JPH08204804A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH08204804A
JPH08204804A JP3311495A JP3311495A JPH08204804A JP H08204804 A JPH08204804 A JP H08204804A JP 3311495 A JP3311495 A JP 3311495A JP 3311495 A JP3311495 A JP 3311495A JP H08204804 A JPH08204804 A JP H08204804A
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JP
Japan
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dial
tone signal
data
telephone
key
Prior art date
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Application number
JP3311495A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Kikuchi
良和 菊地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストアップを伴わずに使い勝手を改善す
る。 【構成】 ダイヤルデータと、所望の機能などを指定す
る別のデータとを記憶するメモリ21を設ける。ダイヤ
ルパルスを形成する第1の形成回路16と、トーン信号
を形成する第2の形成回路32とを設ける。第1の形成
回路16において、ダイヤルデータにしたがってダイヤ
ルパルスを形成し、このダイヤルパルスを電話回線3に
送出して対応する相手を呼び出す。この呼び出し後、第
2の形成回路32において、別のデータにしたがってト
ーン信号を形成し、このトーン信号を電話回線に送出す
るとともに、このトーン信号に対するミニマムポーズ
を、このトーン信号の送出時における1周期の平均電力
が規定値に収まる値まで、長くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】市販されている電話機は、かなりのもの
がダイヤルパルス回線と、トーンダイヤル回線(押しボ
タンダイヤル回線)とに対応できるようにされている。
そして、ダイヤルパルス回線に接続された電話機であっ
ても、ダイヤルキーを有し、トーン信号(押しボタンダ
イヤル信号)を送出できるようにしたものがある。
【0003】すなわち、例えば図5に示すように、 (1) 相手の電話番号をダイヤルキーから入力する。 (2) 接続後、所定のキー(以下、「トーン切り換えキ
ー」という)を押す。 (3) 例えば番号「24」が指定されているとすれば、ダ
イヤルキーの「2」キーおよび「4」キーを順に押す。
すなわち、あらかじめ指定されている番号(数字および
記号)にしたがって、ダイヤルキーを押す。 というキー操作を行うと、(3)項において入力したキー
を示すトーン信号が電話回線に送り出されるようにした
ものがある。
【0004】したがって、このような電話機によれば、
各種のダイヤルサービスなどを受けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なキー操作を行って特定のダイヤルサービスなどを受け
ることが多い場合には、上記した一連のキー操作(1)〜
(3)を、短縮キーに登録しておくことが考えられる。つ
まり、そのようにすれば、利用頻度の高いダイヤルサー
ビスを数回のキー操作で利用することができ、便利であ
る。
【0006】ところが、トーン信号をダイヤル信号(選
択信号)としてではなく、(3)項のように他の目的のた
めに電話回線に送り出すと、これは肉声以外の通話とし
て扱われる。そして、肉声以外の通話を行う場合には、
その送出電力について、 (A) 4kHzまでの周波数成分のピークレベル (B) 〃 平均レベル (C) 4kHz以上の周波数成分の不要送出レベル が、それぞれ所定のレベル内に収まるように規定されて
いる。
【0007】一方、トーン信号には、本来のダイヤル信
号としての条件も満足する必要がある。
【0008】そして、これらの両立を考えた場合、(A)
項の4kHzまでの周波数成分のピークレベルは特に問題
にならない。また、(C)項の不要送出レベルもローパス
フィルタを使用することによりクリアできる。
【0009】しかし、(B)項の平均レベルについては、
解決がかなり困難である。すなわち、ダイヤル信号とし
てのトーン信号の送出電力の許容範囲は、図6に示すと
おりである。
【0010】そして、この図に○印で示すように、線路
(L=0dB)の場合、低群の送出電力が約−10.OdBm、
高群の送出電力が約−7.5dBmとすると、全体の送出電力
は、低群および高群の送出電力の和となり、約1.5dB高
