JPH08200863A - スターリング冷凍機 - Google Patents

スターリング冷凍機

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JPH08200863A
JPH08200863A JP3175295A JP3175295A JPH08200863A JP H08200863 A JPH08200863 A JP H08200863A JP 3175295 A JP3175295 A JP 3175295A JP 3175295 A JP3175295 A JP 3175295A JP H08200863 A JPH08200863 A JP H08200863A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄冷器のメッシュにおける流れの抵抗の増加
を防止して、性能劣化の速度を遅くし、耐久性を高め、
長寿命化を実現すること。 【構成】 圧縮空間11を形成する圧縮シリンダ10内
に介挿された圧縮ピストン1と、膨張空間21を形成す
る膨張シリンダ20内に介挿された膨張ピストン2と、
前記圧縮ピストン1と前記膨張ピストン2とを回転駆動
するモータ3と、前記膨張ピストンの頂部に配設され、
フェノール樹脂製の複数の流路41が形成された多孔質
体によって構成される吸着部材40によって構成される
捕獲装置4とから成るスターリング冷凍機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膨張ピストン内の作動
ガスの流路の一部に捕獲装置を配設して、作動ガスに混
入している不純物を捕獲することにより、性能劣化の速
度を遅くして、耐久性を高め、長寿命化を実現するスタ
ーリング冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスターリング冷凍機(特開平5−
240514)は、図7に示すように膨張ピストンP内
に配設されたメッシュによって構成された蓄冷器Tの抜
け止めも兼ね、前記蓄冷器Tと膨張空間Eとを連通する
円形の孔Hを前記膨張ピストンPの頂部中央部に形成す
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスターリン
グ冷凍機は、前記膨張空間Eで作動ガスが膨張するため
温度が下がり前記膨張ピストンPの頂部付近で不純物が
凝固して、前記孔Hおよび蓄冷器Tの上部のメッシュが
目詰まりするため、流れの抵抗が増加して、性能劣化の
速度が大きく、耐久性および寿命が短いという問題があ
った。
【0004】そこで本発明者は、膨張ピストン内の作動
ガスの流路の一部において、捕獲装置により作動ガスに
混入している不純物を捕獲するという本発明の技術的思
想に着眼し、更に研究開発を重ねて、蓄冷器のメッシュ
における流れの抵抗の増加を防止して、性能劣化の速度
を遅くし、耐久性を高め、長寿命化を実現するという目
的を達成する本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のスターリング冷凍機は、圧縮空間を形成
する圧縮シリンダ内に介挿された圧縮ピストンと、膨張
空間を形成する膨張シリンダ内に介挿された膨張ピスト
ンと、前記圧縮ピストンと膨張ピストンとを回転駆動す
るモータと、前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の一
部に配設され、作動ガスに混入している不純物を捕獲す
る捕獲装置とから成るものである。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)のス
ターリング冷凍機は、第1発明において、前記捕獲装置
が、多孔物質によって構成される吸着部材によって構成
されるものである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)のス
ターリング冷凍機は、第2発明において、前記吸着部材
が、前記膨張ピストンの頂部に配設されているものであ
る。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)のス
ターリング冷凍機は、第3発明において、前記吸着部材
が、複数の流路が形成された多孔質体によって構成され
ているものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)のス
ターリング冷凍機は、第4発明において、前記多孔質体
が、フェノール樹脂によって構成されているものであ
る。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)のス
ターリング冷凍機は、第3発明において、前記吸着部材
が、活性炭によって構成されているものである。
【0011】本発明(請求項7に記載の第7発明)のス
ターリング冷凍機は、第1発明において、前記捕獲装置
が、流れの衝突によって不純物を捕獲するものである。
【0012】本発明(請求項8に記載の第8発明)のス
ターリング冷凍機は、第1発明において、前記捕獲装置
が、流れの遠心力によって不純物を捕獲するものであ
る。
【0013】
【作用】上記構成より成る第1発明のスターリング冷凍
機は、前記モータが、前記圧縮ピストンと膨張ピストン
とを回転駆動すると、前記圧縮ピストンが、圧縮空間を
形成する圧縮シリンダ内を往復動するとともに、前記膨
張ピストンが、膨張空間を形成する膨張シリンダ内を往
復動するため、前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の
一部に配設された前記捕獲装置が、作動ガスに混入して
