JPH08202317A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法

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JPH08202317A
JPH08202317A JP1362095A JP1362095A JPH08202317A JP H08202317 A JPH08202317 A JP H08202317A JP 1362095 A JP1362095 A JP 1362095A JP 1362095 A JP1362095 A JP 1362095A JP H08202317 A JPH08202317 A JP H08202317A
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red
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JP1362095A
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English (en)
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Moriyoshi Takahashi
盛毅 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力する表示データの表示内容によって発生
する垂直方向クロストークを抑制するとともに、消費電
力を低減することができる液晶表示装置及びその駆動方
法を提供する。 【構成】 液晶パネル20を駆動する駆動回路に、赤、
緑及び青色表示データRD,GDおよびBDの相関をデ
ータ相関判定回路18を設け、データ相関判定回路18
が出力するデータ相関信号19をドライバ制御信号発生
回路9に入力し、ドライバ制御信号発生回路9からデー
タ相関信号19に応じてドット反転方式あるいはソース
ライン反転方式の反転方式制御信号12を発生し、液晶
駆動電圧14の極性を反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ(以
下、TFTという)が備えられた液晶表示装置及びその
駆動方法に関し、特に、表示不良の発生と消費電力の増
加を抑制する液晶表示装置及びその駆動方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の液晶パネルは、一般的
に、図6(a)に示すように、一方のガラス板からなる
アレイ基板1上にアルミニウムなどの金属からなる複数
のソースライン2および複数のゲートライン3とをSi
Nなどからなる絶縁膜を介して交差させ、この交差部に
薄膜トランジスタ(TFT)4を設けて画素5を形成
し、さらに、SiNなどの絶縁膜で全面を覆った後、図
6(b)に示すように、他方のガラス板からなる対向基
板7に形成されたITOからなる対向電極6をアレイ基
板1の画素5に対向させ、この間に液晶8を挟持させて
なる。
【0003】図7(a),(b)および(c)は上記従
来の液晶表示装置の駆動方式を説明する図で、フラット
パネルディスプレイ′93、p121に記載されたもの
である。
【0004】図7は、水平走査して1画面を表示したあ
るフレーム時間における画素5の極性を表しており、次
のフレーム時間には全画素5に逆極性の駆動信号が入力
される。すなわち、フレーム時間ごとに極性の変化する
交流信号が各画素5に入力され、従って、+(正)と−
(負)で示した互いに逆極性の画素5は常に互いに逆極
性の駆動信号が入力される。
【0005】このように表示画面上の全画素5の極性を
一定にせず、逆極性の画素からなるパターンを形成し
て、互いに逆極性の駆動信号を入力する一番の理由は、
フリッカ(ちらつき)を抑制するためであり、隣接画素
5の極性を反転させれば、互いに輝度の違いがある場合
にも隣接する正および負の逆極性の画素5間の積分効果
によってその輝度差が相殺され、フリッカとして視認さ
れなくなる。
【0006】図7(a)に示すように、ソースライン2
の方向に隣接する画素5の極性が同極性でゲートライン
3方向に隣接する画素5の極性が逆極性である駆動方式
をソースライン反転方式とする。また、図7(b)に示
すように、ゲートライン3の方向隣接する画素5の極性
が同極性でソースライン2方向に隣接する画素5の極性
が逆極性である駆動方式をゲートライン反転方式とす
る。また、図7(c)に示すように、ゲートライン3お
よびソースライン2方向に隣接する画素5すべての液晶
駆動電圧が互いに逆極性である駆動方式をドット反転方
式とする。
【0007】図8は、図7に示した液晶表示装置の駆動
方式に使用される駆動回路ブロック図である。図におい
て、2および3はそれぞれ液晶パネル20に形成された
ソースラインおよびゲートライン、TDは、赤色表示デ
ータRD、緑色表示データGD、青色表示データBD、
水平同期信号HD、垂直同期信号VDおよびドットクロ
ック信号CLKからなる液晶表示装置入力信号、9はド
ライバ制御信号発生回路、10、11および12はそれ
ぞれドライバ制御信号発生回路9が発生するソースドラ
イバ制御信号、ゲートドライバ制御信号および反転方式
制御信号、13は液晶に加わる液晶駆動電圧14を発生
する液晶駆動電源電圧発生回路、15はソースライン2
にソース信号を入力するソースドライバ、16はゲート
ライン3にゲート信号を入力するゲートドライバ、17
は駆動回路等の電源である。
【0008】次に、動作について説明する。電源17を
ONにし、液晶表示装置入力信号TDをドライバ制御信
号発生回路9に入力すると、ドライバ制御信号発生回路
9はソースドライバ制御信号10、ゲートドライバ制御
信号11および反転方式制御信号12を発生し、ソース
ドライバ制御信号10およびゲートドライバ制御信号1
1はそれぞれソースドライバ15およびゲートドライバ
16に入力され、反転方式制御信号12は液晶駆動電源
電圧発生回路13に入力される。液晶に加わる液晶駆動
電圧14は液晶駆動電源電圧発生回路13で発生し、液
晶駆動電圧14の反転周期を反転方式制御信号12で制
御することによって駆動方式が決定される。また、赤色
表示データRD、緑色表示データGDおよび青色表示デ
ータBDの表示内容に従ったソースドライバ制御信号1