くなるので、4kHzまでの周波数成分の送出電力Pは約
−6.0dBmとなる。
【0011】そして、ダイヤル時のトーン信号につい
て、 T1:信号送出期間。例えば、120m秒 T2:ミニマムポーズ。例えば、80m秒 とすると、トーン信号の1周期の平均レベルPAVは、 PAV=10・log{P・T1/(T1+T2)} =P+log{T1/(T1+T2)} =−6.0+(−2.2) =−8.2〔dBm〕 となる。
【0012】したがって、送出電力は、L=0dBにおけ
る上限値−15dBmに対して、6.8dBmオーバーしてしま
う。
【0013】このため、これを送出電力を下げて対応す
ると、ダイヤル信号としてのトーン信号の送出電力が、
その下限値付近あるいは下限値に達しなくなってしま
う。
【0014】そこで、ミニマムポーズT2を長くして平
均レベルPAVを規定値に収めることが考えられる。例え
ば、T2=1000m秒とすれば、 PAV=−6.0+10・log{120/(120+1000)} =−15.7〔dBm〕 となり、規格を満足できる。
【0015】ところが、ミニマムポーズT2を長くする
と、ダイヤル時、ユーザがダイヤルキーを続けて押した
とき、そのキー操作に対するトーン信号の送出が遅れる
ので、使い勝手が悪くなってしまう。
【0016】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、ダイヤルデータと、所望の機能などを指定する
別のデータとを記憶するメモリと、ダイヤルパルスを形
成する第1の形成回路と、トーン信号を形成する第2の
形成回路とを有し、上記第1の形成回路において、上記
ダイヤルデータにしたがって上記ダイヤルパルスを形成
し、このダイヤルパルスを電話回線に送出して対応する
相手を呼び出し、この呼び出し後、上記第2の形成回路
において、上記別のデータにしたがって上記トーン信号
を形成し、このトーン信号を上記電話回線に送出すると
ともに、このトーン信号に対するミニマムポーズを、こ
のトーン信号の送出時における1周期の平均電力が規定
値に収まる値まで、長くするようにしたものである。
【0018】
【作用】短縮ダイヤル時におけるダイヤル後のトーン信
号の送出時には、ミニマムポーズが本来の長さより長く
なり、トーン信号の1周期の平均電力が規定値に収ま
る。
【0019】
【実施例】図1において、この電話機は、送話器11、
受話器13、回線インターフェイス回路15、スイッチ
回路16を有する。この場合、回線インターフェイス回
路15は、4線/2線変換回路などを有し、送話器11
がアンプ12を通じて変換回路15に接続されるととも
に、この変換回路15はアンプ14を通じて受話器13
に接続される。
【0020】また、スイッチ回路16は、標準電話機の
フックスイッチに対応するもので、例えばリレーの接点
により構成され、電話回線3の補捉・開放を行うもので
ある。そして、変換回路15がスイッチ回路16を通じ
て電話回線3に接続される。
【0021】さらに、この電話機は、システム制御用の
マイクロコンピュータ20を有し、このマイクロコンピ
ュータ20には、その処理プログラムの一部として、例
えば図2に示すようなダイヤル信号の送出ルーチン10
0が設けられる。また、マイクロコンピュータ20のメ
モリ21には、図4に示すように、短縮ダイヤルのデー
タエリア用として、例えば、短縮番号の「0」〜「9」
に対応してエリア210〜219が用意される。
【0022】また、このマイクロコンピュータ20に
は、着呼時のリンガ信号の検出回路31、トーン信号
(DTMF信号)の形成回路32、着呼を告げるための
リンガ33、ダイヤルキー34、短縮ダイヤル用などの
各種の操作キー35が接続される。
【0023】さらに、マイクロコンピュータ20には、
ダイヤル時に、そのダイヤル信号として、ダイヤルパル
スを出力するか、トーン信号を出力するかを設定するダ
イヤルモードスイッチ36と、送受器11、13のオン
フックおよびオフフックによりオン・オフ制御されるス
イッチ37も接続される。
【0024】そして、検出回路31によりリンガ信号が
検出されると、その検出信号はマイクロコンピュータ2
0に供給される。また、形成回路32は、マイクロコン
ピュータ20により制御されて所定のトーン信号が形成
され、このトーン信号がインターフェイス回路15に供
給される。さらに、マイクロコンピュータ20によりス
イッチ回路16がオン・オフ制御される。
【0025】このような構成によれば、それぞれの動作
あるいは処理が、マイクロコンピュータ20により以下
のように行われる。
【0026】[通常の発呼]通常の発呼時には、送受器
11、13をオフフックすると、これによりスイッチ3
7が例えばオンからオフになる。すると、これがマイク
ロコンピュータ20により検出され、その結果、マイク
ロコンピュータ20によりスイッチ回路16がオンとさ
れて回線3が補捉され、電話機はオフフック状態とされ
る。
【0027】そして、ダイヤルキー34から相手の電話