いる不純物を捕獲するものである。
【0014】上記構成より成る第2発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の一部
に配設された多孔物質によって構成される吸着部材によ
って構成された前記捕獲装置が、作動ガスに混入してい
る不純物を捕獲するものである。
【0015】上記構成より成る第3発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストンの頂部に配設された前記吸
着部材が、作動ガスに混入している不純物を捕獲するも
のである。
【0016】上記構成より成る第4発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストンの頂部に配設された複数の
流路が形成された多孔質体によって構成されている前記
吸着部材が、前記複数の流路を流れる作動ガスに混入し
ている不純物を捕獲するものである。
【0017】上記構成より成る第5発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストンの頂部に配設された複数の
流路が形成されたフェノール樹脂によって構成されてい
る多孔質体が、前記複数の流路を流れる作動ガスに混入
している不純物を捕獲するものである。
【0018】上記構成より成る第6発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストンの頂部に配設された前記活
性炭によって構成されている前記吸着部材が、作動ガス
に混入している不純物を捕獲するものである。
【0019】上記構成より成る第7発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の一部
に配設された前記捕獲装置が、作動ガスに混入している
不純物を流れの衝突によって捕獲するものである。
【0020】上記構成より成る第8発明のスターリング
冷凍機は、前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の一部
に配設された前記捕獲装置が、作動ガスに混入している
不純物を流れの遠心力によって捕獲するものである。
【0021】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のスターリン
グ冷凍機は、前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の一
部に配設された前記捕獲装置が、作動ガスに混入してい
る不純物を捕獲するので、蓄冷器における目詰まりおよ
び流れの抵抗の増加を防止して、性能劣化の速度を遅く
し、耐久性を高め、長寿命化を実現するという効果を奏
する。
【0022】上記作用を奏する第2発明のスターリング
冷凍機は、前記捕獲装置が、多孔物質によって構成され
る吸着部材によって構成されているので、作動ガスに混
入している不純物を効率良く捕獲するという効果を奏す
る。
【0023】上記作用を奏する第3発明のスターリング
冷凍機は、前記吸着部材が、前記膨張ピストンの頂部に
配設されているので、前記膨張ピストン内を有効に利用
することが出来るという効果を奏する。
【0024】上記作用を奏する第4発明のスターリング
冷凍機は、前記吸着部材が、複数の流路が形成された多
孔質体によって構成されているので、流路面積および多
孔質体との接触面積を大きくすることが出来るので、作
動ガスに混入している不純物を効率良く捕獲するという
効果を奏する。
【0025】上記作用を奏する第5発明のスターリング
冷凍機は、複数の流路が形成された多孔質体が、フェノ
ール樹脂によって構成されているので、安価な部材によ
って流路面積および多孔質体との接触面積を大きくする
ことが出来るので、作動ガスに混入している不純物を効
率良く捕獲するという効果を奏する。
【0026】上記作用を奏する第6発明のスターリング
冷凍機は、前記吸着部材が、前記膨張ピストンの頂部に
配設された前記活性炭によって構成されているので、作
動ガスに混入している不純物を前記活性炭の吸着性能に
より効率良く捕獲するという効果を奏する。
【0027】上記作用を奏する第7発明のスターリング
冷凍機は、前記捕獲装置が、作動ガスに混入している不
純物を流れの衝突によって捕獲するので、目詰まりに有
利なため、性能劣化の速度を遅くし、耐久性を高め、長
寿命化を実現するという効果を奏する。
【0028】上記作用を奏する第8発明のスターリング
冷凍機は、前記捕獲装置が、作動ガスに混入している不
純物を流れの遠心力によって捕獲するので、簡単な構造
によって不純物の捕獲効率が高いというという効果を奏
する。
【0029】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0030】(第1実施例)第1実施例のスターリング
冷凍機は、図1ないし図3に示すように圧縮空間11を
形成する圧縮シリンダ10内に介挿された圧縮ピストン
1と、膨張空間21を形成する膨張シリンダ20内に介
挿された膨張ピストン2と、前記圧縮ピストン1と前記
膨張ピストン2とを回転駆動するモータ3と、前記膨張
ピストンの頂部に配設され、フェノール樹脂製の複数の
流路41が形成された多孔質体によって構成される吸着
部材40によって構成される捕獲装置4とから成るもの
である。
【0031】前記圧縮ピストン1は、図1に示すように
外周に放熱フィンを備えるとともに、一端にヘッド12
を固着した圧縮シリンダ10内に介挿され、外周にピス
トンリング13が巻装されている。前記圧縮シリンダ1
0とヘッド12と前記圧縮ピストン1との間に形成され