0および液晶駆動電圧14に従ってソースドライバ15
よりソースライン2にソース信号が印加される。ゲート
ドライバ制御信号11により制御されたゲートドライバ
16より水平走査期間(HDの1周期)だけゲートライ
ンを走査するゲート信号がゲートライン3に印加され
る。その結果、ゲート信号によってON状態となったT
FTを介してソース信号が各画素に伝わり、入力信号T
Dに対応した画像表示が可能になる。
【0009】図9(a),(b)および(c)は、液晶
表示装置入力信号TDおよび反転方式制御信号12と液
晶駆動電圧14とのタイミングの関係を示し、(a),
(b)および(c)はそれぞれソースライン反転方式、
ゲートライン反転方式およびドット反転方式を示す。
【0010】図9(a)に示すように、ソースライン反
転方式では、垂直同期信号VDに同期し位相が1/2周
期ずれた2つの反転方式制御信号12を図8に示したド
ライバ制御信号発生回路9内で発生し、その結果、2つ
の反転方式制御信号12に同期した2系統の液晶駆動電
圧14が液晶駆動電源電圧発生回路13から発生する。
【0011】図9(b)に示すように、ゲートライン反
転方式では、水平同期信号HDと垂直同期信号VDの両
方に同期した反転方式制御信号12を図8に示したドラ
イバ制御信号発生回路9内で発生し、その結果、1つの
反転方式制御信号12に同期した1系統の液晶駆動電圧
14が液晶駆動電源電圧発生回路13から発生する。
【0012】また、図9(c)に示すように、ドット反
転方式は、水平同期信号HDと垂直同期信号VDの両方
に同期し位相が1/2周期ずれた反転方式制御信号12
を図8に示したドライバ制御信号発生回路9内で発生
し、その結果、2つの反転方式制御信号12に同期した
2系統の液晶駆動電圧14が液晶駆動電源電圧発生回路
13から発生する。
【0013】次に、各駆動方式の特徴を説明する。ま
ず、ゲートライン反転方式は、図7(b)に示したよう
に、同一ゲートライン3上の画素5の極性が一定であ
り、このため、ソースライン2から入力されるソース信
号から受ける結合効果によって画素5内の画素電極に対
向する対向電極の電圧が変動し、水平方向クロストーク
が発生する。ここで、クロストークとは、ある画素5の
本来表示すべき信号にそれ以外の画素5の信号が影響を
与え、それが表示に表れる現象である。
【0014】例えば、図10に示すように、画素5の中
間調バックグラウンド表示上に白または黒ウインドウを
表示したときに、このウインドウの表示内容が中間調バ
ックグラウンド表示上の水平方向または垂直方向にまで
広がって見えるものであり、ここでは水平方向の広がり
を水平方向クロストーク、垂直方向の広がりを垂直方向
クロストークと称する。水平方向クロストークは、大画
面あるいは高精細表示装置において顕著になるためゲー
トライン反転方式は比較的画面が小さく画素数の少ない
表示装置にしか採用できない。
【0015】一方、ソースライン反転方式およびドット
反転方式では、図7(a)および(c)に示したよう
に、同一ゲートライン3上の隣接する画素5の液晶駆動
信号の極性が異なるので上記のような水平方向クロスト
ークは発生しない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドット反転方
式では水平および垂直方向ともに反転させるために駆動
信号の周波数が高くなり駆動回路の消費電力が大きくな
り、一方、ソースライン反転方式では垂直方向の画素5
の列の極性が一定であるので消費電力は大きくならない
けれども、特定の表示内容において図10に示したよう
な垂直方向クロストークが発生するという問題があっ
た。
【0017】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、消費電力を小さくするととも
に、表示内容によって発生する垂直方向クロストークを
抑制することができる液表示装置の駆動回路及び駆動方
法を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
垂直方向および水平方向に複数のソースラインおよびゲ
ートラインが形成され、このソースラインとゲートライ
ンの交差部に薄膜トランジスタが接続され、赤、緑およ
び青色の画素を1単位とした上記画素を有する液晶パネ
ルと、赤、緑および青色表示データを含む表示データを
入力して上記液晶パネルを駆動する駆動回路とを備えた
液晶表示装置であって、上記駆動回路が、上記赤、緑お
よび青色表示データの相関を判定するデータ相関判定回
路、上記複数のソースラインから上記画素に入力する液
晶駆動電圧の極性を反転させる反転方式制御信号を上記
データ相関判定回路から出力されたデータ相関信号に応
じて切り替えて発生するドライバ制御信号発生回路を備
えた液晶表示装置である。
【0019】請求項2に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示装置において、反転方式制御信号は、赤、緑およ
び青色表示データが単色表示あるいは補色表示が多い場
合はソースラインおよびゲートライン方向に隣接する画
素に入力する液晶駆動電圧の極性が逆極性となるドット
反転方式とし、上記赤、緑および青色表示データが単色
表示あるいは補色表示が多い場合以外はソースライン方
向に隣接する画素の極性が同極性でゲートライン方向に
隣接する画素の極性が逆極性となるソースライン反転方
式とするものである。
【0020】請求項3に係る発明は、垂直方向および水
平方向に複数のソースラインおよびゲートラインが形成
され、このソースラインとゲートラインの交差部に薄膜
トランジスタが接続され、赤、緑および青色の画素を1
単位とした上記画素を有する液晶パネルと、赤、緑およ
び青色表示データを含む表示データを入力して上記液晶
パネルを駆動する駆動回路とを備えた液晶表示装置であ
って、上記駆動回路が、上記複数のソースラインから上
記画素に入力する液晶駆動電圧の極性を反転させる反転
方式制御信号を上記駆動回路の外部から入力されたデー
タ相関信号に応じて切り替えて発生するドライバ制御信
号発生回路を備えた液晶表示装置である。
【0021】請求項4に係る発明は、請求項3記載の液
晶表示装置において、データ相関信号は赤、緑および青
色表示データが単色表示あるいは補色表示が多い場合に
相関なしとして、ソースラインおよびゲートライン方向
