JPH08202864A - プリントデータへのイメージデータ合成方法 - Google Patents
プリントデータへのイメージデータ合成方法Info
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- JPH08202864A JPH08202864A JP7030217A JP3021795A JPH08202864A JP H08202864 A JPH08202864 A JP H08202864A JP 7030217 A JP7030217 A JP 7030217A JP 3021795 A JP3021795 A JP 3021795A JP H08202864 A JPH08202864 A JP H08202864A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイレクトメール等を受取人に興味を抱かせ
る様にする為に用いる印刷用のプリントデータの作成法
を提供する。 【構成】 個人データ（１）にふさわしいイメージデー
タ（２）を個人属性により決めておき、印刷する個人デ
ータの性別、年齢等の属性により、予め各種イメージデ
ータを格納した画像データベース（２ａ）を検索して、
その個人データと組み合わせるイメージデータを抽出し
て、このイメージデータと個人データとを組み合わせて
プリントデータ（４）として、封筒表面や封入用紙に、
受取人の属性に合わせた興味を引く内容のイラスト等を
宛先等の個人データと共に印刷できる様にする。
る様にする為に用いる印刷用のプリントデータの作成法
を提供する。 【構成】 個人データ（１）にふさわしいイメージデー
タ（２）を個人属性により決めておき、印刷する個人デ
ータの性別、年齢等の属性により、予め各種イメージデ
ータを格納した画像データベース（２ａ）を検索して、
その個人データと組み合わせるイメージデータを抽出し
て、このイメージデータと個人データとを組み合わせて
プリントデータ（４）として、封筒表面や封入用紙に、
受取人の属性に合わせた興味を引く内容のイラスト等を
宛先等の個人データと共に印刷できる様にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイレクトメール等の
用途に用いる封筒や封入帳票等の内容物に対して、受取
人の住所及び氏名、通知する情報等の文字印刷以外に、
イラスト等のイメージも受取人毎の性別、趣味等の個人
属性に合わせて種々変えて同時に印刷するためのプリン
トデータを作成する方法に関する。
用途に用いる封筒や封入帳票等の内容物に対して、受取
人の住所及び氏名、通知する情報等の文字印刷以外に、
イラスト等のイメージも受取人毎の性別、趣味等の個人
属性に合わせて種々変えて同時に印刷するためのプリン
トデータを作成する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ダイレクトメールは、受取人の住
所、氏名等の郵送に必要な個人データファイルから、逐
次コンピュータで宛先データをプリントデータとして、
プリンタに送り、葉書、宛名ラベル、封筒、封入する宛
名台紙等に宛先を印刷し、通知する情報と共に、郵送し
ていた。これを図を用いて説明すると、図６のようにな
る。すなわち、磁気テープ等の情報記憶媒体で受取人の
個人データを有する個人データファイル１ａを、コンピ
ュータ等からなる情報処理装置３に読み込ませ、情報処
理装置３はこのデータをプリンタが処理可能な形式のプ
リントデータ４として、中間ファイルを経て又は直接に
プリンタ５に送り、プリンタ５は印刷物として所定の封
筒、葉書等に宛先等の個人データを印字出力する。ダイ
レクトメール等の通知する内容が固定的なものは、他の
オフセット印刷等の大量複製可能な他の印刷手段により
印刷しておくが、クレジットカードの利用明細書等の受
取人毎に異なる内容を送付の場合は、利用内容に関する
情報は文字情報ファイル７として、情報処理装置３に読
み込ませ、これを先の個人データファイルと結合してプ
リントデータ４としてプリンタ５に送り、印刷させる等
する。
所、氏名等の郵送に必要な個人データファイルから、逐
次コンピュータで宛先データをプリントデータとして、
プリンタに送り、葉書、宛名ラベル、封筒、封入する宛
名台紙等に宛先を印刷し、通知する情報と共に、郵送し
ていた。これを図を用いて説明すると、図６のようにな
る。すなわち、磁気テープ等の情報記憶媒体で受取人の
個人データを有する個人データファイル１ａを、コンピ
ュータ等からなる情報処理装置３に読み込ませ、情報処
理装置３はこのデータをプリンタが処理可能な形式のプ
リントデータ４として、中間ファイルを経て又は直接に
プリンタ５に送り、プリンタ５は印刷物として所定の封
筒、葉書等に宛先等の個人データを印字出力する。ダイ