番号が入力されると、その1桁が入力されるごとに、マ
イクロコンピュータ20はルーチン100を実行する。
このルーチン100においては、処理はステップ101
からスタートしてステップ102に進み、このステップ
102において、ダイヤルモードスイッチ36をチェッ
クすることにより、この電話機が、ダイヤル信号とし
て、ダイヤルパルスを送出するモードに設定されている
か、トーン信号を送出するモードに設定されているかが
判別される。
【0028】そして、モードスイッチ36がトーン信号
を送出するモードに設定されている場合には、処理はス
テップ102からステップ111に進み、このステップ
111において、形成回路32を制御することにより、
入力された電話番号の数字(1桁分)に対応したトーン
信号が形成され、このトーン信号がインターフェイス回
路15およびスイッチ回路16を通じて回線3に送り出
される。
【0029】続いて、処理はステップ112に進み、こ
のステップ112において、ダイヤル信号としてトーン
信号を送出したときに必要とされるミニマムポーズT2
(例えばT2=80m秒)が与えられる。そして、その後、
処理はステップ113に進み、このルーチン100を終
了する。
【0030】したがって、ダイヤルモードスイッチ36
がダイヤル信号としてトーン信号を送出するモードに設
定されている場合には、ダイヤル時、図3Aに示すよう
に、トーン信号PBが送出されるとともに、そのトーン信
号PBには1桁ごとに必要なミニマムポーズT2が付加さ
れていることになる。
【0031】一方、ステップ102において、ダイヤル
モードスイッチ36がダイヤルパルスを送出するモード
に設定されている場合には、マイクロコンピュータ20
の処理はステップ102からステップ103に進み、こ
のステップ103において、ダイヤル番号の入力が、短
縮キー35Sを使用した短縮番号による入力であるかど
うかがチェックされる。
【0032】そして、今の場合は、ダイヤルキー34か
らのダイヤル番号の入力なので、処理はステップ103
からステップ121に進み、このステップ121におい
て、スイッチ回路16をオン・オフ制御することによ
り、入力された電話番号の数字(1桁分)に対応したダ
イヤルパルスが形成され、このダイヤルパルスがスイッ
チ回路16から回線3に送り出される。
【0033】続いて、処理はステップ122に進み、こ
のステップ122において、ダイヤル信号としてダイヤ
ルパルスを送出したときに必要とされるミニマムポーズ
が与えられる。そして、その後、処理はステップ123
に進み、このルーチン100を終了する。
【0034】したがって、ダイヤルモードスイッチ36
がダイヤル信号としてダイヤルパルスを送出するモード
に設定されている場合には、ダイヤル時、ダイヤルパル
スが送出されるとともに、そのダイヤルパルスには1桁
ごとに必要なミニマムポーズが付加されていることにな
る。
【0035】そして、以上のように、トーン信号あるい
はダイヤルパルスが回線3に送り出されると、相手が呼
び出されるが、相手が電話に出れば、以後、次に述べる
ようにして相手と通話を行うことができる。
【0036】[通話]通話時には、送話器11からの音
声信号が、アンプ12→インターフェイス回路15→ス
イッチ回路16の音声信号ラインを通じて電話回線3に
送り出される。また、相手の電話機からの音声信号が、
回線3→スイッチ回路16→インターフェイス回路15
→アンプ14の音声信号ラインを通じて受話器13に供
給される。したがって、電話の相手との通話を行うこと
ができる。
【0037】[短縮ダイヤルの登録]この場合には、操
作キー35のうち、短縮ダイヤルの登録キー35Rを押
し、次に、例えば図5に示すように、相手の電話番号を
ダイヤルキー34から入力する。
【0038】そして、その電話番号の相手からのダイヤ
ルサービスも一緒に登録するときには、さらに、例えば
図5に示すように、キー35のうち、トーン切り換えキ
ー35Tを押し、その後、目的とするダイヤルサービス
の機能を示す番号を、ダイヤルキー34から入力する。
【0039】そして、以上のキー操作が終わったら、キ
ー35のうち、短縮キー35Sを押し、その後、ダイヤ
ルキー34のうち、短縮番号に対応するキーを押す。例
えば、これまでのキー操作を短縮番号「0」に登録する
のであれば、短縮キー35Sを押し、その後、ダイヤル
キー34の「0」キーを押す。
【0040】すると、今の場合、短縮番号「0」に、図
5に示す電話番号およびダイヤルサービスの機能番号が
登録されたことになる。
【0041】そして、この登録の結果、今の場合、メモ
リ21のうち、短縮番号「0」に対応するエリア210
に、例えば図4に示すように、データが書き込まれる。
すなわち、エリア210には、キー入力した電話番号
(図5に示した電話番号)のデータがアスキーコードで
書き込まれ、この電話番号のデータに続いてトーン切り
換えキー35Tを示すデータ「#」がアスキーコードで