に隣接する画素に入力する液晶駆動電圧の極性が逆極性
となるドット反転方式の反転方式制御信号を発生し、上
記データ相関信号は上記赤、緑および青色表示データが
単色表示あるいは補色表示が多い場合以外は相関ありと
して、ソースライン方向に隣接する画素の極性が同極性
でゲートライン方向に隣接する画素の極性が逆極性とな
るソースライン反転方式とするものである。
【0022】請求項5に係る発明は、請求項4記載の液
晶表示装置において、データ相関信号はコンピュータで
発生するものである。
【0023】請求項6に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示装置において、データ相関判定回路は隣接する
赤、緑および青色表示データの組み合わせそれぞれにつ
いてデータ相関を定量的に判定してデータ相関信号とし
て相関の強弱を出力し、上記相関が弱い場合はソースラ
インおよびゲートライン方向に隣接する画素に入力する
液晶駆動電圧の極性が逆極性となるドット反転方式の反
転方式制御信号を発生し、上記相関が強い場合はソース
ライン方向に隣接する画素の極性が同極性でゲートライ
ン方向に隣接する画素の極性が逆極性となるソースライ
ン反転方式とするものである。
【0024】請求項7に係る発明は、請求項6記載の液
晶表示装置において、データ相関判定回路は1ビット個
の赤、緑および青色表示データの隣接する赤、緑および
青色表示データの組み合わせそれぞれについて排他的論
理和を出力する排他的論理回路、上記排他的論理和の出
力データを合計するカウンタ回路、予め設定した設定値
と上記合計とを比較するカウンタ出力判定回路を備え、
上記合計が上記設定値を越えて相関が弱い場合は1、上
記合計が上記設定値以下で相関が強い場合は0のデータ
相関信号を出力するものである。
【0025】請求項8に係る発明は、請求項6記載の液
晶表示装置において、データ相関判定回路はm(mは2
以上)ビット個の赤、緑および青色表示データの隣接す
る赤、緑および青色表示データの組み合わせそれぞれに
ついてm個の排他的論理和を出力する排他的論理回路、
上記m個の出力の排他的論理和を出力する排他的論理回
路、上記m個の出力の排他的論理和の出力データを合計
するカウンタ回路、予め設定した設定値と上記合計とを
比較するカウンター出力判定回路を備え、上記合計が上
記設定値を越え相関が弱い場合は1、上記合計が上記設
定値以下で相関が強い場合は0のデータ相関信号を出力
するものである。
【0026】請求項9に係る発明は、垂直方向および水
平方向に複数のソースラインおよびゲートラインが形成
され、このソースラインとゲートラインの交差部に薄膜
トランジスタが接続され、赤、緑および青色の画素を1
単位とした上記画素を有する液晶パネルに赤、緑および
青色表示データを含む表示データを入力して上記液晶パ
ネルを駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、上記
赤、緑および青色表示データの相関を判定するデータ相
関信号に応じて、上記複数のソースラインから上記画素
に入力する液晶駆動電圧の極性を反転させる反転方式制
御信号を切り替える液晶表示装置の駆動方法である。
【0027】請求項10に係る発明は、請求項9記載の
液晶表示装置の駆動方法において、反転方式制御信号
は、赤、緑および青色表示データが単色表示あるいは補
色表示が多い場合はソースラインおよびゲートライン方
向に隣接する画素に入力する液晶駆動電圧の極性が逆極
性となるドット反転方式とし、上記赤、緑および青色表
示データが単色表示あるいは補色表示が多い場合以外は
ソースライン方向に隣接する画素の極性が同極性でゲー
トライン方向に隣接する画素の極性が逆極性となるソー
スライン反転方式とするものである。
【0028】請求項11に係る発明は、垂直方向および
水平方向に複数のソースラインおよびゲートラインが形
成され、このソースラインとゲートラインの交差部に薄
膜トランジスタが接続され、赤、緑および青色の画素を
1単位とした上記画素を有する液晶パネルに赤、緑およ
び青色表示データを含む表示データを入力して上記液晶
パネルを駆動する液晶表示装置の駆動方法であって、上
記複数のソースラインから上記画素に入力する液晶駆動
電圧の極性を反転させる反転方式制御信号を液晶表示装
置の外部から入力されたデータ相関信号に応じて切り替
える液晶表示装置の駆動方法である。
【0029】請求項12に係る発明は、請求項11記載
の液晶表示装置の駆動方法において、データ相関信号は
赤、緑および青色表示データが単色表示あるいは補色表
示が多い場合に相関なしとして、ソースラインおよびゲ
ートライン方向に隣接する画素に入力する液晶駆動電圧
の極性が逆極性となるドット反転方式とし、上記データ
相関信号は上記赤、緑および青色表示データが単色表示
あるいは補色表示が多い場合以外は相関ありとして、ソ
ースライン方向に隣接する画素の極性が同極性でゲート
ライン方向に隣接する画素の極性が逆極性となるソース
ライン反転方式とするものである。
【0030】請求項13に係る発明は、請求項12記載
の液晶表示装置の駆動方法において、データ相関信号は
コンピュータで発生するものである。
【0031】請求項14に係る発明は、請求項9記載の
液晶表示装置の駆動方法において、隣接する赤、緑およ
び青色表示データの組み合わせそれぞれについてデータ
相関を定量的に判定してデータ相関信号として相関の強
弱を出力し、上記相関が弱い場合はソースラインおよび
ゲートライン方向に隣接する画素に入力する液晶駆動電
圧の極性が逆極性となるドット反転方式とし、上記相関
が強い場合はソースライン方向に隣接する画素の極性が
同極性でゲートライン方向に隣接する画素の極性が逆極
性となるソースライン反転方式とするものである。
【0032】請求項15に係る発明は、請求項14記載
の液晶表示装置の駆動方法において、1ビット個の赤、
緑および青色表示データの隣接する赤、緑および青色表
示データの組み合わせそれぞれについて排他的論理和を
出力し、この排他的論理和の出力データを合計し、予め
設定した設定値と上記合計とを比較し、上記合計が上記
設定値を越えて相関が弱い場合は1、上記合計が上記設
定値以下で相関が強い場合は0のデータ相関信号を出力
するものである。
【0033】請求項16に係る発明は、請求項14記載