レクトメール等の通知する内容が固定的なものは、他の
オフセット印刷等の大量複製可能な他の印刷手段により
印刷しておくが、クレジットカードの利用明細書等の受
取人毎に異なる内容を送付の場合は、利用内容に関する
情報は文字情報ファイル７として、情報処理装置３に読
み込ませ、これを先の個人データファイルと結合してプ
リントデータ４としてプリンタ５に送り、印刷させる等
する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ダイレクトメールも多用されるに至り、受取人が封筒を
開けずに捨ててしまうことも多く、発送人にとって、ダ
イレクトメールを開けてもらえる様な興味を引くものが
望まれていた。また、葉書でも内容を見ずに捨てられる
こともあり、封筒を開封しても、内容を読んでもらえる
ような興味を抱かせるダイレクトメールが望まれてい
た。また、クレジットの利用明細書、あるいは株券の取
引報告書等の特定の顧客に対する単なる事務的な通知書
の送付の場合でも、顧客との良好な親密度を維持するた
めに、顧客の興味を引きつけ心温まる内容のものが望ま
れていた。
ダイレクトメールも多用されるに至り、受取人が封筒を
開けずに捨ててしまうことも多く、発送人にとって、ダ
イレクトメールを開けてもらえる様な興味を引くものが
望まれていた。また、葉書でも内容を見ずに捨てられる
こともあり、封筒を開封しても、内容を読んでもらえる
ような興味を抱かせるダイレクトメールが望まれてい
た。また、クレジットの利用明細書、あるいは株券の取
引報告書等の特定の顧客に対する単なる事務的な通知書
の送付の場合でも、顧客との良好な親密度を維持するた
めに、顧客の興味を引きつけ心温まる内容のものが望ま
れていた。
【０００４】そこで、本発明の目的は、受取人に興味を
抱かせ得るダイレクトメール等を印刷する為に用いる、
プリントデータを作成する方法を提供することである。
抱かせ得るダイレクトメール等を印刷する為に用いる、
プリントデータを作成する方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のプリントデータ
へのイメージデータの合成方法は、前記課題を解決し目
的を達成するために、個人データに該個人データ応じて
異なるイメージデータを組み合わせてプリンタ用のプリ
ントデータとする方法であって、個人データとイメージ
データとの組み合わせ方は、個人データの属性に基づい
て予め定義しておき、プリントデータとすべく選択され
た個人データに対して、該個人データと組み合わせるべ
きイメージデータを、該個人データの属性に基づいて、
複数のイメージデータが登録されている画像データベー
スから抽出し、前記個人データと該抽出されたイメージ
データとを組み合わせて、個人データとイメージデータ
を有するプリントデータとする方法である。
へのイメージデータの合成方法は、前記課題を解決し目
的を達成するために、個人データに該個人データ応じて
異なるイメージデータを組み合わせてプリンタ用のプリ
ントデータとする方法であって、個人データとイメージ
データとの組み合わせ方は、個人データの属性に基づい
て予め定義しておき、プリントデータとすべく選択され
た個人データに対して、該個人データと組み合わせるべ
きイメージデータを、該個人データの属性に基づいて、
複数のイメージデータが登録されている画像データベー
スから抽出し、前記個人データと該抽出されたイメージ
データとを組み合わせて、個人データとイメージデータ
を有するプリントデータとする方法である。
【０００６】
【作用】本発明のプリントデータへのイメージデータ合
成方法によれば、プリンタの入力データとなるプリント
データには、個人データと該個人データの属性に合わせ
たイメージデータが添えられる。このプリントデータを
用いることで、個人データの性別、年齢等の属性に応じ
て、各個人毎に興味を引くようなイラスト等のイメージ
データがプリンタで文字と同時に印刷される。
成方法によれば、プリンタの入力データとなるプリント
データには、個人データと該個人データの属性に合わせ
たイメージデータが添えられる。このプリントデータを
用いることで、個人データの性別、年齢等の属性に応じ
て、各個人毎に興味を引くようなイラスト等のイメージ
データがプリンタで文字と同時に印刷される。
【０００７】このようなイメージデータを有するプリン
トデータは、予め使用する複数のイメージデータは画像
データベースに登録しておき、また、個人データの属性
に合わせて組み合わせるべきイメージデータの対応関係
も予め定義決定しておく。そして、プリントデータに用
いる個人データを、磁気テープ等の情報記憶手段から読
み込む度に、その属性は判定される。判定された個人属
性に基づいて、先に定義された対応関係から、該当する
イメージデータは画像データベースを検索して抽出し、