る圧縮空間11に連通する第1の連通路14が前記圧縮
シリンダ10内に形成されている。
【0032】前記膨張ピストン2は、図1および図3に
示すように外周に放熱フィンを備えた前記膨張空間21
を形成する前記膨張シリンダ20および該膨張シリンダ
20の一端に固着した長い薄肉のチューブ22内に介挿
され、下部外周にピストンリング23が巻装されてい
る。前記圧縮シリンダ10内に形成されている前記第1
の連通路14に連通する第2の連通路24が前記圧縮シ
リンダ10内に形成されている。
【0033】前記膨張ピストン2は、前記圧縮シリンダ
10内に形成されている前記第2の連通路24の一端開
口に対向してその下部外周の軸方向に長溝25が形成さ
れ、前記膨張ピストン2が往復動しても常に前記第2の
連通路24に連通するように構成されている。また該膨
張ピストン2と前記膨張シリンダ20との間には摺動材
28が介挿され、往復動を円滑にしている。
【0034】前記膨張ピストン2は、下部に前記長溝2
5に連通するL字状の通路26が形成され、メッシュに
よって構成される上部のチューブ29内に介挿された蓄
冷器27に作動ガスを供給し得る構成より成る。
【0035】前記モータ3は、図1に示すように前記圧
縮ピストン1および前記膨張ピストン2に連絡する第1
および第2のコネクティングロッド31、32と、該第
1および第2のコネクティングロッド31、32が係止
されるクランク33と、該クランク33に配設されたパ
ランスウェイト34と、前記クランク33を収容するク
ランクケース35と、前記クランク33を回転駆動する
駆動モータ(図示せず)とから成る。
【0036】前記捕獲装置4を構成する前記吸着部材4
0は、フェノール樹脂製の多孔質体によって構成され、
図1ないし図3に示すように前記蓄冷器27の上部に相
当する前記膨張ピストンの頂部に配設された円形部材に
よって構成され、外周下部に形成した段部43を前記膨
張ピストンの頂部に相当する前記薄肉のチューブ29の
上端に嵌着している。
【0037】前記吸着部材40は、図2および図3に示
すように5個の流路41が形成されるとともに、前記蓄
冷器27のメッシュを介して供給された作動ガスを一様
に前記5個の流路41に供給するように図3に示すよう
に下面に同軸状の円形凹部42が形成されている。
【0038】上記構成より成る第1実施例のスターリン
グ冷凍機は、前記駆動モータによって前記クランク33
が回転すると、前記第1および第2のコネクティングロ
ッド31が前記圧縮シリンダ10内を図1中右方に圧縮
ピストン1を移動させる。
【0039】前記圧縮ピストン1が右方に移動して、前
記圧縮空間の作動ガスが圧縮されると前記第1の連通路
14および第2の連通路24を介して、前記膨張ピスト
ン2内のL字状の通路26から前記蓄冷器27のメッシ
ュ内に作動ガスが供給され、前記蓄冷器27のメッシュ
内に供給された作動ガスがメッシュ内を通過して、前記
吸着部材40の5個の流路41を介して前記膨張空間2
1内で膨張する。
【0040】作動ガスが、前記膨張空間21内で膨張し
て温度が下がる時に、使用により冷凍機の樹脂の摺動部
の摩耗によって発生する不純ガスが凝固するが、フェノ
ール樹脂製の前記吸着部材40がかかる凝固した不純物
を吸着するものである。
【0041】上記作用を奏する第1実施例のスターリン
グ冷凍機は、前記膨張ピストン2内の作動ガスの流路の
一部に配設された前記捕獲装置4が、作動ガスに混入し
ている不純物を捕獲するので、前記蓄冷器27の上端の
プラグにおける目詰まりおよび流れの抵抗の増加を防止
して、性能劣化の速度を遅くし、耐久性を高め、長寿命
化を実現するという効果を奏する。
【0042】また第1実施例のスターリング冷凍機は、
前記捕獲装置4が、多孔物質によって構成される吸着部
材40によって構成されているので、作動ガスに混入し
ている不純物を効率良く吸着して捕獲するという効果を
奏する。
【0043】さらに第1実施例のスターリング冷凍機
は、前記吸着部材40が、前記膨張ピストン2の頂部に
配設されているので、作動ガスが、前記膨張空間21内
で膨張して温度が下がる時に、凝固した不純物を有効に
吸着するとともに、前記膨張ピストン2内を有効に利用
することが出来るという効果を奏する。
【0044】また第1実施例のスターリング冷凍機は、
前記吸着部材40が、5個の流路が形成されたフェノー
ル樹脂製の多孔質体によって構成されているので、安価
な部材によって流路面積を大きくするとともに、流路に
おける多孔質体との接触面積を大きくすることが出来る
ので、作動ガスに混入している不純物を効率良く捕獲す
るという効果を奏する。
【0045】(第2実施例)第2実施例のスターリング
冷凍機は、図4に示すように前記捕獲装置4をL字状の
通路411を多数形成した焼結体の衝突吸着部材401
によって構成した点のみ前記第1実施例と相違するもの
である。
【0046】上記構成より成る第2実施例のスターリン
グ冷凍機は、焼結体の前記衝突吸着部材401における
多数のL字状の通路411において前記膨張空間21内
で膨張して温度が下がる時に、凝固した不純物を含む作
動ガスがL字状の通路411に衝突して、凝固した不純
物がL字状の通路411に付着して焼結体内に吸着する
ものである。
【0047】上記作用を奏する第2実施例のスターリン
グ冷凍機は、凝固した不純物を含む作動ガスを前記衝突
吸着部材401のL字状の通路411に衝突させ、凝固
した不純物をL字状の通路411に付着して焼結体内に
吸着するので、簡単な構造により不純物を有効に吸着す
るとともに、L字状の通路411の開口面積を減少させ
ないので、一層有効に目詰まりおよび流れの抵抗の増加
を防止して、性能劣化の速度を遅くし、耐久性を高め、