の液晶表示装置の駆動方法において、m(mは2以上)
ビット個の赤、緑および青色表示データの隣接する赤、
緑および青色表示データの組み合わせそれぞれについて
m個の排他的論理和を出力し、このm個の出力の排他的
論理和を出力し、このm個の出力の排他的論理和の出力
データを合計し、予め設定した設定値と上記合計とを比
較し、上記合計が上記設定値を越え相関が弱い場合は
1、上記合計が上記設定値以下で相関が強い場合は0の
データ相関信号を出力するものである。
【0034】
【作用】請求項1、3、9および11に係る発明によれ
ば、赤、緑および青色表示データの相関を判定するデー
タ相関判定回路から出力されたデータ相関信号に応じ
て、複数のソースラインから上記画素に入力する液晶駆
動電圧の極性を反転させる反転方式制御信号を切り替え
て発生するドライバ制御信号発生回路を備えたので、上
記各表示データの内容によって、有利な反転方式制御信
号を選択することができる。
【0035】請求項2、4、10および12に係る発明
によれば、赤、緑および青色表示データが単色表示ある
いは補色表示が多い場合、即ち、上記各表示データの相
関が弱く垂直クロストークが発生する場合はドット反転
方式として垂直クロストークの発生を抑制し、上記赤、
緑および青色表示データが単色表示あるいは補色表示が
多い場合以外、即ち垂直クロストークが発生しない場合
はソースライン反転方式とするして、消費電力を低減す
ることができる。
【0036】請求項3、5、11および13に係る発明
によれば、外部のデータ相関信号、例えば、コンピュー
タから発生するデータ相関信号をを利用して、有利な反
転方式制御信号を選択することができる。
【0037】請求項6および14に係る発明によれば、
隣接する赤、緑および青色表示データの組み合わせそれ
ぞれについてデータ相関を定量的に判定してデータ相関
信号として相関の強弱を出力し、上記相関が弱い場合、
即ち、上記各表示データの相関が弱く垂直クロストーク
が発生する場合はドット反転方式として垂直クロストー
クの発生を抑制し、上記相関が強い場合、即ち、即ち垂
直クロストークが発生しない場合はソースライン反転方
式とするして、消費電力を低減することができる。
【0038】請求項7および15に係る発明によれば、
1ビット個の赤、緑および青色表示データについて隣接
する赤、緑および青色表示データの組み合わせそれぞれ
について排他的論理和を出力し、この排他的論理和の出
力データを合計し、予め設定した設定値と上記合計とを
比較し、上記合計が上記設定値を越えて相関が弱い場合
は1、上記合計が上記設定値以下で相関が強い場合は0
のデータ相関信号を出力することができる。
【0039】請求項8および16に係る発明によれば、
m(mは2以上)ビット個の赤、緑および青色表示デー
タについて隣接する赤、緑および青色表示データの組み
合わせそれぞれについてm個の排他的論理和を出力し、
このm個の出力の排他的論理和を出力し、このm個の出
力の排他的論理和の出力データを合計し、予め設定した
設定値と上記合計とを比較し、上記合計が上記設定値を
越え相関が弱い場合は1、上記合計が上記設定値以下で
相関が強い場合は0のデータ相関信号を出力することが
できる。
【0040】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例になる液晶表示装置
及びその駆動方法を説明する回路ブロック図である。図
において、2および3はそれぞれ液晶パネル20のソー
スラインおよびゲートライン、TDは、赤色表示データ
RD、緑色表示データGD、青色表示データBD、水平
同期信号HD、垂直同期信号VDおよびドットクロック
信号CLKからなる液晶表示装置入力信号、9はドライ
バ制御信号発生回路、10、11および12はそれぞれ
ドライバ制御信号発生回路9が発生するソースドライバ
制御信号、ゲートドライバ制御信号および反転方式制御
信号、13は液晶に加わる液晶駆動電圧14を発生する
液晶駆動電源電圧発生回路、15はソースライン2にソ
ース信号を入力するソースドライバ、16はゲートライ
ン3にゲート信号を入力するゲートドライバ、17は駆
動回路等の電源、18は赤色表示データRD、緑色表示
データGDおよび青色表示データBDの間の相関を判定
するデータ相関判定回路でデータ相関信号19を発生す
る。
【0041】次に、動作について説明する。電源17を
ONにし、緑色表示データGDおよび青色表示データB
Dをデータ相関判定回路18に入力すると赤色表示デー
タRD、緑色表示データGDおよび青色表示データBD
の間の相関を判定しデータ相関信号19としてドライバ
制御信号発生回路9に送られる。データ相関の判定結果
が相関ありの場合には、ドライバ制御信号発生回路9は
液晶表示装置入力信号TDをソースドライバ制御信号1
0、ゲートドライバ制御信号11およびソースライン反
転方式の反転方式制御信号12を発生し、ソースドライ
バ制御信号10およびゲートドライバ制御信号11はそ
れぞれソースドライバ15およびゲートドライバ16に
入力される。
【0042】ソースドライバ制御信号10および液晶駆
動電圧14に従ってソースドライバ15よりソースライ
ン2にソース信号が印加される。ゲートドライバ制御信
号11により制御されたゲートドライバ16より水平走
査期間(HDの1周期)だけゲートラインを走査するゲ
ート信号がゲートライン3に印加される。その結果、ゲ
ート信号によってON状態となったTFTを介してソー
ス信号が各画素に伝わり、入力信号TDに対応した画像
表示が可能になる。液晶に加わる液晶駆動電圧14は液
晶駆動電源電圧発生回路13で発生し、駆動電圧14の
反転周期を反転方式制御信号12でソースライン反転方
式に制御する。
【0043】一方、データ相関の判定結果が相関なしの
場合には、ドライバ制御信号発生回路9は液晶表示装置
入力信号TDをソースドライバ制御信号10、ゲートド
ライバ制御信号11およびドット反転方式の反転方式制
御信号12として発生し、ソースドライバ制御信号10
およびゲートドライバ制御信号11はそれぞれソースド
ライバ15およびゲートドライバ16に入力される。
【0044】ソースドライバ制御信号10および液晶駆
動電圧14に従ってソースドライバ15よりソースライ
ン2にソース信号が印加される。ゲートドライバ制御信
号11により制御されたゲートドライバ16より水平走