前記個人データに、該イメージデータを組み合わせて、
目的とするプリントデータが合成される。
トデータは、予め使用する複数のイメージデータは画像
データベースに登録しておき、また、個人データの属性
に合わせて組み合わせるべきイメージデータの対応関係
も予め定義決定しておく。そして、プリントデータに用
いる個人データを、磁気テープ等の情報記憶手段から読
み込む度に、その属性は判定される。判定された個人属
性に基づいて、先に定義された対応関係から、該当する
イメージデータは画像データベースを検索して抽出し、
前記個人データに、該イメージデータを組み合わせて、
目的とするプリントデータが合成される。
【０００８】
【実施例】先ず最初に、本発明のプリントデータへのイ
メージデータ合成方法の目的及び効果の理解を助けるた
めに、最終的に得られる印刷物の一例として、受取人の
宛先と共にイラストを添えた封筒の表書きを図２及び図
３に示す。
メージデータ合成方法の目的及び効果の理解を助けるた
めに、最終的に得られる印刷物の一例として、受取人の
宛先と共にイラストを添えた封筒の表書きを図２及び図
３に示す。
【０００９】図２及び図３では、個人データの属性とし
て性別を用い、男性と女性とで、使用するイラストを変
えた例である。すなわち、図２の封筒６１ａは、ダイレ
クトメール、クレジット利用明細書等の送付に用いる封
筒であり、受取人の宛先１１ａからも分かるように男性
宛に送るものであり、これには男性向けに適したイラス
ト２１ａを選んで印刷してある。一方、図３は、受取人
の宛先１１ｂに印刷されているとおり、女性宛のもので
あり、これには男性用とは異なる女性向けに適したイラ
スト２１ｂを選んで印刷してある。
て性別を用い、男性と女性とで、使用するイラストを変
えた例である。すなわち、図２の封筒６１ａは、ダイレ
クトメール、クレジット利用明細書等の送付に用いる封
筒であり、受取人の宛先１１ａからも分かるように男性
宛に送るものであり、これには男性向けに適したイラス
ト２１ａを選んで印刷してある。一方、図３は、受取人
の宛先１１ｂに印刷されているとおり、女性宛のもので
あり、これには男性用とは異なる女性向けに適したイラ
スト２１ｂを選んで印刷してある。
【００１０】以上の例では、属性は性別という二者択一
的なもののみであり、使用するイラストも単に二種類の
みであったが、個人データの属性には各種あり、各種属
性を組み合わせることにより、各個人により合ったイラ
スト等を組み合わせることができる。このような属性に
は、例えば、性別の他、既婚と未婚、学生と社会人等の
二者択一的な属性、また、年齢、収入、地域等のアナロ
グ的な属性や、趣味、ライフスタイル、過去の購買商品
等の各種の属性がある。例えば、百貨店がバーゲンセー
ルのダイレクトメールを発送する場合、上記属性によっ
て、購入意欲を示す商品、その価格帯等が異なるのは容
易に想像できるであろう。従って、それらに合わせたイ
ラスト等を添えれば、購入意欲を効果的に喚起すること
ができ、興味を抱いてもらえるダイレクトメールとな
る。
的なもののみであり、使用するイラストも単に二種類の
みであったが、個人データの属性には各種あり、各種属
性を組み合わせることにより、各個人により合ったイラ
スト等を組み合わせることができる。このような属性に
は、例えば、性別の他、既婚と未婚、学生と社会人等の
二者択一的な属性、また、年齢、収入、地域等のアナロ
グ的な属性や、趣味、ライフスタイル、過去の購買商品
等の各種の属性がある。例えば、百貨店がバーゲンセー
ルのダイレクトメールを発送する場合、上記属性によっ
て、購入意欲を示す商品、その価格帯等が異なるのは容
易に想像できるであろう。従って、それらに合わせたイ
ラスト等を添えれば、購入意欲を効果的に喚起すること
ができ、興味を抱いてもらえるダイレクトメールとな
る。
【００１１】一方、イラスト等のイメージとしては、基
本的には一枚毎に異なる印刷データを印刷できるプリン
タ等の印刷装置の能力次第では、階調画像や、或いは、
多色、フルカラーの画像等でも良い。また、例えば、四
コマまんが等のストーリ性のあるものを各種用意してお
き、属性により替えたりすれば、より高度なイメージ情
報を伝達可能である。また、イラストやまんがの、人
物、キャラクター等が語る内容を示す「吹き出し」の中
に、個人名や、個人属性に合わせて文章を替える等すれ
ば、各個人毎に全て異なる絵を添えることもできる。
本的には一枚毎に異なる印刷データを印刷できるプリン
タ等の印刷装置の能力次第では、階調画像や、或いは、
多色、フルカラーの画像等でも良い。また、例えば、四
コマまんが等のストーリ性のあるものを各種用意してお
き、属性により替えたりすれば、より高度なイメージ情
報を伝達可能である。また、イラストやまんがの、人
物、キャラクター等が語る内容を示す「吹き出し」の中