長寿命化を実現するという効果を奏する。
【0048】(第3実施例)第3実施例のスターリング
冷凍機は、図5に示すように前記捕獲装置4を、円筒状
の旋回室421に接線的開口する入口開口422および
出口開口423が形成された多孔質体の遠心吸着部材4
02によって構成した点のみ前記第1実施例と相違する
ものである。
【0049】上記構成より成る第3実施例のスターリン
グ冷凍機は、前記遠心吸着部材において前記膨張空間2
1内で膨張して温度が下がる時に、凝固した不純物を含
む作動ガスが前記旋回室421の内壁に沿って旋回する
ので、旋回による遠心力によって凝固した不純物が前記
旋回室421の内壁に付着して多孔質体内に吸着するも
のである。
【0050】上記作用を奏する第3実施例のスターリン
グ冷凍機は、旋回による遠心力によって凝固した不純物
を前記旋回室421の内壁に付着して多孔質体内に吸着
するので、簡単な構造により不純物を有効に吸着すると
ともに、流路の開口面積を減少させないので、一層有効
に目詰まりおよび流れの抵抗の増加を防止して、性能劣
化の速度を遅くし、耐久性を高め、長寿命化を実現する
という効果を奏する。
【0051】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0052】上述の実施例以外にも、本発明は、捕獲部
材として図6に示すように中空の外筒431内に外周に
小さな断面積のスパイラルな溝432を形成した中実内
筒433を介挿してスパイラルな長い通路434を形成
した吸着部材403を採用し、通路の長さおよび抵抗に
よって凝固した不純物を吸着する態様も採用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例装置を示す断面図である。
【図2】本第1実施例装置の吸着部材を示す平面図であ
る。
【図3】本第1実施例装置の膨張ピストンおよび吸着部
材を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の第2実施例装置の吸着部材を示す断面
図である。
【図5】本発明の第3実施例装置の吸着部材を示す斜視
図である。
【図6】本発明の変形例を示す断面図である。
【図7】従来装置の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮ピストン 2 膨張ピストン 3 モータ 4 捕獲装置 10 圧縮シリンダ 11 圧縮空間 20 膨張シリンダ 21 膨張空間 21 クランク機構 40 吸着部材 41 流路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空間を形成する圧縮シリンダ内に介
    挿された圧縮ピストンと、 膨張空間を形成する膨張シリンダ内に介挿された膨張ピ
    ストンと、 前記圧縮ピストンと膨張ピストンとを回転駆動するモー
    タと、 前記膨張ピストン内の作動ガスの流路の一部に配設さ
    れ、作動ガスに混入している不純物を捕獲する捕獲装置
    とから成ることを特徴とするスターリング冷凍機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記捕獲装置が、多孔物質によって構成される吸着部材
    によって構成されることを特徴とするスターリング冷凍
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記吸着部材が、前記膨張ピストンの頂部に配設されて
    いることを特徴とするスターリング冷凍機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記吸着部材が、複数の流路が形成された多孔質体によ
    って構成されていることを特徴とするスターリング冷凍
    機。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記多孔質体が、フェノール樹脂によって構成されてい
    ることを特徴とするスターリング冷凍機。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記吸着部材が、活性炭によって構成されていることを
    特徴とするスターリング冷凍機。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記捕獲装置が、流れの衝突によって不純物を捕獲する
    ことを特徴とするスターリング冷凍機。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記捕獲装置が、流れの遠心力によって不純物を捕獲す
    ることを特徴とするスターリング冷凍機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1251320A1 (en) * 1999-12-21 2002-10-23 Sharp Kabushiki Kaisha Stirling refrigerating machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1251320A1 (en) * 1999-12-21 2002-10-23 Sharp Kabushiki Kaisha Stirling refrigerating machine
EP1251320A4 (en) * 1999-12-21 2004-03-24 Sharp Kk STIRLING CYCLE REFRIGERATED MACHINE

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