査期間(HDの1周期)だけゲートラインを走査するゲ
ート信号がゲートライン3に印加される。その結果、ゲ
ート信号によってON状態となったTFTを介してソー
ス信号が各画素に伝わり、入力信号TDに対応した画像
表示が可能になる。液晶に加わる液晶駆動電圧14は液
晶駆動電源電圧発生回路13で発生し、駆動電圧14の
反転周期を反転方式制御信号12でソースライン反転方
式に制御する。液晶に加わる駆動電圧14は液晶駆動電
源電圧発生回路13で発生し、液晶駆動電圧14の反転
周期を反転方式制御信号12でドット反転方式に制御す
る。
【0045】上記の駆動方式は、赤色表示データRD、
緑色表示データGDおよび青色表示データBDの間の相
関を判定しデータ相関信号19としてドライバ制御信号
発生回路9に送り、データ相関の有り無し、あるいは強
弱に応じて、反転方式制御信号12を切り替え、有利な
反転方式制御信号12を選択することができるものでで
ある。
【0046】データ相関ありの場合、即ち垂直方向クロ
ストークが発生しない場合にはソースライン反転方式と
して消費電力を節約し、データ相関なしの場合、即ちソ
ースライン反転方式では垂直クロストークが発生する場
合にはドット反転方式を採用して垂直クロストークの発
生を抑制する効果を有するもので、以下に示す作用によ
って上記効果が得られる。
【0047】図2にTFTを備えた液晶表示装置におけ
る数画素の等価回路を示す。図において、カラー表示を
行うためのカラー画素配列として縦ストライプ構造を採
用し、R11、R21、R12およびR22、G11およびG12
びにB11およびB12はそれぞれ赤、緑および青色表示画
素(画素電極)、SLR1およびSLR2、SLG1およ
びSLG2並びにSLB1はそれぞれ赤、緑および青色表
示画素にソース信号を入力するソースライン、GL1
よびCSL1はゲートラインおよび保持容量ライン、4
はTFT、COMLは対向電極、Cst、Clc、Cdsb
よびCsdは各画素に発生する寄生容量で、この寄生容量
が、液晶に加わるソース信号の波形に微妙な歪みを与
え、特に、ソースラインSLR1、SLR2、SLG1
SLG2、SLB1と画素電極間の寄生容量Cdsbの影響
は画素の高精細化にともなって大きくなる。寄生容量C
dsbの影響による画素電極に加わる電圧(ドレイン電
圧)の歪みを△Vdsbとすると、△Vdsbは式(1)で表
される。
【0048】
【数1】
【0049】ここで、図2のR11画素に着目すると、表
示内容が白または黒色表示のように、R11、G11および
11画素に入力するデータの相関が強い場合には、R11
画素に隣接するSLR1およびSLG1のソース信号の振
幅も等しくなり、また、ソースライン反転方式であるか
らR11画素とこれに隣接するSLR1およびSLG1のソ
ース信号の極性は互いに反対になり、従って、△Vs
振幅が同じで逆極性になるため、△Vdsbは互いに相殺
されて垂直方向クロストークは発生しない。
【0050】しかし、単色表示あるいは補色表示のよう
にR11、G11およびB11画素に入力するデータの相関が
小さい場合は、上記のような相殺効果は弱くなる。例え
ば、R11(赤色)単色表示の場合、電圧無印加でノーマ
リーホワイトモードではR11の左側に隣接するSLR1
に入力するソース信号の振幅は小さく、右に隣接するS
LG1画素に入力するソース信号の振幅は大きくなり、
従って、垂直方向クロストークが発生するようになる。
【0051】一方、ドット反転方式では、ソースライン
方向に並ぶ画素の列の極性が反転しているので、△Vs
も水平走査の繰り返しごとに反転し、振幅が同じで逆極
性の△Vdsbが発生するので1フレーム期間の積分効果
によって△Vdsbの影響が相殺され、垂直方向クロスト
ークは発生しない。従って、データの相関が小さい場合
はドット反転方式を採用することによって垂直方向クロ
ストークを抑制することができる。
【0052】実施例2.図3は本発明の第二の実施例に
なる液晶表示装置及びその駆動方法を説明する回路ブロ
ック図で、実施例1と同一符号は同一部分を示す。図に
示すように、データ相関信号19を液晶表示装置の入力
信号として、外部より受け取る。
【0053】例えば、液晶表示装置がコンピュータに接
続されている場合、コンピュータアプリケーションソフ
トの中に背景色等をソフトウエア上で設定し、上記背景
色が赤、緑および青色並びにその補色であるシアン(水
色)、マゼンタ(赤紫色)または黄色に設定されたとき
には相関なし、それ以外の場合には相関ありとしたデー
タ相関信号19をコンピュータで発生する。データ相関
信号19を液晶表示装置が受け取り、データ相関ありの
場合には、ドライバ制御信号発生回路9はソースライン
反転方式の反転方式制御信号12を発生し液晶駆動電源
電圧発生回路13に入力する。一方、データ相関なしの
場合には、ドライバ制御信号発生回路9はドット反転方
式の反転方式制御信号12を発生し液晶駆動電源電圧発
生回路13に入力する。
【0054】上記のように、外部のデータ相関信号19
をドライバ制御信号発生回路9に送り、データ相関あり
の場合、即ち垂直方向クロストークが発生しない場合に
はソースライン反転方式として消費電力を節約し、デー
タ相関なしの場合、即ちソースライン反転方式では垂直
クロストークが発生する場合にはドット反転方式を採用
して垂直クロストークの発生を抑制することができる。
【0055】実施例3.図4は本発明の液晶表示装置及
びその駆動方法に使用されるデータ相関判定回路を説明
する回路ブロック図で、各色1ビットデジタルデータ信
号が入力される場合について示すものである。
【0056】図において、RD,GDおよびBDはそれ
ぞれ赤色表示データ、緑色表示データおよび青色表示デ
ータ、DTは赤色表示データRD、緑色表示データGD
および青色表示データBDを1単位の画素として隣の画
素の表示データと比較するために設けた1ドット遅延回
路、CCはカウンタ回路、CNはカウンタ出力値、CJ
はカウンタ出力判定回路、19はデータ相関信号、CL
Kはドットクロック信号、HDは水平同期信号、VDは
垂直同期信号である。
【0057】赤色表示データRD、緑色表示データGD
および青色表示データBDの隣接信号(RDとGD、G
DとBDまたはBDとRD)となる組み合わせについて
排他的論理回路で排他的論理和をとる。排他的論理和の
出力は入力した2データの組み合わせが(1、0)のと