に、個人名や、個人属性に合わせて文章を替える等すれ
ば、各個人毎に全て異なる絵を添えることもできる。
【００１２】以下、図面を参照しながら本発明の一実施
例を詳述する。図１は本発明のプリントデータへのイメ
ージデータ合成方法を適用した、イラスト等を有する印
刷物をプリントする一連の流れを示す説明図である。同
図で、プリンタ５はシリアルプリンタやレーザプリンタ
等の公知のコンピュータ出力用の印刷手段であり、情報
処理装置３は該プリンタ５の入力データであるプリント
データ４を作成するホストコンピュータ等の情報処理手
段であり、個人データファィル１ａから読み出される個
人データに、画像データベース２ａの中から所定の取決
めに従って該当するイメージデータ２を読み出して組み
合わせて合成し、プリントデータ４を作成する。そし
て、プリンタ５は、プリントデータ４を用いて、イラス
ト等を有する印刷物６を印刷する。
例を詳述する。図１は本発明のプリントデータへのイメ
ージデータ合成方法を適用した、イラスト等を有する印
刷物をプリントする一連の流れを示す説明図である。同
図で、プリンタ５はシリアルプリンタやレーザプリンタ
等の公知のコンピュータ出力用の印刷手段であり、情報
処理装置３は該プリンタ５の入力データであるプリント
データ４を作成するホストコンピュータ等の情報処理手
段であり、個人データファィル１ａから読み出される個
人データに、画像データベース２ａの中から所定の取決
めに従って該当するイメージデータ２を読み出して組み
合わせて合成し、プリントデータ４を作成する。そし
て、プリンタ５は、プリントデータ４を用いて、イラス
ト等を有する印刷物６を印刷する。
【００１３】次に、図４のフローチャート及び図１を参
照しながら、情報処理装置３で行われる、本発明のプリ
ントデータへのイメージデータ合成方法の処理手順の一
実施例を説明する。なお、図４（及び後述する図５）
で、Ｓ１１、Ｓ１２等は処理手順のステップ番号を示
す。
照しながら、情報処理装置３で行われる、本発明のプリ
ントデータへのイメージデータ合成方法の処理手順の一
実施例を説明する。なお、図４（及び後述する図５）
で、Ｓ１１、Ｓ１２等は処理手順のステップ番号を示
す。
【００１４】先ず、最初は、イラストを使い分ける個人
の属性項目を決め、個人属性の項目の組み合わせによっ
て決まる個人の類別（先の男女と既婚／未婚ならは４種
類の類別。男女のみならば２種類の類別。）毎に使用す
るイラストを決める。そして、個人データ１毎に上記類
別毎に対応するイメージデータ２が何であるかを、例え
ば対応表という形で定義して登録し、所望の処理をする
様に指示する。このようにして、個人データとイメージ
データとの組合せを定義する（ステップＳ１１）。な
お、対応表に定義された何種類かの使用するイメージデ
ータは、画像データベース２ａとして外部情報記憶装置
等に格納しておく。
の属性項目を決め、個人属性の項目の組み合わせによっ
て決まる個人の類別（先の男女と既婚／未婚ならは４種
類の類別。男女のみならば２種類の類別。）毎に使用す
るイラストを決める。そして、個人データ１毎に上記類
別毎に対応するイメージデータ２が何であるかを、例え
ば対応表という形で定義して登録し、所望の処理をする
様に指示する。このようにして、個人データとイメージ
データとの組合せを定義する（ステップＳ１１）。な
お、対応表に定義された何種類かの使用するイメージデ
ータは、画像データベース２ａとして外部情報記憶装置
等に格納しておく。
【００１５】次に、磁気テープ等の外部情報記憶手段に
格納された個人データファイル１ａから、必要な個人デ
ータ１を読み込む（ステップＳ１２）。
格納された個人データファイル１ａから、必要な個人デ
ータ１を読み込む（ステップＳ１２）。
【００１６】次に、読み込んだ個人データの個人属性を
チェックし、その属性で使用するイメージデータをステ
ップＳ１１で定義した対応表等によりピックアップす
る。例えば、最初に読みだした個人データが「個人Ａ」
であれば、組み合わせるイメージデータ「ＩＭ１」を対
応表から探し当てる（ステップＳ１３）。
チェックし、その属性で使用するイメージデータをステ
ップＳ１１で定義した対応表等によりピックアップす
る。例えば、最初に読みだした個人データが「個人Ａ」
であれば、組み合わせるイメージデータ「ＩＭ１」を対
応表から探し当てる（ステップＳ１３）。
【００１７】次に、上記個人属性で使用するイメージデ
ータ２を画像データベース２ａを検索して読み込む。上
記の例では、該当するイメージデータ１は、例えば、
「ＩＭ１」をキーとして画像データベース２ａを検索し
て、該イメージデータを抽出する（ステップＳ１４）。
ータ２を画像データベース２ａを検索して読み込む。上
記の例では、該当するイメージデータ１は、例えば、
「ＩＭ１」をキーとして画像データベース２ａを検索し