書き込まれ、さらに、機能番号のデータがアスキーコー
ドで書き込まれている。
【0042】ただし、この場合、メモリ210に書き込
まれた各データは8ビットとされるとともに、そのMS
Bはフラグとされる。そして、電話番号のデータのMS
Bは“0”とされるが、トーン切り換えキー35Tから
後に入力されたデータ(機能番号のデータ)のMSBは
“1”にセットされる。
【0043】[短縮ダイヤルによる発呼(電話番号だけ
の場合)]この場合には、送受器11、13をオフフッ
クすると、これによりスイッチ37が例えばオンからオ
フになる。すると、これがマイクロコンピュータ20に
より検出され、その結果、マイクロコンピュータ20に
よりスイッチ回路16がオンとされて回線3が補捉さ
れ、電話機はオフフック状態とされる(ここまでは、上
記した[通常の発呼]と同じ)。
【0044】そして、次に短縮キー35Sを押し、ダイ
ヤルキー34のうち、目的とする相手の短縮番号のキー
を押すと、メモリ21のエリア210〜219うち、そ
の押されたキーに対応するエリアから、そこに書き込ま
れているデータが1つずつ順に読み出される。
【0045】そして、1つのデータが読み出されごと
に、マイクロコンピュータ20はルーチン100を実行
する。すなわち、マイクロコンピュータ20の処理はス
テップ101からステップ102に進み、ダイヤルモー
ドスイッチ36がトーン信号に設定されている場合に
は、上記のように、処理はステップ102からステップ
103に進み、以後、ステップ111以降が実行されて
トーン信号が回線3に送り出される。
【0046】したがって、短縮番号に登録されている電
話番号にしたがったトーン信号が回線3に送り出され、
相手が呼び出される。
【0047】一方、ダイヤルモードスイッチ36がダイ
ヤルパルスに設定されている場合には、処理はステップ
102からステップ103に進むが、今の場合、短縮ダ
イヤルによるダイヤル番号の入力なので、処理はステッ
プ103からステップ104に進む。
【0048】そして、このステップ104において、現
在のデータ(メモリ21から読み出されたデータ)が、
トーン切り換えキー35Tを示すデータ「#」であるか
どうかがチェックされる。そして、今の場合、トーン切
り換えキー35Tのデータではないので、処理はステッ
プ104からステップ121に進み、以後、[通常の発
呼]と同様に処理が実行される。
【0049】したがって、短縮番号に登録されている電
話番号にしたがったダイヤルパルスが回線3に送り出さ
れ、相手が呼び出される。
【0050】[短縮ダイヤルによる発呼(ダイヤルサー
ビスを含む場合)]この場合にも、送受器11、13を
オフフックすると、[通常の発呼]と同様にして電話機
がオフフック状態となる。
【0051】そして、次に短縮キー35Sを押し、ダイ
ヤルキー34のうち、目的とする相手の短縮番号のキ
ー、例えば「0」キーを押すと、メモリ21のエリア2
10〜219うち、その押された「0」キーに対応する
エリア210から、そこに書き込まれているデータが1
つずつ順に読み出される。
【0052】そして、1つのデータが読み出されごと
に、マイクロコンピュータ20によりルーチン100を
実行され、[短縮ダイヤルによる発呼(電話番号だけの
場合)]と同様にしてトーン信号あるいはダイヤルパル
スが回線3に送り出される。
【0053】そして、相手の電話番号のすべてを送り出
すと、続いてメモリ21から読み出されたデータが、ト
ーン切り換えキー35Tを示すデータ「#」となるが、
このデータのときには、処理はステップ104からステ
ップ131に進み、このステップ131において、エリ
ア211からデータ「#」の次のデータ、すなわち、ダ
イヤルサービスの機能を示す番号のデータが読み出され
る。
【0054】そして、次に、ステップ132において、
ステップ131で読み出したデータのフラグであるMS
Bがチェックされる。すると、今の場合、MSBは
“1”とされているので、処理はステップ132からス
テップ133に進み、このステップ133において、ス
テップ131で読み出したデータに対応するトーン信号
が形成されて回線3に送り出される。
【0055】続いて、処理はステップ134に進み、こ
のステップ134においてステップ112と同様のミニ
マムポーズT2が与えられ、次にステップ135におい
て、追加のミニマムポーズ(休止期間)T3が与えられ
る。
【0056】この場合、ステップ133によるトーン信
号の送出期間T1と、ステップ134によるミニマムポ
ーズT2と、ステップ135による追加のミニマムポー
ズT3との合計の期間(これは、トーン信号の1周期で
ある)におけるトーン信号の平均電力PAVが、規定値を
越えないように、このミニマムポーズT3の長さが設定
され、例えば1000m秒とされる。
【0057】そして、次に処理はステップ136に進
み、このステップ136において、エリア210に残る
データがあるかどうかがチェックされ、あるときには、
処理はステップ136からステップ131に戻る。ま