きのみ1となり、(0、0)および(1、1)の場合に
は0となる。例えば、明るい場合を1、暗い場合を0と
すると、明るい場合と暗い場合の組み合わせ(1、0)
のように相関が弱い場合には1、明るい場合と明るい場
合(1、1)の組み合わせあるいは暗い場合と暗い場合
の組み合わせ(0、0)のように相関が強い場合には0
になる。
【0058】上記排他的論理和の出力をドットクロック
信号CLKにより1クロックごとにカウンタ回路CCで
カウントしある期間中の合計値をカウンタ出力値CNと
して出力する。上記期間を水平走査時間とする場合は水
平同期信号HDでカウンタ回路CCのリセットを行い、
フレーム時間とする場合は垂直同期信号VDでカウンタ
回路CCのリセットを行う。
【0059】カウンタ出力値CNをカウンタ出力判定回
路CJで予め設定していた値と比較した上で設定値以上
の場合を相関なしとして1を、また設定値以下の場合を
相関ありとして0をデータ相関信号19として出力する
ようにする。
【0060】例えば、RGB画素を1単位とした画素数
が640×480である液晶表示装置において、1フレ
ーム期間の隣接対の数は(640×3−1)×480に
なる。従って、その半分である460560を設定値と
し、この値を越えるとデータ相関信号19として1を出
力し、この値以下の場合にはデータ相関信号19として
0を出力するようにすればよい。
【0061】上記に説明したデータ相関判定回路を液晶
表示装置に適用して、赤色表示データDR、緑色表示デ
ータDGおよび青色表示データDBの間の相関を定量的
に判定しデータ相関信号19を図1に示したドライバ制
御信号発生回路9に送り、データ相関ありの場合、即ち
垂直方向クロストークが発生しない場合にはソースライ
ン反転方式として消費電力を節約し、データ相関なしの
場合、即ちソースライン反転方式では垂直クロストーク
が発生する場合にはドット反転方式を採用して垂直クロ
ストークの発生を抑制することができる。
【0062】実施例4.各色複数ビットのデジタル信号
が入力される場合も実施例3と同様にしてデータ間の相
関判定を定量的にすることが可能である。
【0063】図5は各色2ビット入力時の相関判定回路
を説明する回路ブロック図である。図において、R
1,GD1およびBD1並びにRD0,GD0およびBD0
はそれぞれ同意ビットの表示データで、RD1とRD0
GD1とGD0およびBD1とBD0はそれぞれ赤色表示デ
ータ、緑色表示データおよび青色表示データを示し、同
一ビットの表示データをそれぞれ実施例3と同様にして
排他的論理和をとり、さらに、その出力値同志の排他的
論理和をとることによって全ビットデータが一致し相関
ありの場合にのみ0をカウンタ回路CCに入力し、その
他の場合は1をカウンタ回路CCに入力する。
【0064】上記上記出力値同志の排他的論理和の出力
をドットクロック信号CLKにより1クロックごとにカ
ウンタ回路CCでカウントしある期間中の合計値をカウ
ンタ出力値CNとして出力する。上記期間を水平走査時
間とする場合は水平同期信号HDでカウンタ回路CCの
リセットを行い、フレーム時間とする場合は垂直同期信
号VDでカウンタ回路CCのリセットを行う。
【0065】カウンタ出力値CNをカウンタ出力判定回
路CJで予め設定していた値と比較した上で設定値以上
の場合を相関なしとして1を、また設定値以下の場合を
相関ありとして0をデータ相関信号19として出力する
ようにする。
【0066】上記に説明したデータ相関判定回路を液晶
表示装置に適用して、赤色表示データDR、緑色表示デ
ータDGおよび青色表示データDBの間の相関を定量的
に判定しデータ相関信号19を図1に示したドライバ制
御信号発生回路9に送り、データ相関ありの場合、即ち
垂直方向クロストークが発生しない場合にはソースライ
ン反転方式として消費電力を節約し、データ相関なしの
場合、即ちソースライン反転方式では垂直クロストーク
が発生する場合にはドット反転方式を採用して垂直クロ
ストークの発生を抑制することができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1、3、9および11に係る発明
によれば、赤、緑および青色表示データの相関を判定す
るデータ相関判定回路から出力されたデータ相関信号に
応じて、複数のソースラインから上記画素に入力する液
晶駆動電圧の極性を反転させる反転方式制御信号を切り
替えて発生するドライバ制御信号発生回路を備えたの
で、上記各表示データの内容によって、有利な反転方式
制御信号を選択することができる。
【0068】請求項2、4、10および12に係る発明
によれば、赤、緑および青色表示データが単色表示ある
いは補色表示が多い場合、即ち、上記各表示データの相
関が弱く垂直クロストークが発生する場合はドット反転
方式として垂直クロストークの発生を抑制し、上記赤、
緑および青色表示データが単色表示あるいは補色表示が
多い場合以外、即ち垂直クロストークが発生しない場合
はソースライン反転方式とするして、消費電力を低減す
ることができる。
【0069】請求項3、5、11および13に係る発明
によれば、外部のデータ相関信号、例えば、コンピュー
タから発生するデータ相関信号をを利用して、有利な反
転方式制御信号を選択することができる。
【0070】請求項6および14に係る発明によれば、
隣接する赤、緑および青色表示データの組み合わせそれ
ぞれについてデータ相関を定量的に判定してデータ相関
信号として相関の強弱を出力し、上記相関が弱い場合、
即ち、上記各表示データの相関が弱く垂直クロストーク
が発生する場合はドット反転方式として垂直クロストー
クの発生を抑制し、上記相関が強い場合、即ち、即ち垂
直クロストークが発生しない場合はソースライン反転方
式とするして、消費電力を低減することができる。
【0071】請求項7および15に係る発明によれば、
1ビット個の赤、緑および青色表示データについて隣接
する赤、緑および青色表示データの組み合わせそれぞれ
についてデータ相関信号を定量的に出力することができ
る。
【0072】請求項8および16に係る発明によれば、
m(mは2以上)ビット個の赤、緑および青色表示デー
タについて隣接する赤、緑および青色表示データの組み
合わせそれぞれについてデータ相関信号を定量的に出力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例になる液晶表示装置及びそ