て、該イメージデータを抽出する（ステップＳ１４）。
【００１８】そしで、上記読み込んだ個人データ１と、
該個人データの属性で使用すべき読み込んだイメージデ
ータ２とを、所定の書式で組み合わせて一件分のプリン
トデータとする（ステップＳ１５）。これを図１のプリ
ントデータ内容の例示で説明すれば、個人データが個人
ＡにはイメージデータのＩＭ１が組み合わされ、以下同
様に、個人Ｂの場合にはＩＭ２が組み合わされ、個人Ｃ
の場合にはＩＭ１が組み合わされる。
該個人データの属性で使用すべき読み込んだイメージデ
ータ２とを、所定の書式で組み合わせて一件分のプリン
トデータとする（ステップＳ１５）。これを図１のプリ
ントデータ内容の例示で説明すれば、個人データが個人
ＡにはイメージデータのＩＭ１が組み合わされ、以下同
様に、個人Ｂの場合にはＩＭ２が組み合わされ、個人Ｃ
の場合にはＩＭ１が組み合わされる。
【００１９】そして、図１及び図４に示す一連の処理で
は、さらに、このようにして得られたプリントデータ４
を情報処理装置はプリンタに送信し（ステップＳ１
７）、プリンタ５は該プリントデータを用いて所定の用
紙に印刷し、個人データと組み合わされたイメージデー
タを有する所望の印刷物を得る（ステップＳ１８）。
は、さらに、このようにして得られたプリントデータ４
を情報処理装置はプリンタに送信し（ステップＳ１
７）、プリンタ５は該プリントデータを用いて所定の用
紙に印刷し、個人データと組み合わされたイメージデー
タを有する所望の印刷物を得る（ステップＳ１８）。
【００２０】以上で一件の個人データに関する印刷まで
の一連の処理が完了するが、未処理の個人データが残っ
ている場合は（ステップＳ１８）、ステップＳ１２に戻
り、ステップ１２以降の上述の処理を全ての個人データ
の処理が終了するまで繰り返す。
の一連の処理が完了するが、未処理の個人データが残っ
ている場合は（ステップＳ１８）、ステップＳ１２に戻
り、ステップ１２以降の上述の処理を全ての個人データ
の処理が終了するまで繰り返す。
【００２１】なお、図４に示す処理手順では、ステップ
Ｓ１５及びステップＳ１６において、プリントデータは
一人分を作成する都度、プリンタに送信することを前提
にしたが、図１の説明図では、複数人数分をまとめてプ
リントデータファイルとして磁気テープ等の情報記憶手
段に一旦作成しておくことを前提としてあり、プリント
データの利用形式は何方でもよい。一旦プリントデータ
ファイルとする形式では、これを再度、情報処理装置が
読み込み（同一の情報処理装置又は他のプリンタ専用の
情報処理装置）、プリンタに対して一人分単位で出力し
てもよい。
Ｓ１５及びステップＳ１６において、プリントデータは
一人分を作成する都度、プリンタに送信することを前提
にしたが、図１の説明図では、複数人数分をまとめてプ
リントデータファイルとして磁気テープ等の情報記憶手
段に一旦作成しておくことを前提としてあり、プリント
データの利用形式は何方でもよい。一旦プリントデータ
ファイルとする形式では、これを再度、情報処理装置が
読み込み（同一の情報処理装置又は他のプリンタ専用の
情報処理装置）、プリンタに対して一人分単位で出力し
てもよい。
【００２２】以上の様にして、本発明のプリントデータ
へのイメージデータ合成方法では、個人データと該個人
データの属性に合わたイメージデータを有するプリント
データが効率的に得られ、これにより個人の属性で異な
るイラスト等を有する印刷物を得ることができる。
へのイメージデータ合成方法では、個人データと該個人
データの属性に合わたイメージデータを有するプリント
データが効率的に得られ、これにより個人の属性で異な
るイラスト等を有する印刷物を得ることができる。
【００２３】次に、上述した図４に示すステップＳ１１
において、個人データとイメージデータとの組合せを定
義する、具体的方法を説明しておく。
において、個人データとイメージデータとの組合せを定
義する、具体的方法を説明しておく。
【００２４】例えば、イメージデータがイラストであれ
ば、イラストを使用する目的及び対象とする個人属性分
類等に従いイラストレータの判断で好ましいイラストを
描いてもらうのも一方法である。或いは、各分類毎に何
点かの候補を作り、この中から、関係者で判断して絞り
込むのも良い。
ば、イラストを使用する目的及び対象とする個人属性分
類等に従いイラストレータの判断で好ましいイラストを
描いてもらうのも一方法である。或いは、各分類毎に何
点かの候補を作り、この中から、関係者で判断して絞り
込むのも良い。
【００２５】また、図５は、多数の評価者により、最適
なイメージデータの組み合わせを決定する一方法の手順
を説明するものである。先ず最初は、複数の評価用イメ
ージデータを各種用意する。これには、上述した方法に
従い、対象とする個人をある程度想定したものを用意す
