係るクラス分類適応予測の重心法の
最適予測値を学習する一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】この発明に係る重心法方式を使用するクラス分
類適応予測の一例の説明に用いるブロック図である。
【図7】この発明に係る重心法方式において、アクティ
ビティーを使用するクラス分類適応予測の一例の説明に
用いるブロック図である。
【図8】従来の階層符号化のエンコード側の一例を示す
ブロック図である。
【図9】従来の階層符号化のデコード側の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】 2、3、4、5 間引き回路 6、7、8、9、10 符号化器 11、12、13、14 復号器 15、16、17、18 クラス分類適応予測回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/32 (72)発明者 川口 邦雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データが供給され、この入力画
    像データと異なる解像度を表現する、少なくとも第1お
    よび第2の階層データへ分割し、上記第1および第2の
    階層データを伝送するようにしたディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記第1の階層の画素を間引くことにより、上記第2の
    階層データを形成するための間引き手段と、 上記第1の階層データから上記第2の階層データを予測
    する手段と、 予測された上記第2の階層データと上記第2の階層デー
    タとの差分値を符号化する符号化手段と上記第1および
    第2の階層データの符号化出力とを伝送するために出力
    する手段とからなるディジタル画像信号の階層符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 入力画像データが供給され、この入力画
    像データと異なる解像度を表現する、少なくとも第1お
    よび第2の階層データへ分割し、上記第1および第2の
    階層データを伝送するようにしたディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記第1の階層の画素を間引くことにより、上記第2の
    階層データを形成するための間引き手段と、 伝送された上記第1の階層データから上記第2の階層デ
    ータをクラス分類適応予測を用いることにより予測する
    クラス分類適応予測手段と、 上記クラス分類適応予測手段により予測された上記第1
    の階層データと上記第1の階層データとの差分値を符号
    化する符号化手段と、 上記第1および第2の階層データの符号化出力とを伝送
    するために出力する手段とからなるディジタル画像信号
    の階層符号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、上記第1の階層デー
    タからクラスを生成する手段と、 予め学習により獲得された予測係数値を格納した記憶手
    段と、 生成された上記クラスに基づいて、上記記憶手段から上
    記予測係数値を読み出す手段と、 読み出された上記予測係数値を用いて上記クラスに対応
    した予測式の演算から最適な予測値を生成する手段と、 上記第2の階層データと上記予測値の演算を行う手段と
    からなるディジタル画像信号の階層符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、上記第1の階層デー
    タからクラスを生成する手段と、 上記クラスに対応した線形一次結合式により最適な予測
    値を生成する手段と、 上記第2の階層データと上記予測値の演算を行う手段と
    からなるディジタル画像信号の階層符号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、上記第1の階層デー
    タからクラス毎に予測係数値を学習する際に、 上記クラスのアクティビティーの小さい画素を学習の対
    象から除外することを特徴とするディジタル画像信号の
    階層符号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、上記第1の階層デー
    タからクラスを生成する手段と、 予め学習により獲得された最適な予測値を格納した記憶
    手段と、 上記クラスに対応した最適な上記予測値を生成する手段
    と、 上記第2の階層データと上記予測値の演算を行う手段と
    からなるディジタル画像信号の階層符号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、上記第1の階層デー
    タからクラス毎に最適な予測値を学習する際に、 重心法による学習を行う手段とからなるディジタル画像
    信号の階層符号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、上記第1の階層デー
    タからクラス毎に最適な予測値を学習する際に、 上記クラスのアクティビティーの小さい画素を学習の対
    象から除外することを特徴とするディジタル画像信号の
    階層符号化装置。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載のディジタル画像信号の
    階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、第1の階層データの
    画素値を直接適用することによりクラス分類を行い、上
    記クラスを表現するビット数を削減する手段を特徴とす
    るディジタル画像信号の階層符号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載のディジタル画像信号
    の階層符号化装置において、 上記クラス分類適応予測手段では、第1の階層データの
    画素値に圧縮符号化を適用することによりクラス分類を
    行い、上記クラスを表現するビット数を削減する手段を
    特徴とするディジタル画像信号の階層符号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008507180A (ja) * 2004-07-13 2008-03-06 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 空間的及びsnr画像圧縮の方法

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