の駆動方法を説明する回路ブロック図である。
【図2】 TFTを備えた液晶表示装置における数画素
の等価回路を示す図である。
【図3】 本発明の第二の実施例になる液晶表示装置及
びその駆動方法を説明する回路ブロック図である。
【図4】 本発明の液晶表示装置及びその駆動方法に使
用されるデータ相関判定回路を説明する回路ブロック図
である。
【図5】 本発明の液晶表示装置の駆動方法及び駆動装
置に使用される第二のデータ相関判定回路を説明する回
路ブロック図である。
【図6】 液晶表示装置の液晶パネルの一般的な構成を
示す平面図(a)および断面図(b)である。
【図7】 従来の液晶表示装置に用いられる駆動方式の
説明図である。
【図8】 従来の液晶表示装置及びその駆動方法を説明
する回路ブロック図である。
【図9】 液晶表示装置の入力信号、反転方式制御信号
および液晶駆動電圧のタイミング関係を示すブロック図
である。
【図10】 クロストークを説明する1画素近傍の平面
図である。
【符号の説明】
TD 液晶表示装置入力信号、RD 赤色表示データ、
GD 緑色表示データ、BD 青色表示データ、HD
水平同期信号、VD 垂直同期信号、CLKドットクロ
ック信号、1 アレイ基板、2 ソースライン、3 ド
レインライン、4 TFT、5 画素、6 対向電極、
7 対向基板、8 液晶、9 ドライバ制御信号発生回
路、10 ソースドライバ制御信号、11 ゲートドラ
イバ制御信号、12 反転方式制御信号、13 液晶駆
動電源電圧発生回路、14 液晶駆動電圧、15 ソー
スドライバ、16 ゲートドライバ、17 駆動回路等
の電源、18 データ相関判定回路、19 データ相関
信号、DT 1ドット遅延回路、CC カウンタ回路、
CN カウンタ出力値、CJ カウンタ出力判定回路、
20 液晶パネル

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向および水平方向に複数のソース
    ラインおよびゲートラインが形成され、このソースライ
    ンとゲートラインの交差部に薄膜トランジスタが接続さ
    れ、赤、緑および青色の画素を1単位とした上記画素を
    有する液晶パネルと、赤、緑および青色表示データを含
    む表示データを入力して上記液晶パネルを駆動する駆動
    回路とを備えた液晶表示装置であって、上記駆動回路
    が、上記赤、緑および青色表示データの相関を判定する
    データ相関判定回路、上記複数のソースラインから上記
    画素に入力する液晶駆動電圧の極性を反転させる反転方
    式制御信号を上記データ相関判定回路から出力されたデ
    ータ相関信号に応じて切り替えて発生するドライバ制御
    信号発生回路を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 反転方式制御信号は、赤、緑および青色
    表示データが単色表示あるいは補色表示が多い場合はソ
    ースラインおよびゲートライン方向に隣接する画素に入
    力する液晶駆動電圧の極性が逆極性となるドット反転方
    式とし、上記赤、緑および青色表示データが単色表示あ
    るいは補色表示が多い場合以外はソースライン方向に隣
    接する画素の極性が同極性でゲートライン方向に隣接す
    る画素の極性が逆極性となるソースライン反転方式とす
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 垂直方向および水平方向に複数のソース
    ラインおよびゲートラインが形成され、このソースライ
    ンとゲートラインの交差部に薄膜トランジスタが接続さ
    れ、赤、緑および青色の画素を1単位とした上記画素を
    有する液晶パネルと、赤、緑および青色表示データを含
    む表示データを入力して上記液晶パネルを駆動する駆動
    回路とを備えた液晶表示装置であって、上記駆動回路
    が、上記複数のソースラインから上記画素に入力する液
    晶駆動電圧の極性を反転させる反転方式制御信号を上記
    駆動回路の外部から入力されたデータ相関信号に応じて
    切り替えて発生するドライバ制御信号発生回路を備えた
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 データ相関信号は赤、緑および青色表示
    データが単色表示あるいは補色表示が多い場合に相関な
    しとして、ソースラインおよびゲートライン方向に隣接
    する画素に入力する液晶駆動電圧の極性が逆極性となる
    ドット反転方式の反転方式制御信号を発生し、上記デー
    タ相関信号は上記赤、緑および青色表示データが単色表
    示あるいは補色表示が多い場合以外は相関ありとして、
    ソースライン方向に隣接する画素の極性が同極性でゲー
    トライン方向に隣接する画素の極性が逆極性となるソー
    スライン反転方式の反転方式制御信号を発生することを
    特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 データ相関信号はコンピュータで発生す
    ることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 データ相関判定回路は、隣接する赤、緑
    および青色表示データの組み合わせそれぞれについてデ
    ータ相関を定量的に判定してデータ相関信号として相関
    の強弱を出力し、上記相関が弱い場合はソースラインお
    よびゲートライン方向に隣接する画素に入力する液晶駆
    動電圧の極性が逆極性となるドット反転方式の反転方式
    制御信号を発生し、上記相関が強い場合はソースライン
    方向に隣接する画素の極性が同極性でゲートライン方向
    に隣接する画素の極性が逆極性となるソースライン反転
    方式の反転方式制御信号を発生することを特徴とする請
    求項1記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 データ相関判定回路は1ビット個の赤、
    緑および青色表示データの隣接する赤、緑および青色表
    示データの組み合わせそれぞれについて排他的論理和を