れば良い（ステップＳ２１）。
なイメージデータの組み合わせを決定する一方法の手順
を説明するものである。先ず最初は、複数の評価用イメ
ージデータを各種用意する。これには、上述した方法に
従い、対象とする個人をある程度想定したものを用意す
れば良い（ステップＳ２１）。
【００２６】次いで、インパクト調査として、対象とす
る顧客層を細分化した各セグメントが代表されている様
に適当にサンプリングする等して抽出した評価者のそれ
ぞれに、評価用のイメージデータが与えるインパクト
を、プラスの好感度、マイナスの好感度等と、イメージ
データを使用する印刷物の目的に応じた評価尺度で評価
してもらう（ステップＳ２２）。
る顧客層を細分化した各セグメントが代表されている様
に適当にサンプリングする等して抽出した評価者のそれ
ぞれに、評価用のイメージデータが与えるインパクト
を、プラスの好感度、マイナスの好感度等と、イメージ
データを使用する印刷物の目的に応じた評価尺度で評価
してもらう（ステップＳ２２）。
【００２７】次いで、細分化した顧客の各セグメント毎
に、各評価者の評価量を集計してインパクトの大きさを
順位づけし、順位の高いイメージデータを最適なものと
して決定する（なお、各セグメントでそれぞれ異なるイ
メージデータが対応する場合以外に、結果次第では、セ
グメント同士で同一のイメージデータを対応させた方が
良い場合もあり得る）。この様にして、個人属性に最適
なイメージデータを決定する（ステップＳ２３）。この
方法によれば、より確度の高い、効果的なイメージデー
タを使用することができる。
に、各評価者の評価量を集計してインパクトの大きさを
順位づけし、順位の高いイメージデータを最適なものと
して決定する（なお、各セグメントでそれぞれ異なるイ
メージデータが対応する場合以外に、結果次第では、セ
グメント同士で同一のイメージデータを対応させた方が
良い場合もあり得る）。この様にして、個人属性に最適
なイメージデータを決定する（ステップＳ２３）。この
方法によれば、より確度の高い、効果的なイメージデー
タを使用することができる。
【００２８】また、上述の本発明のプリントデータへの
プリントデータの合成方法にて、例えば、受取人に送付
する印刷物が、クレジットカード等の利用明細書や、株
券の取引明細書等のように個人毎に通知すべき文字情報
が異なる場合は、図１に示す様に、該文字情報を有する
文字情報ファイル７から読み出し、プリントデータ４に
含めれば良い。
プリントデータの合成方法にて、例えば、受取人に送付
する印刷物が、クレジットカード等の利用明細書や、株
券の取引明細書等のように個人毎に通知すべき文字情報
が異なる場合は、図１に示す様に、該文字情報を有する
文字情報ファイル７から読み出し、プリントデータ４に
含めれば良い。
【００２９】そして、上述した本発明のプリントデータ
へのイメージデータ合成方法を利用すれば、個人属性に
対応したイラスト等を持つ、例えば図２及び図３の様な
印刷物が得られるが、効果の理解をさらに助ける為に具
体的応用例を挙げておく。
へのイメージデータ合成方法を利用すれば、個人属性に
対応したイラスト等を持つ、例えば図２及び図３の様な
印刷物が得られるが、効果の理解をさらに助ける為に具
体的応用例を挙げておく。
【００３０】その一例は、模擬試験結果の報告書であ
る。偏差値の高低によって、例えば、低位、中位、高位
と、幾つかのセグメントに受講者を細分化する。そし
て、偏差値の高低に対応して報告書に添えるメッセージ
文を変え、さらに、漫画のようなイラストも偏差値の高
低に対応して変えてメッセージ分に添えたとしよう。こ
うすれば、偏差値の低い受講者に対する報告書でも、単
に文字だけの激励のメッセージ文があるよりは、そこに
偏差値に相応しいイラストも添えられていることで、文
章だけでは不伝達可能なことも伝えることができ、ま
た、心を和ませることも可能である。特に、漫画で育っ
た漫画世代に対しては、イラスト類等のイメージ情報が
訴える効果は顕著である。しかし、仮に、イラストを添
えたとしても、画一的に共通の単一のものであれば、受
講者毎にきめ細かいフォローアップは不可能である。
る。偏差値の高低によって、例えば、低位、中位、高位
と、幾つかのセグメントに受講者を細分化する。そし
て、偏差値の高低に対応して報告書に添えるメッセージ
文を変え、さらに、漫画のようなイラストも偏差値の高
低に対応して変えてメッセージ分に添えたとしよう。こ
うすれば、偏差値の低い受講者に対する報告書でも、単
に文字だけの激励のメッセージ文があるよりは、そこに
偏差値に相応しいイラストも添えられていることで、文
章だけでは不伝達可能なことも伝えることができ、ま
た、心を和ませることも可能である。特に、漫画で育っ
た漫画世代に対しては、イラスト類等のイメージ情報が