た、ないときには処理はステップ136からステップ1
37に進み、、このルーチン100を終了する。
【0058】したがって、ステップ133〜135によ
れば、例えば図3Bに示すように、ダイヤルパルスDPの
あとに、トーン信号PBを送り出すときには、そのトーン
信号PBごとに、本来のミニマムポーズT2に加えて追加
のミニマムポーズT3が付加されることになる。
【0059】〔まとめ〕こうして、この電話機によれ
ば、回線3がダイヤルパルス回線であって、短縮ダイヤ
ルに相手の電話番号に続いてトーン信号によるダイヤル
サービスなどの番号が登録されていても、それらを正し
く送り出すことができる。
【0060】また、ダイヤル後に、トーン信号を送り出
すときには、そのトーン信号に本来のミニマムポーズT
2を付加するとともに、追加のミニマムポーズT3を付加
するようにしているので、通常のダイヤル時のトーン信
号の送出電力を許容範囲内まで大きくしても、短縮ダイ
ヤル後、トーン信号の1周期あたりの平均電力PAVを規
定値に収めることができる。
【0061】さらに、トーン信号に追加のミニマムポー
ズT3が付加されるのは、短縮ダイヤル後のトーン信号
の送出時だけなので、通常のダイヤル時、ダイヤル操作
に対するトーン信号の送出に遅れを生じることがなく、
使い勝手の悪くなることがない。
【0062】また、短縮ダイヤルにより相手の電話番号
のダイヤルパルスおよび機能番号のトーン信号を送出し
たのち、ダイヤルキー34を操作したときには、続けて
トーン信号を送出できるとともに、これには本来のミニ
マムポーズT2だけが付加されることになる。
【0063】しかも、以上の効果を得るにあたってハー
ドウエアを追加する必要がなく、コストアップがほとん
どない。
【0064】なお、上述においては、短縮ダイヤルに、
相手の電話番号と、ダイヤルサービスの機能番号などを
登録した場合であるが、ワンタッチダイヤル機能(所定
の1つのキーを押すだけで、そのキーに登録されている
電話番号やダイヤルサービスなどの機能を指定する番号
を送出するダイヤル機能)やリダイヤル機能について
も、同様に構成することができる。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、ダイヤル時のトーン
信号の送出電力を規定範囲内に収めた状態で、ダイヤル
後のトーン信号の送出電力を規定値まで下げることがで
きる。また、ダイヤル時のダイヤル操作に対してトーン
信号の送出に遅れをを生じることがなく、使い勝手がよ
い。しかも、ハードウエアの追加を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例を示すフローチャートである。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明を説明するための図である。
【図5】キー操作の一例を示す図である。
【図6】信号の送出電力の規格を示す図である。
【符号の説明】
3 電話回線 11 送話器 13 受話器 15 回線インターフェイス回路 16 スイッチ回路 20 マイクロコンピュータ 21 メモリ 31 検出回路 32 形成回路 33 リンガ 34 ダイヤルキー 35 操作キー 36 ダイヤルモードスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤルデータと、所望の機能などを指定
    する別のデータとを記憶するメモリと、 ダイヤルパルスを形成する第1の形成回路と、 トーン信号を形成する第2の形成回路とを有し、 上記第1の形成回路において、上記ダイヤルデータにし
    たがって上記ダイヤルパルスを形成し、 このダイヤルパルスを電話回線に送出して対応する相手
    を呼び出し、 この呼び出し後、上記第2の形成回路において、上記別
    のデータにしたがって上記トーン信号を形成し、 このトーン信号を上記電話回線に送出するとともに、 このトーン信号に対するミニマムポーズを、このトーン
    信号の送出時における1周期の平均電力が規定値に収ま
    る値まで、長くするようにした電話機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電話機において、 上記ミニマムポーズを、 ダイヤル時のトーン信号に付加される本来のミニマムポ
    ーズと、 追加のミニマムポーズとから構成するようにした電話
    機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の電話機において、 上記メモリが短縮ダイヤル用のメモリとなるようにした
    電話機。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の電話機において、 上記メモリが短縮ダイヤル用のメモリとなるようにした
    電話機。
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