    出力する排他的論理回路、上記排他的論理和の出力デー
    タを合計するカウンタ回路、予め設定した設定値と上記
    合計とを比較するカウンタ出力判定回路を備え、上記合
    計が上記設定値を越えて相関が弱い場合は1、上記合計
    が上記設定値以下で相関が強い場合は0のデータ相関信
    号を出力することを特徴とする請求項6記載の液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 データ相関判定回路はm(mは2以上)
    ビット個の赤、緑および青色表示データの隣接する赤、
    緑および青色表示データの組み合わせそれぞれについて
    m個の排他的論理和を出力する排他的論理回路、上記m
    個の出力の排他的論理和を出力する排他的論理回路、上
    記m個の出力の排他的論理和の出力データを合計するカ
    ウンタ回路、予め設定した設定値と上記合計とを比較す
    るカウンター出力判定回路を備え、上記合計が上記設定
    値を越え相関が弱い場合は1、上記合計が上記設定値以
    下で相関が強い場合は0のデータ相関信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 垂直方向および水平方向に複数のソース
    ラインおよびゲートラインが形成され、このソースライ
    ンとゲートラインの交差部に薄膜トランジスタが接続さ
    れ、赤、緑および青色の画素を1単位とした上記画素を
    有する液晶パネルに赤、緑および青色表示データを含む
    表示データを入力して上記液晶パネルを駆動する液晶表
    示装置の駆動方法であって、上記赤、緑および青色表示
    データの相関を判定するデータ相関信号に応じて、上記
    複数のソースラインから上記画素に入力する液晶駆動電
    圧の極性を反転させる反転方式制御信号を切り替えるこ
    とを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】 反転方式制御信号は、赤、緑および青
    色表示データが単色表示あるいは補色表示が多い場合は
    ソースラインおよびゲートライン方向に隣接する画素に
    入力する液晶駆動電圧の極性が逆極性となるドット反転
    方式とし、上記赤、緑および青色表示データが単色表示
    あるいは補色表示が多い場合以外はソースライン方向に
    隣接する画素の極性が同極性でゲートライン方向に隣接
    する画素の極性が逆極性となるソースライン反転方式と
    することを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置の駆
    動方法。
  11. 【請求項11】 垂直方向および水平方向に複数のソー
    スラインおよびゲートラインが形成され、このソースラ
    インとゲートラインの交差部に薄膜トランジスタが接続
    され、赤、緑および青色の画素を1単位とした上記画素
    を有する液晶パネルに赤、緑および青色表示データを含
    む表示データを入力して上記液晶パネルを駆動する液晶
    表示装置の駆動方法であって、上記複数のソースライン
    から上記画素に入力する液晶駆動電圧の極性を反転させ
    る反転方式制御信号を液晶表示装置の外部から入力され
    たデータ相関信号に応じて切り替えることを特徴とする
    液晶表示装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 データ相関信号は赤、緑および青色表
    示データが単色表示あるいは補色表示が多い場合に相関
    なしとして、ソースラインおよびゲートライン方向に隣
    接する画素に入力する液晶駆動電圧の極性が逆極性とな
    るドット反転方式とし、上記データ相関信号は上記赤、
    緑および青色表示データが単色表示あるいは補色表示が
    多い場合以外は相関ありとして、ソースライン方向に隣
    接する画素の極性が同極性でゲートライン方向に隣接す
    る画素の極性が逆極性となるソースライン反転方式とす
    ることを特徴とする請求項11記載の液晶表示装置の駆
    動方法。
  13. 【請求項13】 データ相関信号はコンピュータで発生
    することを特徴とする請求項12記載の液晶表示装置の
    駆動方法。
  14. 【請求項14】 隣接する赤、緑および青色表示データ
    の組み合わせそれぞれについてデータ相関を定量的に判
    定してデータ相関信号として相関の強弱を出力し、上記
    相関が弱い場合は隣接する画素に入力する液晶駆動電圧
    の極性が逆極性となるドット反転方式とし、上記相関が
    強い場合はゲートライン方向に隣接するソースライン方
    向に並ぶ画素列の極性が逆極性となるソースライン反転
    方式とすることを特徴とする請求項9記載の液晶表示装
    置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 1ビット個の赤、緑および青色表示デ
    ータの隣接する赤、緑および青色表示データの組み合わ
    せそれぞれについて排他的論理和を出力し、この排他的
    論理和の出力データを合計し、予め設定した設定値と上
    記合計とを比較し、上記合計が上記設定値を越えて相関
    が弱い場合は1、上記合計が上記設定値以下で相関が強
    い場合は0のデータ相関信号を出力することを特徴とす
    る請求項14記載の液晶表示装置の駆動方法。
  16. 【請求項16】 m(mは2以上)ビット個の赤、緑お
    よび青色表示データの隣接する赤、緑および青色表示デ
    ータの組み合わせそれぞれについてm個の排他的論理和
    を出力し、このm個の出力の排他的論理和を出力し、こ
    のm個の出力の排他的論理和の出力データを合計し、予
    め設定した設定値と上記合計とを比較し、上記合計が上
    記設定値を越え相関が弱い場合は1、上記合計が上記設
    定値以下で相関が強い場合は0のデータ相関信号を出力
    することを特徴とする請求項14記載の液晶表示装置の
    駆動方法。
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