訴える効果は顕著である。しかし、仮に、イラストを添
えたとしても、画一的に共通の単一のものであれば、受
講者毎にきめ細かいフォローアップは不可能である。
【００３１】また、他の一例は、商品購入顧客への礼状
類である。例えば、商品を購入した顧客に対して、その
売上伝票や顧客登録カード等により、顧客データベース
を作成しておく。そして、商品の新規購入に対する礼
状、或いは、一定期間経過後、例えば保証期間に近づい
た頃等に、使用具合の確認等による顧客との継続的関係
維持の為の愛用感謝礼状を発送する。そのとき、顧客毎
に対象とする購入商品のイラストを添えることで、文字
や写真とは異なり、ソフトで、きめ細かい顧客対応が可
能となる。
類である。例えば、商品を購入した顧客に対して、その
売上伝票や顧客登録カード等により、顧客データベース
を作成しておく。そして、商品の新規購入に対する礼
状、或いは、一定期間経過後、例えば保証期間に近づい
た頃等に、使用具合の確認等による顧客との継続的関係
維持の為の愛用感謝礼状を発送する。そのとき、顧客毎
に対象とする購入商品のイラストを添えることで、文字
や写真とは異なり、ソフトで、きめ細かい顧客対応が可
能となる。
【００３２】
【発明の効果】本発明のプリントデータへのイメージデ
ータ合成方法では、ダイレクトメール等の各種の案内文
等と共に、受取人の個人属性に応じて、該属性にふさわ
しい、イラスト、漫画、地図等の絵柄を封筒表面や封入
用紙にプリンタで出力するための、プリントデータが得
られる。
ータ合成方法では、ダイレクトメール等の各種の案内文
等と共に、受取人の個人属性に応じて、該属性にふさわ
しい、イラスト、漫画、地図等の絵柄を封筒表面や封入
用紙にプリンタで出力するための、プリントデータが得
られる。
【００３３】このため、受取人に興味を抱かせる各種ダ
イレクトメールを効率的に作成することができる。販促
効果等の向上が図れる。これらのものには、会員組織の
新会員紹介キャンペーン、金融機関のリテール勧誘、通
信販売の御中元や御歳暮の申込み案内、或いは、旅行業
の旅行券の発送、食通クラブ等の食事券の発送、セミナ
ー主催者の受講券の発送、或いは、学校・予備校の合格
報告書、入学手続書、模擬試験結果報告書、通信教育の
通信添削結果の発送、或いは、クレジット業の利用明細
書や証券会社の証券取引報告書、一般企業の株主への経
営報告書、生保業者のディスクロージャーや契約内容通
知、リクルート用の会社案内等、の各種の用途が挙げら
れ、これら各種用途において、従来にない、訴求効果を
もたらすことができる。
イレクトメールを効率的に作成することができる。販促
効果等の向上が図れる。これらのものには、会員組織の
新会員紹介キャンペーン、金融機関のリテール勧誘、通
信販売の御中元や御歳暮の申込み案内、或いは、旅行業
の旅行券の発送、食通クラブ等の食事券の発送、セミナ
ー主催者の受講券の発送、或いは、学校・予備校の合格
報告書、入学手続書、模擬試験結果報告書、通信教育の
通信添削結果の発送、或いは、クレジット業の利用明細
書や証券会社の証券取引報告書、一般企業の株主への経
営報告書、生保業者のディスクロージャーや契約内容通
知、リクルート用の会社案内等、の各種の用途が挙げら
れ、これら各種用途において、従来にない、訴求効果を
もたらすことができる。
【図１】本発明のプリントデータへのイメージデータ合
成方法の一実施例の説明図。
成方法の一実施例の説明図。
【図２】本発明によるプリントデータを用いて得られ
る、個人属性でイラストを替えた封筒の例Ａ。
る、個人属性でイラストを替えた封筒の例Ａ。
【図３】本発明によるプリントデータを用いて得られ
る、個人属性でイラストを替えた封筒の例Ｂ。
る、個人属性でイラストを替えた封筒の例Ｂ。
【図４】本発明のプリントデータへのイメージデータ合
成方法の処理の流れ。
成方法の処理の流れ。
【図５】個人属性に最適なイメージデータを決定する手
順の一例。
順の一例。
【図６】従来のダイレトクメール等の印刷物の作成の説
明図。
明図。
１ 個人データ １ａ 個人データファイル １１ａ，１１ｂ 宛先（個人データ） ２ イメージデータ ２ａ 画像データベース ２１ａ，２１ｂ イラスト ３ 情報処理装置 ４ プリントデータ ５ プリンタ ６ 印刷物 ６１ａ，６１ｂ 封筒 ７ 文字情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 17/24 17/21 9288−5Ｌ Ｇ０６Ｆ 15/20 ５６６ Ｇ 15/66 ４５０
Claims (1)
- 【請求項１】 個人データに該個人データ応じて異なる
イメージデータを組み合わせてプリンタ用のプリントデ
ータとする方法であって、 個人データとイメージデータとの組み合わせ方は、個人
データの属性に基づいて予め定義しておき、 プリントデータとすべく選択された個人データに対し
て、該個人データと組み合わせるべきイメージデータ
を、該個人データの属性に基づいて、複数のイメージデ
ータが登録されている画像データベースから抽出し、前
記個人データと該抽出されたイメージデータとを組み合
わせて、個人データとイメージデータを有するプリント
データとすることを特徴とするプリントデータへのイメ
ージデータ合成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030217A JPH08202864A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | プリントデータへのイメージデータ合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030217A JPH08202864A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | プリントデータへのイメージデータ合成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202864A true JPH08202864A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12297563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7030217A Pending JPH08202864A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | プリントデータへのイメージデータ合成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08202864A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001142965A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-25 | Fujitsu Ltd | ギフト配送管理装置及びプログラム記録媒体 |
| JP2002133257A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Toppan Forms Co Ltd | 広告情報提供方法及び広告情報提供システム |
| JP2016212575A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | ミールソリューションズ株式会社 | ドキュメント作成システム |
| JP2017193182A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-10-26 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷データ生成方法、および印刷データ生成装置 |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP7030217A patent/JPH08202864A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001142965A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-25 | Fujitsu Ltd | ギフト配送管理装置及びプログラム記録媒体 |
| JP2002133257A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-10 | Toppan Forms Co Ltd | 広告情報提供方法及び広告情報提供システム |
| JP2016212575A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | ミールソリューションズ株式会社 | ドキュメント作成システム |
| JP2017193182A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-10-26 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷データ生成方法、および印刷データ生成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040914 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041102 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |